1 00:00:02,711 --> 00:00:07,465 (ナレーション)宇宙の始まりは カオスであった 2 00:00:09,300 --> 00:00:15,223 その中から 我らが創造主にして唯一神が 3 00:00:15,306 --> 00:00:19,102 始まりの世界を作り上げたのだ 4 00:00:25,942 --> 00:00:27,652 やがて 5 00:00:28,194 --> 00:00:32,240 創造主から我ら神々が生まれ 6 00:00:32,991 --> 00:00:38,329 この比類なきマルチバースを 形成するに至ったのだ 7 00:00:38,997 --> 00:00:43,376 (神A)そして我々は より高次元の存在となるため 8 00:00:43,460 --> 00:00:46,838 手にした世界を 進化させる必要がある 9 00:00:46,921 --> 00:00:48,673 -(神B)うむ -(神C)しかり 10 00:00:48,757 --> 00:00:52,677 そのためには 世界から世界へ転生者を移動させ 11 00:00:52,761 --> 00:00:54,846 行き着いた世界の イレギュラーとして 12 00:00:54,929 --> 00:00:58,099 進化のきっかけを生み出させるのだ 13 00:00:58,183 --> 00:01:00,018 {\an8}(神たち)は? 14 00:01:01,269 --> 00:01:04,397 (神C)これは イレギュラーがすぎぬか? 15 00:01:04,481 --> 00:01:07,192 (神B)世界の進化が ゆがみかねん 16 00:01:07,275 --> 00:01:10,737 (神C)とはいえ かの女神の担当する転生者 17 00:01:10,820 --> 00:01:12,405 うかつには手を出せぬ 18 00:01:12,489 --> 00:01:13,782 (神B)しかり… 19 00:01:13,865 --> 00:01:17,660 (神A)この者に関しては 監視を絶やさぬようにしよう 20 00:01:18,369 --> 00:01:20,747 ところで この缶詰を知っておるか? 21 00:01:20,747 --> 00:01:21,623 ところで この缶詰を知っておるか? 22 00:01:20,747 --> 00:01:21,623 {\an8}(紅鮭師匠) ♪ ベ・ニ・ジャ・ケー 23 00:01:21,623 --> 00:01:21,706 {\an8}(紅鮭師匠) ♪ ベ・ニ・ジャ・ケー 24 00:01:21,706 --> 00:01:23,666 {\an8}(紅鮭師匠) ♪ ベ・ニ・ジャ・ケー 25 00:01:21,706 --> 00:01:23,666 -(神B)む? -(神C)食べたことがある 26 00:01:24,334 --> 00:01:28,963 (神C)我ら神々の生命の酒 ネクタルを上回るうまさじゃ 27 00:01:29,047 --> 00:01:30,256 (神B)欲しい 28 00:01:30,340 --> 00:01:32,300 (神A)ついでに白米も 29 00:01:32,383 --> 00:01:34,010 (神たち)うむ 30 00:01:34,093 --> 00:01:38,014 この缶詰に関しても 監視を絶やさぬようにしよう 31 00:01:38,098 --> 00:01:41,184 これにて本日は終了とする 32 00:01:45,063 --> 00:01:48,191 ♪~ 33 00:03:12,317 --> 00:03:14,903 ~♪ 34 00:03:14,986 --> 00:03:17,906 (俺)やあ 女神 今日もキレイだよ 35 00:03:17,989 --> 00:03:21,159 その瞳には どんな俺が映ってるのかな? 36 00:03:21,242 --> 00:03:22,076 (俺)言って… (指を鳴らす音) 37 00:03:22,160 --> 00:03:22,994 ぐわっ! 38 00:03:23,077 --> 00:03:23,995 ぐぐぐぐ…! 39 00:03:24,996 --> 00:03:29,209 (女神)キザな態度が不快なので 重力を10倍にしました 40 00:03:29,292 --> 00:03:31,711 (俺)重力を もっと増してかまわないので 41 00:03:31,794 --> 00:03:34,589 あなたに この膝に乗ってほしいー! 42 00:03:34,672 --> 00:03:35,673 ぐっ ぐっ… 43 00:03:35,757 --> 00:03:38,426 {\an8}(女神)100倍の 重力だけ乗せましょう 44 00:03:38,509 --> 00:03:40,345 (指を鳴らす音) (俺)がはっ! 45 00:03:43,806 --> 00:03:45,016 (女神)リスポン 46 00:03:48,311 --> 00:03:49,145 あっ 47 00:03:49,229 --> 00:03:50,730 お~ 茶柱 48 00:03:50,813 --> 00:03:52,690 今日は いいことありそうだ 49 00:03:52,774 --> 00:03:56,110 ほっこりさせるために 復活させているわけではありませんよ 50 00:03:56,194 --> 00:03:59,614 (俺)てっきり おいしくお茶を 飲ませてくれるためかと思ってました 51 00:03:59,697 --> 00:04:02,450 何なら味覚も触覚も除去し 52 00:04:02,533 --> 00:04:05,370 石のような肉体にして 復活させましょうか? 53 00:04:05,453 --> 00:04:08,331 (俺)できれば スラッと高身長でお願いします 54 00:04:08,414 --> 00:04:10,166 またグチャッと低身長になら… 55 00:04:10,250 --> 00:04:12,502 (俺)あー いや 転生の時間なんで 56 00:04:12,585 --> 00:04:13,544 (茶をすする音) 57 00:04:13,628 --> 00:04:15,588 (俺)やれやれ しかたがないな 58 00:04:15,672 --> 00:04:19,425 ラノベの主人公みたいな物言いは 控えるように 59 00:04:20,176 --> 00:04:22,053 (俺)なーにーかーな 60 00:04:23,721 --> 00:04:24,931 -(女神の従者)オエッ! -(俺)うぐっ! 61 00:04:25,431 --> 00:04:26,432 (俺)ペッ 62 00:04:27,684 --> 00:04:30,353 “時計台の秒針”? 63 00:04:30,436 --> 00:04:34,023 スラッとした高身長ですね おめでとうございます 64 00:04:34,107 --> 00:04:36,317 (俺)いやあ ありがとうございます 65 00:04:36,401 --> 00:04:38,486 やはり皮肉は通じませんね 66 00:04:38,569 --> 00:04:40,321 (俺の鼻歌) 67 00:04:40,405 --> 00:04:42,824 (女神) たまには確認しておきましょうか 68 00:04:42,907 --> 00:04:45,827 チートレベルのオプションは 何がありますか? 69 00:04:45,910 --> 00:04:49,914 “12の時をさす時 ラグナレクが 起きる”を設定してますが 70 00:04:49,998 --> 00:04:51,165 外します 71 00:04:52,000 --> 00:04:54,460 (俺)これ “金ロー”で見たことある 72 00:04:54,544 --> 00:04:56,170 うぐぐぐぐぐ…! 73 00:04:56,254 --> 00:04:58,673 あと数秒で転生です 74 00:04:58,756 --> 00:05:01,175 -(俺)くうう~っ! -(女神)いってらっしゃい 75 00:05:08,349 --> 00:05:09,726 (秒針)秒針! 76 00:05:15,773 --> 00:05:18,776 (女神)ふむ もうこんな時間ですか 77 00:05:18,860 --> 00:05:21,904 時計を見ていると 彼を思い出しますね 78 00:05:21,988 --> 00:05:23,698 (女神)元気にやって… (チャイム) 79 00:05:25,867 --> 00:05:28,077 (俺)ただ今 戻りましたー! 80 00:05:28,161 --> 00:05:30,496 私の哀愁を返してください 81 00:05:30,580 --> 00:05:32,248 (俺) 寂しがってくれてたんですか? 82 00:05:32,331 --> 00:05:33,666 光栄です! 83 00:05:33,750 --> 00:05:36,419 せっかく時計を経験したのですから 84 00:05:36,502 --> 00:05:40,506 今から あなたを日時計として 砂漠に設置することにしましょう 85 00:05:40,590 --> 00:05:42,216 それ ただの拷問じゃ… 86 00:05:42,300 --> 00:05:43,134 ぶふっ! 87 00:05:43,217 --> 00:05:45,636 (女神)とりあえず 報告を聞きましょうか 88 00:05:45,720 --> 00:05:47,597 (女神の従者)オエエエッ 89 00:05:49,599 --> 00:05:51,476 (俺)勇者の拠点の王国にある— 90 00:05:51,559 --> 00:05:54,604 最も大きな時計台の秒針に なったんです 91 00:05:54,687 --> 00:05:59,442 ただ 人の足元で待ち合わせする カップルが多いのが不満でしたね 92 00:05:59,525 --> 00:06:02,278 (女神) 最も大きな時計台ですからね 93 00:06:02,362 --> 00:06:06,616 (俺)ですから 同じ転生者の 時針兄貴と分針兄貴と協力して 94 00:06:06,699 --> 00:06:09,410 時間をズラして 混乱させてやりましたよ! 95 00:06:09,494 --> 00:06:13,289 (女神)おっと ろくでもない 異世界転生者が2人もいましたか 96 00:06:13,372 --> 00:06:14,999 (俺)時針兄貴は世界樹 97 00:06:15,083 --> 00:06:17,877 分針兄貴は 輝く宝石で できていたんです 98 00:06:17,960 --> 00:06:20,922 (女神)どちらも 材料にこだわっていて いいですね 99 00:06:21,005 --> 00:06:24,384 (俺)そして秒針の俺が ダークマターで できていました 100 00:06:24,467 --> 00:06:25,802 (女神)マニアックですね 101 00:06:25,885 --> 00:06:29,347 まずは どういった日々を 過ごしたかという話ですね 102 00:06:29,430 --> 00:06:32,308 毎日 寸分たがわず 同じだと思いますが 103 00:06:32,391 --> 00:06:34,352 (俺)いえ そこは抜かりなく 104 00:06:34,435 --> 00:06:37,146 日々の刺激になるようなイベントを 作りました 105 00:06:37,230 --> 00:06:40,233 (女神)イヤな予感がしますが 聞きましょう 106 00:06:41,317 --> 00:06:45,530 (俺)“秒針が12をさす時 ランダムで魔法が発動する”で 107 00:06:45,613 --> 00:06:48,032 日々 国民に刺激を与えていました 108 00:06:48,116 --> 00:06:49,784 (女神)やらかしやがりましたね 109 00:06:49,867 --> 00:06:52,578 (秒針)足元でイチャイチャ イチャイチャしてんじゃねえよ 110 00:06:52,662 --> 00:06:54,622 ったくよ~ 111 00:06:54,705 --> 00:06:57,125 -(秒針)リア充 死ねー! -(女性・男性)何 何? 112 00:06:57,208 --> 00:06:59,794 (悲鳴) 113 00:06:59,877 --> 00:07:03,506 おお~ ナイスフラワー! 114 00:07:03,589 --> 00:07:04,799 (秒針)食らえ この野郎! 115 00:07:05,842 --> 00:07:06,926 (セイレーン)リア充~ 116 00:07:07,009 --> 00:07:08,928 (カップルたちの悲鳴) 117 00:07:09,011 --> 00:07:10,888 (男性)おっ ワンチャン楽しくね? 118 00:07:10,972 --> 00:07:12,640 (女性)あーね! フゥッ! 119 00:07:12,723 --> 00:07:14,767 カップルたち 楽しんでいませんか? 120 00:07:14,851 --> 00:07:15,685 はい 121 00:07:15,768 --> 00:07:18,688 結果として リア充どもを 楽しませてしまいました 122 00:07:18,771 --> 00:07:20,231 何という皮肉 123 00:07:20,314 --> 00:07:21,816 (俺)しかし ある日のこと 124 00:07:21,899 --> 00:07:25,486 パレード中の王様に 裁きの雷鳴が直撃しました 125 00:07:25,570 --> 00:07:28,156 (女神) 秒針ごときに裁かれましたか 126 00:07:28,239 --> 00:07:29,699 (王様)うおっ! 127 00:07:29,782 --> 00:07:32,160 (人々の悲鳴) 128 00:07:33,494 --> 00:07:36,456 (王様)今すぐ時計台を破壊せよ! 129 00:07:36,539 --> 00:07:37,999 (女神)当然そうなりますね 130 00:07:38,082 --> 00:07:38,916 (俺)しかし 131 00:07:39,000 --> 00:07:42,712 国民たちは理不尽だと 反対の声を上げました 132 00:07:39,000 --> 00:07:42,712 {\an8}(人々)絶対反対! 反対! 133 00:07:42,795 --> 00:07:46,424 (女神)特にカップルにとっては 貴重なデートスポットですからね 134 00:07:46,507 --> 00:07:47,842 (勇者)絶対反対! 135 00:07:47,925 --> 00:07:49,760 (俺)その中には勇者もいました 136 00:07:49,844 --> 00:07:51,846 (女神)顔面が エクスカリバーですね 137 00:07:51,929 --> 00:07:56,976 (俺)勇者に言われたからにはと 王様は時計台の破壊を断念します 138 00:07:57,059 --> 00:07:58,811 勇者に助けられましたね 139 00:07:58,895 --> 00:08:00,521 ですが 王様は… 140 00:08:00,605 --> 00:08:04,942 魔法を撃ち込む時計の秘密を調べ 改善せよ! 141 00:08:05,026 --> 00:08:05,860 (女神)正論ですね 142 00:08:05,943 --> 00:08:06,777 (勇者)御意 143 00:08:06,861 --> 00:08:07,820 (俺)そして勇者は 持ち前の頭脳を生かして 144 00:08:07,820 --> 00:08:09,363 (俺)そして勇者は 持ち前の頭脳を生かして 145 00:08:07,820 --> 00:08:09,363 {\an8}(勇者)や~… 146 00:08:09,447 --> 00:08:11,407 俺たちの存在にまでたどり着き 時針兄貴が取り外されました 147 00:08:11,407 --> 00:08:12,408 俺たちの存在にまでたどり着き 時針兄貴が取り外されました 148 00:08:11,407 --> 00:08:12,408 {\an8}うん 149 00:08:12,408 --> 00:08:13,951 俺たちの存在にまでたどり着き 時針兄貴が取り外されました 150 00:08:14,035 --> 00:08:16,579 勇者の頭脳が残念でならない 151 00:08:16,662 --> 00:08:19,165 {\an8}1時間おきに攻撃魔法を 放つということで 152 00:08:19,248 --> 00:08:21,626 {\an8}時針兄貴が 疑われてしまったんです 153 00:08:21,709 --> 00:08:24,545 (女神) 見事に罪をなすりつけましたね 154 00:08:25,713 --> 00:08:27,757 (俺)こうして しばらくの間ですが 155 00:08:27,840 --> 00:08:29,467 平和が訪れました 156 00:08:29,550 --> 00:08:32,345 (女神)平和を乱した張本人が よく言いますね 157 00:08:32,428 --> 00:08:35,598 (俺)しかし つい我慢できなくなって… 158 00:08:36,098 --> 00:08:38,059 (秒針の笑い声) 159 00:08:38,142 --> 00:08:40,061 (カップルたち) キャーッ! ほほ~い! 160 00:08:40,144 --> 00:08:41,103 (王様)また… うおっ! 161 00:08:45,900 --> 00:08:48,319 自覚して撃ってませんかね それ 162 00:08:48,402 --> 00:08:49,987 信じられないことに 163 00:08:50,071 --> 00:08:52,740 再び時計台が 壊されることになったんです 164 00:08:52,823 --> 00:08:53,783 でしょうね 165 00:08:53,866 --> 00:08:58,120 (俺)しかし 国民たちは 無慈悲だと反対の声を上げました 166 00:08:53,866 --> 00:08:58,120 {\an8}(人々)絶対反対! 反対! 167 00:08:58,204 --> 00:09:00,248 その中には魔王もいました 168 00:09:00,331 --> 00:09:04,126 (魔王)許せぬ 魔物にも もとる行為 169 00:09:04,210 --> 00:09:06,003 (女神) いちゃダメな方がいましたね 170 00:09:06,087 --> 00:09:11,092 (俺)魔王に言われたからにはと 王様は時計台の破壊を断念します 171 00:09:11,175 --> 00:09:13,594 今度は魔王に助けられましたね 172 00:09:13,678 --> 00:09:17,932 魔法を撃ち込む時計台の秘密を調べ 改善せよ! 173 00:09:18,015 --> 00:09:19,225 (女神)正論ですね 174 00:09:19,308 --> 00:09:20,601 任されよ 175 00:09:20,685 --> 00:09:22,270 (俺)そして魔王は孫の意見を 176 00:09:22,353 --> 00:09:24,063 最大限に取り入れ 177 00:09:22,353 --> 00:09:24,063 {\an8}(魔王の孫) まおじい まおじい! 178 00:09:24,146 --> 00:09:29,026 俺たちの存在にまでたどり着き 分針兄貴が取り外されました 179 00:09:29,110 --> 00:09:31,445 魔王の孫好きも残念でならない 180 00:09:31,529 --> 00:09:33,739 俺はダークマターで できてますからね 181 00:09:33,823 --> 00:09:35,324 見えなかったわけですよ 182 00:09:35,408 --> 00:09:39,996 そういえば ダークマターは 光学的に観測できない物質でしたね 183 00:09:40,079 --> 00:09:41,872 しかし 1週間後 184 00:09:41,956 --> 00:09:44,458 無慈悲の業火を 命中させちゃいまして 185 00:09:44,542 --> 00:09:46,544 無慈悲なのは あなたの方ですけどね 186 00:09:46,627 --> 00:09:49,297 あっ でも喜びのポーズを 187 00:09:49,380 --> 00:09:50,548 違うと思います 188 00:09:50,631 --> 00:09:52,174 (王様)ぬううううっ…! 189 00:09:52,258 --> 00:09:53,884 (俺)ウソと思うでしょうが 190 00:09:53,968 --> 00:09:56,637 再び時計台が 破壊されることになりました 191 00:09:56,721 --> 00:09:57,972 でしょうね 192 00:09:58,723 --> 00:10:03,269 (俺)しかし 国民たちは 薄情だと反対の声を上げました 193 00:09:58,723 --> 00:10:03,269 {\an8}(人々)絶対反対! 反対! 194 00:10:03,352 --> 00:10:05,229 その中には田中(たなか)さんもいました 195 00:10:05,313 --> 00:10:10,109 (田中さん)私たちは 厳重なる抗議を国王陛下に! 196 00:10:10,192 --> 00:10:11,193 誰ですか? 197 00:10:11,277 --> 00:10:14,614 (俺)たまたま時計台の前を通る 一般人の田中さんです 198 00:10:14,697 --> 00:10:16,407 時折 攻撃魔法を当てていました 199 00:10:16,490 --> 00:10:18,951 ああ~ 200 00:10:19,035 --> 00:10:22,955 来る 来る 来る~ 201 00:10:23,914 --> 00:10:27,001 それで よく 時計台を擁護しようと思いましたね 202 00:10:27,084 --> 00:10:30,004 彼は痛いのが好きですから 203 00:10:30,087 --> 00:10:31,756 ああ~ん! 204 00:10:31,839 --> 00:10:33,507 そうきたか 205 00:10:33,591 --> 00:10:36,552 田中さんに言われたからには… 206 00:10:36,635 --> 00:10:38,846 (女神)ストップ これ 同じ流れですか? 207 00:10:38,929 --> 00:10:43,017 うーん 田中さんは何か ただ者ではない一般人らしく 208 00:10:43,100 --> 00:10:45,353 王様がペコペコする感じなんです 209 00:10:45,436 --> 00:10:47,063 俺の存在にも気付きました 210 00:10:47,146 --> 00:10:49,899 ハッ! あの針も転生者か? 211 00:10:49,982 --> 00:10:52,443 一般人の田中 やりますね 212 00:10:52,526 --> 00:10:55,071 ですが そんなことをしているうちに 213 00:10:55,154 --> 00:10:57,323 魔王軍が攻めてきたのです 214 00:10:57,406 --> 00:10:59,325 (女神)遅すぎるシリアス展開 215 00:10:59,408 --> 00:11:03,162 (俺)魔王軍は非常に強力で 街じゅうは大混乱です 216 00:11:03,245 --> 00:11:05,039 (女神)それは あなたも同じです 217 00:11:05,122 --> 00:11:07,917 (秒針)ムキーッ! こんな国を荒らすとは! 218 00:11:08,000 --> 00:11:11,671 (俺)ついには魔王にも 癒やしの流星群をまき散らします 219 00:11:11,754 --> 00:11:15,299 (女神)降り注ぐ流星群の どこに癒やしの要素が 220 00:11:17,259 --> 00:11:19,261 (俺) かわいい動物の形をしています 221 00:11:19,345 --> 00:11:20,638 (女神)ギリギリ許容しましょう 222 00:11:20,721 --> 00:11:24,183 (アニマルたち)ニャーン! パオーン! キリーン! 223 00:11:24,266 --> 00:11:26,602 ニャンガラン ネコネコ 224 00:11:26,686 --> 00:11:28,187 (魔王の声) 225 00:11:29,271 --> 00:11:32,024 (人々の悲鳴) 226 00:11:34,068 --> 00:11:36,112 何て かわいいメテオ 227 00:11:36,612 --> 00:11:37,488 あああ… 228 00:11:37,571 --> 00:11:39,782 ボッキーン! 229 00:11:39,865 --> 00:11:43,994 (俺)こうして無事 魔王を退け 世界には平和がやってきました 230 00:11:44,078 --> 00:11:47,373 しれっと勇者と田中も 死んでしまいましたね 231 00:11:47,456 --> 00:11:50,960 田中さんは そのまま 異世界転生してしまったようです 232 00:11:51,043 --> 00:11:54,004 (女神)痛いのが好きなのも 程があるでしょう 233 00:11:54,088 --> 00:11:57,800 ちょっと彼の動向は 探る必要がありますね 234 00:11:57,883 --> 00:11:58,843 結局 時計台も 235 00:11:58,926 --> 00:12:00,845 {\an8}流星に巻き込まれて潰れ 236 00:12:00,928 --> 00:12:02,930 {\an8}人生を終えたって 感じです 237 00:12:03,013 --> 00:12:04,640 自業自得では? 238 00:12:04,724 --> 00:12:06,350 (俺)そうだ お土産を持ってきましたよ 239 00:12:06,350 --> 00:12:07,435 (俺)そうだ お土産を持ってきましたよ 240 00:12:06,350 --> 00:12:07,435 {\an8}(バッグのファスナーを 開ける音) 241 00:12:08,519 --> 00:12:10,896 分針兄貴の亡骸(なきがら)です! 242 00:12:10,980 --> 00:12:14,233 美しいですね 飾っておきましょう 243 00:12:14,984 --> 00:12:18,237 (俺)チッ チッ チッ 244 00:12:18,320 --> 00:12:19,739 チーン! 245 00:12:19,822 --> 00:12:22,158 はい 女神様 3分 経ちました 246 00:12:22,241 --> 00:12:23,701 (女神)よく分かりましたね 247 00:12:23,784 --> 00:12:26,912 体内時計の感覚が磨かれまして 248 00:12:26,996 --> 00:12:29,290 -(俺)フゥー フゥー -(女神)時計の針でしたからね 249 00:12:29,373 --> 00:12:31,083 (俺)ほら 女神様 250 00:12:31,167 --> 00:12:33,419 あーん… 251 00:12:38,632 --> 00:12:41,260 ん? おっ ネギ柱が立ってる! 252 00:12:41,343 --> 00:12:43,262 何か いいことありそうだ 253 00:12:43,345 --> 00:12:45,723 (女神) 早く食べないと伸びてしまいますよ 254 00:12:45,806 --> 00:12:48,392 箸が消し炭になってしまいまして 255 00:12:48,476 --> 00:12:50,478 では これを使ってください 256 00:12:50,561 --> 00:12:51,395 (俺)え! 257 00:12:51,479 --> 00:12:54,190 あっ… ああ… あ… 258 00:12:54,273 --> 00:12:56,233 んっ… くっ 259 00:12:56,317 --> 00:12:59,945 (荒い息) 260 00:13:00,029 --> 00:13:00,946 あら 随分 食べにくそうな持ち方ですね 261 00:13:00,946 --> 00:13:02,364 あら 随分 食べにくそうな持ち方ですね 262 00:13:00,946 --> 00:13:02,364 {\an8}(すする音) 263 00:13:02,364 --> 00:13:04,033 あら 随分 食べにくそうな持ち方ですね 264 00:13:04,533 --> 00:13:08,454 個人的には 先が太い方が好みでして 265 00:13:08,537 --> 00:13:09,371 はあ… 266 00:13:09,455 --> 00:13:10,956 (麺をすする音) 267 00:13:11,582 --> 00:13:14,585 (女神)さあ そろそろ転生の時間です 268 00:13:14,668 --> 00:13:18,756 ネギ柱が立ったんで きっと いいことありますよっと 269 00:13:19,632 --> 00:13:20,466 ん? 270 00:13:20,549 --> 00:13:22,343 おお 当たりだ! 271 00:13:22,426 --> 00:13:23,886 (女神)一体 何ですか? 272 00:13:23,969 --> 00:13:27,890 “勇者のレベルアップ通知をする 頭の中の声の人”です 273 00:13:27,973 --> 00:13:31,310 (女神)当たり? いや う~ん… 274 00:13:31,811 --> 00:13:33,062 ではオプションを 275 00:13:33,145 --> 00:13:35,314 しゃべるのは 入れても大丈夫ですか? 276 00:13:35,397 --> 00:13:38,692 しゃべらないで どうやって レベルアップ通知するつもりですか 277 00:13:38,776 --> 00:13:40,569 勇者は女の子がいいですね 278 00:13:40,653 --> 00:13:42,196 (女神)下心が見え見え 279 00:13:42,279 --> 00:13:43,364 (俺)失礼ですね 280 00:13:43,447 --> 00:13:46,867 そもそも脳内にいる存在なので 悪さはできないですよ 281 00:13:46,951 --> 00:13:48,911 では 下心を持っていたら 282 00:13:48,994 --> 00:13:51,872 勇者は男性になるように 設定しておきます 283 00:13:52,456 --> 00:13:53,749 えっ! 284 00:13:55,125 --> 00:13:58,212 ぶぶぶっ… イ イ… イッテキマス! 285 00:13:58,295 --> 00:14:00,381 これに慣れるとは 286 00:14:01,298 --> 00:14:03,801 あなたの順応性だけは感心します 287 00:14:03,884 --> 00:14:05,928 (俺)つまり これは… 288 00:14:06,011 --> 00:14:07,304 (発射台)レベルアップです 289 00:14:07,388 --> 00:14:09,223 (俺)そうー! 290 00:14:19,942 --> 00:14:21,151 (レベルアップ通知)あ… 291 00:14:22,861 --> 00:14:24,530 ここか~ 292 00:14:25,906 --> 00:14:27,032 (女神)う~ん… 293 00:14:28,617 --> 00:14:30,327 どれにしましょう? 294 00:14:28,617 --> 00:14:30,327 {\an8}(チャイム) 295 00:14:30,411 --> 00:14:31,245 ん? 296 00:14:31,328 --> 00:14:33,998 (俺)ただ今 戻りましたー… 297 00:14:35,165 --> 00:14:37,960 勇者の野郎に してやられましたよ 298 00:14:38,043 --> 00:14:39,295 おかえりなさい 299 00:14:39,378 --> 00:14:41,630 やはり下心 ありましたか 300 00:14:41,714 --> 00:14:45,092 (俺)延々と卑猥(ひわい)な言葉を つぶやいていく計画が 301 00:14:45,175 --> 00:14:47,469 丸潰れでしたよ… 302 00:14:47,553 --> 00:14:50,639 今日の私自身を 褒めてあげたいですね 303 00:14:50,723 --> 00:14:54,435 転生先では 勇者ミッシュの レベルアップ通知をする— 304 00:14:54,518 --> 00:14:56,979 頭の中の声の人になりました 305 00:14:57,062 --> 00:14:59,565 (女神)それだけでも なかなかカオスですが 306 00:14:59,648 --> 00:15:01,734 (俺)ぶふっ! ぐっ ぐああ… 307 00:15:01,817 --> 00:15:03,569 (女神)報告を聞きましょう 308 00:15:06,780 --> 00:15:08,032 (俺)担当になったのは 309 00:15:08,115 --> 00:15:12,536 彼が10歳に成長し 勇者レベル1になった時のことです 310 00:15:12,620 --> 00:15:14,663 (レベルアップ通知) おめでとう 勇者ミッシュ 311 00:15:14,747 --> 00:15:16,373 君はレベル1になったよ 312 00:15:16,457 --> 00:15:17,541 {\an8}(ミッシュ)おっ 313 00:15:17,625 --> 00:15:19,001 {\an8}(女神) 何ですか? これ 314 00:15:19,084 --> 00:15:20,127 {\an8}(俺)通知の際に 315 00:15:20,210 --> 00:15:21,795 {\an8}声とともに 頭に浮かび上がる— 316 00:15:21,879 --> 00:15:22,922 {\an8}ウインドーです 317 00:15:23,005 --> 00:15:25,799 (ミッシュ)うわ 何これ 怖っ 趣味悪っ 318 00:15:25,883 --> 00:15:27,676 (女神)まあ そうなりますね 319 00:15:27,760 --> 00:15:29,928 …と返されたので その日は一日中 デスメタルを絶叫してやりましたよ 320 00:15:29,928 --> 00:15:33,390 …と返されたので その日は一日中 デスメタルを絶叫してやりましたよ 321 00:15:29,928 --> 00:15:33,390 {\an8}うわあああああっ! ううっ ぐぐっ… 322 00:15:33,390 --> 00:15:33,932 {\an8}うわあああああっ! ううっ ぐぐっ… 323 00:15:34,516 --> 00:15:35,643 大人げない 324 00:15:35,726 --> 00:15:36,602 勇者ミッシュは 325 00:15:36,685 --> 00:15:39,063 最初 こちらを否定していましたが 326 00:15:39,146 --> 00:15:43,984 (絶叫する声) 327 00:15:44,068 --> 00:15:45,986 (ミッシュ) ひいっ うわあああっ! 328 00:15:46,070 --> 00:15:47,196 やめろ! 329 00:15:47,279 --> 00:15:51,492 静かにしろってえええええー! 330 00:15:51,575 --> 00:15:53,535 (俺)5年間の説得の末 331 00:15:53,619 --> 00:15:56,580 ようやく こちらのことを 受け入れてくれました 332 00:15:56,664 --> 00:15:57,998 (ミッシュ)ハァ ハァ ハァ 333 00:15:58,082 --> 00:16:00,709 いや あの はい もう何でもいいです! 334 00:16:00,793 --> 00:16:02,503 あっという間に15歳 335 00:16:02,586 --> 00:16:05,381 その間に レベルは上がってそうですね 336 00:16:05,464 --> 00:16:09,093 こちらを受け入れてくれないと レベルが上がらないんですよ 337 00:16:09,176 --> 00:16:12,221 才能ある勇者の5年間が無駄に… 338 00:16:12,304 --> 00:16:15,933 (俺)そんなわけで 勇者ミッシュは冒険の旅に出ます 339 00:16:16,725 --> 00:16:17,559 {\an8}(ミッシュ)出たな! 340 00:16:17,643 --> 00:16:18,977 {\an8}(俺)最初に戦った モンスターは 341 00:16:19,061 --> 00:16:20,104 {\an8}スライムです 342 00:16:20,187 --> 00:16:21,522 {\an8}(女神)定番ですね 343 00:16:21,605 --> 00:16:24,525 (俺)少し自分の活躍を 再現してみましょう 344 00:16:25,109 --> 00:16:26,068 (レベルアップ通知)勇者の攻撃… 345 00:16:28,946 --> 00:16:29,989 勇者の攻撃… 346 00:16:38,956 --> 00:16:41,375 (女神)戦闘 下手すぎませんかね この勇者 347 00:16:45,462 --> 00:16:46,630 (女神)イヤな通知ですね 348 00:16:46,714 --> 00:16:48,340 (戦闘通知)おめえ レベルアップ通知なんだから 349 00:16:48,424 --> 00:16:49,466 黙ってろ! 350 00:16:49,550 --> 00:16:50,968 (俺)…って 怒られました 351 00:16:51,051 --> 00:16:52,469 戦闘通知の方に 352 00:16:52,553 --> 00:16:53,595 いたんですか 353 00:16:53,679 --> 00:16:56,473 コマンド通知 ステータス通知の人とかも 354 00:16:56,557 --> 00:16:58,976 勇者の中に何人いるのやら… 355 00:16:59,059 --> 00:17:02,438 (レベルアップ通知のボイパ) 356 00:17:02,521 --> 00:17:04,148 (俺)とりあえず レベルアップまでは 357 00:17:04,231 --> 00:17:06,316 {\an8}BGMとして ボイパしてました 358 00:17:06,400 --> 00:17:08,235 {\an8}(女神) 地味に邪魔ですね 359 00:17:09,028 --> 00:17:11,029 {\an8}(BGM担当)こら! 何やってんだ! 360 00:17:11,113 --> 00:17:12,531 {\an8}(俺) BGM担当者の人に 361 00:17:12,614 --> 00:17:13,741 {\an8}怒られました 362 00:17:13,824 --> 00:17:15,200 (女神)いましたか 363 00:17:15,784 --> 00:17:18,454 -(ミッシュ)おい てめえ おい! -(BGM担当)だから うっさい! 364 00:17:18,537 --> 00:17:20,247 (戦闘通知)やりづれえ! 365 00:17:20,330 --> 00:17:22,583 (言い争う声) 366 00:17:22,666 --> 00:17:25,377 (ミッシュ)バトルに 集中できねえんだよ! 367 00:17:25,461 --> 00:17:27,129 勇者にも怒られました 368 00:17:27,212 --> 00:17:28,255 でしょうね 369 00:17:28,338 --> 00:17:30,507 (俺)レベルを10まで上げた頃には 370 00:17:30,591 --> 00:17:33,260 勇者ミッシュも 随分 強くなっていました 371 00:17:36,346 --> 00:17:37,639 {\an8}(女神)イラつきますね 372 00:17:37,723 --> 00:17:39,308 {\an8}(レベルアップ通知) あ 勇者はレベル4になっていた 373 00:17:39,391 --> 00:17:41,101 {\an8}(女神) 通知し忘れましたね 374 00:17:41,185 --> 00:17:42,436 {\an8}(レベルアップ通知) 勇者は… 375 00:17:44,063 --> 00:17:45,981 {\an8}(女神) また通知し忘れましたね 376 00:17:46,065 --> 00:17:47,399 {\an8}(レベルアップ通知) 勇者はレベル… (ドアチャイム) 377 00:17:48,901 --> 00:17:51,195 {\an8}いやー 宅配便屋さん… 378 00:17:52,237 --> 00:17:55,866 {\an8}人の頭の中に 宅配便を よこさないでください 379 00:17:57,659 --> 00:17:58,869 (レベルアップ通知)え? 380 00:18:00,871 --> 00:18:03,749 おい どうした 選択肢通知担当 381 00:18:05,834 --> 00:18:07,252 {\an8}(女神) 選択肢通知担当に 382 00:18:07,336 --> 00:18:08,712 {\an8}一体 何が? 383 00:18:08,796 --> 00:18:12,132 (俺)勇者ミッシュが レベル10の倍数に成長すると 384 00:18:12,216 --> 00:18:15,761 頭の中の人がランダムに1人 死ぬシステムだったんですよ 385 00:18:15,844 --> 00:18:17,221 急にホラーですね 386 00:18:17,304 --> 00:18:18,388 {\an8}(ミッシュ) イライラするぜ~! 387 00:18:18,388 --> 00:18:20,349 {\an8}(ミッシュ) イライラするぜ~! 388 00:18:18,388 --> 00:18:20,349 (俺)このことを知った 勇者ミッシュは残酷なことに 389 00:18:20,349 --> 00:18:20,432 (俺)このことを知った 勇者ミッシュは残酷なことに 390 00:18:20,432 --> 00:18:21,016 (俺)このことを知った 勇者ミッシュは残酷なことに 391 00:18:20,432 --> 00:18:21,016 {\an8}どりゃ! 392 00:18:21,016 --> 00:18:21,099 {\an8}どりゃ! 393 00:18:21,099 --> 00:18:21,642 {\an8}どりゃ! 394 00:18:21,099 --> 00:18:21,642 レベリングに取り組んで 395 00:18:21,642 --> 00:18:22,559 レベリングに取り組んで 396 00:18:22,643 --> 00:18:23,268 頭の中にいる俺たちを 皆殺しにしようと決意します 397 00:18:23,268 --> 00:18:26,396 頭の中にいる俺たちを 皆殺しにしようと決意します 398 00:18:23,268 --> 00:18:26,396 {\an8}おりゃ! どりゃー! 399 00:18:26,480 --> 00:18:30,192 {\an8}もうちょいだ おらああああっ! 400 00:18:30,275 --> 00:18:32,694 あっという間に レベル20になりました 401 00:18:32,778 --> 00:18:35,155 相当 恨まれてるでしょうからね 402 00:18:36,240 --> 00:18:38,408 (レベルアップ通知) た… 宅配便屋さーん! 403 00:18:38,492 --> 00:18:40,452 よくも無関係な人間を! 404 00:18:40,536 --> 00:18:42,162 ひどいとばっちりを見た 405 00:18:42,246 --> 00:18:44,832 レベル30の時はピザ屋さんが 406 00:18:44,915 --> 00:18:45,749 (配達員)ぶはっ! 407 00:18:45,833 --> 00:18:49,002 レベル40の時は水道屋さんが 408 00:18:49,086 --> 00:18:50,546 (検針員)ううっ うう… 409 00:18:50,629 --> 00:18:54,133 レベル50の時は 電気屋さんが犠牲になりました 410 00:18:54,216 --> 00:18:55,425 (従業員)げふっ 411 00:18:55,509 --> 00:18:58,178 諸悪の根源には 当たらなかったのですね 412 00:18:58,262 --> 00:19:00,138 なぜか運がよかったみたいで 413 00:19:00,222 --> 00:19:03,058 (一同)何でだよ~! やめてくれ~! 414 00:19:03,142 --> 00:19:06,937 (俺)俺たちは 語りかける以外に 抵抗する手段がありません 415 00:19:07,020 --> 00:19:10,232 (女神)それでも 結構なイヤがらせになりますけどね 416 00:19:10,774 --> 00:19:14,153 何で頭の中の人が 外に話しかけられるんですか? 417 00:19:14,236 --> 00:19:17,781 しゃべるのは入れてもいいって 女神様が言っていたじゃないですか 418 00:19:17,865 --> 00:19:21,952 {\an8}お前ら いいかげんに~…! 419 00:19:22,035 --> 00:19:24,413 {\an8}しかし 勇者ミッシュは なぜか 420 00:19:24,496 --> 00:19:27,541 {\an8}より一層 こちらへの 怒りを高めていきます 421 00:19:27,624 --> 00:19:30,961 “なぜか”と言えるあなたの精神も ホラーですよね 422 00:19:31,044 --> 00:19:33,046 そして ついに勇者ミッシュは 423 00:19:33,130 --> 00:19:35,299 自分の頭の中に入り込み 424 00:19:35,382 --> 00:19:38,760 直接 俺たちに攻撃できる手段を 身につけたのです 425 00:19:38,844 --> 00:19:40,304 (女神)気持ちは分かります 426 00:19:40,387 --> 00:19:41,638 (ミッシュ)くっ… 427 00:19:41,722 --> 00:19:45,225 うおおおおおおーっ! 428 00:19:45,309 --> 00:19:46,226 (悲鳴) 429 00:19:46,310 --> 00:19:49,938 (俺)俺以外の通知担当者は 軒並み死に絶えました 430 00:19:50,022 --> 00:19:51,815 (ミッシュ)うおおおおーっ! 431 00:19:51,899 --> 00:19:53,859 どわあああっ! 432 00:19:53,942 --> 00:19:55,944 (俺)まあ 返り討ちにしましたけどね 433 00:19:56,028 --> 00:20:00,073 (女神)何でレベル50を超えている 勇者を返り討ちにできるんですか 434 00:20:00,157 --> 00:20:02,451 そりゃあ 勇者の中にいるんですから 435 00:20:02,534 --> 00:20:04,912 経験値は みんなに分配されていますよ 436 00:20:04,995 --> 00:20:06,747 俺のレベルは80です 437 00:20:06,830 --> 00:20:09,583 分配 率おかしくないですか? 438 00:20:11,126 --> 00:20:13,337 (俺) 諦めきれなかった勇者ミッシュは 439 00:20:13,420 --> 00:20:15,589 魔王ゴシィと手を組みます 440 00:20:15,672 --> 00:20:17,424 気持ちは分かります 441 00:20:17,507 --> 00:20:20,344 -(ゴシィ)お邪魔しまーす -(俺)ん? 442 00:20:20,427 --> 00:20:22,221 (ゴシィ)フッフッフッフ 443 00:20:22,304 --> 00:20:25,223 死ねえ~っ! 444 00:20:25,307 --> 00:20:26,308 (レベルアップ通知) 無駄 無駄 無駄…! 445 00:20:26,391 --> 00:20:28,185 100回 ボコりましたが 446 00:20:28,268 --> 00:20:29,311 (女神)でしょうね 447 00:20:29,394 --> 00:20:30,229 (レベルアップ通知)♪ HA!? 448 00:20:30,312 --> 00:20:33,690 {\an8}♪ ヨワいオマエ    ヨワい魔王 送るアホウ!? 449 00:20:33,774 --> 00:20:36,902 ♪ YEAH! 勇者ならぬ愚者     魔王がグシャグシャ! 450 00:20:36,985 --> 00:20:39,321 ♪ ヨッシャ! 見せてやるぜ 451 00:20:39,404 --> 00:20:41,698 ♪ ハーレム望む    オレのヴァイヴス! 452 00:20:41,782 --> 00:20:45,410 ですが とうとう この関係に決着がつきます 453 00:20:45,494 --> 00:20:48,705 おや? わりと絶望的に思えましたが 454 00:20:48,789 --> 00:20:50,707 {\an8}(レベルアップ通知) ♪ もとめてたのは ヒロイン… 455 00:20:51,917 --> 00:20:53,418 (ミッシュ)これは…! 456 00:20:54,211 --> 00:20:56,338 あっ スイッチあった! 457 00:20:57,005 --> 00:20:58,048 (レベルアップ通知) ♪ ヤメロ ストップ 458 00:20:58,131 --> 00:20:59,925 ♪ オマエの指 まさに黙示録… 459 00:21:00,008 --> 00:21:01,385 (ミッシュ)んっ! 460 00:21:01,468 --> 00:21:04,096 {\an8}(俺)設定で通知を オフにされてしまいました 461 00:21:04,179 --> 00:21:06,515 {\an8}(女神)なぜ今まで 気付かなかったのか 462 00:21:06,598 --> 00:21:10,435 (俺)結局 勇者が生きている間は 二度とオンにされず 463 00:21:10,519 --> 00:21:11,979 一生を終えました 464 00:21:12,062 --> 00:21:15,607 (女神)まあ 私でも 二度とオンにはしないでしょうね 465 00:21:16,358 --> 00:21:19,278 そんなわけで お土産は… 466 00:21:19,361 --> 00:21:21,446 ギフトカードです 467 00:21:21,530 --> 00:21:23,448 特に めぼしいものが… 468 00:21:21,530 --> 00:21:23,448 {\an8}♪~ 469 00:21:23,448 --> 00:21:23,532 {\an8}♪~ 470 00:21:23,532 --> 00:21:26,201 {\an8}♪~ 471 00:21:23,532 --> 00:21:26,201 何せ人の頭の中ですからね 472 00:21:26,285 --> 00:21:29,454 もらっても 特に欲しいものはありませんが 473 00:21:29,538 --> 00:21:33,834 あなたのマイ箸でも買いますか? 消し炭にしてしまいましたし 474 00:21:33,917 --> 00:21:34,751 (俺)わーい! 475 00:21:34,835 --> 00:21:38,255 じゃあ 俺のお箸 女神様と同じものでもいいですか? 476 00:21:39,298 --> 00:21:40,507 (女神)お好きにどうぞ 477 00:21:40,590 --> 00:21:41,591 (俺)はい! 478 00:22:46,448 --> 00:22:49,493 {\an8}~♪