1 00:00:33,495 --> 00:00:35,664 (コナン)見立て殺人…。 2 00:00:35,664 --> 00:00:41,820 童謡や言い伝え あるいは絵画など何か特定のものに見立てて→ 3 00:00:41,820 --> 00:00:46,158 遺体や殺害現場などが 装飾された殺人…。 4 00:00:46,158 --> 00:00:49,494 今回は ある絵画の構図を模して→ 5 00:00:49,494 --> 00:00:52,931 遺体に装飾が ほどこされていました。 6 00:00:52,931 --> 00:00:56,818 果たして その真の意味とは…。 7 00:00:56,818 --> 00:01:08,830 ♪♪~ 8 00:01:08,830 --> 00:01:13,001 <天も見てるか世界の迷宮。 推理全開 すべてをつらぬく!> 9 00:01:13,001 --> 00:01:17,155 <動くはずない中世の甲冑。 映像に映った不気味な事実> 10 00:01:17,155 --> 00:01:21,159 <たった1つの真実 見抜く 見た目は子供 頭脳は大人> 11 00:01:21,159 --> 00:01:23,995 <その名は 名探偵コナン!> 12 00:01:23,995 --> 00:01:34,489 ♪♪~ 13 00:01:34,489 --> 00:01:54,493 ♪♪~ 14 00:01:54,493 --> 00:02:11,493 ♪♪~ 15 00:02:11,493 --> 00:02:31,496 ♪♪~ 16 00:02:31,496 --> 00:02:35,496 ♪♪~ 17 00:04:22,490 --> 00:04:28,790 ♪♪~ 18 00:04:32,484 --> 00:04:34,486 (警備員)うっひゃ~ おっかね~っ!→ 19 00:04:34,486 --> 00:04:37,822 俺 夜の美術館だけは 見回りたくなかったんスよ。 20 00:04:37,822 --> 00:04:40,825 フン!そんなんじゃ 警備員は つとまらんぞ! 21 00:04:40,825 --> 00:04:44,663 ううっ…。 い…今 妙な音がしなかったか? 22 00:04:44,663 --> 00:04:47,315 や やめて下さいよ 先輩…。 23 00:04:47,315 --> 00:04:50,485 (ガシャン) (警備員)こ この部屋からだ…。 24 00:04:50,485 --> 00:04:54,489 だ…誰だ?誰かいるのか? 25 00:04:54,489 --> 00:04:56,491 (ガシャン ガシャン…) ううっ…。 26 00:04:56,491 --> 00:04:59,494 (ガシャン ガシャン…) 27 00:04:59,494 --> 00:05:01,997 (2人)あ…うぅ…。 28 00:05:01,997 --> 00:05:06,897 (ガシャン!) (警備員たち)うわぁ~!! 29 00:05:08,920 --> 00:05:11,823 ええっ?中世の甲冑が勝手に? 30 00:05:11,823 --> 00:05:14,092 (毛利 蘭)2人の警備員が 見たって! 31 00:05:14,092 --> 00:05:16,494 近所じゃ ちょっとした 評判なのよ! 32 00:05:16,494 --> 00:05:20,649 ねえ面白そうだから 今から3人でその美術館に行ってみようよ! 33 00:05:20,649 --> 00:05:24,252 (毛利小五郎)ああ? ギャハハハ…。 34 00:05:24,252 --> 00:05:26,488 キャハハ…。 35 00:05:26,488 --> 00:05:29,824 そりゃどうせ 美術館が 客引きのために流した→ 36 00:05:29,824 --> 00:05:33,328 作り話だろうぜ。 そんなの子供だましだよ! 37 00:05:33,328 --> 00:05:35,997 《こ 子供のくせに…》 38 00:05:35,997 --> 00:05:37,983 さあ 仕事仕事…。 39 00:05:37,983 --> 00:05:40,151 僕 宿題やろ~っと! 40 00:05:40,151 --> 00:05:43,551 ちょっと待った~っ!! (ゴン!) 41 00:05:45,657 --> 00:05:48,176 行くわよね? (小五郎・コナン)はい…。 42 00:05:48,176 --> 00:05:51,930 チェッ!蘭の奴 困ったらすぐアレだ…。 43 00:05:51,930 --> 00:05:55,283 空手なんて習わすんじゃ なかったな…。 44 00:05:55,283 --> 00:06:08,997 ♪♪~ 45 00:06:08,997 --> 00:06:12,317 わ~っ 素敵な絵がいっぱい! 46 00:06:12,317 --> 00:06:14,319 来てよかったね~。 47 00:06:14,319 --> 00:06:16,988 これ見て!きれいな色!チッ…。 48 00:06:16,988 --> 00:06:20,325 (落合)気に入ったかね?お嬢さん。 え? 49 00:06:20,325 --> 00:06:25,096 私も この絵が大好きでね。いや…私は ここにある→ 50 00:06:25,096 --> 00:06:29,484 全ての作品を愛してるんです我が子のように…。 51 00:06:29,484 --> 00:06:32,153 あの…あなたは? 52 00:06:32,153 --> 00:06:34,322 おお…これは失礼。 53 00:06:34,322 --> 00:06:37,659 ここの館長をやっている落合と申します。 54 00:06:37,659 --> 00:06:41,162 まあ 館長さん…どおりで。 55 00:06:41,162 --> 00:06:44,562 まあ ごゆっくり 鑑賞していって下さい。 (カタッ) 56 00:06:46,484 --> 00:06:48,486 あぁ~…。 57 00:06:48,486 --> 00:06:51,423 窪田!貴様 何をやっとるか! 58 00:06:51,423 --> 00:06:54,826 作品を扱う時は 必ず手袋をしろと→ 59 00:06:54,826 --> 00:06:56,828 いつも言っとるだろうが! 60 00:06:56,828 --> 00:06:58,830 (窪田)あ…す すみません。 61 00:06:58,830 --> 00:07:02,584 君はもういい! 飯島くん ここを頼む! 62 00:07:02,584 --> 00:07:04,586 (飯島)はい! 63 00:07:04,586 --> 00:07:06,821 チッ! 64 00:07:06,821 --> 00:07:09,357 (真中)フン!相変わらず寂しい入りだな。 65 00:07:09,357 --> 00:07:11,359 真中オーナー…。 66 00:07:11,359 --> 00:07:13,678 あと10日もすればここは閉鎖だ。 67 00:07:13,678 --> 00:07:15,663 それまで しっかり頼むぞ。 68 00:07:15,663 --> 00:07:20,151 このカビの生えた ガラクタどもの面倒をな…。 69 00:07:20,151 --> 00:07:23,651 さ 設計士さん 図面を…。 (設計士)あ はい…。 70 00:07:26,658 --> 00:07:29,828 この美術館 なくなっちゃうんですか? 71 00:07:29,828 --> 00:07:33,498 ええ…前のオーナーの会社が 倒産して→ 72 00:07:33,498 --> 00:07:35,984 あの真中オーナーに売ったんです。 73 00:07:35,984 --> 00:07:39,487 前のオーナーは ここを続ける約束で売ったんです。 74 00:07:39,487 --> 00:07:42,657 それを あいつは…買ったとたん→ 75 00:07:42,657 --> 00:07:44,993 ここをホテルにすると 言い出したんです! 76 00:07:44,993 --> 00:07:46,593 (ガシャン!) 77 00:07:48,830 --> 00:07:53,651 君は確か 窪田くんだったな…。君の噂は聞いてるよ。 78 00:07:53,651 --> 00:07:58,323 早めに金の算段をしておくんだな。ハハハハ…。 79 00:07:58,323 --> 00:08:01,159 うっ…くそっ! (ドコッ!) 80 00:08:01,159 --> 00:08:03,328 《あ また…》 81 00:08:03,328 --> 00:08:05,763 では皆さん ごゆっくり…。 82 00:08:05,763 --> 00:08:10,063 《え…さっきは あんなに怒ったのに》 83 00:08:11,986 --> 00:08:25,150 ♪♪~ 84 00:08:25,150 --> 00:08:29,154 あれ?立入禁止…。 85 00:08:29,154 --> 00:08:33,825 おかしいなぁ。この先には もう一つ部屋があるはずなのに…。 86 00:08:33,825 --> 00:08:37,162 そんなのほっとけ。 さっさと回ってしまおうぜ。 87 00:08:37,162 --> 00:08:44,152 ♪♪~ 88 00:08:44,152 --> 00:08:47,822 疲れた~。蘭ねえちゃん もう帰ろう…。 89 00:08:47,822 --> 00:08:50,492 もう だらしないわね。これくらいのことで→ 90 00:08:50,492 --> 00:08:54,496 へたばってしまうなんて。あら…。 91 00:08:54,496 --> 00:08:58,149 立入禁止の立て札が なくなってる。 92 00:08:58,149 --> 00:09:02,654 ねえ せっかく来たんだから 最後の部屋にも行ってみようよ! 93 00:09:02,654 --> 00:09:04,656 (小五郎・コナン)え~!? 94 00:09:04,656 --> 00:09:08,760 先に帰ってもいいけど 夕飯は2人で作るのよ。 95 00:09:08,760 --> 00:09:10,995 ホッホホホ…。 96 00:09:10,995 --> 00:09:13,595 (小五郎・コナン)きったねぇ~…。 97 00:09:19,821 --> 00:09:23,091 ずいぶん 薄暗い部屋ね…。 98 00:09:23,091 --> 00:09:25,091 地獄の間だからね…。 99 00:09:29,497 --> 00:09:32,817 うわ~大きな絵。 100 00:09:32,817 --> 00:09:35,320 まさに地獄絵だな…。 101 00:09:35,320 --> 00:09:38,823 え~っと 題名は『天罰』。 102 00:09:38,823 --> 00:09:44,329 正義の騎士が 悪魔を封じ込めた 様を描いた作品だって。 103 00:09:44,329 --> 00:09:47,332 (ピチャ ピチャ) え? 104 00:09:47,332 --> 00:09:49,632 あ あ…。 ん? 105 00:09:52,820 --> 00:09:56,120 真中オーナー! キャァァーッ!! 106 00:09:58,993 --> 00:10:03,631 (パトカーのサイレン) 107 00:10:03,631 --> 00:10:05,650 (目暮)またお前か! 108 00:10:05,650 --> 00:10:10,154 ハッ!もちろん死体には誰も 触れさせておりません 警部殿! 109 00:10:10,154 --> 00:10:15,226 フン…。で 誰か犯人を見た者は? 110 00:10:15,226 --> 00:10:19,664 はい みんなにも確認しましたが 誰も見ていないようで…。 111 00:10:19,664 --> 00:10:23,864 あ…も もしかしたら あの防犯カメラに映っているかも。 112 00:10:28,656 --> 00:10:31,159 (目暮)お 映っとる 映っとる。 113 00:10:31,159 --> 00:10:34,996 バカな犯人だ。ビデオで 撮られてるとも知らないで…。 114 00:10:34,996 --> 00:10:36,998 あ…オーナーだ。 115 00:10:36,998 --> 00:10:40,485 さあ出てこい 犯人! 116 00:10:40,485 --> 00:10:43,985 お前のツラを しっかり見届けて…え? 117 00:10:46,057 --> 00:10:48,059 (小五郎・目暮・コナン)あ…。 118 00:10:48,059 --> 00:11:07,161 ♪♪~ 119 00:11:07,161 --> 00:11:09,664 (ピッ…) 120 00:11:09,664 --> 00:11:13,164 待てよ。 この構図 どこかで…。 121 00:11:17,905 --> 00:11:19,891 あの絵にそっくりだ! 122 00:11:19,891 --> 00:11:23,828 あの絵? ガイシャの正面に 展示されていた絵です。 123 00:11:23,828 --> 00:11:26,164 確か題名は『天罰』…。 124 00:11:26,164 --> 00:11:28,883 おそらく あの絵に 重ね合わせるために→ 125 00:11:28,883 --> 00:11:33,321 こんな殺し方を…。 しかし 大胆な犯人だな。 126 00:11:33,321 --> 00:11:36,858 こんな格好を 誰かに 見られでもしたら 大騒ぎに…。 127 00:11:36,858 --> 00:11:40,161 そういえば 犯行のあった部屋に行く通路には→ 128 00:11:40,161 --> 00:11:42,830 立入禁止の立て札が!なに!? 129 00:11:42,830 --> 00:11:45,483 蘭 あれは4時頃だったよな? 130 00:11:45,483 --> 00:11:48,486 うん…でも5時過ぎに 行ったときには→ 131 00:11:48,486 --> 00:11:50,886 もうなくなってて…。 ほぅ…。 132 00:11:52,490 --> 00:11:55,827 犯行時刻は 4時半頃。その立て札は→ 133 00:11:55,827 --> 00:11:58,663 犯人が置いたものに 間違いなさそうだな。 134 00:11:58,663 --> 00:12:03,651 そうやって人を遠ざけた後 甲冑を着て あの部屋に潜んだ…。 135 00:12:03,651 --> 00:12:07,488 そして 呼び出した 真中オーナーを殺害した。 136 00:12:07,488 --> 00:12:11,826 となると犯人は 美術館内部のことに詳しい関係者。 137 00:12:11,826 --> 00:12:17,648 つまり…あなた方の中に いるということですな。 138 00:12:17,648 --> 00:12:21,586 ねえ見て!何かしてるよこのオーナー。 え? 139 00:12:21,586 --> 00:12:24,922 こ…こいつ 勝手に ビデオを巻き戻して! 140 00:12:24,922 --> 00:12:27,492 ほら 最初に斬りかかった はずみで→ 141 00:12:27,492 --> 00:12:30,495 犯人が前にジャンプした隙に…。 (小五郎・目暮)ん? 142 00:12:30,495 --> 00:12:33,498 確かに 何かに気づいて 札を取ってる! 143 00:12:33,498 --> 00:12:35,498 今度は机の上のペンだ! 144 00:12:37,151 --> 00:12:39,487 何か書いているぞ! 145 00:12:39,487 --> 00:12:41,489 ペンを捨てた…。 (目暮)札は? 146 00:12:41,489 --> 00:12:43,489 手で丸めて…。 147 00:12:49,497 --> 00:12:53,097 まさか あの札。 まだオーナーの手に…。 148 00:12:57,155 --> 00:13:00,158 (警官) ガイシャの手にこんな紙が…。 うむ…。 149 00:13:00,158 --> 00:13:02,160 こ これは!? お…。 150 00:13:02,160 --> 00:13:04,162 ク クボタ…。 151 00:13:04,162 --> 00:13:06,497 な なんで私の名前が!? 152 00:13:06,497 --> 00:13:10,485 防犯カメラから正体を隠すために 甲冑を着たようだが→ 153 00:13:10,485 --> 00:13:13,654 被害者は 犯人の正体に 気づいていたようだな。 154 00:13:13,654 --> 00:13:16,491 ち ちがう 私じゃないっ! 155 00:13:16,491 --> 00:13:18,659 それじゃあ聞きましょうか→ 156 00:13:18,659 --> 00:13:21,496 犯行のあった 4時半頃のアリバイを。 157 00:13:21,496 --> 00:13:26,484 た 確か…館長に頼まれた仕事をひとりで事務室で…。 158 00:13:26,484 --> 00:13:30,154 はい 確かに 彼に言いつけました。 159 00:13:30,154 --> 00:13:34,158 では あなたの姿は 誰も 見ていないことになりますな? 160 00:13:34,158 --> 00:13:38,663 ま 待って下さいよ。 私にはオーナーを殺す動機が…。 161 00:13:38,663 --> 00:13:40,998 ごまかしてもダメですよ 窪田さん。 162 00:13:40,998 --> 00:13:43,818 あなたは密かに ここの美術品を売りさばいて→ 163 00:13:43,818 --> 00:13:47,655 オーナーに 多額の損害賠償を 迫られていたじゃないですか! 164 00:13:47,655 --> 00:13:50,658 あ…それは…。 それは本当かね? 165 00:13:50,658 --> 00:13:53,828 し しかし それと これとは話が別だ! 166 00:13:53,828 --> 00:13:57,548 まあいい。それも部下が 犯行に使われた甲冑を→ 167 00:13:57,548 --> 00:14:00,848 探し出してくれば より事実がはっきりするでしょう。 168 00:14:04,088 --> 00:14:07,925 目暮警部 こんな所に ボールペンが落ちてるよ! 169 00:14:07,925 --> 00:14:09,760 何? 170 00:14:09,760 --> 00:14:11,660 でかしたぞ ボウズ。 171 00:14:13,598 --> 00:14:17,785 (目暮)ほ~う これは なかなかのものですなあ。 172 00:14:17,785 --> 00:14:23,157 それは 米花美術館五十周年記念に今年作ったボールペンです。 173 00:14:23,157 --> 00:14:26,093 関係者なら 皆 持ってるものですよ。 174 00:14:26,093 --> 00:14:29,393 では 誰かが 置き忘れていったんですな。 175 00:14:35,353 --> 00:14:38,256 う~む…→ 176 00:14:38,256 --> 00:14:42,994 色も太さも同じだ。おそらく 被害者は これを使ったんだろう。 177 00:14:42,994 --> 00:14:48,482 《おかしい…窪田さんは防犯カメラのことは知っているはずなのに→ 178 00:14:48,482 --> 00:14:51,752 どうして甲冑を着て 正体を隠さなくてはならない→ 179 00:14:51,752 --> 00:14:54,422 この部屋を 犯行現場に選んだんだ?》 180 00:14:54,422 --> 00:14:57,842 《あの絵に 犯行を重ねるためか…?→ 181 00:14:57,842 --> 00:15:02,496 いや 彼は美術品に 関心がなさそうだった…》 182 00:15:02,496 --> 00:15:07,485 《そんな人が あんな凝ったことをするだろうか…?》 183 00:15:07,485 --> 00:15:12,085 うわっ!すっげ~! スプラッター映画だなあ まるで。 184 00:15:13,824 --> 00:15:15,593 ねえ おじさんたち。 あっ! 185 00:15:15,593 --> 00:15:18,629 こら ボウズ! 勝手に入ってきちゃいかんぞ! 186 00:15:18,629 --> 00:15:23,150 あのね 目暮警部が 他の手伝いに行ってくれって。 187 00:15:23,150 --> 00:15:26,954 え~!? ビデオを見て面白がってたの バレたかな? 188 00:15:26,954 --> 00:15:29,554 と とにかく行くか。なあ。 ああ…。 189 00:15:38,482 --> 00:15:40,482 ここからだ…。 190 00:15:42,353 --> 00:15:45,556 なんだ!?あの表情は? 191 00:15:45,556 --> 00:15:49,056 札を見て 何に驚いているんだ? 192 00:15:52,480 --> 00:15:55,349 書き終えたあと 何故ペンを捨てたんだ? 193 00:15:55,349 --> 00:15:59,086 音がすれば 犯人に 気づかれるかもしれないのに…。 194 00:15:59,086 --> 00:16:02,886 待てよ…現場でボールペンを見つけた時…。 195 00:16:05,993 --> 00:16:08,963 ペン先は引っ込んでいた! 196 00:16:08,963 --> 00:16:12,750 おかしい…。これから 殺されるかもしれない人間が→ 197 00:16:12,750 --> 00:16:15,419 面倒な回転式ボールペンの ペン先を→ 198 00:16:15,419 --> 00:16:18,489 わざわざ戻すのは不自然だ…。 199 00:16:18,489 --> 00:16:20,489 もしかしたら! 200 00:18:30,020 --> 00:18:33,320 では よろしく頼みましたぞ。 (鑑識課員)はい。 201 00:18:34,825 --> 00:18:36,627 さて…。 あ~! 202 00:18:36,627 --> 00:18:38,145 あ おい! 203 00:18:38,145 --> 00:18:40,131 《紙に跡が!》 204 00:18:40,131 --> 00:18:44,085 《やっぱり そうだったんだ。 読めたぞ このトリック!》 205 00:18:44,085 --> 00:18:46,954 コラッ! 何をやっとんだ お前は! あ~! 206 00:18:46,954 --> 00:18:51,058 (警官) 警部 ありました。 窪田さんのロッカーから甲冑が! 207 00:18:51,058 --> 00:18:54,395 見つかったか! 208 00:18:54,395 --> 00:18:58,299 そ そんなバカな!私は知らない!! 209 00:18:58,299 --> 00:19:03,420 しかし すごい返り血だ… せっかくの美術品が台無しですな。 210 00:19:03,420 --> 00:19:06,624 いえ それは飾りつけ用の レプリカです。 211 00:19:06,624 --> 00:19:09,860 確か 窪田さんが 昼間 運んでいたものだと思いますが。 212 00:19:09,860 --> 00:19:11,862 おお あの時の。 213 00:19:11,862 --> 00:19:15,299 《そうか… あれは複製だったんだ。→ 214 00:19:15,299 --> 00:19:18,052 だから あの時 窪田さんが乱暴に扱っても→ 215 00:19:18,052 --> 00:19:20,554 館長は何も言わなかったんだ》 216 00:19:20,554 --> 00:19:24,058 犯行に使われた甲冑が レプリカだったのが→ 217 00:19:24,058 --> 00:19:28,529 せめてもの救いですよ。他の 美術品も難を逃れたようですしね。 218 00:19:28,529 --> 00:19:32,529 《はっ!そういえば 確か犯行のあった壁は…》 219 00:19:35,853 --> 00:19:38,923 《札があるのに 絵がかかってない!》 220 00:19:38,923 --> 00:19:42,293 《犯人は あらかじめ 外していたんだ…→ 221 00:19:42,293 --> 00:19:44,895 美術品を返り血から守るために》 222 00:19:44,895 --> 00:19:49,817 《やっぱり犯人は 美術館の人間だ》 223 00:19:49,817 --> 00:19:54,755 《待てよ…これは窪田さんの アリバイを消滅させないと→ 224 00:19:54,755 --> 00:19:57,391 成立しないトリックだ。→ 225 00:19:57,391 --> 00:20:01,695 となると それができたのは…!》 226 00:20:01,695 --> 00:20:04,648 《館長しかいない!》 227 00:20:04,648 --> 00:20:07,017 《もし 俺の推理が正しければ→ 228 00:20:07,017 --> 00:20:10,221 犯人はまだ アレを持っている可能性が…》 229 00:20:10,221 --> 00:20:15,621 では 窪田さん とりあえず署まで来てもらいましょうか。 そ そんな…! 230 00:20:18,395 --> 00:20:22,695 あっ! うわ~!もれちゃうよ~! 231 00:20:25,319 --> 00:20:28,756 おじさん トイレどこ?トイレなら この部屋を出て…。 232 00:20:28,756 --> 00:20:32,426 口で言われてもわかんない! これに行き方書いてよ! 233 00:20:32,426 --> 00:20:34,895 うん?…ああ。 234 00:20:34,895 --> 00:20:36,597 早く 早く 早く! 235 00:20:36,597 --> 00:20:39,416 だから この部屋を出て…→ 236 00:20:39,416 --> 00:20:41,416 ああっ! 237 00:20:45,723 --> 00:20:48,559 どうしたの?おじさん。 どうして書かないの? 238 00:20:48,559 --> 00:20:53,097 あ そっか!おじさん 書く前から そのボールペンが書けないの→ 239 00:20:53,097 --> 00:20:55,716 知ってたんだ!でも変だよねえ。 240 00:20:55,716 --> 00:20:59,220 書けないとわかってる ボールペンを なんで持ってたの? 241 00:20:59,220 --> 00:21:02,189 か…。 書けないボールペン? 242 00:21:02,189 --> 00:21:06,227 待てよ…もし 真中オーナーの使ったペンが→ 243 00:21:06,227 --> 00:21:11,248 書けなかったとしたら このダイイングメッセージは…。うんうん。 244 00:21:11,248 --> 00:21:14,418 白紙のはずだ。 え!? 245 00:21:14,418 --> 00:21:18,122 あ ほら なんか 変な跡がついてない?ん~? 246 00:21:18,122 --> 00:21:23,594 字の上に インクの出ないペンで グリグリえぐったような跡が…。 247 00:21:23,594 --> 00:21:27,631 おお! それって 元々書いてあった文字を→ 248 00:21:27,631 --> 00:21:31,051 書けないボールペンで 消そうとした跡だったりして。 249 00:21:31,051 --> 00:21:34,555 こ この子供…。 250 00:21:34,555 --> 00:21:38,759 そうか!これは真中オーナーが書いた文字じゃない! 251 00:21:38,759 --> 00:21:42,730 犯人によって 最初から 書かれていた文字だったんだ! 252 00:21:42,730 --> 00:21:47,051 ええっ!?でも なんでオーナーは そんな札を取ったんだ? 253 00:21:47,051 --> 00:21:52,156 フフフ…それは簡単ですよ。犯人はオーナーにこう言ったんですよ。 254 00:21:52,156 --> 00:21:57,027 「後ろの札を見てみろ!犯人の 名前が書いてあるぞ!」ってね。 255 00:21:57,027 --> 00:22:00,531 だが オーナーの取った札には 犯人の名前でなくて→ 256 00:22:00,531 --> 00:22:02,549 「クボタ」と書いてあった。 257 00:22:02,549 --> 00:22:06,920 驚いたオーナーは 机の上にあったボールペンで その名前を消し→ 258 00:22:06,920 --> 00:22:11,392 自分を この部屋に呼び出した 犯人の名前を書こうとした。 259 00:22:11,392 --> 00:22:14,561 しかし 書けなかった!なぜなら→ 260 00:22:14,561 --> 00:22:16,764 それは犯人が あらかじめ置いておいた→ 261 00:22:16,764 --> 00:22:18,949 書けないボールペンだったから です! 262 00:22:18,949 --> 00:22:21,819 だからオーナーは あの後 ペンを捨てて→ 263 00:22:21,819 --> 00:22:24,555 手で札を もみつぶそうとしたのか…。 264 00:22:24,555 --> 00:22:29,293 つまりこれは 音の出ないビデオに書けないペンを使い→ 265 00:22:29,293 --> 00:22:32,896 真実とは違う内容を 我々に錯覚させた→ 266 00:22:32,896 --> 00:22:37,901 犯人のトリックだったのです! ハーッハハハハッ! 267 00:22:37,901 --> 00:22:41,922 ハハハハッ! でも 発見されたボールペンは 書けるぞ おい。 268 00:22:41,922 --> 00:22:47,127 そのボールペン 発見された時 ペン先が引っ込んでいたよね。 269 00:22:47,127 --> 00:22:52,816 ああ そういえば…。 おかしい!これから 殺されるかもしれない人間が→ 270 00:22:52,816 --> 00:22:55,085 わざわざペン先を戻すなんて…。 271 00:22:55,085 --> 00:22:59,857 じゃあ このボールペンは 犯人が後ですり替えたもの…? 272 00:22:59,857 --> 00:23:03,894 その時 うかつにも ペン先を 出さずに置いてしまったのか…。 273 00:23:03,894 --> 00:23:10,851 ということは 書けないボールペンを現在持っている人物が犯人…。 274 00:23:10,851 --> 00:23:17,358 つまり 落合館長… あなたということになりますな。 275 00:23:17,358 --> 00:23:22,262 では 聞かせてもらいましょうか?犯行のあった4時半頃のアリバイを。 276 00:23:22,262 --> 00:23:24,698 か 館長…。 277 00:23:24,698 --> 00:23:31,121 その時刻といえば…ちょうど 待ち合わせをしていた頃です。 278 00:23:31,121 --> 00:23:35,259 あの はらわたの腐った悪魔を 待っていたんです。 279 00:23:35,259 --> 00:23:37,928 甲冑に身を包んで…。 ええっ!? 280 00:23:37,928 --> 00:23:42,850 あとは探偵さん… あなたの言った通りですよ。 281 00:23:42,850 --> 00:23:47,350 フン!しかしまあ うまい具合に映像に残ったもんですな。 282 00:23:49,623 --> 00:23:51,892 偶然ではありませんよ。→ 283 00:23:51,892 --> 00:23:55,262 オーナーにスキを見せたように 前へ飛ぶタイミング。→ 284 00:23:55,262 --> 00:23:59,183 札を貼る位置 ペンを置く場所。 285 00:23:59,183 --> 00:24:04,988 すべて計算ずくでした。 何回もここで練習しましたからね。 286 00:24:04,988 --> 00:24:07,875 それじゃ警備員が深夜→ 287 00:24:07,875 --> 00:24:12,262 動く甲冑を見たという あのウワサは…。 288 00:24:12,262 --> 00:24:15,783 愚かなことだとは思いましたが 全ては→ 289 00:24:15,783 --> 00:24:19,186 真中オーナーを葬り去るために やったこと…。 290 00:24:19,186 --> 00:24:23,090 私利私欲のために この聖なる美術館をつぶし→ 291 00:24:23,090 --> 00:24:26,760 我が子のような美術品を 私から取り上げようとした→ 292 00:24:26,760 --> 00:24:28,295 あの悪魔をね…。 293 00:24:28,295 --> 00:24:33,117 そして 勝手に作品を売り飛ばした窪田君…。 あ…。 294 00:24:33,117 --> 00:24:36,120 (落合)君にも罰を与えたかった…。 ああ…。 295 00:24:36,120 --> 00:24:38,555 絵とは違って 落合館長→ 296 00:24:38,555 --> 00:24:41,758 あなたにも 天罰が下ったようですな。 297 00:24:41,758 --> 00:24:45,262 いいえ あの絵のとおりですよ。→ 298 00:24:45,262 --> 00:24:49,349 あれは 悪魔は正義の騎士に 葬られたが→ 299 00:24:49,349 --> 00:24:52,085 その邪悪な返り血を浴びた 騎士は→ 300 00:24:52,085 --> 00:24:56,085 やがて悪に身を染めていくと いうことを意味してるんです。 301 00:24:58,158 --> 00:25:01,261 理由はどうあれ 私は殺人者…→ 302 00:25:01,261 --> 00:25:04,498 私もまた 悪魔になってしまったんですよ…。 303 00:25:04,498 --> 00:25:09,853 その証拠に 純真な小さな 正義の目はあざむけなかった。 304 00:25:09,853 --> 00:25:12,656 小さな正義の目? 305 00:25:12,656 --> 00:25:15,392 ボウヤ トイレはもういいのかい? 306 00:25:15,392 --> 00:25:16,894 え!あ…。 307 00:25:16,894 --> 00:25:23,550 フッ…ハハハハ…。 308 00:25:23,550 --> 00:25:35,496 ♪♪~ 309 00:25:35,496 --> 00:25:51,795 ♪♪~ 310 00:25:51,795 --> 00:26:11,798 ♪♪~ 311 00:26:11,798 --> 00:26:31,785 ♪♪~ 312 00:26:31,785 --> 00:26:46,950 ♪♪~ 313 00:26:46,950 --> 00:26:55,492 ♪♪~ 314 00:26:55,492 --> 00:27:00,097 (歩美)え~!?あの美術館 続くことになったの? 315 00:27:00,097 --> 00:27:03,550 うん あの事件をきっかけに市民の声があがってね。 316 00:27:03,550 --> 00:27:07,988 (光彦) でも いいことですよね。この町で 数少ない文化施設の1つですから。 317 00:27:07,988 --> 00:27:10,891 (元太) けどよぉ 俺は面白くねえなあ。 318 00:27:10,891 --> 00:27:13,594 何が面白くないの?元太君。 319 00:27:13,594 --> 00:27:16,830 だって コナンと毛利のおっちゃんばっか目立ってよぉ~→ 320 00:27:16,830 --> 00:27:21,184 俺たちの出番が 全然なかったじゃねえか。 いや それは…。 321 00:27:21,184 --> 00:27:23,520 そうだ!うちの学校で夜中→ 322 00:27:23,520 --> 00:27:26,390 標本のガイコツが動くっていう ウワサ 知ってる? 323 00:27:26,390 --> 00:27:30,060 あ~ 知ってます! 主事さんが見たんでしょう? 324 00:27:30,060 --> 00:27:34,698 でも 真相はまだ…。 ようし 少年探偵団の出番だ! 325 00:27:34,698 --> 00:27:36,683 今夜 学校に忍び込むぞ! 326 00:27:36,683 --> 00:27:39,353 (光彦・元太・歩美)おうっ! ちょ ちょっと みんな…。 327 00:27:39,353 --> 00:27:41,788 (元太)コナン お前も来るんだぞ! 328 00:27:41,788 --> 00:27:44,488 かんべんしてよ もう!