1 00:00:33,418 --> 00:00:35,420 (コナン)板倉 卓→ 2 00:00:35,420 --> 00:00:37,922 ゲームのシステムエンジニア。 3 00:00:37,922 --> 00:00:41,259 以前は 映画の特殊効果にかかわる→ 4 00:00:41,259 --> 00:00:43,061 CGデザイナーだったが→ 5 00:00:43,061 --> 00:00:46,397 視力が低下したため エンジニアに転向…。 6 00:00:46,397 --> 00:00:51,553 そして 黒ずくめのプログラム開発に 関与した疑いがあり→ 7 00:00:51,553 --> 00:00:55,423 それが 彼の運命を決めたようだ。 8 00:00:55,423 --> 00:01:00,428 <100%の答えを目指して 謎や暗号 オールクリア!> 9 00:01:00,428 --> 00:01:04,549 <黒ずくめの秘密に迫る 日記とダイイングメッセージ> 10 00:01:04,549 --> 00:01:08,486 <たった1つの真実 見抜く 見た目は子供 頭脳は大人> 11 00:01:08,486 --> 00:01:11,089 <その名は 名探偵コナン!> 12 00:01:11,089 --> 00:01:31,092 ♪♪~ 13 00:01:31,092 --> 00:01:51,095 ♪♪~ 14 00:01:51,095 --> 00:02:11,082 ♪♪~ 15 00:02:11,082 --> 00:02:31,085 ♪♪~ 16 00:02:31,085 --> 00:02:34,485 ♪♪~ 17 00:04:21,429 --> 00:04:24,415 <毛利のおっちゃんは 「ゲームのシステムエンジニア→ 18 00:04:24,415 --> 00:04:28,252 板倉 卓さんを捜してほしい」と 依頼を受けた> 19 00:04:28,252 --> 00:04:31,522 <ところが 話を聞いているうちに→ 20 00:04:31,522 --> 00:04:36,422 板倉氏が 以前 黒の組織と 接触していたことがわかった!> 21 00:04:38,446 --> 00:04:41,916 <何とか 板倉氏が隠れている ホテルを突き止めたのだが→ 22 00:04:41,916 --> 00:04:43,416 そこへ行ってみると…> 23 00:04:44,919 --> 00:04:47,422 <板倉氏は すでに亡くなっていた> 24 00:04:47,422 --> 00:04:50,925 ♪♪~ 25 00:04:50,925 --> 00:04:53,428 (目暮)そうか…。 26 00:04:53,428 --> 00:04:55,930 恐らく板倉さんは イスに座らされ→ 27 00:04:55,930 --> 00:04:58,916 両手を胸に当てたまま縛られて→ 28 00:04:58,916 --> 00:05:02,620 飲まなければならない薬を 飲めなくされていたんだ。 29 00:05:02,620 --> 00:05:12,430 ♪♪~ 30 00:05:12,430 --> 00:05:14,082 ちょ ちょっと~→ 31 00:05:14,082 --> 00:05:16,851 どうして私達が 疑われなきゃいけないわけ? 32 00:05:16,851 --> 00:05:21,189 俺達は毛利小五郎に 板倉さん捜しを頼んだんだぞ! 33 00:05:21,189 --> 00:05:23,791 わざわざ名探偵を連れて→ 34 00:05:23,791 --> 00:05:27,028 犯行現場に戻って来る犯人なんて いませんよぉ! 35 00:05:27,028 --> 00:05:29,330 (毛利小五郎) う~ん そりゃそうか…。 36 00:05:29,330 --> 00:05:30,948 う~む…。 37 00:05:30,948 --> 00:05:35,970 そんなに疑うなら証拠を出してよ ここに来たっていう証拠を!! 38 00:05:35,970 --> 00:05:38,022 《よし 今だ!》 39 00:05:38,022 --> 00:05:40,425 ねぇ だったらさぁ→ 40 00:05:40,425 --> 00:05:43,428 その バッグの中の 日記を見てみれば? 41 00:05:43,428 --> 00:05:45,797 あれって板倉さんの日記でしょ? 42 00:05:45,797 --> 00:05:51,486 僕達が来る前に誰か訪ねて来たか 書いてあるかもしれないよ。 43 00:05:51,486 --> 00:05:55,757 何? 確かに 日記と書いてあるが…。 44 00:05:55,757 --> 00:05:59,894 高木君 これは どうやって見るんだね? 45 00:05:59,894 --> 00:06:03,381 (高木)机のノートパソコンで 簡単に見られます。 46 00:06:03,381 --> 00:06:06,050 しかし 警部殿…。 ん? 47 00:06:06,050 --> 00:06:10,421 私が犯人だったら んな物 とっくに消してますがねぇ。 48 00:06:10,421 --> 00:06:16,060 ♪♪~ 49 00:06:16,060 --> 00:06:17,728 これですねぇ。→ 50 00:06:17,728 --> 00:06:20,031 どうやら板倉さんは 5年前から→ 51 00:06:20,031 --> 00:06:22,950 毎日 日記を つけているようです。 52 00:06:22,950 --> 00:06:27,255 《ってことは ある あるぞ!》 53 00:06:27,255 --> 00:06:30,024 《2年前 テキーラが 訪ねて来た日のことも→ 54 00:06:30,024 --> 00:06:31,826 その中に!》 55 00:06:31,826 --> 00:06:36,197 出ました! これが 一番最近の日記です。 56 00:06:36,197 --> 00:06:38,216 3日前か。 57 00:06:38,216 --> 00:06:42,787 「今日 ホテルの従業員が 妙なことを言って来た。→ 58 00:06:42,787 --> 00:06:45,623 もしかしたら あの3人の誰かに→ 59 00:06:45,623 --> 00:06:49,827 この部屋を突き止められたか? まぁ いいさ…→ 60 00:06:49,827 --> 00:06:53,027 ホテルを替えれば済む事だ」。 61 00:06:54,832 --> 00:06:58,419 やはり怪しいですなぁあなた方3人は…。 62 00:06:58,419 --> 00:07:00,421 (3人)えっ!? 63 00:07:00,421 --> 00:07:02,957 この 日記の続きはないのかね? 64 00:07:02,957 --> 00:07:04,959 ええ ありません。 65 00:07:04,959 --> 00:07:08,830 じゃあ 僕が元の場所に 戻してあげるよ。 66 00:07:08,830 --> 00:07:10,130 あ ああ…。 67 00:07:12,450 --> 00:07:13,918 《お~し》 68 00:07:13,918 --> 00:07:15,419 (目暮)いや…。 《あっ!》 69 00:07:15,419 --> 00:07:19,223 念のため 鑑識に回しておこう。そうですね。 70 00:07:19,223 --> 00:07:21,993 《やべぇ! 警察に持って行かれたら→ 71 00:07:21,993 --> 00:07:24,045 もう 二度と見られねぇ!!》 72 00:07:24,045 --> 00:07:26,931 《早く あの3人の中から 犯人を見つけて→ 73 00:07:26,931 --> 00:07:30,931 あの日記が 事件と関係ないことを証明しねぇと…》 74 00:07:33,421 --> 00:07:37,425 《落ち着け! 何か見落としているはずだ…》 75 00:07:37,425 --> 00:07:39,427 《犯人の手掛かりを 何か…》 76 00:07:39,427 --> 00:07:42,430 (検視官)ちょっと 警部。 77 00:07:42,430 --> 00:07:45,917 何だね? 遺体の足首なんですが→ 78 00:07:45,917 --> 00:07:50,121 左足には 靴下の跡が うっ血して残っているんですが→ 79 00:07:50,121 --> 00:07:52,256 右足の方は→ 80 00:07:52,256 --> 00:07:56,260 ほら 跡が残ってないんですよ。 81 00:07:56,260 --> 00:08:00,414 その代わり 右足首には左足の親指のツメで→ 82 00:08:00,414 --> 00:08:02,917 ひっかいたような 跡がありますから…。 83 00:08:02,917 --> 00:08:08,422 《板倉さんは 自分で右足の靴下を脱いだということか…》 84 00:08:08,422 --> 00:08:10,925 《でも どうして…?》 85 00:08:10,925 --> 00:08:13,361 《こんな所に縛り付けられて→ 86 00:08:13,361 --> 00:08:15,961 どうして板倉さんは…》 87 00:08:17,915 --> 00:08:20,415 《靴下なんか脱いで…》 88 00:08:24,889 --> 00:08:29,460 《そうか 板倉さんは これを残すために…》 89 00:08:29,460 --> 00:08:33,164 《間違いない 犯人は あの人だ!》 90 00:08:33,164 --> 00:08:37,051 《しかも これをうまく利用すれば→ 91 00:08:37,051 --> 00:08:39,451 あの日記が 俺の手に!》 92 00:08:42,073 --> 00:08:44,125 (目暮)では 検視官。 93 00:08:44,125 --> 00:08:47,395 遺体の司法解剖 よろしくお願いします。 94 00:08:47,395 --> 00:08:49,397 ええ。 95 00:08:49,397 --> 00:08:53,284 高木君は 被害者の日記を 鑑識に回してくれ。 96 00:08:53,284 --> 00:08:55,384 わかりました。 97 00:08:56,787 --> 00:09:00,691 問題は 板倉さんに ゲームソフトを依頼し→ 98 00:09:00,691 --> 00:09:02,960 その彼の遺体を発見した→ 99 00:09:02,960 --> 00:09:06,430 同じゲーム会社社員の あなた方3人だが…。 100 00:09:06,430 --> 00:09:10,284 同じじゃないわ! 私達 3人共 別々の会社よ! 101 00:09:10,284 --> 00:09:13,254 私は 囲碁のソフトを依頼した 須貝! 102 00:09:13,254 --> 00:09:16,324 チェスのソフトを お願いしていた 内藤です。 103 00:09:16,324 --> 00:09:20,261 俺は 相馬! 頼んでたのは 将棋ソフトだ! 104 00:09:20,261 --> 00:09:22,730 もう帰してくださいよ。 105 00:09:22,730 --> 00:09:24,915 我々は 板倉さんの居場所を突き止めた→ 106 00:09:24,915 --> 00:09:26,917 毛利さんに連れられて→ 107 00:09:26,917 --> 00:09:29,654 たまたま この部屋に 来ただけなんですから。 108 00:09:29,654 --> 00:09:32,156 うむ…。 109 00:09:32,156 --> 00:09:36,594 あの~ 警部殿 私は? 110 00:09:36,594 --> 00:09:38,663 そうだな…。 111 00:09:38,663 --> 00:09:42,249 板倉さんが 誰かに殺された ということは わかったが→ 112 00:09:42,249 --> 00:09:46,587 その犯人を特定する証拠が いまだ 出揃っておらん。 113 00:09:46,587 --> 00:09:50,291 毛利君たちと あなた方には 後日 改めて→ 114 00:09:50,291 --> 00:09:53,160 警察に ご足労願いましょうか。 (3人)はぁ…。 115 00:09:53,160 --> 00:09:55,796 んじゃまぁ ここは お言葉に…。 116 00:09:55,796 --> 00:09:57,782 (変声機:小五郎の声) 甘えるわけには いきませんなぁ。 117 00:09:57,782 --> 00:09:59,650 えっ うん? 118 00:09:59,650 --> 00:10:04,622 ああ いや い 今のは その… 誰? 119 00:10:04,622 --> 00:10:08,422 このまま 容疑者を 帰す手はないと言ってるんです。 120 00:10:10,094 --> 00:10:12,763 (プシュ!) あひぃ~~! 121 00:10:12,763 --> 00:10:16,984 (変声機:小五郎の声) なぜなら 犯人は 我々の目の前で…。 122 00:10:16,984 --> 00:10:18,352 ん? 123 00:10:18,352 --> 00:10:22,089 諸手を挙げて 喜んでいるんですから。 124 00:10:22,089 --> 00:10:24,425 警部殿がヘッポコで…。 125 00:10:24,425 --> 00:10:26,927 助かった~!!って… ねぇ。 126 00:10:26,927 --> 00:10:28,596 な 何~! 127 00:10:28,596 --> 00:10:31,682 (毛利 蘭)ちょっと お父さん! 失礼じゃない! 128 00:10:31,682 --> 00:10:35,786 シャンとしてよ おじさん! 129 00:10:35,786 --> 00:10:38,622 そこまで いうんなら毛利君→ 130 00:10:38,622 --> 00:10:41,058 わかっているんだろうなぁ。 131 00:10:41,058 --> 00:10:44,261 板倉さんを殺害した犯人が!! 132 00:10:44,261 --> 00:10:48,783 ええ… その板倉さんに 教えてもらいましたから。 133 00:10:48,783 --> 00:10:51,752 んっ… はぁ? 134 00:10:51,752 --> 00:10:57,358 おいおい まさか死んだ人間の 声が聞こえたなんていうんじゃ…。 135 00:10:57,358 --> 00:11:00,261 やだ…。 足首ですよ。 136 00:11:00,261 --> 00:11:01,595 えっ? はっ? 137 00:11:01,595 --> 00:11:03,798 警部殿も 見たでしょう? 138 00:11:03,798 --> 00:11:09,253 板倉さんの右足首だけ 靴下の跡がなかったのを…。 139 00:11:09,253 --> 00:11:13,057 あれは 板倉さんが亡くなった後で→ 140 00:11:13,057 --> 00:11:15,826 再び この部屋にやって来た犯人が→ 141 00:11:15,826 --> 00:11:19,697 遺体の靴下が 片方だけ 脱げているのを不自然に思い→ 142 00:11:19,697 --> 00:11:22,550 履かせ直したため…。 143 00:11:22,550 --> 00:11:28,289 では なぜ板倉さんは素足に ならなければいけなかったのか? 144 00:11:28,289 --> 00:11:29,957 なぜだね? 145 00:11:29,957 --> 00:11:33,661 それは そうしないと ある物をつかんだり→ 146 00:11:33,661 --> 00:11:36,230 並び替えたりできないから。 147 00:11:36,230 --> 00:11:39,116 つかむって 一体 何を? 148 00:11:39,116 --> 00:11:40,716 あ ええ…。 149 00:11:42,853 --> 00:11:45,823 あっ まさか! ん? 150 00:11:45,823 --> 00:11:51,295 そう… 板倉さんは 心臓の薬が 切れるまでの時間を使って→ 151 00:11:51,295 --> 00:11:55,149 右足で そこに書き記したんですよ。 152 00:11:55,149 --> 00:11:57,918 犯人を指し示す…。 153 00:11:57,918 --> 00:12:01,122 ダイイングメッセージをね…。 154 00:14:08,415 --> 00:14:11,151 こ これが ダイイングメッセージ! 155 00:14:11,151 --> 00:14:13,687 一体 何と書いてあるんだね?→ 156 00:14:13,687 --> 00:14:17,391 わしには 囲碁の 対戦の途中にしか見えんが…。 157 00:14:17,391 --> 00:14:23,063 では 警部殿に手伝っていただいてわかりやすく説明しましょう。 158 00:14:23,063 --> 00:14:25,049 高木刑事! 159 00:14:25,049 --> 00:14:28,886 例の 日記のディスクと 板倉さんのバッグに入っている→ 160 00:14:28,886 --> 00:14:32,323 未開封のディスクを 警部殿に渡してください。 161 00:14:32,323 --> 00:14:34,024 ああ… はい。 162 00:14:34,024 --> 00:14:37,294 それを受け取ったら 警部殿は→ 163 00:14:37,294 --> 00:14:40,764 ノートパソコンが置いてある 机に着いてください。 164 00:14:40,764 --> 00:14:43,164 うむ おお…。 165 00:14:45,252 --> 00:14:48,472 しかし これと ダイイングメッセージと→ 166 00:14:48,472 --> 00:14:50,457 何の関係があるんだね? 167 00:14:50,457 --> 00:14:54,094 説明は後で ではまず→ 168 00:14:54,094 --> 00:14:56,130 パソコンを立ち上げてください。 169 00:14:56,130 --> 00:14:59,630 た 立ち上げる…? 170 00:15:03,887 --> 00:15:07,687 《た 立ち… 上げる》 171 00:15:10,327 --> 00:15:14,315 《いっ… た 立ち… 上げる?》 172 00:15:14,315 --> 00:15:18,319 た… 立ち… 上げる! 173 00:15:18,319 --> 00:15:21,655 ああ 警部 立ち上げるっていうのは→ 174 00:15:21,655 --> 00:15:24,124 パソコンの 電源を入れることなんですよ。 175 00:15:24,124 --> 00:15:25,793 えっ!? 176 00:15:25,793 --> 00:15:29,396 ハハハ… 冗談だよ 冗談。 177 00:15:29,396 --> 00:15:34,151 次に ディスクを開いて データをデスクトップに移し→ 178 00:15:34,151 --> 00:15:36,286 空きディスクに入れてください。 179 00:15:36,286 --> 00:15:40,224 開いて 移して 入れる? 180 00:15:40,224 --> 00:15:42,826 ああ ですから 日記のデータを→ 181 00:15:42,826 --> 00:15:45,362 空きディスクに コピーすればいいんですよ。 182 00:15:45,362 --> 00:15:47,414 こうやって…。 183 00:15:47,414 --> 00:15:49,917 いっ あ ああ… うん…。 184 00:15:49,917 --> 00:15:53,887 ♪♪~ 185 00:15:53,887 --> 00:15:55,889 おい 毛利君! 186 00:15:55,889 --> 00:16:00,027 まさか君は わしのパソコン音痴をバカにするために…。 187 00:16:00,027 --> 00:16:03,764 では 最後にパソコンの電源を 切ってください。 188 00:16:03,764 --> 00:16:07,418 フン!それぐらいワシでも…。 189 00:16:07,418 --> 00:16:10,087 (目暮)ん?あれ?あれ? 190 00:16:10,087 --> 00:16:12,423 ど どうした? ああ それは…。 191 00:16:12,423 --> 00:16:16,927 助言はダメですよ 高木刑事。 192 00:16:16,927 --> 00:16:21,415 ハ~ンだ! 電化製品なんてのはな! 193 00:16:21,415 --> 00:16:25,753 こうすれば み~んな 止まるようになっておるんだよ! 194 00:16:25,753 --> 00:16:27,755 うわぁ~ ああ…! 195 00:16:27,755 --> 00:16:31,258 ダメですよ! コンセントいきなり抜いたら…。 196 00:16:31,258 --> 00:16:33,260 コンピュータ内のデータが 消えたり→ 197 00:16:33,260 --> 00:16:35,929 故障の原因に なったりするんですから…。 198 00:16:35,929 --> 00:16:40,084 だが さっきはボタン押しても切れなかったじゃないか。 199 00:16:40,084 --> 00:16:43,420 安全のために ボタンをしばらく 押し続けないと→ 200 00:16:43,420 --> 00:16:45,756 電源は切れないように なっているんです。 201 00:16:45,756 --> 00:16:47,758 (変声機:小五郎の声)そう。 202 00:16:47,758 --> 00:16:52,429 それは パソコンを使う人間がやってはならない禁じ手。 203 00:16:52,429 --> 00:16:57,084 そして「立ち上げる」や 「開く」などの言葉は→ 204 00:16:57,084 --> 00:17:01,755 普段 パソコンを使っていないと 理解できない言葉。 205 00:17:01,755 --> 00:17:04,425 もう お分かりですねぇ。 206 00:17:04,425 --> 00:17:07,428 その 碁盤に 何が書かれているのか。 207 00:17:07,428 --> 00:17:12,249 ♪♪~ 208 00:17:12,249 --> 00:17:14,251 分かるかね? 209 00:17:14,251 --> 00:17:16,920 いいえ…。 (須貝)あら? 210 00:17:16,920 --> 00:17:19,757 この碁石 何か変じゃない? 211 00:17:19,757 --> 00:17:22,426 え? 変って 何がですか? 212 00:17:22,426 --> 00:17:25,095 だって ほら 囲碁っていうのは→ 213 00:17:25,095 --> 00:17:27,598 相手の石を囲んだら 取らなきゃいけないし→ 214 00:17:27,598 --> 00:17:32,086 囲まれた中に石を置くのは 禁じ手になってるのよ。 215 00:17:32,086 --> 00:17:34,104 き 禁じ手? 216 00:17:34,104 --> 00:17:37,257 やはり何か 意味があるんですよ この碁石。 217 00:17:37,257 --> 00:17:39,757 しかし 一体 何が…。 218 00:17:42,763 --> 00:17:46,416 《よ~し みんなが碁石に 注目しているスキに→ 219 00:17:46,416 --> 00:17:49,086 日記をコピーした このディスクを…》 220 00:17:49,086 --> 00:17:51,755 何してるの コナン君? いっ!? 221 00:17:51,755 --> 00:17:54,258 ら 蘭ねえちゃん!? 222 00:17:54,258 --> 00:17:56,927 あっ 今 何か隠さなかった? 223 00:17:56,927 --> 00:17:58,929 か 隠してないよ。 224 00:17:58,929 --> 00:18:00,764 じゃあ 何やってるのよ? 225 00:18:00,764 --> 00:18:04,084 あ あの碁石と 似てるなぁって思ってさ。 226 00:18:04,084 --> 00:18:08,922 このパソコンのボタンに 貼ってある変なシールの模様が。 227 00:18:08,922 --> 00:18:13,093 え?模様って これ点字じゃない? 228 00:18:13,093 --> 00:18:15,262 ああ そういえば→ 229 00:18:15,262 --> 00:18:19,917 板倉さんも私と同じく かなり視力が低下していて→ 230 00:18:19,917 --> 00:18:23,086 「今 点字を覚えている」と 言っていました。 231 00:18:23,086 --> 00:18:25,088 点字? 232 00:18:25,088 --> 00:18:27,925 そうか! 毛利さんの言ってた→ 233 00:18:27,925 --> 00:18:30,427 知ってる人しか 理解できない言葉って…。 234 00:18:30,427 --> 00:18:32,930 まさかこれ 点字なんじゃ? 235 00:18:32,930 --> 00:18:35,430 うむ どうですか? 236 00:18:37,417 --> 00:18:40,921 いや 点字にこんな形は…。 237 00:18:40,921 --> 00:18:45,092 あっ!でも 白い石を 無視すれば読めそうです。 238 00:18:45,092 --> 00:18:48,092 それで? (内藤)え~っと…。 239 00:18:55,419 --> 00:18:56,753 えっ!? 240 00:18:56,753 --> 00:19:01,592 ♪♪~ 241 00:19:01,592 --> 00:19:03,427 そ 相馬さん!? 242 00:19:03,427 --> 00:19:05,929 ウソ!?あなたは犯人なの? 243 00:19:05,929 --> 00:19:09,583 おいおい 何でそうなるんだよ。 244 00:19:09,583 --> 00:19:13,086 もしかしたら誰かが 俺に罪を着せるために…。 245 00:19:13,086 --> 00:19:15,088 いや犯人は あなただ! 246 00:19:15,088 --> 00:19:18,592 なぜなら あなたは 囲碁も点字も知らないからだ。 247 00:19:18,592 --> 00:19:22,262 従って犯人は決定的な証拠を今も身に着けている。 248 00:19:22,262 --> 00:19:23,931 相馬さん以外に考えられ…。 249 00:19:23,931 --> 00:19:25,916 (目暮) ちょ ちょっと待て 毛利君! 250 00:19:25,916 --> 00:19:27,584 そんなに早口ではなく→ 251 00:19:27,584 --> 00:19:30,921 いつものように順序立てて 説明してくれんか。→ 252 00:19:30,921 --> 00:19:35,425 犯人である根拠や その証拠を。 253 00:19:35,425 --> 00:19:38,262 《焦るな 落ち着け!》 254 00:19:38,262 --> 00:19:41,748 《日記のコピーは もう俺の手の中だ》 255 00:19:41,748 --> 00:19:46,253 《落ち着け 落ち着け…》 256 00:19:46,253 --> 00:19:49,256 ふぅ~。 257 00:19:49,256 --> 00:19:51,758 (変声機:小五郎の声) そう!板倉さんは→ 258 00:19:51,758 --> 00:19:55,762 このダイイングメッセージを 残す時に考えたんです。 259 00:19:55,762 --> 00:19:57,764 自分が死んだ頃→ 260 00:19:57,764 --> 00:20:01,251 この身を拘束している ガムテープを解くために→ 261 00:20:01,251 --> 00:20:05,255 犯人は必ず この部屋に戻って来ると。 262 00:20:05,255 --> 00:20:07,925 だから相馬さんが 読むことも→ 263 00:20:07,925 --> 00:20:11,929 不審に思うこともない この暗号にしたんですよ。 264 00:20:11,929 --> 00:20:14,431 それに 遺体が見つかれば→ 265 00:20:14,431 --> 00:20:17,918 あなた方3人が 警察に事情聴取され→ 266 00:20:17,918 --> 00:20:21,922 この碁盤の写真を 見せられるのは確実。 267 00:20:21,922 --> 00:20:24,258 その時→ 268 00:20:24,258 --> 00:20:27,928 エレベーターの点字をなぞるほど 目が悪い内藤さんなら→ 269 00:20:27,928 --> 00:20:31,915 暗号の点字を 読んでくれるかもしれないし。 270 00:20:31,915 --> 00:20:35,419 自分に囲碁ソフトを依頼した 須貝さんなら→ 271 00:20:35,419 --> 00:20:37,921 禁じ手を不自然に思い→ 272 00:20:37,921 --> 00:20:41,258 これが暗号だと 気づいてくれるはずだ。 273 00:20:41,258 --> 00:20:43,260 な なるほど。 274 00:20:43,260 --> 00:20:45,762 じゃあ 証拠の時計というのは? 275 00:20:45,762 --> 00:20:50,417 相馬さんが今も身に着けている 腕時計ですよ。 276 00:20:50,417 --> 00:20:51,752 なっ!? 277 00:20:51,752 --> 00:20:53,920 板倉さんが姿をくらまし→ 278 00:20:53,920 --> 00:20:57,591 この部屋に こもったのは 1週間前。 279 00:20:57,591 --> 00:21:02,095 そして 板倉さんは 時計にうるさく 目が悪い。 280 00:21:02,095 --> 00:21:05,248 あなたが最初 この部屋に来た時→ 281 00:21:05,248 --> 00:21:08,919 板倉さんは当然 手に取って見たはずだ。 282 00:21:08,919 --> 00:21:13,924 5日前に買ったという その自慢の腕時計をねぇ。 283 00:21:13,924 --> 00:21:18,445 そうか!その時計に指紋が 付いていれば 証拠になりますね。 284 00:21:18,445 --> 00:21:24,084 ああ 1週間ぶりに遺体となって 再会したはずの板倉さんが→ 285 00:21:24,084 --> 00:21:28,755 5日前に買った相馬さんの時計に 触れるわけがないからな。 286 00:21:28,755 --> 00:21:30,755 はぁ…。 287 00:21:33,093 --> 00:21:34,761 では 相馬さん。 288 00:21:34,761 --> 00:21:38,749 あなたの時計を鑑識で 調べさせていただけませんか? 289 00:21:38,749 --> 00:21:41,752 ああ 調べてくれよ。 290 00:21:41,752 --> 00:21:46,423 いろんな所にヤツの指紋が 付きまくってるだろうからな。 291 00:21:46,423 --> 00:21:50,594 俺はヤツがこの時計に 夢中になっているスキに→ 292 00:21:50,594 --> 00:21:53,430 ワインに 睡眠薬を入れて眠らせ→ 293 00:21:53,430 --> 00:21:58,418 毛布にくるんでガムテープで 縛りあげたんだからよ。 294 00:21:58,418 --> 00:22:01,088 (相馬の声)20年前→ 295 00:22:01,088 --> 00:22:03,924 ヤツが無名の ゲームクリエーターで→ 296 00:22:03,924 --> 00:22:07,761 俺がゲーム会社に入りたての 若僧だった頃。→ 297 00:22:07,761 --> 00:22:12,099 俺達2人は奨励会に通う 将棋仲間だった。→ 298 00:22:12,099 --> 00:22:16,920 酒を飲みながら よく話したよ。 299 00:22:16,920 --> 00:22:19,923 「ビッグになったら 名人を倒せるような→ 300 00:22:19,923 --> 00:22:22,926 将棋ソフトを作ろう」ってな。 301 00:22:22,926 --> 00:22:26,763 だが3日前 やっと居場所を突き止め→ 302 00:22:26,763 --> 00:22:30,250 部屋に入って来た俺に ヤツは こう言ったんだ。→ 303 00:22:30,250 --> 00:22:33,920 「待ったは何回がいいと思う?」。 304 00:22:33,920 --> 00:22:35,520 …ってよ。 305 00:22:37,591 --> 00:22:39,760 笑っちまうだろ? 306 00:22:39,760 --> 00:22:43,597 名勝負の棋譜を集めて 20年間 送り続け→ 307 00:22:43,597 --> 00:22:47,084 「機は熟した」って ヤツの言葉に乗せられて→ 308 00:22:47,084 --> 00:22:50,420 多額の借金までして ヤツに投資し→ 309 00:22:50,420 --> 00:22:54,925 出来上がるはずの 名人級の本格将棋ソフトに…。 310 00:22:54,925 --> 00:22:58,261 「待った」だからな。 311 00:22:58,261 --> 00:23:02,416 俺は景気づけのワインを買って 来るって言って部屋を出て→ 312 00:23:02,416 --> 00:23:05,419 ワインと一緒に ガムテープと睡眠薬を買って→ 313 00:23:05,419 --> 00:23:07,754 戻ったってわけだ。 314 00:23:07,754 --> 00:23:11,425 毛利小五郎に ヤツを捜させようという→ 315 00:23:11,425 --> 00:23:13,927 あんたらの案を 断らなかったのは→ 316 00:23:13,927 --> 00:23:18,098 あとで疑われるのを 少しでも避けるためだった。 317 00:23:18,098 --> 00:23:21,751 将棋ソフト開発に なかなか取り掛からず→ 318 00:23:21,751 --> 00:23:24,588 CGで有名になった板倉を→ 319 00:23:24,588 --> 00:23:28,091 会社で何度も ののしっていたからな。 320 00:23:28,091 --> 00:23:34,414 だが 20年は ヤツも俺も長考し過ぎたな。→ 321 00:23:34,414 --> 00:23:40,414 離れていると 人の心も夢も みんな変わっちまう。 322 00:23:42,756 --> 00:23:48,929 人生に「待った」があるなら 20年前に戻りたいよ。 323 00:23:48,929 --> 00:23:52,582 ヤツと同じ夢を見ていた…。 324 00:23:52,582 --> 00:23:55,919 あの頃にな。 325 00:23:55,919 --> 00:24:00,423 ♪♪~ 326 00:24:00,423 --> 00:24:20,427 ♪♪~ 327 00:24:20,427 --> 00:24:40,430 ♪♪~ 328 00:24:40,430 --> 00:25:00,417 ♪♪~ 329 00:25:00,417 --> 00:25:07,924 ♪♪~ 330 00:25:07,924 --> 00:25:14,724 ♪♪~ 331 00:25:16,917 --> 00:25:18,919 (目暮)じゃあな 蘭君。 332 00:25:18,919 --> 00:25:22,255 この寝ぼけた おとうさんにはまだ用があるから→ 333 00:25:22,255 --> 00:25:24,591 帰りは タクシーでも拾って…。 334 00:25:24,591 --> 00:25:27,761 いえ 歩いても 30分ぐらいですから。 335 00:25:27,761 --> 00:25:30,096 バイバ~イ 警部さ~ん。 336 00:25:30,096 --> 00:25:42,425 ♪♪~ 337 00:25:42,425 --> 00:25:51,084 ♪♪~ 338 00:25:51,084 --> 00:25:54,104 《ある ちゃんとあるぞ》 339 00:25:54,104 --> 00:25:56,423 《俺のポケットの中に→ 340 00:25:56,423 --> 00:26:00,594 あの黒ずくめの男達の 手掛かりが!》 341 00:26:00,594 --> 00:26:03,763 《あとは 博士んちのパソコンで→ 342 00:26:03,763 --> 00:26:06,750 このディスクを 隅から隅まで…》 343 00:26:06,750 --> 00:26:09,419 ねぇ コナン君? え? 344 00:26:09,419 --> 00:26:12,719 人って 変わっちゃうのかな…。 345 00:26:14,758 --> 00:26:17,558 離れていると人の心って…。 346 00:26:23,416 --> 00:26:25,919 結構つらいんだよ。 347 00:26:25,919 --> 00:26:29,589 待ってるだけってさ…。 348 00:26:29,589 --> 00:26:33,093 だ 大丈夫だよ 新一にいちゃんなら→ 349 00:26:33,093 --> 00:26:35,929 蘭ねえちゃんが思ってる まんまだと思うよ。 350 00:26:35,929 --> 00:26:40,417 だから ぜ~んぜん 心配しなくても…。 351 00:26:40,417 --> 00:26:44,754 コナン君が新一なら 良かったのにね。 352 00:26:44,754 --> 00:26:51,261 ♪♪~ 353 00:26:51,261 --> 00:26:55,415 バカね私 何 言ってんだろ…。 354 00:26:55,415 --> 00:26:58,752 《蘭… 違うんだ》 355 00:26:58,752 --> 00:27:03,089 《俺… 本当は俺…》 356 00:27:03,089 --> 00:27:06,426 《ダメだ 言っちゃダメだ!》 357 00:27:06,426 --> 00:27:09,763 《ヤツらの 正体を暴くまでは!》 358 00:27:09,763 --> 00:27:13,583 《ヤツらを ぶっつぶすまでは!》 359 00:27:13,583 --> 00:27:16,583 《俺のことは 絶対に…》 360 00:27:19,422 --> 00:27:22,092 ん? ああ…。 361 00:27:22,092 --> 00:27:39,426 ♪♪~ 362 00:27:39,426 --> 00:27:42,426 《お… おまえは!?》