1 00:00:01,134 --> 00:00:10,143 ♬~ 2 00:00:10,143 --> 00:00:13,113 (物音) (アレク・ユグレット)あっ…。 3 00:00:14,114 --> 00:00:18,118 (エルダス・ミヘイラ)やあ 少年。 君 魔法に興味あるかい? 4 00:00:18,118 --> 00:00:27,094 ♬~ 5 00:00:30,130 --> 00:00:34,101 集中して。 そうだ イメージしろ。 6 00:00:34,101 --> 00:00:37,104 いつか 君にも仲間ができる。 7 00:00:38,138 --> 00:00:40,140 (エルダスの声)その仲間が危機に陥っている。 8 00:00:40,140 --> 00:00:43,110 大切な仲間を助けるために 君がやるんだ… と。 9 00:00:47,147 --> 00:00:51,118 吸い込んだ息を体にとどめるように ゆっくり。 10 00:00:51,118 --> 00:00:53,120 (息を吐く音) 11 00:00:53,120 --> 00:00:55,155 (エルダス)目を開けて 一気に→ 12 00:00:55,155 --> 00:00:57,124 放つ! 13 00:01:01,161 --> 00:01:04,131 よしっ! できたよ エルダス! やっと出た! 14 00:01:04,131 --> 00:01:07,100 フフ。 見事だよ。 15 00:01:09,136 --> 00:01:14,141 今日の魔法は ちょっとだけ難しかったな。 丸一日かかっちゃったし。 16 00:01:14,141 --> 00:01:18,145 あのね… 普通なら ひと月はかかる魔法なんだけど。 17 00:01:18,145 --> 00:01:21,148 ねえ 次は!? 次は どんな魔法にする? 18 00:01:21,148 --> 00:01:25,152 いや 今日はここまで。 続きは明日だ。 19 00:01:25,152 --> 00:01:28,121 え~。 焦りは禁物。 20 00:01:28,121 --> 00:01:32,125 日が暮れるまで のんびり釣りでもしよう。 え~! 21 00:01:35,128 --> 00:01:40,100 うう~… 釣りなんて…。 俺は もっと魔法が知りたいのに。 22 00:01:41,134 --> 00:01:45,138 フッ…。 アレク 君には天性の才能がある。 23 00:01:47,140 --> 00:01:51,111 僕が教えなくても きっと 一流の魔法師になるよ。 24 00:01:52,145 --> 00:01:56,116 身を任せるのさ。 この川の流れのように。 25 00:01:57,117 --> 00:01:59,186 そんなの変だよ。 26 00:01:59,186 --> 00:02:03,156 だったら どうして エルダスは 俺に魔法を教えてくれるんだ? 27 00:02:03,156 --> 00:02:05,125 それは…。 28 00:02:07,127 --> 00:02:10,130 わっ! 見ろ アレク! かかったぞ! 29 00:02:10,130 --> 00:02:12,132 それで!? 次は どうしたらいいんだっけ? 30 00:02:12,132 --> 00:02:17,137 ハハハハ! 魔法は得意でも釣りは苦手って 本当に変な奴! 31 00:02:17,137 --> 00:02:19,106 ほら 手伝ってやるよ。 32 00:02:20,140 --> 00:02:22,142 いいか? せーの… よっ! 33 00:02:22,142 --> 00:02:24,111 (倒れる音) 34 00:02:27,114 --> 00:02:31,118 ククク…。 アハハハハ…! 35 00:02:31,118 --> 00:02:33,120 (2人の笑い声) 36 00:02:35,122 --> 00:02:38,125 これは こうで…。 う~ん? 37 00:02:38,125 --> 00:02:40,127 う~ん…。 38 00:02:40,127 --> 00:02:44,131 そんなに難しい式じゃない。 パターンを把握すれば簡単だよ。 39 00:02:44,131 --> 00:02:46,133 まず これは…。 40 00:02:46,133 --> 00:02:59,112 ♬~ 41 00:02:59,112 --> 00:03:02,115 ほら ここに…。 わかってる…。 ん…? 42 00:03:02,115 --> 00:03:04,117 ヘヘッ。 43 00:03:04,117 --> 00:03:06,086 えいっ! うわっ! 44 00:03:08,121 --> 00:03:11,091 やったな! アハハハ…! 45 00:03:13,126 --> 00:03:17,130 えっ…。 王都を出る…? 46 00:03:19,132 --> 00:03:22,102 もう… 会えなくなるってこと…? 47 00:03:22,102 --> 00:03:24,104 アレク…。 48 00:03:27,140 --> 00:03:34,114 もし なれる機会に恵まれたとしても 宮廷魔法師にだけはならないほうがいい。 49 00:03:35,115 --> 00:03:37,117 えっ…? それって…。 50 00:03:37,117 --> 00:03:42,122 なあ エルダス。 どうして 俺に魔法を教えてくれたんだ? 51 00:03:45,125 --> 00:03:47,127 亡くなったお母さんに…→ 52 00:03:47,127 --> 00:03:49,129 恩があるから。 53 00:03:49,129 --> 00:03:51,198 エルダス…。 54 00:03:51,198 --> 00:03:58,171 ♬~ 55 00:04:06,113 --> 00:04:08,115 「主席卒業」…。 56 00:04:08,115 --> 00:04:10,117 フッ さすがだな。 57 00:04:11,118 --> 00:04:14,154 「エルダスは宮廷魔法師になり→ 58 00:04:14,154 --> 00:04:16,123 そして 追放された」…? 59 00:04:19,126 --> 00:04:23,130 だから… あんなに悲しそうだったのか…? 60 00:04:25,132 --> 00:04:28,135 だったら… 俺が宮廷を変えてやる。 61 00:04:28,135 --> 00:04:33,140 俺にできることなら なんでもやる。 それがエルダスへの 俺の恩返しだ…! 62 00:04:33,140 --> 00:04:37,144 俺は… 宮廷魔法師になる! 63 00:04:38,145 --> 00:04:40,147 (レグルス・ガルダナ)もう一度 言う。 64 00:04:41,148 --> 00:04:44,151 宮廷魔法師 アレク・ユグレット。 65 00:04:44,151 --> 00:04:46,119 お前はクビだ! 66 00:04:48,155 --> 00:04:50,157 は…? 67 00:04:50,157 --> 00:04:55,128 ♬~ 68 00:06:29,122 --> 00:06:31,091 (レグルス)お前はクビだ。 69 00:06:32,125 --> 00:06:34,094 で… 殿下 何を…。 70 00:06:36,129 --> 00:06:38,131 (レグルス)お前の仕事はなんだ? 71 00:06:38,131 --> 00:06:41,101 魔法で殿下をお助けすることです。 72 00:06:41,101 --> 00:06:46,106 では 先刻の戦いで お前は自分の仕事をしたか? 73 00:06:48,108 --> 00:06:52,112 (レグルスの声)王太子の僕が 誰より前線で剣を振るい→ 74 00:06:52,112 --> 00:06:56,149 レニーは得意の炎魔法で魔物を倒した。 75 00:06:56,149 --> 00:07:00,120 イクスも盾となって 敵の攻撃を よく防いでくれた。 76 00:07:00,120 --> 00:07:02,122 なのに お前はどうだ? 77 00:07:05,125 --> 00:07:10,130 (レグルスの声)防御だとか強化だとか 補助魔法を連発するのが関の山。 78 00:07:10,130 --> 00:07:13,099 宮廷魔法師とは名ばかりじゃないか。 79 00:07:14,134 --> 00:07:16,136 お待ちください 殿下…! 80 00:07:16,136 --> 00:07:19,105 確かに 俺が ひたすら 補助魔法に徹していたことは事実です。 81 00:07:19,105 --> 00:07:21,141 ですが それには…。 フン。 82 00:07:21,141 --> 00:07:25,145 補助魔法しかロクに使えないから 補助魔法に徹していたと→ 83 00:07:25,145 --> 00:07:28,114 素直に そう言えばいいだろうが。 見苦しい。 84 00:07:28,114 --> 00:07:32,118 (レニー)やれ これ以上 先へ進むな。 やれ 引き返せ。 85 00:07:32,118 --> 00:07:34,187 あなた そればかりじゃない。 86 00:07:34,187 --> 00:07:39,125 はっきり言いなさいよ。 ダンジョンの先へ進むのが怖いって。 87 00:07:39,125 --> 00:07:42,128 レニー…。 本当 そういうの困るのよ。 88 00:07:42,128 --> 00:07:45,131 あなたをパーティーに加えると 陛下から命令があったから→ 89 00:07:45,131 --> 00:07:48,134 これまでは我慢していたけれど→ 90 00:07:48,134 --> 00:07:52,138 いかに懐が深い王太子殿下であろうと もう限界なのよ。 91 00:07:52,138 --> 00:07:56,109 あなたみたいな役立たずと共に ダンジョン攻略なんてね。 92 00:07:56,109 --> 00:07:58,111 まったくだ。 93 00:07:58,111 --> 00:08:02,148 (レグルス)魔法学院にて優秀な成績を残し 宮廷魔法師になったと聞いていたが→ 94 00:08:02,148 --> 00:08:04,150 しょせん お前は→ 95 00:08:04,150 --> 00:08:08,121 周囲の人間に 助けられていただけの人間だったのだろう? 96 00:08:09,089 --> 00:08:13,093 殿下… どうか落ち着いて まずは話を…。 97 00:08:13,093 --> 00:08:15,095 (レグルス)待て。 説明しろ。 98 00:08:15,095 --> 00:08:17,097 それはなんだ? 99 00:08:17,097 --> 00:08:19,132 短剣です。 100 00:08:19,132 --> 00:08:21,101 (レグルス)よこせ! 101 00:08:21,101 --> 00:08:23,103 平民が武器を持つなと言ったはずだ! 102 00:08:23,103 --> 00:08:26,072 しかし この先の階層では 必要になるかと…! 103 00:08:27,107 --> 00:08:30,076 この僕のパーティーで 勝手なまねは許さない! 104 00:08:31,111 --> 00:08:35,081 だから 反対だったんだ! 平民をパーティーに加えるなど…。 105 00:08:36,116 --> 00:08:38,084 殿下…。 106 00:08:41,121 --> 00:08:45,125 宮廷魔法師のローブは お前には似合わない! 107 00:08:45,125 --> 00:08:51,097 ♬~ 108 00:08:51,097 --> 00:08:53,099 ああ…。 109 00:08:53,099 --> 00:08:58,104 わかったか? このパーティーに お前は必要ない。 110 00:08:58,104 --> 00:09:00,106 引き揚げるぞ。 フン。 111 00:09:07,113 --> 00:09:10,116 《魔法無効の状況下→ 112 00:09:10,116 --> 00:09:12,118 想定される敵の動き→ 113 00:09:12,118 --> 00:09:14,120 必須のアイテム…》 114 00:09:14,120 --> 00:09:17,090 《殿下は 明らかに魔力不足だ…》 115 00:09:17,090 --> 00:09:21,094 《このまま 30階層に行ったら 命の危険すらある…》 116 00:09:23,096 --> 00:09:29,102 《ずっと支えてきたつもりだった。 信頼関係が築けると信じて…》 117 00:09:30,103 --> 00:09:33,106 《いや まだ間に合う》 118 00:09:33,106 --> 00:09:36,076 《俺の言葉を聞く耳は持っていなくても!》 119 00:09:37,110 --> 00:09:39,078 (書く音) 120 00:09:42,115 --> 00:09:46,119 なっ…。 お引き取りください アレク・ユグレット殿。 121 00:09:46,119 --> 00:09:48,121 あなた様からは→ 122 00:09:48,121 --> 00:09:51,091 すでに宮廷魔法師としての地位が 剥奪されております。 123 00:09:53,126 --> 00:09:58,131 ご存じのとおり 一般の者が 許可なく王城へ立ち入ることはできません。 124 00:09:58,131 --> 00:10:01,134 お… おい! (レニー)まだわからない? 125 00:10:01,134 --> 00:10:03,102 あなたはクビになったの。 126 00:10:04,137 --> 00:10:09,109 もう 宮廷魔法師でもなんでもない。 ただの平民の男よ。 127 00:10:09,109 --> 00:10:11,111 あの噂…。 128 00:10:11,111 --> 00:10:16,115 あなたが学院時代に作ったという 王都ダンジョン踏破の新記録。 129 00:10:16,115 --> 00:10:20,153 それまでの37層の記録を 大幅に塗り替えて…→ 130 00:10:20,153 --> 00:10:24,124 68層だったかしら? 大したホラ話よね。 131 00:10:24,124 --> 00:10:26,125 レニー! 132 00:10:26,125 --> 00:10:28,128 ま… 待ってくれ…! 133 00:10:28,128 --> 00:10:31,130 頼む。 せめて これを陛下に渡してほしい! 134 00:10:31,130 --> 00:10:33,133 フェルクス王に? 135 00:10:33,133 --> 00:10:37,103 レグルス殿下のパーティーに俺が入ったのは 陛下の命令だ。 136 00:10:37,103 --> 00:10:41,074 殿下を助けるためにも これを…。 137 00:10:45,111 --> 00:10:47,080 フフフ…。 138 00:10:53,119 --> 00:10:55,088 フン。 ああ 汚らわしい! 139 00:10:55,088 --> 00:10:58,124 門番 さっさと そいつを追い払って。 140 00:10:58,124 --> 00:11:00,093 (門番たち)はっ! 141 00:11:11,104 --> 00:11:13,106 《卒業してから4年》 142 00:11:13,106 --> 00:11:17,110 《宮廷魔法師として 力を尽くしてきたつもりだったが…》 143 00:11:18,111 --> 00:11:23,116 すまない エルダス。 宮廷を変えることはできなかったよ…。 144 00:11:23,116 --> 00:11:25,084 (ヨルハ・アイゼンツ)アレク? 145 00:11:37,096 --> 00:11:40,099 アハッ! アハハ…! 146 00:11:40,099 --> 00:11:42,101 やっぱり アレクだ! 147 00:11:43,169 --> 00:11:45,171 ヨルハ…。 148 00:11:46,105 --> 00:11:50,109 なるほどね。 それで落ち込んでたんだ。 149 00:11:50,109 --> 00:11:55,114 悪い…。 4年ぶりだっていうのに こんな暗い話をしちゃってさ。 150 00:11:55,114 --> 00:11:58,117 本当に もう このガルダナ王国って国はさあ! 151 00:11:58,117 --> 00:12:02,121 平民とか貴族とか 古い慣習に いつまでも縛られてさあ! 152 00:12:02,121 --> 00:12:07,093 ヨ… ヨルハ! 声が大きいよ。 大丈夫だよ。 誰もいないし。 153 00:12:07,093 --> 00:12:10,096 大変だったんだね アレク。 154 00:12:10,096 --> 00:12:12,098 まあな。 155 00:12:12,098 --> 00:12:15,134 本当は こんなこと言っちゃダメなんだろうけど…。 156 00:12:15,134 --> 00:12:19,105 でも ボク的には そうなってくれて よかったよ。 157 00:12:19,105 --> 00:12:21,074 よかった…? 158 00:12:22,108 --> 00:12:26,112 ねえ アレク。 4年前にボクが言ったこと 覚えてる? 159 00:12:26,112 --> 00:12:30,116 ボクたちのパーティーが いつか アレクを引き抜くって話。 160 00:12:30,116 --> 00:12:33,119 ああ…。 そんなこと言ってたな。 161 00:12:33,119 --> 00:12:36,089 ボクが こうして王都に帰ってきたのも→ 162 00:12:36,089 --> 00:12:38,091 実は それが理由でね。 163 00:12:40,093 --> 00:12:42,095 ねえ アレク。 164 00:12:46,099 --> 00:12:51,104 ボクたちと一緒に またダンジョン攻略をする気はない? 165 00:12:53,139 --> 00:12:56,142 アレク。 ボクと来てほしい。 166 00:12:56,142 --> 00:12:58,111 君の力が必要なんだ。 167 00:12:58,111 --> 00:13:04,150 ♬~ 168 00:13:04,150 --> 00:13:08,121 俺は… 役立たずの元宮廷魔法師だぞ? 169 00:13:08,121 --> 00:13:10,123 ハハハハ…! 170 00:13:10,123 --> 00:13:12,125 そんなの関係ない! 171 00:13:12,125 --> 00:13:16,129 ボクたちは 他でもない アレク・ユグレットを必要としてるんだ! 172 00:13:18,131 --> 00:13:22,101 いつか アレクを迎えに行くって みんなで そう決めてたから。 173 00:13:23,136 --> 00:13:26,139 もちろん アレクが宮廷魔法師を続けたいのであれば→ 174 00:13:26,139 --> 00:13:29,142 無理強いする気はなかったんだけどね。 175 00:13:29,142 --> 00:13:43,122 ♬~ 176 00:13:43,122 --> 00:13:47,093 始めよう 新しい伝説を。 177 00:13:47,093 --> 00:13:51,097 あの日の続きを。 終わりなき日々を! 178 00:13:51,097 --> 00:13:54,100 ようこそ Aランクパーティー ラスティングピリオドへ! 179 00:13:56,102 --> 00:13:58,104 おかえり アレク。 180 00:13:59,105 --> 00:14:01,074 ただいま。 181 00:14:06,112 --> 00:14:12,118 (エルダス)もし なれる機会に恵まれたとしても 宮廷魔法師にだけはならないほうがいい。 182 00:14:15,054 --> 00:14:20,059 眠っていても大丈夫だよ。 フィーゼルまで まだあるからね。 183 00:14:20,059 --> 00:14:23,096 あ… ああ。 184 00:14:23,096 --> 00:14:25,064 どうかした? 185 00:14:25,064 --> 00:14:29,168 彼の言うとおりだった… と思ってさ。 186 00:14:29,168 --> 00:14:32,138 ん? いや なんでもないよ。 187 00:14:34,173 --> 00:14:37,143 ちょっと 昔の夢を見ただけさ。 188 00:14:38,077 --> 00:14:41,080 ん? ユグレットが国を出た? 189 00:14:42,081 --> 00:14:45,084 5日前だそうです。 逃げ出したんでしょう。 190 00:14:45,084 --> 00:14:48,087 なんでも 冒険者になったとか。 191 00:14:48,087 --> 00:14:51,090 (レグルス)ハッ そいつはお笑いだ。 まったくです。 192 00:14:51,090 --> 00:14:53,092 (ため息) 193 00:14:53,092 --> 00:14:56,095 魔法学院始まって以来の神童と うたわれていたというから→ 194 00:14:56,095 --> 00:14:59,098 どれほどの傑物かと思えば→ 195 00:14:59,098 --> 00:15:01,067 ただの臆病者だったとはな。 196 00:15:02,068 --> 00:15:05,104 これからは 無能な平民ではなく→ 197 00:15:05,104 --> 00:15:10,076 由緒正しき貴族 フォルネウス公爵家の俊才→ 198 00:15:10,076 --> 00:15:13,079 ヴォガン卿が 我々に同行してくださいます。 199 00:15:17,083 --> 00:15:19,051 ああ。 200 00:15:20,086 --> 00:15:22,088 (レニー)遠くない未来→ 201 00:15:22,088 --> 00:15:26,092 今までとは比較にならない速さにて ダンジョンを踏破し→ 202 00:15:26,092 --> 00:15:30,062 そして 殿下の勇名が世界中にとどろくこと 間違いありません。 203 00:15:30,062 --> 00:15:33,065 (イクス)そのとおりです。 (レグルス)そうだろう そうだろう。 204 00:15:34,066 --> 00:15:36,068 アハハハ。 アッハッハッハッ…! 205 00:15:37,069 --> 00:15:41,073 冒険者だらけだな。 さすがは迷宮の都。 206 00:15:41,073 --> 00:15:45,077 いい街だよ! 冒険者への偏見もないし。 207 00:15:45,077 --> 00:15:49,081 ボクら3人も ずっと拠点にしてるんだ! そうか。 208 00:15:49,081 --> 00:15:53,085 今 攻略中のダンジョンは 西の遺跡にあってね。 209 00:15:53,085 --> 00:15:58,057 …と その前に 冒険者ギルドでアレクの登録しなくっちゃ。 210 00:15:58,057 --> 00:16:00,059 ワクワクするなあ! 211 00:16:03,062 --> 00:16:07,066 ボクらの大冒険が 今日ここから始まるんだ! 212 00:16:07,066 --> 00:16:09,068 ああーっ! 213 00:16:09,068 --> 00:16:12,071 (ミーシャ)却下です。 アレク・ユグレットさん。 214 00:16:12,071 --> 00:16:14,073 ちょっ…! ミーシャ そこをなんとか! 215 00:16:14,073 --> 00:16:18,077 (ミーシャ)決まりですから。 通行証を持って 再度お越しくださいね。 216 00:16:18,077 --> 00:16:20,079 通行証って? 217 00:16:20,079 --> 00:16:24,050 ダンジョン30層以上の立ち入りに必要な ライセンスです。 218 00:16:24,050 --> 00:16:28,087 ギルドに2年以上在籍した方にのみ 発行しています。 219 00:16:28,087 --> 00:16:31,057 そういえば フィーゼルには そんなルールがあったな。 220 00:16:32,091 --> 00:16:36,062 で… でも クラシアが解決してくれるって 言ってたんだよ! 221 00:16:36,062 --> 00:16:38,064 ギルドには話しておくって。 222 00:16:38,064 --> 00:16:41,067 クラシアさんなら 確かに いらっしゃいました。 223 00:16:42,068 --> 00:16:44,070 つべこべ言わず 発行しろ! 224 00:16:44,070 --> 00:16:46,072 ああーっ…! あっ… ああ…。 225 00:16:46,072 --> 00:16:48,074 そう脅されました。 226 00:16:48,074 --> 00:16:50,076 あっ… アハハ…。 227 00:16:50,076 --> 00:16:52,044 ボクのバカ バカ バカ! 228 00:16:53,079 --> 00:16:56,082 クラシアに任せたら こうなるって わかってたのに! 229 00:16:56,082 --> 00:16:59,051 相変わらず 苦労しているみたいだな。 ありがとう。 230 00:17:03,089 --> 00:17:06,058 攻略中のダンジョンは 52層まで進んでるんだ。 231 00:17:06,058 --> 00:17:09,061 2年なんて とても待ってられないよ! 232 00:17:12,064 --> 00:17:16,068 やめやめ! グチはここまで。 今 行ける所から始めよう! 233 00:17:16,068 --> 00:17:18,070 ねっ! 234 00:17:18,070 --> 00:17:20,072 行ける所? 肩慣らしだよ。 235 00:17:20,072 --> 00:17:23,075 浅い階層なら通行証はいらないし。 236 00:17:23,075 --> 00:17:27,079 ボクたちは冒険者! そして ここは迷宮の都なんだからね! 237 00:17:30,082 --> 00:17:33,085 フィーゼルへようこそ アレク! 238 00:17:33,085 --> 00:17:35,054 楽しんでいこう! 239 00:17:36,088 --> 00:17:44,063 ♬~ 240 00:17:44,063 --> 00:17:46,065 アレク! 241 00:17:47,099 --> 00:17:49,101 スペルブースト! 242 00:17:49,101 --> 00:18:02,081 ♬~ 243 00:18:02,081 --> 00:18:04,083 ヘヘッ! 244 00:18:04,083 --> 00:18:06,085 ねえ アレク。 245 00:18:06,085 --> 00:18:10,089 今日は 軽く潜って サクッとクリアの予定だったんだけど…。 246 00:18:11,090 --> 00:18:15,094 勘違いじゃないよね。 このレッドフラッパー…。 247 00:18:15,094 --> 00:18:18,097 減るどころか 次から次に増えてない? 248 00:18:20,099 --> 00:18:23,069 パニック状態だ。 巣に異常があったんだろう。 249 00:18:23,069 --> 00:18:26,072 参ったね…。 まさか 2層で足止めなんて。 250 00:18:28,107 --> 00:18:30,076 防御魔法 シールド! 251 00:18:30,076 --> 00:18:32,111 ヨルハ 1人で出るな! 252 00:18:32,111 --> 00:18:34,080 ここは確実に 1匹ずつ…。 いいから! 253 00:18:34,080 --> 00:18:37,049 ボクの防御魔法は…。 くっ…! 254 00:18:37,049 --> 00:18:40,052 だが…。 アレクは本調子じゃないよね? 255 00:18:41,053 --> 00:18:44,090 いつものアレクなら この程度の魔物は敵じゃない。 256 00:18:44,090 --> 00:18:46,092 だから ボクがやるよ! 257 00:18:46,092 --> 00:18:49,061 ボクを信じて! 仲間じゃないか! 258 00:18:52,064 --> 00:18:54,066 くっ…! 259 00:18:54,066 --> 00:18:56,035 《違うだろう! アレク・ユグレット!》 260 00:18:57,069 --> 00:19:01,073 《お前は もう 宮廷魔法師じゃない!》 261 00:19:01,073 --> 00:19:04,076 (エルダスの声)大切な仲間を助けるために 君がやるんだ! 262 00:19:09,048 --> 00:19:11,083 《今の俺は…》 263 00:19:11,083 --> 00:19:13,052 冒険者だ! 264 00:19:14,086 --> 00:19:16,055 アレク! 265 00:19:19,091 --> 00:19:21,060 あっ…! えっ!? 266 00:19:21,060 --> 00:19:37,076 ♬~ 267 00:19:37,076 --> 00:19:39,045 サンダーボルト! 268 00:19:42,081 --> 00:19:44,083 フウ…。 269 00:19:44,083 --> 00:19:47,053 やったじゃん アレク! ああ。 270 00:19:47,053 --> 00:19:50,056 心配させて もう! すまない ヨルハ。 271 00:19:55,094 --> 00:19:57,096 マッドワーム!? 272 00:19:57,096 --> 00:19:59,065 レッドフラッパーの異常行動は こいつのせいか! 273 00:19:59,065 --> 00:20:01,067 ヨルハ! 今 助ける! 274 00:20:01,067 --> 00:20:03,069 ヨルハ! 275 00:20:03,069 --> 00:20:06,072 お前の補助魔法は学院一だったよな! 276 00:20:06,072 --> 00:20:08,074 そうとも アレク! 277 00:20:08,074 --> 00:20:11,077 そして 君こそ 学院一の攻撃魔法の使い手だ! 278 00:20:14,080 --> 00:20:17,083 《仲間を… 信じる!》 279 00:20:17,083 --> 00:20:25,091 ♬~ 280 00:20:25,091 --> 00:20:27,059 サクリファイス。 281 00:20:28,060 --> 00:20:30,062 ハアッ! 282 00:20:33,065 --> 00:20:35,067 アハッ。 283 00:20:40,072 --> 00:20:42,074 フウ…。 284 00:20:45,077 --> 00:20:47,079 さすがだな ヨルハ。 285 00:20:48,080 --> 00:20:52,051 アレクもさすがだよ! やっぱり 君は最高の魔法師だ! 286 00:20:53,085 --> 00:20:55,054 ありがとう。 287 00:20:55,054 --> 00:20:57,089 今だって あの時だって…。 288 00:20:57,089 --> 00:21:00,092 (ヒュドラの咆哮) (オーネスト・レイン)オラァ! 289 00:21:01,093 --> 00:21:03,062 チッ…。 この石頭が! 290 00:21:05,097 --> 00:21:07,066 (クラシア・アンネローゼ)お礼はいいわよ。 291 00:21:07,066 --> 00:21:10,169 ああ? 余計なことすんな! ああん? 292 00:21:10,169 --> 00:21:12,104 あんたなんか 食べられてしまえばよかったのよ! 293 00:21:12,104 --> 00:21:14,106 てめえ! ぬうう…。 294 00:21:14,106 --> 00:21:16,108 (咆哮) 295 00:21:16,108 --> 00:21:18,177 アイスウォール! 296 00:21:18,177 --> 00:21:20,146 下がって! 次 くるよ! 297 00:21:22,081 --> 00:21:24,083 アースウォール! 298 00:21:24,083 --> 00:21:26,085 ハア ハア…。 299 00:21:26,085 --> 00:21:28,087 五属性の連続攻撃魔法…! 300 00:21:28,087 --> 00:21:31,090 ボクの力じゃ これ以上は…。 301 00:21:32,091 --> 00:21:34,093 (咆哮) 302 00:21:34,093 --> 00:21:36,095 ヨルハ! アレク…! 303 00:21:36,095 --> 00:21:39,064 アレク…! ったく 遅えんだよ…! 304 00:21:39,064 --> 00:21:51,076 ♬~ 305 00:21:51,076 --> 00:21:53,078 ヘッ。 アハ! 306 00:21:54,079 --> 00:21:56,081 イッテ…! やったね アレク! 307 00:21:56,081 --> 00:21:59,051 まあ これぐらい当然よね。 (オーネスト)よく言うぜ。 308 00:21:59,051 --> 00:22:01,086 泣きそうになってた くせによ。 309 00:22:01,086 --> 00:22:03,055 だ… 誰がよ! 310 00:22:03,055 --> 00:22:05,090 あんたこそ ちびってるんでしょ!? 311 00:22:05,090 --> 00:22:07,059 ちびってねえよ! 俺様は天才だぜ! 312 00:22:08,093 --> 00:22:10,062 だけどよ… やったな。 313 00:22:11,063 --> 00:22:14,066 そうね。 68層攻略… 新記録ね。 314 00:22:14,066 --> 00:22:16,068 フッ。 ほら。 うん。 315 00:22:16,068 --> 00:22:18,070 フッ。 うん! 316 00:22:19,071 --> 00:22:23,075 (一同)ラスティングピリオド! 終わりなき日々を! 317 00:22:23,075 --> 00:22:31,050 ♬~