1 00:00:06,773 --> 00:00:10,777 (デュラハンのうなり声) 2 00:00:11,745 --> 00:00:13,780 (ロキ・シルベリア)さすがだね…。 3 00:00:13,780 --> 00:00:16,783 さっきのフロアボスを倒した時よりも 増えている。 4 00:00:17,768 --> 00:00:19,786 (アレク・ユグレット)くっ…。 5 00:00:19,786 --> 00:00:21,788 ううっ! くっ…! 6 00:00:23,757 --> 00:00:25,742 (オーネスト・レイン)アレク! 7 00:00:27,794 --> 00:00:29,796 くっ…! 8 00:00:31,782 --> 00:00:33,784 広がれ! 9 00:00:37,754 --> 00:00:39,756 (マーベル)すっご…。 10 00:00:39,756 --> 00:00:41,758 デュラちゃんが見えなくなっちゃった…。 11 00:00:41,758 --> 00:00:44,745 サンダーボルト アクセラレーション!! 12 00:00:47,764 --> 00:00:51,752 ぐああーっ…! 13 00:00:51,752 --> 00:00:56,974 (うなり声) 14 00:00:56,974 --> 00:00:57,741 マジか! まだ動けんのかよ! 15 00:00:57,741 --> 00:00:59,743 (ヨルハ・アイゼンツ)くっ…! 16 00:00:59,743 --> 00:01:02,763 《三点封陣も長くはもたない…》 17 00:01:02,763 --> 00:01:05,749 《頼むよ アレク ここで決めて!》 18 00:01:05,749 --> 00:01:11,872 描け… 描くんだ…! 19 00:01:10,771 --> 00:01:12,756 アレク! 20 00:01:12,756 --> 00:01:17,761 当然だね。 本日2度目のアクセラレーション…。 21 00:01:17,761 --> 00:01:19,746 普通なら とうに限界だ。 22 00:01:19,746 --> 00:01:23,750 急激な魔力消費に 肉体が悲鳴を上げる…。 23 00:01:23,750 --> 00:01:27,754 たとえ彼が どれほどの天才でも。 24 00:01:29,773 --> 00:01:44,938 (レグルス・ガルダナ)お前はクビだ。 25 00:01:33,810 --> 00:01:37,798 ボクたちは 他でもない アレク・ユグレットを必要としてるんだ! 26 00:01:37,798 --> 00:01:41,785 (クラシア・アンネローゼ)アレクが どこで何してたって 私は口出ししないけど→ 27 00:01:41,785 --> 00:01:43,820 つらい時は話してみれば? 28 00:01:43,820 --> 00:01:47,808 今度は 学院なんて ちっぽけな場所じゃあねえ。 29 00:01:47,808 --> 00:01:51,812 世界にだ。 世界に 俺らの名をとどろかせてやろうや! 30 00:01:52,763 --> 00:01:57,768 《でも 手を差し伸べて チャンスをくれた奴らがいる》 31 00:02:01,772 --> 00:02:05,759 《だから せめて… あいつらを失望だけはさせたくない》 32 00:02:14,985 --> 00:02:16,987 ヴァジュラ! 33 00:02:15,769 --> 00:02:17,771 (リウェル)あれは…! 34 00:02:27,781 --> 00:02:33,086 もう これ以上は…。 あっ…! 35 00:02:31,301 --> 00:02:34,304 これが 最後の一撃だ。 36 00:02:33,086 --> 00:02:42,813 (うなり声) 37 00:02:42,646 --> 00:02:44,798 (咆哮) 38 00:02:42,813 --> 00:02:44,815 行け。 39 00:02:44,798 --> 00:02:49,786 ♬~ 40 00:03:04,868 --> 00:03:09,756 やっぱり 頼られるってのは→ 41 00:03:09,756 --> 00:03:11,758 悪くないなあ…。 42 00:03:12,793 --> 00:03:15,779 頼る頼られるじゃなくてさ→ 43 00:03:15,779 --> 00:03:19,766 4人でダンジョンでバカ騒ぎ… の 間違いじゃない? 44 00:03:22,786 --> 00:03:26,740 アレク・ユグレット 完全復活だな。 45 00:03:26,740 --> 00:03:29,726 そう? まだまだいけたと思うけど? 46 00:03:29,726 --> 00:03:31,812 鬼かよ。 47 00:03:31,812 --> 00:03:33,797 おかえり アレク。 48 00:03:34,765 --> 00:03:37,784 ところでよぉ? アレク。 49 00:03:37,784 --> 00:03:41,788 どう見ても勝負は 俺様の勝ちだよなあ? 50 00:03:46,777 --> 00:03:49,763 負けたほうは罰ゲームな! 51 00:03:50,764 --> 00:03:55,769 あっ! おまっ… わかってて 俺が倒れるの黙って見てたな!? 52 00:03:55,769 --> 00:04:00,791 おいおいおい。 男と男の真剣勝負に 甘えたこと言ってんな。 53 00:04:00,791 --> 00:04:04,778 だが… まあ 俺様も鬼じゃねえ。 54 00:04:04,778 --> 00:04:07,798 今回は アレクに不利な勝負だったし? 55 00:04:07,798 --> 00:04:10,767 特別に罰ゲームは 軽いもんにしてやるかねえ。 56 00:04:10,767 --> 00:04:12,769 そりゃどうも。 57 00:04:12,769 --> 00:04:35,892 だから 4年前みてえな 隠しごとは もうなしだ。 58 00:04:21,762 --> 00:04:25,765 (オーネスト)悩みがあるんなら 3人の誰かに必ず打ち明けろ。 59 00:04:25,765 --> 00:04:27,751 一人で抱え込むな。 60 00:04:27,751 --> 00:04:30,754 これが てめえへの罰だ。 61 00:04:32,772 --> 00:04:35,776 はっ… 軽いにも程があるだろ。 62 00:04:35,776 --> 00:04:40,797 ああ? なら うんと重いやつにしてやろうか? 63 00:04:35,892 --> 00:04:38,895 潔癖症でも ヨルハでも 俺様でもいい。 64 00:04:40,797 --> 00:04:43,733 勘弁してくれ… それでいい。 65 00:04:43,733 --> 00:04:45,719 だろう? だろう? 66 00:04:45,719 --> 00:04:48,772 俺様の寛大な心に 感謝するんだな。 67 00:04:48,772 --> 00:04:50,791 ああ そうする。 68 00:04:50,791 --> 00:04:54,795 (ロキ)いやいや~ みんな ほーんと お疲れさま。 69 00:04:55,762 --> 00:04:57,747 痛っ…! 決して…→ 70 00:04:57,747 --> 00:05:00,750 決して わざとじゃないんだってば…! 71 00:05:01,835 --> 00:05:03,837 あっ…。 あっ…。 72 00:05:08,792 --> 00:05:11,761 遅れまして すいません。 73 00:05:11,761 --> 00:05:22,722 「緋色の花」のリーダー リウェルです。 74 00:05:19,803 --> 00:05:21,788 ああーーっ!! 75 00:05:22,722 --> 00:05:25,709 ああ どうも。 俺は…。 76 00:05:22,739 --> 00:05:24,791 どうもありがとう! ああ。 77 00:05:24,791 --> 00:05:27,777 私 マーベル。 強いねえ 君。 78 00:05:25,709 --> 00:05:27,711 (マーベル)アーレくーん! アハハハッ! 79 00:05:27,777 --> 00:05:31,765 どう? 今度 一緒に もうひとダンジョン。 80 00:05:31,765 --> 00:05:34,768 マ… マーベルさん! アレクは うちの魔法師だからね! 81 00:05:35,752 --> 00:05:38,788 かれこれ いろんな魔法師を見てきたけど→ 82 00:05:38,788 --> 00:05:42,759 一度に あれだけ展開された魔法を見るのは 初めてだったよ。 83 00:05:42,759 --> 00:05:47,781 君じゃなかったら 今頃 第2ラウンド始まってたかも。 84 00:05:47,781 --> 00:05:49,766 おかげで倒せた。 85 00:05:49,766 --> 00:05:52,769 僕は もう二度と戦いたくないけどね。 86 00:05:54,754 --> 00:05:56,756 あんたの作戦も面白かったよ。 87 00:06:03,780 --> 00:06:07,784 それって つまり 「貸し」ってこと? 88 00:06:05,682 --> 00:06:13,890 へえ~。 聞きましたあ? 奥さん。 俺らのおかげだってえ~。 89 00:06:07,784 --> 00:06:10,053 (2人)ヨルハは どう思う? 90 00:06:10,053 --> 00:06:13,790 わかってる わかってる! ちゃんと借りは返すから! 91 00:06:13,790 --> 00:06:16,793 つうか こんな時だけ 息ぴったりだね 君たち。 92 00:06:18,762 --> 00:06:21,781 で? 僕らに推薦しろって話? 93 00:06:21,781 --> 00:06:26,903 やだやだ 恩着せがましいったら…。 94 00:06:25,752 --> 00:06:27,754 Sランク昇格の推薦ですよ。 95 00:06:28,772 --> 00:06:32,759 AからSへの昇格には Sランクからの推薦と→ 96 00:06:32,759 --> 00:06:35,762 ギルドマスターの承認が必要ですからね。 97 00:06:35,762 --> 00:06:39,783 推薦の件は 私が責任を持って果たしましょう。 98 00:06:39,783 --> 00:06:42,769 クソ野郎はともかく あんたなら問題ねえ。 99 00:06:42,769 --> 00:06:45,755 よろしく頼むよ。 ちょっと ちょっと! 100 00:06:45,755 --> 00:06:48,758 僕ってば そんなに信用ないかなあ? 101 00:06:48,758 --> 00:06:52,762 この戦闘バカに ビシッと言ってやってよ リーダー。 102 00:06:52,762 --> 00:07:02,656 信用… ありませんね。 103 00:06:58,785 --> 00:07:00,770 ねえよ。 ないわね。 104 00:07:00,770 --> 00:07:08,895 ない。 105 00:07:05,759 --> 00:07:08,762 (一同の笑い声) 106 00:07:19,756 --> 00:07:23,793 この度は 本当に ありがとうございました。 107 00:07:23,793 --> 00:07:25,762 それと…→ 108 00:07:25,629 --> 00:07:27,631 うん。 109 00:07:25,762 --> 00:07:27,764 良いパーティーですね。 110 00:07:32,719 --> 00:07:32,769 (オーネスト)当ったり前だろ! 俺らは 伝説のパーティー→ 111 00:07:32,769 --> 00:07:35,755 ラスティングピリオドなんだからよ! 112 00:07:35,755 --> 00:07:38,758 よっしゃ! (オーネスト)よっしゃ! 113 00:07:43,780 --> 00:07:45,765 (ミーシャ)いや~。 まさか 本当に→ 114 00:07:45,765 --> 00:07:48,768 64層のボスを倒しちゃうなんて! 115 00:07:48,768 --> 00:07:59,446 ギルドでも毎日 アレクさんの噂話で持ちきりですよ。 116 00:07:57,777 --> 00:08:00,764 本当に大変でしたね。 117 00:08:00,764 --> 00:08:02,749 ゆっくり休めましたか? 118 00:08:02,749 --> 00:08:07,754 ああ。 ダンジョンは広大だし 地形も変わるからね。 119 00:08:08,805 --> 00:08:10,774 俺たちが役に立てて よかったよ。 120 00:08:10,774 --> 00:08:12,776 それじゃ…。 121 00:08:14,761 --> 00:08:16,763 (レヴィエル・スタンツ)ちょっと待て アレク。 122 00:08:16,763 --> 00:08:22,302 お前に客が来てるぜ。 古巣からだ。 123 00:08:22,302 --> 00:08:24,304 ガルダナから…? 124 00:08:27,774 --> 00:08:44,157 どうも お久しぶりです。 どうして ここへ? 125 00:08:35,799 --> 00:08:40,787 なぜ 教えなかった? 身の程というものを…。 126 00:08:40,787 --> 00:08:44,791 お言葉ですが 俺が言って聞くような人間ですかね? 127 00:08:44,157 --> 00:08:47,160 (ヴォガン・フォルネウス) あいつを殺したかったのか? 128 00:08:44,791 --> 00:08:46,776 殿下は…。 129 00:08:47,844 --> 00:08:51,765 まったく。 とんだ貧乏くじを引いた。 130 00:08:51,765 --> 00:08:53,783 気がかりではあったんです。 131 00:08:53,783 --> 00:08:57,737 あのあと 誰が魔法師として パーティーに加入したのか。 132 00:08:57,737 --> 00:09:00,740 フンッ。 魔法師だと? 133 00:09:00,740 --> 00:09:03,760 クソガキの世話係の間違いだな。 134 00:09:03,760 --> 00:09:06,746 面倒くさいこと この上ない。 135 00:09:07,747 --> 00:09:15,388 あいつは お前が去ったあと 30層へ挑み 大怪我を負った。 136 00:09:15,388 --> 00:09:16,773 殿下が!? 怪我は すでに完治した。 137 00:09:16,773 --> 00:09:19,743 説教して 軽くもんでやるつもりが→ 138 00:09:19,743 --> 00:09:22,762 鍛錬にまで付き合わされて やってられん。 139 00:09:22,762 --> 00:09:32,439 その上 ここまでの護衛と来た日には まったく…。 140 00:09:30,787 --> 00:09:34,791 クソガキは お前を認められないそうだ。 141 00:09:38,745 --> 00:09:40,830 殿下は どこです? 142 00:09:40,830 --> 00:09:44,801 地下闘技場… レヴィエルとやらは そう呼んでいた。 143 00:09:44,801 --> 00:09:46,786 そう… ですか…。 144 00:09:47,837 --> 00:09:52,842 俺も 殿下には言いたいことがあったので いろいろと清算させてもらいます。 145 00:09:54,778 --> 00:09:58,798 あれもあれで 一応は プライドがあるんだろうな。 146 00:09:58,798 --> 00:10:01,785 俺には到底理解できんが→ 147 00:10:01,785 --> 00:10:06,739 何があろうと覆すわけにはいかない 価値観のようなものが。 148 00:10:06,739 --> 00:10:09,759 それが 貴族というものでしょう…。 149 00:10:09,759 --> 00:10:11,761 フンッ。 面倒だな。 150 00:10:12,745 --> 00:10:14,731 貴族であるあなたが それを言いますか。 151 00:10:14,731 --> 00:10:18,768 俺は 俺の生きたいように生きているだけだ。 152 00:10:18,768 --> 00:10:20,770 貴族らしさなど知らん。 153 00:10:20,770 --> 00:10:26,759 ♬~ 154 00:10:26,759 --> 00:10:28,761 あっ…。 155 00:10:31,748 --> 00:10:34,767 (レグルス)来たな アレク・ユグレット。 156 00:10:34,767 --> 00:10:36,753 殿下…。 157 00:10:42,775 --> 00:10:44,777 父上は おっしゃった。 158 00:10:44,777 --> 00:10:47,797 王国は 現状を変えなければならないと。 159 00:10:47,797 --> 00:10:59,692 えっ…? 160 00:10:52,785 --> 00:10:56,789 ただし… 僕が妥協できたのは そこまでだ。 161 00:10:58,791 --> 00:11:01,728 平民と手を取り合えだと!? 162 00:11:01,728 --> 00:11:03,796 生まれながらに選ばれた この僕たちが→ 163 00:11:03,796 --> 00:11:07,784 なぜ 貴様らの戯言に 耳を傾ける必要がある! 164 00:11:08,751 --> 00:11:19,245 父上は なぜ 今になって この僕を否定する!? 165 00:11:16,759 --> 00:11:18,778 ふざけるな! 166 00:11:18,778 --> 00:11:20,780 ふざけるなーっ!! 167 00:11:21,748 --> 00:11:23,766 (レグルス)認めるものか! 168 00:11:23,766 --> 00:11:26,753 お前のような奴は 決して わかりはしないだろう!? 169 00:11:26,753 --> 00:11:28,755 僕の気持ちなんぞ!! 170 00:11:31,774 --> 00:11:38,064 知らないよ… あんたの気持ちも どうして認められないかも…。 171 00:11:39,766 --> 00:11:41,784 ただ 言えるのは→ 172 00:11:41,784 --> 00:11:45,755 その考えが間違ってるってことだけだ。 173 00:11:45,755 --> 00:11:48,758 間違ってる… だと!? 174 00:11:48,758 --> 00:11:52,862 俺の声を あんたは一切 聞き入れなかった。 175 00:11:52,862 --> 00:11:55,765 もし 聞き入れていたなら→ 176 00:11:55,765 --> 00:12:02,822 また違った「今」が きっと 存在していた。 177 00:12:01,771 --> 00:12:03,773 ふざけるなよ 平民が!! 178 00:12:04,791 --> 00:12:06,793 平行線ですね…。 179 00:12:06,793 --> 00:12:09,779 僕は変わらない 認めない。 180 00:12:09,779 --> 00:12:12,849 変える必要など どこにもない。 181 00:12:12,849 --> 00:12:14,801 だから…→ 182 00:12:14,801 --> 00:12:16,786 僕と立ち合え! 183 00:12:16,786 --> 00:12:18,788 アレク・ユグレット! 184 00:12:19,822 --> 00:12:23,776 (レグルス)いいか? 約束は守れ ヴォガン卿。 185 00:12:23,776 --> 00:12:28,765 陛下のおっしゃる 変化とやらを 僕は不要と強く断じる! 186 00:12:28,765 --> 00:12:30,800 ああ。 187 00:12:30,800 --> 00:12:34,821 (レグルス)今 ここで この手で全てを証明してやる! 188 00:12:34,821 --> 00:12:37,790 そうだ 僕は間違ってない! 189 00:12:37,790 --> 00:12:39,792 だからこそ 僕と立ち合え! 190 00:12:39,792 --> 00:12:42,795 アレク・ユグレット いくぞ! 191 00:12:44,764 --> 00:12:46,766 ヤアッ! 192 00:12:48,768 --> 00:12:50,753 双剣…。 193 00:12:50,753 --> 00:12:52,772 何をそんなに驚いている? 194 00:12:52,772 --> 00:12:56,776 アーティファクトを見るのは 初めてじゃないだろう!? 195 00:13:00,763 --> 00:13:04,767 僕が この剣を 使いこなせてないと言うのか? 196 00:13:04,767 --> 00:13:08,738 成長中の殿下の体に その長剣は重すぎます。 197 00:13:08,738 --> 00:13:13,776 小型の双剣ならば 取り回しも良く 満足に扱えるかと…。 198 00:13:13,776 --> 00:13:17,880 ハッ。 199 00:13:17,880 --> 00:13:19,882 ヤアッ…! 200 00:13:21,784 --> 00:13:28,591 ヴォガン卿 あなたですね? 201 00:13:26,773 --> 00:13:28,775 俺が言ってやったのは→ 202 00:13:28,775 --> 00:13:32,795 否定するのならば 自分の目で まず確かめろ。 203 00:13:32,795 --> 00:13:34,781 ただ それだけだ。 204 00:13:35,765 --> 00:13:42,905 認められない… その意地を通すのならば 証明するしかないだろう。 205 00:13:42,905 --> 00:13:47,910 王太子である てめえ自身の その手足を使ってな。 206 00:13:48,811 --> 00:13:53,783 その頑固さは 相変わらずのようですね 殿下。 207 00:13:53,783 --> 00:13:55,785 ほざけ! 208 00:13:56,769 --> 00:13:58,771 (レグルス)ヤアッ! 209 00:14:01,774 --> 00:14:05,762 (ヴォガン)俺は ふんぞり返るだけのバカは好きになれん。 210 00:14:05,762 --> 00:14:09,766 だが 行動を起こせるバカは嫌いじゃない。 211 00:14:09,766 --> 00:14:11,784 だから 教えてやった。 212 00:14:11,784 --> 00:14:14,787 お前と戦うための剣を…。 213 00:14:16,739 --> 00:14:18,741 ヤアッ! 214 00:14:30,770 --> 00:14:32,755 補助魔法か…。 215 00:14:32,755 --> 00:14:34,774 全て そのおかげだったんだろう? 216 00:14:34,774 --> 00:14:42,131 これまで僕が まともに戦えていたのも→ 217 00:14:40,763 --> 00:14:44,767 殿下を守れとの 陛下の命令でした。 218 00:14:44,767 --> 00:14:50,773 (レグルス)お前を追い出したあと 僕は ダンジョン30層に挑み続け→ 219 00:14:50,773 --> 00:14:53,776 その度に 大怪我を負って敗走した…。 220 00:14:53,776 --> 00:14:59,766 そうして やっと僕は… お前の残した覚書を読んだ。 221 00:14:59,766 --> 00:15:02,769 覚書って あの…? 222 00:15:02,769 --> 00:15:06,773 腹立たしいが あの覚書は完璧だった。 223 00:15:06,773 --> 00:15:08,775 正しかった。 224 00:15:08,775 --> 00:15:10,777 ダンジョンの情報だけじゃない…→ 225 00:15:10,777 --> 00:15:14,797 僕の性格や行動までが計算されていた…。 226 00:15:14,797 --> 00:15:18,801 天才だと… そう思った…。 227 00:15:19,802 --> 00:15:21,771 だから お前なんだ。 228 00:15:21,771 --> 00:15:25,792 お前が天才だからこそ 僕は お前を真っ向から否定する! 229 00:15:25,792 --> 00:15:27,794 しなければならない! 230 00:15:28,778 --> 00:15:30,797 (レグルス)わかったら いい加減に武器を出せ! 231 00:15:30,797 --> 00:15:32,799 アーティファクトを! 232 00:15:32,799 --> 00:15:43,459 聞いているのか!? 役立たず! 233 00:15:42,758 --> 00:15:45,761 実力の差は承知の上…。 234 00:15:45,761 --> 00:15:48,764 それでも やるんですね? 235 00:15:53,753 --> 00:15:57,773 王国は 現状を変えるべきだと→ 236 00:15:57,773 --> 00:16:03,146 陛下は そうお考えなのですか? 237 00:16:03,146 --> 00:16:05,748 父上は 平民の力を 確かめようとしていたのだ…。 238 00:16:05,748 --> 00:16:08,751 僕をダンジョンへ向かわせたのも そのためだと。 239 00:16:14,974 --> 00:16:17,760 父上が踏ん切りをつけるための 試金石としてな! 240 00:16:17,760 --> 00:16:19,762 そうか…。 241 00:16:19,762 --> 00:16:25,785 どうりで あの宮廷で 陛下だけが俺を 一人前に扱ってくれたわけだ。 242 00:16:25,785 --> 00:16:29,772 不満だろう? そんな理由だと 今さらわかって。 243 00:16:29,772 --> 00:16:32,758 いえ 逆ですよ。 244 00:16:32,758 --> 00:16:35,761 意味がなかったと思っていた あの4年間に→ 245 00:16:35,761 --> 00:16:38,748 これ以上ないほど価値があった…。 246 00:16:38,748 --> 00:16:41,734 俺にとっては 最高の報酬です。 247 00:16:42,735 --> 00:16:44,754 あっ…。 248 00:16:44,754 --> 00:16:46,739 フッ…。 249 00:16:46,739 --> 00:16:48,758 それじゃあ 俺からいくぞ。 250 00:16:48,758 --> 00:16:50,743 レグルス…。 251 00:17:00,753 --> 00:17:02,738 ううっ…。 252 00:17:03,756 --> 00:17:06,742 ハアッ! (衝撃音) 253 00:17:04,006 --> 00:17:05,992 んっ!? 254 00:17:09,779 --> 00:17:11,764 あっ…。 255 00:17:20,790 --> 00:17:24,043 (レグルス)なぜだ…? なぜ斬らない!? 256 00:17:24,043 --> 00:17:26,045 同情のつもりか!? 257 00:17:30,166 --> 00:17:31,817 僕が お前に何をしたか! なあ 思い出せよ! 258 00:17:31,817 --> 00:17:34,804 むげにしただろう!? 軽んじただろう!? 259 00:17:34,804 --> 00:17:38,808 バカにしてやっただろう!? 思い出せよ! 260 00:17:39,775 --> 00:17:42,778 僕は 誰なんだ…。 261 00:17:45,831 --> 00:17:47,767 わからなくなったんだ…。 262 00:17:47,767 --> 00:17:50,803 僕が 一体 誰なのか…。 263 00:17:50,803 --> 00:17:54,757 何をすべきで 何をすべきでないのか…。 264 00:17:54,757 --> 00:17:57,777 何が正しくて 何が間違っていて…。 265 00:17:57,777 --> 00:18:01,781 もう 何も… 何もわからない…。 266 00:18:02,765 --> 00:18:06,786 じ… 自分を信じた結果が このざまだ。 267 00:18:06,786 --> 00:18:11,807 正しかった… 正しかったはずなのに…。 268 00:18:11,807 --> 00:18:14,810 お前に斬られるのも 悪くないと思ったんだ。 269 00:18:14,810 --> 00:18:17,780 僕に万一のことがあれば→ 270 00:18:17,780 --> 00:18:20,783 きっと 父上も 考え直してくださるだろうと…。 271 00:18:20,783 --> 00:18:39,685 それだけが 僕らしくあれる 唯一の方法だって…→ 272 00:18:27,790 --> 00:18:31,794 それなのに お前まで 僕をそんな目で見るのか!? 273 00:18:31,794 --> 00:18:33,796 教えろよ 役立たず! 274 00:18:33,796 --> 00:18:38,801 僕は誰だ? 僕は どうすればいいんだよ! 275 00:18:43,489 --> 00:18:47,493 どうして その問いを 俺なんかに投げかけるんですか? 276 00:18:44,774 --> 00:18:46,792 フッ…。 277 00:18:46,792 --> 00:18:51,797 いや 人の不幸を笑うつもりはないのですが→ 278 00:18:51,797 --> 00:18:55,785 面白いものですね 人生ってやつは…。 279 00:18:55,785 --> 00:18:59,805 俺は 殿下とやり合うつもりで ここに来ました。 280 00:18:59,805 --> 00:19:04,794 汚い言葉で吐き捨てて ののしり合うことになるだろうと…。 281 00:19:04,794 --> 00:19:07,847 俺だって少なからず 腹は立ってましたから。 282 00:19:07,847 --> 00:19:09,749 だというのに…→ 283 00:19:09,749 --> 00:19:14,754 なぜか 今 その殿下から 人生相談を受けている…。 284 00:19:14,754 --> 00:19:18,741 不思議なこともあったもんだと思ったら つい おかしくて…。 285 00:19:21,744 --> 00:19:23,746 わる… かった…。 286 00:19:24,764 --> 00:19:26,749 はっ? えっ? 287 00:19:26,749 --> 00:19:29,752 悪かった! これで満足か!? 288 00:19:33,789 --> 00:19:40,446 俺のほうが もっと わからないってことですよ。 289 00:19:40,446 --> 00:19:42,448 どういうことだ? 290 00:19:45,785 --> 00:19:47,753 自分は何者なのか…→ 291 00:19:47,753 --> 00:19:50,756 一体 どの選択が正しかったのか…→ 292 00:19:50,756 --> 00:19:53,759 今も まだ わからないけど…。 293 00:19:55,795 --> 00:19:59,799 (アレクの声)それらは 間違っても 他人の意志に委ねるようなものじゃない。 294 00:20:01,734 --> 00:20:06,739 だから 自分で見つけて 自分で選び取ってください。 295 00:20:09,742 --> 00:20:12,795 チッ…。 頭が冷えた。 296 00:20:12,795 --> 00:20:15,748 僕は なんで こんな奴に話したんだか。 297 00:20:15,748 --> 00:20:18,751 ヴォガン卿 あれをよこせ。 298 00:20:23,739 --> 00:20:25,741 お前に返す。 299 00:20:25,741 --> 00:20:30,763 預かっていた… いや 僕が取り上げたローブだ。 300 00:20:30,763 --> 00:20:32,782 宮廷魔法師の…。 301 00:20:32,782 --> 00:20:37,820 それから 国王陛下より これをお預かりした。 302 00:20:37,820 --> 00:20:39,772 (レグルス)その手紙を読んでみろ。 303 00:20:39,772 --> 00:20:44,794 「お前のために宮廷魔法師の席を いつでも空けて待っている」→ 304 00:20:44,794 --> 00:20:46,796 そう記しているはずだ。 305 00:20:47,780 --> 00:20:50,816 これは 勅令ですか? 306 00:20:50,816 --> 00:20:53,819 俺は 嘆願だと聞いている。 307 00:20:54,820 --> 00:20:56,822 さあ 受け取れ。 308 00:20:57,773 --> 00:21:01,777 そのローブも 陛下からの手紙も→ 309 00:21:01,777 --> 00:21:03,813 俺には必要ありません。 310 00:21:03,813 --> 00:21:05,781 何!? 311 00:21:05,781 --> 00:21:10,803 俺が入ったパーティーは どうにも脱退禁止らしくて…。 312 00:21:10,803 --> 00:21:14,790 宮廷魔法師に戻ろうにも 戻れないし…。 313 00:21:14,790 --> 00:21:16,759 戻る気もありませんから。 314 00:21:16,759 --> 00:21:32,541 フンッ。 315 00:21:21,781 --> 00:21:29,688 4年間 いろいろあったが→ 316 00:21:25,818 --> 00:21:27,820 そうか…。 317 00:21:28,754 --> 00:21:31,791 (レグルス)王都へ帰るぞ ヴォガン卿。 318 00:21:31,791 --> 00:21:33,793 こんな場所に もう用はない。 319 00:21:34,777 --> 00:21:38,797 (レグルス)国王陛下のご厚意を むげにするとはな…。 320 00:21:38,797 --> 00:21:41,801 とんだ ろくでなしの やからがいたものだ。 321 00:21:41,801 --> 00:21:45,771 俺が ろくでもない奴だなんて 今さらでしょう? 322 00:21:45,771 --> 00:21:49,775 なんせ 役立たずの平民ですからね。 323 00:21:50,776 --> 00:21:52,778 (レグルス)チッ…。 324 00:21:52,778 --> 00:21:54,797 アレク・ユグレット。 325 00:21:54,797 --> 00:21:57,783 やっぱり 俺は お前が嫌いだ! 326 00:21:57,783 --> 00:22:00,786 俺もですよ… やっと気が合いましたね。 327 00:22:01,770 --> 00:22:03,772 フンッ。 328 00:22:04,773 --> 00:22:06,775 フッ…。 329 00:22:08,777 --> 00:22:11,780 フフフフ…。 330 00:22:11,780 --> 00:22:13,782 ハハハハ…! 331 00:22:15,734 --> 00:22:20,739 ♬~