1 00:00:02,753 --> 00:00:04,838 (アベルの荒い息) 2 00:00:05,047 --> 00:00:08,050 (アベル)クソッ こんなことになってるとは 3 00:00:08,383 --> 00:00:11,053 遮音の魔道具も考えものだな… 4 00:00:11,386 --> 00:00:12,888 (コンラ-ト)その声は… (アベル)あっ! 5 00:00:14,806 --> 00:00:17,267 (アベル)コンラート殿下! 6 00:00:17,392 --> 00:00:18,894 (にぎわう声) 7 00:00:19,061 --> 00:00:20,687 (涼)<消えてる> 8 00:00:21,688 --> 00:00:25,442 <僕の認識では この世界に火薬はないはず> 9 00:00:25,567 --> 00:00:29,529 <ということはさっきのは 花火じゃなくて魔法?> 10 00:00:29,780 --> 00:00:30,948 <なんのために…> 11 00:00:31,156 --> 00:00:32,324 わっ! 12 00:00:32,449 --> 00:00:35,953 あぁ~ せっかく並んで買ったのに 13 00:00:38,330 --> 00:00:39,915 あ… 14 00:00:46,838 --> 00:00:48,840 (オスカ-)その人から離れろ 15 00:00:51,426 --> 00:00:53,470 賊め 16 00:00:56,682 --> 00:00:59,643 ♪~ 17 00:02:22,392 --> 00:02:25,354 ~♪ 18 00:02:27,564 --> 00:02:28,940 (オスカ-)その人は 19 00:02:29,483 --> 00:02:32,361 お前たちが触れていい方ではない! 20 00:02:32,527 --> 00:02:34,112 (エト)はっ! サンクチュアリ! 21 00:02:35,822 --> 00:02:36,615 (オスカ-)チッ 22 00:02:38,659 --> 00:02:39,868 (アモン)エトさん! (ニルス)エト! 23 00:02:42,162 --> 00:02:44,831 (エト)サンクチュアリの反動が… 24 00:02:44,998 --> 00:02:47,459 (オスカ-)さっさとその人から離れろ 25 00:02:47,751 --> 00:02:50,921 (ニルス)お前みたいな危ないヤツの 言うことなんか聞けるか! 26 00:02:53,465 --> 00:02:54,966 (エト)サンクチュアリ! 27 00:02:59,304 --> 00:03:00,889 (アモン)ぐう (ニルス)うっ 28 00:03:04,309 --> 00:03:08,438 (オスカ-)もう一度言う さっさとその人から離れろ 29 00:03:08,605 --> 00:03:11,900 (アモンの荒い息) 30 00:03:17,239 --> 00:03:18,281 (オスカ-)なんだと? 31 00:03:26,748 --> 00:03:28,125 (ニルス)涼! 32 00:03:28,250 --> 00:03:29,835 (アモン)涼さん… 33 00:03:38,301 --> 00:03:41,721 (涼)貴様 みんなに何をした 34 00:03:41,888 --> 00:03:46,226 (オスカ-)黙れ 早くその人から離れろ 35 00:03:46,893 --> 00:03:47,978 (アモン)うっ 36 00:03:49,354 --> 00:03:51,648 (オスカ-)なんだ それは 37 00:03:54,734 --> 00:03:57,279 まず貴様を殺す 38 00:04:01,908 --> 00:04:03,368 (涼)アイスウォール10層 39 00:04:18,049 --> 00:04:21,052 (オスカ-)んっ… バカな 40 00:04:24,931 --> 00:04:27,559 (涼)なんだ もう終わりか? 41 00:04:28,810 --> 00:04:32,022 ならば 次はこちらの番だな 42 00:04:32,272 --> 00:04:34,107 (オスカ-)くっ! 43 00:04:35,901 --> 00:04:37,235 ふんっ 44 00:04:39,863 --> 00:04:40,655 (涼)まだまだ 45 00:04:42,449 --> 00:04:44,326 (オスカ-)図に乗るな 46 00:04:48,747 --> 00:04:49,748 (アモン)涼さん! 47 00:04:56,755 --> 00:04:57,631 (オスカ-)ん! 48 00:05:04,221 --> 00:05:05,222 (涼)ふっ! 49 00:05:05,597 --> 00:05:06,389 (オスカ-)つっ 50 00:05:14,064 --> 00:05:15,232 (オスカ-)うおおお! 51 00:05:15,398 --> 00:05:16,942 (涼)はあああ! 52 00:05:43,677 --> 00:05:47,013 (アベル)待て! 双方 剣を引け! 53 00:05:47,764 --> 00:05:49,975 (ニルス)アベルさん… 54 00:05:50,100 --> 00:05:53,270 (涼)アベル お呼びじゃないです 55 00:05:53,395 --> 00:05:56,106 邪魔をすれば あなたも氷漬けにしますよ 56 00:05:56,273 --> 00:05:57,941 (アベル)んっ! 57 00:05:58,191 --> 00:06:01,319 す 少しだけ待て 涼 58 00:06:01,820 --> 00:06:04,364 そっちの白髪(はくはつ)は オスカーだな 59 00:06:04,573 --> 00:06:09,035 デブヒ帝国皇帝魔法師団副長 オスカー・ルスカ 60 00:06:09,828 --> 00:06:11,413 (オスカ-)貴様はなんだ 61 00:06:11,663 --> 00:06:13,415 (アベル)俺の名はアベル 62 00:06:13,582 --> 00:06:17,002 ルンの街の 冒険者ギルドマスター代理だ 63 00:06:17,419 --> 00:06:20,922 あんたと対峙しているこの4人は 怪しい者じゃない 64 00:06:21,047 --> 00:06:23,758 ルンのギルドに所属する冒険者だ 65 00:06:23,925 --> 00:06:25,468 (オスカ-)冒険者だと? 66 00:06:25,844 --> 00:06:27,095 (アベル)ああ そうだ 67 00:06:27,220 --> 00:06:30,765 領主館の襲撃に 荷担しているような者たちじゃない 68 00:06:30,932 --> 00:06:31,975 もちろん 69 00:06:32,309 --> 00:06:36,229 あんたがあの皇女様の身を案じて 行動していることはわかっている 70 00:06:36,479 --> 00:06:39,774 だから ちょっとだけ話を聞いてくれ 71 00:06:43,653 --> 00:06:45,071 (涼)アベル 72 00:06:45,572 --> 00:06:48,283 もう話は終わりましたね 73 00:06:48,617 --> 00:06:51,036 では そいつを殺します 74 00:06:51,161 --> 00:06:52,829 (アベル)いや なんでだよ! 75 00:06:52,954 --> 00:06:55,206 (涼)3人をあんなにされて 76 00:06:55,415 --> 00:06:59,252 仲直りしましょう はいそうですか で済むわけないでしょうが 77 00:06:59,628 --> 00:07:03,465 なんならあの女性を 水漬けにして返しますか? 78 00:07:03,590 --> 00:07:04,883 (オスカ-)くううっ! 79 00:07:06,176 --> 00:07:08,345 天地崩落! 80 00:07:17,479 --> 00:07:19,606 (涼)ウォータージェット 81 00:07:33,119 --> 00:07:34,454 (オスカ-)んん… 82 00:07:35,372 --> 00:07:39,417 (アベル)人間にしてはやるけど その程度ですか 83 00:07:40,001 --> 00:07:42,754 もう殺してもいいですよね アベル 84 00:07:42,879 --> 00:07:44,172 (アベル)バカ野郎! 85 00:07:44,464 --> 00:07:48,385 いいわけないだろうが! もうこれは国交問題だ! 86 00:07:48,510 --> 00:07:51,846 これ以上やれば 戦争になるかもしれないんだぞ! 87 00:07:52,305 --> 00:07:53,807 あんたもだ オスカー 88 00:07:54,057 --> 00:07:55,809 俺も領主館にいた 89 00:07:55,976 --> 00:07:57,227 コンラート殿下から 90 00:07:57,352 --> 00:07:59,854 フィオナ皇女のことを託されて ここに来たんだ 91 00:08:00,105 --> 00:08:01,731 (オスカ-)コンラート殿下に? 92 00:08:01,940 --> 00:08:03,525 (アベル)ああ そうだ 93 00:08:03,983 --> 00:08:08,321 まずは おふたりの身の安全を確保し 事態の究明を急ぐ 94 00:08:08,738 --> 00:08:11,783 こんな小競り合いをする意味が どこにある 95 00:08:20,041 --> 00:08:23,211 涼 お前の気持ちはわかるが 96 00:08:23,336 --> 00:08:25,296 ここは剣を収めてくれ 97 00:08:25,422 --> 00:08:26,548 (涼)アベルは 98 00:08:26,673 --> 00:08:31,386 リーヒャが同じようなことをされても 説得されて剣を収めるのですか? 99 00:08:31,511 --> 00:08:33,555 (アベル)ああ 収める 100 00:08:33,722 --> 00:08:38,184 何故ならリーヒャは王国と 帝国の戦争など望まないからだ 101 00:08:38,560 --> 00:08:41,855 (涼)口だけなら なんとでも言えますよね 102 00:08:41,980 --> 00:08:43,106 (アベル)涼! 103 00:08:55,034 --> 00:08:57,412 (涼) なんで避(よ)けなかったんですか? 104 00:08:59,080 --> 00:09:00,290 (アベル)俺は 105 00:09:00,415 --> 00:09:04,210 涼のせいで起こる戦争なんて 絶対見たくない 106 00:09:04,461 --> 00:09:06,755 死んでもお断りだ 107 00:09:07,005 --> 00:09:10,008 そんなことは俺がさせない 108 00:09:13,511 --> 00:09:14,971 はぁ… 109 00:09:21,227 --> 00:09:22,896 (涼)わかりました 110 00:09:23,688 --> 00:09:27,817 アベルの顔を立てて 剣を収めましょう 111 00:09:29,944 --> 00:09:32,530 アベル あの皇女様 112 00:09:32,655 --> 00:09:35,033 あなたがそっちの人に 渡してくれますか? 113 00:09:35,158 --> 00:09:36,201 (アベル)わかった 114 00:09:36,326 --> 00:09:39,245 ニルス 俺が皇女様を引き取ろう 115 00:09:55,011 --> 00:09:57,722 (波の音) 116 00:10:11,319 --> 00:10:13,363 (涼)ふっ 117 00:10:13,822 --> 00:10:18,117 (ざわめき) 118 00:10:18,451 --> 00:10:21,329 (エト)えっ! 私の治療をリーヒャさんが? 119 00:10:21,454 --> 00:10:24,916 (ニルス)ああ 神殿が運営する治療院でな 120 00:10:25,041 --> 00:10:27,043 つきっきりで治療してくれたんだ 121 00:10:27,168 --> 00:10:30,213 (エト)なんという… まさに女神 122 00:10:30,505 --> 00:10:32,090 (涼)まぁ なんにしても 123 00:10:32,215 --> 00:10:34,634 みんな無事回復して よかったですよ 124 00:10:34,801 --> 00:10:36,302 万事解決ですね 125 00:10:36,427 --> 00:10:38,972 (アベル)それ涼が言うか? (ニルスたち)ん? 126 00:10:39,180 --> 00:10:40,431 (ニルス)アベルさん! 127 00:10:40,557 --> 00:10:42,725 (涼)珍しくお疲れですね 128 00:10:43,017 --> 00:10:47,188 (アベル)誰のせいだ あのあと大変だったんだぞ 129 00:10:47,438 --> 00:10:51,985 (アモン)あの やっぱり私たちは 処分されたりするのでしょうか 130 00:10:52,193 --> 00:10:54,320 (アベル)いや その心配はない 131 00:10:54,487 --> 00:10:56,948 目を覚ましたフィオナ皇女と コンラート皇子に 132 00:10:57,073 --> 00:10:59,617 事情を説明したらわかってくれたし 133 00:10:59,826 --> 00:11:03,121 なにより オスカーからの謝罪もあったからな 134 00:11:03,246 --> 00:11:06,457 昨晩のことは 双方不問ということになった 135 00:11:06,583 --> 00:11:08,001 (エト)はぁ… (アモン)ホントですか! 136 00:11:08,126 --> 00:11:11,421 (ニルス)冒険者資格剥奪とかなったら どうしようかと 137 00:11:11,588 --> 00:11:14,215 (涼)あいつ謝罪したんですか? 138 00:11:14,340 --> 00:11:15,717 それはなによりです 139 00:11:15,925 --> 00:11:18,011 (アベル)だから涼が言うか? 140 00:11:18,136 --> 00:11:20,847 本当に戦争一歩手前だったんだぞ 141 00:11:21,514 --> 00:11:24,309 まあニルスたちのことは よかったんだが 142 00:11:24,434 --> 00:11:28,771 園遊会の方は かなりの人数が被害に遭ったからな 143 00:11:28,897 --> 00:11:32,442 外交問題として このあと色々ありそうだ 144 00:11:32,650 --> 00:11:34,277 (涼)それに関しては 145 00:11:34,402 --> 00:11:38,907 園遊会に参加してたのに何もできなかった アベルにも責任があるのでは? 146 00:11:39,073 --> 00:11:40,533 (アベル)仕方ないだろ 147 00:11:40,658 --> 00:11:43,620 ギルマス代理として 離れで話をしてて 148 00:11:43,745 --> 00:11:46,748 終わって戻ったら もうひどい有様だったんだよ 149 00:11:46,873 --> 00:11:49,959 (涼)まったく アベルは肝心な時に 150 00:11:50,084 --> 00:11:52,795 (アベル)うっ… そ そうだ 151 00:11:52,921 --> 00:11:56,257 3人にはフィオナ皇女から 感謝の言葉があったぞ 152 00:11:56,382 --> 00:11:58,259 (ニルス)えぇ? 皇女様から? 153 00:11:58,426 --> 00:12:00,970 (アベル) 地面に叩きつけられるのを救い 154 00:12:01,095 --> 00:12:04,474 賊から身を挺して 守ってくれたことについてらしい 155 00:12:04,682 --> 00:12:06,351 金一封も出るそうだ 156 00:12:06,476 --> 00:12:08,686 (ニルス)よっしゃ~ (エト)それはありがたい 157 00:12:08,811 --> 00:12:10,647 (アモン)もらっちゃって いいんですかね 158 00:12:10,772 --> 00:12:12,565 (アベル)ちなみに涼にはない 159 00:12:12,732 --> 00:12:15,360 (涼)ん… ま まぁ 160 00:12:15,485 --> 00:12:18,613 僕が着いた時には 既に賊は倒されてて 161 00:12:18,738 --> 00:12:21,741 変な火属性の魔法使いが いただけですからね 162 00:12:22,033 --> 00:12:23,576 (アベル)爆炎の魔法使いを 163 00:12:23,701 --> 00:12:27,705 変な魔法使い呼ばわりできる お前がすげーよ 164 00:12:29,791 --> 00:12:32,710 (アモン)終わっちゃいましたね お祭り 165 00:12:32,919 --> 00:12:36,881 (ニルス)初めての護衛依頼も 無事終わりってとこだな 166 00:12:37,340 --> 00:12:38,633 (涼)まだですよ 167 00:12:38,800 --> 00:12:40,134 (ニルス)え? 168 00:12:40,301 --> 00:12:43,554 (涼)家に帰るまでが護衛依頼です 169 00:12:44,639 --> 00:12:47,725 帰りましょう ルンの街へ 170 00:12:58,236 --> 00:13:01,447 (セ-ラ)<いつ? いつ帰ってくるんだ?> 171 00:13:02,657 --> 00:13:05,660 <ああ 心が晴れない> 172 00:13:06,077 --> 00:13:10,623 <1か月前には 涼の存在なんて知らなかった> 173 00:13:16,337 --> 00:13:20,216 (セ-ラ)<その頃に 戻っただけだと思えばいいのに> 174 00:13:23,720 --> 00:13:26,931 <どうして私はこんなに…> 175 00:13:35,982 --> 00:13:36,774 あ… 176 00:13:47,201 --> 00:13:50,621 (涼)ん… ふふ 177 00:13:50,747 --> 00:13:53,583 (セ-ラ)はあ… アハハ 178 00:14:00,715 --> 00:14:02,508 (涼)ここが禁書庫… 179 00:14:02,842 --> 00:14:06,471 (セ-ラ)本来冒険者は B級以上でないと入れないんだが 180 00:14:06,888 --> 00:14:09,599 特別に許可をもらったんだ 181 00:14:10,600 --> 00:14:13,144 どうしても涼に見せたくてな 182 00:14:14,604 --> 00:14:16,522 (涼)これは錬金術の… 183 00:14:16,731 --> 00:14:18,691 実に興味深いですね 184 00:14:18,816 --> 00:14:21,861 (セ-ラ)だろう? そう思って涼に伝えに行ったんだ 185 00:14:22,111 --> 00:14:25,406 (涼)すいません 随分待たせちゃったんじゃないですか? 186 00:14:25,740 --> 00:14:28,284 (セ-ラ)いやいや 全然そんなことないから 187 00:14:28,451 --> 00:14:29,535 気にするな 188 00:14:29,744 --> 00:14:31,579 (涼)ありがとうございます 189 00:14:31,704 --> 00:14:34,082 よし じゃあメモを取りますね 190 00:14:34,248 --> 00:14:37,085 (セ-ラ)羊皮紙だと 転写で写せないものな 191 00:14:37,210 --> 00:14:39,879 紙に描かれていれば 簡単だったのに 192 00:14:40,004 --> 00:14:40,963 (涼)へ? 193 00:14:41,130 --> 00:14:42,715 (セ-ラ)うん? 194 00:14:43,007 --> 00:14:45,927 (涼)転写がどうとかって 今言いました? 195 00:14:46,177 --> 00:14:49,389 (セ-ラ)転写がどうとかって 今言いました 196 00:14:50,264 --> 00:14:52,100 (涼)紙に描かれているものなら 197 00:14:52,225 --> 00:14:54,977 転写とかいうもので 写せるということですか? 198 00:14:55,144 --> 00:14:56,938 (セ-ラ)うむ 写せる 199 00:14:57,146 --> 00:15:01,818 涼のその言い方は 転写の魔法を知らないということだな 200 00:15:02,068 --> 00:15:03,319 (涼)んっ! 201 00:15:03,486 --> 00:15:05,530 (セ-ラ)涼って面白いな 202 00:15:05,655 --> 00:15:08,074 色々知っていそうで 色々強いのに 203 00:15:08,199 --> 00:15:10,910 基本的なことを 知らなかったりする 204 00:15:11,035 --> 00:15:13,246 (涼)転写って基本だったのか… 205 00:15:13,371 --> 00:15:15,665 (筆記音) 206 00:15:17,291 --> 00:15:19,168 (涼)よし 終わった~ 207 00:15:19,502 --> 00:15:21,003 (セ-ラ)お疲れ様 208 00:15:22,964 --> 00:15:25,550 (涼) ずっと疑問に思っていたんですけど 209 00:15:25,716 --> 00:15:28,219 セーラさんって よく図書館にいますよね? 210 00:15:28,428 --> 00:15:29,929 (セ-ラ)うん いるな 211 00:15:30,429 --> 00:15:34,142 (涼)入館料の出費 かなりの額にのぼるんじゃ… 212 00:15:34,308 --> 00:15:36,352 (セ-ラ)え… (涼)ん? 213 00:15:36,477 --> 00:15:40,189 (セ-ラ)いや ほら 私 領主館でお仕事してるから 214 00:15:40,314 --> 00:15:42,108 入館料は無料に… 215 00:15:42,233 --> 00:15:43,651 (涼)なんて羨ましい! 216 00:15:43,901 --> 00:15:46,237 (セ-ラ)さ 最初は払ってたんだぞ? 217 00:15:46,362 --> 00:15:51,534 でも ここの入館料収入の9割以上が 私の支払いだと知った領主様が 218 00:15:51,659 --> 00:15:54,662 それはあんまりだ ということで無料に… 219 00:15:54,787 --> 00:15:58,499 あっ でもそのおかげで 領主様が無理を聞いてくださって 220 00:15:58,624 --> 00:16:00,918 涼は禁書庫に入れたんだからな 221 00:16:01,043 --> 00:16:03,379 本来は同伴でもダメなんだから 222 00:16:03,588 --> 00:16:05,882 (涼)もちろん それは感謝してます 223 00:16:06,132 --> 00:16:09,510 (セ-ラ)あ そうだ あとでさっき言ってた転写の魔法 224 00:16:09,635 --> 00:16:13,264 知り合いの転写屋さんの所に 連れて行って見せてあげよう 225 00:16:13,389 --> 00:16:14,974 (涼)是非お願いします 226 00:16:15,099 --> 00:16:18,561 僕は魔法について あまりにも知らなすぎるので 227 00:16:18,811 --> 00:16:22,440 (セ-ラ)私も人間の魔法については 詳しくないけど 228 00:16:22,607 --> 00:16:26,068 まぁ森を出てから それなりの年月が経つからな 229 00:16:26,444 --> 00:16:28,446 (涼)<そういえばセーラさんって> 230 00:16:28,571 --> 00:16:30,907 <実際のところ何歳なんだろう…> 231 00:16:31,699 --> 00:16:35,495 (セ-ラ)涼… 今 何か変なことを考えたろう 232 00:16:35,661 --> 00:16:37,205 (涼)え あ いえ 233 00:16:38,831 --> 00:16:40,666 (セ-ラ)私は大体200歳 234 00:16:40,833 --> 00:16:41,667 (涼)にひゃっ… 235 00:16:41,792 --> 00:16:44,420 (セ-ラ)何~? 何か意外だった? 236 00:16:44,629 --> 00:16:47,506 (涼)あ いや 200年生きてるのに 237 00:16:47,632 --> 00:16:49,884 そんなに奇麗なのは驚きだと… 238 00:16:50,009 --> 00:16:51,260 (セ-ラ)きれっ… 239 00:16:53,304 --> 00:16:58,726 め 面と向かってそんなこと言われると さすがに照れる… 240 00:17:01,520 --> 00:17:03,231 (セ-ラ)ここが転写屋だ 241 00:17:04,440 --> 00:17:05,233 (2人)ん? 242 00:17:05,858 --> 00:17:08,194 (アベル)おう セーラ それに涼 243 00:17:08,361 --> 00:17:10,655 (セ-ラ)アベル お久しぶりね 244 00:17:10,821 --> 00:17:13,324 (涼) アベルがお仕事とは珍しいですね 245 00:17:13,449 --> 00:17:15,910 (アベル)いや 俺だって仕事するぞ… 246 00:17:16,035 --> 00:17:18,955 って なんで涼が セーラと一緒にいるんだ? 247 00:17:19,080 --> 00:17:22,583 (涼)セーラさんは僕の… いわば先生です 248 00:17:22,792 --> 00:17:26,295 (セ-ラ)涼は私の… いわば生徒です 249 00:17:27,838 --> 00:17:30,591 (セ-ラ/涼)ふふふっ (アベル)ん? 250 00:17:31,092 --> 00:17:32,927 (アベル)おっと 急がないと 251 00:17:33,135 --> 00:17:35,012 じゃあ俺はこれ持っていくから 252 00:17:35,137 --> 00:17:36,555 (涼)あ アベル 253 00:17:36,681 --> 00:17:37,473 (アベル)なんだ? 254 00:17:37,974 --> 00:17:41,936 (涼)少し話したいことがあるので あとで宿まで行きますね 255 00:17:42,186 --> 00:17:43,646 (アベル)ああ わかった 256 00:17:43,813 --> 00:17:45,940 じゃあ またあとでな 257 00:17:48,025 --> 00:17:49,735 (セ-ラ)涼 (涼)ん? 258 00:17:50,736 --> 00:17:52,280 (セ-ラ)話がある 259 00:17:52,405 --> 00:17:55,491 (涼)改まってなんでしょうか? セーラさん 260 00:17:55,658 --> 00:17:59,120 (セ-ラ)そう それ そのセーラさんってやつ 261 00:17:59,453 --> 00:18:00,288 (涼)え? 262 00:18:00,621 --> 00:18:04,750 (セ-ラ)これまでは 私がB級だから かしこまって さん付けなのかな 263 00:18:04,875 --> 00:18:07,420 仕方ないかな と思っていたけど 264 00:18:07,545 --> 00:18:10,047 さっきのアベルには呼び捨てだった 265 00:18:10,339 --> 00:18:13,884 (涼)あぁ 言われてみれば確かに 266 00:18:14,010 --> 00:18:14,885 (セ-ラ)ずるい 267 00:18:15,344 --> 00:18:17,430 (涼)え? なんて? 268 00:18:18,806 --> 00:18:21,434 (セ-ラ)だから私も呼び捨てがいい 269 00:18:21,601 --> 00:18:24,312 (涼)そ それは構いませんが… 270 00:18:24,478 --> 00:18:27,023 (セ-ラ)はい なら実行 セーラ 271 00:18:28,274 --> 00:18:29,442 (涼)セーラ 272 00:18:29,900 --> 00:18:33,404 (セ-ラ)はあっ… よしっ! 273 00:18:36,991 --> 00:18:38,868 (アベル)涼 待たせたな 274 00:18:39,368 --> 00:18:41,287 どうした? 俺に話って… 275 00:18:41,704 --> 00:18:44,498 (涼)貸しているものを 返してもらいにきました 276 00:18:44,665 --> 00:18:46,042 (アベル)何か借りてたか? 277 00:18:46,375 --> 00:18:50,212 (涼)1週間くらい晩御飯を 奢ってやると約束してくれましたよね? 278 00:18:50,421 --> 00:18:52,006 (アベル)あっ (涼)え? 279 00:18:52,214 --> 00:18:55,426 (アベル)もっ もももちろん 忘れてたわけじゃないぞ? 280 00:18:55,676 --> 00:19:00,681 (涼)は~ まったく そんなことだと思ってました 281 00:19:01,140 --> 00:19:04,268 その代わりに 手伝ってほしいことがあるんです 282 00:19:04,435 --> 00:19:06,062 (アベル)お おお… 283 00:19:06,270 --> 00:19:10,566 何かな? そっちの方が 大変そうな気がするのだけど… 284 00:19:10,816 --> 00:19:13,986 (涼)ルームメイトのニルスとエト それとアモンが 285 00:19:14,111 --> 00:19:16,822 宿舎を出て 一緒に暮らすことになったので 286 00:19:16,947 --> 00:19:20,493 僕もそれを機に 一人暮らしを始めようと思いまして 287 00:19:20,826 --> 00:19:23,287 (アベル)涼は3人と 一緒に住まないのか? 288 00:19:23,412 --> 00:19:27,249 (涼)ええ 魔法とか錬金術の実験を たくさんしたいので 289 00:19:27,416 --> 00:19:29,960 広い庭のある家に住みたいんです 290 00:19:30,127 --> 00:19:33,255 それで家探しを アベルに手伝ってもらいたくて 291 00:19:33,631 --> 00:19:36,133 (アベル)そうか そういうことなら任せろ 292 00:19:36,258 --> 00:19:38,803 (涼)ワイバーンの魔石が また売れたみたいで 293 00:19:38,928 --> 00:19:40,763 それなりの額が払えます 294 00:19:40,888 --> 00:19:42,556 こういう場合の定番として 295 00:19:42,681 --> 00:19:46,018 ある程度のお金を出せば 古い貴族の屋敷とか 296 00:19:46,143 --> 00:19:49,230 呪われた貴族の屋敷みたいなのを 購入できる 297 00:19:49,355 --> 00:19:52,316 そんな展開があると思うのですよ! 298 00:19:52,691 --> 00:19:56,070 (アベル)なんだよ その定番とか展開って 299 00:19:56,320 --> 00:19:59,407 言いにくいけど そういうのはないと思うぞ 300 00:19:59,573 --> 00:20:00,991 (涼)え… 301 00:20:01,992 --> 00:20:03,994 (リプレ-ト) 申し訳ございません 302 00:20:04,161 --> 00:20:06,205 たとえアベルさんのご紹介でも 303 00:20:06,330 --> 00:20:10,668 貴族の屋敷は貴族位を持つ方しか ご購入頂けません 304 00:20:10,918 --> 00:20:13,629 (涼)ええ… (アベル)まぁ そういうことだ 305 00:20:13,754 --> 00:20:14,922 (アベル)リプレートさん 306 00:20:15,047 --> 00:20:18,759 涼が必要としてるのは とにかく庭が広い家なんだ 307 00:20:18,884 --> 00:20:22,388 金はある程度までは出せる いい物件はないか? 308 00:20:22,596 --> 00:20:26,142 (リプレ-ト)なるほど しかし今 手元にある物件の中には 309 00:20:26,267 --> 00:20:29,228 条件に合うものは… 310 00:20:29,437 --> 00:20:30,563 あっ! 311 00:20:30,771 --> 00:20:31,772 (アベル)あったのか? 312 00:20:31,897 --> 00:20:34,024 (リプレ-ト) ご希望に添える物件ではあります 313 00:20:34,191 --> 00:20:36,193 しかし問題点が 314 00:20:36,527 --> 00:20:38,320 (涼)問題点? 315 00:20:38,696 --> 00:20:42,116 (リプレ-ト)<この物件の場所は 街の外なのです> 316 00:20:42,241 --> 00:20:43,325 (涼)<外?> 317 00:20:54,462 --> 00:20:55,671 (リプレ-ト)こちらです 318 00:20:56,172 --> 00:20:57,715 (涼)おぉ~! 319 00:21:00,176 --> 00:21:05,097 (リプレ-ト)こちらは農家ですが かなり裕福なお宅だったようです 320 00:21:07,057 --> 00:21:10,227 <清掃会社が管理を 手がけておいででしたので> 321 00:21:10,352 --> 00:21:14,148 <中はたいへん奇麗な状態ですよ> 322 00:21:18,486 --> 00:21:22,531 (リプレ-ト)こちらの物件 手続きにかかる費用など全て含めて 323 00:21:22,698 --> 00:21:24,992 (リプレ-ト)5000万フロリンでいかがで… (涼)買います 324 00:21:25,117 --> 00:21:27,411 (リプレ-ト)ええっ! (アベル)即決かよ! 325 00:21:27,786 --> 00:21:31,916 (涼)いいおうちです 気に入りました 326 00:21:34,043 --> 00:21:35,794 (ミカエル)三原 涼さん 327 00:21:35,920 --> 00:21:41,175 ついに爆炎の魔法使いこと オスカー・ルスカとぶつかりましたか 328 00:21:41,300 --> 00:21:43,761 今回はあくまで 前哨戦(ぜんしょうせん)でしたが 329 00:21:43,886 --> 00:21:47,973 この先に見えるおふたりの激突は かなりのものです… 330 00:21:48,098 --> 00:21:51,936 おっと それ以外にもこれはまた… 331 00:21:53,521 --> 00:21:58,108 (ミカエル)<いやはや やはり修羅の道ですね> 332 00:21:58,275 --> 00:22:01,070 <普通は ただ転生者というだけで> 333 00:22:01,737 --> 00:22:05,908 <これほど大変なことに 巻き込まれるわけではないのですが> 334 00:22:06,116 --> 00:22:10,955 <平穏無事とはほど遠い世界に 生きることになる…> 335 00:22:11,539 --> 00:22:12,456 <三原 涼さん> 336 00:22:13,332 --> 00:22:17,044 <無事に生き抜くことが できればいいのですが…> 337 00:22:23,634 --> 00:22:24,552 (2人)ふふっ 338 00:22:27,263 --> 00:22:28,889 (涼)楽しみです 339 00:22:30,558 --> 00:22:33,519 ♪~ 340 00:23:55,267 --> 00:23:58,228 ~♪