1 00:00:01,969 --> 00:00:04,137 《ひまり:私の名前は 百千ひまり。 2 00:00:04,137 --> 00:00:06,473 ようやく この百千家での 暮らしにも慣れてきて➡ 3 00:00:06,473 --> 00:00:08,475 先に住んでいた葵たちとも➡ 4 00:00:08,475 --> 00:00:12,145 うまくやっていけそうな気が してたんだけど…》 5 00:00:12,145 --> 00:00:15,649 (紫)ひまりの姉の 紫子でございます。 6 00:00:15,649 --> 00:00:19,319 こちらは 次女の伊勢子。 7 00:00:19,319 --> 00:00:22,322 そして 三女の葵子です。 8 00:00:22,322 --> 00:00:24,324 (葵)フフ。 9 00:00:24,324 --> 00:00:28,529 《これって いったい どういうこと!?》 10 00:02:02,956 --> 00:02:07,127 (鼻歌) 11 00:02:07,127 --> 00:02:09,963 よし! ひまり。 お出かけ? 12 00:02:09,963 --> 00:02:12,132 ヘッ…。 って その服…。 13 00:02:12,132 --> 00:02:16,637 今日から学校なの。 さすがに そろそろ登校しないとね。 14 00:02:16,637 --> 00:02:18,972 そう…。 15 00:02:18,972 --> 00:02:22,476 制服 似合ってるね。 あ… ありがと…。 16 00:02:22,476 --> 00:02:26,279 いってらっしゃい。 いってきます! 17 00:02:30,817 --> 00:02:34,821 すみません。 本日転入してきた 百千なんですが…。 18 00:02:34,821 --> 00:02:38,992 (那智)やあ 待ってたよ。 おはよう 百千さん。 19 00:02:38,992 --> 00:02:41,495 ああ!? 20 00:02:41,495 --> 00:02:43,830 あのときの…。 21 00:02:43,830 --> 00:02:47,501 まさか担任の先生だったなんて。 22 00:02:47,501 --> 00:02:50,003 アハハ 僕も驚いたよ。 23 00:02:50,003 --> 00:02:53,006 君とは やっぱり縁があるみたいだね。 24 00:02:53,006 --> 00:02:56,176 この間は 本当にありがとうございました。 25 00:02:56,176 --> 00:02:58,512 おかげで なんとか やっていけそうです。 26 00:02:58,512 --> 00:03:00,480 なら よかった。 27 00:03:00,480 --> 00:03:06,953 改めて 那智篁です。 よろしくね 百千さん。 28 00:03:06,953 --> 00:03:10,290 こちらこそ よろしくお願いします。 29 00:03:10,290 --> 00:03:14,795 この学校 古くて小さいけど 生徒は みんな いい子だし➡ 30 00:03:14,795 --> 00:03:17,664 きっと 楽しい毎日を送れると思うよ。 31 00:03:17,664 --> 00:03:19,800 はい! 32 00:03:19,800 --> 00:03:24,504 ということで 本日から このクラスに新しい仲間が増えます。 33 00:03:24,504 --> 00:03:28,175 と… 東京から転校してきました 百千ひまりです! 34 00:03:28,175 --> 00:03:30,510 よろしくお願いします! 35 00:03:30,510 --> 00:03:33,680 もうすぐ夏休みというタイミングの 転入ですが➡ 36 00:03:33,680 --> 00:03:36,349 みんな 仲よくしてあげてくださいね。 37 00:03:36,349 --> 00:03:38,351 (一同)は~い! 38 00:03:38,351 --> 00:03:44,357 《よかった。 先生の言うとおり みんな よさそうな人たちだな。 39 00:03:44,357 --> 00:03:47,027 これなら 仲よくなれそう…。 40 00:03:47,027 --> 00:03:52,866 って思ったんだけど なんで こんなことに…》 41 00:03:52,866 --> 00:03:57,370 (飯塚)すごい山…。 (鳥井)私 山登りって初めて。 42 00:03:57,370 --> 00:04:00,807 (斑目)百千さん 毎日こんな道 使ってるの? 43 00:04:00,807 --> 00:04:03,810 まあ 慣れれば どうってことないよ。 44 00:04:03,810 --> 00:04:06,313 ♬(妹尾)「いざゆか~ん」 45 00:04:06,313 --> 00:04:10,150 ♬「リアルお化け屋敷 百千家~!」 (斑目)なに その変な歌? 46 00:04:10,150 --> 00:04:12,486 (妹尾)えっ!? (班目)リアルとお化けって➡ 47 00:04:12,486 --> 00:04:14,654 組み合わせとして おかしいでしょ。 48 00:04:14,654 --> 00:04:19,659 (妹尾)これから 現代最強心霊物件 百千家に潜入するのですよ。 49 00:04:19,659 --> 00:04:22,996 否が応でも テンションが上がるというものです! 50 00:04:22,996 --> 00:04:25,499 いいかげんにしなさいよ オカルト男。 51 00:04:25,499 --> 00:04:28,835 普通に失礼だね。 いつものことだけど。 52 00:04:28,835 --> 00:04:33,173 妹尾くん 悪気はないんだよね いつものことだけど。 53 00:04:33,173 --> 00:04:35,175 アッハハ…。 54 00:04:35,175 --> 00:04:39,179 ごめんね 転校初日から こんな大所帯で…。 55 00:04:39,179 --> 00:04:42,849 妹尾が お化けが本当にいる なんて言って 聞かないから。 56 00:04:42,849 --> 00:04:45,352 (妹尾)幽霊は本当にいます。 57 00:04:45,352 --> 00:04:48,522 そして 百千家は 本物の化け物屋敷! 58 00:04:48,522 --> 00:04:53,527 御守様のたたりは実在する! うちのばあ様が言っていました! 59 00:04:53,527 --> 00:04:55,529 ばかばかしい。 60 00:04:55,529 --> 00:04:59,866 そういうものは 全部 人間の心が生み出した幻なの。 61 00:04:59,866 --> 00:05:02,769 ぐぬぬぬ…! まあ いいでしょう。 62 00:05:02,769 --> 00:05:06,106 斑目さんも 実際に その目で確かめてみれば➡ 63 00:05:06,106 --> 00:05:08,775 きっと真実に目覚めるはずです! 64 00:05:08,775 --> 00:05:11,778 はあ…。 《なんて言ってるうちに➡ 65 00:05:11,778 --> 00:05:14,781 いつの間にか うちに来ることに なったんだよね。 66 00:05:14,781 --> 00:05:17,117 私も みんなと仲よくしたいし➡ 67 00:05:17,117 --> 00:05:20,453 つい 「いいよ」って 言っちゃったんだけど➡ 68 00:05:20,453 --> 00:05:24,624 まさか 本当に 「出る家」だって バレるわけにもいかないし➡ 69 00:05:24,624 --> 00:05:26,626 なんとかしないと…。 70 00:05:26,626 --> 00:05:31,631 よかった 今日は小妖怪たち おとなしいみたい。 71 00:05:31,631 --> 00:05:33,967 葵たちも…》 72 00:05:33,967 --> 00:05:37,637 ⦅というわけで 急で悪いんだけど➡ 73 00:05:37,637 --> 00:05:40,140 クラスメートたちが来たから よろしく! 74 00:05:40,140 --> 00:05:43,310 「よろしく」って? 血縁じゃない男子と➡ 75 00:05:43,310 --> 00:05:45,645 一緒に住んでるってバレたら まずいでしょ。 76 00:05:45,645 --> 00:05:48,481 だから なんか いい感じで! お願い! 77 00:05:48,481 --> 00:05:52,152 はあ かしこまりました⦆ 78 00:05:52,152 --> 00:05:56,323 《ふう~。 って言っておいたし まあ なんとかなるでしょ。 79 00:05:56,323 --> 00:06:00,794 とはいえ ぶっちゃけ この家 何が起こるか わからないし➡ 80 00:06:00,794 --> 00:06:04,130 適当にごまかして 早めに帰ってもらおう》 81 00:06:04,130 --> 00:06:08,301 みんな ここで ちょっと待ってて。 今 お茶を持ってくるから。 82 00:06:08,301 --> 00:06:11,972 手伝おうか? ううん 大丈夫。 ゆっくりして。 83 00:06:11,972 --> 00:06:14,307 (紫)お茶を持ってまいりました。 84 00:06:14,307 --> 00:06:16,309 (一同)うん!? うっ!? 85 00:06:16,309 --> 00:06:20,146 ひまりの姉の紫子でございます。 86 00:06:20,146 --> 00:06:22,983 こちらは 次女の伊勢子。 87 00:06:22,983 --> 00:06:27,821 そして 三女の葵子です。 フフ。 88 00:06:27,821 --> 00:06:30,824 《な… なんで!? どういうこと!? 89 00:06:30,824 --> 00:06:32,826 はっ! ま… まさか➡ 90 00:06:32,826 --> 00:06:36,162 私が 「いい感じで お願い」って 言ったから!? 91 00:06:36,162 --> 00:06:40,500 でも それで こうなる~!? おかしいでしょ!?》 92 00:06:40,500 --> 00:06:43,503 ひまりちゃんのお姉さんたち すごい美人。 93 00:06:43,503 --> 00:06:46,172 ね~ なんだか ドキドキしちゃう! 94 00:06:46,172 --> 00:06:49,175 伊勢子さん なんて かれんな方だ。 95 00:06:49,175 --> 00:06:51,511 《まさかの伊勢推し!?》 96 00:06:51,511 --> 00:06:54,514 すみません 突然 おじゃましてしまって。 97 00:06:54,514 --> 00:06:57,183 いいえ かまいませんよ。 98 00:06:57,183 --> 00:07:01,921 ミ… ミステリアスなお屋敷に 美人三姉妹とは絵になりますね。 99 00:07:01,921 --> 00:07:07,427 四姉妹です。 ねっ ひまり。 ちょっ… 葵 くっつかないで! 100 00:07:07,427 --> 00:07:10,430 みんな 仲いいんだね。 いいな~。 101 00:07:10,430 --> 00:07:13,266 私 きょうだい いないから 羨ましい。 102 00:07:13,266 --> 00:07:16,436 あっ! ひまり。 うん? 103 00:07:16,436 --> 00:07:19,940 お友達が来ているところ 悪いのだけど➡ 104 00:07:19,940 --> 00:07:22,275 ちょっと来てくれる? へっ? 105 00:07:22,275 --> 00:07:27,447 皆様 ごめんなさいね。 少しだけ お待ちになってくださいな。 106 00:07:27,447 --> 00:07:30,950 は~い。 お気になさらず。 107 00:07:30,950 --> 00:07:34,454 では ごゆっくり。 108 00:07:36,456 --> 00:07:39,626 もう 葵 近すぎ。 109 00:07:39,626 --> 00:07:45,298 姉妹だったら 変じゃないでしょ? あっ… なんか怒ってる? 110 00:07:45,298 --> 00:07:50,136 怒ってないけど まさか こんな格好させられるなんてね。 111 00:07:50,136 --> 00:07:54,474 (伊勢)まったくだ。 そ… それは 私だって驚いて…。 112 00:07:54,474 --> 00:07:59,479 紫さ~ん。 えっ? こういうことですよね? 113 00:07:59,479 --> 00:08:04,117 ち… 違うかな。 みんな 似合ってるけど…。 114 00:08:04,117 --> 00:08:08,455 そんなことより ちょっと まずいことになったよ ひまり。 115 00:08:08,455 --> 00:08:11,458 まずいこと? うん いいかい。 116 00:08:11,458 --> 00:08:13,793 落ち着いて よく聞いて。 117 00:08:13,793 --> 00:08:16,463 ひまりの連れてきた友達…。 118 00:08:16,463 --> 00:08:19,132 誰か もう死んでいるよ。 119 00:08:19,132 --> 00:08:21,801 えっ…!? 120 00:08:21,801 --> 00:08:26,473 あの4人の中に 死人がいるんだ。 121 00:08:26,473 --> 00:08:28,475 死人って…。 122 00:08:28,475 --> 00:08:32,645 すでに この世のものではない 亡者が 生きているふり➡ 123 00:08:32,645 --> 00:08:37,150 友達のふりをしているんだよ。 あやかしなの? 124 00:08:37,150 --> 00:08:40,487 ううん。 まだ 「半成り」といったところ…。 125 00:08:40,487 --> 00:08:43,656 もとは 学校にいた浮遊霊だと思う。 126 00:08:43,656 --> 00:08:47,827 それが 百千家の家主である ひまりに招かれて➡ 127 00:08:47,827 --> 00:08:49,829 客として入ったことで➡ 128 00:08:49,829 --> 00:08:52,499 急速に この家の妖力を吸い込んで➡ 129 00:08:52,499 --> 00:08:54,834 あやかしに変化しつつあるんだ。 130 00:08:54,834 --> 00:08:56,836 浮遊霊って…。 131 00:08:56,836 --> 00:09:01,274 そんな みんな元気だし あんな楽しそうだし…。 132 00:09:01,274 --> 00:09:04,110 死人って… いったい誰なの? 133 00:09:04,110 --> 00:09:07,447 それが 僕らにもわからないんだ。 134 00:09:07,447 --> 00:09:09,949 家主である ひまりの客だから➡ 135 00:09:09,949 --> 00:09:14,788 僕らは手出しできないような術 「呪」がかかっているんだと思う。 136 00:09:14,788 --> 00:09:18,958 じゃあ どうすれば…。 方法なら あります。 137 00:09:18,958 --> 00:09:22,629 はっ! ひまりが死人を見つけ出して➡ 138 00:09:22,629 --> 00:09:25,799 「出ていけ」と こん身の力で命じるんだ。 139 00:09:25,799 --> 00:09:29,135 そうすれば 「呪」が解除されるはず。 140 00:09:29,135 --> 00:09:32,806 私が…? でも 気をつけて。 141 00:09:32,806 --> 00:09:34,808 きちんと当てられないと➡ 142 00:09:34,808 --> 00:09:37,811 正体に気がつかれたあやかしが 暴れだして➡ 143 00:09:37,811 --> 00:09:41,147 他の友達に危害を加えてしまう おそれがある。 144 00:09:41,147 --> 00:09:43,650 えっ!? 本当は➡ 145 00:09:43,650 --> 00:09:45,985 ずっと ひまりのそばにいたいんだけど➡ 146 00:09:45,985 --> 00:09:50,824 僕らの妖気は 死人のあやかし化を 早めてしまうかもしれないんだ。 147 00:09:50,824 --> 00:09:54,327 ごめん。 んっ… 大丈夫。 148 00:09:54,327 --> 00:09:58,832 私が招き入れたんだから 自分で なんとかしてみせるよ。 149 00:09:58,832 --> 00:10:02,168 うん ひまりなら きっと できるよ。 150 00:10:02,168 --> 00:10:08,842 もし何かあっても 僕が君と君の友達は守るから。 151 00:10:08,842 --> 00:10:11,177 葵…。 152 00:10:11,177 --> 00:10:14,981 百千さん 用事はもういいの? 153 00:10:14,981 --> 00:10:17,684 うん 急に出ていって ごめんね。 154 00:10:17,684 --> 00:10:21,187 気にしないで。 おいしいお茶と お菓子ももらったし。 155 00:10:21,187 --> 00:10:24,357 《この中に 死人が…?》 156 00:10:24,357 --> 00:10:26,326 あっ! 157 00:10:28,695 --> 00:10:30,697 あっ…。 花? 158 00:10:30,697 --> 00:10:36,035 むむ? 飯塚さん… どうかした? 159 00:10:36,035 --> 00:10:42,342 あ… あの… お手洗い 貸してください! 160 00:10:42,342 --> 00:10:44,344 ぐっ…。 (一同)あ~。 161 00:10:44,344 --> 00:10:49,516 お茶 いっぱい飲んだもんね。 実は ずっと言いだせなくて…。 162 00:10:49,516 --> 00:10:52,352 じゃあ 一緒に行こうか。 163 00:10:52,352 --> 00:10:58,224 無駄に広い家で ごめんね。 ううん すごくすてき。 164 00:10:58,224 --> 00:11:02,629 こんなところに住めたらいいのに。 そ… そうかな? 165 00:11:02,629 --> 00:11:07,033 ありがとう。 ひまりちゃんが羨ましい。 166 00:11:10,803 --> 00:11:14,807 はっ! あっ…。 どうしたの ひまりちゃん? 167 00:11:14,807 --> 00:11:19,312 ううん なんでもない。 あっ トイレ その奥だから。 168 00:11:19,312 --> 00:11:21,514 ありがとう。 169 00:11:23,983 --> 00:11:25,985 んっ…。 170 00:11:25,985 --> 00:11:31,491 《妹尾くん 斑目さん 飯塚さん 鳥井さん…。 171 00:11:31,491 --> 00:11:37,330 葵は この中の誰かが死人で 友達のふりをしてるって言ってた。 172 00:11:37,330 --> 00:11:39,332 でも…》 173 00:11:43,169 --> 00:11:46,005 《あの中の誰かが だましているなんて➡ 174 00:11:46,005 --> 00:11:48,174 思いたくないよ》 (物音) 175 00:11:48,174 --> 00:11:50,176 あっ… あっ…。 176 00:11:50,176 --> 00:11:53,846 飯塚さん 今の音 何? 177 00:11:53,846 --> 00:11:55,848 飯塚さん…? 178 00:11:58,518 --> 00:12:01,321 はっ! 179 00:12:01,321 --> 00:12:08,161 (火車)ああ… 学びやで死んだ いたいけな魂が願うは 「オトモダチ」。 180 00:12:08,161 --> 00:12:12,165 食べてしまいたいほど いとおしい 「オトモダチ」…。 181 00:12:12,165 --> 00:12:19,973 さて どう艶じてくれるんだ? 俺の鵺…。 182 00:12:19,973 --> 00:12:23,676 魂が抜けていますね。 183 00:12:23,676 --> 00:12:28,014 そんな…。 これって死人の仕業なの? 184 00:12:28,014 --> 00:12:30,183 わからない…。 185 00:12:30,183 --> 00:12:33,853 それとも 飯塚さんが 死人だったってこと…? 186 00:12:33,853 --> 00:12:38,358 それが… まだ その気配が消えていないのです。 187 00:12:38,358 --> 00:12:45,698 うん 死人は まだいる。 あの3人の中に…? 188 00:12:45,698 --> 00:12:48,534 やっぱり 誰なのかは わからないけど…。 189 00:12:48,534 --> 00:12:51,704 ヤベえな。 早く見つけないと➡ 190 00:12:51,704 --> 00:12:56,209 残りの方たちも 危ないかもしれません。 191 00:12:56,209 --> 00:13:00,146 幽世の住人には 現世のことわりにはそぐわない➡ 192 00:13:00,146 --> 00:13:04,651 どこか違和感があるはずだ。 それを見つけて。 193 00:13:04,651 --> 00:13:06,619 違和感…。 194 00:13:08,655 --> 00:13:11,324 ああ…。 ひまりちゃん どうしたの? 195 00:13:11,324 --> 00:13:14,827 百千さん 顔色悪いみたいだけど…。 196 00:13:14,827 --> 00:13:17,664 えっ!? ああ… 大丈夫 大丈夫。 197 00:13:17,664 --> 00:13:20,133 そういえば 飯塚さんは? 198 00:13:20,133 --> 00:13:24,003 飯塚さん ちょっと気分が 悪くなっちゃったみたいで…。 199 00:13:24,003 --> 00:13:28,508 別室で休んでもらってるの。 えっ!? それは心配ですね。 200 00:13:28,508 --> 00:13:32,011 大丈夫かな? 様子を見に行こうか…。 201 00:13:32,011 --> 00:13:34,847 ちょ… ちょっと待って。 えっ? 202 00:13:34,847 --> 00:13:38,851 何か問題でも? え… えっと… その…。 203 00:13:38,851 --> 00:13:42,355 百千さん 悪いけど 案内してくれる? 204 00:13:42,355 --> 00:13:44,524 う… うん。 205 00:13:44,524 --> 00:13:48,861 花 今日は そんな体調悪そうに 見えなかったけど…。 206 00:13:48,861 --> 00:13:51,364 うん…。 《早く死人を見つけないと➡ 207 00:13:51,364 --> 00:13:54,367 他のみんなも 危ないかもしれない…。 208 00:13:54,367 --> 00:13:57,704 でも いったい誰が…》 飯塚さん➡ 209 00:13:57,704 --> 00:14:01,107 ちょっと体が弱いんだよね。 そうなんだ? 210 00:14:01,107 --> 00:14:05,778 うん 心配だな。 鳥井さん 優しいんだね。 211 00:14:05,778 --> 00:14:08,281 えっ? それに みんな➡ 212 00:14:08,281 --> 00:14:11,617 めっちゃ仲よしで羨ましい。 仲よく見える? 213 00:14:11,617 --> 00:14:13,619 だったら うれしいな。 214 00:14:13,619 --> 00:14:16,956 私 ずっと学校休んでて➡ 215 00:14:16,956 --> 00:14:20,626 なかなか友達できなかったの。 んっ…。 216 00:14:20,626 --> 00:14:23,796 だから 今日 みんなと一緒にいられて➡ 217 00:14:23,796 --> 00:14:25,798 すっごく楽しかった。 218 00:14:25,798 --> 00:14:30,636 もっと早くに勇気を出して 踏み出せばよかったって思ったよ。 219 00:14:30,636 --> 00:14:32,638 鳥井さん…。 220 00:14:32,638 --> 00:14:36,809 教えてくれた 「あの人」に 感謝しなきゃ…。 221 00:14:36,809 --> 00:14:39,612 「あの人」? 222 00:14:42,648 --> 00:14:45,318 はっ…。 えっ!? 223 00:14:45,318 --> 00:14:52,825 《誰? 葵たち…? 違う。 誰かいる…》 224 00:14:52,825 --> 00:14:54,827 (斑目)百千さん。 あっ! 225 00:14:54,827 --> 00:14:57,663 (斑目)こっちでいいの? う… うん。 226 00:14:57,663 --> 00:15:00,133 あっ ねえ 鳥井さん➡ 227 00:15:00,133 --> 00:15:02,468 さっき言ってた 「あの人」って…? 228 00:15:02,468 --> 00:15:06,472 (班目/妹尾)うん? 鳥井さんって 誰? 229 00:15:06,472 --> 00:15:10,643 あっ… 何言ってるの? そこにいるじゃない 鳥井…。 230 00:15:10,643 --> 00:15:12,612 あっ! 231 00:15:14,814 --> 00:15:19,652 《鏡に… 映ってない…》 232 00:15:19,652 --> 00:15:21,988 鳥井… さん…? 233 00:15:21,988 --> 00:15:26,659 ハッハハ おやおや。 私は斑目。 こっちは妹尾。 234 00:15:26,659 --> 00:15:29,162 鳥井なんて いないよ。 235 00:15:29,162 --> 00:15:33,332 《斑目さんたちには 見えてなかったんだ。 236 00:15:33,332 --> 00:15:37,670 鳥井さんが… 死人だ。 237 00:15:37,670 --> 00:15:40,173 でも…》 238 00:15:40,173 --> 00:15:43,843 ⦅教えてくれた 「あの人」に 感謝しなきゃ…⦆ 239 00:15:43,843 --> 00:15:46,179 ああ…。 240 00:15:46,179 --> 00:15:48,681 ひまり 早く! (ひまり/妹尾/斑目)あっ!? 241 00:15:48,681 --> 00:15:51,184 早く追い出すんだ! 違う! 242 00:15:51,184 --> 00:15:53,186 えっ!? 本当に 本当に➡ 243 00:15:53,186 --> 00:15:55,188 追い出さなきゃいけないのは…。 244 00:15:55,188 --> 00:15:57,156 出てけ! 245 00:16:00,092 --> 00:16:02,295 うっ! ううっ! 246 00:16:04,931 --> 00:16:09,268 貴様 この俺に…。 247 00:16:09,268 --> 00:16:11,437 い… 飯塚さん…? 248 00:16:11,437 --> 00:16:14,440 なんの術を使った? 249 00:16:14,440 --> 00:16:17,109 きゃっ! ひまり! 250 00:16:17,109 --> 00:16:20,613 この黒い炎は…。 251 00:16:20,613 --> 00:16:26,118 火車…。 久しいな 葵 鵺の子よ。 252 00:16:26,118 --> 00:16:28,788 人形遊びは気に入ったか? 253 00:16:28,788 --> 00:16:32,291 やけに 手が込んでる仕掛けだと 思ったら➡ 254 00:16:32,291 --> 00:16:34,794 やっぱり お前が絡んでいたのか。 255 00:16:34,794 --> 00:16:39,298 フフ… 随分 気がつくのが 遅かったではないか。 256 00:16:39,298 --> 00:16:42,635 しかし せっかく この俺が 遊びに来てやったというのに➡ 257 00:16:42,635 --> 00:16:45,638 妙な力で頓挫するとは…。 258 00:16:45,638 --> 00:16:48,808 その小娘は? 新しい式神か? 259 00:16:48,808 --> 00:16:50,810 ひまりは 式神じゃない。 260 00:16:50,810 --> 00:16:52,979 手を出したら ただじゃおかない! 261 00:16:52,979 --> 00:16:57,817 ほう ならば なおのこと…。 262 00:16:57,817 --> 00:17:01,787 紫! 伊勢! ひまりを守れ! (伊勢/紫)御意! 263 00:17:01,787 --> 00:17:06,626 そら さっさと鵺にならねば 人の身では もたんぞ? 264 00:17:06,626 --> 00:17:08,794 言われずとも…。 265 00:17:16,135 --> 00:17:18,971 鳥井さん! さあ 少女よ。 266 00:17:18,971 --> 00:17:23,142 死人のままでは 誰も お前を見つけてくれないが➡ 267 00:17:23,142 --> 00:17:29,982 強きあやかしになれば お前の願いは かなえられるぞ。 268 00:17:29,982 --> 00:17:34,820 私の… 願い…。 そう そのために➡ 269 00:17:34,820 --> 00:17:37,990 御守様を食べてしまえ。 270 00:17:37,990 --> 00:17:49,001 ♬~ 271 00:17:49,001 --> 00:17:51,003 《鳥井:寂しいの…》 んっ…。 272 00:17:51,003 --> 00:17:54,006 《鳥井:みんな 私に気付いてくれない…。 273 00:17:54,006 --> 00:17:58,010 独りぼっちなの》 この声…。 274 00:17:58,010 --> 00:18:01,781 《鳥井:だから 強いあやかしにならないと…。 275 00:18:01,781 --> 00:18:05,618 そうすれば みんな気付いてくれる…。 276 00:18:05,618 --> 00:18:08,621 お友達ができる…》 277 00:18:08,621 --> 00:18:13,793 (鵺)魂ごと砕けるが 火車の かいらいになる前に はらうか。 278 00:18:13,793 --> 00:18:15,795 鳥井さん! うん? 279 00:18:15,795 --> 00:18:18,130 おい! ひまり! 280 00:18:18,130 --> 00:18:24,136 くっ! くっくく… くっ…! 281 00:18:24,136 --> 00:18:28,975 (2人)ひまり! 大丈夫! 見えてる! 282 00:18:28,975 --> 00:18:31,043 見えてるから! 283 00:18:33,980 --> 00:18:35,982 鳥井さん! 284 00:18:35,982 --> 00:18:38,484 《ああ…》 285 00:18:38,484 --> 00:18:44,256 大丈夫だから。 《あっ! ひまり… ちゃん…》 286 00:18:49,328 --> 00:18:52,832 ⦅《寂しい… 友達が欲しい…。 287 00:18:52,832 --> 00:18:57,003 寂しい… 寂しい…。 288 00:18:57,003 --> 00:19:01,073 誰か… 友達…》⦆ 289 00:19:05,745 --> 00:19:07,747 んっ…。 290 00:19:09,749 --> 00:19:15,588 ごめんなさい。 私 誰かと友達になりたかった…。 291 00:19:15,588 --> 00:19:19,258 それだけなの…。 うん 大丈夫。 292 00:19:19,258 --> 00:19:21,594 わかってる。 だから…。 293 00:19:21,594 --> 00:19:24,263 誰もいないみたいなんて 言わないで。 294 00:19:24,263 --> 00:19:27,767 もう友達でしょ 私たち! 295 00:19:27,767 --> 00:19:32,938 ああ…。 んっ…。 296 00:19:32,938 --> 00:19:36,742 ありがとう ひまりちゃん。 297 00:19:40,112 --> 00:19:42,314 鳥井さん…。 298 00:19:47,620 --> 00:19:52,124 (火車)ぜい弱な浮遊霊では 余興にもならぬか。 299 00:19:52,124 --> 00:19:54,794 つまらんな。 300 00:19:54,794 --> 00:19:57,296 ふざけないで! アンタ いったい…! 301 00:19:57,296 --> 00:20:00,800 では 次は もっと愉快な遊びを用意しよう。 302 00:20:00,800 --> 00:20:07,106 また来るよ。 なあ 鵺。 俺のオトモダチ。 303 00:20:11,143 --> 00:20:13,145 もう何よ あれ。 304 00:20:13,145 --> 00:20:17,650 なんか 鵺のこと 「友達」とか 言ってたけど 何者なの? 305 00:20:22,488 --> 00:20:24,490 アイツは火車。 306 00:20:24,490 --> 00:20:29,161 今までのあやかしとは 格が違うから 忘れて。 307 00:20:29,161 --> 00:20:32,665 で… でも…。 308 00:20:32,665 --> 00:20:36,001 巻き込んで ごめん。 309 00:20:36,001 --> 00:20:39,505 謝らないでよ…。 310 00:20:39,505 --> 00:20:42,508 う… ううう…。 (2人)あっ! 311 00:20:42,508 --> 00:20:44,510 い… いっ! あ~。 312 00:20:46,679 --> 00:20:53,018 あれ…? 私 お手洗いに行って… それから何してたんだろう…? 313 00:20:53,018 --> 00:20:55,020 ううっ…。 なんか➡ 314 00:20:55,020 --> 00:20:59,191 えたいの知れない黒いかすみの ようなものが ぶわっと…。 315 00:20:59,191 --> 00:21:02,161 えっと~ それは その~。 316 00:21:02,161 --> 00:21:05,331 そう! 煙突の故障で! アハハハ…。 317 00:21:05,331 --> 00:21:09,502 《く… 苦しい! 我ながら苦しすぎる!》 318 00:21:09,502 --> 00:21:13,672 煙を吸ったせいで ぼ~っとして 幻覚でも見たんでしょ。 319 00:21:13,672 --> 00:21:16,509 え~ でも…。 どうだっていいじゃない。 320 00:21:16,509 --> 00:21:18,677 百千家は普通の家。 321 00:21:18,677 --> 00:21:21,514 たたられたりなんてしてないって わかったんだから。 322 00:21:21,514 --> 00:21:25,351 そうだね。 さあ もう帰るわよ。 323 00:21:25,351 --> 00:21:27,853 あ… ああ…。 324 00:21:27,853 --> 00:21:31,190 幻覚 えらいリアルだったんだけどな~。 325 00:21:31,190 --> 00:21:34,860 私も なんだか 不思議な夢を見てた気がする。 326 00:21:34,860 --> 00:21:37,363 斑目さん あの…。 327 00:21:37,363 --> 00:21:41,033 私は何も見てないし 聞いてない。 328 00:21:41,033 --> 00:21:45,204 ご家族が仮装してたのも 何か 深い事情があるんだろうし…。 329 00:21:45,204 --> 00:21:47,706 《バ… バレてた~!》 330 00:21:47,706 --> 00:21:52,378 まっ そういうことだから。 じゃあね ひまり! また明日。 331 00:21:52,378 --> 00:21:54,380 《あっ…》 332 00:21:54,380 --> 00:21:56,849 うん また明日! 333 00:21:58,884 --> 00:22:01,287 《見えてたり 見えなかったり。 334 00:22:01,287 --> 00:22:05,624 でも いつの間にか絆はできてる。 335 00:22:05,624 --> 00:22:08,460 それは細い糸のように➡ 336 00:22:08,460 --> 00:22:12,298 切れやすくて 心もとないかもしれない…。 337 00:22:12,298 --> 00:22:14,466 でも➡ 338 00:22:14,466 --> 00:22:19,772 私たち友達だったよね 鳥井さん》