1 00:00:02,000 --> 00:00:05,000 (鼓)ザ・ロック! (羽織)本題って それだけかしら? 2 00:00:05,000 --> 00:00:07,000 (爪弾)他に何かあったかえ? 3 00:00:07,000 --> 00:00:09,340 (鼓)ボケたか ババよ。 任務 任務! 4 00:00:09,340 --> 00:00:12,840 おぉ そうじゃ。 ぬしらも知ってのとおり⇒ 5 00:00:12,840 --> 00:00:16,680 ババらの務めは 指定付喪神の捜査なんじゃが⇒ 6 00:00:16,680 --> 00:00:19,850 ちと 手を貸してもらいたくてな。 7 00:00:19,850 --> 00:00:21,850 京都に里帰りしたのは⇒ 8 00:00:21,850 --> 00:00:25,350 新たな捜査対象が現れたからよ。 9 00:00:25,350 --> 00:00:28,020 まだ何者かは わかっとらん。 10 00:00:28,020 --> 00:00:31,860 が 遭遇した煽が言うには⇒ 11 00:00:31,860 --> 00:00:36,030 そやつは 唐傘を差しておるらしい。 12 00:00:36,030 --> 00:00:38,870 ハッキリ見たわけではないが まとう気配は⇒ 13 00:00:38,870 --> 00:00:41,700 ただならぬものだったとか。 14 00:00:41,700 --> 00:00:43,870 だが それだけの情報でも⇒ 15 00:00:43,870 --> 00:00:47,380 我らには 引っかかる点があろう。 16 00:00:47,380 --> 00:00:49,710 唐傘…。 17 00:00:49,710 --> 00:00:52,710 (鼓)そう 唐傘と聞けば⇒ 18 00:00:52,710 --> 00:00:55,220 我らは まず ヤツを連想する。 19 00:00:58,720 --> 00:01:01,320 (鼓)岐隼人 鼓吹…。 20 00:01:01,320 --> 00:01:07,330 2人の俊英をほふったことによる 二つ名を持つ付喪神。 21 00:01:07,330 --> 00:01:10,830 煽の見たものは 果たして それか…。 22 00:01:10,830 --> 00:01:14,340 確認を急がねばならん。 23 00:01:14,340 --> 00:01:16,640 (ぼたん)フッ… それホント? 24 00:03:01,150 --> 00:03:05,320 ⚟百人一首か。 懐かしいなぁ。 25 00:03:05,320 --> 00:03:08,830 テストや 受験のときに ちょっと覚えたくらいで…。 26 00:03:08,830 --> 00:03:13,500 (志保)ですよね~。 私たちも 最初はそんな感じでした。 27 00:03:13,500 --> 00:03:17,000 それも もう忘れちゃったけどね ハハハ。 28 00:03:17,000 --> 00:03:20,840 (佳奈)ですよね~。 でも全然平気です。 29 00:03:20,840 --> 00:03:23,010 私たち 百人一首同好会は⇒ 30 00:03:23,010 --> 00:03:27,350 キャンパスライフをエンジョイしよう! が モットーですから! 31 00:03:27,350 --> 00:03:29,850 ねぇ 君 名前は? 32 00:03:29,850 --> 00:03:33,690 え? えっと… 長月ぼたんです。 33 00:03:33,690 --> 00:03:36,860 ぼたんちゃんか。 名前もかわいいね。 34 00:03:36,860 --> 00:03:39,060 よろしく。 はぁ…。 35 00:03:41,530 --> 00:03:43,530 こちらです どうぞ。 36 00:03:47,030 --> 00:03:50,800 へぇ 大学に和室なんてあっ…。 37 00:03:50,800 --> 00:03:52,800 ん…。 38 00:03:52,800 --> 00:03:54,810 (鍵をかける音) 39 00:03:54,810 --> 00:03:57,010 なんで 鍵を…。 40 00:03:59,310 --> 00:04:01,650 (夏希)念のためです。 41 00:04:01,650 --> 00:04:04,150 念のためって…。 42 00:04:04,150 --> 00:04:07,150 お茶をどうぞ。 さぁ奥へ! 43 00:04:07,150 --> 00:04:09,550 (佳奈)奥へ 奥へ! さぁさぁ! 44 00:04:13,330 --> 00:04:16,830 百人一首って 千年以上も前の人たちが⇒ 45 00:04:16,830 --> 00:04:19,830 詠んだ歌ですけど 共感できるものも⇒ 46 00:04:19,830 --> 00:04:23,170 あるんですよね。 今も昔も 人の思いは⇒ 47 00:04:23,170 --> 00:04:25,840 変わらないっていうか…。 48 00:04:25,840 --> 00:04:29,010 恋を詠んだ歌もあるんだよね? (ぼたん)え? 49 00:04:29,010 --> 00:04:32,340 あ はい。 それ 教えてくれる? 50 00:04:32,340 --> 00:04:35,680 あっ…。 ガッテンだ! 51 00:04:35,680 --> 00:04:38,020 は はい。 52 00:04:38,020 --> 00:04:42,190 (恵)恋の歌といえば… そうですね…。 53 00:04:42,190 --> 00:04:47,530 「つくばねの みねより落つる みなの川⇒ 54 00:04:47,530 --> 00:04:52,300 恋ぞつもりて ふちとなりぬる」。 55 00:04:52,300 --> 00:04:56,130 筑波山の山頂から 流れ始める みなの川。 56 00:04:56,130 --> 00:05:00,640 最初は細い流れで やがて ふちになる。 57 00:05:00,640 --> 00:05:05,480 小さかった恋心が だんだん大きくなっていく⇒ 58 00:05:05,480 --> 00:05:08,480 その様子を川に例えてるんです。 59 00:05:08,480 --> 00:05:12,480 ちなみに みなの川は こう書きます。 60 00:05:12,480 --> 00:05:16,150 恋する気持ちを すごく ストレートに伝えてるんだよ! 61 00:05:16,150 --> 00:05:18,820 つきあってって言ってるの! わかる!? 62 00:05:18,820 --> 00:05:23,500 は はい。 「君がため 惜しからざりし⇒ 63 00:05:23,500 --> 00:05:29,670 命さえ 長くもがなと 思いけるかな」。 64 00:05:29,670 --> 00:05:33,000 あなたに会うためなら 惜しいとは思わなかった⇒ 65 00:05:33,000 --> 00:05:35,340 私の命ですが…。 66 00:05:35,340 --> 00:05:38,680 こうして あなたと会うことができた今⇒ 67 00:05:38,680 --> 00:05:42,180 いつまでも 生きていたいと思っています。 68 00:05:42,180 --> 00:05:45,680 あなたと一緒に ずっと生きていたいってこと! 69 00:05:45,680 --> 00:05:50,460 (佳奈)こういう恋 したいと思わない!? 70 00:05:50,460 --> 00:05:53,960 ひぃ~! なぜだぁ~! 71 00:05:53,960 --> 00:05:55,960 (佳奈)イケメンを ここまで 引き入れておきながら⇒ 72 00:05:55,960 --> 00:05:57,960 逃げられるとは…。 73 00:05:57,960 --> 00:06:02,470 (志保)私たちの いったい 何が ダメだというの? 74 00:06:02,470 --> 00:06:04,470 必死すぎて怖い。 75 00:06:04,470 --> 00:06:07,810 (夏希)クッソ~ 彼氏持ちが 余裕かましやがって! 76 00:06:07,810 --> 00:06:10,310 こういうのって ご縁だから。 77 00:06:10,310 --> 00:06:12,640 出会いを待ったほうがいいかも。 78 00:06:12,640 --> 00:06:15,810 待ってるだけじゃ 私みたいになるから…。 79 00:06:15,810 --> 00:06:19,990 彼氏のいないキャンパスライフなんて あんこのない あんパンだ~! 80 00:06:19,990 --> 00:06:22,490 トンカツのないカツ丼だ~! 81 00:06:22,490 --> 00:06:25,660 だしの入ってない だし巻き卵だ~! 82 00:06:25,660 --> 00:06:29,330 別に 女子だけでも 楽しいから いいのに。 83 00:06:29,330 --> 00:06:32,660 なんだ その余裕を感じる発言は? 84 00:06:32,660 --> 00:06:34,830 まるで彼氏持ちじゃないか。 85 00:06:34,830 --> 00:06:36,840 やっぱり つきあってるんでしょ? 86 00:06:36,840 --> 00:06:40,010 あの顔の怖い人と。 目つきがヤバい人と。 87 00:06:40,010 --> 00:06:44,510 だから違うって。 兵馬さんは ただの親戚。 88 00:06:44,510 --> 00:06:47,180 ぼんちゃん 岐さん 呼んでくれない? 89 00:06:47,180 --> 00:06:49,510 え? なんで? ちょっと⇒ 90 00:06:49,510 --> 00:06:53,450 手伝ってほしいことがあって。 それなら私が…。 91 00:06:53,450 --> 00:06:55,620 いや 女子は無理だから。 92 00:06:55,620 --> 00:06:58,620 男じゃないとダメな力仕事だから。 93 00:06:58,620 --> 00:07:01,960 え~? 94 00:07:01,960 --> 00:07:04,300 (兵馬)わかった すぐ行く。 95 00:07:04,300 --> 00:07:07,130 📱(ぼたん)大丈夫? 無理しなくていいよ? 96 00:07:07,130 --> 00:07:09,300 ちょうど 筋トレを終えたところだ。 97 00:07:09,300 --> 00:07:11,640 別にかまわない。 98 00:07:11,640 --> 00:07:15,810 うん… うん。 じゃあ あとで。 99 00:07:15,810 --> 00:07:18,140 兵馬さん すぐ来てくれるって。 100 00:07:18,140 --> 00:07:20,310 (恵)そう。 助かるわ。 101 00:07:20,310 --> 00:07:23,320 ほほう 急な呼び出しにもかかわらず⇒ 102 00:07:23,320 --> 00:07:26,620 すぐに来ると? これはこれは…。 103 00:07:29,650 --> 00:07:41,000 ♪~ 104 00:07:41,000 --> 00:07:43,000 いざ! 待て~! 105 00:07:43,000 --> 00:07:46,000 (兵馬)あっ あ… 何をする! 不審者 確保! 106 00:07:46,000 --> 00:07:48,010 え!? うちの学生たちに⇒ 107 00:07:48,010 --> 00:07:51,440 危害は加えさせないぞ! ご 誤解だ! 108 00:07:51,440 --> 00:07:53,950 自分は呼ばれて来ただけだ! 何!? 109 00:07:53,950 --> 00:07:57,780 極道の関係者が 校内に潜入しているのか!? 110 00:07:57,780 --> 00:08:00,950 ちょっと来てもらおうか! (兵馬)怪しい者ではない! 111 00:08:00,950 --> 00:08:04,960 兵馬さん… 何事? 112 00:08:04,960 --> 00:08:09,130 (ぼたん)アッハハハ… 不審者に間違えられたのかぁ。 113 00:08:09,130 --> 00:08:13,130 災難だったね。 道を歩いてるだけなのに⇒ 114 00:08:13,130 --> 00:08:15,800 よく職務質問される。 115 00:08:15,800 --> 00:08:18,300 自分は そんなに怪しいだろうか? 116 00:08:18,300 --> 00:08:22,810 ん~。 ふだんは そうでもないけど…。 117 00:08:22,810 --> 00:08:25,480 ときどき 目つきが鋭いから。 118 00:08:25,480 --> 00:08:27,810 そうか。 気合いを入れて来たのが⇒ 119 00:08:27,810 --> 00:08:29,810 あだになってしまったな。 120 00:08:29,810 --> 00:08:32,150 (ぼたん)気合い? なんで? 121 00:08:32,150 --> 00:08:35,820 ぼたんが打ち込んでいる 百人一首同好会だ。 122 00:08:35,820 --> 00:08:39,990 だから自分も 気合いを入れて 協力しようと思ってな。 123 00:08:39,990 --> 00:08:45,830 あぁ… 打ち込んでるというか 楽しんでるだけというか。 124 00:08:45,830 --> 00:08:48,330 違うのか? 百人一首は⇒ 125 00:08:48,330 --> 00:08:50,600 昔から やってはいたけど⇒ 126 00:08:50,600 --> 00:08:54,110 大学で同好会にまで 入るつもりは なかったんだ。 127 00:08:56,610 --> 00:09:00,950 (ぼたん)でも 部員のみんなが 普通に声かけてくれて…。 128 00:09:00,950 --> 00:09:03,050 それが新鮮で。 129 00:09:05,280 --> 00:09:07,290 なんかごめんなさい。 130 00:09:07,290 --> 00:09:10,120 ぼたんにとっては 大切なことだろう。 131 00:09:10,120 --> 00:09:13,630 百人一首同好会の ご学友といるときのぼたんは⇒ 132 00:09:13,630 --> 00:09:16,960 楽しそうだ。 133 00:09:16,960 --> 00:09:18,960 フ… そうかな。 134 00:09:24,640 --> 00:09:28,810 岐さ~ん…。 (夏希たち)いらっしゃ~い。 135 00:09:28,810 --> 00:09:31,310 (佳奈)すみません 突然 呼び出して。 136 00:09:31,310 --> 00:09:36,310 いや 自分で役に立てることならば 喜んで手伝わせてもらう。 137 00:09:36,310 --> 00:09:38,820 (恵)ぼんちゃん これから授業でしょ? 138 00:09:38,820 --> 00:09:40,990 そろそろ 行ったほうがいいんじゃない? 139 00:09:40,990 --> 00:09:44,990 え? でも…。 (兵馬)自分は大丈夫だ。 140 00:09:44,990 --> 00:09:48,490 ご学友の皆さんの指示を 仰ぎながら働くゆえ⇒ 141 00:09:48,490 --> 00:09:52,660 ぼたんは 勉学に励んでくるといい。 142 00:09:52,660 --> 00:09:55,670 じゃあ よろしくね。 143 00:09:55,670 --> 00:09:58,170 岐さん こっちへ。 あぁ。 144 00:10:00,510 --> 00:10:03,680 それで 力仕事とは…。 145 00:10:03,680 --> 00:10:07,180 ん? (鍵をかける音) 146 00:10:07,180 --> 00:10:10,850 なぜ 鍵を? 147 00:10:10,850 --> 00:10:14,190 念のためです。 148 00:10:14,190 --> 00:10:16,350 うむ! 有事に備えて⇒ 149 00:10:16,350 --> 00:10:19,190 ふだんから用心しておくことは 重要だ。 150 00:10:19,190 --> 00:10:22,390 いい心がけだ! それはどうも…。 151 00:10:24,360 --> 00:10:26,360 (恵)お茶をどうぞ。 152 00:10:26,360 --> 00:10:28,670 かたじけない。 いただきます。 153 00:10:36,370 --> 00:10:39,540 それで 岐さんは ぼんちゃんとつきあってるの? 154 00:10:39,540 --> 00:10:41,550 ブーッ! 155 00:10:41,550 --> 00:10:44,380 何!? (夏希)ねぇ そこんとこどうなの? 156 00:10:44,380 --> 00:10:46,380 (志保/佳奈)どうなの? 157 00:10:46,380 --> 00:10:48,390 《ワナか!》 158 00:10:48,390 --> 00:10:53,320 「恋すてふ 我が名はまだき 立ちにけり⇒ 159 00:10:53,320 --> 00:10:57,330 人知れずこそ 思い初めしか」。 え? 160 00:10:57,330 --> 00:11:01,000 恋に落ちているという 私のうわさが広がっている。 161 00:11:01,000 --> 00:11:03,000 まだ誰にも打ち明けずに⇒ 162 00:11:03,000 --> 00:11:06,000 ひっそりと 思い始めたばかりだというのに。 163 00:11:06,000 --> 00:11:08,670 恋してる当人は 隠してるつもりでも⇒ 164 00:11:08,670 --> 00:11:11,680 周りは みんな わかってるってことだよ! 165 00:11:11,680 --> 00:11:14,850 え? い いや…。 166 00:11:14,850 --> 00:11:16,850 う…。 (3人)ん~。 167 00:11:18,850 --> 00:11:22,850 ぼんのこと どう思ってるの? (志保/佳奈)ねぇ! 168 00:11:22,850 --> 00:11:26,020 《ど どう思うと言われても…。 169 00:11:26,020 --> 00:11:29,530 わからん。 いや しかし⇒ 170 00:11:29,530 --> 00:11:31,830 塞眼として すべきことは定まっている》 171 00:11:34,030 --> 00:11:36,370 覚悟はできている。 172 00:11:36,370 --> 00:11:40,040 自分は 彼女を守り通してみせる。 173 00:11:40,040 --> 00:11:42,710 (夏希たち)あぁ…。 174 00:11:42,710 --> 00:11:45,040 (夏希たち)キャ~! 175 00:11:45,040 --> 00:11:47,550 岐兵馬 合格! 176 00:11:47,550 --> 00:11:51,480 え? 守るだなんて 完璧彼氏じゃん! 177 00:11:51,480 --> 00:11:55,490 (夏希)それ ぼんには伝えたんだろうね? 178 00:11:55,490 --> 00:11:57,990 伝えた。 (夏希たち)キャ~! 179 00:11:57,990 --> 00:12:00,290 で で? ぼんちゃんは なんて? 180 00:12:02,490 --> 00:12:05,330 ((守るは どこからきたのさ!? いや…)) 181 00:12:05,330 --> 00:12:09,830 なんで!? 守り通すなんて もはや プロポーズなのに! 182 00:12:09,830 --> 00:12:13,340 プロ!? そこ もうちょっと詳しく教えて。 183 00:12:13,340 --> 00:12:15,640 (志保)いったい 何が どうなって そうなったの!? 184 00:12:17,840 --> 00:12:21,010 何故 このような追及を 受けねばならんのか⇒ 185 00:12:21,010 --> 00:12:23,010 まったくもって わからぬが…。 186 00:12:23,010 --> 00:12:25,680 どうやら 力仕事とやらは なさそうだな。 187 00:12:25,680 --> 00:12:29,520 (夏希たち)え? しからば これにて! 188 00:12:29,520 --> 00:12:35,190 ⚟「嘆きわび 空に乱るる 我がたまを 結びとどめよ…」。 189 00:12:35,190 --> 00:12:38,700 ん? 兵馬さん? 190 00:12:38,700 --> 00:12:42,030 (佳奈)ちょっと… かなり変わった人だけど⇒ 191 00:12:42,030 --> 00:12:45,870 守り通すなんて 一度でいいから言われてみたい。 192 00:12:45,870 --> 00:12:48,540 ぼたん先輩 羨ましい。 193 00:12:48,540 --> 00:12:51,980 しかし問題がある。 2人とも奥手だから⇒ 194 00:12:51,980 --> 00:12:54,150 このままじゃ まったく進展しない。 195 00:12:54,150 --> 00:12:57,820 それ。 ここは 百人一首同好会の力を⇒ 196 00:12:57,820 --> 00:13:00,490 結集して 2人をくっつけてやろう。 197 00:13:00,490 --> 00:13:03,320 (恵たち)お~! (ぼたん)誰と 誰を⇒ 198 00:13:03,320 --> 00:13:06,160 くっつけるって? 199 00:13:06,160 --> 00:13:09,860 みんな 兵馬さんに何を言ったのかな? 200 00:13:13,830 --> 00:13:19,340 (夏希)お~い ぼ~ん。 悪気は ないんだってばぁ。 201 00:13:19,340 --> 00:13:24,510 だって心配じゃん? ぼんが 悪い男に引っかかってたらさ。 202 00:13:24,510 --> 00:13:28,010 (恵)ぼんちゃんには 幸せになってもらいたいからね。 203 00:13:28,010 --> 00:13:30,010 (夏希)そうそう。 204 00:13:34,520 --> 00:13:37,360 抹茶パンケーキ 食べたいな。 205 00:13:37,360 --> 00:13:39,690 いいね 食べに行こ。 206 00:13:39,690 --> 00:13:41,690 (夏希)あっ 岐さんも呼ぶ? 207 00:13:41,690 --> 00:13:44,530 (ぼたん)もう いいかげんにしなさい。 208 00:13:44,530 --> 00:13:48,200 あ…。 209 00:13:48,200 --> 00:13:50,600 ん…。 210 00:13:54,470 --> 00:13:56,470 (ぼたん)傘? 211 00:14:00,480 --> 00:14:03,150 知り合い? 珍しいね⇒ 212 00:14:03,150 --> 00:14:05,550 こんな曇り空で 傘差して…。 213 00:14:14,160 --> 00:14:16,330 《ぼたん:あれは…》 214 00:14:16,330 --> 00:14:19,330 (時雨)少し 弱まった? 215 00:14:22,170 --> 00:14:26,170 ヨリマシ… 長月ぼたんさん。 216 00:14:33,510 --> 00:14:37,350 えっ? え 何 これ…。 217 00:14:37,350 --> 00:14:39,680 なんか ヤバくない? あ…。 218 00:14:39,680 --> 00:14:43,020 走って! 早く! あぁ! 219 00:14:43,020 --> 00:14:45,020 うっ! あ…。 220 00:14:52,460 --> 00:14:54,800 何? 壁!? 221 00:14:54,800 --> 00:14:57,300 ど どうなってんだよ! 222 00:14:57,300 --> 00:14:59,500 逃がさない。 223 00:15:05,640 --> 00:15:07,650 《閉じ込め られる…》 224 00:15:10,150 --> 00:15:15,990 その内にいるものを 今一度 確かめさせてもらうよ。 225 00:15:15,990 --> 00:15:19,820 (夏希)ちょっと誰か! (恵)ねぇ ちょっと! 226 00:15:19,820 --> 00:15:22,030 (時雨)じっくりとね。 227 00:15:31,500 --> 00:15:34,310 (挂)フッ…。 (斎)あ… どうしました? 挂様。 228 00:15:36,340 --> 00:15:39,840 いやな… 一瞬 懐かしい霊気を⇒ 229 00:15:39,840 --> 00:15:45,350 感じたものでな。 おもしろくなりそうだ。 230 00:15:45,350 --> 00:15:48,850 極力 気配を殺していたようだが⇒ 231 00:15:48,850 --> 00:15:50,860 ヤツは気付くぞ。 232 00:15:53,120 --> 00:15:55,790 《確かに 今 感じた…。 233 00:15:55,790 --> 00:16:00,970 この まがまがしい霊気は まさか…》 234 00:16:00,970 --> 00:16:03,470 (吹枝)どうした? ん…。 235 00:16:03,470 --> 00:16:06,640 ずいぶん 険しい顔をしてるじゃないか。 236 00:16:06,640 --> 00:16:09,140 お前は…。 237 00:16:09,140 --> 00:16:13,640 (夏希)ねぇ ねぇ! 聞こえないの!? ねぇ! 238 00:16:13,640 --> 00:16:15,650 うっ…。 239 00:16:15,650 --> 00:16:18,480 なんだよ 畜生…。 240 00:16:18,480 --> 00:16:21,150 アイツ なんだよ…。 241 00:16:21,150 --> 00:16:23,650 どうなってんだよ これ… わっ! 242 00:16:23,650 --> 00:16:26,160 夏希…。 恵…。 243 00:16:26,160 --> 00:16:31,500 夏希 わかんないよ。 私たち 何をされたの? 244 00:16:31,500 --> 00:16:34,830 落ち着きな。 3人で出口を探すんだ。 245 00:16:34,830 --> 00:16:37,670 って 待って… ぼんは? え? 246 00:16:37,670 --> 00:16:41,670 ちょっと ぼん! ぼんちゃん! 247 00:16:41,670 --> 00:16:44,180 (ぼたん)う…。 そっちか! 今行く! 248 00:16:44,180 --> 00:16:46,180 (ぼたん)来ないで! 249 00:16:46,180 --> 00:16:49,380 大丈夫… 2人は じっとしてて。 250 00:16:58,620 --> 00:17:01,630 2人には 手を出さないで。 251 00:17:10,300 --> 00:17:12,500 ん~? 252 00:17:16,810 --> 00:17:18,980 《違う。 253 00:17:18,980 --> 00:17:21,480 私を 見てるんじゃない》 254 00:17:23,480 --> 00:17:29,820 やっぱり 以前より 光は ずっと弱くなってる。 255 00:17:29,820 --> 00:17:31,820 それに…。 256 00:17:33,820 --> 00:17:35,830 (潰す音) 257 00:17:35,830 --> 00:17:39,160 (ぼたん)あぁっ! あ… ぼんちゃん どうしたの!? 258 00:17:39,160 --> 00:17:43,670 な 夏希…。 恵 アンタは出口を探して。 259 00:17:43,670 --> 00:17:46,840 う う…。 260 00:17:46,840 --> 00:17:49,670 やっぱり潰せない。 261 00:17:49,670 --> 00:17:54,610 結界… プロテクトがかけられている。 262 00:17:54,610 --> 00:17:57,010 身体にも 心にもね。 263 00:18:00,280 --> 00:18:03,790 (時雨)やってくれるなぁ。 264 00:18:03,790 --> 00:18:06,290 うっ ぐ…。 265 00:18:06,290 --> 00:18:09,790 けれど きちんとそこにいる。 266 00:18:09,790 --> 00:18:12,800 安心してください。 267 00:18:12,800 --> 00:18:17,970 私たちが 必ず あなたを解き放ってあげますよ。 268 00:18:17,970 --> 00:18:20,640 あるじ様。 269 00:18:20,640 --> 00:18:23,810 うっ! 270 00:18:23,810 --> 00:18:27,310 (夏希)この… ぼんから離れやがれ 変態! 271 00:18:27,310 --> 00:18:30,980 夏希! 272 00:18:30,980 --> 00:18:33,820 (恵)うっ うっ うっ…。 273 00:18:33,820 --> 00:18:37,320 《早く 助けを呼ばないと…。 274 00:18:37,320 --> 00:18:40,020 けど どうやって…》 275 00:18:44,330 --> 00:18:47,500 (恵)イヤ~! 恵! 276 00:18:47,500 --> 00:18:50,600 ハッ… あっ! 277 00:18:50,600 --> 00:18:53,600 夏希! あ… うっ。 278 00:18:53,600 --> 00:18:56,610 どうかな 例えば…。 279 00:18:56,610 --> 00:18:59,780 (夏希)う… う…。 280 00:18:59,780 --> 00:19:02,610 (時雨)入れ物にすぎない あなたの環境 すべてを⇒ 281 00:19:02,610 --> 00:19:07,120 取っ払えば…。 ハッ…。 282 00:19:07,120 --> 00:19:12,120 (時雨)内にいるマレビトは 出てきてくれるのかな。 283 00:19:12,120 --> 00:19:14,630 何…。 284 00:19:14,630 --> 00:19:16,630 ヤダ…。 285 00:19:19,300 --> 00:19:22,800 あ… あ あぁ…。 286 00:19:22,800 --> 00:19:25,300 何を… ヤダ やめて! 287 00:19:25,300 --> 00:19:30,140 あぁ… あ あぁ…。 288 00:19:30,140 --> 00:19:32,140 あぁ…。 (ぼたん)夏希! 289 00:19:32,140 --> 00:19:34,480 あぁ…。 290 00:19:34,480 --> 00:19:37,820 あぁ~! (ぼたん)恵! 291 00:19:37,820 --> 00:19:40,480 うっ…。 292 00:19:40,480 --> 00:19:46,820 ハァ ハァ ハァ…。 293 00:19:46,820 --> 00:19:49,130 《ぼたん:誰か…》 294 00:19:54,500 --> 00:19:56,800 《ぼたん:兵馬さん…》 295 00:20:04,510 --> 00:20:08,180 ハッ…。 296 00:20:08,180 --> 00:20:10,380 あれ? 297 00:20:18,190 --> 00:20:20,190 ひょう…。 298 00:20:20,190 --> 00:20:22,860 兵馬さん…。 299 00:20:22,860 --> 00:20:25,860 遅れてすまない。 だが⇒ 300 00:20:25,860 --> 00:20:28,570 もう大丈夫だ ぼたん。 301 00:20:30,870 --> 00:20:34,540 ((兵馬:誓うよ。 俺は⇒ 302 00:20:34,540 --> 00:20:36,640 君を守り通してみせる)) 303 00:20:42,710 --> 00:20:46,050 兵馬さん…。 304 00:20:46,050 --> 00:20:51,990 結界破り… 塞神直系の持つ力。 305 00:20:51,990 --> 00:20:56,160 そうか 岐兵馬…。 306 00:20:56,160 --> 00:20:58,830 君か。 307 00:20:58,830 --> 00:21:03,670 でも女性3人を抱えて どう立ち回るのだろうね? 308 00:21:03,670 --> 00:21:06,500 (吹枝)それなら心配いらない。 309 00:21:06,500 --> 00:21:08,510 あ…。 ♪(笛) 310 00:21:08,510 --> 00:21:13,110 ♪(笛) 311 00:21:16,010 --> 00:21:19,180 (吹枝)彼女らは俺が守ろう。 312 00:21:19,180 --> 00:21:22,350 誰にも近寄らせやしない。 313 00:21:22,350 --> 00:21:25,560 存分にやれるんじゃない? これならさ。 314 00:21:28,360 --> 00:21:32,860 雅楽寮 吹枝か。 315 00:21:32,860 --> 00:21:34,870 頼んだ。 316 00:21:34,870 --> 00:21:36,870 フッ。 317 00:21:38,870 --> 00:21:40,870 《兵馬:やはり似ている。 318 00:21:40,870 --> 00:21:44,210 自分は この霊気を知っている。 319 00:21:44,210 --> 00:21:46,210 コイツは…》 320 00:21:46,210 --> 00:21:49,710 あぁ…。 321 00:21:49,710 --> 00:21:53,120 なんて 醜い顔…。