1 00:00:13,577 --> 00:00:15,577 (椿)やろうよ! 2 00:00:21,085 --> 00:00:23,421 (ぼたん)すごい…。 (兵馬)あぁ。 3 00:00:23,421 --> 00:00:25,721 だが 椿の様子が妙だ。 4 00:00:28,426 --> 00:00:32,430 《椿:ごめんね 兵馬ちゃん 私ばっかり。 5 00:00:32,430 --> 00:00:34,432 だって こんな…。 6 00:00:34,432 --> 00:00:38,102 こんな楽しそうなオモチャが 2つ…。 7 00:00:38,102 --> 00:00:41,105 誰にも渡したくないじゃない》 8 00:00:41,105 --> 00:01:02,293 ~ 9 00:01:02,293 --> 00:01:04,693 (爪弾)ぐっ しまった! 10 00:01:12,570 --> 00:01:15,870 フッ… ウフッ アハッ…。 11 00:01:19,410 --> 00:01:21,410 アハハハハッ。 12 00:01:24,415 --> 00:01:26,615 あ…。 13 00:01:30,421 --> 00:01:34,091 アッハハハハハ… アハハハハッ。 14 00:01:34,091 --> 00:01:37,094 アーハハハハハ… アハハハハッ。 15 00:01:37,094 --> 00:01:41,594 アハハハハハ… アッハハハハハ アハハハハ…。 16 00:01:44,101 --> 00:01:47,438 あっ。 《うわさどおりじゃ。 17 00:01:47,438 --> 00:01:51,108 こやつは 塞眼の責務としてではない。 18 00:01:51,108 --> 00:01:55,613 己の快楽を求め 戦っておる。 19 00:01:55,613 --> 00:01:58,613 戦闘狂とでも呼ぶべき者…》 20 00:03:47,591 --> 00:03:49,760 フフッ。 21 00:03:49,760 --> 00:03:53,097 《門守椿…。 22 00:03:53,097 --> 00:03:58,102 京都塞眼と 叢原火との全面戦争…。 23 00:03:58,102 --> 00:04:01,772 塞眼と 付喪神の命が消えていく中 24 00:04:01,772 --> 00:04:06,110 笑いながら 敵陣を駆けていた女…。 25 00:04:06,110 --> 00:04:09,947 京都塞眼の最終修行である 十器組手を 26 00:04:09,947 --> 00:04:14,552 8歳で成し遂げ 10歳になると 2人の兄はおろか 27 00:04:14,552 --> 00:04:19,557 その力は熟練の塞眼をも りょうがしていた…》 28 00:04:19,557 --> 00:04:21,657 (爪弾)門守のきりん児。 29 00:04:25,896 --> 00:04:28,232 くっ… 傘! 30 00:04:28,232 --> 00:04:30,632 (時雨)ん…。 31 00:04:34,405 --> 00:04:38,409 あら どこ行く気!? 32 00:04:38,409 --> 00:04:42,246 よそ見をするな 符術使い。 33 00:04:42,246 --> 00:04:45,749 ハハッ。 34 00:04:45,749 --> 00:04:47,751 ふっ…。 35 00:04:47,751 --> 00:04:51,255 椿は 傘に 食いつかせておけばえぇ。 36 00:04:51,255 --> 00:04:55,259 ババの相手は お前じゃ 兵馬。 37 00:04:55,259 --> 00:04:58,429 フッ よい顔じゃ。 38 00:04:58,429 --> 00:05:02,766 もう ババらが敵であること 飲み込んでおるようじゃの。 39 00:05:02,766 --> 00:05:07,104 あ…。 あぁ 十分に驚き終えた。 40 00:05:07,104 --> 00:05:12,209 お前たちも また ぼたんの秘める 漠然とした何かをすがり求める 41 00:05:12,209 --> 00:05:15,212 つまらぬ付喪神にすぎないとはな。 42 00:05:15,212 --> 00:05:18,048 フッ。 何が ロックだ。 43 00:05:18,048 --> 00:05:21,719 ヘドが出る! フッ。 44 00:05:21,719 --> 00:05:23,887 鍵…。 45 00:05:23,887 --> 00:05:27,558 その娘は まさしく鍵じゃ。 46 00:05:27,558 --> 00:05:31,395 鍵…。 漠然となどしとらんよ。 47 00:05:31,395 --> 00:05:34,398 ババらは使い道を定めておる。 48 00:05:34,398 --> 00:05:37,568 そこいらのアホウと 一緒にされるのは 49 00:05:37,568 --> 00:05:40,571 少々 しゃくよな。 50 00:05:40,571 --> 00:05:43,240 鍵とは どういう意味だ。 51 00:05:43,240 --> 00:05:47,244 お前たちは ぼたんを使い 何をする気でいるのだ! 52 00:05:47,244 --> 00:05:50,247 爪弾! フフッ。 53 00:05:50,247 --> 00:05:56,086 ヒトと マレビト 異なる世界に生きる魂を宿し 54 00:05:56,086 --> 00:06:01,091 両世界の間に立つ娘 長月ぼたんを使い 55 00:06:01,091 --> 00:06:04,891 現世と 常世をつなぐ門を開く。 56 00:06:09,767 --> 00:06:12,369 (爪弾)そうして生まれる混沌。 57 00:06:12,369 --> 00:06:17,374 2つの世が交じり合い グチャグチャになるさまじゃ。 58 00:06:17,374 --> 00:06:19,543 目的は それよ! 59 00:06:19,543 --> 00:06:23,547 それこそが ババらに必要不可欠な舞台! 60 00:06:23,547 --> 00:06:25,549 混沌…。 61 00:06:25,549 --> 00:06:30,721 私が そのための鍵? 62 00:06:30,721 --> 00:06:34,892 わからん! お前の語る混沌とやらは 63 00:06:34,892 --> 00:06:38,562 現世に生きる者にとって 災いでしかない。 64 00:06:38,562 --> 00:06:41,899 そんなものが お前たちの望むものなのか!? 65 00:06:41,899 --> 00:06:45,736 1つ断っておくがなぁ 兵馬よ 66 00:06:45,736 --> 00:06:50,741 別に人間に 恨みつらみが あるわけではないよ。 67 00:06:50,741 --> 00:06:55,913 (爪弾)ババらの持つ衝動は 常に 聴かせたい じゃ。 68 00:06:55,913 --> 00:06:58,749 音だけがあっても意味はない。 69 00:06:58,749 --> 00:07:01,585 聴いてくれる者がおらねば。 70 00:07:01,585 --> 00:07:05,685 じゃから その存在は いつもありがたく思っておる。 71 00:07:08,258 --> 00:07:11,695 ならば なぜ!? 衝動よ。 72 00:07:11,695 --> 00:07:13,864 より聴かせたい。 73 00:07:13,864 --> 00:07:18,368 (爪弾)より多くの者に より大きい舞台で。 74 00:07:18,368 --> 00:07:21,705 そう願うたからには 脇目も振らず 75 00:07:21,705 --> 00:07:25,709 それに通じる道をゆく。 76 00:07:25,709 --> 00:07:28,209 それが雅楽寮よ。 77 00:07:32,549 --> 00:07:35,219 (鼓)ふんっ! ハッハッハッハ…。 78 00:07:35,219 --> 00:07:38,555 ハーッハッハッハッハッ…。 79 00:07:38,555 --> 00:07:43,560 (爪弾)いまだ かつてない世界で ヒトが マレビトが 80 00:07:43,560 --> 00:07:47,564 有象無象が入り交じる世界で そのすべてに 81 00:07:47,564 --> 00:07:50,567 ババらの音を響かせるんじゃ! 82 00:07:50,567 --> 00:07:52,903 こんなに熱いことはない! 83 00:07:52,903 --> 00:07:56,907 これぞ悲願! そして これこそが 84 00:07:56,907 --> 00:07:58,907 ロック! 85 00:08:01,078 --> 00:08:03,247 あ…。 86 00:08:03,247 --> 00:08:05,249 ロック道とはな 87 00:08:05,249 --> 00:08:10,087 自分の置かれている状況に対して あらがい 壊し 突き進み 88 00:08:10,087 --> 00:08:13,857 己を高らかに 叫ばんとする流儀よ! 89 00:08:13,857 --> 00:08:18,195 ずっと… ずっと そうだったんだ。 90 00:08:18,195 --> 00:08:21,865 胸が高鳴る! 心が躍る! 91 00:08:21,865 --> 00:08:23,867 わかるか 兵馬!? 92 00:08:23,867 --> 00:08:27,037 わからん! 93 00:08:27,037 --> 00:08:29,373 フッ… ふっ だっ! 94 00:08:29,373 --> 00:08:33,877 ハハハハハ! ハッハァ! 95 00:08:33,877 --> 00:08:37,214 くっ。 まだまだ! 96 00:08:37,214 --> 00:08:39,714 まだぁ! (大樹)食ろうたれ! 97 00:08:43,053 --> 00:08:46,353 ハッ 楽しませてくれるな 大樹! 98 00:08:52,062 --> 00:08:54,062 うぐっ! ぐはっ…。 99 00:08:56,733 --> 00:08:58,933 なかなかの策であったぞ。 100 00:09:03,407 --> 00:09:06,076 んっ…。 101 00:09:06,076 --> 00:09:09,580 うおっ! んが~! 102 00:09:09,580 --> 00:09:11,515 ふっ! たぁ! 103 00:09:11,515 --> 00:09:13,517 くっ ふっ…。 104 00:09:13,517 --> 00:09:16,687 ふん! くっ。 105 00:09:16,687 --> 00:09:19,857 うっ! ハハハハハハハ! 106 00:09:19,857 --> 00:09:22,860 はぁ! 107 00:09:22,860 --> 00:09:25,362 うっ! うわっ。 108 00:09:25,362 --> 00:09:27,362 脚!? 109 00:09:30,033 --> 00:09:32,202 あ…。 110 00:09:32,202 --> 00:09:36,373 ウッフッ まさか あれで終わり? 111 00:09:36,373 --> 00:09:38,373 そんなことないよね? 112 00:09:43,046 --> 00:09:47,718 ねぇ! さっきのプレッシャーは どうしたの!? 113 00:09:47,718 --> 00:09:50,554 うっ ん…。 114 00:09:50,554 --> 00:09:53,557 なんの傷? 115 00:09:53,557 --> 00:09:56,727 だろうね。 116 00:09:56,727 --> 00:10:01,064 アハ… やっぱり先があった! 117 00:10:01,064 --> 00:10:03,664 まだまだ楽しめそうだねぇ! 118 00:10:09,740 --> 00:10:11,740 フフ…。 119 00:10:13,744 --> 00:10:16,079 くっ。 120 00:10:16,079 --> 00:10:18,079 ふん! そこまで! 121 00:10:20,250 --> 00:10:24,087 ふっ。 あっ 爪弾…。 122 00:10:24,087 --> 00:10:29,092 とっとっと… いいところで なんなの もう。 123 00:10:29,092 --> 00:10:32,092 あっ… っていうかさ 今の声って…。 124 00:10:34,097 --> 00:10:36,266 兵馬ちゃん? 125 00:10:36,266 --> 00:10:38,435 あぁ 椿…。 126 00:10:38,435 --> 00:10:42,105 状況は更に悪化したようだ。 127 00:10:42,105 --> 00:10:44,105 そんな…。 128 00:10:49,446 --> 00:10:51,949 おバアが仕事できるように 129 00:10:51,949 --> 00:10:55,786 彼らは 他の塞眼を 相手にしていたはずだよ。 130 00:10:55,786 --> 00:11:00,958 その彼らが ここにいるってことは 131 00:11:00,958 --> 00:11:04,294 もう味方はいない。 132 00:11:04,294 --> 00:11:06,463 すまんな 兵馬。 133 00:11:06,463 --> 00:11:09,633 全員 そろってしもうたわ。 134 00:11:09,633 --> 00:11:12,736 タイマンは もう 終わりじゃ。 135 00:11:12,736 --> 00:11:15,405 あ…。 (兵馬)ぼたん。 (椿)ぼたんちゃん。 136 00:11:15,405 --> 00:11:18,742 ムチャを言うようだが 逃げてくれ。 137 00:11:18,742 --> 00:11:20,911 隙は こちらでつくる。 138 00:11:20,911 --> 00:11:24,915 あ~あ こりゃ遊び疲れちゃうかな。 139 00:11:24,915 --> 00:11:27,715 椿さん 兵馬さん…。 140 00:11:29,753 --> 00:11:32,756 (爪弾)いや 逃げられんよ。 141 00:11:32,756 --> 00:11:36,760 言うたじゃろ 全員そろったと。 142 00:11:36,760 --> 00:11:40,430 吹枝。 (笛) 143 00:11:40,430 --> 00:11:44,434 うっ 攻撃か? いや 違うよ。 (笛) 144 00:11:44,434 --> 00:11:46,436 これは…。 (笛) 145 00:11:46,436 --> 00:11:49,940 そう 雅楽 『小乱声』。 (笛) 146 00:11:49,940 --> 00:11:54,611 言うなれば 入場曲じゃ! (笛) 147 00:11:54,611 --> 00:11:57,447 (笛) 148 00:11:57,447 --> 00:11:59,449 あっ! (笛) 149 00:11:59,449 --> 00:12:01,451 な… に…。 (笛) 150 00:12:01,451 --> 00:12:04,788 (笛) 151 00:12:04,788 --> 00:12:10,293 あるじ様 遅ればせながら 名乗らせていただきます。 (笛) 152 00:12:10,293 --> 00:12:13,897 我らは 藁座廻。 (笛) 153 00:12:13,897 --> 00:12:18,235 (時雨)凩… 吹雪… 天日…。 (笛) 154 00:12:18,235 --> 00:12:22,072 (笛) 155 00:12:22,072 --> 00:12:27,077 そして 私の名は 時雨。 (笛) 156 00:12:27,077 --> 00:12:31,415 以後 お見知りおきを。 (笛) 157 00:12:31,415 --> 00:12:35,419 (時雨)あるじ様 まずは…。 (笛) 158 00:12:35,419 --> 00:12:38,088 大掃除を…。 (笛) 159 00:12:38,088 --> 00:12:43,093 あるじ様を閉じ込める器を 守ろうとする者たち。 (笛) 160 00:12:43,093 --> 00:12:46,763 すべて壊し尽くして差し上げます。 (笛) 161 00:12:46,763 --> 00:12:48,765 器である長月ぼたんが 162 00:12:48,765 --> 00:12:53,437 いちるの望みも持てぬように。 163 00:12:53,437 --> 00:12:57,441 (時雨)あるじ様 まずは…。 164 00:12:57,441 --> 00:12:59,943 大掃除を…。 165 00:12:59,943 --> 00:13:04,948 あるじ様を閉じ込める器を 守ろうとする者たち。 166 00:13:04,948 --> 00:13:09,453 すべて壊し尽くして差し上げます。 167 00:13:09,453 --> 00:13:12,889 《このままじゃ… このままじゃ 本当に 168 00:13:12,889 --> 00:13:14,889 兵馬さんたちが…》 169 00:13:17,394 --> 00:13:21,898 《兵馬:いる… あの中に 170 00:13:21,898 --> 00:13:24,898 仇が いる!》 171 00:13:28,071 --> 00:13:30,407 《兵馬:ヤツに似た ではない。 172 00:13:30,407 --> 00:13:35,745 ヤツそのものの霊気を あのいずれかから感じる。 173 00:13:35,745 --> 00:13:39,082 ようやく会えた。 174 00:13:39,082 --> 00:13:41,382 ヤツに…》 175 00:13:46,089 --> 00:13:48,389 隼人:この子か。 (鼓吹)だな。 176 00:13:51,595 --> 00:13:54,097 お~いおい 何泣いてるの? 177 00:13:54,097 --> 00:13:56,097 大丈夫? 178 00:14:04,274 --> 00:14:07,444 ハッ… ぎゃっ…。 179 00:14:07,444 --> 00:14:09,946 カハッ…。 なっ…。 180 00:14:09,946 --> 00:14:12,246 《符術効果の逆流!?》 181 00:14:16,219 --> 00:14:20,056 陣が 敷かれている…。 182 00:14:20,056 --> 00:14:23,560 《隼人:術返しの 陣地形成符だと!? 183 00:14:23,560 --> 00:14:26,396 誘い込まれたってのか》 184 00:14:26,396 --> 00:14:29,065 だが なんで テメェが…。 185 00:14:29,065 --> 00:14:33,065 付喪神が 塞眼の符術に精通してやがる!? 186 00:14:39,576 --> 00:14:41,576 《ようやく!》 187 00:14:45,415 --> 00:14:48,251 あ… あ…。 188 00:14:48,251 --> 00:14:51,087 逃げろ 兵馬…。 189 00:14:51,087 --> 00:14:53,590 コイツは…。 190 00:14:53,590 --> 00:14:56,092 ハ… ハァ…。 191 00:14:56,092 --> 00:14:58,595 ハァ ハァ…。 192 00:14:58,595 --> 00:15:14,377 ~ 193 00:15:14,377 --> 00:15:17,047 ハッ…。 194 00:15:17,047 --> 00:15:19,347 逃げ… ろ! 195 00:15:23,220 --> 00:15:25,388 ひーくん! 196 00:15:25,388 --> 00:15:27,588 がっ! 197 00:15:29,726 --> 00:15:32,626 (兵馬)姉さん! 兄さん! 198 00:15:41,905 --> 00:15:43,907 《だが…》 199 00:15:43,907 --> 00:15:46,743 造兵:お前は そこに とらわれすぎだ。 200 00:15:46,743 --> 00:15:49,746 兵馬 それでも お前なら 201 00:15:49,746 --> 00:15:52,415 乗り越えられるもんだって 思ってた。 202 00:15:52,415 --> 00:15:54,918 (硯)兵馬くんも よくぞ抑えた。 203 00:15:54,918 --> 00:15:57,420 変われるよ。 乗り越えられるよ。 204 00:15:57,420 --> 00:15:59,422 君を守り通してみせる。 205 00:15:59,422 --> 00:16:01,758 (羽織)そう言えるのね あなたは。 206 00:16:01,758 --> 00:16:04,427 (結)バカね。 (鏡)ンフ~。 207 00:16:04,427 --> 00:16:06,429 (薙)頼んだぜ 兵馬。 208 00:16:06,429 --> 00:16:09,599 (薙)男の約束ってやつだ。 フフッ 209 00:16:09,599 --> 00:16:12,699 くっ ぐ… ん…。 210 00:16:14,871 --> 00:16:18,208 ぼたん。 先ほど言ったとおり 211 00:16:18,208 --> 00:16:20,877 隙を見て逃げるんだ。 あっ…。 212 00:16:20,877 --> 00:16:25,215 大丈夫。 俺は誓いを果たす。 213 00:16:25,215 --> 00:16:30,053 必ず! 兵馬さん…。 214 00:16:30,053 --> 00:16:33,056 《椿:兵馬ちゃんは 自分の仇討ちより 215 00:16:33,056 --> 00:16:36,559 自身の責務を優先した…。 216 00:16:36,559 --> 00:16:38,559 優先できたんだ》 217 00:16:40,563 --> 00:16:45,568 《椿:歯がゆいだろうに… でも正しいよ。 218 00:16:45,568 --> 00:16:49,406 変に気を取られたら きっと命を落とす 219 00:16:49,406 --> 00:16:51,706 ギリギリの局面だもの》 220 00:16:53,743 --> 00:16:58,748 《さぁ… 彼らは大掃除をすると言った。 221 00:16:58,748 --> 00:17:03,420 なら まず 目的は私たちってこと》 222 00:17:03,420 --> 00:17:05,588 (椿)下がってて ぼたんちゃん。 あっ。 223 00:17:05,588 --> 00:17:07,588 敵が来る。 224 00:17:09,592 --> 00:17:11,592 兵馬ちゃん! あぁ! 225 00:17:14,030 --> 00:17:16,866 (2人)あっ。 226 00:17:16,866 --> 00:17:18,866 《何か仕込んだ!》 227 00:17:25,709 --> 00:17:28,044 下から!? 228 00:17:28,044 --> 00:17:30,644 ハッ… うっ。 乱れたな! 229 00:17:33,717 --> 00:17:36,217 ぬるい! はぁっ! 230 00:17:38,722 --> 00:17:41,224 何!? 231 00:17:41,224 --> 00:17:44,728 《椿:そうか 影… この扇状の傘は 232 00:17:44,728 --> 00:17:47,728 移動に使える影を 設置するための布石!》 233 00:17:49,733 --> 00:17:51,735 か… ハハッ。 234 00:17:51,735 --> 00:17:53,903 《極上!》 235 00:17:53,903 --> 00:17:57,073 ふっ ふっ はぁ! 236 00:17:57,073 --> 00:17:59,576 《ここで戦い続けるのは まずい。 237 00:17:59,576 --> 00:18:03,580 いったん 影の少ないエリアまで 出なければ 奇襲が…》 238 00:18:03,580 --> 00:18:05,582 あっ! 239 00:18:05,582 --> 00:18:08,084 くっ… ぐっ! 240 00:18:08,084 --> 00:18:10,084 く…。 241 00:18:13,189 --> 00:18:15,191 くっ。 242 00:18:15,191 --> 00:18:17,193 《まだだ!》 243 00:18:17,193 --> 00:18:19,529 《まだ!》 244 00:18:19,529 --> 00:18:22,866 始まったな。 245 00:18:22,866 --> 00:18:25,034 (天日)なぶり殺しだ。 246 00:18:25,034 --> 00:18:28,037 ぐっ! うっ。 247 00:18:28,037 --> 00:18:30,039 あっ がっ! く…。 248 00:18:30,039 --> 00:18:33,376 (天日)少しずつ 少しずつ 249 00:18:33,376 --> 00:18:37,046 死に近づけ。 君らには 250 00:18:37,046 --> 00:18:41,217 それぐらいしか 使い道がないのだから。 251 00:18:41,217 --> 00:18:45,417 そして君だ 長月ぼたん。 252 00:18:47,557 --> 00:18:50,560 《逃げなきゃいけないのに…。 253 00:18:50,560 --> 00:18:53,563 2人は私を逃がすために戦い 254 00:18:53,563 --> 00:18:56,232 傷ついているのに 255 00:18:56,232 --> 00:18:59,903 脚が… ううん 違う。 256 00:18:59,903 --> 00:19:03,903 声を出すことも 視線を 動かすことさえもできない》 257 00:19:06,075 --> 00:19:10,580 《体の自由が 奪われている…》 258 00:19:10,580 --> 00:19:12,580 ヒッ…。 259 00:19:15,852 --> 00:19:18,021 (天日)そうだ 吹枝。 260 00:19:18,021 --> 00:19:20,190 長月ぼたんを縛りつけ 261 00:19:20,190 --> 00:19:23,526 この光景を 目に焼き付けさせるのだ。 262 00:19:23,526 --> 00:19:26,029 爪弾たちは甘い。 263 00:19:26,029 --> 00:19:30,200 あの2人を ひと思いに殺そうとしている。 264 00:19:30,200 --> 00:19:34,537 その後 長月ぼたんを 連れ去れば終わりと…。 265 00:19:34,537 --> 00:19:37,337 それじゃ あまりに もったいないだろう。 266 00:19:39,709 --> 00:19:43,880 (天日)彼らは 供物なのだ。 267 00:19:43,880 --> 00:19:46,716 どう? 長月ぼたん…。 268 00:19:46,716 --> 00:19:51,054 ヒッ…。 あなたを守るために命を懸ける 269 00:19:51,054 --> 00:19:56,893 あの2人のけなげな姿は 何かを思い出させない? 270 00:19:56,893 --> 00:19:59,193 ハッ…。 (兵馬/椿)ぐっ…。 271 00:20:01,397 --> 00:20:06,402 ハァ ハァ…。 ハァ ハァ…。 272 00:20:06,402 --> 00:20:11,908 ハァッ…。 ほら たしか あれは…。 273 00:20:11,908 --> 00:20:14,744 皐月:一緒に暮らすの。 274 00:20:14,744 --> 00:20:18,081 人間として幸せになるのよ。 275 00:20:18,081 --> 00:20:20,416 ねっ? 276 00:20:20,416 --> 00:20:22,616 あ… 277 00:20:28,591 --> 00:20:34,264 (笑い声) 278 00:20:34,264 --> 00:20:36,664 ヒッ ハッ…。 279 00:20:40,603 --> 00:20:42,703 あっ。 あっ。 280 00:20:49,779 --> 00:20:53,950 う…。 皐月さん…。 281 00:20:53,950 --> 00:20:57,150 ぼたん… ちゃん… 282 00:20:59,122 --> 00:21:02,458 (ぼたん)さ… 皐月さ…。 283 00:21:02,458 --> 00:21:06,462 ヒッ! (時雨)そう。 284 00:21:06,462 --> 00:21:10,133 (時雨)かつて あなたを守ろうとして 285 00:21:10,133 --> 00:21:13,633 命を落とした人がいたはず。 286 00:21:19,409 --> 00:21:22,245 (時雨)今日も同じだねぇ。 287 00:21:22,245 --> 00:21:26,745 ハッ… あっ あ…。 288 00:21:29,419 --> 00:21:33,923 あっ。 長月ぼたんの心は 本来 289 00:21:33,923 --> 00:21:36,593 揺らぎがないように 隔離に近い状態で 290 00:21:36,593 --> 00:21:39,262 守らなければならない。 291 00:21:39,262 --> 00:21:43,462 その役割を担っていた 匣がいない今…。 292 00:21:46,269 --> 00:21:49,439 (天日)彼女の 絶望という揺らぎが招く 293 00:21:49,439 --> 00:21:54,444 内側の者を 引き止めるすべはない。 294 00:21:54,444 --> 00:21:57,447 この感じは… ババよ! 295 00:21:57,447 --> 00:21:59,616 うむ。 296 00:21:59,616 --> 00:22:02,416 さぁ 来るぞ。 297 00:22:08,791 --> 00:22:11,461 (天日)現人神の 298 00:22:11,461 --> 00:22:13,461 お出ましだ。