1 00:00:11,384 --> 00:00:14,221 (時雨)どう? 長月ぼたん。 2 00:00:14,221 --> 00:00:20,227 あなたを守るために命を懸ける あの2人の けなげな姿は 3 00:00:20,227 --> 00:00:22,927 何かを思い出させない? 4 00:00:25,065 --> 00:00:28,902 ほら たしか あれは…。 5 00:00:28,902 --> 00:00:30,904 (ぼたん)皐月さ…。 6 00:00:30,904 --> 00:00:34,741 ヒッ…。 かつて あなたを守ろうとして 7 00:00:34,741 --> 00:00:38,578 命を落とした人がいたはず。 8 00:00:38,578 --> 00:00:44,778 今日も同じだねぇ。 ハッ… うぅ…。 9 00:00:48,255 --> 00:00:51,424 (鼓)この感じは… ババよ! 10 00:00:51,424 --> 00:00:53,426 (爪弾)うむ。 11 00:00:53,426 --> 00:00:56,026 (天日)さぁ 来るぞ。 12 00:01:02,269 --> 00:01:06,269 (天日)現人神の お出ましだ。 13 00:01:12,379 --> 00:01:14,379 (羽織たち)うっ あ…。 14 00:01:16,383 --> 00:01:18,385 (結)ぼたん…。 15 00:01:18,385 --> 00:01:30,985 ~ 16 00:03:16,536 --> 00:03:20,206 (梅吉)あっ… う…。 17 00:03:20,206 --> 00:03:23,376 (松太)梅! 気ぃ付いたか。 18 00:03:23,376 --> 00:03:27,380 松… これは? 19 00:03:27,380 --> 00:03:31,051 どうやら俺たち この場の全員 20 00:03:31,051 --> 00:03:36,056 目の前の敵を倒すことに 夢中になっちまってたようだ。 21 00:03:36,056 --> 00:03:39,893 俺が やったのか? 22 00:03:39,893 --> 00:03:43,563 (松太)吹枝の音に乗せられてな。 23 00:03:43,563 --> 00:03:48,234 松… 吹枝は…。 とっくに離脱してる。 24 00:03:48,234 --> 00:03:52,238 急ぐぞ。 あ…。 今… 長月ぼたんに 25 00:03:52,238 --> 00:03:55,241 何かが起きてやがる。 26 00:03:55,241 --> 00:03:57,241 ハッ…。 27 00:04:00,080 --> 00:04:03,416 なんだ これは? 28 00:04:03,416 --> 00:04:09,089 付喪神が皆 同じ方向に向かって ひざまずいてる…。 29 00:04:09,089 --> 00:04:13,589 ハッ この光景 まさか…。 30 00:04:16,696 --> 00:04:19,032 (挂)フフッ。 31 00:04:19,032 --> 00:04:21,534 久しぶりだな。 32 00:04:21,534 --> 00:04:25,205 こうべを垂れずには いられぬほどの 33 00:04:25,205 --> 00:04:27,540 威光。 34 00:04:27,540 --> 00:04:30,210 (挂)我ら 付喪神に対して 35 00:04:30,210 --> 00:04:35,882 ここまでの支配力を有するのは なぜだと思うね? 36 00:04:35,882 --> 00:04:41,888 (挂)豊穣。 (豊穣)物を使うは 人…。 37 00:04:41,888 --> 00:04:46,893 そして もののけである 付喪神を遣うのは 38 00:04:46,893 --> 00:04:49,229 現人神。 39 00:04:49,229 --> 00:04:51,898 (豊穣)よって あらゆる付喪神は 40 00:04:51,898 --> 00:04:54,734 畏れ敬う。 41 00:04:54,734 --> 00:04:57,737 自分たちを統べる存在 42 00:04:57,737 --> 00:05:01,408 よりどころたる あるじを。 43 00:05:01,408 --> 00:05:03,408 フッ。 44 00:05:07,914 --> 00:05:09,914 (椿)う…。 45 00:05:14,687 --> 00:05:18,487 《何? いったい…》 46 00:05:22,195 --> 00:05:25,865 《椿:ぼたん ちゃん? 47 00:05:25,865 --> 00:05:27,867 違う…》 48 00:05:27,867 --> 00:05:46,719 ~ 49 00:05:46,719 --> 00:05:51,558 《身動きが とれん…。 50 00:05:51,558 --> 00:05:54,894 畏怖とでも形容すべきか 51 00:05:54,894 --> 00:05:59,732 顔を上げ 様子を うかがうことすらかなわん。 52 00:05:59,732 --> 00:06:03,069 これが ババら 付喪神とも異なる 53 00:06:03,069 --> 00:06:08,074 現人神の放つ プレッシャー! 54 00:06:08,074 --> 00:06:10,844 今の長月ぼたんならば 55 00:06:10,844 --> 00:06:16,349 確かに 常世の門を 開く力があるやもしれん。 56 00:06:16,349 --> 00:06:18,849 じゃが 果たして…》 57 00:06:21,020 --> 00:06:25,024 う…。 (足音) 58 00:06:25,024 --> 00:06:27,024 う…。 59 00:06:29,028 --> 00:06:31,531 お前…。 うっ。 60 00:06:31,531 --> 00:06:34,534 ハッ…。 61 00:06:34,534 --> 00:06:38,034 立ってごらん。 あっ…。 62 00:06:43,376 --> 00:06:47,046 この右肩から先のほころび 63 00:06:47,046 --> 00:06:51,217 どうしたのか… 話してごらん。 64 00:06:51,217 --> 00:06:53,386 あ…。 65 00:06:53,386 --> 00:06:56,222 塞眼との戦闘の際 傷口に 66 00:06:56,222 --> 00:06:58,224 細かく刻まれた 呪符のようなものを 67 00:06:58,224 --> 00:07:01,924 練り込まれたようで 再生が働かんのです! 68 00:07:03,897 --> 00:07:06,900 《パパの 禁じ手…。 69 00:07:06,900 --> 00:07:09,500 象形符 毒蛇…》 70 00:07:12,505 --> 00:07:15,675 そうか。 71 00:07:15,675 --> 00:07:19,846 痛ましい…。 う…。 72 00:07:19,846 --> 00:07:24,017 だが それ以上に見苦しい。 73 00:07:24,017 --> 00:07:26,352 うっ。 (吹枝)んっ…。 74 00:07:26,352 --> 00:07:30,690 お前は…。 あ… 現人神殿 何をす…。 75 00:07:30,690 --> 00:07:33,193 がっ… 声が…。 76 00:07:33,193 --> 00:07:35,193 廃棄だ。 77 00:07:39,866 --> 00:07:42,466 静かにお逝き。 78 00:07:51,044 --> 00:07:53,046 ハァ ハァ…。 79 00:07:53,046 --> 00:08:04,224 ~ 80 00:08:04,224 --> 00:08:06,226 くっ…。 81 00:08:06,226 --> 00:08:08,394 《鼓…》 82 00:08:08,394 --> 00:08:11,664 どうやら ここにいるモノらは 83 00:08:11,664 --> 00:08:17,503 私に何かをさせるため 顕現させたようだが 84 00:08:17,503 --> 00:08:19,839 思い上がるな。 85 00:08:19,839 --> 00:08:25,511 モノの語りに 耳を貸す道理はない。 86 00:08:25,511 --> 00:08:28,014 私が どうあるかは 87 00:08:28,014 --> 00:08:31,517 私自身が決める。 88 00:08:31,517 --> 00:08:35,855 《爪弾:誤算じゃ。 かつては違った。 89 00:08:35,855 --> 00:08:39,025 かつて ババらの見た現人神は 90 00:08:39,025 --> 00:08:42,725 口調も しぐさも 童そのものじゃったが…》 91 00:08:44,697 --> 00:08:48,034 《長月ぼたんの成長に伴い 92 00:08:48,034 --> 00:08:52,705 こうも 人格が形成されているとは…》 93 00:08:52,705 --> 00:08:56,042 《爪弾:止められぬ…。 誰が こやつを 94 00:08:56,042 --> 00:08:58,878 止められるものか…》 95 00:08:58,878 --> 00:09:03,678 《フッ… だが それでこそ…》 96 00:09:07,220 --> 00:09:09,220 (兵馬)返せ…。 ん…。 97 00:09:13,826 --> 00:09:15,826 (兵馬)ん… ハァ…。 98 00:09:24,003 --> 00:09:26,403 《岐…》 《兵馬!?》 99 00:09:30,510 --> 00:09:34,180 お前が…。 《吹雪:ん? 100 00:09:34,180 --> 00:09:37,183 たゆんだ?》 101 00:09:37,183 --> 00:09:39,686 ぼたんを 102 00:09:39,686 --> 00:09:42,355 返してくれ…。 103 00:09:42,355 --> 00:09:45,191 彼女は もう 104 00:09:45,191 --> 00:09:49,028 一人ではないんだ。 105 00:09:49,028 --> 00:09:51,028 (兵馬)たくさんの人がいるんだ。 106 00:09:54,534 --> 00:09:58,204 来るな…。 強くあろうと…。 107 00:09:58,204 --> 00:10:00,704 変われるよ。 乗り越えられるよ。 108 00:10:02,709 --> 00:10:05,378 (ぼたん)私は それを知ってる。 109 00:10:05,378 --> 00:10:09,215 そんな私を 兵馬さんは知ってるでしょう? 110 00:10:09,215 --> 00:10:11,217 ねっ? 111 00:10:11,217 --> 00:10:13,217 歩み続けたから…。 112 00:10:17,390 --> 00:10:19,892 憑坐としてではない。 113 00:10:19,892 --> 00:10:22,729 現人神としてでもない。 114 00:10:22,729 --> 00:10:27,400 長月ぼたんを 待っている人たちがいる。 115 00:10:27,400 --> 00:10:30,069 返してくれ。 116 00:10:30,069 --> 00:10:33,573 こ… ここは…。 117 00:10:33,573 --> 00:10:37,410 寒くて 真っ暗で…。 118 00:10:37,410 --> 00:10:40,246 あ…。 怖いよ…。 119 00:10:40,246 --> 00:10:42,248 兵馬さん! 120 00:10:42,248 --> 00:10:52,592 ~ 121 00:10:52,592 --> 00:10:58,765 《時雨:なぜ… なぜ再び彼女が表出する》 122 00:10:58,765 --> 00:11:03,269 お前たちは 何をしているのだ。 123 00:11:03,269 --> 00:11:06,105 (兵馬)守ることが… 守ってきたことが 124 00:11:06,105 --> 00:11:09,375 誇りではなかったのか。 125 00:11:09,375 --> 00:11:13,713 今まさに 彼女が 苦しんでいるというのに…。 126 00:11:13,713 --> 00:11:15,715 《来ないはずがない》 127 00:11:15,715 --> 00:11:18,718 守ることの困難を 人に説いておきながら 128 00:11:18,718 --> 00:11:22,889 自分たちは 身動きが とれないからと諦めるのか! 129 00:11:22,889 --> 00:11:26,225 情けないままで 許せるのか!? 130 00:11:26,225 --> 00:11:28,895 《許せるはずなどない》 131 00:11:28,895 --> 00:11:31,898 お前たちの意地を見せてみろ! 132 00:11:31,898 --> 00:11:33,898 婚礼調度! 133 00:11:37,069 --> 00:11:39,069 (天日)何!? 134 00:11:44,076 --> 00:11:47,776 ウ… ウソ… こんな急激に!? 135 00:11:50,750 --> 00:11:52,950 あっ。 136 00:11:57,924 --> 00:11:59,924 あ… あぁ…。 137 00:12:03,262 --> 00:12:05,932 ん…。 138 00:12:05,932 --> 00:12:09,101 封印結界!? まさか…。 139 00:12:09,101 --> 00:12:12,538 《時雨:なぜ 彼女が再び…。 140 00:12:12,538 --> 00:12:16,542 長月ぼたんを 引き戻したのは…》 141 00:12:16,542 --> 00:12:18,878 ハッ…。 142 00:12:18,878 --> 00:12:21,047 彼を殺せ! 143 00:12:21,047 --> 00:12:24,247 (時雨)彼こそが… 障害だ! 144 00:12:33,559 --> 00:12:36,729 うぅっ! 145 00:12:36,729 --> 00:12:39,732 うぅ~! 146 00:12:39,732 --> 00:12:41,734 (羽織)結! 外で 147 00:12:41,734 --> 00:12:44,904 何が起こっているのか わからない。 148 00:12:44,904 --> 00:12:47,240 でも 149 00:12:47,240 --> 00:12:49,408 感じる。 150 00:12:49,408 --> 00:12:52,745 (薙)あぁ。 (鏡)伝わってくる。 151 00:12:52,745 --> 00:12:56,082 ぼたんの苦しみ 痛み…。 152 00:12:56,082 --> 00:12:59,082 (硯)ぼたんの心が 震えてる。 153 00:13:02,421 --> 00:13:05,925 《匣がいたならば この程度の結界 154 00:13:05,925 --> 00:13:09,262 難なく 開くことができたでしょう。 155 00:13:09,262 --> 00:13:12,698 単独で狙われたのは その点も踏まえたうえでの 156 00:13:12,698 --> 00:13:15,701 ことだったのかもしれない。 157 00:13:15,701 --> 00:13:19,401 だが 抜け出すすべが ないわけではない》 158 00:13:23,209 --> 00:13:25,878 《この空間 そのものを巻き上げ 159 00:13:25,878 --> 00:13:28,214 収縮させる!》 160 00:13:28,214 --> 00:13:30,883 うぅっ! う…。 結ちゃん…。 161 00:13:30,883 --> 00:13:34,220 ハァ ハァ ハァ…。 162 00:13:34,220 --> 00:13:37,723 《これしきのこと なんでもない! 163 00:13:37,723 --> 00:13:43,062 今まで ぼたんが感じてきた 痛みに比べれば…》 164 00:13:43,062 --> 00:13:46,065 (結)苦しんで…。 165 00:13:46,065 --> 00:13:48,401 傷ついて…。 166 00:13:48,401 --> 00:13:51,501 あんな姿 もう見たくない! 167 00:13:54,073 --> 00:13:58,411 そうね 私たちが見たいのは 168 00:13:58,411 --> 00:14:01,581 あの子の笑顔。 169 00:14:01,581 --> 00:14:03,981 (羽織)ただ それだけ。 170 00:14:12,024 --> 00:14:14,026 だよなぁ。 171 00:14:14,026 --> 00:14:18,726 (薙)笑う顔を見たくて つい 頑張っちまったりしたよなぁ。 172 00:14:24,704 --> 00:14:27,707 (硯)毎日を一緒に過ごして…。 173 00:14:27,707 --> 00:14:30,007 (鏡)たっくさん遊んで…。 174 00:14:33,379 --> 00:14:38,050 それを 終わりになんて させないよ! 175 00:14:38,050 --> 00:14:43,222 《結の体力的にも 最小限状態の維持は難しい。 176 00:14:43,222 --> 00:14:45,391 チャンスは 1回だ》 177 00:14:45,391 --> 00:14:47,727 《1回あれば十分!》 178 00:14:47,727 --> 00:14:51,427 《勝負は そこに達した一瞬》 179 00:14:53,399 --> 00:14:56,235 《ピンポイントで切り拓く》 180 00:14:56,235 --> 00:14:59,235 《私たちの願いは ただ一つ》 181 00:15:02,241 --> 00:15:05,911 (羽織たち)ぼたんの幸せ。 182 00:15:05,911 --> 00:15:10,911 はぁ~! 183 00:15:14,520 --> 00:15:18,420 あぁ~! 184 00:15:21,694 --> 00:15:24,196 ハッ 薙! 羽織ちゃん 185 00:15:24,196 --> 00:15:29,396 今だ! はぁ~! 186 00:15:34,540 --> 00:15:36,740 あ… あぁ…。 187 00:15:41,047 --> 00:15:44,050 《結:どこからだろうと 駆けつける》 188 00:15:44,050 --> 00:15:47,219 《薙:たどりつくのは必然だ》 189 00:15:47,219 --> 00:15:50,556 なぁ お嬢よ! 190 00:15:50,556 --> 00:15:52,558 うっ みんな! 191 00:15:52,558 --> 00:15:54,560 よし! 192 00:15:54,560 --> 00:15:57,229 わりぃ 兵馬…。 193 00:15:57,229 --> 00:15:59,229 待たせたな。 194 00:16:02,902 --> 00:16:04,902 長月! 195 00:16:09,075 --> 00:16:11,844 その2人に 196 00:16:11,844 --> 00:16:13,944 触れるな! 197 00:16:18,350 --> 00:16:20,350 (2人)うっ…。 198 00:16:25,524 --> 00:16:27,524 フッ。 199 00:16:35,701 --> 00:16:39,538 《ん… かすめとっていきおったか》 200 00:16:39,538 --> 00:16:42,041 どいつもこいつも 201 00:16:42,041 --> 00:16:44,376 好き放題やってくれたなぁ! 202 00:16:44,376 --> 00:16:55,721 ~ 203 00:16:55,721 --> 00:16:57,890 結…。 はい。 204 00:16:57,890 --> 00:17:00,559 遅れてすみません ぼたん。 205 00:17:00,559 --> 00:17:04,230 わざわざ 兵馬くんから 引き剥がさなくてもいいのに。 206 00:17:04,230 --> 00:17:06,565 はぁ!? 私たちがいないからって 207 00:17:06,565 --> 00:17:10,002 密着しすぎなんですよ その男! 208 00:17:10,002 --> 00:17:14,507 立てるか 椿…。 ま… なんとかね。 209 00:17:14,507 --> 00:17:17,343 つっても体は限界だろ。 210 00:17:17,343 --> 00:17:20,513 交代だ。 フフッ…。 211 00:17:20,513 --> 00:17:22,513 椿さん。 212 00:17:25,851 --> 00:17:30,022 (羽織)兵馬さん。 あなたも おとなしくしてなさい。 213 00:17:30,022 --> 00:17:33,025 鏡! わかってる 恩人だもの。 214 00:17:33,025 --> 00:17:36,529 指一本触れさせやしないよ。 215 00:17:36,529 --> 00:17:39,198 んっ… く…。 216 00:17:39,198 --> 00:17:42,701 兵馬。 217 00:17:42,701 --> 00:17:45,701 男だぜ… お前はよ。 218 00:17:48,374 --> 00:17:51,544 ん…。 今度は 219 00:17:51,544 --> 00:17:53,744 俺たちが…。 220 00:17:55,881 --> 00:17:57,881 守る番だ。 221 00:18:03,389 --> 00:18:05,389 フッ。 222 00:18:09,662 --> 00:18:12,665 天日…。 テメェ! 223 00:18:12,665 --> 00:18:17,336 宣言どおり 食い破ってくるとはねぇ。 224 00:18:17,336 --> 00:18:20,840 見誤ってたよ そのしぶとさ。 225 00:18:20,840 --> 00:18:23,008 ハッ…。 226 00:18:23,008 --> 00:18:25,344 あ…。 227 00:18:25,344 --> 00:18:28,180 ん… 兵馬さん? 228 00:18:28,180 --> 00:18:32,852 だけど 計画を決定的に乱したのは 229 00:18:32,852 --> 00:18:36,188 真に見誤っていたのは 230 00:18:36,188 --> 00:18:39,191 お前だ 岐兵馬。 231 00:18:39,191 --> 00:18:43,028 ハッ…。 (天日)失念していた。 232 00:18:43,028 --> 00:18:46,532 岐というのは どいつもこいつも 233 00:18:46,532 --> 00:18:50,870 ひどく やっかいだってことをな! 234 00:18:50,870 --> 00:18:52,872 に…。 235 00:18:52,872 --> 00:18:55,374 隼人:天才ってのは 理解されにくいんだわ。 236 00:18:55,374 --> 00:18:58,878 (鼓吹)フフフフ…。 フフフフ… 兵馬 237 00:18:58,878 --> 00:19:02,214 兄… さん…? 238 00:19:02,214 --> 00:19:04,414 フッ。 何!? 239 00:19:09,488 --> 00:19:12,491 ぼたん:兵馬さんが 付喪神に厳しいのって 240 00:19:12,491 --> 00:19:14,660 なんでなのかなって…。 241 00:19:14,660 --> 00:19:18,360 姉さんと 兄さんを 付喪神に殺されたからだ 242 00:19:22,334 --> 00:19:24,503 我らは傘。 243 00:19:24,503 --> 00:19:28,007 神の天蓋 藁座廻。 244 00:19:28,007 --> 00:19:32,011 あるじ 現人神のために尽くすは 245 00:19:32,011 --> 00:19:34,411 我らも同じだ。 246 00:19:37,016 --> 00:19:40,185 あ…。 兵馬さん。 247 00:19:40,185 --> 00:19:43,522 心乱れる状況なのは理解します。 248 00:19:43,522 --> 00:19:45,691 でも 今は…。 249 00:19:45,691 --> 00:19:47,891 ハッ…。 250 00:19:56,201 --> 00:20:00,201 スゥ… ハァ。 251 00:20:06,045 --> 00:20:08,881 (天日)雅楽寮! 252 00:20:08,881 --> 00:20:10,981 ふっ… くっ! 253 00:20:15,888 --> 00:20:17,888 ハッ! はぁっ! 254 00:20:19,892 --> 00:20:21,992 (結)爪弾! 255 00:20:31,904 --> 00:20:35,908 ババらを 忘れてもらっては困るのう。 256 00:20:35,908 --> 00:20:40,913 忘れる? 忘れるわけなどないでしょう。 257 00:20:40,913 --> 00:20:45,751 藁座廻を招いた あなたたちの愚劣な行いを。 258 00:20:45,751 --> 00:20:47,753 フフ…。 フッ。 259 00:20:47,753 --> 00:20:50,255 逃がさないわよ 雅楽寮。 260 00:20:50,255 --> 00:20:52,424 洗いざらい吐いてもらうわ。 261 00:20:52,424 --> 00:20:55,928 いつから こんな者らの 忠犬に成り下がったのか 262 00:20:55,928 --> 00:20:58,597 何が目的なのか。 263 00:20:58,597 --> 00:21:01,600 クク… 逃がさない? 264 00:21:01,600 --> 00:21:03,769 誰が逃げるものかい! 265 00:21:03,769 --> 00:21:06,939 ババらは 戦うためにここにいるのよ! 266 00:21:06,939 --> 00:21:10,376 戦わねばならん 理由ができたでな! 267 00:21:10,376 --> 00:21:12,544 ん… 理由? 268 00:21:12,544 --> 00:21:17,716 見たところ 結界破りで 疲弊してるんじゃないのか? 269 00:21:17,716 --> 00:21:22,054 力ずくが 果たして 俺たちに通じるかな? 270 00:21:22,054 --> 00:21:25,557 君らこそ 鼓がいないようだけど? 271 00:21:25,557 --> 00:21:27,726 匣ものう。 272 00:21:27,726 --> 00:21:31,730 本当に 私たちの敵… だったんだ。 273 00:21:31,730 --> 00:21:35,067 今更だよ 鏡…。 274 00:21:35,067 --> 00:21:37,767 く… もう十分だ。 275 00:21:43,575 --> 00:21:45,911 斬り刻む! 276 00:21:45,911 --> 00:21:48,580 やってみよ! くっ…。 277 00:21:48,580 --> 00:21:50,580 かぁっ! 278 00:21:52,918 --> 00:21:54,918 うっ。 279 00:21:57,256 --> 00:22:00,759 (爪弾)今日いちばんの音が 奏でられたならば 280 00:22:00,759 --> 00:22:03,459 褒美を考えてやらんでもないぞ! 281 00:22:05,764 --> 00:22:11,870 いざ 三大付喪神が一つ 雅楽寮 282 00:22:11,870 --> 00:22:13,870 ゆくぞ!