1 00:00:02,002 --> 00:00:05,339 《カロリーナ:私 カロリーナは 優秀な姉 フローラと違って➨ 2 00:00:05,339 --> 00:00:09,009 サンチェス家の 落ちこぼれと言われてきた。 3 00:00:09,009 --> 00:00:12,012 突然 降って湧いた 結婚話を きっかけに➨ 4 00:00:12,012 --> 00:00:17,517 嫁ぎ先である マルコシアス帝国へと 向かっている》 5 00:00:17,517 --> 00:00:20,687 (エドワード)私は エドワード・ルビー・マルティネスだ。 6 00:00:20,687 --> 00:00:23,523 (エドワード)約束の時間を 過ぎたわけではないのだから➨ 7 00:00:23,523 --> 00:00:27,194 我々に 謝罪する必要はない。 は はい…。 8 00:00:27,194 --> 00:00:30,030 君とは おそらく 長いつきあいになるだろうから➨ 9 00:00:30,030 --> 00:00:32,032 よろしく頼む。 10 00:00:32,032 --> 00:00:35,702 《この握手に 深い意味は ないのかもしれない。 11 00:00:35,702 --> 00:00:38,038 でも 彼が 私を➨ 12 00:00:38,038 --> 00:00:41,208 対等な人間として 扱って くれているような気がする》 13 00:00:41,208 --> 00:00:43,210 いっ…! 14 00:00:43,210 --> 00:00:46,880 すまない! 力加減を間違えた。 あっ いえ…。 15 00:00:46,880 --> 00:00:51,218 こちらこそ よろしく お願いいたします エドワード皇子殿下。 16 00:00:51,218 --> 00:00:55,722 ああ 私と同じ馬車に 乗ることになるが 構わないか? 17 00:00:55,722 --> 00:00:57,724 ええ 構いません。 18 00:00:57,724 --> 00:01:01,161 気にかけてくださり ありがとうございます。 19 00:01:01,161 --> 00:01:05,332 (テオドール)まったく… いつまで 握手してるんですか。 20 00:01:05,332 --> 00:01:08,835 私は エドワード皇子殿下の 補佐をしております➨ 21 00:01:08,835 --> 00:01:12,005 テオドール・ガルシアと申します。 22 00:01:12,005 --> 00:01:14,007 《カロリーナ:この方が うわさの➨ 23 00:01:14,007 --> 00:01:17,511 子爵家の次男であり 騎士団の副団長。 24 00:01:17,511 --> 00:01:22,182 明せきな頭脳と 天才的な 魔法学を持つと誉れ高い➨ 25 00:01:22,182 --> 00:01:24,851 笑顔は すてきだけど➨ 26 00:01:24,851 --> 00:01:26,853 見定められている?》 27 00:01:26,853 --> 00:01:29,856 さぁ 馬車へどうぞ。 軍用ですが…。 28 00:01:29,856 --> 00:01:32,059 は… はい。 29 00:03:18,999 --> 00:03:21,001 はぁ…。 30 00:03:21,001 --> 00:03:23,003 《酔ってしまった…。 31 00:03:23,003 --> 00:03:25,172 普通の馬車より すごく揺れるから…》 32 00:03:25,172 --> 00:03:27,674 少し 風に当たれ。 33 00:03:27,674 --> 00:03:29,676 (エドワード)多少は 楽になるはずだ。 34 00:03:29,676 --> 00:03:32,679 それでも つらいなら 馬車の速度を落とす。 35 00:03:34,681 --> 00:03:37,684 (風の音) 36 00:03:37,684 --> 00:03:40,854 《まだ 出会って それほど たっていないけれど➨ 37 00:03:40,854 --> 00:03:43,690 ちまたで言われる 戦好きの 第二皇子とは➨ 38 00:03:43,690 --> 00:03:45,859 少し イメージが違う…》 39 00:03:45,859 --> 00:03:50,030 あ ありがとうございます もう 大丈夫です。 40 00:03:50,030 --> 00:03:53,700 お手数を おかけして 申し訳ありません。 41 00:03:53,700 --> 00:03:55,702 いや 気にするな。 42 00:03:55,702 --> 00:03:58,872 こっちこそ 普通の馬車を 用意してやれなくて悪かった。 43 00:03:58,872 --> 00:04:00,807 いえ そんな…。 44 00:04:00,807 --> 00:04:02,809 ご気分が よくなられたところで➨ 45 00:04:02,809 --> 00:04:05,312 今後の予定を お話ししたいと思いますが➨ 46 00:04:05,312 --> 00:04:07,981 よろしいですか? はい…。 47 00:04:07,981 --> 00:04:12,652 まず お二人の婚約 および 結婚発表についてですが➨ 48 00:04:12,652 --> 00:04:17,324 2週間後の 建国記念パーティーで 大々的に 行う予定です。 49 00:04:17,324 --> 00:04:19,326 えっ 2週間後? 50 00:04:19,326 --> 00:04:22,996 (テオドール)更に その 2週間後 今から ちょうど 1か月後に➨ 51 00:04:22,996 --> 00:04:27,501 結婚式が 行われます。 52 00:04:27,501 --> 00:04:30,170 《そんな短期間で…。 53 00:04:30,170 --> 00:04:33,073 ちゃんと できるのかしら この私に…》 54 00:04:35,509 --> 00:04:38,512 《だめ… もう 逃げないって決めたはず。 55 00:04:38,512 --> 00:04:40,514 できないと嘆くのは➨ 56 00:04:40,514 --> 00:04:42,516 挑戦してからでも 遅くない…》 57 00:04:42,516 --> 00:04:44,518 わかりました。 58 00:04:44,518 --> 00:04:47,854 うまくいくかどうか 自信が あまり ないのですが➨ 59 00:04:47,854 --> 00:04:50,023 精いっぱい やらせていただきます。 60 00:04:50,023 --> 00:04:52,025 一緒に 頑張りましょう。 61 00:05:02,969 --> 00:05:06,640 申し訳ありません カロリーナ様。 62 00:05:06,640 --> 00:05:09,643 貴族様が 野営だなんて 嫌ですよね…。 63 00:05:09,643 --> 00:05:12,646 一応 カロリーナ様だけでも➨ 64 00:05:12,646 --> 00:05:15,148 街の宿に 泊まってもらったほうが いいって➨ 65 00:05:15,148 --> 00:05:18,485 団長と副団長に 言ったんですけど…。 66 00:05:18,485 --> 00:05:20,820 ⸨リスクが 大きすぎる⸩ 67 00:05:20,820 --> 00:05:23,156 って 断られちゃって…。 68 00:05:23,156 --> 00:05:25,659 力になれず 申し訳ありません! 69 00:05:25,659 --> 00:05:27,827 気遣ってくれて ありがとう。 70 00:05:27,827 --> 00:05:30,163 でも 私は 大丈夫よ。 71 00:05:30,163 --> 00:05:34,000 えっと… あなたの名前を 教えてもらえないかしら? 72 00:05:34,000 --> 00:05:36,002 (コレット)俺 コレットっていいます! 73 00:05:36,002 --> 00:05:39,172 カロリーナ様に 名前を 聞かれるだなんて 光栄で…。 74 00:05:39,172 --> 00:05:41,174 各団員に告ぐ! 75 00:05:41,174 --> 00:05:45,178 南方面の 草むらより 複数の賊を確認! 76 00:05:45,178 --> 00:05:47,347 他の仲間が いる可能性あり! 77 00:05:47,347 --> 00:05:51,017 至急 戦闘配置に着け! 警戒を 怠るな! 78 00:05:51,017 --> 00:05:55,021 カロリーナ様! 危険ですので 馬車の中で伏せていてください! 79 00:05:55,021 --> 00:05:57,023 コレット! 80 00:06:00,293 --> 00:06:02,295 あっ!? うぉ~! 81 00:06:02,295 --> 00:06:04,497 たぁ~っ! 82 00:06:10,971 --> 00:06:14,474 ヒッ! 私は ここで死ぬの? 83 00:06:14,474 --> 00:06:17,477 まだ 自分の役目も 果たしていないのに…。 84 00:06:17,477 --> 00:06:20,981 お父様に 恩返しも何も できないまま…。 85 00:06:20,981 --> 00:06:22,983 あっ? 86 00:06:25,986 --> 00:06:27,988 お父様➨ 87 00:06:27,988 --> 00:06:31,491 私は もう 無理みたいです…。 88 00:06:31,491 --> 00:06:37,664 親不孝な私を どうか お許しください…。 89 00:06:37,664 --> 00:06:41,001 (エドワード)勝手に 死ぬ覚悟を決められては困る! 90 00:06:41,001 --> 00:06:45,672 君は 私の 花嫁なのだから。 91 00:06:45,672 --> 00:06:49,075 えっ… エドワード皇子殿下!? 92 00:06:56,683 --> 00:07:00,287 すまなかった。 君を守るために放った 火魔法が➨ 93 00:07:00,287 --> 00:07:02,455 思ったよりも 強くなって➨ 94 00:07:02,455 --> 00:07:04,624 馬車に 燃え移ってしまったんだ。 95 00:07:04,624 --> 00:07:07,127 怖かっただろう? はい…。 96 00:07:07,127 --> 00:07:09,796 ですが 殿下のおかげで 助かりました…。 97 00:07:09,796 --> 00:07:12,799 まだ 残党がいる可能性がある。 98 00:07:12,799 --> 00:07:16,303 君は 安全な場所で 待っていてくれ。 はい。 99 00:07:16,303 --> 00:07:19,005 団長 大変です! コレットが! 100 00:07:21,975 --> 00:07:24,144 ハァ ハァ…。 101 00:07:24,144 --> 00:07:26,313 (ロン)止血と 聖魔法をかけていますが➨ 102 00:07:26,313 --> 00:07:28,315 出血が 止まりません! 103 00:07:28,315 --> 00:07:32,319 ロン 私が戻るまで コレットの治療を 続けてくれ。 104 00:07:32,319 --> 00:07:34,321 急いで テオを連れてくる。 105 00:07:34,321 --> 00:07:37,157 テオなら コレットの命を 救えるかもしれない。 106 00:07:37,157 --> 00:07:40,327 わかりました! なんとか 持ちこたえてみせます! 107 00:07:40,327 --> 00:07:42,829 悪いが 君も ここにいてくれ。 108 00:07:42,829 --> 00:07:46,499 今のところ このテントしか 結界が張られていないんだ。 109 00:07:46,499 --> 00:07:48,668 それから…。 はい…。 110 00:07:48,668 --> 00:07:51,338 君は 何も見なくていい。 111 00:07:51,338 --> 00:07:53,840 君は まだ 幼すぎる…。 112 00:07:53,840 --> 00:07:56,509 だから 何も見るな。 でも➨ 113 00:07:56,509 --> 00:08:01,114 私 コレットのケガと きちんと 向き合いたいのです。 114 00:08:01,114 --> 00:08:03,616 決して 目を背けたくないのです。 115 00:08:03,616 --> 00:08:06,953 《カロリーナ:何もできないのなら せめて…》 116 00:08:06,953 --> 00:08:08,955 わかった。 117 00:08:12,625 --> 00:08:16,629 《神様… いえ 誰でもいい。 118 00:08:16,629 --> 00:08:18,631 誰か この声を聞いているなら➨ 119 00:08:18,631 --> 00:08:21,634 コレットの命を 助けてください。 120 00:08:21,634 --> 00:08:24,838 どうか… どうか 彼を お助けください!》 121 00:08:27,974 --> 00:08:30,477 なっ!? ウソだろ これは…! 122 00:08:30,477 --> 00:08:34,314 《まさか 私の祈りが 誰かに届いたの?》 123 00:08:34,314 --> 00:08:38,618 俺の 治癒魔法で こんな大ケガは 治せないはずなのに…。 124 00:08:41,488 --> 00:08:43,490 はぁ? 完治? 125 00:08:45,492 --> 00:08:47,494 いったい どういうことだ? 126 00:08:47,494 --> 00:08:49,662 詳しいことは 俺にも わかりません。 127 00:08:49,662 --> 00:08:51,831 (ロン)ただ1つ 確かなのは➨ 128 00:08:51,831 --> 00:08:56,669 カロリーナ様が 祈りをささげた瞬間 コレットの傷が 急に癒えて…。 129 00:08:56,669 --> 00:08:59,672 ち 違います… 私ではありません。 130 00:08:59,672 --> 00:09:01,941 私は 魔力なしなので…。 131 00:09:01,941 --> 00:09:04,611 魔力なし… なのですか? 132 00:09:04,611 --> 00:09:09,949 はい。 幼いころ 受けた 魔力検査で そう診断されたので。 133 00:09:09,949 --> 00:09:11,951 そうか…。 134 00:09:19,959 --> 00:09:21,961 (足音) 135 00:09:21,961 --> 00:09:23,963 (エドワード)少し いいか? えっ? 136 00:09:23,963 --> 00:09:25,965 あっ… はい。 137 00:09:25,965 --> 00:09:30,470 まず コレットのケガから 目を背けず 見守ってくれたこと➨ 138 00:09:30,470 --> 00:09:34,474 感謝する。 いえ そんな お礼なんて…。 139 00:09:34,474 --> 00:09:38,645 それに… 私は 最初 君のことを 温室育ちの➨ 140 00:09:38,645 --> 00:09:41,648 か弱い 公爵令嬢だと 勘違いしていた。 141 00:09:41,648 --> 00:09:44,484 人の生死に 立ち会えるほどの度胸はないと➨ 142 00:09:44,484 --> 00:09:46,486 思い込んでいたんだ…。 143 00:09:46,486 --> 00:09:50,323 本当に すまない。 完全に 誤解していたようだ。 144 00:09:50,323 --> 00:09:52,492 《こんなふうに 言ってもらったこと➨ 145 00:09:52,492 --> 00:09:54,494 今まで なかった…。 146 00:09:54,494 --> 00:09:57,497 やはり 殿下は 優しい方だ…。 147 00:09:57,497 --> 00:09:59,999 むしろ 誤解していたのは 私のほう…》 148 00:09:59,999 --> 00:10:02,335 謝罪を 受け入れます。 149 00:10:02,335 --> 00:10:04,504 なので 顔を上げてください。 150 00:10:04,504 --> 00:10:10,009 一国の皇子が そう簡単に 頭を下げてはいけませんわ。 151 00:10:10,009 --> 00:10:12,011 あ ああ…。 152 00:10:12,011 --> 00:10:15,014 君は テオみたいなことを言うんだな。 153 00:10:23,022 --> 00:10:25,024 カロリーナ様は? 154 00:10:25,024 --> 00:10:27,193 別のテントに 送り届けた。 155 00:10:27,193 --> 00:10:30,864 (エドワード)山賊の残党は 国境の警備兵に引き渡し➨ 156 00:10:30,864 --> 00:10:35,201 帝都に送らせたので もう 襲ってくる心配は ないだろう。 157 00:10:35,201 --> 00:10:37,203 で コレットは? 158 00:10:37,203 --> 00:10:40,373 容体自体は かなり 安定していますよ。 159 00:10:40,373 --> 00:10:43,376 ただ 血圧が ものすごく低いです。 160 00:10:43,376 --> 00:10:45,712 おそらく 血を流しすぎたせいでしょう。 161 00:10:45,712 --> 00:10:48,715 なら 馬での移動は厳しそうだな。 162 00:10:48,715 --> 00:10:50,717 コレットは 馬車で移動だな。 163 00:10:50,717 --> 00:10:54,387 そうですね。 しかし カロリーナ様とコレットを➨ 164 00:10:54,387 --> 00:10:57,056 同じ馬車に 2人っきりで 乗せるのは…。 165 00:10:57,056 --> 00:11:00,159 な なら… 俺も その馬車に乗れば…。 166 00:11:00,159 --> 00:11:03,496 大きい馬車は すべて 運搬用に使うので➨ 167 00:11:03,496 --> 00:11:06,332 小さい馬車しか 残っていないんですよ。 168 00:11:06,332 --> 00:11:10,003 あなたが あの時 貴族用の馬車を 燃やさなければ…。 169 00:11:10,003 --> 00:11:12,672 うっ… それは 悪いと思っている。 170 00:11:12,672 --> 00:11:14,674 でも あの時は➨ 171 00:11:14,674 --> 00:11:18,178 自分でも 不思議なんだが なぜか 力が あふれ出て➨ 172 00:11:18,178 --> 00:11:20,680 うまく コントロールできなかったんだ…。 173 00:11:20,680 --> 00:11:23,516 殿下もですか? (エドワード)「も」ってことは➨ 174 00:11:23,516 --> 00:11:26,352 テオも あの不思議な感覚を 感じたのか!? 175 00:11:26,352 --> 00:11:28,521 (テオドール)ええ まぁ…。 176 00:11:28,521 --> 00:11:30,857 その 謎の力の影響で➨ 177 00:11:30,857 --> 00:11:35,361 力を暴走させた団員が 他にも 何人か いましたし➨ 178 00:11:35,361 --> 00:11:38,865 同様に コレットの傷を 癒やした力についても➨ 179 00:11:38,865 --> 00:11:41,201 調査が 必要ですね。 ああ…。 180 00:11:41,201 --> 00:11:45,371 で どうしますか? 馬車の件。 181 00:11:45,371 --> 00:11:47,373 カロリーナは 俺の馬に乗せる。 182 00:11:47,373 --> 00:11:49,375 はぁ? 183 00:11:55,715 --> 00:11:57,717 大丈夫か? 184 00:11:57,717 --> 00:12:00,320 ありがとうございます 殿下…。 185 00:12:00,320 --> 00:12:03,489 もし つらいなら 馬のスピードを 落とすが…。 186 00:12:03,489 --> 00:12:05,992 ああ いえ… 大丈夫です。 187 00:12:05,992 --> 00:12:07,994 (馬の鳴き声) 188 00:12:07,994 --> 00:12:11,331 あと少しだけ 辛抱してくれ。 はい。 189 00:12:11,331 --> 00:12:16,035 《カロリーナ:あれが マルコシアス帝国…》 190 00:12:20,006 --> 00:12:23,009 <程なくして 私たちは 国境を越え➨ 191 00:12:23,009 --> 00:12:26,012 マルコシアス帝国の 帝都に たどりついた。 192 00:12:26,012 --> 00:12:29,015 そのころには コレットも すっかり回復して➨ 193 00:12:29,015 --> 00:12:32,852 殿下と私は 馬から馬車へ戻っていた> 194 00:12:32,852 --> 00:12:36,022 長いようで 短い旅も 終わりですね…。 195 00:12:36,022 --> 00:12:39,359 国内でいいなら また 旅に連れていってやるが。 196 00:12:39,359 --> 00:12:41,694 《きっと これは 社交辞令ね。 197 00:12:41,694 --> 00:12:43,696 だったら 私も…》 198 00:12:43,696 --> 00:12:46,699 ええ ぜひ また 連れていってください。 199 00:12:46,699 --> 00:12:49,702 私は また エドワード皇子殿下と一緒に➨ 200 00:12:49,702 --> 00:12:52,038 いろんなものを見て まわりたいですわ。 201 00:12:52,038 --> 00:12:55,208 《本気か? いや 俺に 合わせてくれたのだろう。 202 00:12:55,208 --> 00:12:57,210 だったら…》 203 00:12:57,210 --> 00:13:01,147 ああ また 一緒に いろんなものを見てまわろう。 204 00:13:01,147 --> 00:13:04,484 俺も カロリーナと一緒に また 旅がしたい。 205 00:13:04,484 --> 00:13:07,987 《テオドール:なんなんだ この会話…》 206 00:13:07,987 --> 00:13:12,158 到着後は 早速ですが 皇帝陛下と 皇后陛下と➨ 207 00:13:12,158 --> 00:13:14,327 謁見していただくことに なっています。 208 00:13:14,327 --> 00:13:16,329 あっ…。 209 00:13:20,500 --> 00:13:23,670 《カロリーナ:マルコシアス帝国 現皇帝陛下➨ 210 00:13:23,670 --> 00:13:25,838 エリック・ルビー・マルティネス➨ 211 00:13:25,838 --> 00:13:28,341 最強と名高い魔法剣士だ。 212 00:13:28,341 --> 00:13:31,678 炎の 上位魔法である雷を 自在に操り➨ 213 00:13:31,678 --> 00:13:34,347 あまたの敵を 退けてきた猛者。 214 00:13:34,347 --> 00:13:37,016 彼は 得意魔法である 落雷魔法と➨ 215 00:13:37,016 --> 00:13:40,853 その地位にちなんで 雷帝と呼ばれている。 216 00:13:40,853 --> 00:13:44,857 現皇后陛下 ヴァネッサ・ルビー・マルティネス。 217 00:13:44,857 --> 00:13:48,861 彼女は 世界的に見ても珍しい 氷結魔法の使い手で➨ 218 00:13:48,861 --> 00:13:51,197 氷の才女と呼ばれている。 219 00:13:51,197 --> 00:13:54,367 ヴァネッサ皇后陛下は 民を救うため➨ 220 00:13:54,367 --> 00:13:57,203 強力な魔物を 撃退したことがあった。 221 00:13:57,203 --> 00:14:01,307 この騒動を きっかけに 人気に 火がついたと聞いている。 222 00:14:01,307 --> 00:14:03,976 うぅ… 胃が痛い…。 223 00:14:03,976 --> 00:14:08,314 私は 無事に この場を 乗り切ることができるのかしら》 224 00:14:08,314 --> 00:14:10,817 (エドワード)大丈夫だ。 225 00:14:16,322 --> 00:14:19,992 父上 母上 第二皇子エドワード➨ 226 00:14:19,992 --> 00:14:21,994 ただ今 帰還いたしました。 227 00:14:21,994 --> 00:14:27,667 エリック皇帝陛下 ヴァネッサ皇后陛下 お初に お目にかかります。 228 00:14:27,667 --> 00:14:30,670 カロリーナ・サンチェスと申します。 229 00:14:30,670 --> 00:14:32,672 セレスティア王国の代表として➨ 230 00:14:32,672 --> 00:14:35,341 お二人に ご挨拶申し上げます。 231 00:14:35,341 --> 00:14:38,678 (エリック) エドワード 遠征 ご苦労だったな。 232 00:14:38,678 --> 00:14:40,680 報告は 聞いている。 233 00:14:40,680 --> 00:14:43,182 カロリーナ・サンチェス公爵令嬢➨ 234 00:14:43,182 --> 00:14:45,685 遠路はるばる よく来てくれた。 235 00:14:45,685 --> 00:14:48,187 私たちは 君を歓迎するよ。 236 00:14:48,187 --> 00:14:53,526 カロリーナ嬢 昼食が まだなら 私たちと一緒に とらないか? 237 00:14:53,526 --> 00:14:58,030 (エリック)息子の妻になる君と いろいろ 話がしたいんだ。 238 00:15:03,970 --> 00:15:07,306 《カロリーナ:見られている… どうしよう。 239 00:15:07,306 --> 00:15:10,309 ここまでの道中 こんなこともあろうかと➨ 240 00:15:10,309 --> 00:15:13,646 テオドール様から 教えてもらった テーブルマナー。 241 00:15:13,646 --> 00:15:16,482 もし 間違えたりしたら➨ 242 00:15:16,482 --> 00:15:18,651 皇家に ふさわしくないと➨ 243 00:15:18,651 --> 00:15:21,487 国へ 送り帰されたりするのかしら…》 244 00:15:21,487 --> 00:15:24,657 (ヴァネッサ)さっきから サラダしか 食べてないようだけれど➨ 245 00:15:24,657 --> 00:15:26,659 お野菜が 好きなの? 246 00:15:26,659 --> 00:15:28,995 それとも 好きな料理が なかったのかしら? 247 00:15:28,995 --> 00:15:30,997 鶏肉は 苦手? 248 00:15:30,997 --> 00:15:33,833 いえ そういうわけでは…。 249 00:15:33,833 --> 00:15:36,669 私は 特に 好き嫌いがありませんので。 250 00:15:36,669 --> 00:15:40,173 ただ 朝食を食べ過ぎたみたいで おなかが…。 251 00:15:40,173 --> 00:15:45,011 今日は いつもより 朝食の量が 少なかったと思うが。 252 00:15:45,011 --> 00:15:48,681 《殿下ったら… 皇族の皆さんに見つめられて➨ 253 00:15:48,681 --> 00:15:51,684 食べづらいんです とは 言えないのですよ…》 254 00:15:51,684 --> 00:15:53,686 えっと それは…。 255 00:15:53,686 --> 00:15:57,023 カロリーナ 不満があるなら言ってちょうだい。 256 00:15:57,023 --> 00:16:00,626 テラスでの食事が嫌なら 屋内に変えるし➨ 257 00:16:00,626 --> 00:16:03,963 私たちに 何か 問題があるなら改善するわ。 258 00:16:03,963 --> 00:16:05,965 母上の言うとおりだ。 259 00:16:05,965 --> 00:16:08,801 不満があるなら 遠慮なく言ってほしい。 260 00:16:08,801 --> 00:16:11,304 うむ これから 私たちは➨ 261 00:16:11,304 --> 00:16:14,307 家族になるのだから 遠慮は いらない。 262 00:16:14,307 --> 00:16:16,809 思い切って 言ってみなさい。 263 00:16:16,809 --> 00:16:20,146 《カロリーナ:私を 家族と呼んでくれた。 264 00:16:20,146 --> 00:16:22,148 バカね 私は…。 265 00:16:22,148 --> 00:16:25,151 こんなにも 優しい人たちに ビクビクして…》 266 00:16:25,151 --> 00:16:30,323 実は… お二人に見つめられて 緊張してしまいまして➨ 267 00:16:30,323 --> 00:16:33,492 ご心配を おかけして 申し訳ありませんでした。 268 00:16:33,492 --> 00:16:37,163 父上と母上も カロリーナのことを 見つめていたんですか? 269 00:16:37,163 --> 00:16:39,165 ああ だって➨ 270 00:16:39,165 --> 00:16:41,334 こんな かわいい子が 娘になるんだ➨ 271 00:16:41,334 --> 00:16:43,336 じっくり 見たいだろう? 272 00:16:43,336 --> 00:16:45,671 うちは 男しかいなかったから➨ 273 00:16:45,671 --> 00:16:49,342 娘ができるのかと思うと うれしくて ついね…。 274 00:16:49,342 --> 00:16:52,511 (ヴァネッサ)それに ほら カロリーナの 赤い瞳なんて➨ 275 00:16:52,511 --> 00:16:55,848 エリックとエドワードの 髪色みたいで きれいでしょう? 276 00:16:55,848 --> 00:17:00,286 我が国では ルビーは 特別な意味を持つ宝石だ。 277 00:17:00,286 --> 00:17:04,290 王家の ミドルネームも ルビーの加護が受けられるようにと➨ 278 00:17:04,290 --> 00:17:06,292 初代皇帝が 付けたんだよ。 279 00:17:06,292 --> 00:17:08,461 (ヴァネッサ)もはや 運命ね。 280 00:17:08,461 --> 00:17:12,465 結婚指輪は 絶対 ルビーが いいと思うわ。 281 00:17:15,468 --> 00:17:17,470 すてきですね…。 282 00:17:17,470 --> 00:17:20,306 しばらく ここで お過ごしいただくことになります。 283 00:17:20,306 --> 00:17:22,975 それと… 入ってきてください。 284 00:17:22,975 --> 00:17:25,578 (マリッサ)失礼します。 (オーウェン)失礼しま~す! (ノック) 285 00:17:27,647 --> 00:17:30,816 (テオドール) カロリーナ様の 侍女と 護衛です。 286 00:17:30,816 --> 00:17:34,654 (マリッサ)本日より あなた様の お世話を命じられた➨ 287 00:17:34,654 --> 00:17:37,156 侍女の マリッサ・キッシンジャーです。 288 00:17:37,156 --> 00:17:40,993 エドワード皇子殿下との結婚の件は 伺っておりますので➨ 289 00:17:40,993 --> 00:17:44,664 困ったことがあれば なんなりと お申しつけください。 290 00:17:44,664 --> 00:17:48,000 (オーウェン)俺は 烈火の不死鳥団に 所属している➨ 291 00:17:48,000 --> 00:17:50,002 オーウェン・クラインだ。 292 00:17:50,002 --> 00:17:52,171 これでも 一応 男爵の次男。 293 00:17:52,171 --> 00:17:56,008 団長に あんたの護衛を 頼まれてきた 護衛騎士だ。 294 00:17:56,008 --> 00:17:58,010 とりあえず よろしく! 295 00:17:58,010 --> 00:18:00,279 よろしくね 2人とも。 296 00:18:00,279 --> 00:18:04,116 (テオドール)さて… 明日から いよいよ 講義を始めます。 297 00:18:04,116 --> 00:18:07,019 よろしくお願いしますね。 298 00:18:10,957 --> 00:18:14,961 (扉の開閉音) 299 00:18:14,961 --> 00:18:16,963 おはようございます。 300 00:18:16,963 --> 00:18:20,800 念のため お聞きしますが 礼儀作法や マナーの講師は➨ 301 00:18:20,800 --> 00:18:24,303 ヴァネッサ皇后陛下で お間違いないでしょうか? 302 00:18:24,303 --> 00:18:27,473 ええ それで間違いないわ。 303 00:18:27,473 --> 00:18:30,476 私が あなたの 講師役を 買って出たのよ。 304 00:18:30,476 --> 00:18:32,979 よろしくお願いします。 305 00:18:32,979 --> 00:18:34,981 こちらこそ。 306 00:18:34,981 --> 00:18:39,819 レッスンの講師なんて 初めてだけど 精いっぱい 務めさせてもらうわ。 307 00:18:39,819 --> 00:18:43,823 テキストは 『帝国式マナー入門編』だったわね? 308 00:18:43,823 --> 00:18:46,325 はい! 特訓よ。 309 00:18:48,327 --> 00:18:50,997 (ヴァネッサ)では 今日は ここまでにしましょう。 310 00:18:50,997 --> 00:18:53,666 ありがとうございます。 ふ~っ。 311 00:18:53,666 --> 00:18:56,002 お疲れさま カロリーナ。 312 00:18:56,002 --> 00:18:58,504 ちょっと 飛ばしすぎたみたいね。 313 00:18:58,504 --> 00:19:02,441 カロリーナは のみ込みが早いから つい 張り切っちゃったわ。 314 00:19:02,441 --> 00:19:05,444 《えっ? サンチェス公爵家唯一の➨ 315 00:19:05,444 --> 00:19:07,947 出来損ないと言われた私が?》 316 00:19:07,947 --> 00:19:11,951 わ 私は のみ込みが 早いんでしょうか? 317 00:19:11,951 --> 00:19:15,454 そうね… 理解力が高い証拠ね。 318 00:19:15,454 --> 00:19:17,456 物覚えも いいほうだし➨ 319 00:19:17,456 --> 00:19:20,793 意欲的な態度も 実に 好ましい。 320 00:19:20,793 --> 00:19:24,964 あなたが 優秀な生徒であることは 間違いないでしょう。 321 00:19:24,964 --> 00:19:42,982 ♬~ 322 00:19:45,985 --> 00:19:48,821 おや もう そんな時間ですか? 323 00:19:48,821 --> 00:19:50,990 よろしくお願いします。 324 00:19:50,990 --> 00:19:55,494 今回は エドワード皇子殿下も 一緒に 講義を受けることになりますが➨ 325 00:19:55,494 --> 00:19:58,164 どうか お気になさらず。 326 00:19:58,164 --> 00:20:02,334 なるほど エドワード皇子殿下も 一緒に講義を➨ 327 00:20:02,334 --> 00:20:05,004 …って えぇ!? 328 00:20:05,004 --> 00:20:09,842 ご機嫌麗しゅうございます エドワード皇子殿下…。 329 00:20:09,842 --> 00:20:11,844 いや 気にするな。 330 00:20:11,844 --> 00:20:15,181 事前に知らせてなかった 俺… 私も悪い。 331 00:20:15,181 --> 00:20:17,183 それより こっちに来い。 332 00:20:17,183 --> 00:20:20,186 立ったままでは 講義を 始められないだろう? 333 00:20:20,186 --> 00:20:22,521 あっ はい。 334 00:20:22,521 --> 00:20:25,691 では お隣 失礼します。 335 00:20:25,691 --> 00:20:31,030 (テオドール)今回は 魔法学について お話をしようと思うのですが➨ 336 00:20:31,030 --> 00:20:33,699 たしか カロリーナ様は ご自身を➨ 337 00:20:33,699 --> 00:20:36,035 魔力なしと おっしゃっていましたね? 338 00:20:36,035 --> 00:20:38,704 はい。 魔力検査は➨ 339 00:20:38,704 --> 00:20:42,875 いつ 受けられたのですか? 子どものころ 姉と一緒に…。 340 00:20:42,875 --> 00:20:45,377 1度きりですか? はい。 341 00:20:45,377 --> 00:20:49,048 なるほど… 魔力の あり なしや➨ 342 00:20:49,048 --> 00:20:52,551 各魔法属性の適性は 先天性のもの…。 343 00:20:52,551 --> 00:20:55,054 (テオドール)つまり 生まれつき 決まっているものと➨ 344 00:20:55,054 --> 00:20:58,224 考えられていますが それは 大きな間違いです。 345 00:20:58,224 --> 00:21:00,993 えっ!? 間違いなんですか? はい。 346 00:21:00,993 --> 00:21:03,162 子どものころの魔力は➨ 347 00:21:03,162 --> 00:21:07,166 非常に不安定で 乱れやすいからです。 348 00:21:07,166 --> 00:21:12,338 なので マルコシアス帝国では 5歳と 16歳の時に➨ 349 00:21:12,338 --> 00:21:15,341 魔力検査を受けることが 義務付けられています。 350 00:21:15,341 --> 00:21:18,344 じゃあ… 私も もしかして? 351 00:21:18,344 --> 00:21:22,348 ええ 後天性の魔力持ちは 非常に まれなケースですが➨ 352 00:21:22,348 --> 00:21:24,350 望みは あります。 353 00:21:24,350 --> 00:21:26,352 周囲が 落ち着いてから➨ 354 00:21:26,352 --> 00:21:29,522 もう一度 検査を受けに行くのも いいかもしれませんね。 355 00:21:29,522 --> 00:21:31,690 ええ お願いします。 356 00:21:31,690 --> 00:21:36,028 とはいえ 魔力持ちでも 自分で 加減をコントロールできずに➨ 357 00:21:36,028 --> 00:21:38,864 馬車を 燃やしてしまった人がいますが…。 358 00:21:38,864 --> 00:21:42,368 (エドワード)あれは 何か 力が働いたって言っただろ。 359 00:21:42,368 --> 00:21:46,372 で その理由は わかったのか? いえ まだです。 360 00:21:46,372 --> 00:21:48,874 それと もう1つ 不思議だったのは➨ 361 00:21:48,874 --> 00:21:52,711 遠征の帰り 魔物に 遭遇しなかったことです。 362 00:21:52,711 --> 00:21:54,713 そういえば そうだな。 363 00:21:54,713 --> 00:21:59,051 あ あの… お二人は よく 魔物に遭遇するんですか? 364 00:21:59,051 --> 00:22:02,321 私は 王都や公爵領から離れた場所に➨ 365 00:22:02,321 --> 00:22:04,323 あまり 行ったことがないので➨ 366 00:22:04,323 --> 00:22:06,525 野生の魔物を 見たことがなくて…。 367 00:22:08,494 --> 00:22:13,666 えっと… 王都や公爵領にだって 魔物は いるんじゃないですか? 368 00:22:13,666 --> 00:22:15,668 いえ いませんでしたよ。 369 00:22:15,668 --> 00:22:19,505 オークションに出る 愛玩用の魔物は いましたが…。 370 00:22:19,505 --> 00:22:22,675 ハッ? 障壁や結界が あったとしても➨ 371 00:22:22,675 --> 00:22:25,010 野生の 魔物ゼロは ないだろ。 372 00:22:25,010 --> 00:22:27,513 いえ… 私が生まれる前は➨ 373 00:22:27,513 --> 00:22:30,683 魔物の被害が 多く 確認されていたようですが➨ 374 00:22:30,683 --> 00:22:34,353 今は まったく聞きませんね。 375 00:22:34,353 --> 00:22:39,859 やはり これも 聖女の力による 恩恵なのでしょうか…。 376 00:22:39,859 --> 00:22:43,028 すっかり 脱線してしまいました。 377 00:22:43,028 --> 00:22:45,030 では 魔法学の講義に戻ります。 378 00:23:33,012 --> 00:23:35,014 (カロリーナ) ありがとうございました。 379 00:23:40,185 --> 00:23:43,522 勉強嫌いの団長が 一緒に 講義を受けるなんて➨ 380 00:23:43,522 --> 00:23:45,524 珍しいことも あるんだな。 381 00:23:45,524 --> 00:23:49,361 勉強嫌い? エドワード皇子殿下が? 382 00:23:49,361 --> 00:23:51,363 (オーウェン) ああ 小さいころは➨ 383 00:23:51,363 --> 00:23:53,365 よく 授業を抜け出して➨ 384 00:23:53,365 --> 00:23:55,367 剣の訓練してたって うわさだぜ。 385 00:23:55,367 --> 00:23:57,369 なのに なんで 今更…。 386 00:23:57,369 --> 00:23:59,371 わかった! (指を鳴らす音) 387 00:23:59,371 --> 00:24:03,309 団長は 必修科目の試験で 不正を働いたんじゃねえか? 388 00:24:03,309 --> 00:24:06,645 それが 数年の時を経て 副団長にバレて➨ 389 00:24:06,645 --> 00:24:10,316 あんたと一緒に 一から 座学を 学び直しているとか! 390 00:24:10,316 --> 00:24:12,818 (コレット)オーウェンさん 騎士団本部で➨ 391 00:24:12,818 --> 00:24:15,821 堂々と 団長の悪口を言うのは 感心しませんよ。 392 00:24:15,821 --> 00:24:17,823 コレット! 393 00:24:17,823 --> 00:24:20,492 お久しぶりです カロリーナ様。 394 00:24:20,492 --> 00:24:23,329 名前を 覚えていただけて 光栄です。 395 00:24:23,329 --> 00:24:25,331 体調は どう? 396 00:24:25,331 --> 00:24:27,333 しばらく 休暇だって聞いてたけど…。 397 00:24:27,333 --> 00:24:29,335 もう 平気です。 398 00:24:29,335 --> 00:24:32,004 休んでるのが 逆に 申し訳ないくらいです。 399 00:24:32,004 --> 00:24:34,006 そう よかった。 400 00:24:34,006 --> 00:24:36,508 オーウェンさん 先ほどの発言は➨ 401 00:24:36,508 --> 00:24:39,845 下手したら 不敬罪で 訴えられるレベルの発言ですよ! 402 00:24:39,845 --> 00:24:42,681 クッ! 軽率な発言は…。 うるせえな~! 403 00:24:42,681 --> 00:24:45,017 俺が どこで どんな発言をしようと➨ 404 00:24:45,017 --> 00:24:48,187 お前には 関係ないだろ! 関係は あります! 405 00:24:48,187 --> 00:24:50,689 オーウェンさんの 軽率な発言のせいで➨ 406 00:24:50,689 --> 00:24:54,860 烈火の不死鳥団の評判が 悪くなったら どうするんですか! 407 00:24:54,860 --> 00:24:58,030 はぁ… うちの団の評判は もともと 悪いだろ。 408 00:24:58,030 --> 00:25:00,032 これ以上 悪く…。 409 00:25:01,967 --> 00:25:03,969 下がってろ お嬢! 410 00:25:09,308 --> 00:25:11,310 あぁ! 411 00:25:11,310 --> 00:25:14,480 カロリーナ様 大丈夫ですか! 412 00:25:14,480 --> 00:25:18,984 (コレット)おケガは ありませんか! あっ… あっ…。