1 00:00:33,901 --> 00:00:35,903 <フローラ:カロリーナに 負けるわけにはいかない。 2 00:00:35,903 --> 00:00:38,071 そう思った私は ジョナサン大司教から渡された➡ 3 00:00:38,071 --> 00:00:40,073 マナの秘術を使い➡ 4 00:00:40,073 --> 00:00:42,910 体が 耐え切れずに 死にかけてしまう。 5 00:00:42,910 --> 00:00:44,912 そんな私を助けたのは➡ 6 00:00:44,912 --> 00:00:46,914 カロリーナだった。 7 00:00:46,914 --> 00:00:50,083 大勢の前で プライドを ズタズタにしただけでなく➡ 8 00:00:50,083 --> 00:00:52,920 聖女の地位まで 奪っていった あの女を➡ 9 00:00:52,920 --> 00:00:55,923 私は 絶対に許さない!> 10 00:00:58,592 --> 00:01:01,428 (エリック) 聖夜祭の準備で 忙しいさなか➡ 11 00:01:01,428 --> 00:01:04,932 呼び出しに応じてくれたことに 感謝する。 12 00:01:04,932 --> 00:01:08,101 (エリック)今回 お前たちを呼び出したのは➡ 13 00:01:08,101 --> 00:01:13,440 皇太子の選出について 話があるためだ。 14 00:01:13,440 --> 00:01:16,109 その前に 1つだけ言っておく。 15 00:01:16,109 --> 00:01:18,946 今回は お前たちの親としてではなく➡ 16 00:01:18,946 --> 00:01:22,449 この国の王として 決断を下した。 17 00:01:22,449 --> 00:01:26,453 悪いが 異論や反論は 一切 受け付けない。 18 00:01:26,453 --> 00:01:29,456 カリスマ性にあふれた ギルバート➡ 19 00:01:29,456 --> 00:01:31,892 誰よりも強い エドワード…。 20 00:01:31,892 --> 00:01:36,229 さまざまな観点から 私は こう判断した。 21 00:01:36,229 --> 00:01:40,233 帝国の 新しい王に ふさわしいのは➡ 22 00:01:40,233 --> 00:01:44,905 第一皇子 ギルバート・ルビー・マルティネスだと。 23 00:01:44,905 --> 00:01:46,907 (ギルバート)私が!? 24 00:01:46,907 --> 00:01:48,909 うっ…。 25 00:01:51,411 --> 00:01:54,247 (エドワード) 兄上 おめでとうございます。 26 00:01:54,247 --> 00:01:56,249 ありがとう…。 27 00:01:56,249 --> 00:01:59,753 《カロリーナ:これで 派閥問題も終わる。 28 00:01:59,753 --> 00:02:03,957 よかった… 本当に よかった…》 29 00:03:51,898 --> 00:03:55,202 (テオドール) それでは 転移 開始します。 30 00:03:59,406 --> 00:04:03,910 (ネイサン)セレスティア王国へ ようこそ! 31 00:04:03,910 --> 00:04:05,912 ハッ! 32 00:04:05,912 --> 00:04:08,582 わざわざ お出迎えいただき 光栄です。 33 00:04:08,582 --> 00:04:13,920 (ネイサン)こちらこそ 君の初仕事に 携われるなんて 光栄だよ。 34 00:04:13,920 --> 00:04:16,757 誠心誠意 おもてなし させてもらうよ。 35 00:04:16,757 --> 00:04:18,959 ありがとうございます。 36 00:04:22,429 --> 00:04:24,431 《お父様…。 37 00:04:24,431 --> 00:04:26,767 お姉様と 私のことで➡ 38 00:04:26,767 --> 00:04:29,603 ご自分を 責めていらっしゃるのね…》 39 00:04:29,603 --> 00:04:34,207 カロリーナ妃殿下は 明日 聖夜祭を 控えているだろう? 40 00:04:34,207 --> 00:04:36,543 今日は もう 休むといい。 41 00:04:36,543 --> 00:04:40,046 レイモンド 客室まで 案内してさしあげなさい。 42 00:04:40,046 --> 00:04:42,549 (レイモンド)はい…。 43 00:04:46,219 --> 00:04:48,555 あの… あれから➡ 44 00:04:48,555 --> 00:04:52,392 フローラお姉様の様子は いかがですか? 45 00:04:52,392 --> 00:04:55,395 (レイモンド)部屋に こもりきりで…。 46 00:04:55,395 --> 00:04:57,898 あっ…。 (カーテンを開ける音) 47 00:04:57,898 --> 00:05:00,233 (イリス)いい お天気です お嬢様。 48 00:05:00,233 --> 00:05:02,536 たまには お部屋の外へ…。 49 00:05:04,571 --> 00:05:06,740 何を なさっていたのですか? 50 00:05:06,740 --> 00:05:09,576 なんでもないわ! あっちへ 行きなさいよ! 51 00:05:09,576 --> 00:05:13,079 (レイモンド)まったく 顔を 合わせていません。 52 00:05:13,079 --> 00:05:15,248 そうですか…。 53 00:05:15,248 --> 00:05:17,250 あの お父様➡ 54 00:05:17,250 --> 00:05:21,588 お姉様のこと 打ち明けず ずっと 黙っていたこと➡ 55 00:05:21,588 --> 00:05:24,591 どうか お許しください。 そのせいで…。 56 00:05:24,591 --> 00:05:26,593 いや お前のせいじゃない。 57 00:05:26,593 --> 00:05:29,596 気付いてやれなかった 私の落ち度だ。 58 00:05:29,596 --> 00:05:31,598 (レイモンド)今だって そうだ。 59 00:05:31,598 --> 00:05:35,368 無理やりにでも フローラと 話すべきなんだろうが➡ 60 00:05:35,368 --> 00:05:38,038 それが できていない…。 61 00:05:38,038 --> 00:05:40,040 本来なら…。 62 00:05:40,040 --> 00:05:44,878 ((あなたに 助けられるくらいなら 死んだほうが マシだったわ!)) 63 00:05:44,878 --> 00:05:49,549 (レイモンド)皇族侮辱罪で訴えられても おかしくなかった…。 64 00:05:49,549 --> 00:05:53,386 それを お前の温情で おとがめなしに…。 65 00:05:53,386 --> 00:05:55,889 お父様…。 66 00:05:55,889 --> 00:06:00,560 今は 無理でも… だから 少しだけ 待ってくれないか? 67 00:06:00,560 --> 00:06:05,232 もちろんです。 ああ ありがとう カロリーナ。 68 00:06:05,232 --> 00:06:07,567 明日は お前の晴れ姿を➡ 69 00:06:07,567 --> 00:06:11,071 心から 楽しみにしているよ。 はい! 70 00:06:11,071 --> 00:06:20,580 ♬~ 71 00:06:20,580 --> 00:06:22,582 (ノック) 72 00:06:22,582 --> 00:06:26,253 (ドアの開閉音) 73 00:06:26,253 --> 00:06:37,697 ♬~ 74 00:06:37,697 --> 00:06:40,700 (マリッサ)とても お美しいですよ。 75 00:06:43,370 --> 00:06:46,539 マリッサのおかげよ。 恐れ入ります。 76 00:06:46,539 --> 00:06:49,542 そして 次は… こちらを。 77 00:06:53,546 --> 00:06:56,383 わぁ~! 78 00:06:56,383 --> 00:06:58,551 本当に おきれいです。 ありがとう。 79 00:06:58,551 --> 00:07:00,553 (ノック) 80 00:07:00,553 --> 00:07:03,056 (エドワード)入ってもいいか? どうぞ。 81 00:07:03,056 --> 00:07:06,226 (ドアの開閉音) 82 00:07:06,226 --> 00:07:10,397 おぉ…。 (テオドール)おぉ…。 83 00:07:10,397 --> 00:07:13,400 すごく… きれいだ…。 84 00:07:13,400 --> 00:07:15,568 よく 似合っている。 85 00:07:15,568 --> 00:07:18,571 えぇ 本当に よく お似合いです。 86 00:07:18,571 --> 00:07:21,074 (テオドール)ヴァネッサ皇后陛下に お任せして 正解でしたね。 87 00:07:21,074 --> 00:07:23,076 えぇ。 88 00:07:23,076 --> 00:07:27,080 (カロリーナ)私1人では 迷いに迷って決められなかったわ。 89 00:07:27,080 --> 00:07:29,082 んっ…。 あっ! 90 00:07:29,082 --> 00:07:32,085 そ そうだ リーナ これを…。 91 00:07:34,521 --> 00:07:37,857 今日の行程を おさらいしておきましょう。 92 00:07:37,857 --> 00:07:41,194 (テオドール)これから 馬車で 聖火台まで パレードをしていただき➡ 93 00:07:41,194 --> 00:07:44,864 点灯式を合図に 聖夜祭が 始まります。 94 00:07:44,864 --> 00:07:47,367 その後 我々は 城へ戻り➡ 95 00:07:47,367 --> 00:07:50,370 パーティーに 参加することになっています。 96 00:07:52,872 --> 00:07:54,874 そろそろ 時間ですね。 97 00:07:54,874 --> 00:07:57,477 では 行こうか リーナ。 98 00:08:00,880 --> 00:08:02,882 リーナ? 99 00:08:02,882 --> 00:08:04,884 緊張してしまって…。 100 00:08:04,884 --> 00:08:07,554 大丈夫だ。 101 00:08:07,554 --> 00:08:09,556 ありがとう。 102 00:08:09,556 --> 00:08:13,226 《カロリーナ:そうよ エドだけじゃない。 103 00:08:13,226 --> 00:08:16,229 みんなが 私を 見守ってくれている。 104 00:08:16,229 --> 00:08:22,535 今の私なら… 聖女としての役目を 果たせるはず》 105 00:08:24,571 --> 00:08:30,910 ♬~ 106 00:08:30,910 --> 00:08:33,847 《フローラ:これが 最後のチャンス…。 107 00:08:33,847 --> 00:08:38,018 必ず… 今日で終わらせる…。 108 00:08:38,018 --> 00:08:40,920 もっと 近づける所まで…》 109 00:08:45,859 --> 00:08:52,198 (歓声) 110 00:08:52,198 --> 00:08:55,869 聖女様! カロリーナ様! 111 00:08:55,869 --> 00:08:59,539 (テオドール)カロリーナ妃殿下の人気は すさまじいですね。 112 00:08:59,539 --> 00:09:01,541 昨夜は 国内に➡ 113 00:09:01,541 --> 00:09:04,544 魔物が 出没しなかったことの 影響でしょうか? 114 00:09:04,544 --> 00:09:07,881 リーナの 神聖力の すごさの証拠だな。 115 00:09:07,881 --> 00:09:12,886 《こんなに 大勢の人に 歓迎されているなんて➡ 116 00:09:12,886 --> 00:09:16,890 国を出る時は たった1人だったのに…》 117 00:09:19,225 --> 00:09:25,565 (歓声) 118 00:09:25,565 --> 00:09:27,567 あっ! クッ! 119 00:09:30,904 --> 00:09:32,906 クッ! 120 00:09:39,179 --> 00:09:41,181 (馬のいななき) 121 00:09:41,181 --> 00:09:57,864 (歓声) 122 00:09:57,864 --> 00:09:59,866 カロリーナ様! 123 00:10:05,538 --> 00:10:08,708 《今なら…》 124 00:10:08,708 --> 00:10:10,710 あっ! 125 00:10:12,879 --> 00:10:16,883 (コレット)殿下 こちらを。 ああ。 126 00:10:19,886 --> 00:10:21,888 (歓声) 127 00:10:21,888 --> 00:10:24,891 クッ! 何をするの! 128 00:10:24,891 --> 00:10:28,728 もう おやめください お嬢様…。 129 00:10:28,728 --> 00:10:31,397 イリス! どういうつもり! 130 00:10:31,397 --> 00:10:34,400 あなたまで 私の邪魔をするの!? 131 00:10:34,400 --> 00:10:37,570 お嬢様の気持ちは 痛いほど わかっています。 132 00:10:37,570 --> 00:10:40,473 だから お止めしているんです! 133 00:10:43,409 --> 00:10:46,913 今まで… こんな私に…。 134 00:10:53,920 --> 00:10:56,923 フン! キャッ あっ…。 135 00:10:59,259 --> 00:11:01,594 お嬢様…。 136 00:11:01,594 --> 00:11:03,930 気をつけろ。 137 00:11:03,930 --> 00:11:06,533 えぇ ありがとう。 138 00:11:29,956 --> 00:11:34,894 (歓声) 139 00:11:34,894 --> 00:11:47,907 ♬~ 140 00:11:47,907 --> 00:11:52,745 聖女カロリーナが 聖夜祭の開幕を 宣言します! 141 00:11:52,745 --> 00:11:55,915 セレスティア王国の 国民一人一人に➡ 142 00:11:55,915 --> 00:11:58,751 神の祝福が あらんことを! 143 00:11:58,751 --> 00:12:02,922 (歓声) 144 00:12:02,922 --> 00:12:05,592 《カロリーナ:こんなにも たくさんの人々が➡ 145 00:12:05,592 --> 00:12:08,428 私のことを 認めてくれている。 146 00:12:08,428 --> 00:12:12,932 ああ 聖女になれて 本当に よかった…》 147 00:12:15,435 --> 00:12:17,937 《フローラ:馬車に乗って 近くを通ったときが➡ 148 00:12:17,937 --> 00:12:19,939 最後のチャンス》 149 00:12:19,939 --> 00:12:21,941 (ムチを放つ音) 150 00:12:21,941 --> 00:12:23,943 (馬のいななき) 151 00:12:23,943 --> 00:12:28,948 ♬~ 152 00:12:31,884 --> 00:12:37,056 《至近距離から 撃てば…。 153 00:12:37,056 --> 00:12:39,559 何をしているの フローラ! 154 00:12:39,559 --> 00:12:42,729 あれ以来 ずっと考えていたことでしょう! 155 00:12:42,729 --> 00:12:45,732 今更 何を迷うことがあるの! 156 00:12:45,732 --> 00:12:48,901 おじけづいたの!?》 157 00:12:48,901 --> 00:12:50,903 ハッ! 158 00:12:53,906 --> 00:13:00,079 《なによ… なんなの? あの笑顔…。 159 00:13:00,079 --> 00:13:02,415 お母様!? 160 00:13:02,415 --> 00:13:06,085 ああ… そっか➡ 161 00:13:06,085 --> 00:13:10,089 私は カロリーナを 殺せないんじゃない。 162 00:13:10,089 --> 00:13:13,593 殺したくないんだ…。 163 00:13:13,593 --> 00:13:18,598 フッ 最低なのは 私だった…。 164 00:13:18,598 --> 00:13:21,100 お母様が いなくなってから➡ 165 00:13:21,100 --> 00:13:25,605 泣くことも 弱音を吐くことも 許されない私は➡ 166 00:13:25,605 --> 00:13:27,607 その はけ口を➡ 167 00:13:27,607 --> 00:13:31,611 無理やり カロリーナが 全部 悪いということにした…。 168 00:13:31,611 --> 00:13:37,216 だって… 憎む対象があれば 楽だったから…。 169 00:13:37,216 --> 00:13:41,554 けど 本当に悪いのは➡ 170 00:13:41,554 --> 00:13:43,890 私だった…。 171 00:13:43,890 --> 00:13:46,392 私みたいな人間なんて➡ 172 00:13:46,392 --> 00:13:49,729 生きている価値は ない…。 173 00:13:49,729 --> 00:13:52,398 死ぬべきなのは➡ 174 00:13:52,398 --> 00:13:54,901 私のほう…》 175 00:13:54,901 --> 00:13:59,072 たくさん ひどいことをして ごめんなさい カロリーナ。 176 00:13:59,072 --> 00:14:01,908 それに お父様も…。 177 00:14:01,908 --> 00:14:06,579 お母様の元へ 先に逝くことを お許しください。 178 00:14:06,579 --> 00:14:08,915 やめるんだ! お父様! 179 00:14:08,915 --> 00:14:12,251 イリス! 何をするの! 180 00:14:12,251 --> 00:14:18,424 私… カロリーナを 殺そうとしたんです この銃で! 181 00:14:18,424 --> 00:14:21,094 それに 今までのことだって…。 182 00:14:21,094 --> 00:14:24,263 だから せめてもの償いとして…。 183 00:14:24,263 --> 00:14:29,268 もし そう思うなら 償いで 命を絶つことは許さない。 184 00:14:29,268 --> 00:14:31,871 生きて 罪を償いなさい! 185 00:14:31,871 --> 00:14:36,209 (レイモンド)確かに お前の行いは 死罪になっても おかしくない。 186 00:14:36,209 --> 00:14:39,712 だが! 愛する娘の死を 受け入れるほど➡ 187 00:14:39,712 --> 00:14:41,881 私は 強くない! 188 00:14:41,881 --> 00:14:44,884 (レイモンド)たとえ 世界中の人々から 責められようと➡ 189 00:14:44,884 --> 00:14:48,888 私は お前に… 生きていてほしいんだ! 190 00:14:48,888 --> 00:14:51,057 お父様…。 191 00:14:51,057 --> 00:14:57,730 今まで わかってやれなくて すまなかった…。 192 00:14:57,730 --> 00:15:02,902 (泣き声) 193 00:15:02,902 --> 00:15:05,905 (号泣) 194 00:15:13,913 --> 00:15:18,584 これまで あなたを 理不尽に 虐げてきたこと➡ 195 00:15:18,584 --> 00:15:22,588 それに… あなたを 殺そうと思っていたことを➡ 196 00:15:22,588 --> 00:15:24,590 謝罪したいの…。 197 00:15:24,590 --> 00:15:26,592 私を… 殺す? 198 00:15:26,592 --> 00:15:30,263 私からも 改めて 謝罪させてほしい。 199 00:15:30,263 --> 00:15:33,866 本当に すまなかった…。 200 00:15:33,866 --> 00:15:37,203 (フローラ)今更 何って感じよね。 201 00:15:37,203 --> 00:15:41,374 でも きちんと 罪を償って 生きていきたいの。 202 00:15:41,374 --> 00:15:43,376 もし カロリーナが➡ 203 00:15:43,376 --> 00:15:47,380 私の罪を 公表しろと言うなら それでもいい。 204 00:15:47,380 --> 00:15:49,882 どんな罰でも 受けるつもりよ。 205 00:15:56,556 --> 00:16:00,393 でしたら 私への罪滅ぼしとして➡ 206 00:16:00,393 --> 00:16:04,063 セレスティア王国の 復興と繁栄に 手を貸してください。 207 00:16:04,063 --> 00:16:06,065 えっ? 208 00:16:06,065 --> 00:16:08,067 手段は お任せします。 209 00:16:08,067 --> 00:16:13,072 私の祖国を… お母様の故郷を 守ってください。 210 00:16:13,072 --> 00:16:16,242 それが お二人に与える罰です。 211 00:16:16,242 --> 00:16:19,912 うっ… ううっ➡ 212 00:16:19,912 --> 00:16:23,416 うっうっ ううっ…。 213 00:16:23,416 --> 00:16:25,418 <カロリーナ:こうして➡ 214 00:16:25,418 --> 00:16:29,422 セレスティア王国での聖夜祭は 幕を閉じた…。 215 00:16:29,422 --> 00:16:34,193 その後 次の ノアール王国での 聖夜祭も 無事に終え➡ 216 00:16:34,193 --> 00:16:40,032 残すところは ここ マルコシアス帝国のみとなった。 217 00:16:40,032 --> 00:16:46,539 帰国して 程なく お姉様から 手紙が届いた> 218 00:16:46,539 --> 00:16:48,541 (フローラ)「カロリーナ お元気ですか? 219 00:16:48,541 --> 00:16:50,543 実は 今日➡ 220 00:16:50,543 --> 00:16:55,214 伝えたいことがあって 手紙を書きました」。 221 00:16:55,214 --> 00:16:59,218 ((フローラ:お父様。 んっ どうした? 改まって。 222 00:16:59,218 --> 00:17:02,889 実は 1つ お願いがあります。 223 00:17:02,889 --> 00:17:06,893 私に 公爵位と 宰相の地位を 継がせてください。 224 00:17:06,893 --> 00:17:09,729 無謀なのは わかっています。 225 00:17:09,729 --> 00:17:13,900 でも これは カロリーナとの約束を 果たすためなのです。 226 00:17:13,900 --> 00:17:19,405 そうか… だが その選択は 想像以上に厳しいぞ。 227 00:17:19,405 --> 00:17:22,241 後悔することになるかもしれん。 228 00:17:22,241 --> 00:17:24,911 それでも…。 いいえ お父様。 229 00:17:24,911 --> 00:17:26,913 後悔は しません! 230 00:17:26,913 --> 00:17:28,915 覚悟は できています…。 231 00:17:28,915 --> 00:17:34,353 今後は セレスティアのためになることを したいんです)) 232 00:17:34,353 --> 00:17:37,690 (フローラ)「これからは いろいろ学んで➡ 233 00:17:37,690 --> 00:17:40,192 誰よりも偉大で 聡明な人間に➡ 234 00:17:40,192 --> 00:17:43,863 そして お母様や あなたのように➡ 235 00:17:43,863 --> 00:17:46,699 思いやりのある人間に なろうと思っています」。 236 00:17:46,699 --> 00:17:48,868 どうぞ。 (ノック) 237 00:17:48,868 --> 00:17:50,870 (ドアが開く音) 238 00:17:53,372 --> 00:17:55,875 あの… お呼びでしょうか? 239 00:17:55,875 --> 00:17:59,879 えぇ 待ってたわ。 2人とも いつもありがとう。 240 00:17:59,879 --> 00:18:03,716 あなたたちのおかげで 私は 幸せに暮らせているわ。 241 00:18:03,716 --> 00:18:05,718 本当に 感謝してる。 242 00:18:05,718 --> 00:18:08,387 (オーウェン)なんですか 急に… って! 243 00:18:08,387 --> 00:18:10,389 もしかして 俺 クビですか!? 244 00:18:10,389 --> 00:18:13,726 テオ… ちゃんと 伝えてないの? 245 00:18:13,726 --> 00:18:17,229 はい サプライズのほうが よろしいかと思いまして。 246 00:18:17,229 --> 00:18:19,231 もう テオったら。 247 00:18:19,231 --> 00:18:23,903 これからも よろしくねって 言いたかったの。 248 00:18:23,903 --> 00:18:26,906 これは あなたたちへの お礼の品よ。 249 00:18:26,906 --> 00:18:29,208 よかったら 受け取ってちょうだい。 250 00:18:33,512 --> 00:18:37,350 これは… 妃殿下の 手編みですか? 251 00:18:37,350 --> 00:18:40,519 えぇ。 ありがとうございます。 252 00:18:40,519 --> 00:18:44,190 家宝にします! 使ってちょうだい。 253 00:18:44,190 --> 00:18:48,194 こ… これは あの時の…。 254 00:18:48,194 --> 00:18:51,197 ((もう一度 私の元で 頑張ってみない? 255 00:18:51,197 --> 00:18:53,199 他の誰でもない➡ 256 00:18:53,199 --> 00:18:56,202 自分の幸せのために)) 257 00:18:56,202 --> 00:18:58,871 完成させたのよ。 258 00:18:58,871 --> 00:19:01,874 お守り代わりに 大切にします! 259 00:19:01,874 --> 00:19:06,045 大げさね。 さて そろそろ 時間ですよ。 260 00:19:06,045 --> 00:19:09,448 エドワード殿下が お待ちです。 えぇ。 261 00:19:11,384 --> 00:19:14,186 (マリッサ)お待たせいたしました。 262 00:19:20,226 --> 00:19:22,728 リーナ… きれいだ。 263 00:19:22,728 --> 00:19:25,398 エドも すごく すてきよ。 264 00:19:25,398 --> 00:19:29,568 第二皇子 エドワード・ルビー・マルティネス殿下と➡ 265 00:19:29,568 --> 00:19:33,572 カロリーナ・ルビー・マルティネス妃殿下の ご入場です! 266 00:19:38,511 --> 00:19:41,847 (エリック)こよい こうして 初代聖女とともに➡ 267 00:19:41,847 --> 00:19:46,018 聖夜祭が 催されることに 喜びを感じている。 268 00:19:46,018 --> 00:19:50,689 そんな 栄えある日に 皆に もう1つ よき知らせがある。 269 00:19:50,689 --> 00:19:53,526 (ざわめき) 270 00:19:53,526 --> 00:19:57,363 第一皇子 ギルバート・ルビー・マルティネス こちらへ。 271 00:19:57,363 --> 00:19:59,365 (ギルバート)はい。 272 00:20:05,204 --> 00:20:08,374 エリック・ルビー・マルティネスの名において➡ 273 00:20:08,374 --> 00:20:10,876 ギルバート・ルビー・マルティネスを➡ 274 00:20:10,876 --> 00:20:14,046 次期 皇帝とすることを ここに 宣言する! 275 00:20:14,046 --> 00:20:16,549 (歓声) 276 00:20:16,549 --> 00:20:21,554 父を見習い よき王となれるよう 精進する所存だ。 277 00:20:21,554 --> 00:20:23,889 皆も よろしく頼む! 278 00:20:23,889 --> 00:20:25,891 (歓声) 279 00:20:25,891 --> 00:20:29,895 偉大なるマルコシアス帝国に 栄光あれ! 280 00:20:29,895 --> 00:20:34,567 (一同)偉大なるマルコシアス帝国に 栄光あれ! 281 00:20:34,567 --> 00:20:39,238 (歓声) 282 00:20:39,238 --> 00:20:44,910 ♬~ 283 00:20:44,910 --> 00:20:48,414 リーナ 1曲 踊っていただけませんか? 284 00:20:48,414 --> 00:20:51,751 えぇ 喜んで。 285 00:20:51,751 --> 00:21:01,427 ♬~ 286 00:21:01,427 --> 00:21:03,429 羨ましいですか? 287 00:21:03,429 --> 00:21:06,265 古傷を 持ち出さないでくれるかな。 288 00:21:06,265 --> 00:21:10,436 (テオドール)殿下も カロリーナ妃殿下に 勝るとも劣らない妃を➡ 289 00:21:10,436 --> 00:21:13,439 お迎えしないと ですね。 290 00:21:13,439 --> 00:21:16,942 ホント 君 性格悪いね。 291 00:21:16,942 --> 00:21:26,952 ♬~ 292 00:21:30,122 --> 00:21:34,560 リーナ 疲れてないか? 今日まで 大変だったろう? 293 00:21:34,560 --> 00:21:37,229 えぇ… 大丈夫よ。 294 00:21:37,229 --> 00:21:42,234 ファーストダンスは 踊ったんだから 誰にも 文句は言われないだろう。 295 00:21:42,234 --> 00:21:44,570 もう 宮殿に戻ろうか? 296 00:21:44,570 --> 00:21:46,572 ありがとう エド。 297 00:21:49,408 --> 00:21:51,410 (花火を知らせる音) 298 00:21:51,410 --> 00:21:53,913 (花火の音) 299 00:21:53,913 --> 00:22:02,254 ♬~ 300 00:22:02,254 --> 00:22:04,256 《エドは いつも➡ 301 00:22:04,256 --> 00:22:07,927 私のことを いちばんに 考えてくれている。 302 00:22:07,927 --> 00:22:12,431 今 こうして 自分に 自信が持てるようになったのも➡ 303 00:22:12,431 --> 00:22:14,934 過去を 乗り越えられたのも➡ 304 00:22:14,934 --> 00:22:19,104 そして… お姉様のことを 許すことができたのも➡ 305 00:22:19,104 --> 00:22:21,774 全部 エドのおかげだ…》 306 00:22:21,774 --> 00:22:24,610 どうした? 307 00:22:24,610 --> 00:22:27,780 エド 私を愛してくれて➡ 308 00:22:27,780 --> 00:22:29,982 本当に ありがとう。 309 00:22:31,884 --> 00:22:35,387 それは 俺のセリフだ。 310 00:22:35,387 --> 00:22:38,390 (花火の音) 311 00:22:38,390 --> 00:22:41,560 <カロリーナ:これは サンチェス公爵家➡ 312 00:22:41,560 --> 00:22:44,230 唯一の 出来損ないと呼ばれた私が➡ 313 00:22:44,230 --> 00:22:46,398 エドと 出会うことで➡ 314 00:22:46,398 --> 00:22:49,902 抱えきれないほどの 幸福をつかんだ物語>