1 00:00:33,851 --> 00:00:35,886 どうなされた!? 2 00:00:35,886 --> 00:00:38,522 《あいつだ》 3 00:00:38,522 --> 00:00:40,958 逃げて ここは奴の縄張りよ。 4 00:00:40,958 --> 00:00:42,958 青鬼蜻蛉。 5 00:03:15,212 --> 00:03:18,549 (小鳥) 蟲奉行様 津軽の剣術師範→ 6 00:03:18,549 --> 00:03:22,553 月島源十郎を蟲奉行所の 同心として招く件→ 7 00:03:22,553 --> 00:03:24,972 本人は 動けぬ身であるとのことで→ 8 00:03:24,972 --> 00:03:29,193 代わりに 子息の 月島仁兵衛を迎えました。 9 00:03:29,193 --> 00:03:32,793 江戸の泰平に 役立ってくれればよいのですが。 10 00:03:43,891 --> 00:03:48,963 ((火鉢:あれ? ここは…。 11 00:03:48,963 --> 00:03:51,563 む 無涯さん! ん? 12 00:03:54,218 --> 00:03:56,203 えっ? 13 00:03:56,203 --> 00:03:59,540 (仁兵衛)死ぬまで勝ち続ける 強い武士になりますから。 14 00:03:59,540 --> 00:04:04,595 (無涯)あぁ。 えっ うぅ…)) 15 00:04:04,595 --> 00:04:07,195 うっ うわ~! 16 00:04:11,185 --> 00:04:13,220 《なんて悪夢なの!?》 17 00:04:13,220 --> 00:04:18,242 おはようございま~す お天道様! 18 00:04:18,242 --> 00:04:22,179 今日もよろしくお願いします。 19 00:04:22,179 --> 00:04:27,184 月島仁兵衛 あいつのせいだわ。 20 00:04:27,184 --> 00:04:31,222 (お春)よいしょっと。 21 00:04:31,222 --> 00:04:35,559 うわぁ~。 う~ん 今日もいいお天気。 22 00:04:35,559 --> 00:04:38,559 仁兵衛様 お勤め 頑張ってくださいね。 23 00:04:40,848 --> 00:04:48,222 では 朝の修練 素振り3,000回 始め。 24 00:04:48,222 --> 00:04:51,592 《いよいよ 今日より 蟲奉行所のお勤めが始まる。 25 00:04:51,592 --> 00:04:54,228 父上 見ていてください。 26 00:04:54,228 --> 00:04:58,515 この月島仁兵衛 必ずや立派にお勤めを果たし→ 27 00:04:58,515 --> 00:05:01,552 江戸の人々や 蟲奉行所の仲間たちの期待に→ 28 00:05:01,552 --> 00:05:03,554 応えてみせます。 29 00:05:03,554 --> 00:05:05,854 そして 無涯殿…》 30 00:05:07,892 --> 00:05:11,312 《助けていただいた ご恩を返すため→ 31 00:05:11,312 --> 00:05:15,612 何より あなたに近づくため 自分はもっと強くなります!》 32 00:05:17,518 --> 00:05:21,972 ったく… 朝から最悪だわ。 33 00:05:21,972 --> 00:05:24,875 おはようございます 火鉢殿。 34 00:05:24,875 --> 00:05:27,895 朝礼の時間ですぞ。 35 00:05:27,895 --> 00:05:30,564 おぉ すみません 着替え中でしたか。 36 00:05:30,564 --> 00:05:33,864 では 自分は先に行っております。 37 00:05:38,906 --> 00:05:41,906 この~ エロ助が! ギャフ~ン。 38 00:05:43,877 --> 00:05:51,218 (春菊)ふあ~ぁ 今回の新入りは 朝から元気なこった。 39 00:05:51,218 --> 00:05:53,887 (天間)どうせ すぐ いなくなっちゃうのに。 40 00:05:53,887 --> 00:05:58,187 いいっ… あぁ…。 41 00:06:03,564 --> 00:06:06,200 ほう~。 42 00:06:06,200 --> 00:06:09,553 仁兵衛君 傷のほうは平気かい? 43 00:06:09,553 --> 00:06:12,222 おかげさまで 万全です。 44 00:06:12,222 --> 00:06:15,209 よかった… ん? 45 00:06:15,209 --> 00:06:19,509 ん? おぉ 無涯殿 おはようございます。 46 00:06:24,218 --> 00:06:27,638 む む む… 無涯さん! 47 00:06:27,638 --> 00:06:30,638 お おはようございます! 48 00:06:32,876 --> 00:06:35,846 じゃあ 全員 揃ったことだし→ 49 00:06:35,846 --> 00:06:39,900 まずは仁兵衛君に ここの勤めを説明するね。 50 00:06:39,900 --> 00:06:42,353 はい! 51 00:06:42,353 --> 00:06:46,507 昨日のお勤めで わかったと思うけど→ 52 00:06:46,507 --> 00:06:48,842 実は この日本には→ 53 00:06:48,842 --> 00:06:52,229 人さえも食らう巨大蟲がいる。 54 00:06:52,229 --> 00:06:56,383 今より 100年前から 跋扈し始めたんだ。 55 00:06:56,383 --> 00:06:58,519 なぜ出現したのか→ 56 00:06:58,519 --> 00:07:01,572 どのように どこから来たのかは→ 57 00:07:01,572 --> 00:07:03,841 今も調査を進めている。 58 00:07:03,841 --> 00:07:07,227 では 自分が昔 出会ったのは…。 59 00:07:07,227 --> 00:07:10,214 (小鳥)おそらく蟲だろうね。 60 00:07:10,214 --> 00:07:12,866 仁兵衛君の故郷の津軽→ 61 00:07:12,866 --> 00:07:16,236 及び奥州方面は 寒さが厳しいせいか→ 62 00:07:16,236 --> 00:07:19,707 蟲は 生息していない はずなんだけどね。 63 00:07:19,707 --> 00:07:21,875 (小鳥)そして 10年前→ 64 00:07:21,875 --> 00:07:26,280 巨大蟲から江戸の人たちを 守るため作られたのが→ 65 00:07:26,280 --> 00:07:28,165 この新中町奉行所→ 66 00:07:28,165 --> 00:07:31,552 二つ名を 蟲奉行所というんだ。 67 00:07:31,552 --> 00:07:36,223 我々は蟲奉行様のもと 日々 蟲退治をしている。 68 00:07:36,223 --> 00:07:40,210 ほう その蟲奉行様は どちらにいらっしゃるのです? 69 00:07:40,210 --> 00:07:42,796 ぜひとも ご挨拶をさせてください。 70 00:07:42,796 --> 00:07:46,050 その必要はないよ。 え? 71 00:07:46,050 --> 00:07:50,220 蟲奉行様は 人に お姿を お見せにならない。 72 00:07:50,220 --> 00:07:54,208 かかっ 新入りが会えるはずねえんだよ。 73 00:07:54,208 --> 00:07:56,677 私たちだって 会ったことないんだから。 74 00:07:56,677 --> 00:07:59,880 なんと! ということで仁兵衛君→ 75 00:07:59,880 --> 00:08:02,883 わかったかな? この江戸の泰平は→ 76 00:08:02,883 --> 00:08:04,883 キミの腕にかかってるんだよ。 77 00:08:06,887 --> 00:08:10,190 《そのようなお言葉を いただけるとは…。 78 00:08:10,190 --> 00:08:13,527 武士冥利 ここに極まれり》 79 00:08:13,527 --> 00:08:19,049 この月島仁兵衛 お上より賜った このお勤め→ 80 00:08:19,049 --> 00:08:22,219 必ず果たしてみせます。 うん。 81 00:08:22,219 --> 00:08:25,722 粉骨砕身で臨みますので→ 82 00:08:25,722 --> 00:08:27,691 どうぞ よろしくお願いいたします! 83 00:08:27,691 --> 00:08:30,210 同じ江戸を守る者として→ 84 00:08:30,210 --> 00:08:33,881 皆さんの期待に 必ず応えてみせます。 85 00:08:33,881 --> 00:08:36,517 かかっ。 期待ねぇ。 86 00:08:36,517 --> 00:08:39,553 た 大変です 松ノ原様! 87 00:08:39,553 --> 00:08:41,922 蟲が出現しました! 88 00:08:41,922 --> 00:08:43,891 どこに? 立川から→ 89 00:08:43,891 --> 00:08:46,543 西へ向かったようですが 詳しい足取りは…。 90 00:08:46,543 --> 00:08:49,213 よし 分かれて捜索しよう。 91 00:08:49,213 --> 00:08:51,813 諸君! (みんな)応! 92 00:08:53,901 --> 00:08:57,821 あ 仁兵衛君 キミは しばらく見学ね。 93 00:08:57,821 --> 00:09:01,621 は? 戦わなくていいから。 94 00:09:03,544 --> 00:09:07,498 待ってください 戦うなとは なぜですか! 95 00:09:07,498 --> 00:09:11,051 自分だって 蟲奉行所同心の1人なんですよ。 96 00:09:11,051 --> 00:09:14,204 そ それは…。 そんなの→ 97 00:09:14,204 --> 00:09:17,841 あんたが弱いからに 決まってんでしょうが。 98 00:09:17,841 --> 00:09:21,261 かかっ まぐれで クモ1匹 倒して→ 99 00:09:21,261 --> 00:09:23,280 浮かれてたかもしんねえけど→ 100 00:09:23,280 --> 00:09:26,934 兄ちゃんには ここにいる誰ひとり 期待してねえんだわ。 101 00:09:26,934 --> 00:09:30,934 帰れる家があるなら 帰ったほうがいい…。 102 00:09:35,859 --> 00:09:38,562 む 無涯殿まで! 103 00:09:38,562 --> 00:09:40,514 仁兵衛君。 104 00:09:40,514 --> 00:09:44,451 この蟲奉行所では この1年の間に入った新人が→ 105 00:09:44,451 --> 00:09:46,370 10日もたたずに全員→ 106 00:09:46,370 --> 00:09:49,556 このお勤めから いなくなってしまったんだよ。 107 00:09:49,556 --> 00:09:54,461 我々にはこれ以上 人材探しをしている時間はない。 108 00:09:54,461 --> 00:09:57,014 よって仁兵衛君は これより1か月→ 109 00:09:57,014 --> 00:09:59,933 刀を抜くことを禁ずる。 110 00:09:59,933 --> 00:10:02,433 これは与力である 僕の命令だよ。 111 00:10:05,539 --> 00:10:08,539 お… お受けいたしました。 112 00:10:10,594 --> 00:10:15,394 あ~ なんでよりによって あんたと組まなきゃなんないのよ。 113 00:10:21,505 --> 00:10:23,574 なに考えてんのよ? 114 00:10:23,574 --> 00:10:26,874 自分は 無涯殿のことを 考えています。 115 00:10:28,862 --> 00:10:32,783 自分にとって無涯殿は 夜空に輝くきら星。 116 00:10:32,783 --> 00:10:34,685 憧れのお方なのです。 117 00:10:34,685 --> 00:10:39,590 ふ~ん あんたも無涯さんに 憧れてたんだ。 118 00:10:39,590 --> 00:10:41,642 も? 119 00:10:41,642 --> 00:10:44,544 あんたもとは どういうことです? 火鉢殿。 120 00:10:44,544 --> 00:10:46,546 別に。 121 00:10:46,546 --> 00:10:51,201 もしや 火鉢殿も 自分と同じく無涯殿に憧れて…。 122 00:10:51,201 --> 00:10:53,186 同じじゃない! え? 123 00:10:53,186 --> 00:10:56,623 私のほうが ずっとずっと 憧れてるんだから。 124 00:10:56,623 --> 00:10:58,842 なんと! 火鉢殿→ 125 00:10:58,842 --> 00:11:01,895 無涯殿とは いったい どんなお方なのです? 126 00:11:01,895 --> 00:11:04,531 ふん 何も知らないの? 127 00:11:04,531 --> 00:11:07,234 教えてください。 128 00:11:07,234 --> 00:11:13,223 無涯さんはね とにかく 他に類を見ない剣の遣い手よ。 129 00:11:13,223 --> 00:11:15,726 はい その他には? 130 00:11:15,726 --> 00:11:18,045 さあね。 え? 131 00:11:18,045 --> 00:11:20,514 蟲奉行所に来られる前→ 132 00:11:20,514 --> 00:11:24,017 蟲狩っていう集団にいたって 噂はあったけど。 133 00:11:24,017 --> 00:11:26,036 蟲狩? 134 00:11:26,036 --> 00:11:28,021 つわものぞろいの集団よ。 135 00:11:28,021 --> 00:11:31,375 依頼されて 蟲退治してるって話もあるけど→ 136 00:11:31,375 --> 00:11:34,027 実のところ よくわからないの。 137 00:11:34,027 --> 00:11:37,230 でもま あくまで 噂は噂。 138 00:11:37,230 --> 00:11:41,118 そんなミステリアスなところも 無涯さんの魅力ってことよ。 139 00:11:41,118 --> 00:11:44,221 はい さすが自分の憧れのお方。 140 00:11:44,221 --> 00:11:48,258 だから 私のほうが 憧れてるんだってば。 141 00:11:48,258 --> 00:11:50,360 自分も負けません。 142 00:11:50,360 --> 00:11:53,180 あのね 無涯さんは ほんとに強いのよ。 143 00:11:53,180 --> 00:11:55,215 存じています。 144 00:11:55,215 --> 00:11:58,185 自分は なんといっても 命を助けられましたから。 145 00:11:58,185 --> 00:12:00,604 私だって 助けられたわよ。 146 00:12:00,604 --> 00:12:03,040 え? 火鉢殿も…。 147 00:12:03,040 --> 00:12:05,008 なんと ぜひとも→ 148 00:12:05,008 --> 00:12:07,694 そのときのことを お聞かせください。 149 00:12:07,694 --> 00:12:10,347 へぇ~ 聞きたいんだ。 150 00:12:10,347 --> 00:12:12,382 はい。 151 00:12:12,382 --> 00:12:16,353 私はね 1年前に 里から出てきたの。 152 00:12:16,353 --> 00:12:18,672 お里はどちらなのです? 153 00:12:18,672 --> 00:12:22,592 伊賀と甲賀の境にある 忍の隠れ里よ。 154 00:12:22,592 --> 00:12:26,346 ほう ということは 伊賀流でもなく甲賀流でもなく→ 155 00:12:26,346 --> 00:12:28,548 何流なのです? 156 00:12:28,548 --> 00:12:30,534 そ それは…。 157 00:12:30,534 --> 00:12:32,936 いいのよ 別に。 え? 158 00:12:32,936 --> 00:12:37,557 とにかく 私たちは 爆弾を使った発破にかけては→ 159 00:12:37,557 --> 00:12:40,344 最強の忍術集団と言われていたわ。 160 00:12:40,344 --> 00:12:42,379 言われていた? 161 00:12:42,379 --> 00:12:47,401 うん 昔はね 泰平の世になって 忍者はいらなくなった。 162 00:12:47,401 --> 00:12:51,801 私が小さいころには もうみんな 普通の仕事をしていたわ。 163 00:12:55,559 --> 00:12:58,845 でも 一族の頭領だった おじいちゃまだけは→ 164 00:12:58,845 --> 00:13:02,899 山奥で修行を続けていたんだ。 165 00:13:02,899 --> 00:13:06,370 ((いいかげん じいちゃんも 里におりてこいよ。 166 00:13:06,370 --> 00:13:09,673 いくら 腕磨いたって もう意味ないんだよ。 167 00:13:09,673 --> 00:13:13,627 いまどき 忍なんて…。 帰れ! 168 00:13:13,627 --> 00:13:16,727 帰れと言ってるじゃろう! 169 00:13:20,550 --> 00:13:24,221 火鉢… また じいちゃんとこ 来たのか? 170 00:13:24,221 --> 00:13:26,873 うん。 ったく じいさん→ 171 00:13:26,873 --> 00:13:29,009 孫には甘いよな。 172 00:13:29,009 --> 00:13:32,362 そこだけは 普通のじいさんだ。 173 00:13:32,362 --> 00:13:47,027 ♪♪~ 174 00:13:47,027 --> 00:13:51,415 はい! おにぎり玉。 175 00:13:51,415 --> 00:13:54,915 よくできたね 火鉢ちゃん)) 176 00:13:57,687 --> 00:14:01,074 (火鉢)私は おじいちゃまが 大好きだった。 177 00:14:01,074 --> 00:14:05,846 私にだけ見せてくれる笑顔も。 一生をかけて→ 178 00:14:05,846 --> 00:14:10,083 強さを追い求める姿も。 179 00:14:10,083 --> 00:14:15,183 いつしか私も 強くなりたいと 思うようになった。 180 00:14:18,859 --> 00:14:23,330 (火鉢)そして 数年前 若い女忍者がいると聞きつけた→ 181 00:14:23,330 --> 00:14:26,630 小鳥さんが スカウトに来たの。 182 00:14:31,705 --> 00:14:34,591 ((おじいちゃま 私 やるよ! 183 00:14:34,591 --> 00:14:39,212 蟲奉行所の お勤めを受ける! 私が 蟲奉行所で活躍したら→ 184 00:14:39,212 --> 00:14:44,000 おじいちゃまの流派も また 世の中に広まるかも! 185 00:14:44,000 --> 00:14:46,403 ふざけるなっ!! 186 00:14:46,403 --> 00:14:52,225 我が流派は 男のもの。 男のものじゃ!! 187 00:14:52,225 --> 00:14:56,225 継がせるために 教えたつもりはない!)) 188 00:14:58,565 --> 00:15:01,535 (火鉢)それでもね 私は おじいちゃまが→ 189 00:15:01,535 --> 00:15:08,074 一生をかけた流派を守りたかった。 だから 私は 蟲奉行所で→ 190 00:15:08,074 --> 00:15:11,394 お勤めすることにしたの。 191 00:15:11,394 --> 00:15:15,999 ♪♪~ 192 00:15:15,999 --> 00:15:19,719 (火鉢)そうして やってきた 初めての お勤めのとき…。 193 00:15:19,719 --> 00:15:24,841 ♪♪~ 194 00:15:24,841 --> 00:15:29,546 (火鉢)私は 無涯さんに 命を助けられた! 195 00:15:29,546 --> 00:15:33,500 ♪♪~ 196 00:15:33,500 --> 00:15:37,000 (火鉢)その強さに 一発だったわ! 197 00:15:40,624 --> 00:15:45,228 江戸には 本当に強い人が いるんだって 思い知ったの。 198 00:15:45,228 --> 00:15:49,849 いつか私は 無涯さんに 認められるくらい 強くなって→ 199 00:15:49,849 --> 00:15:54,054 恩返しをしたい。 それくらい 腕を上げたら きっと…。 200 00:15:54,054 --> 00:15:59,526 なんと! 火鉢殿も 自分と同じ。 自分も無涯殿に救われたとき→ 201 00:15:59,526 --> 00:16:02,896 父の言葉を実感したのです! 202 00:16:02,896 --> 00:16:05,599 「後ろにいる人が 不安にかられぬよう→ 203 00:16:05,599 --> 00:16:08,399 武士は負けてはならない」 という言葉を! 204 00:16:10,503 --> 00:16:15,125 無涯殿には 後ろにいる者の 不安をかき消す→ 205 00:16:15,125 --> 00:16:17,425 圧倒的な強さがあります! 206 00:16:21,181 --> 00:16:26,553 あのとき 自分は 無涯殿を目標に 歩んでいくことを決めたのです! 207 00:16:26,553 --> 00:16:29,189 無涯さんって そういう人だよね! 208 00:16:29,189 --> 00:16:32,609 あの人みたいになりたいって 思わせてくれる! 209 00:16:32,609 --> 00:16:35,028 はい! かっこいいよね! はい! 210 00:16:35,028 --> 00:16:37,013 すてきよね! はい! 211 00:16:37,013 --> 00:16:39,215 最高よね! はい! 212 00:16:39,215 --> 00:16:41,685 って なんで 私が あんたと 無涯さんのことで→ 213 00:16:41,685 --> 00:16:44,137 盛り上がってんの!? 214 00:16:44,137 --> 00:16:47,857 いい気にならないでよね。 ひ 火鉢殿…。 215 00:16:47,857 --> 00:16:50,427 (悲鳴) 216 00:16:50,427 --> 00:16:52,727 どうなされた!? 217 00:17:07,077 --> 00:17:10,677 あ… あいつだ。 218 00:17:12,716 --> 00:17:15,535 逃げて! ここは 奴の縄張りよ。 219 00:17:15,535 --> 00:17:17,635 奴? 220 00:17:21,925 --> 00:17:24,361 青鬼蜻蛉。 221 00:17:24,361 --> 00:17:27,063 (火鉢)あいつは蜻蛉の一種。 222 00:17:27,063 --> 00:17:32,052 鬼蜻蛉と同じく 小川の近辺に 強い縄張り意識をもっているわ。 223 00:17:32,052 --> 00:17:34,504 そして 黄昏飛翔といって→ 224 00:17:34,504 --> 00:17:37,891 日が落ち 涼しくなると 獲物を噛み砕くため→ 225 00:17:37,891 --> 00:17:40,360 大空を舞い始めるの。 226 00:17:40,360 --> 00:17:44,397 おぉ さすが火鉢殿 お詳しい! 227 00:17:44,397 --> 00:17:46,716 当然よ。 だって こいつは→ 228 00:17:46,716 --> 00:17:51,354 私が 初めて お勤めをしたときと 同じ蟲だもの。 229 00:17:51,354 --> 00:17:53,556 なんと! 230 00:17:53,556 --> 00:17:56,543 月島 あんたは その2人を 遠くに避難させて。 231 00:17:56,543 --> 00:17:59,062 し しかし 火鉢殿 1人では…。 232 00:17:59,062 --> 00:18:01,564 あんた 刀 抜いちゃいけないって 言われたでしょ! 233 00:18:01,564 --> 00:18:04,884 それに いい機会だわ。 234 00:18:04,884 --> 00:18:07,684 今度は私1人で 退治してみせる! 235 00:18:11,558 --> 00:18:13,910 月島 早く! はい! 236 00:18:13,910 --> 00:18:16,010 どうか ご武運を! 237 00:18:18,398 --> 00:18:20,350 いくわよ 青鬼! 238 00:18:20,350 --> 00:18:22,552 《最初のお勤めのとき→ 239 00:18:22,552 --> 00:18:27,173 私は 無涯さんの後ろで 震えてるだけだった》 240 00:18:27,173 --> 00:18:33,880 ♪♪~ 241 00:18:33,880 --> 00:18:35,882 《今は もう違う!》 242 00:18:35,882 --> 00:18:37,884 はっ! 243 00:18:37,884 --> 00:18:39,886 紫陽花玉! 244 00:18:39,886 --> 00:18:43,840 ♪♪~ 245 00:18:43,840 --> 00:18:47,444 《私は もう あの頃の私じゃない!》 246 00:18:47,444 --> 00:18:50,213 ♪♪~ 247 00:18:50,213 --> 00:18:52,215 フン とどめよ! 248 00:18:52,215 --> 00:18:55,235 《こいつを1人で退治して それを証明する!》 249 00:18:55,235 --> 00:18:57,887 ♪♪~ 250 00:18:57,887 --> 00:19:00,223 ああっ! 251 00:19:00,223 --> 00:19:07,864 ♪♪~ 252 00:19:07,864 --> 00:19:11,267 上等じゃない! ん? 253 00:19:11,267 --> 00:19:13,367 火が…。 254 00:19:15,922 --> 00:19:17,922 しまった! 255 00:21:07,550 --> 00:21:13,723 ♪♪~ 256 00:21:13,723 --> 00:21:16,523 む 無涯さん…。 257 00:21:19,546 --> 00:21:21,681 ご無事ですか 火鉢殿! 258 00:21:21,681 --> 00:21:24,083 つ 月島!? 言われたとおり→ 259 00:21:24,083 --> 00:21:26,102 2人は避難させました。 260 00:21:26,102 --> 00:21:29,606 行きましょう! ま 待ちなさいよ。 261 00:21:29,606 --> 00:21:32,406 私の獲物だってば! 私がやる!! 262 00:21:39,349 --> 00:21:41,384 1人でやらなきゃいけない。 263 00:21:41,384 --> 00:21:44,387 強くなったことを証明すれば 無涯さんだって→ 264 00:21:44,387 --> 00:21:48,374 私を認めてくれるはず。 あんたは下がってて! 265 00:21:48,374 --> 00:21:50,474 断ります! 266 00:21:55,548 --> 00:21:59,185 このお勤めは 己の強さを 証明する場ではありません。 267 00:21:59,185 --> 00:22:03,740 無涯殿も そうお思いのはず。 268 00:22:03,740 --> 00:22:07,176 火鉢殿だって わかっているでしょ? 269 00:22:07,176 --> 00:22:09,212 なぜなら自分たちは→ 270 00:22:09,212 --> 00:22:11,564 無涯殿が純粋に戦う姿に→ 271 00:22:11,564 --> 00:22:14,364 憧れたのですから。 272 00:22:24,110 --> 00:22:28,214 あんたに言われたくないけど。 273 00:22:28,214 --> 00:22:31,034 しようがないわね。 274 00:22:31,034 --> 00:22:33,219 行くわよ 月島。 275 00:22:33,219 --> 00:22:35,188 こんなヤツさっさと退治する。 276 00:22:35,188 --> 00:22:37,707 承知。 ハッ! 277 00:22:37,707 --> 00:22:41,377 (2人)おぉ~! 278 00:22:41,377 --> 00:22:43,379 でや! 279 00:22:43,379 --> 00:22:45,679 常住戦陣! 280 00:22:47,900 --> 00:22:52,221 秘技 小太刀千花! 281 00:22:52,221 --> 00:23:14,721 ♪♪~ 282 00:23:16,713 --> 00:23:20,700 火鉢殿 お湯加減 いかがでしょうか? 283 00:23:20,700 --> 00:23:24,000 ちょっとぬるい。 ハッ! 284 00:23:29,892 --> 00:23:33,363 ((仁兵衛君 剣を抜いたのかい? 285 00:23:33,363 --> 00:23:39,569 自分は…。 いえ 月島は抜いていません)) 286 00:23:39,569 --> 00:23:42,171 《ま 鞘からはね》 287 00:23:42,171 --> 00:23:44,774 時に火鉢殿。 何? 288 00:23:44,774 --> 00:23:48,544 発破の技 此度も お見事でございました。 289 00:23:48,544 --> 00:23:52,498 あれは何流の技なのですか? 290 00:23:52,498 --> 00:23:54,717 誰にも言わない? 291 00:23:54,717 --> 00:23:58,071 もちろんです。 じゃあ教えてあげる。 292 00:23:58,071 --> 00:24:00,690 ブンボ~ブ~。 293 00:24:00,690 --> 00:24:03,893 なんと申された? だから言ってるでしょ。 294 00:24:03,893 --> 00:24:06,245 ブンボ~ブ~。 295 00:24:06,245 --> 00:24:08,681 珍宝流? 296 00:24:08,681 --> 00:24:11,367 ち… 珍宝流でございますか? 297 00:24:11,367 --> 00:24:13,753 こ 声が大きい! 298 00:24:13,753 --> 00:24:16,553 なっ! なんと…。 299 00:24:19,692 --> 00:24:24,347 この~ エロ助が!! 300 00:24:24,347 --> 00:24:27,183 ギャボ~!! 301 00:24:27,183 --> 00:24:29,368 フッ。 302 00:24:29,368 --> 00:24:31,868 ちょっとは仲よくなったかな。