1 00:03:18,247 --> 00:03:24,220 (悲鳴) 2 00:03:24,220 --> 00:03:26,923 ひ~っ! 助けてくれ! (青海)嘆かずともよい。 3 00:03:26,923 --> 00:03:31,210 すぐに極楽浄土へ旅立てるのだ。 4 00:03:31,210 --> 00:03:34,914 南無阿弥陀仏。 5 00:03:34,914 --> 00:03:37,600 (伊三)おや 兄上は まだ それだけしか→ 6 00:03:37,600 --> 00:03:40,570 お救いになっていないのですか? 7 00:03:40,570 --> 00:03:42,605 南無阿弥陀仏。 8 00:03:42,605 --> 00:03:47,577 私は すでに20人ほど 救ってさしあげましたよ。 9 00:03:47,577 --> 00:03:51,264 (鎌之介)フッ… 数など どうでもよいことでしょう? 10 00:03:51,264 --> 00:03:54,934 この務めは 村をつぶすという→ 11 00:03:54,934 --> 00:03:58,888 我が幸村様より賜った 大事な命なのですよ。 12 00:03:58,888 --> 00:04:03,259 ゲハハ 然り。 13 00:04:03,259 --> 00:04:07,630 (十蔵)ゲハハ これだけ死体がありゃ 十分だろうよ。 14 00:04:07,630 --> 00:04:10,283 では 頼みます 穴山殿。 15 00:04:10,283 --> 00:04:12,283 わかった。 16 00:04:14,303 --> 00:04:17,303 ジャスティス! 17 00:04:22,244 --> 00:04:25,898 我ら十傑蟲の血の狼煙。 18 00:04:25,898 --> 00:04:29,898 (みんな)届け 幸村様のもとへ。 19 00:04:41,280 --> 00:04:44,280 (大岡)江戸を襲った蟲人に関して ご報告 申し上げます。 20 00:04:47,219 --> 00:04:50,289 まさか 蟲人襲来の報告とは…。 21 00:04:50,289 --> 00:04:53,326 蟲奉行様もおられるわけだ。 22 00:04:53,326 --> 00:04:56,245 しかし 夏は過ぎたとはいえ→ 23 00:04:56,245 --> 00:04:59,615 体より溢れ出る 瘴気は大丈夫なのか? 24 00:04:59,615 --> 00:05:05,237 (大岡)蟲人は 昨日 酉の刻 江戸に 突如 飛来。 25 00:05:05,237 --> 00:05:09,358 多数の町人に手をかけましたが…。 26 00:05:09,358 --> 00:05:12,958 ((仁兵衛: 月島流 富嶽鉄槌割り!)) 27 00:05:16,549 --> 00:05:19,902 そうか 蟲奉行所が…。 28 00:05:19,902 --> 00:05:24,290 蟲奉行所は 被害が広がる前に 対処できなかったのか。 29 00:05:24,290 --> 00:05:27,259 彼らは健闘したと言えるでしょう。 30 00:05:27,259 --> 00:05:32,264 3年前の大坂遠征では 討伐隊が全滅したのですから。 31 00:05:32,264 --> 00:05:36,886 毛利勝永と名乗る 1人の蟲人のために…。 32 00:05:36,886 --> 00:05:42,258 報告によれば 自らを 猿飛佐助と名乗ったそうです。 33 00:05:42,258 --> 00:05:46,629 猿飛… あの真田幸村の 家臣ではないか! 34 00:05:46,629 --> 00:05:51,917 毛利にしろ 真田にしろ とうの昔に死んだはずだろう。 35 00:05:51,917 --> 00:05:57,923 やはりそうだ 奴らは100年前の亡霊なんだ。 36 00:05:57,923 --> 00:06:00,309 このままでは 江戸は もう…。 37 00:06:00,309 --> 00:06:02,309 (吉宗)案ずるな! 38 00:06:04,547 --> 00:06:07,717 我々には 蟲奉行殿がおる! 39 00:06:07,717 --> 00:06:12,671 (吉宗)蟲奉行殿は お籠りで 気力も能力も万全とした。 40 00:06:12,671 --> 00:06:17,376 そのお力と策をもってすれば あのような蟲など→ 41 00:06:17,376 --> 00:06:19,628 恐るるに足りん。 42 00:06:19,628 --> 00:06:24,228 うむ すべて わらわに任せるがよい。 43 00:06:26,218 --> 00:06:28,254 なんと 頼もしい! 44 00:06:28,254 --> 00:06:30,289 そうじゃ 我々には→ 45 00:06:30,289 --> 00:06:32,589 蟲奉行殿がおられるではないか! 46 00:06:38,431 --> 00:06:40,833 老中たちを 安心させるためとはいえ→ 47 00:06:40,833 --> 00:06:42,868 あのような茶番を。 48 00:06:42,868 --> 00:06:45,704 誠に 申し訳ありませぬ 姫君。 49 00:06:45,704 --> 00:06:49,909 気を揉むな あの程度のこと なんでもない。 50 00:06:49,909 --> 00:06:52,209 しかし 今の姫は…。 51 00:06:54,280 --> 00:06:59,385 蟲にしろ蟲人にしろ 奴らが現れるようになったのは→ 52 00:06:59,385 --> 00:07:02,438 何もかも わらわ1人の責任。 53 00:07:02,438 --> 00:07:07,276 力を失った この身なれど 命を懸けて→ 54 00:07:07,276 --> 00:07:10,129 わらわが すべてを 終わらせてみせよう。 55 00:07:10,129 --> 00:07:12,581 《なんと 気丈な。 56 00:07:12,581 --> 00:07:18,754 その儚くも 小さいお体で 姫君は この100年もの間→ 57 00:07:18,754 --> 00:07:23,254 どれだけのものを あきらめ 耐え忍んでいらしてきたのか…》 58 00:07:27,963 --> 00:07:30,563 姫君 実は…。 59 00:07:33,419 --> 00:07:37,089 い いえ なんでもありませぬ。 60 00:07:37,089 --> 00:07:40,376 《これ以上のことは とても…》 61 00:07:40,376 --> 00:07:43,078 ≪(長福丸)ええい! 離せ 離さぬか! 62 00:07:43,078 --> 00:07:45,247 おやめください 家重様! 63 00:07:45,247 --> 00:07:47,233 (長福丸)ええい! 邪魔立てするな! 64 00:07:47,233 --> 00:07:52,087 先ほどまでの蟲についての 会議の内容を俺にも話すがよい! 65 00:07:52,087 --> 00:07:55,057 しかし あの会議は 内々のものでして…。 66 00:07:55,057 --> 00:07:59,595 知るか! すべては仁兵衛のため! 67 00:07:59,595 --> 00:08:02,698 俺は 仁兵衛に 伝えねばならんのだ! 68 00:08:02,698 --> 00:08:05,251 ≪うお~っ 仁兵衛! あの声の者は? 69 00:08:05,251 --> 00:08:07,253 息子の家重でしょう。 70 00:08:07,253 --> 00:08:10,539 ≪仁兵衛! 仁兵衛に伝えるのじゃ! 71 00:08:10,539 --> 00:08:14,527 月島? ご存じですか? 姫君。 72 00:08:14,527 --> 00:08:18,127 月島仁兵衛という 蟲奉行所の同心のことを。 73 00:08:22,234 --> 00:08:27,089 《吉宗:まさか 姫君が このようなお顔をされるとは…》 74 00:08:27,089 --> 00:08:30,609 吉宗公 そなたのご子息と お話をさせてもらえると→ 75 00:08:30,609 --> 00:08:32,645 ありがたい。 76 00:08:32,645 --> 00:08:34,645 家重と…? 77 00:08:41,253 --> 00:08:44,223 よもや 貴様のほうから 俺に会いにくるとはな→ 78 00:08:44,223 --> 00:08:47,593 蟲奉行! 79 00:08:47,593 --> 00:08:51,981 これらのものは すべて 家重殿が集められたのか? 80 00:08:51,981 --> 00:08:54,416 いかにも。 この部屋には→ 81 00:08:54,416 --> 00:08:57,803 古今東西の 膨大な知識が蓄えられておる。 82 00:08:57,803 --> 00:08:59,822 そして その知識は→ 83 00:08:59,822 --> 00:09:03,092 すべてこの俺の 英知の糧となっておるのだ。 84 00:09:03,092 --> 00:09:05,728 これは…。 ん? 85 00:09:05,728 --> 00:09:11,283 それは飛騨高山に伝わる 妖かしの伝説をまとめた書物だ。 86 00:09:11,283 --> 00:09:14,583 妖かしの伝説…。 87 00:09:19,391 --> 00:09:23,245 《小娘が この俺の英知を 盗もうとしておるのだろうが→ 88 00:09:23,245 --> 00:09:27,633 そうはいかん。 はっ ひらめいた。 89 00:09:27,633 --> 00:09:30,419 逆に貴様の持っている あらゆる情報を→ 90 00:09:30,419 --> 00:09:36,926 搾り取ってやるわ。 そう すべては仁兵衛のため》 91 00:09:36,926 --> 00:09:39,561 用は他でもない。 92 00:09:39,561 --> 00:09:46,435 家重殿は 月島仁兵衛と どういう間柄なのだ? 93 00:09:46,435 --> 00:09:49,588 き… 貴様がなぜ 仁兵衛を知っている? 94 00:09:49,588 --> 00:09:53,626 同じ蟲奉行所の勤め。 少し縁があってな。 95 00:09:53,626 --> 00:09:55,626 縁!? 96 00:09:58,247 --> 00:10:02,217 《だとしても なぜ俺に仁兵衛のことを聞く?》 97 00:10:02,217 --> 00:10:09,074 そなたも 本来は月島仁兵衛と 触れ合える身分ではないはず。 98 00:10:09,074 --> 00:10:14,480 自分の身分を偽ったうえで 月島との間柄を築いておるのか? 99 00:10:14,480 --> 00:10:17,750 そ… それがどうした!? 100 00:10:17,750 --> 00:10:19,918 そうか。 101 00:10:19,918 --> 00:10:24,306 身分を偽ったままでも 間柄は築けるものなのか。 102 00:10:24,306 --> 00:10:29,578 《なるほど そういうことか つまり こいつは俺と同じく→ 103 00:10:29,578 --> 00:10:32,965 仁兵衛に 身分を明かせぬクチなのだな》 104 00:10:32,965 --> 00:10:36,585 よかろう そういうことなら話は別だ。 105 00:10:36,585 --> 00:10:39,938 ついてくるがいい。 106 00:10:39,938 --> 00:10:43,459 貴様と俺は いわば同志。 107 00:10:43,459 --> 00:10:45,759 貴様に いいものを見せてやろう。 108 00:10:49,915 --> 00:10:53,602 ここからは 蟲奉行所の方角がよく見える。 109 00:10:53,602 --> 00:10:58,607 俺はこうやって毎日 ここから 仁兵衛を眺めているのだ。 110 00:10:58,607 --> 00:11:00,626 ふふふ…。 111 00:11:00,626 --> 00:11:05,414 《これが次期将軍か 未来は不安だな…》 112 00:11:05,414 --> 00:11:08,934 は!? な… なんだと。 どうした? 113 00:11:08,934 --> 00:11:11,070 月島に 何かあったのか? 114 00:11:11,070 --> 00:11:15,424 そんな… バカな! 115 00:11:15,424 --> 00:11:19,078 (お春)す… すみません 転んじゃいました。 116 00:11:19,078 --> 00:11:21,413 ご… ご無事でなによりです。 117 00:11:21,413 --> 00:11:25,300 (春菊)カカカ 兄ちゃん うらやましいね。 118 00:11:25,300 --> 00:11:29,221 (火鉢)まったく 月島 何やってんのよ。 119 00:11:29,221 --> 00:11:32,141 休み中の話 聞きたいっていうから→ 120 00:11:32,141 --> 00:11:34,143 みんなで来てやったのに。 121 00:11:34,143 --> 00:11:38,263 め… 面目ない。 それで皆さん→ 122 00:11:38,263 --> 00:11:41,283 休みの3日間は どちらで修行されたんですか? 123 00:11:41,283 --> 00:11:46,255 私は忍びの修行しながら いろいろ爆弾開発してきたわ。 124 00:11:46,255 --> 00:11:50,659 俺は別に ずいぶん勘が鈍ってたからよ。 125 00:11:50,659 --> 00:11:55,214 そこらへんのでけえ山賊連中を ぶった斬ってきただけだぜ。 126 00:11:55,214 --> 00:11:58,300 (天間)僕は… 秘密。 127 00:11:58,300 --> 00:12:00,919 なんと なんと すばらしい! 128 00:12:00,919 --> 00:12:04,206 くぅ~! 自分ももっと 精進しなければ。 129 00:12:04,206 --> 00:12:07,643 (源十郎)ふははっ まったくだ。 ん? 130 00:12:07,643 --> 00:12:11,563 このバカ息子には もったいないほどの先輩方だ。 131 00:12:11,563 --> 00:12:14,600 ちっ 父上 いつからそこに? 132 00:12:14,600 --> 00:12:19,254 その身のこなし 出身は紀州方面かな? 133 00:12:19,254 --> 00:12:21,590 なるほど 剣の極意は→ 134 00:12:21,590 --> 00:12:25,244 ありとあらゆるものを 斬ってこそですか? 135 00:12:25,244 --> 00:12:28,881 土御門は衰退しきったと 聞いていたが→ 136 00:12:28,881 --> 00:12:31,600 お若いのに たいしたものだ。 137 00:12:31,600 --> 00:12:34,620 いやぁ 機会があれば ぜひ皆さんと→ 138 00:12:34,620 --> 00:12:38,620 手合わせしたいものですな むはははっ…。 139 00:12:41,610 --> 00:12:46,932 仁兵衛様 皆様 お茶のおかわり いかがですか? 140 00:12:46,932 --> 00:12:50,569 (みんな)おぉ! すっ すばらしい! 141 00:12:50,569 --> 00:12:55,591 お嬢さん ぜひ うちのせがれの嫁に来ないか? 142 00:12:55,591 --> 00:12:57,876 えっ? よっ 嫁だ? 143 00:12:57,876 --> 00:12:59,912 ちっ 父上? 144 00:12:59,912 --> 00:13:02,581 その器量 ぜひに ぜひに! 145 00:13:02,581 --> 00:13:07,569 あっ あの… でも私 そんな急に言われても…。 146 00:13:07,569 --> 00:13:12,608 ふ~ん よかったじゃない 月島。 147 00:13:12,608 --> 00:13:16,895 嬢ちゃん その串 だんごついてねえぞ? 148 00:13:16,895 --> 00:13:18,914 どうした!? またあの桃乳女が→ 149 00:13:18,914 --> 00:13:21,917 仁兵衛を たぶらかしておるのか!? 150 00:13:21,917 --> 00:13:27,222 思えば 妻の叶との出会いも この江戸であったな。 151 00:13:27,222 --> 00:13:29,925 (3人)はぁ!? まぁ 奥さまと!? 152 00:13:29,925 --> 00:13:32,895 なれ初め お聞きしたいです。 153 00:13:32,895 --> 00:13:37,583 母上と江戸で…。 154 00:13:37,583 --> 00:13:43,605 父上 思えば自分は 母上のことをよく知りません。 155 00:13:43,605 --> 00:13:49,645 そうか お前が物心ついたときには 叶は もういなかったからな。 156 00:13:49,645 --> 00:13:53,916 教えてください 母上とは どのような方だったのですか? 157 00:13:53,916 --> 00:13:57,553 目をつぶれば今でも思い出す。 158 00:13:57,553 --> 00:14:04,593 叶 あやつも日の本一を目指す 剣豪の1人だった そして…。 159 00:14:04,593 --> 00:14:08,263 あやつも抜群の 胸の持ち主だった。 160 00:14:08,263 --> 00:14:10,215 《まさか このおっさん→ 161 00:14:10,215 --> 00:14:12,935 人の胸見て 奥さんを思い出したのか?》 162 00:14:12,935 --> 00:14:16,288 《クズね…》 《大人のクズだ》 163 00:14:16,288 --> 00:14:21,260 あれは そう 今からだいたい 15~16年ぐらい昔の話だ。 164 00:14:21,260 --> 00:14:23,262 (3人)まだ続けんの!? 165 00:14:23,262 --> 00:14:27,216 (源十郎)俺たちは武者修行のなか 1人の剣客同士として→ 166 00:14:27,216 --> 00:14:30,936 この江戸で出会ったのだ。 167 00:14:30,936 --> 00:14:35,557 ((わしは津軽出身 月島源十郎。 168 00:14:35,557 --> 00:14:38,260 (叶)飛騨高山出身 叶。 169 00:14:38,260 --> 00:14:42,748 この江戸に無敵の剣客がいるとは 聞いていたが→ 170 00:14:42,748 --> 00:14:46,718 まさか お主のような 華奢な女子だったとはな。 171 00:14:46,718 --> 00:14:50,372 私も似たような噂は 聞いていたが→ 172 00:14:50,372 --> 00:14:54,972 よもや 主のような 優男だったとはな)) 173 00:14:57,212 --> 00:15:00,115 (源十郎)互いに凄腕の 使い手であることは→ 174 00:15:00,115 --> 00:15:02,367 見ただけでわかった。 175 00:15:02,367 --> 00:15:06,088 一瞬たりとも隙を見せれば 命取りとなる。 176 00:15:06,088 --> 00:15:10,792 俺たちは 互いに相手を探り合い そして…。 177 00:15:10,792 --> 00:15:13,292 ((た~! おりゃ~!)) 178 00:15:16,298 --> 00:15:19,584 こうして 俺たちは 夫婦になった。 以上! 179 00:15:19,584 --> 00:15:21,937 は? 何でそうなるのよ? 180 00:15:21,937 --> 00:15:24,089 話がぶっ飛びすぎだろうが! 181 00:15:24,089 --> 00:15:30,078 《フッ… 確かに あやつは とことん ぶっ飛んだ奴だったわい》 182 00:15:30,078 --> 00:15:38,587 ((受けてみよ 我が奥義 月島流 富嶽鉄槌割り! 183 00:15:38,587 --> 00:15:40,622 な なんたる剛剣! 184 00:15:40,622 --> 00:15:43,222 一気に押し切る 月島流! 185 00:15:46,261 --> 00:15:49,948 月島流…。 186 00:15:49,948 --> 00:15:52,248 うわ! や~!! 187 00:15:54,252 --> 00:15:56,288 (叫び声) 188 00:15:56,288 --> 00:15:58,288 な 何が起こってんだ! 189 00:16:03,912 --> 00:16:09,701 まさか… 一度見ただけで 技を盗むとは なんというセンス! 190 00:16:09,701 --> 00:16:15,424 フン… 貴様こそ この私と 互角に渡り合えるとはな! 191 00:16:15,424 --> 00:16:24,583 ♪♪~ 192 00:16:24,583 --> 00:16:28,236 こんなに楽しいのは 初めてだぞ 月島源十郎! 193 00:16:28,236 --> 00:16:32,236 ははは… わしもだ 叶! 194 00:16:36,411 --> 00:16:39,047 な 何なんだ あいつらは。 195 00:16:39,047 --> 00:16:51,259 ♪♪~ 196 00:16:51,259 --> 00:16:53,245 (2人)うわ~! 197 00:16:53,245 --> 00:16:58,250 ♪♪~ 198 00:16:58,250 --> 00:17:00,919 決めたぞ 源十郎! 199 00:17:00,919 --> 00:17:03,889 仁兵衛という名はどうだ? 200 00:17:03,889 --> 00:17:06,091 あぁ よい響きだ! 201 00:17:06,091 --> 00:17:08,977 私たち 2人の子だ。 202 00:17:08,977 --> 00:17:13,081 健やかで たくましい子に違いない! 203 00:17:13,081 --> 00:17:17,252 主と2人で 我が子に 剣を教えあう日々は→ 204 00:17:17,252 --> 00:17:21,206 きっときっと至福であろうな)) 205 00:17:21,206 --> 00:17:24,259 お~。 た 戦いながらプロポーズって…。 206 00:17:24,259 --> 00:17:26,812 月島の親らしいわね。 207 00:17:26,812 --> 00:17:28,713 すてきな お話。 208 00:17:28,713 --> 00:17:32,634 で その勝負は 結局 どっちが勝ったんだ? 209 00:17:32,634 --> 00:17:35,654 それから 約1年ほど戦ったが→ 210 00:17:35,654 --> 00:17:39,758 決着は つかんかった。 (みんな)いっ 1年!? 211 00:17:39,758 --> 00:17:44,329 そのうち 仁兵衛が生まれたのだ。 (3人)はぁ~!? 212 00:17:44,329 --> 00:17:49,451 な なんと! なんと なんと!! そりゃ 驚くわよね。 213 00:17:49,451 --> 00:17:53,422 父上も母上も そのように すごい お方だったとは! 214 00:17:53,422 --> 00:17:56,775 は? くぅ~ 燃えてきた! 215 00:17:56,775 --> 00:18:00,929 こうしては いられない! 自分も 父上 母上のように→ 216 00:18:00,929 --> 00:18:03,715 もっともっと 強くならねば! 217 00:18:03,715 --> 00:18:09,371 《結局 わしら2人で育てるという 望みは かなわんかったが→ 218 00:18:09,371 --> 00:18:13,975 だが 叶 安心するがいい。 バカだが→ 219 00:18:13,975 --> 00:18:17,475 お前の望んだとおり 育っているぞ》 220 00:18:20,398 --> 00:18:23,718 どうした? もう 気がすんだのか? 221 00:18:23,718 --> 00:18:27,906 家重殿 そなたに 聞きたいことがある。 222 00:18:27,906 --> 00:18:32,077 なんだ? 吉宗公が 宝を隠すとすれば→ 223 00:18:32,077 --> 00:18:35,080 どこに隠す? 宝だと!? 224 00:18:35,080 --> 00:18:39,217 まさか 貴様 赤城山中にあると 伝えられる 徳川家の埋蔵金を→ 225 00:18:39,217 --> 00:18:41,253 ねらっておるのではなかろうな! 226 00:18:41,253 --> 00:18:43,705 金塊などに興味はない。 227 00:18:43,705 --> 00:18:48,460 わらわが知りたいのは 蟲に関する ある伝説だ。 228 00:18:48,460 --> 00:18:55,060 伝説? 蟲に関する伝説か… いや ひょっとすると! 229 00:18:57,219 --> 00:19:00,422 違う 違う 違う 違う 違う 違う! これだ~!! 230 00:19:00,422 --> 00:19:03,942 これは かつて 俺が 蟲奉行所の 書庫に忍び込んだときに得た→ 231 00:19:03,942 --> 00:19:05,894 情報だ! 232 00:19:05,894 --> 00:19:08,246 見たものは すべて忘れろと 言われていたが→ 233 00:19:08,246 --> 00:19:12,384 黙って引き下がる 俺ではない! 234 00:19:12,384 --> 00:19:15,420 あのときの記憶を頼りに まったく同じものを→ 235 00:19:15,420 --> 00:19:18,306 作ってやったわ! はっはっはっ!! 236 00:19:18,306 --> 00:19:20,909 そして 見ろ! 西日本各地には→ 237 00:19:20,909 --> 00:19:23,428 すべて 蟲のしるしが 書かれておるが→ 238 00:19:23,428 --> 00:19:27,482 紀州より東は 一つもない! これは 紀州が→ 239 00:19:27,482 --> 00:19:31,086 蟲に対する 最大の防壁となっておるからだ。 240 00:19:31,086 --> 00:19:36,575 貴様の言う伝説が何かは知らぬが 父上が 宝を隠すとなれば→ 241 00:19:36,575 --> 00:19:40,629 蟲の侵攻から最も離れた場所…→ 242 00:19:40,629 --> 00:19:45,629 すなわち 最果ての地 蝦夷に違いない! 243 00:19:48,737 --> 00:19:51,237 《紀州か…》 244 00:21:27,619 --> 00:21:31,039 (吉宗)猿飛佐助の死骸が 消えただと!? 245 00:21:31,039 --> 00:21:35,493 はい! どうやら 何者かの手で 持ち去られたようで。 246 00:21:35,493 --> 00:21:40,093 くっ! まさか 他の蟲人どもが!? 247 00:21:43,885 --> 00:21:50,241 (佐助)ブブ… 少々 敵を侮って… いたようだ…。 248 00:21:50,241 --> 00:21:52,594 助かった ブ…。 249 00:21:52,594 --> 00:21:57,599 (才蔵)は? 弱者が何を語っておる。 250 00:21:57,599 --> 00:22:01,603 奴らに情報を 与えないためとはいえ→ 251 00:22:01,603 --> 00:22:05,306 なぜ この拙者が おぬしごときのために! 252 00:22:05,306 --> 00:22:10,606 や やめ… 霧隠才蔵殿! 253 00:22:13,581 --> 00:22:15,934 手間をかけさせおって。 254 00:22:15,934 --> 00:22:19,254 このクズ蟲が! 255 00:22:19,254 --> 00:22:22,624 拙者も急ぎ参らねばなるまい。 256 00:22:22,624 --> 00:22:25,924 幸村様の待つ 紀州へ…。 257 00:22:29,581 --> 00:22:32,550 それで 私に お話とは? 258 00:22:32,550 --> 00:22:36,888 わらわの力を取り戻す 術についてだ。 259 00:22:36,888 --> 00:22:40,075 もはや一刻の猶予もない。 260 00:22:40,075 --> 00:22:44,295 そなたも わかっておるであろう? 261 00:22:44,295 --> 00:22:46,295 し しかし…。 262 00:22:50,535 --> 00:22:53,254 紀州だな? 263 00:22:53,254 --> 00:22:57,926 話してもらうぞ 吉宗公。 264 00:22:57,926 --> 00:23:02,080 そなたの知る すべてを。 265 00:23:02,080 --> 00:23:05,580 はい…。 266 00:23:07,585 --> 00:23:11,039 では 力を取り戻すには→ 267 00:23:11,039 --> 00:23:15,110 わらわ自らが その井戸に 出向かねばならぬのだな? 268 00:23:15,110 --> 00:23:17,946 はい…。 わかった。 269 00:23:17,946 --> 00:23:20,799 ならば すぐにでも出立いたそう。 270 00:23:20,799 --> 00:23:22,767 (大岡)お待ちを。 271 00:23:22,767 --> 00:23:25,103 道中 どのような危険が→ 272 00:23:25,103 --> 00:23:27,639 待ち構えているやも わかりませぬ。 273 00:23:27,639 --> 00:23:30,258 力を失った今の姫君が→ 274 00:23:30,258 --> 00:23:33,778 たった1人で向かわれるのは… バツです。 275 00:23:33,778 --> 00:23:36,915 極秘の隠密道中とあらば→ 276 00:23:36,915 --> 00:23:39,734 ぜひ この江戸南町奉行→ 277 00:23:39,734 --> 00:23:44,639 大岡越前守忠相を お供として お連れください。 278 00:23:44,639 --> 00:23:48,259 そなたを? (吉宗)姫も ご存じのとおり→ 279 00:23:48,259 --> 00:23:50,895 大岡は 我が懐刀。 280 00:23:50,895 --> 00:23:55,416 江戸いちばんの切れ者にして 剣の達人である。 281 00:23:55,416 --> 00:24:00,205 この者ならば 姫の護衛として 十分に役に立つでしょう。 282 00:24:00,205 --> 00:24:04,292 ふむ…。 ならば もう1人→ 283 00:24:04,292 --> 00:24:07,292 蟲奉行所より供をつけたい。 284 00:24:10,381 --> 00:24:12,417 あと どのくらいなの? 285 00:24:12,417 --> 00:24:15,420 小鳥殿に 急ぎ ここで 人を待つように→ 286 00:24:15,420 --> 00:24:17,555 言われてきたものの…。 287 00:24:17,555 --> 00:24:20,758 うぅ… それらしき人が誰もいない。 288 00:24:20,758 --> 00:24:23,628 もしや 場所を間違えたのかも…。 289 00:24:23,628 --> 00:24:27,228 案ずるな すでに来ておる。 290 00:24:29,918 --> 00:24:33,538 あなたは お付きの方! 291 00:24:33,538 --> 00:24:36,641 では参ろうか 紀州へ。 292 00:24:36,641 --> 00:24:40,241 き 紀州へ!? 293 00:30:33,648 --> 00:30:36,648 <『主治医が見つかる診療所』 今夜のテーマは…>