1 00:00:03,000 --> 00:00:27,030 ♬~ 2 00:00:27,030 --> 00:00:29,700 (ザノバ)おはようございます 師匠。 3 00:00:29,700 --> 00:00:33,030 (ジュリエット)おはよう… ございます。 ぐらんどますた。 4 00:00:33,030 --> 00:00:36,700 (ルーデウス)おはようございます。 ザノバ ジュリ。 5 00:00:36,700 --> 00:00:40,110 あっ…。 フフッ。 6 00:00:42,710 --> 00:00:45,710 あぁ… ん? 7 00:00:45,710 --> 00:00:49,050 (リニアーナ)お~ ボス。 おはようニャ。 8 00:00:49,050 --> 00:00:51,380 (プルセナ)おはようなの。 9 00:00:51,380 --> 00:00:53,390 うへぇ。 10 00:00:55,720 --> 00:00:59,060 ニャア!? ニャんだ? ボス。 ヌーニなの。 11 00:00:59,060 --> 00:01:01,660 ボスが とうとう発情したニャ。 12 00:01:01,660 --> 00:01:04,660 私の魅力のせいなの。 罪な女なの。 13 00:01:04,660 --> 00:01:08,330 ボスの女になれば 毎日 お肉食い放題ニャ。 14 00:01:08,330 --> 00:01:12,670 (クリフ)ルーデウス どうしたんだ? 何か変ですか? 15 00:01:12,670 --> 00:01:18,010 なんか… 自信に満ちあふれてる… ように見えるかな? 16 00:01:18,010 --> 00:01:21,010 あっ… フッ。 17 00:01:21,010 --> 00:01:24,350 今日は 皆さんに ご報告があります。 18 00:01:24,350 --> 00:01:27,350 詳しい内容については 言えませんが➡ 19 00:01:27,350 --> 00:01:30,360 先日 とある病から 解放されました。 20 00:01:30,360 --> 00:01:32,690 ボス 病気だったのかニャ? 21 00:01:32,690 --> 00:01:35,700 襲ってこなかった理由は それなの? 22 00:01:35,700 --> 00:01:38,030 おめでとうございます 師匠。 23 00:01:38,030 --> 00:01:41,030 余に相談してくれても よかったのですぞ。 24 00:01:41,030 --> 00:01:43,700 なるほど。 大変だったな。 25 00:01:43,700 --> 00:01:46,110 なんにせよ おめでとう。 26 00:01:48,040 --> 00:01:53,380 《魔法大学に入ってから1年 俺を悩ませていた病気が治った。 27 00:01:53,380 --> 00:01:58,680 シルフィが とても大切なものを ささげてまで俺を助けてくれた》 28 00:02:01,320 --> 00:02:04,320 《ようやく 人に戻れた気がした》 29 00:02:04,320 --> 00:02:06,990 発情のにおいが強くなったニャ。 30 00:02:06,990 --> 00:02:09,330 全校女生徒の貞操の危機だニャ。 31 00:02:09,330 --> 00:02:11,660 近くに寄ると妊娠するの。 32 00:02:11,660 --> 00:02:15,370 失礼な。 僕は紳士ですよ。 33 00:02:21,010 --> 00:02:24,340 ナナホシさんは もし誰かと つきあったら➡ 34 00:02:24,340 --> 00:02:27,350 その相手に何を望みますか? 35 00:02:27,350 --> 00:02:30,680 (ナナホシ)はぁ… 突然 何を言い出すの? 36 00:02:30,680 --> 00:02:33,020 恋バナ? 似たようなものです。 37 00:02:33,020 --> 00:02:37,360 あのね 私は早く帰りたいの。 真面目にやってくれない? 38 00:02:37,360 --> 00:02:40,030 いつもいつも雑談ばっかりして。 39 00:02:40,030 --> 00:02:43,360 黙って手を動かせば それだけ効率が上がるのよ。 40 00:02:43,360 --> 00:02:48,030 ナナホシさんは あれですか 恋愛経験はない人ですか? 41 00:02:48,030 --> 00:02:50,700 チッ。 42 00:02:50,700 --> 00:02:54,370 私にだって 好きな人ぐらい いるわ。 43 00:02:54,370 --> 00:02:58,380 ケンカして それっきりだけど…。 44 00:02:58,380 --> 00:03:00,380 《そういえば➡ 45 00:03:00,380 --> 00:03:03,650 ナナホシは ケンカの最中に 召喚されたんだったか》 46 00:03:03,650 --> 00:03:08,350 すみません。 謝るくらいなら手を動かして。 47 00:03:10,320 --> 00:03:15,630 好きな人は… 普通に 一緒にいてくれるだけで十分よ。 48 00:03:18,660 --> 00:03:22,670 《最近は定期的に パウロに手紙を送っている。 49 00:03:22,670 --> 00:03:27,340 病気が治った以上 家族との再会を 目指してもいいのだが…。 50 00:03:27,340 --> 00:03:31,040 その前に やらなければならない ことがある》 51 00:03:33,010 --> 00:03:35,010 (シルフィ)あっ…。 52 00:03:37,020 --> 00:03:39,350 《シルフィに操を立てる。 53 00:03:39,350 --> 00:03:42,020 彼女が俺を助けてくれたように➡ 54 00:03:42,020 --> 00:03:46,030 今度は俺が シルフィの望むことを してあげる番だ》 55 00:03:46,030 --> 00:03:48,030 そういえば…。 56 00:03:48,030 --> 00:03:52,030 《結婚って どうすればいいんだ?》 57 00:03:54,980 --> 00:03:56,980 (ザノバ)結婚ですか? 58 00:03:56,980 --> 00:04:00,650 ええ。 そういうとき どうするのか ちょっと気になって。 59 00:04:00,650 --> 00:04:04,990 そうだな… まずは家だろ? うむ。 60 00:04:04,990 --> 00:04:08,990 えっ? いきなり家ですか? 当たり前だ。 61 00:04:08,990 --> 00:04:11,990 結婚するのに 家もなくてどうするんだ。 62 00:04:11,990 --> 00:04:15,660 《そういえば パウロも結婚するにあたって➡ 63 00:04:15,660 --> 00:04:18,670 ブエナ村に 住むようになったんだったか》 64 00:04:18,670 --> 00:04:20,670 相手側が いいところのお嬢さんで➡ 65 00:04:20,670 --> 00:04:22,670 家を持っているってんなら ともかく➡ 66 00:04:22,670 --> 00:04:24,670 どっちも家なしだったら➡ 67 00:04:24,670 --> 00:04:27,680 男が用意するのが かい性ってもんだろ。 68 00:04:27,680 --> 00:04:30,350 《この世界では そういうものなのか》 69 00:04:30,350 --> 00:04:33,680 わかりました。 まずは家ですね。 70 00:04:33,680 --> 00:04:36,350 あした 町に出て 物件を見てきます。 71 00:04:36,350 --> 00:04:38,690 ルーデウス お前 結婚するのか? 72 00:04:38,690 --> 00:04:41,020 ええ。 まぁ。 73 00:04:41,020 --> 00:04:43,360 (クリフ)誰と? えっと…。 74 00:04:43,360 --> 00:04:48,030 病気を治してくれた人で。 なるほどな。 75 00:04:48,030 --> 00:04:50,700 もし相手がミリス教徒なら 言ってくれ。 76 00:04:50,700 --> 00:04:54,640 まだ略式しかできないが 祝詞はあげられる。 77 00:04:54,640 --> 00:04:56,640 はい。 78 00:05:01,310 --> 00:05:03,310 ふむ…。 79 00:05:03,310 --> 00:05:05,980 《物件を見るとは言ったものの➡ 80 00:05:05,980 --> 00:05:08,650 正直 どれぐらいの家を 買えばいいのか➡ 81 00:05:08,650 --> 00:05:10,650 俺には さっぱりわからない。 82 00:05:10,650 --> 00:05:12,990 シルフィは 王女の護衛だ。 83 00:05:12,990 --> 00:05:15,320 護衛抜きにしても 仲がいい。 84 00:05:15,320 --> 00:05:19,660 となると アリエル王女が 来訪する場合もあるのか。 85 00:05:19,660 --> 00:05:24,000 なら それなりの家じゃないと まずいよな?》 86 00:05:24,000 --> 00:05:28,340 シルフィと一緒に来たほうが よかったかもな。 87 00:05:28,340 --> 00:05:32,340 《いやいや ここで俺の かい性ぐらい 見せておかねば》 88 00:05:32,340 --> 00:05:38,010 広くて 部屋数が多くて しかも安いような物件は…。 89 00:05:38,010 --> 00:05:40,020 んっ? 90 00:05:49,020 --> 00:05:52,960 ふむ。 なかなかいい家ですな。 91 00:05:52,960 --> 00:05:56,970 (クリフ)いや 2人で暮らすには 大きすぎるぐらいじゃないか? 92 00:05:56,970 --> 00:06:00,640 (ルーデウス)訳ありなので 値段は そう高くないんですよ。 93 00:06:00,640 --> 00:06:03,640 呪われているって話だったか? 94 00:06:03,640 --> 00:06:07,310 なんでも 夜中になると どこからか音がして➡ 95 00:06:07,310 --> 00:06:10,650 翌日 家の者が 惨殺されていたそうです。 96 00:06:10,650 --> 00:06:13,650 (ザノバ)除霊などは しなかったのですか? 97 00:06:13,650 --> 00:06:15,650 (ルーデウス)冒険者ギルドは 犠牲者が出てから➡ 98 00:06:15,650 --> 00:06:18,320 受けてくれなくて 魔術ギルドのほうも➡ 99 00:06:18,320 --> 00:06:22,660 取り合ってくれないみたいですよ。 (クリフ)怠慢だな~。 100 00:06:22,660 --> 00:06:25,660 だから 2人を呼んだんですよ。 101 00:06:25,660 --> 00:06:31,070 さて ザノバさん クリフさん まいりましょうか。 102 00:06:38,670 --> 00:06:41,680 お前な いきなり壊すなよ。 103 00:06:41,680 --> 00:06:46,080 失礼。 扉がゆがんで 開かなくなっていました。 104 00:06:48,020 --> 00:06:52,960 ふ~む… 師匠 どうしますか? 105 00:06:52,960 --> 00:06:57,290 まずは1階の右手から すべての部屋を見て回ります。 106 00:06:57,290 --> 00:06:59,300 かしこまりました。 107 00:06:59,300 --> 00:07:01,960 な… なんか お前 本格的だな。 108 00:07:01,960 --> 00:07:05,300 一応 僕もA級冒険者ですからね。 109 00:07:05,300 --> 00:07:07,970 あっ ああ そうだったな。 110 00:07:07,970 --> 00:07:10,970 あ~ それで 僕は どうすればいい? 111 00:07:10,970 --> 00:07:13,640 敵を見つけたら 初級の神撃魔術で➡ 112 00:07:13,640 --> 00:07:17,980 攻撃してください。 りょ… 了解。 113 00:07:17,980 --> 00:07:50,010 ♬~ 114 00:07:51,950 --> 00:07:55,280 ふぅ… いませんね。 115 00:07:55,280 --> 00:07:58,290 それで 今日は ここに泊まるんだよな? 116 00:07:58,290 --> 00:08:00,960 はい。 よろしくお願いします。 117 00:08:00,960 --> 00:08:04,630 もうすぐ 日が落ちますな。 118 00:08:04,630 --> 00:08:08,300 《例のやつは 夜中に現れるという話だ。 119 00:08:08,300 --> 00:08:11,970 おそらく なんらかの魔物が すみ着いているのだろう。 120 00:08:11,970 --> 00:08:13,970 町なかにいる時点で➡ 121 00:08:13,970 --> 00:08:16,640 それほど強力な 魔物ではないと思うが➡ 122 00:08:16,640 --> 00:08:18,640 油断は禁物だ》 123 00:08:18,640 --> 00:08:20,980 ジュリが心配ですな。 124 00:08:20,980 --> 00:08:23,650 僕もリーゼが心配だ。 125 00:08:23,650 --> 00:08:27,320 《俺だって シルフィが心配だ》 126 00:08:27,320 --> 00:08:30,650 ザノバ。 なんでしょうか? 127 00:08:30,650 --> 00:08:35,660 俺 この件が片づいたら 結婚するんだ。 128 00:08:35,660 --> 00:08:39,330 んっ? はい。 さっさと終わらせて➡ 129 00:08:39,330 --> 00:08:42,660 この屋敷で 盛大に祝いたいものですな。 130 00:08:42,660 --> 00:08:46,340 そのお祝い ちゃんと 僕とリーゼも呼べよ。 131 00:08:46,340 --> 00:08:49,340 うっ… フフフ…。 132 00:08:49,340 --> 00:08:52,040 当たり前じゃないですか。 133 00:09:05,950 --> 00:09:07,960 ハァ…。 134 00:09:23,310 --> 00:09:25,970 (寝息) 135 00:09:25,970 --> 00:09:29,980 (足音) 136 00:09:36,650 --> 00:09:38,650 (物音) 137 00:09:40,660 --> 00:09:44,360 ルーデウス! 起きろ! 音がする! 138 00:09:52,330 --> 00:09:56,340 ザノバを起こしてください。 139 00:09:56,340 --> 00:09:58,640 んっ… あぁ? 140 00:10:02,010 --> 00:10:06,010 (物音) 141 00:10:15,360 --> 00:10:19,700 どうですか? 見える範囲には いませんね。 142 00:10:19,700 --> 00:10:21,700 索敵します。 143 00:10:21,700 --> 00:10:23,700 わ… わかった。 わかりました。 144 00:10:27,040 --> 00:10:31,040 上の階から順番に 隅から隅まで調べましょう。 145 00:10:31,040 --> 00:10:33,040 (クリフ)あっ ああ…。 146 00:10:40,720 --> 00:10:44,720 あとは地下室だけです。 ああ。 147 00:10:52,660 --> 00:10:57,070 (ルーデウス)そっちは どうですか? (ザノバ)何もいませんな。 148 00:10:59,000 --> 00:11:04,010 あっ… どうだった? 149 00:11:04,010 --> 00:11:07,010 (ルーデウス)とりあえず 荷物を置いた部屋へ戻り➡ 150 00:11:07,010 --> 00:11:09,010 襲撃に備えましょう。 151 00:11:09,010 --> 00:11:12,350 《音はした。 なら 敵は来る。 152 00:11:12,350 --> 00:11:14,680 あるいは こちらが寝静まるまで➡ 153 00:11:14,680 --> 00:11:17,390 様子を見ている 可能性もあるが…》 154 00:11:19,350 --> 00:11:21,690 (ルーデウス) まだ潜んでる可能性もある。 155 00:11:21,690 --> 00:11:24,090 十分 注意してください。 156 00:11:26,360 --> 00:11:29,700 大丈夫そうですな。 ふぅ…。 157 00:11:29,700 --> 00:11:33,370 《やはり寝込みを襲ってくると 見るべきか》 158 00:11:33,370 --> 00:11:35,370 んっ? 159 00:11:54,990 --> 00:11:56,990 あっ! 160 00:12:02,330 --> 00:12:05,030 うわ~! 161 00:12:09,000 --> 00:12:11,010 うわ~! 162 00:12:13,340 --> 00:12:15,340 はっ! 163 00:12:18,010 --> 00:12:20,020 師匠! 164 00:12:26,690 --> 00:12:28,690 ザノバ! 165 00:12:30,690 --> 00:12:32,690 余は神子です。 166 00:12:32,690 --> 00:12:35,360 これしきでは 傷一つ つきませんぞ。 167 00:12:35,360 --> 00:12:38,700 母なる大地に恵みを与えし 我らが神よ➡ 168 00:12:38,700 --> 00:12:42,040 理に背きし愚かなる者に 神罰を与えよ! 169 00:12:42,040 --> 00:12:44,040 エクソシストレート! 170 00:12:46,380 --> 00:12:48,710 これは…。 171 00:12:48,710 --> 00:12:52,310 ひっ!? き… 効かないじゃないか! 172 00:12:52,310 --> 00:12:54,320 俺がやる。 173 00:12:54,320 --> 00:12:56,320 ザノバ どけ! 174 00:12:56,320 --> 00:12:58,320 お待ちください 師匠! 175 00:12:58,320 --> 00:13:00,320 いいから どけ! 俺がやる! 176 00:13:00,320 --> 00:13:04,630 お待ちください 師匠! お願いします! 177 00:13:14,340 --> 00:13:16,670 ふぅ…。 178 00:13:16,670 --> 00:13:20,010 師匠 まずは部屋に。 179 00:13:20,010 --> 00:13:22,610 (ルーデウス)あっ ああ…。 180 00:13:26,350 --> 00:13:28,680 い… いや 逃げたわけじゃないぞ。 181 00:13:28,680 --> 00:13:31,350 あんな狭い廊下だと 邪魔になると思って。 182 00:13:31,350 --> 00:13:35,020 そうですね。 いい判断です。 だろ? 183 00:13:35,020 --> 00:13:39,030 《まぁ 俺も腰を抜かしたし 何も言うまい》 184 00:13:39,030 --> 00:13:41,360 ザノバ さっきは助かった。 185 00:13:41,360 --> 00:13:44,030 けどな お前だって どっかの魔王みたいに➡ 186 00:13:44,030 --> 00:13:46,370 不死身じゃないんだから。 すごいですよ 師匠。 187 00:13:46,370 --> 00:13:50,370 こ… これは… 人形? 188 00:13:50,370 --> 00:13:53,640 師匠! すばらしいですよ これは。 189 00:13:53,640 --> 00:13:57,310 ザノバ。 いくら お前が人形好きだからってな…。 190 00:13:57,310 --> 00:14:00,980 師匠! この人形は 動いていたんですよ! 191 00:14:00,980 --> 00:14:06,320 動く人形なんですよ! 動く人形…。 192 00:14:06,320 --> 00:14:12,660 《動く人形 自動人形 オートマタ メイドロボ はわわ》 193 00:14:12,660 --> 00:14:17,000 確かに すごいな。 師匠 ようやく気付かれましたか。 194 00:14:17,000 --> 00:14:19,000 さすがだな。 195 00:14:19,000 --> 00:14:21,340 ザノバの人形を見る目は すでに俺を超えている。 196 00:14:21,340 --> 00:14:25,670 フフッ 余は一目で これが人形だと気付きましたよ。 197 00:14:25,670 --> 00:14:28,010 《ここに動く人形がいる。 198 00:14:28,010 --> 00:14:33,350 ということは 仕組みさえわかれば 俺たちでも作れるかもしれない。 199 00:14:33,350 --> 00:14:35,350 こいつは木製のようだが➡ 200 00:14:35,350 --> 00:14:39,350 もしシリコン素材のようなフィギュアでも 動かせるのなら…。 201 00:14:39,350 --> 00:14:41,360 夢が広がる》 202 00:14:41,360 --> 00:14:45,030 ザノバ どうしましょう。 胸がドキドキしてきましたよ。 203 00:14:45,030 --> 00:14:49,030 師匠 余もです。 涙が出てきそうですよ。 204 00:14:49,030 --> 00:14:51,970 (クリフ)おい! お前ら いいかげんにしろ! 205 00:14:51,970 --> 00:14:54,970 そんなこと言ってる 場合じゃないだろうが。 206 00:14:54,970 --> 00:14:57,640 「そんなこと」とは なんだ~! 207 00:14:57,640 --> 00:14:59,640 人形が動いたのだぞ! 208 00:14:59,640 --> 00:15:02,310 なぜ その重大さが わからん! 209 00:15:02,310 --> 00:15:05,310 魔物には 動くよろいとかもいるんだぞ! 210 00:15:05,310 --> 00:15:07,980 ザノバ 手を離してください。 211 00:15:07,980 --> 00:15:09,990 むっ… しかし 師匠。 212 00:15:09,990 --> 00:15:12,650 クリフ先輩の言うことは もっともです。 213 00:15:12,650 --> 00:15:16,990 おそらく この人形が 悪霊の正体でしょう。 214 00:15:16,990 --> 00:15:20,660 一体とはかぎりません。 探して捕まえましょう。 215 00:15:20,660 --> 00:15:24,670 もしかすると 人形の設計図などが 見つかるかもしれませんしね。 216 00:15:24,670 --> 00:15:27,340 おおっ なるほど 確かに。 217 00:15:27,340 --> 00:15:31,010 (ルーデウス)この人形がどこにいたのか 徹底的に突き止めましょう。 218 00:15:31,010 --> 00:15:33,010 はぁ…。 219 00:15:36,340 --> 00:15:39,350 (ルーデウス) 壁を開閉した跡がありますね。 220 00:15:39,350 --> 00:15:42,020 おそらく この先に部屋があります。 221 00:15:42,020 --> 00:15:46,350 ザノバ ここを押してみてくれ。 承知しました。 222 00:15:46,350 --> 00:15:48,360 ふん…。 223 00:15:50,360 --> 00:15:54,360 おぉ…。 やっぱり隠し扉か。 224 00:16:01,300 --> 00:16:04,640 クリフ先輩 この台座が何か わかりますか? 225 00:16:04,640 --> 00:16:07,640 いや 初めて見るな。 226 00:16:12,980 --> 00:16:17,320 何か見つけたか? ええ。 これは…。 227 00:16:17,320 --> 00:16:20,660 (ザノバ)人形のことが 書いてあるように見えますな。 228 00:16:20,660 --> 00:16:24,330 (クリフ)図だけなら魔道具の魔法陣に 似てなくもないな。 229 00:16:24,330 --> 00:16:26,330 そうなんですか? 230 00:16:26,330 --> 00:16:29,330 ああ。 最近 魔道具について 調べているんだが➡ 231 00:16:29,330 --> 00:16:32,000 似たような魔法陣を 見たことがある。 232 00:16:32,000 --> 00:16:34,000 なるほど。 233 00:16:34,000 --> 00:16:38,010 《この部屋のあるじは あの人形を研究していたのだろう。 234 00:16:38,010 --> 00:16:41,680 人形には ガードマン的な役割を 担わせていたのだと思う。 235 00:16:41,680 --> 00:16:47,020 惨殺された人物は運悪く 侵入者と認識されたということか。 236 00:16:47,020 --> 00:16:49,680 研究成果が 残っているということは➡ 237 00:16:49,680 --> 00:16:54,290 部屋のあるじは 事故で死んだ可能性が高い》 238 00:16:54,290 --> 00:16:57,960 なんにせよ 人形は あの一体だけだったようです。 239 00:16:57,960 --> 00:16:59,960 はい。 うん。 240 00:16:59,960 --> 00:17:02,960 《これにて 一件落着というわけだ》 241 00:17:06,970 --> 00:17:08,970 クリフ先輩。 ザノバ。 242 00:17:08,970 --> 00:17:11,640 今回は手伝ってもらって ありがとうございます。 243 00:17:11,640 --> 00:17:14,640 気にするなよ。 僕とお前の仲だろ。 244 00:17:14,640 --> 00:17:17,980 それより 地下室にあったものは どうする? 245 00:17:17,980 --> 00:17:20,980 ひとまず 空いている研究室を借りて➡ 246 00:17:20,980 --> 00:17:23,990 そこで研究しましょうか。 247 00:17:23,990 --> 00:17:26,990 師匠。 なんですか? 248 00:17:26,990 --> 00:17:32,330 この動く人形の研究 余に 一任してもらえないでしょうか? 249 00:17:32,330 --> 00:17:35,000 どうしたんだよ 急に。 250 00:17:35,000 --> 00:17:39,330 余は魔力総量も少なく 手先も不器用です。 251 00:17:39,330 --> 00:17:43,000 ジュリのためにと作り始めた 赤竜の人形も➡ 252 00:17:43,000 --> 00:17:48,680 師匠の足を引っ張るばかりで 遅々として作業が進みません。 253 00:17:48,680 --> 00:17:52,950 手記の解析には少々 時間がかかるやもしれません。 254 00:17:52,950 --> 00:17:59,290 すべてを師匠が行われたほうが 研究は早く進むやもしれません。 255 00:17:59,290 --> 00:18:03,290 研究中に人形が また暴れたら どうするんだ? 256 00:18:03,290 --> 00:18:06,630 多少 暴れられても 余なら問題ない。 257 00:18:06,630 --> 00:18:09,030 それは そうだろうが…。 258 00:18:10,970 --> 00:18:12,970 お願いします 師匠。 259 00:18:12,970 --> 00:18:17,640 師匠の計画が成就したとき 余は金を出しただけだった➡ 260 00:18:17,640 --> 00:18:21,640 という結果に 終わりたくはないのです。 261 00:18:21,640 --> 00:18:26,050 どうか! この研究を余にお任せください! 262 00:18:27,980 --> 00:18:32,650 わかった。 ザノバ お前に任せるよ。 263 00:18:32,650 --> 00:18:34,660 本当ですか! 264 00:18:34,660 --> 00:18:37,660 でも 隠れて 研究されていたくらいだから➡ 265 00:18:37,660 --> 00:18:40,660 気をつけてな? ありがとうございます! 266 00:18:40,660 --> 00:18:43,000 管理だけは しっかりしてくれよ。 267 00:18:43,000 --> 00:18:48,000 大学で お化け騒ぎとか 僕は嫌だからな。 268 00:18:48,000 --> 00:18:53,310 《思わぬ収穫もあったが これで 夢のマイホームだ》 269 00:18:57,610 --> 00:19:02,280 ルディが見せたいものって何かな~。 すごい楽しみだよ~。 270 00:19:02,280 --> 00:19:04,620 棒読みだな シルフィ。 271 00:19:04,620 --> 00:19:07,960 もしかして 君 こっそり情報収集とかして➡ 272 00:19:07,960 --> 00:19:10,290 事前に知ってるのではないかね? 273 00:19:10,290 --> 00:19:12,630 フッ フフフ…。 274 00:19:12,630 --> 00:19:17,330 え~ なんのこと? 僕 全然わからないよ。 275 00:19:24,310 --> 00:19:26,310 わぁ…。 276 00:19:26,310 --> 00:19:39,650 ♬~ 277 00:19:39,650 --> 00:19:43,990 屋根の色は シルフィの昔の髪の色に 近いものにしたんだ。 278 00:19:43,990 --> 00:19:49,000 シルフィは嫌かもしれないけど 俺は結構 好きだったからさ。 279 00:19:49,000 --> 00:19:54,000 えっ? あぁ そうだね。 はぁ…。 280 00:19:56,340 --> 00:20:00,040 ささ どうぞ 中のほうも見てください。 281 00:20:02,010 --> 00:20:35,040 ♬~ 282 00:20:35,040 --> 00:20:38,710 とりあえず 2階で用意したのは この部屋だけです。 283 00:20:38,710 --> 00:20:40,720 すごい。 284 00:20:42,720 --> 00:20:45,050 なんで こんなに大きなベッドを? 285 00:20:45,050 --> 00:20:47,390 そりゃ もちろん…。 286 00:20:47,390 --> 00:20:50,990 シルフィをおいしく食べるためさ~! 287 00:20:50,990 --> 00:20:54,660 あっ そっか。 そうだよね…。 288 00:20:54,660 --> 00:20:57,070 アハハ。 エヘヘ。 289 00:21:03,000 --> 00:21:05,670 シルフィ。 はっ はい。 290 00:21:05,670 --> 00:21:07,680 結婚するとは言ったが➡ 291 00:21:07,680 --> 00:21:11,010 正直 どうすればいいのか 俺は わからない。 292 00:21:11,010 --> 00:21:14,680 こうして家を買ってはみたが これからのことだって➡ 293 00:21:14,680 --> 00:21:17,350 話し合わなければ ならないことばかりだ。 294 00:21:17,350 --> 00:21:22,020 えっと… ルディが望むんだったら 何人でも。 295 00:21:22,020 --> 00:21:24,690 おっ おう…。 (せきばらい) 296 00:21:24,690 --> 00:21:27,360 それは 俺も望むところだが…。 297 00:21:27,360 --> 00:21:30,370 アリエル王女の護衛は どうするんだ? 298 00:21:30,370 --> 00:21:34,040 僕らは まだ あと2年は この国にいるし➡ 299 00:21:34,040 --> 00:21:38,370 卒業したあとも すぐ アスラ王国に 戻るわけじゃないんだ。 300 00:21:38,370 --> 00:21:41,710 だから えっと…。 301 00:21:41,710 --> 00:21:47,380 ごめん。 よく考えたら ルディに失礼な話だよね。 302 00:21:47,380 --> 00:21:50,050 こんな立派な おうちも用意してくれたのに➡ 303 00:21:50,050 --> 00:21:52,320 あまり居つけないだろうし。 304 00:21:52,320 --> 00:21:57,330 《シルフィは 俺に 大切なものを 取り戻させてくれた。 305 00:21:57,330 --> 00:21:59,660 自分の体を使って。 306 00:21:59,660 --> 00:22:03,330 しかも シルフィは初めてで 俺は乱暴だった。 307 00:22:03,330 --> 00:22:07,670 さぞ 怖かっただろう。 というのに➡ 308 00:22:07,670 --> 00:22:10,000 そうした そぶりは まったく見せず➡ 309 00:22:10,000 --> 00:22:13,340 朝 起きたら 俺を見て ほほ笑んでくれた。 310 00:22:13,340 --> 00:22:16,680 そのおかげで 俺は 力を取り戻すことができたのだ。 311 00:22:16,680 --> 00:22:20,350 シルフィがダメというなら 誰がいいというのだ》 312 00:22:20,350 --> 00:22:25,350 僕に妻になる 資格なんて…。 313 00:22:25,350 --> 00:22:27,360 シルフィは 俺のものだ! 314 00:22:27,360 --> 00:22:29,360 ふえ!? あっ はい。 315 00:22:29,360 --> 00:22:31,360 ルディのです。 316 00:22:39,370 --> 00:22:42,670 なので 結婚してください。 317 00:22:48,710 --> 00:22:50,710 はい。 318 00:22:52,980 --> 00:22:56,990 シルフィは シルフィのやりたいように やればいいんだ。 319 00:22:56,990 --> 00:22:59,320 それで お互い 言いたいことがあったら➡ 320 00:22:59,320 --> 00:23:01,320 きちんと話し合っていこう。 321 00:23:01,320 --> 00:23:03,320 うん。 そうだね。 322 00:23:03,320 --> 00:23:07,630 さしあたって 何か俺に 言っておくべきことはあるかい? 323 00:23:11,000 --> 00:23:14,600 突然 いなくなったりしないでね。 324 00:23:16,670 --> 00:23:19,670 ああ。 わかった。 325 00:23:19,670 --> 00:23:23,340 突然いなくなったり しない。 約束だ。 326 00:23:23,340 --> 00:23:25,650 うん。 約束。 327 00:23:30,690 --> 00:23:33,090 (2人)フフフ。