1 00:00:03,000 --> 00:00:20,350 ♬~ 2 00:00:20,350 --> 00:00:24,020 (ロキシー)ハァ ハァ…。 3 00:00:24,020 --> 00:00:26,020 ハァ ハァ ハァ。 4 00:00:28,020 --> 00:00:31,630 ハァ ハァ… あっ。 5 00:00:40,030 --> 00:00:43,040 《何度 繰り返しただろうか。 6 00:00:43,040 --> 00:00:47,040 目の前の魔法陣で たどりつく先は いつも違うのに➡ 7 00:00:47,040 --> 00:00:50,140 最終的に ここに戻ってきてしまう》 8 00:00:53,380 --> 00:00:56,680 《予感がある。 きっと次はない》 9 00:00:58,720 --> 00:01:01,320 《私は まだ何もしていない。 10 00:01:01,320 --> 00:01:05,490 夢だってある。 私は教師になりたい。 11 00:01:05,490 --> 00:01:08,000 そして お父さんと お母さんみたいに➡ 12 00:01:08,000 --> 00:01:10,600 人並みの幸せを感じてみたい》 13 00:01:12,670 --> 00:01:14,670 ハハ…。 14 00:01:14,670 --> 00:01:16,670 《私は死ぬ。 15 00:01:16,670 --> 00:01:20,370 夢がかなうことなく 惨めに死ぬだろう》 16 00:01:29,180 --> 00:01:31,690 死にたくない。 17 00:01:45,530 --> 00:01:49,040 (ルーデウス)ああ よかった。 18 00:01:49,040 --> 00:01:51,540 フッ。 19 00:02:06,320 --> 00:02:08,820 えっ? えっ? 20 00:02:08,820 --> 00:02:12,990 スー ハー スー ハー。 21 00:02:12,990 --> 00:02:15,330 あっ…。 22 00:02:15,330 --> 00:02:17,330 あ… あれ? 23 00:02:17,330 --> 00:02:19,830 すみません ちょっと臭いので。 24 00:02:19,830 --> 00:02:22,000 く… 臭いですか? 25 00:02:22,000 --> 00:02:24,340 違います! 私がですよ。 26 00:02:24,340 --> 00:02:27,170 1か月も こんな所にいたので。 27 00:02:27,170 --> 00:02:31,010 俺は気にしませんよ。 私が気にするんです。 28 00:02:31,010 --> 00:02:34,350 いえ そうではなく…。 29 00:02:34,350 --> 00:02:37,690 助けていただいて ありがとうございます。 30 00:02:37,690 --> 00:02:40,020 当然のことをしたまでです。 31 00:02:40,020 --> 00:02:42,020 (せきばらい) 32 00:02:42,020 --> 00:02:46,190 はじめまして 私の名前は ロキシー・ミグルディアと申します。 33 00:02:46,190 --> 00:02:49,700 できれば お名前を 聞かせていただけないでしょうか。 34 00:02:49,700 --> 00:02:52,030 はじめまして? 35 00:02:52,030 --> 00:02:55,370 えっ? あっ どこかで お会いしましたか? 36 00:02:55,370 --> 00:02:58,070 その… 覚えていなくて。 37 00:03:00,040 --> 00:03:03,480 覚えて… いない? 38 00:03:03,480 --> 00:03:08,650 覚えて… おぼ… おぼぼ…。 39 00:03:08,650 --> 00:03:11,050 (吐く音) 40 00:04:54,970 --> 00:04:59,810 《久しぶりに会ったロキシーは あまり変わっていなかった。 41 00:04:59,810 --> 00:05:04,310 ただ かなり衰弱していたため 一度 街に帰ることにした》 42 00:05:04,310 --> 00:05:08,320 すみません タルハンドさん。 ご迷惑をおかけします。 43 00:05:08,320 --> 00:05:10,490 (タルハンド)いいんじゃよ ロキシー。 44 00:05:10,490 --> 00:05:13,990 たまには わしも お前を助けんとのぉ。 45 00:05:13,990 --> 00:05:15,990 臭くはないですか? 46 00:05:15,990 --> 00:05:19,660 ルディが吐くほどなので 相当かと思いますが…。 47 00:05:19,660 --> 00:05:23,670 それは ロキシー師匠に会えたことへの うれしさと➡ 48 00:05:23,670 --> 00:05:26,840 忘れられた悲しみに挟まれて…。 49 00:05:26,840 --> 00:05:29,510 忘れてたわけじゃないんですよ。 50 00:05:29,510 --> 00:05:32,680 ただ 昔のかわいいルディと 今のルディが➡ 51 00:05:32,680 --> 00:05:35,080 結び付かなかっただけです。 52 00:05:37,010 --> 00:05:39,010 わぁ…。 53 00:05:42,020 --> 00:05:44,850 《いきなり吐いたのは 失礼だったな。 54 00:05:44,850 --> 00:05:47,360 でも本当にショックだったのだ。 55 00:05:47,360 --> 00:05:51,460 そういえば シルフィも俺に 「はじめまして」と言われて➡ 56 00:05:51,460 --> 00:05:53,630 ショックを受けたと言ってたな。 57 00:05:53,630 --> 00:05:56,800 帰ったら ちゃんと謝ろう。 58 00:05:56,800 --> 00:06:00,140 ロキシーの帰還に皆 歓喜した。 59 00:06:00,140 --> 00:06:04,470 原因はどうあれ うれしいことは うれしいのだ。 60 00:06:04,470 --> 00:06:07,810 ロキシーには 体力の回復を待つために➡ 61 00:06:07,810 --> 00:06:11,110 数日の間 安静にしてもらった》 62 00:06:15,650 --> 00:06:18,550 《早く よくなるといいな》 63 00:06:24,330 --> 00:06:27,830 おはようございます。 ロキシー師匠! 64 00:06:27,830 --> 00:06:32,170 皆さん この度は お手数をおかけしました。 65 00:06:32,170 --> 00:06:34,340 (エリナリーゼ) 気にしないでくださいまし。 66 00:06:34,340 --> 00:06:36,670 (パウロ)まっ 礼なら ルディに言ってくれ。 67 00:06:36,670 --> 00:06:38,670 こいつが突然➡ 68 00:06:38,670 --> 00:06:42,850 「父さん 神の気配がします」って 壁をぶち抜いて走りださなきゃ➡ 69 00:06:42,850 --> 00:06:45,010 見つけられなかっただろうからな。 70 00:06:45,010 --> 00:06:49,850 えっと ルーデウスさん その… ありがとうございました。 71 00:06:49,850 --> 00:06:53,290 気にしないでください。 当然のことですから。 72 00:06:53,290 --> 00:06:56,630 それより 前みたいに ルディって呼んでください。 73 00:06:56,630 --> 00:07:00,800 そ… そんな呼び方をして なれなれしくはありませんか? 74 00:07:00,800 --> 00:07:02,800 そんな。 75 00:07:02,800 --> 00:07:05,470 師匠に 「ルーデウスさん」なんて 呼ばせるぐらいなら➡ 76 00:07:05,470 --> 00:07:07,970 父さんにも 「ルーデウスさん」と呼ばせますよ。 77 00:07:07,970 --> 00:07:10,140 おい こら なんだそりゃ。 78 00:07:10,140 --> 00:07:13,310 以前のように 親しみを込めて呼んでください。 79 00:07:13,310 --> 00:07:18,610 何年たっても ロキシー・ミグルディアは 俺の尊敬する師匠なんですから。 80 00:07:20,650 --> 00:07:23,320 はい。 そうですね ルディ。 81 00:07:23,320 --> 00:07:25,320 はい 師匠。 82 00:07:25,320 --> 00:07:28,160 身長 大きくなりましたね。 83 00:07:28,160 --> 00:07:31,830 人族ですからね。 師匠は お変わりないようで。 84 00:07:31,830 --> 00:07:33,830 ちっちゃいままです。 85 00:07:33,830 --> 00:07:36,330 言うほど ちっちゃくはないと 思いますけどね。 86 00:07:36,330 --> 00:07:38,330 そうですか? 87 00:07:43,010 --> 00:07:45,510 (ギース)ロキシーの体調を見ながらだが➡ 88 00:07:45,510 --> 00:07:48,840 次に探索をするのは 3日後にしようと思う。 89 00:07:48,840 --> 00:07:50,850 早すぎやしないか? 90 00:07:50,850 --> 00:07:54,280 ロキシーは早いうちに 迷宮に入り直したほうがいい。 91 00:07:54,280 --> 00:07:58,950 ん? ああ そうか。 なるほど。 確かに そうだな。 92 00:07:58,950 --> 00:08:03,130 師匠には もうしばしの休養が 必要なのでは? 93 00:08:03,130 --> 00:08:05,630 先輩は知らねえかもしれないが➡ 94 00:08:05,630 --> 00:08:07,630 迷宮で 死にそうな目に遭ったときに➡ 95 00:08:07,630 --> 00:08:10,970 すぐに入り直さねえと 二度と迷宮に入れない➡ 96 00:08:10,970 --> 00:08:12,970 呪いが かかっちまうのよ。 97 00:08:12,970 --> 00:08:14,970 《呪いか。 98 00:08:14,970 --> 00:08:17,970 おそらく この世界の トラウマみたいなものだろうな》 99 00:08:17,970 --> 00:08:21,980 とりあえず 次は第三階層の攻略を進める。 100 00:08:21,980 --> 00:08:24,310 展開しだいだが 最低でも➡ 101 00:08:24,310 --> 00:08:27,320 第四階層への魔法陣を 見つけるまでは潜ろう。 102 00:08:27,320 --> 00:08:29,320 (ルーデウス/ロキシー)はい。 (エリナリーゼ)ええ。 103 00:08:29,320 --> 00:08:31,650 (パウロ)ロキシーは これを読んでおいてくれ。 104 00:08:31,650 --> 00:08:34,660 ルディが持ってきた転移迷宮の本だ。 105 00:08:34,660 --> 00:08:38,830 へ~ こんなものが…。 わかりました。 106 00:08:38,830 --> 00:08:41,330 あした辺り 熟読しておきましょう。 107 00:08:41,330 --> 00:08:46,140 よし じゃあ 全員 3日後に備えて解散。 108 00:08:53,940 --> 00:09:04,450 ♬~ 109 00:09:04,450 --> 00:09:07,460 あの ルディ。 なんですか? 師匠。 110 00:09:07,460 --> 00:09:10,960 目の前をうろうろされると 気が散ります。 111 00:09:10,960 --> 00:09:14,630 あ… すみませんでした。 112 00:09:14,630 --> 00:09:18,300 暇なら この本で いくつか わからない点があるので➡ 113 00:09:18,300 --> 00:09:21,800 教えてく…。 なんでも聞いてください! 114 00:09:21,800 --> 00:09:23,970 この部分なのですが。 115 00:09:23,970 --> 00:09:27,810 それなら詳細が こちらのページに書かれていますよ。 116 00:09:27,810 --> 00:09:32,150 《ああ それにしても ロキシーは本当に小さいな。 117 00:09:32,150 --> 00:09:36,490 膝の上に乗せれば すっぽりと包めてしまいそうだ。 118 00:09:36,490 --> 00:09:39,150 乗せたら怒られるんだろうな…》 119 00:09:39,150 --> 00:09:42,490 モンスターは… どうしました? 師匠。 120 00:09:42,490 --> 00:09:45,160 いえ なんでもないです。 121 00:09:45,160 --> 00:09:48,500 《いつの間にか背丈も ずいぶん超してしまったからな。 122 00:09:48,500 --> 00:09:50,830 悔しいのかもしれない。 123 00:09:50,830 --> 00:09:54,040 背が低いこと 気にしてるみたいだし》 124 00:10:00,010 --> 00:10:03,010 アイシクルフィールド! 125 00:10:03,010 --> 00:10:05,010 はあっ! 126 00:10:13,360 --> 00:10:15,690 終わりだな。 127 00:10:15,690 --> 00:10:17,690 フゥ…。 128 00:10:22,870 --> 00:10:25,030 そろそろ魔力切れです。 129 00:10:25,030 --> 00:10:27,040 休憩をお願いします。 130 00:10:27,040 --> 00:10:29,040 おう。 131 00:10:29,040 --> 00:10:32,040 さぁて そろそろ 第四階層への魔法陣が➡ 132 00:10:32,040 --> 00:10:34,040 見つかってほしいもんだな。 133 00:10:34,040 --> 00:10:36,380 ペースアップしたいところですね。 134 00:10:36,380 --> 00:10:40,050 だからって また 壁をぶち抜かないでくれよな。 135 00:10:40,050 --> 00:10:42,050 崩落しちまうし。 136 00:10:42,050 --> 00:10:44,050 (ルーデウス)わかってますよ。 137 00:10:44,050 --> 00:10:46,220 ルディ。 はい。 138 00:10:46,220 --> 00:10:48,890 ちょっと背中を 貸してもらっていいですか? 139 00:10:48,890 --> 00:10:50,890 どうぞ。 140 00:10:54,000 --> 00:10:56,000 (ロキシー)それにしても➡ 141 00:10:56,000 --> 00:10:59,840 ルディと迷宮に潜ることになるとは 思ってもみませんでした。 142 00:10:59,840 --> 00:11:01,840 (ルーデウス)そうですね。 143 00:11:06,010 --> 00:11:08,510 ルディ。 なんですか? 144 00:11:08,510 --> 00:11:11,680 ゼニスさんを助け出して 余裕ができたら➡ 145 00:11:11,680 --> 00:11:16,180 2人で迷宮に潜りませんか? 2人で… ですか? 146 00:11:16,180 --> 00:11:20,690 はい。 本来 迷宮探索は おもしろいものです。 147 00:11:20,690 --> 00:11:25,190 もっと簡単な迷宮に 2人で潜ってみませんか? 148 00:11:25,190 --> 00:11:29,360 いいですね。 帰ったら2人で潜りましょうか。 149 00:11:29,360 --> 00:11:34,370 約束ですよ。 ええ 約束です。 150 00:11:34,370 --> 00:11:37,210 あ… 眠気がきました。 151 00:11:37,210 --> 00:11:39,370 ちょっと… 寝ます。 152 00:11:39,370 --> 00:11:42,380 はい おやすみなさい。 153 00:11:42,380 --> 00:11:44,880 《勢いで返事をしてしまったが➡ 154 00:11:44,880 --> 00:11:47,220 子育てとかも しないといけない俺に➡ 155 00:11:47,220 --> 00:11:49,890 そんな時間はあるのだろうか? 156 00:11:49,890 --> 00:11:53,090 まぁ 余裕ができたらでいいか》 157 00:12:00,330 --> 00:12:02,830 ギース どうする? 158 00:12:02,830 --> 00:12:05,170 まだ少し余裕があるな。 159 00:12:05,170 --> 00:12:09,000 よし じゃあ 第四階層の雰囲気を 確かめてから➡ 160 00:12:09,000 --> 00:12:11,840 いったん戻るぞ。 161 00:12:11,840 --> 00:12:15,180 《仕事してるときのパウロは かっこいいな》 162 00:12:15,180 --> 00:12:18,080 (パウロ)ルディ! 敵だ! 163 00:12:20,020 --> 00:12:23,520 ストーンキャノンで先制します。 ルディ! いけません! 164 00:12:23,520 --> 00:12:27,360 アーマードウォリアーは 水神流の技を使うと聞いています。 165 00:12:27,360 --> 00:12:30,360 うかつに魔術を放てば カウンターが飛んできます。 166 00:12:30,360 --> 00:12:34,360 では どうすれば? 足を止めて援護に徹しましょう。 167 00:12:34,360 --> 00:12:37,530 了解! 父さん 泥沼を使います。 168 00:12:37,530 --> 00:12:40,870 足元に気をつけてください。 おう! 169 00:12:40,870 --> 00:12:48,040 ♬~ 170 00:12:48,040 --> 00:12:50,710 パウロ わたくしが左をやりますわ。 171 00:12:50,710 --> 00:12:53,650 わかった。 お前は いつも左だよな。 172 00:12:53,650 --> 00:12:57,350 壁側に剣があると やりにくいんですのよ。 173 00:12:59,820 --> 00:13:01,820 ワガママかよ。 174 00:13:04,490 --> 00:13:08,500 ルディ エリナリーゼさんを援護しましょう。 了解! 175 00:13:08,500 --> 00:13:12,000 勇壮なる氷剣にて 彼の者に断罪を! 176 00:13:12,000 --> 00:13:15,500 アイシクルエッジ! ストーンキャノン! 177 00:13:21,680 --> 00:13:25,680 さすがにA級ともなると すぐには倒せねえな。 178 00:13:25,680 --> 00:13:29,180 父さん もしかして 前より強くなりました? 179 00:13:29,180 --> 00:13:32,190 ん? いや そんなことはない。 180 00:13:32,190 --> 00:13:34,360 昔より弱いぐらいだ。 181 00:13:34,360 --> 00:13:37,560 さぁ 油断しないで行くぞ。 182 00:13:42,360 --> 00:13:44,370 ん? ん? 183 00:13:44,370 --> 00:13:48,070 ヘヘヘ…。 ウフフ。 184 00:13:50,370 --> 00:13:55,310 《迷宮攻略は 街と洞窟を 行ったり来たりしなきゃならない。 185 00:13:55,310 --> 00:13:58,150 でも… こんなに のんびりしていて➡ 186 00:13:58,150 --> 00:14:01,150 ゼニスは大丈夫なのだろうか?》 187 00:14:04,650 --> 00:14:07,490 《いや 焦って 二次遭難に遭うのは➡ 188 00:14:07,490 --> 00:14:10,990 避けなければならない。 慎重にだ》 189 00:14:17,000 --> 00:14:21,670 《さすが迷宮都市ラパン。 なんでも売っているな》 190 00:14:21,670 --> 00:14:23,670 スクロールを1枚作れば➡ 191 00:14:23,670 --> 00:14:26,010 あとは シェラさんが 書いてくれるはずですよ。 192 00:14:26,010 --> 00:14:28,310 それは頼もしいですね。 193 00:14:30,850 --> 00:14:33,010 アーマードウォリアー相手なら➡ 194 00:14:33,010 --> 00:14:35,520 地面に油でも まけばいいんじゃないですか? 195 00:14:35,520 --> 00:14:39,190 それでは パウロさんが転んでしまいますよ。 196 00:14:39,190 --> 00:14:42,690 あっ ルディ タルフロの根も もらいましょう。 197 00:14:42,690 --> 00:14:44,690 はい。 198 00:14:54,140 --> 00:14:58,640 おぉ…。 エリナリーゼさん用に よさそうですね。 199 00:14:58,640 --> 00:15:00,980 で お値段は…。 200 00:15:00,980 --> 00:15:02,980 (2人)高っ! 201 00:15:04,980 --> 00:15:08,150 同じ時期に師匠が ウェンポートにいたんですか? 202 00:15:08,150 --> 00:15:12,150 ええ。 ただ ルディと すれ違ったと気付いたのは➡ 203 00:15:12,150 --> 00:15:14,160 だいぶあとでしたけどね。 204 00:15:14,160 --> 00:15:17,330 家族のために 師匠が捜索に動いてくれて➡ 205 00:15:17,330 --> 00:15:20,000 うれしいです。 206 00:15:20,000 --> 00:15:24,170 パウロさんたちには とてもお世話になりましたから。 207 00:15:24,170 --> 00:15:27,340 魔法大学で 師匠とケンカ別れしたあと➡ 208 00:15:27,340 --> 00:15:33,680 仕事も 行く当てもなかった私を 快く受け入れてくれました。 209 00:15:33,680 --> 00:15:37,510 それに当時の私は ナメられないようにと➡ 210 00:15:37,510 --> 00:15:40,520 大げさに実力を吹聴していました。 211 00:15:40,520 --> 00:15:44,520 師匠は当時から偉大でしたよ。 いいえ。 212 00:15:44,520 --> 00:15:49,190 ルディのおかげで 私は 身の丈を思い知ったんです。 213 00:15:49,190 --> 00:15:52,790 えっ? 何せ 一つ教えると 工夫して➡ 214 00:15:52,790 --> 00:15:55,960 10にも20にもするような 弟子でしたからね。 215 00:15:55,960 --> 00:15:58,570 師匠の教えの たまものです。 216 00:16:00,640 --> 00:16:04,810 おかげで魔術を勉強し直して 水王級になり➡ 217 00:16:04,810 --> 00:16:10,010 性格も少し大人になったと 仲間に褒められたりもしました。 218 00:16:13,320 --> 00:16:19,490 ですから ブエナ村での2年間は 私にとって大切な思い出です。 219 00:16:19,490 --> 00:16:21,660 はい。 220 00:16:21,660 --> 00:16:25,660 ゼニスさん 救い出しましょうね。 221 00:16:25,660 --> 00:16:27,660 はい。 222 00:16:30,000 --> 00:16:32,000 フッ! 223 00:16:37,010 --> 00:16:40,510 この部屋で 第四階層の魔法陣は最後だ。 224 00:16:42,510 --> 00:16:45,850 《第四階層は あっさりと突破できたが➡ 225 00:16:45,850 --> 00:16:48,650 ゼニスの姿は やはり ない…》 226 00:16:58,460 --> 00:17:02,300 本のとおりだ。 タルフロの根は使えるぜ。 227 00:17:02,300 --> 00:17:05,300 よし じゃあ 戻らず このまま行くぞ。 228 00:17:05,300 --> 00:17:07,300 了解! 229 00:17:13,480 --> 00:17:15,640 ガーディアン前ですわね。 230 00:17:15,640 --> 00:17:17,650 この雰囲気は そうだな。 231 00:17:17,650 --> 00:17:20,850 気を引き締めないと いけませんね。 232 00:17:25,490 --> 00:17:29,990 この本の主は これ以上 攻略できてないみたいだな。 233 00:17:29,990 --> 00:17:33,160 手伝います。 おう 助かる。 234 00:17:33,160 --> 00:17:35,330 《今まで何度も踏んできた➡ 235 00:17:35,330 --> 00:17:38,670 双方向の魔法陣と 酷似しているが➡ 236 00:17:38,670 --> 00:17:42,500 本によると ランダム転移するらしいんだよな》 237 00:17:42,500 --> 00:17:44,670 ルディ わかるんですか? 238 00:17:44,670 --> 00:17:46,840 いえ さっぱり。 239 00:17:46,840 --> 00:17:50,010 ナナホシなら わかったかもしれませんが。 240 00:17:50,010 --> 00:17:52,950 もしかして ルディの恋人ですか? 241 00:17:52,950 --> 00:17:56,250 ナナホシが? まさか。 242 00:17:59,960 --> 00:18:03,960 (パウロ)どうだ? 何かわかったか? (ギース)いいや ダメだ。 243 00:18:03,960 --> 00:18:06,630 (ルーデウス) 本に書いてあることが事実なら➡ 244 00:18:06,630 --> 00:18:09,460 1つは罠なので 残り2つのどちらかが➡ 245 00:18:09,460 --> 00:18:11,800 正解ということにはなりますが…。 246 00:18:11,800 --> 00:18:15,470 チッ 2択かよ。 2択ですのね。 247 00:18:15,470 --> 00:18:18,140 2択か まったく。 248 00:18:18,140 --> 00:18:21,640 何かあるんですか? ジンクスだよ。 249 00:18:21,640 --> 00:18:26,980 2択は ギレーヌに選ばせなきゃ 失敗するってな。 250 00:18:26,980 --> 00:18:29,820 結論を出すのは 待ってもらえませんか。 251 00:18:29,820 --> 00:18:32,150 もう少し調べてみたいんです。 252 00:18:32,150 --> 00:18:35,160 よし ルディ 任せたぜ。 253 00:18:37,160 --> 00:18:40,500 《そうだ 何か引っ掛かるのだ。 254 00:18:40,500 --> 00:18:45,800 この部屋の雰囲気を見れば 特別な場所なのは確かなんだが》 255 00:18:55,110 --> 00:18:57,450 難儀してるな。 256 00:18:57,450 --> 00:18:59,950 ええ。 もしかすると➡ 257 00:18:59,950 --> 00:19:04,620 ここは この階層の終点ではない という考えが浮かびました。 258 00:19:04,620 --> 00:19:06,960 実は 別のルートがあるとか…。 259 00:19:06,960 --> 00:19:09,290 (パウロ)そりゃねえな。 えっ? 260 00:19:09,290 --> 00:19:11,630 終点は ここで間違いねえよ。 261 00:19:11,630 --> 00:19:15,300 根拠は? ない。 262 00:19:15,300 --> 00:19:17,470 まっ 焦ることはない。 263 00:19:17,470 --> 00:19:21,470 一人で答えを出そうとするなよ。 はい。 264 00:19:21,470 --> 00:19:24,310 あ~ それとな ルディ。 265 00:19:24,310 --> 00:19:26,810 ひと言 言いたいことがあったんだが。 266 00:19:26,810 --> 00:19:29,980 なんですか? 267 00:19:29,980 --> 00:19:32,810 (パウロ)あ~ いや これは 今は いいか。 268 00:19:32,810 --> 00:19:36,320 宿に戻ったらにしよう。 (ルーデウス)なんですか。 269 00:19:36,320 --> 00:19:39,320 そういうの 死亡フラグっていうんですよ。 270 00:19:39,320 --> 00:19:41,320 なんだそりゃ。 271 00:19:41,320 --> 00:19:44,160 今 言うと パーティーの士気にかかわるんだよ。 272 00:19:44,160 --> 00:19:46,330 説教の類いですか? 273 00:19:46,330 --> 00:19:50,170 まぁな。 似たようなもんだ。 274 00:19:50,170 --> 00:19:52,170 いいか ルディ。 275 00:19:52,170 --> 00:19:55,340 俺は今 ふた振りの剣を使っている。 276 00:19:55,340 --> 00:19:58,170 以前は ひと振りで十分だったが➡ 277 00:19:58,170 --> 00:20:01,340 今は この ふた振りがないと しっくりこない。 278 00:20:01,340 --> 00:20:06,010 どちらも愛着があるし役割が違う。 279 00:20:06,010 --> 00:20:09,020 まっ いずれ わかるさ。 280 00:20:15,360 --> 00:20:18,360 《この部屋… どこかで見た。 281 00:20:18,360 --> 00:20:20,360 つい最近だ》 282 00:20:23,030 --> 00:20:26,530 《そして 何かが足りない》 283 00:20:30,040 --> 00:20:32,040 あっ…。 284 00:20:32,040 --> 00:20:35,710 《そうだ。 ここは 転移魔法陣の遺跡に似ている》 285 00:20:35,710 --> 00:20:39,710 ギースさん! んあ? なんだ? 286 00:20:39,710 --> 00:20:43,050 この辺りに 隠し階段がないか 探してみてください。 287 00:20:43,050 --> 00:20:47,660 はぁ? いや… ありうるのか。 288 00:20:58,170 --> 00:21:00,170 (響く音) 289 00:21:00,170 --> 00:21:02,170 おい! ある…。 290 00:21:02,170 --> 00:21:04,840 あるぜ 先輩! この下に空洞が! 291 00:21:04,840 --> 00:21:07,010 床を壊して問題ありませんか? 292 00:21:07,010 --> 00:21:09,340 (ギース)ああ。 罠は ねえ。 293 00:21:09,340 --> 00:21:12,650 よっしゃ 先輩 やっちまえ! ここだ! 294 00:21:20,020 --> 00:21:22,360 よ~し! みんな! 295 00:21:22,360 --> 00:21:25,530 先輩が 隠し階段を見つけてくれたぜ! 296 00:21:25,530 --> 00:21:28,200 ガッハッハ! やるのう! てっ…。 297 00:21:28,200 --> 00:21:31,030 さすが俺の息子だっと! 痛っ! 298 00:21:31,030 --> 00:21:33,700 そういえば ここ 転移魔法陣の遺跡に➡ 299 00:21:33,700 --> 00:21:35,870 似てますものねっと! なっ…。 300 00:21:35,870 --> 00:21:38,540 落ち着けよ。 罠があるかもしれねえ。 301 00:21:38,540 --> 00:21:41,710 先輩 スクロール3枚ぐらい よこしてくれよっと! 302 00:21:41,710 --> 00:21:43,710 でっ…。 303 00:21:47,550 --> 00:21:51,990 お… お疲れさまです… っと。 304 00:21:51,990 --> 00:21:54,160 よっしゃ 先に行くぜ! 305 00:21:54,160 --> 00:21:56,660 みんな 気を引き締めろよ! 306 00:21:56,660 --> 00:21:59,060 (パウロ)おう! (ルーデウス/ロキシー)はい!