1 00:00:02,093 --> 00:00:26,117 ♬~ 2 00:00:26,117 --> 00:00:28,786 おはようございます師匠。 3 00:00:28,786 --> 00:00:32,123 おはよう… ございます。ぐらんどますた。 4 00:00:32,123 --> 00:00:35,793 おはようございます。ザノバジュリ。 5 00:00:35,793 --> 00:00:39,197 あっ… 。フフッ。 6 00:00:41,799 --> 00:00:44,802 あぁ… ん? 7 00:00:44,802 --> 00:00:48,139 お~ボス。おはようニャ。 8 00:00:48,139 --> 00:00:50,475 おはようなの。 9 00:00:50,475 --> 00:00:52,477 うへぇ。 10 00:00:54,812 --> 00:00:58,149 ニャア!?ニャんだ?ボス。ヌーニなの。 11 00:00:58,149 --> 00:01:00,752 ボスがとうとう発情したニャ。 12 00:01:00,752 --> 00:01:03,755 私の魅力のせいなの。罪な女なの。 13 00:01:03,755 --> 00:01:07,425 ボスの女になれば毎日お肉食い放題ニャ。 14 00:01:07,425 --> 00:01:11,763 ルーデウスどうしたんだ?何か変ですか? 15 00:01:11,763 --> 00:01:17,101 なんか… 自信に満ちあふれてる… ように見えるかな? 16 00:01:17,101 --> 00:01:20,104 あっ… フッ。 17 00:01:20,104 --> 00:01:23,441 今日は皆さんにご報告があります。 18 00:01:23,441 --> 00:01:26,444 詳しい内容については言えませんが➡ 19 00:01:26,444 --> 00:01:29,447 先日とある病から解放されました。 20 00:01:29,447 --> 00:01:31,783 ボス病気だったのかニャ? 21 00:01:31,783 --> 00:01:34,786 襲ってこなかった理由はそれなの? 22 00:01:34,786 --> 00:01:37,121 おめでとうございます師匠。 23 00:01:37,121 --> 00:01:40,124 余に相談してくれてもよかったのですぞ。 24 00:01:40,124 --> 00:01:42,794 なるほど。大変だったな。 25 00:01:42,794 --> 00:01:45,196 なんにせよおめでとう。 26 00:01:47,131 --> 00:01:52,470 《魔法大学に入ってから1年俺を悩ませていた病気が治った。 27 00:01:52,470 --> 00:01:57,775 シルフィがとても大切なものをささげてまで俺を助けてくれた》 28 00:02:00,411 --> 00:02:03,414 《ようやく人に戻れた気がした》 29 00:02:03,414 --> 00:02:06,084 発情のにおいが強くなったニャ。 30 00:02:06,084 --> 00:02:08,419 全校女生徒の貞操の危機だニャ。 31 00:02:08,419 --> 00:02:10,755 近くに寄ると妊娠するの。 32 00:02:10,755 --> 00:02:14,459 失礼な。僕は紳士ですよ。 33 00:02:20,098 --> 00:02:23,434 ナナホシさんはもし誰かとつきあったら➡ 34 00:02:23,434 --> 00:02:26,437 その相手に何を望みますか? 35 00:02:26,437 --> 00:02:29,774 はぁ… 突然何を言い出すの? 36 00:02:29,774 --> 00:02:32,110 恋バナ?似たようなものです。 37 00:02:32,110 --> 00:02:36,447 あのね私は早く帰りたいの。真面目にやってくれない? 38 00:02:36,447 --> 00:02:39,117 いつもいつも雑談ばっかりして。 39 00:02:39,117 --> 00:02:42,453 黙って手を動かせばそれだけ効率が上がるのよ。 40 00:02:42,453 --> 00:02:47,125 ナナホシさんはあれですか恋愛経験はない人ですか? 41 00:02:47,125 --> 00:02:49,794 チッ。 42 00:02:49,794 --> 00:02:53,464 私にだって好きな人ぐらいいるわ。 43 00:02:53,464 --> 00:02:57,468 ケンカしてそれっきりだけど… 。 44 00:02:57,468 --> 00:02:59,470 《そういえば➡ 45 00:02:59,470 --> 00:03:02,740 ナナホシはケンカの最中に召喚されたんだったか》 46 00:03:02,740 --> 00:03:07,445 すみません。謝るくらいなら手を動かして。 47 00:03:09,413 --> 00:03:14,719 好きな人は… 普通に一緒にいてくれるだけで十分よ。 48 00:03:17,755 --> 00:03:21,759 《最近は定期的にパウロに手紙を送っている。 49 00:03:21,759 --> 00:03:26,430 病気が治った以上家族との再会を目指してもいいのだが… 。 50 00:03:26,430 --> 00:03:30,134 その前にやらなければならないことがある》 51 00:03:32,103 --> 00:03:34,105 あっ… 。 52 00:03:36,107 --> 00:03:38,442 《シルフィに操を立てる。 53 00:03:38,442 --> 00:03:41,112 彼女が俺を助けてくれたように➡ 54 00:03:41,112 --> 00:03:45,116 今度は俺がシルフィの望むことをしてあげる番だ》 55 00:03:45,116 --> 00:03:47,118 そういえば… 。 56 00:03:47,118 --> 00:03:51,122 《結婚ってどうすればいいんだ?》 57 00:03:54,071 --> 00:03:56,071 結婚ですか? 58 00:03:56,071 --> 00:03:59,741 ええ。そういうときどうするのかちょっと気になって。 59 00:03:59,741 --> 00:04:04,081 そうだな… まずは家だろ?うむ。 60 00:04:04,081 --> 00:04:08,081 えっ?いきなり家ですか?当たり前だ。 61 00:04:08,081 --> 00:04:11,081 結婚するのに家もなくてどうするんだ。 62 00:04:11,081 --> 00:04:14,751 《そういえばパウロも結婚するにあたって➡ 63 00:04:14,751 --> 00:04:17,761 ブエナ村に住むようになったんだったか》 64 00:04:17,761 --> 00:04:19,761 相手側がいいところのお嬢さんで➡ 65 00:04:19,761 --> 00:04:21,761 家を持っているってんならともかく➡ 66 00:04:21,761 --> 00:04:23,761 どっちも家なしだったら➡ 67 00:04:23,761 --> 00:04:26,771 男が用意するのがかい性ってもんだろ。 68 00:04:26,771 --> 00:04:29,441 《この世界ではそういうものなのか》 69 00:04:29,441 --> 00:04:32,771 わかりました。まずは家ですね。 70 00:04:32,771 --> 00:04:35,441 あした町に出て物件を見てきます。 71 00:04:35,441 --> 00:04:37,781 ルーデウスお前結婚するのか? 72 00:04:37,781 --> 00:04:40,111 ええ。まぁ。 73 00:04:40,111 --> 00:04:42,451 誰と?えっと… 。 74 00:04:42,451 --> 00:04:47,121 病気を治してくれた人で。なるほどな。 75 00:04:47,121 --> 00:04:49,791 もし相手がミリス教徒なら言ってくれ。 76 00:04:49,791 --> 00:04:53,731 まだ略式しかできないが祝詞はあげられる。 77 00:04:53,731 --> 00:04:55,731 はい。 78 00:05:00,401 --> 00:05:02,401 ふむ… 。 79 00:05:02,401 --> 00:05:05,071 《物件を見るとは言ったものの➡ 80 00:05:05,071 --> 00:05:07,741 正直どれぐらいの家を買えばいいのか➡ 81 00:05:07,741 --> 00:05:09,741 俺にはさっぱりわからない。 82 00:05:09,741 --> 00:05:12,081 シルフィは王女の護衛だ。 83 00:05:12,081 --> 00:05:14,411 護衛抜きにしても仲がいい。 84 00:05:14,411 --> 00:05:18,751 となるとアリエル王女が来訪する場合もあるのか。 85 00:05:18,751 --> 00:05:23,091 ならそれなりの家じゃないとまずいよな?》 86 00:05:23,091 --> 00:05:27,431 シルフィと一緒に来たほうがよかったかもな。 87 00:05:27,431 --> 00:05:31,431 《いやいやここで俺のかい性ぐらい見せておかねば》 88 00:05:31,431 --> 00:05:37,101 広くて部屋数が多くてしかも安いような物件は… 。 89 00:05:37,101 --> 00:05:39,111 んっ? 90 00:05:48,111 --> 00:05:52,051 ふむ。なかなかいい家ですな。 91 00:05:52,051 --> 00:05:56,061 いや2人で暮らすには大きすぎるぐらいじゃないか? 92 00:05:56,061 --> 00:05:59,731 訳ありなので値段はそう高くないんですよ。 93 00:05:59,731 --> 00:06:02,731 呪われているって話だったか? 94 00:06:02,731 --> 00:06:06,401 なんでも夜中になるとどこからか音がして➡ 95 00:06:06,401 --> 00:06:09,741 翌日家の者が惨殺されていたそうです。 96 00:06:09,741 --> 00:06:12,741 除霊などはしなかったのですか? 97 00:06:12,741 --> 00:06:14,741 冒険者ギルドは犠牲者が出てから➡ 98 00:06:14,741 --> 00:06:17,411 受けてくれなくて魔術ギルドのほうも➡ 99 00:06:17,411 --> 00:06:21,751 取り合ってくれないみたいですよ。怠慢だな~。 100 00:06:21,751 --> 00:06:24,751 だから2人を呼んだんですよ。 101 00:06:24,751 --> 00:06:30,161 さてザノバさんクリフさんまいりましょうか。 102 00:06:37,761 --> 00:06:40,771 お前ないきなり壊すなよ。 103 00:06:40,771 --> 00:06:45,171 失礼。扉がゆがんで開かなくなっていました。 104 00:06:47,111 --> 00:06:52,051 ふ~む… 師匠どうしますか? 105 00:06:52,051 --> 00:06:56,381 まずは1階の右手からすべての部屋を見て回ります。 106 00:06:56,381 --> 00:06:58,391 かしこまりました。 107 00:06:58,391 --> 00:07:01,051 な… なんかお前本格的だな。 108 00:07:01,051 --> 00:07:04,391 一応僕もA級冒険者ですからね。 109 00:07:04,391 --> 00:07:07,061 あっああそうだったな。 110 00:07:07,061 --> 00:07:10,061 あ~それで僕はどうすればいい? 111 00:07:10,061 --> 00:07:12,731 敵を見つけたら初級の神撃魔術で➡ 112 00:07:12,731 --> 00:07:17,071 攻撃してください。りょ… 了解。 113 00:07:17,071 --> 00:07:49,101 ♬~ 114 00:07:51,041 --> 00:07:54,371 ふぅ… いませんね。 115 00:07:54,371 --> 00:07:57,381 それで今日はここに泊まるんだよな? 116 00:07:57,381 --> 00:08:00,051 はい。よろしくお願いします。 117 00:08:00,051 --> 00:08:03,721 もうすぐ日が落ちますな。 118 00:08:03,721 --> 00:08:07,391 《例のやつは夜中に現れるという話だ。 119 00:08:07,391 --> 00:08:11,061 おそらくなんらかの魔物がすみ着いているのだろう。 120 00:08:11,061 --> 00:08:13,061 町なかにいる時点で➡ 121 00:08:13,061 --> 00:08:15,731 それほど強力な魔物ではないと思うが➡ 122 00:08:15,731 --> 00:08:17,731 油断は禁物だ》 123 00:08:17,731 --> 00:08:20,071 ジュリが心配ですな。 124 00:08:20,071 --> 00:08:22,741 僕もリーゼが心配だ。 125 00:08:22,741 --> 00:08:26,411 《俺だってシルフィが心配だ》 126 00:08:26,411 --> 00:08:29,741 ザノバ。なんでしょうか? 127 00:08:29,741 --> 00:08:34,751 俺この件が片づいたら結婚するんだ。 128 00:08:34,751 --> 00:08:38,421 んっ?はい。さっさと終わらせて➡ 129 00:08:38,421 --> 00:08:41,751 この屋敷で盛大に祝いたいものですな。 130 00:08:41,751 --> 00:08:45,431 そのお祝いちゃんと僕とリーゼも呼べよ。 131 00:08:45,431 --> 00:08:48,431 うっ… フフフ… 。 132 00:08:48,431 --> 00:08:51,131 当たり前じゃないですか。 133 00:09:05,041 --> 00:09:07,051 ハァ… 。 134 00:09:39,751 --> 00:09:43,451 ルーデウス!起きろ!音がする! 135 00:09:51,421 --> 00:09:55,431 ザノバを起こしてください。 136 00:09:55,431 --> 00:09:57,731 んっ… あぁ? 137 00:10:14,451 --> 00:10:18,791 どうですか?見える範囲にはいませんね。 138 00:10:18,791 --> 00:10:20,791 索敵します。 139 00:10:20,791 --> 00:10:22,791 わ… わかった。わかりました。 140 00:10:26,131 --> 00:10:30,131 上の階から順番に隅から隅まで調べましょう。 141 00:10:30,131 --> 00:10:32,131 あっああ… 。 142 00:10:39,811 --> 00:10:43,811 あとは地下室だけです。ああ。 143 00:10:51,751 --> 00:10:56,161 そっちはどうですか?何もいませんな。 144 00:10:58,091 --> 00:11:03,101 あっ… どうだった? 145 00:11:03,101 --> 00:11:06,101 とりあえず荷物を置いた部屋へ戻り➡ 146 00:11:06,101 --> 00:11:08,101 襲撃に備えましょう。 147 00:11:08,101 --> 00:11:11,441 《音はした。なら敵は来る。 148 00:11:11,441 --> 00:11:13,771 あるいはこちらが寝静まるまで➡ 149 00:11:13,771 --> 00:11:16,481 様子を見ている可能性もあるが… 》 150 00:11:18,441 --> 00:11:20,781 まだ潜んでる可能性もある。 151 00:11:20,781 --> 00:11:23,181 十分注意してください。 152 00:11:25,451 --> 00:11:28,791 大丈夫そうですな。ふぅ… 。 153 00:11:28,791 --> 00:11:32,461 《やはり寝込みを襲ってくると見るべきか》 154 00:11:32,461 --> 00:11:34,461 んっ? 155 00:11:54,081 --> 00:11:56,081 あっ! 156 00:12:01,421 --> 00:12:04,121 うわ~! 157 00:12:08,091 --> 00:12:10,101 うわ~! 158 00:12:12,431 --> 00:12:14,431 はっ! 159 00:12:17,101 --> 00:12:19,111 師匠! 160 00:12:25,781 --> 00:12:27,781 ザノバ! 161 00:12:29,781 --> 00:12:31,781 余は神子です。 162 00:12:31,781 --> 00:12:34,451 これしきでは傷一つつきませんぞ。 163 00:12:34,451 --> 00:12:37,791 母なる大地に恵みを与えし我らが神よ➡ 164 00:12:37,791 --> 00:12:41,131 理に背きし愚かなる者に神罰を与えよ! 165 00:12:41,131 --> 00:12:43,131 エクソシストレート! 166 00:12:45,471 --> 00:12:47,801 これは… 。 167 00:12:47,801 --> 00:12:51,401 ひっ!?き… 効かないじゃないか! 168 00:12:51,401 --> 00:12:53,411 俺がやる。 169 00:12:53,411 --> 00:12:55,411 ザノバどけ! 170 00:12:55,411 --> 00:12:57,411 お待ちください師匠! 171 00:12:57,411 --> 00:12:59,411 いいからどけ!俺がやる! 172 00:12:59,411 --> 00:13:03,721 お待ちください師匠!お願いします! 173 00:13:13,431 --> 00:13:15,761 ふぅ… 。 174 00:13:15,761 --> 00:13:19,101 師匠まずは部屋に。 175 00:13:19,101 --> 00:13:21,701 あっああ… 。 176 00:13:25,441 --> 00:13:27,771 い… いや逃げたわけじゃないぞ。 177 00:13:27,771 --> 00:13:30,441 あんな狭い廊下だと邪魔になると思って。 178 00:13:30,441 --> 00:13:34,111 そうですね。いい判断です。だろ? 179 00:13:34,111 --> 00:13:38,121 《まぁ俺も腰を抜かしたし何も言うまい》 180 00:13:38,121 --> 00:13:40,451 ザノバさっきは助かった。 181 00:13:40,451 --> 00:13:43,121 けどなお前だってどっかの魔王みたいに➡ 182 00:13:43,121 --> 00:13:45,461 不死身じゃないんだから。すごいですよ師匠。 183 00:13:45,461 --> 00:13:49,461 こ… これは… 人形? 184 00:13:49,461 --> 00:13:52,731 師匠!すばらしいですよこれは。 185 00:13:52,731 --> 00:13:56,401 ザノバ。いくらお前が人形好きだからってな… 。 186 00:13:56,401 --> 00:14:00,071 師匠!この人形は動いていたんですよ! 187 00:14:00,071 --> 00:14:05,411 動く人形なんですよ!動く人形… 。 188 00:14:05,411 --> 00:14:11,751 《動く人形自動人形オートマタメイドロボはわわ》 189 00:14:11,751 --> 00:14:16,091 確かにすごいな。師匠ようやく気付かれましたか。 190 00:14:16,091 --> 00:14:18,091 さすがだな。 191 00:14:18,091 --> 00:14:20,431 ザノバの人形を見る目はすでに俺を超えている。 192 00:14:20,431 --> 00:14:24,761 フフッ余は一目でこれが人形だと気付きましたよ。 193 00:14:24,761 --> 00:14:27,101 《ここに動く人形がいる。 194 00:14:27,101 --> 00:14:32,441 ということは仕組みさえわかれば俺たちでも作れるかもしれない。 195 00:14:32,441 --> 00:14:34,441 こいつは木製のようだが➡ 196 00:14:34,441 --> 00:14:38,441 もしシリコン素材のようなフィギュアでも動かせるのなら… 。 197 00:14:38,441 --> 00:14:40,451 夢が広がる》 198 00:14:40,451 --> 00:14:44,121 ザノバどうしましょう。胸がドキドキしてきましたよ。 199 00:14:44,121 --> 00:14:48,121 師匠余もです。涙が出てきそうですよ。 200 00:14:48,121 --> 00:14:51,061 おい!お前らいいかげんにしろ! 201 00:14:51,061 --> 00:14:54,061 そんなこと言ってる場合じゃないだろうが。 202 00:14:54,061 --> 00:14:56,731 「そんなこと」とはなんだ~! 203 00:14:56,731 --> 00:14:58,731 人形が動いたのだぞ! 204 00:14:58,731 --> 00:15:01,401 なぜその重大さがわからん! 205 00:15:01,401 --> 00:15:04,401 魔物には動くよろいとかもいるんだぞ! 206 00:15:04,401 --> 00:15:07,071 ザノバ手を離してください。 207 00:15:07,071 --> 00:15:09,081 むっ… しかし師匠。 208 00:15:09,081 --> 00:15:11,741 クリフ先輩の言うことはもっともです。 209 00:15:11,741 --> 00:15:16,081 おそらくこの人形が悪霊の正体でしょう。 210 00:15:16,081 --> 00:15:19,751 一体とはかぎりません。探して捕まえましょう。 211 00:15:19,751 --> 00:15:23,761 もしかすると人形の設計図などが見つかるかもしれませんしね。 212 00:15:23,761 --> 00:15:26,431 おおっなるほど確かに。 213 00:15:26,431 --> 00:15:30,101 この人形がどこにいたのか徹底的に突き止めましょう。 214 00:15:30,101 --> 00:15:32,101 はぁ… 。 215 00:15:35,431 --> 00:15:38,441 壁を開閉した跡がありますね。 216 00:15:38,441 --> 00:15:41,111 おそらくこの先に部屋があります。 217 00:15:41,111 --> 00:15:45,441 ザノバここを押してみてくれ。承知しました。 218 00:15:45,441 --> 00:15:47,451 ふん… 。 219 00:15:49,451 --> 00:15:53,451 おぉ… 。やっぱり隠し扉か。 220 00:16:00,391 --> 00:16:03,731 クリフ先輩この台座が何かわかりますか? 221 00:16:03,731 --> 00:16:06,731 いや初めて見るな。 222 00:16:12,071 --> 00:16:16,411 何か見つけたか?ええ。これは… 。 223 00:16:16,411 --> 00:16:19,751 人形のことが書いてあるように見えますな。 224 00:16:19,751 --> 00:16:23,421 図だけなら魔道具の魔法陣に似てなくもないな。 225 00:16:23,421 --> 00:16:25,421 そうなんですか? 226 00:16:25,421 --> 00:16:28,421 ああ。最近魔道具について調べているんだが➡ 227 00:16:28,421 --> 00:16:31,091 似たような魔法陣を見たことがある。 228 00:16:31,091 --> 00:16:33,091 なるほど。 229 00:16:33,091 --> 00:16:37,101 《この部屋のあるじはあの人形を研究していたのだろう。 230 00:16:37,101 --> 00:16:40,771 人形にはガードマン的な役割を担わせていたのだと思う。 231 00:16:40,771 --> 00:16:46,111 惨殺された人物は運悪く侵入者と認識されたということか。 232 00:16:46,111 --> 00:16:48,771 研究成果が残っているということは➡ 233 00:16:48,771 --> 00:16:53,381 部屋のあるじは事故で死んだ可能性が高い》 234 00:16:53,381 --> 00:16:57,051 なんにせよ人形はあの一体だけだったようです。 235 00:16:57,051 --> 00:16:59,051 はい。うん。 236 00:16:59,051 --> 00:17:02,051 《これにて一件落着というわけだ》 237 00:17:06,061 --> 00:17:08,061 クリフ先輩。ザノバ。 238 00:17:08,061 --> 00:17:10,731 今回は手伝ってもらってありがとうございます。 239 00:17:10,731 --> 00:17:13,731 気にするなよ。僕とお前の仲だろ。 240 00:17:13,731 --> 00:17:17,071 それより地下室にあったものはどうする? 241 00:17:17,071 --> 00:17:20,071 ひとまず空いている研究室を借りて➡ 242 00:17:20,071 --> 00:17:23,081 そこで研究しましょうか。 243 00:17:23,081 --> 00:17:26,081 師匠。なんですか? 244 00:17:26,081 --> 00:17:31,421 この動く人形の研究余に一任してもらえないでしょうか? 245 00:17:31,421 --> 00:17:34,091 どうしたんだよ急に。 246 00:17:34,091 --> 00:17:38,421 余は魔力総量も少なく手先も不器用です。 247 00:17:38,421 --> 00:17:42,091 ジュリのためにと作り始めた赤竜の人形も➡ 248 00:17:42,091 --> 00:17:47,771 師匠の足を引っ張るばかりで遅々として作業が進みません。 249 00:17:47,771 --> 00:17:52,041 手記の解析には少々時間がかかるやもしれません。 250 00:17:52,041 --> 00:17:58,381 すべてを師匠が行われたほうが研究は早く進むやもしれません。 251 00:17:58,381 --> 00:18:02,381 研究中に人形がまた暴れたらどうするんだ? 252 00:18:02,381 --> 00:18:05,721 多少暴れられても余なら問題ない。 253 00:18:05,721 --> 00:18:08,121 それはそうだろうが… 。 254 00:18:10,061 --> 00:18:12,061 お願いします師匠。 255 00:18:12,061 --> 00:18:16,731 師匠の計画が成就したとき余は金を出しただけだった➡ 256 00:18:16,731 --> 00:18:20,731 という結果に終わりたくはないのです。 257 00:18:20,731 --> 00:18:25,141 どうか!この研究を余にお任せください! 258 00:18:27,071 --> 00:18:31,741 わかった。ザノバお前に任せるよ。 259 00:18:31,741 --> 00:18:33,751 本当ですか! 260 00:18:33,751 --> 00:18:36,751 でも隠れて研究されていたくらいだから➡ 261 00:18:36,751 --> 00:18:39,751 気をつけてな?ありがとうございます! 262 00:18:39,751 --> 00:18:42,091 管理だけはしっかりしてくれよ。 263 00:18:42,091 --> 00:18:47,091 大学でお化け騒ぎとか僕は嫌だからな。 264 00:18:47,091 --> 00:18:52,401 《思わぬ収穫もあったがこれで夢のマイホームだ》 265 00:18:56,701 --> 00:19:01,371 ルディが見せたいものって何かな~。すごい楽しみだよ~。 266 00:19:01,371 --> 00:19:03,711 棒読みだなシルフィ。 267 00:19:03,711 --> 00:19:07,051 もしかして君こっそり情報収集とかして➡ 268 00:19:07,051 --> 00:19:09,381 事前に知ってるのではないかね? 269 00:19:09,381 --> 00:19:11,721 フッフフフ… 。 270 00:19:11,721 --> 00:19:16,421 え~なんのこと?僕全然わからないよ。 271 00:19:23,401 --> 00:19:25,401 わぁ… 。 272 00:19:25,401 --> 00:19:38,741 ♬~ 273 00:19:38,741 --> 00:19:43,081 屋根の色はシルフィの昔の髪の色に近いものにしたんだ。 274 00:19:43,081 --> 00:19:48,091 シルフィは嫌かもしれないけど俺は結構好きだったからさ。 275 00:19:48,091 --> 00:19:53,091 えっ?あぁそうだね。はぁ… 。 276 00:19:55,431 --> 00:19:59,131 ささどうぞ中のほうも見てください。 277 00:20:01,101 --> 00:20:34,131 ♬~ 278 00:20:34,131 --> 00:20:37,801 とりあえず2階で用意したのはこの部屋だけです。 279 00:20:37,801 --> 00:20:39,811 すごい。 280 00:20:41,811 --> 00:20:44,141 なんでこんなに大きなベッドを? 281 00:20:44,141 --> 00:20:46,481 そりゃもちろん… 。 282 00:20:46,481 --> 00:20:50,081 シルフィをおいしく食べるためさ~! 283 00:20:50,081 --> 00:20:53,751 あっそっか。そうだよね… 。 284 00:20:53,751 --> 00:20:56,161 アハハ。エヘヘ。 285 00:21:02,091 --> 00:21:04,761 シルフィ。はっはい。 286 00:21:04,761 --> 00:21:06,771 結婚するとは言ったが➡ 287 00:21:06,771 --> 00:21:10,101 正直どうすればいいのか俺はわからない。 288 00:21:10,101 --> 00:21:13,771 こうして家を買ってはみたがこれからのことだって➡ 289 00:21:13,771 --> 00:21:16,441 話し合わなければならないことばかりだ。 290 00:21:16,441 --> 00:21:21,111 えっと… ルディが望むんだったら何人でも。 291 00:21:21,111 --> 00:21:23,781 おっおう… 。 292 00:21:23,781 --> 00:21:26,451 それは俺も望むところだが… 。 293 00:21:26,451 --> 00:21:29,461 アリエル王女の護衛はどうするんだ? 294 00:21:29,461 --> 00:21:33,131 僕らはまだあと2年はこの国にいるし➡ 295 00:21:33,131 --> 00:21:37,461 卒業したあともすぐアスラ王国に戻るわけじゃないんだ。 296 00:21:37,461 --> 00:21:40,801 だからえっと… 。 297 00:21:40,801 --> 00:21:46,471 ごめん。よく考えたらルディに失礼な話だよね。 298 00:21:46,471 --> 00:21:49,141 こんな立派なおうちも用意してくれたのに➡ 299 00:21:49,141 --> 00:21:51,411 あまり居つけないだろうし。 300 00:21:51,411 --> 00:21:56,421 《シルフィは俺に大切なものを取り戻させてくれた。 301 00:21:56,421 --> 00:21:58,751 自分の体を使って。 302 00:21:58,751 --> 00:22:02,421 しかもシルフィは初めてで俺は乱暴だった。 303 00:22:02,421 --> 00:22:06,761 さぞ怖かっただろう。というのに➡ 304 00:22:06,761 --> 00:22:09,091 そうしたそぶりはまったく見せず➡ 305 00:22:09,091 --> 00:22:12,431 朝起きたら俺を見てほほ笑んでくれた。 306 00:22:12,431 --> 00:22:15,771 そのおかげで俺は力を取り戻すことができたのだ。 307 00:22:15,771 --> 00:22:19,441 シルフィがダメというなら誰がいいというのだ》 308 00:22:19,441 --> 00:22:24,441 僕に妻になる資格なんて… 。 309 00:22:24,441 --> 00:22:26,451 シルフィは俺のものだ! 310 00:22:26,451 --> 00:22:28,451 ふえ!?あっはい。 311 00:22:28,451 --> 00:22:30,451 ルディのです。 312 00:22:38,461 --> 00:22:41,761 なので結婚してください。 313 00:22:47,801 --> 00:22:49,801 はい。 314 00:22:52,071 --> 00:22:56,081 シルフィはシルフィのやりたいようにやればいいんだ。 315 00:22:56,081 --> 00:22:58,411 それでお互い言いたいことがあったら➡ 316 00:22:58,411 --> 00:23:00,411 きちんと話し合っていこう。 317 00:23:00,411 --> 00:23:02,411 うん。そうだね。 318 00:23:02,411 --> 00:23:06,721 さしあたって何か俺に言っておくべきことはあるかい? 319 00:23:10,091 --> 00:23:13,691 突然いなくなったりしないでね。 320 00:23:15,761 --> 00:23:18,761 ああ。わかった。 321 00:23:18,761 --> 00:23:22,431 突然いなくなったりしない。約束だ。 322 00:23:22,431 --> 00:23:24,741 うん。約束。 323 00:23:29,781 --> 00:23:32,181 フフフ。