1 00:00:08,008 --> 00:00:11,678 (ルイジェルド)久しぶりだな。 (ルーデウス)はい。 本当に。 2 00:00:11,678 --> 00:00:15,515 まずは妹を護衛してくださって ありがとうございます。 3 00:00:15,515 --> 00:00:20,020 礼などいらん。 子どもを守るのは当然のことだ。 4 00:00:20,020 --> 00:00:24,024 《パウロの手紙に書いてあった護衛は ルイジェルドだったか。 5 00:00:24,024 --> 00:00:27,361 確かに これほど頼りになる男は いないな》 6 00:00:27,361 --> 00:00:30,531 ルイジェルドさんは あれから どこにいたんですか? 7 00:00:30,531 --> 00:00:33,700 2年ほど南部の密林地帯にいた。 8 00:00:33,700 --> 00:00:38,872 そのあとは イーストポートに向かい そこで お前の父親と出会った。 9 00:00:38,872 --> 00:00:42,042 娘を お前のところへ向かわせると 言っていたから➡ 10 00:00:42,042 --> 00:00:45,045 ジンジャーと俺が護衛に申し出た。 11 00:00:45,045 --> 00:00:47,714 ジンジャーさんも ここへ? ああ。 12 00:00:47,714 --> 00:00:50,384 王子のところに戻ると 言っていたな。 13 00:00:50,384 --> 00:00:54,221 そうだったんですね。 お前の師匠にも会った。 14 00:00:54,221 --> 00:00:57,057 ロキシー師匠にですか!? ああ。 15 00:00:57,057 --> 00:01:01,495 額の目を見せた途端 露骨に怖がられてしまった。 16 00:01:01,495 --> 00:01:03,497 あぁ…。 17 00:01:03,497 --> 00:01:05,499 《そういえば スペルド族が恐ろしいと➡ 18 00:01:05,499 --> 00:01:08,001 教えてくれたのは ロキシーだったか…。 19 00:01:08,001 --> 00:01:10,003 しかたあるまい》 20 00:01:10,003 --> 00:01:12,673 それにしても ずいぶんと早かったですね。 21 00:01:12,673 --> 00:01:16,510 お前の妹が張り切ってな。 どっちの? 22 00:01:16,510 --> 00:01:18,512 アイシャのほうだ。 23 00:01:18,512 --> 00:01:21,181 あの子の提案で 隊商キャラバンの護衛として➡ 24 00:01:21,181 --> 00:01:24,851 乗せてもらって 効率よく移動できた。 25 00:01:24,851 --> 00:01:28,522 だが 久しぶりに こき使われた感じがしたな。 26 00:01:28,522 --> 00:01:33,193 それは なんというか うちの妹が大変なご迷惑を…。 27 00:01:33,193 --> 00:01:36,863 笑い話だ。 28 00:01:36,863 --> 00:01:40,534 《ああ 本当に久しぶりだな。 29 00:01:40,534 --> 00:01:43,036 前は どんな話をしていたっけか?》 30 00:01:43,036 --> 00:01:46,340 ところで エリスは どうした? 31 00:01:49,876 --> 00:01:54,715 いろいろとありまして 僕のもとから去っていきました。 32 00:01:54,715 --> 00:01:57,551 そうか。 33 00:01:57,551 --> 00:02:01,321 エリスは決して お前が 嫌いになったわけではないだろう。 34 00:02:01,321 --> 00:02:04,825 でも 釣り合いがとれないって 言ってました。 35 00:02:04,825 --> 00:02:08,328 真意は わからん。 言葉どおりなのか➡ 36 00:02:08,328 --> 00:02:11,665 それとも お前が 勘違いしているのかもしれん。 37 00:02:11,665 --> 00:02:14,501 勘違いですか…。 38 00:02:14,501 --> 00:02:16,837 《別の意味があったってことか? 39 00:02:16,837 --> 00:02:20,674 いや なんにせよ 俺は3年間 苦しんだ。 40 00:02:20,674 --> 00:02:24,011 助けてくれたのは エリスではなく シルフィだ。 41 00:02:24,011 --> 00:02:27,014 今更 考えても しょうがない》 42 00:02:27,014 --> 00:02:29,516 ルイジェルドさんは どれぐらい こちらに? 43 00:02:29,516 --> 00:02:31,852 あしたには たつ。 44 00:02:31,852 --> 00:02:34,354 ずいぶんと急ですね。 ああ。 45 00:02:34,354 --> 00:02:39,159 お前の邪魔をするつもりもない。 邪魔だなんて そんな…。 46 00:02:42,696 --> 00:02:51,038 フッ… ルーデウス そんな顔をするな。 また戻ってくる。 47 00:02:51,038 --> 00:02:54,875 それに エリスは 決して 言葉のうまいほうではなかった。 48 00:02:54,875 --> 00:02:58,211 何か理由があるのかもしれん。 49 00:02:58,211 --> 00:03:02,482 もし 会う機会があったら 落ち着いて話をしてみろ。 50 00:03:02,482 --> 00:03:07,320 俺もエリスと出会ったら やつの言い分も聞いておこう。 51 00:03:07,320 --> 00:03:09,322 お願いします。 52 00:04:55,362 --> 00:04:58,165 はぁ~。 53 00:05:01,968 --> 00:05:05,472 (物音) 54 00:05:20,987 --> 00:05:22,989 (バーディガーディ)ふむ…。 55 00:05:25,158 --> 00:05:28,662 そういうことか。 56 00:05:35,669 --> 00:05:39,172 ルイジェルドさん。 57 00:05:39,172 --> 00:05:45,011 バーディ陛下と何かあったんですか? 昔な。 58 00:05:45,011 --> 00:05:48,682 《2人とも ラプラス戦役時代から生きているし➡ 59 00:05:48,682 --> 00:05:52,185 当時は いろいろと 因縁もあったのだろう》 60 00:05:52,185 --> 00:05:56,022 心配するな。 やつと争うつもりはない。 61 00:05:56,022 --> 00:06:00,460 しかし まさか こんなところに やつがいるとはな…。 62 00:06:00,460 --> 00:06:04,297 僕に会いに この国まで来たらしいですよ。 63 00:06:04,297 --> 00:06:09,469 ああ… やつは そういう男だったな。 64 00:06:09,469 --> 00:06:12,472 では 俺は そろそろ…。 ルイジェルドさん。 65 00:06:12,472 --> 00:06:15,575 朝食 食べていってください。 66 00:06:17,978 --> 00:06:33,493 ♬~ 67 00:06:33,493 --> 00:06:38,164 では 元気でな。 ルイジェルドさんも お元気で。 68 00:06:38,164 --> 00:06:41,501 妹たちのことも 本当に ありがとうございました。 69 00:06:41,501 --> 00:06:45,672 (アイシャ)ルイジェルドさん お世話になりました! 70 00:06:45,672 --> 00:06:49,509 アイシャ あまりルーデウスに むちゃを言うんじゃないぞ。 71 00:06:49,509 --> 00:06:52,512 はい! わかってます。 72 00:06:54,514 --> 00:06:58,318 (ノルン)あの… ルイジェルドさん…。 73 00:07:02,122 --> 00:07:06,126 安心しろ。 また会える。 74 00:07:06,126 --> 00:07:09,529 (ノルン)私も一緒に行きたいです! 75 00:07:14,801 --> 00:07:18,471 これからは俺ではなく ルーデウスを頼れ。 76 00:07:18,471 --> 00:07:21,474 でも あいつは お父さんを! 77 00:07:21,474 --> 00:07:25,979 それに前に見たときと 隣にいる女の人が違うし➡ 78 00:07:25,979 --> 00:07:28,648 やっぱり信じられない! 79 00:07:28,648 --> 00:07:30,650 そういうこともある。 80 00:07:30,650 --> 00:07:34,554 決して お前の兄が 不誠実というわけではない。 81 00:07:37,657 --> 00:07:40,827 そっちの もう一度 名前を教えてくれ。 82 00:07:40,827 --> 00:07:43,330 (シルフィ)あっ はい。 シルフィエットです。 83 00:07:43,330 --> 00:07:48,001 シルフィエット。 ルーデウスとともに2人を頼む。 84 00:07:48,001 --> 00:07:50,837 (シルフィ)はっ はい! 85 00:07:50,837 --> 00:07:53,340 ではな また会おう。 86 00:08:05,452 --> 00:08:11,124 さて 少し遅れましたが まずは長旅 お疲れさまでした。 87 00:08:11,124 --> 00:08:15,628 はい。 お兄様も ご健勝なようで。 88 00:08:15,628 --> 00:08:19,466 まぁ なんだ こうやって一緒に暮らすのは➡ 89 00:08:19,466 --> 00:08:22,469 初めてみたいなもんだし 仲よくやろう。 90 00:08:22,469 --> 00:08:26,973 はい! でも シルフィ姉と 結婚してるなんてビックリだよ。 91 00:08:26,973 --> 00:08:29,809 ねっ ノルン姉も そう思うよね? 92 00:08:29,809 --> 00:08:35,148 私 シルフィさんのこと あんまり覚えてない。 93 00:08:35,148 --> 00:08:38,818 あっ そうだ! お父さんから お兄ちゃんに会ったら➡ 94 00:08:38,818 --> 00:08:41,821 渡すように 言われていたものがあったんだ。 95 00:08:41,821 --> 00:08:43,823 はい どうぞ。 96 00:08:45,992 --> 00:08:48,495 (ルーデウス)お~! 97 00:08:52,165 --> 00:08:56,836 お父さんは なんて? 一通は以前 届いたのと同じだな。 98 00:08:56,836 --> 00:09:00,440 もう一通には 2人を学校に通わせなさいって。 99 00:09:00,440 --> 00:09:04,110 え~! 私 もう 学校で習うことなんてないよ? 100 00:09:04,110 --> 00:09:07,947 でもな…。 お兄ちゃんのお世話がしたい! 101 00:09:07,947 --> 00:09:11,618 前に約束したじゃん! ほら あのときのだって➡ 102 00:09:11,618 --> 00:09:13,620 いつも持ってるんだよ! 103 00:09:19,959 --> 00:09:23,630 じゃあ せめて 魔法大学の試験を受けてみてくれ。 104 00:09:23,630 --> 00:09:25,632 その結果で判断しよう。 105 00:09:25,632 --> 00:09:30,303 えっ? あ~ はい。 わかりました。 106 00:09:30,303 --> 00:09:33,606 ノルンも 一応 試験を受けてみようか。 107 00:09:35,642 --> 00:09:38,978 ノルン姉 お兄ちゃんが話してるでしょ! 108 00:09:38,978 --> 00:09:42,816 でも 私 試験 落ちるかもしれないし。 109 00:09:42,816 --> 00:09:45,151 それは心配しないでいい。 110 00:09:45,151 --> 00:09:48,988 あの学校は お金があれば 誰でも入学できるから。 111 00:09:48,988 --> 00:09:52,492 うっ… そこまでして 学校 行きたくない! 112 00:09:52,492 --> 00:09:54,828 俺の言い方が悪かった。 113 00:09:54,828 --> 00:09:58,164 別に お金で無理やり入学させて もらおうってわけじゃなくて…。 114 00:09:58,164 --> 00:10:01,668 ちょっとノルン姉! お兄ちゃんに なんて口きいてんのさ! 115 00:10:01,668 --> 00:10:04,671 だって聞いたでしょ? お金で なんとかしようなんて! 116 00:10:04,671 --> 00:10:07,340 ノルン姉が勉強できないのが 悪いんでしょ! 117 00:10:07,340 --> 00:10:10,844 うっ… 受ければいいんでしょ! 118 00:10:10,844 --> 00:10:14,647 ノルン姉! まだ話 終わってないよ! うるさい! 119 00:10:17,350 --> 00:10:21,354 あ~あ 聞き分けのない子どもって 嫌だよね~。 120 00:10:21,354 --> 00:10:24,023 ねっ? お兄ちゃんも そう思うよね。 121 00:10:24,023 --> 00:10:26,192 アイシャ。 何? 122 00:10:26,192 --> 00:10:28,695 ノルンに対して 勉強できないとか➡ 123 00:10:28,695 --> 00:10:31,698 見下すようなことを言うのは やめなさい。 124 00:10:31,698 --> 00:10:35,034 だって ノルン姉 頑張ってないんだもん。 125 00:10:35,034 --> 00:10:38,037 お前から見れば そうかもしれないけど➡ 126 00:10:38,037 --> 00:10:42,375 ノルンはノルンなりに頑張ってるんだよ。 127 00:10:42,375 --> 00:10:46,079 まぁ お兄ちゃんが そう言うなら 気をつける。 128 00:10:48,882 --> 00:10:50,884 アイシャは学校に行かず➡ 129 00:10:50,884 --> 00:10:54,721 うちのメイドになりたいらしい。 どう思う? 130 00:10:54,721 --> 00:10:57,557 家のことは ちょっと おろそかになってるから➡ 131 00:10:57,557 --> 00:10:59,893 アイシャちゃんが 手伝ってくれるって言うなら➡ 132 00:10:59,893 --> 00:11:01,828 僕としては うれしいかな。 133 00:11:01,828 --> 00:11:06,332 とはいえ シルフィ 俺たちは責任ある大人だ。 134 00:11:06,332 --> 00:11:09,669 うん。 アイシャを学校に通わせ➡ 135 00:11:09,669 --> 00:11:13,339 可能性を示してやるのが 仕事なのではないだろうか。 136 00:11:13,339 --> 00:11:18,178 アイシャちゃんは たぶん ルディが考えてるより優秀な子だよ。 137 00:11:18,178 --> 00:11:20,513 きっと 学校に行っても行かなくても➡ 138 00:11:20,513 --> 00:11:23,683 彼女は うまくやると思うよ。 ほう…。 139 00:11:23,683 --> 00:11:26,186 だから あれこれ考えず➡ 140 00:11:26,186 --> 00:11:29,355 やりたいことを やらせてあげるのがいいと思う。 141 00:11:29,355 --> 00:11:32,192 問題は ノルンちゃんのほうかな。 142 00:11:32,192 --> 00:11:36,863 パウロさんやルイジェルドさんと離れて 不安そうにしてるみたいだし。 143 00:11:36,863 --> 00:11:40,033 僕らが ちゃんと 面倒を見てあげないとね。 144 00:11:40,033 --> 00:11:42,035 そうだな。 145 00:11:42,035 --> 00:11:46,206 《なんかシルフィが頼もしいな。 まるで フィッツ先輩のようだ。 146 00:11:46,206 --> 00:11:49,375 あっ いや… フィッツ先輩なのか》 147 00:11:49,375 --> 00:11:52,712 なんか 僕 偉そうなこと 言っちゃったかな? 148 00:11:52,712 --> 00:11:56,382 いや 助かったよ。 少し整理できた。 149 00:11:56,382 --> 00:11:58,718 女の子のことは よくわからないので➡ 150 00:11:58,718 --> 00:12:01,654 また シルフィに頼ることになりそうです。 151 00:12:01,654 --> 00:12:05,825 うん 困ったときは 助け合わないとね。 夫婦だし。 152 00:12:05,825 --> 00:12:07,827 はい。 153 00:12:11,497 --> 00:12:14,834 ジャーン! まさか満点とは…。 154 00:12:14,834 --> 00:12:17,170 これなら 学校に通わなくてもいいよね? 155 00:12:17,170 --> 00:12:20,340 試験の結果で考えるって お兄ちゃん 言ったもんね。 156 00:12:20,340 --> 00:12:23,009 わかった。 仕事のほうは➡ 157 00:12:23,009 --> 00:12:26,012 シルフィと相談して決めてくれ。 やった! 158 00:12:26,012 --> 00:12:31,184 《まさかの家事手伝い… いや 妹メイドの誕生である。 159 00:12:31,184 --> 00:12:36,356 ノルンのほうはというと… いまひとつの成績だった。 160 00:12:36,356 --> 00:12:40,360 もっとも 年齢的平均を やや下回るぐらいで➡ 161 00:12:40,360 --> 00:12:42,362 悪くはないらしい》 162 00:12:42,362 --> 00:12:45,698 ノルンは どこの学科に入りたい? 163 00:12:45,698 --> 00:12:49,035 学科については 俺も詳しくはないけど➡ 164 00:12:49,035 --> 00:12:51,204 結構 おもしろい授業があるから➡ 165 00:12:51,204 --> 00:12:55,875 何か やりたいことを探すのは どうだろう。 例えば…。 166 00:12:55,875 --> 00:12:59,379 私 寮で暮らしてみたい。 167 00:13:03,483 --> 00:13:06,653 寮暮らしか…。 ダメだよ! 168 00:13:06,653 --> 00:13:11,157 お父さんは お兄ちゃんと 一緒に暮らせって言ってたもん。 169 00:13:11,157 --> 00:13:13,993 《ダメだと突っぱねるのは簡単だ。 170 00:13:13,993 --> 00:13:17,830 だが ノルンが勇気を出して 言ってくれたことだし➡ 171 00:13:17,830 --> 00:13:22,502 仲の悪いアイシャや 嫌いな俺と 毎日 一緒にいるよりは…。 172 00:13:22,502 --> 00:13:26,005 少し 距離を置いてみるのもいいか》 173 00:13:26,005 --> 00:13:29,509 わかった。 じゃあ ノルンは寮で暮らすといい。 174 00:13:29,509 --> 00:13:32,845 なんで? ノルン姉は 点数 よくなかったじゃん! 175 00:13:32,845 --> 00:13:34,847 なんで わがまま聞くの? 176 00:13:34,847 --> 00:13:39,185 私は頑張って満点 取ったのに ノルン姉だけ ずるい! 177 00:13:39,185 --> 00:13:43,189 アイシャ 別に わがままを 聞いたわけじゃないんだ。 178 00:13:43,189 --> 00:13:49,195 寮で友達ができるかもしれないし ノルンにとっても そのほうが…。 179 00:13:49,195 --> 00:13:54,701 ノルン姉をひいきするのは 私のお母さんが妾だからですか? 180 00:13:54,701 --> 00:13:58,705 妾って… それ 誰に言われたんだ。 181 00:13:58,705 --> 00:14:03,476 お母さんと あと ノルンの おばあちゃんです。 182 00:14:03,476 --> 00:14:07,647 私が半分 お兄ちゃんと 血が つながっていないから➡ 183 00:14:07,647 --> 00:14:11,651 ノルンをひいきするんですか? 184 00:14:11,651 --> 00:14:15,321 俺は リーリャさんを 妾だなんて思ってないし➡ 185 00:14:15,321 --> 00:14:18,825 お前とノルンは 両方とも同じ妹だと思っている。 186 00:14:18,825 --> 00:14:21,828 言葉で言っても わからないかもしれないが➡ 187 00:14:21,828 --> 00:14:26,499 2人のためを思って 判断したつもりだ。 188 00:14:26,499 --> 00:14:28,501 わかった。 189 00:14:34,340 --> 00:14:48,020 ♬~ 190 00:14:48,020 --> 00:14:51,357 ノルン 魔法大学に通ううえで➡ 191 00:14:51,357 --> 00:14:55,027 言っておかないといけないことが いくつかあります。 192 00:14:55,027 --> 00:14:58,197 寮には寮のルールがあるので 従うこと。 193 00:14:58,197 --> 00:15:02,969 勉強を頑張ること。 友達を大切にすること。 194 00:15:02,969 --> 00:15:06,973 これが守れないなら この家から通ってもらいます。 195 00:15:06,973 --> 00:15:09,142 はい。 それと➡ 196 00:15:09,142 --> 00:15:13,980 学校で困ったことがあったら 俺か もしくは シルフィに言いなさい。 197 00:15:13,980 --> 00:15:17,316 はい。 あと起きたときと寝る前に➡ 198 00:15:17,316 --> 00:15:20,319 きちんと歯を磨くように。 はい。 199 00:15:20,319 --> 00:15:23,322 お風呂にも入るように。 はい。 200 00:15:23,322 --> 00:15:26,159 宿題もやるように。 はい。 201 00:15:26,159 --> 00:15:29,662 風邪をひかないように。 202 00:15:29,662 --> 00:15:34,667 最後に 最低でも10日に一度は この家に顔を出しなさい。 203 00:15:34,667 --> 00:15:38,571 えっ… なんでですか? 204 00:15:41,174 --> 00:15:45,878 心配だから。 わかりました。 205 00:15:57,190 --> 00:15:59,358 ノルン。 206 00:15:59,358 --> 00:16:03,563 次の授業 楽しみだね~。 先生 誰なんだろう。 207 00:16:08,301 --> 00:16:11,137 はぁ…。 208 00:16:11,137 --> 00:16:14,974 《ノルンが 魔法大学に入ってから1か月。 209 00:16:14,974 --> 00:16:19,145 彼女は友達の一人も 作っていないようで心配だ》 210 00:16:19,145 --> 00:16:21,147 はぁ…。 211 00:16:21,147 --> 00:16:25,318 (リニアーナ)最近 ボスが元気ないニャ。 そう見えますか。 212 00:16:25,318 --> 00:16:28,154 (プルセナ)見えるの。 フフッ。 213 00:16:28,154 --> 00:16:32,158 そんなボスに あちしらが プレゼントを用意したニャ。 214 00:16:32,158 --> 00:16:35,161 用意するのに1か月もかかったの。 215 00:16:35,161 --> 00:16:37,663 なんですか? これ。 おっと! 216 00:16:37,663 --> 00:16:40,333 中を見るのは家に帰ってからニャ。 217 00:16:40,333 --> 00:16:43,836 誰にも見つからないところで こっそり開けるの。 218 00:16:43,836 --> 00:16:48,841 そう言われると不安ですが… まぁ ありがとうございます。 219 00:16:48,841 --> 00:16:55,514 いいってことニャ。 ボスの下にいるのも大変なの。 220 00:16:55,514 --> 00:16:59,852 《中は やわらかいようだが ネズミとかじゃないよな…》 221 00:16:59,852 --> 00:17:03,456 (ルーク)何をやっているんだ? あっ いえ。 222 00:17:03,456 --> 00:17:06,559 このカバンを開けずに 中身を当てようかと。 223 00:17:08,628 --> 00:17:12,131 ちょっと 生徒会室まで来てくれないか? 224 00:17:12,131 --> 00:17:14,333 わかりました。 225 00:17:19,305 --> 00:17:21,307 あぁ…。 226 00:17:23,643 --> 00:17:28,814 お疲れさまです。 何か問題が起こりましたか? 227 00:17:28,814 --> 00:17:30,816 (アリエル)実は ここ最近➡ 228 00:17:30,816 --> 00:17:34,487 女子寮の新入生の顔色が すぐれないのです。 229 00:17:34,487 --> 00:17:37,323 ほう。 調査してみたところ➡ 230 00:17:37,323 --> 00:17:40,493 胸が小さく 顔の造形のいい子ばかりが➡ 231 00:17:40,493 --> 00:17:42,495 悩んでいるようでした。 232 00:17:42,495 --> 00:17:45,498 《もしかして ノルンも巻き込まれているのか》 233 00:17:45,498 --> 00:17:48,167 俺にできることなら 任せてください。 234 00:17:48,167 --> 00:17:52,338 本日 そのうちの一人に 詳しく聞いてみたところ➡ 235 00:17:52,338 --> 00:17:55,508 リニアとプルセナに… その…。 236 00:17:55,508 --> 00:17:59,178 その場で下着を脱ぐように 強要されたということです。 237 00:17:59,178 --> 00:18:01,681 下着…。 238 00:18:06,786 --> 00:18:10,623 更に情報を収集してみると あの2人は➡ 239 00:18:10,623 --> 00:18:14,460 「これで ボスが喜ぶ」などと 話していたそうです。 240 00:18:14,460 --> 00:18:16,462 その際に手に入れた下着を➡ 241 00:18:16,462 --> 00:18:20,066 一つのカバンに入れていた ということですが…。 242 00:18:28,140 --> 00:18:30,476 ルーデウス様 失礼ですが…。 243 00:18:30,476 --> 00:18:33,980 このカバンは リニアとプルセナより 今朝方 いただいたものです。 244 00:18:33,980 --> 00:18:35,982 中身は見てませんが そういうことなら➡ 245 00:18:35,982 --> 00:18:39,151 中は 例のものでしょう。 (アリエル)そうですか。 246 00:18:39,151 --> 00:18:43,656 一応 確認ですが あなたが命じて やらせていたことですか? 247 00:18:43,656 --> 00:18:47,827 いいえ! 違います! (アリエル)ルーデウス様は無関係であると。 248 00:18:47,827 --> 00:18:50,663 無論です! シルフィと結婚したばかりで➡ 249 00:18:50,663 --> 00:18:53,065 どうして そんな不満が出ましょう! 250 00:18:58,838 --> 00:19:03,943 わかりました。 信じましょう。 ありがとうございます。 251 00:19:03,943 --> 00:19:09,448 よかったよ。 てっきり 僕が 満足させてあげられてないのかと。 252 00:19:09,448 --> 00:19:11,784 はっ…。 253 00:19:11,784 --> 00:19:15,121 いいえ 私も おかしいと思っていました。 254 00:19:15,121 --> 00:19:18,791 シルフィと あれだけ激しい夜を 過ごしているというのに➡ 255 00:19:18,791 --> 00:19:20,793 他の女になど…。 256 00:19:20,793 --> 00:19:23,462 シルフィ 王女様に話しているんですか!? 257 00:19:23,462 --> 00:19:26,132 違う! そんなこと話してないよ! 258 00:19:26,132 --> 00:19:28,968 いえ カマを掛けてみただけです。 259 00:19:28,968 --> 00:19:32,972 新婚生活が順調なようで何より。 260 00:19:32,972 --> 00:19:36,308 さて それでですが…。 261 00:19:36,308 --> 00:19:38,978 は… はい あの2人には➡ 262 00:19:38,978 --> 00:19:41,313 僕のほうから 注意しておきましょう。 263 00:19:41,313 --> 00:19:43,315 これは アリエル王女の手で➡ 264 00:19:43,315 --> 00:19:45,818 被害者のもとに 返しておいてください。 265 00:19:47,987 --> 00:19:51,090 はい。 確かに。 266 00:19:53,159 --> 00:19:56,662 申し訳ありません。 リニアとプルセナのせいで…。 267 00:19:56,662 --> 00:20:01,367 群れのボスも大変ですね。 まぁ はい…。 268 00:20:04,837 --> 00:20:09,508 ノルン。 どうしたんだ? 269 00:20:09,508 --> 00:20:12,678 もうすぐ授業が始まるぞ。 270 00:20:12,678 --> 00:20:17,016 はじめまして。 この学校の 生徒会長を務めております➡ 271 00:20:17,016 --> 00:20:22,688 アリエルと申します。 ノッ… ノルン・グレイラットです。 272 00:20:22,688 --> 00:20:25,858 あら…。 273 00:20:25,858 --> 00:20:28,861 はい ノルンさん どうしました? 274 00:20:28,861 --> 00:20:34,200 あの… 第三実習室が どこか わからなくて。 275 00:20:34,200 --> 00:20:38,537 そうですか。 ルーク 案内してあげなさい。 276 00:20:38,537 --> 00:20:41,640 はい。 こっちだ。 おいで。 277 00:20:50,049 --> 00:20:52,718 まったく! お前たちのせいで➡ 278 00:20:52,718 --> 00:20:55,054 ぬれぎぬを 着せられるところだった。 279 00:20:55,054 --> 00:20:58,390 ご… ごめんニャ。 悪気は なかったの。 280 00:20:58,390 --> 00:21:00,326 勘弁してほしいの。 281 00:21:00,326 --> 00:21:04,163 ほら やっぱり ダメだったのニャ! リニアのせいなの。 282 00:21:04,163 --> 00:21:08,167 ボスが絶対 喜ぶからって。 ニャんだ? 1年。 283 00:21:08,167 --> 00:21:11,670 ジロジロ 見てんじゃニャーよ。 んっ? 284 00:21:11,670 --> 00:21:15,674 あっ…。 ノルン…。 285 00:21:15,674 --> 00:21:18,511 生意気な1年だニャ。 ヌーニなの。 286 00:21:18,511 --> 00:21:20,846 どっちが上か わからせてやるの。 287 00:21:20,846 --> 00:21:24,517 言っておきますが あの子は僕の妹です。 288 00:21:24,517 --> 00:21:27,353 ま… まぁ あれぐらい 元気あるほうがいいニャ! 289 00:21:27,353 --> 00:21:30,856 すごく かわいらしい子なの! 290 00:21:30,856 --> 00:21:34,193 俺の知らないところで ちょっかい かけるなよ? 291 00:21:34,193 --> 00:21:39,031 もちろんニャ。 悪いようにはしないの。 292 00:21:39,031 --> 00:21:43,536 《家族だからといって無条件で 仲よくできるわけじゃない。 293 00:21:43,536 --> 00:21:47,039 まぁ ゆっくり仲よくなればいい》 294 00:21:49,208 --> 00:22:12,131 ♬~