1 00:00:02,002 --> 00:00:19,353 ♬~ 2 00:00:19,353 --> 00:00:23,023 (ロキシー)ハァ ハァ…。 3 00:00:23,023 --> 00:00:25,025 ハァ ハァ ハァ。 4 00:00:27,027 --> 00:00:30,631 ハァ ハァ… あっ。 5 00:00:39,039 --> 00:00:42,042 《何度 繰り返しただろうか。 6 00:00:42,042 --> 00:00:46,046 目の前の魔法陣で たどりつく先は いつも違うのに➡ 7 00:00:46,046 --> 00:00:49,149 最終的に ここに戻ってきてしまう》 8 00:00:52,386 --> 00:00:55,689 《予感がある。 きっと次はない》 9 00:00:57,724 --> 00:01:00,327 《私は まだ何もしていない。 10 00:01:00,327 --> 00:01:04,498 夢だってある。 私は教師になりたい。 11 00:01:04,498 --> 00:01:07,000 そして お父さんと お母さんみたいに➡ 12 00:01:07,000 --> 00:01:09,603 人並みの幸せを感じてみたい》 13 00:01:11,672 --> 00:01:13,674 ハハ…。 14 00:01:13,674 --> 00:01:15,676 《私は死ぬ。 15 00:01:15,676 --> 00:01:19,379 夢がかなうことなく 惨めに死ぬだろう》 16 00:01:28,188 --> 00:01:30,691 死にたくない。 17 00:01:44,538 --> 00:01:48,041 (ルーデウス)ああ よかった。 18 00:01:48,041 --> 00:01:50,544 フッ。 19 00:02:05,325 --> 00:02:07,828 えっ? えっ? 20 00:02:07,828 --> 00:02:11,999 スー ハー スー ハー。 21 00:02:11,999 --> 00:02:14,334 あっ…。 22 00:02:14,334 --> 00:02:16,336 あ… あれ? 23 00:02:16,336 --> 00:02:18,839 すみません ちょっと臭いので。 24 00:02:18,839 --> 00:02:21,008 く… 臭いですか? 25 00:02:21,008 --> 00:02:23,343 違います! 私がですよ。 26 00:02:23,343 --> 00:02:26,179 1か月も こんな所にいたので。 27 00:02:26,179 --> 00:02:30,017 俺は気にしませんよ。 私が気にするんです。 28 00:02:30,017 --> 00:02:33,353 いえ そうではなく…。 29 00:02:33,353 --> 00:02:36,690 助けていただいて ありがとうございます。 30 00:02:36,690 --> 00:02:39,026 当然のことをしたまでです。 31 00:02:39,026 --> 00:02:41,028 (せきばらい) 32 00:02:41,028 --> 00:02:45,198 はじめまして 私の名前は ロキシー・ミグルディアと申します。 33 00:02:45,198 --> 00:02:48,702 できれば お名前を 聞かせていただけないでしょうか。 34 00:02:48,702 --> 00:02:51,038 はじめまして? 35 00:02:51,038 --> 00:02:54,374 えっ? あっ どこかで お会いしましたか? 36 00:02:54,374 --> 00:02:57,077 その… 覚えていなくて。 37 00:02:59,046 --> 00:03:02,482 覚えて… いない? 38 00:03:02,482 --> 00:03:07,654 覚えて… おぼ… おぼぼ…。 39 00:03:07,654 --> 00:03:10,057 (吐く音) 40 00:05:03,970 --> 00:05:08,808 《久しぶりに会ったロキシーは あまり変わっていなかった。 41 00:05:08,808 --> 00:05:13,313 ただ かなり衰弱していたため 一度 街に帰ることにした》 42 00:05:13,313 --> 00:05:17,317 すみません タルハンドさん。 ご迷惑をおかけします。 43 00:05:17,317 --> 00:05:19,486 (タルハンド)いいんじゃよ ロキシー。 44 00:05:19,486 --> 00:05:22,989 たまには わしも お前を助けんとのぉ。 45 00:05:22,989 --> 00:05:24,991 臭くはないですか? 46 00:05:24,991 --> 00:05:28,662 ルディが吐くほどなので 相当かと思いますが…。 47 00:05:28,662 --> 00:05:32,666 それは ロキシー師匠に会えたことへの うれしさと➡ 48 00:05:32,666 --> 00:05:35,836 忘れられた悲しみに挟まれて…。 49 00:05:35,836 --> 00:05:38,505 忘れてたわけじゃないんですよ。 50 00:05:38,505 --> 00:05:41,675 ただ 昔のかわいいルディと 今のルディが➡ 51 00:05:41,675 --> 00:05:44,077 結び付かなかっただけです。 52 00:05:46,012 --> 00:05:48,014 わぁ…。 53 00:05:51,017 --> 00:05:53,853 《いきなり吐いたのは 失礼だったな。 54 00:05:53,853 --> 00:05:56,356 でも本当にショックだったのだ。 55 00:05:56,356 --> 00:06:00,460 そういえば シルフィも俺に 「はじめまして」と言われて➡ 56 00:06:00,460 --> 00:06:02,629 ショックを受けたと言ってたな。 57 00:06:02,629 --> 00:06:05,799 帰ったら ちゃんと謝ろう。 58 00:06:05,799 --> 00:06:09,135 ロキシーの帰還に皆 歓喜した。 59 00:06:09,135 --> 00:06:13,473 原因はどうあれ うれしいことは うれしいのだ。 60 00:06:13,473 --> 00:06:16,810 ロキシーには 体力の回復を待つために➡ 61 00:06:16,810 --> 00:06:20,113 数日の間 安静にしてもらった》 62 00:06:24,651 --> 00:06:27,554 《早く よくなるといいな》 63 00:06:33,326 --> 00:06:36,830 おはようございます。 ロキシー師匠! 64 00:06:36,830 --> 00:06:41,167 皆さん この度は お手数をおかけしました。 65 00:06:41,167 --> 00:06:43,336 (エリナリーゼ) 気にしないでくださいまし。 66 00:06:43,336 --> 00:06:45,672 (パウロ)まっ 礼なら ルディに言ってくれ。 67 00:06:45,672 --> 00:06:47,674 こいつが突然➡ 68 00:06:47,674 --> 00:06:51,845 「父さん 神の気配がします」って 壁をぶち抜いて走りださなきゃ➡ 69 00:06:51,845 --> 00:06:54,014 見つけられなかっただろうからな。 70 00:06:54,014 --> 00:06:58,852 えっと ルーデウスさん その… ありがとうございました。 71 00:06:58,852 --> 00:07:02,289 気にしないでください。 当然のことですから。 72 00:07:02,289 --> 00:07:05,625 それより 前みたいに ルディって呼んでください。 73 00:07:05,625 --> 00:07:09,796 そ… そんな呼び方をして なれなれしくはありませんか? 74 00:07:09,796 --> 00:07:11,798 そんな。 75 00:07:11,798 --> 00:07:14,467 師匠に 「ルーデウスさん」なんて 呼ばせるぐらいなら➡ 76 00:07:14,467 --> 00:07:16,970 父さんにも 「ルーデウスさん」と呼ばせますよ。 77 00:07:16,970 --> 00:07:19,139 おい こら なんだそりゃ。 78 00:07:19,139 --> 00:07:22,309 以前のように 親しみを込めて呼んでください。 79 00:07:22,309 --> 00:07:27,614 何年たっても ロキシー・ミグルディアは 俺の尊敬する師匠なんですから。 80 00:07:29,649 --> 00:07:32,319 はい。 そうですね ルディ。 81 00:07:32,319 --> 00:07:34,321 はい 師匠。 82 00:07:34,321 --> 00:07:37,157 身長 大きくなりましたね。 83 00:07:37,157 --> 00:07:40,827 人族ですからね。 師匠は お変わりないようで。 84 00:07:40,827 --> 00:07:42,829 ちっちゃいままです。 85 00:07:42,829 --> 00:07:45,332 言うほど ちっちゃくはないと 思いますけどね。 86 00:07:45,332 --> 00:07:47,334 そうですか? 87 00:07:52,005 --> 00:07:54,507 (ギース)ロキシーの体調を見ながらだが➡ 88 00:07:54,507 --> 00:07:57,844 次に探索をするのは 3日後にしようと思う。 89 00:07:57,844 --> 00:07:59,846 早すぎやしないか? 90 00:07:59,846 --> 00:08:03,283 ロキシーは早いうちに 迷宮に入り直したほうがいい。 91 00:08:03,283 --> 00:08:07,954 ん? ああ そうか。 なるほど。 確かに そうだな。 92 00:08:07,954 --> 00:08:12,125 師匠には もうしばしの休養が 必要なのでは? 93 00:08:12,125 --> 00:08:14,627 先輩は知らねえかもしれないが➡ 94 00:08:14,627 --> 00:08:16,629 迷宮で 死にそうな目に遭ったときに➡ 95 00:08:16,629 --> 00:08:19,966 すぐに入り直さねえと 二度と迷宮に入れない➡ 96 00:08:19,966 --> 00:08:21,968 呪いが かかっちまうのよ。 97 00:08:21,968 --> 00:08:23,970 《呪いか。 98 00:08:23,970 --> 00:08:26,973 おそらく この世界の トラウマみたいなものだろうな》 99 00:08:26,973 --> 00:08:30,977 とりあえず 次は第三階層の攻略を進める。 100 00:08:30,977 --> 00:08:33,313 展開しだいだが 最低でも➡ 101 00:08:33,313 --> 00:08:36,316 第四階層への魔法陣を 見つけるまでは潜ろう。 102 00:08:36,316 --> 00:08:38,318 (ルーデウス/ロキシー)はい。 (エリナリーゼ)ええ。 103 00:08:38,318 --> 00:08:40,653 (パウロ)ロキシーは これを読んでおいてくれ。 104 00:08:40,653 --> 00:08:43,656 ルディが持ってきた転移迷宮の本だ。 105 00:08:43,656 --> 00:08:47,827 へ~ こんなものが…。 わかりました。 106 00:08:47,827 --> 00:08:50,330 あした辺り 熟読しておきましょう。 107 00:08:50,330 --> 00:08:55,135 よし じゃあ 全員 3日後に備えて解散。 108 00:09:02,942 --> 00:09:13,453 ♬~ 109 00:09:13,453 --> 00:09:16,456 あの ルディ。 なんですか? 師匠。 110 00:09:16,456 --> 00:09:19,959 目の前をうろうろされると 気が散ります。 111 00:09:19,959 --> 00:09:23,630 あ… すみませんでした。 112 00:09:23,630 --> 00:09:27,300 暇なら この本で いくつか わからない点があるので➡ 113 00:09:27,300 --> 00:09:30,804 教えてく…。 なんでも聞いてください! 114 00:09:30,804 --> 00:09:32,972 この部分なのですが。 115 00:09:32,972 --> 00:09:36,810 それなら詳細が こちらのページに書かれていますよ。 116 00:09:36,810 --> 00:09:41,147 《ああ それにしても ロキシーは本当に小さいな。 117 00:09:41,147 --> 00:09:45,485 膝の上に乗せれば すっぽりと包めてしまいそうだ。 118 00:09:45,485 --> 00:09:48,154 乗せたら怒られるんだろうな…》 119 00:09:48,154 --> 00:09:51,491 モンスターは… どうしました? 師匠。 120 00:09:51,491 --> 00:09:54,160 いえ なんでもないです。 121 00:09:54,160 --> 00:09:57,497 《いつの間にか背丈も ずいぶん超してしまったからな。 122 00:09:57,497 --> 00:09:59,833 悔しいのかもしれない。 123 00:09:59,833 --> 00:10:03,036 背が低いこと 気にしてるみたいだし》 124 00:10:09,008 --> 00:10:12,011 アイシクルフィールド! 125 00:10:12,011 --> 00:10:14,013 はあっ! 126 00:10:22,355 --> 00:10:24,691 終わりだな。 127 00:10:24,691 --> 00:10:26,693 フゥ…。 128 00:10:31,865 --> 00:10:34,033 そろそろ魔力切れです。 129 00:10:34,033 --> 00:10:36,035 休憩をお願いします。 130 00:10:36,035 --> 00:10:38,037 おう。 131 00:10:38,037 --> 00:10:41,040 さぁて そろそろ 第四階層への魔法陣が➡ 132 00:10:41,040 --> 00:10:43,042 見つかってほしいもんだな。 133 00:10:43,042 --> 00:10:45,378 ペースアップしたいところですね。 134 00:10:45,378 --> 00:10:49,048 だからって また 壁をぶち抜かないでくれよな。 135 00:10:49,048 --> 00:10:51,050 崩落しちまうし。 136 00:10:51,050 --> 00:10:53,052 (ルーデウス)わかってますよ。 137 00:10:53,052 --> 00:10:55,221 ルディ。 はい。 138 00:10:55,221 --> 00:10:57,891 ちょっと背中を 貸してもらっていいですか? 139 00:10:57,891 --> 00:10:59,893 どうぞ。 140 00:11:02,996 --> 00:11:04,998 (ロキシー)それにしても➡ 141 00:11:04,998 --> 00:11:08,835 ルディと迷宮に潜ることになるとは 思ってもみませんでした。 142 00:11:08,835 --> 00:11:10,837 (ルーデウス)そうですね。 143 00:11:15,008 --> 00:11:17,510 ルディ。 なんですか? 144 00:11:17,510 --> 00:11:20,680 ゼニスさんを助け出して 余裕ができたら➡ 145 00:11:20,680 --> 00:11:25,184 2人で迷宮に潜りませんか? 2人で… ですか? 146 00:11:25,184 --> 00:11:29,689 はい。 本来 迷宮探索は おもしろいものです。 147 00:11:29,689 --> 00:11:34,193 もっと簡単な迷宮に 2人で潜ってみませんか? 148 00:11:34,193 --> 00:11:38,364 いいですね。 帰ったら2人で潜りましょうか。 149 00:11:38,364 --> 00:11:43,369 約束ですよ。 ええ 約束です。 150 00:11:43,369 --> 00:11:46,206 あ… 眠気がきました。 151 00:11:46,206 --> 00:11:48,374 ちょっと… 寝ます。 152 00:11:48,374 --> 00:11:51,377 はい おやすみなさい。 153 00:11:51,377 --> 00:11:53,880 《勢いで返事をしてしまったが➡ 154 00:11:53,880 --> 00:11:56,216 子育てとかも しないといけない俺に➡ 155 00:11:56,216 --> 00:11:58,885 そんな時間はあるのだろうか? 156 00:11:58,885 --> 00:12:02,088 まぁ 余裕ができたらでいいか》 157 00:12:09,329 --> 00:12:11,831 ギース どうする? 158 00:12:11,831 --> 00:12:14,167 まだ少し余裕があるな。 159 00:12:14,167 --> 00:12:18,004 よし じゃあ 第四階層の雰囲気を 確かめてから➡ 160 00:12:18,004 --> 00:12:20,840 いったん戻るぞ。 161 00:12:20,840 --> 00:12:24,177 《仕事してるときのパウロは かっこいいな》 162 00:12:24,177 --> 00:12:27,080 (パウロ)ルディ! 敵だ! 163 00:12:29,015 --> 00:12:32,518 ストーンキャノンで先制します。 ルディ! いけません! 164 00:12:32,518 --> 00:12:36,356 アーマードウォリアーは 水神流の技を使うと聞いています。 165 00:12:36,356 --> 00:12:39,359 うかつに魔術を放てば カウンターが飛んできます。 166 00:12:39,359 --> 00:12:43,363 では どうすれば? 足を止めて援護に徹しましょう。 167 00:12:43,363 --> 00:12:46,532 了解! 父さん 泥沼を使います。 168 00:12:46,532 --> 00:12:49,869 足元に気をつけてください。 おう! 169 00:12:49,869 --> 00:12:57,043 ♬~ 170 00:12:57,043 --> 00:12:59,712 パウロ わたくしが左をやりますわ。 171 00:12:59,712 --> 00:13:02,649 わかった。 お前は いつも左だよな。 172 00:13:02,649 --> 00:13:06,352 壁側に剣があると やりにくいんですのよ。 173 00:13:08,821 --> 00:13:10,823 ワガママかよ。 174 00:13:13,493 --> 00:13:17,497 ルディ エリナリーゼさんを援護しましょう。 了解! 175 00:13:17,497 --> 00:13:21,000 勇壮なる氷剣にて 彼の者に断罪を! 176 00:13:21,000 --> 00:13:24,504 アイシクルエッジ! ストーンキャノン! 177 00:13:30,677 --> 00:13:34,681 さすがにA級ともなると すぐには倒せねえな。 178 00:13:34,681 --> 00:13:38,184 父さん もしかして 前より強くなりました? 179 00:13:38,184 --> 00:13:41,187 ん? いや そんなことはない。 180 00:13:41,187 --> 00:13:43,356 昔より弱いぐらいだ。 181 00:13:43,356 --> 00:13:46,559 さぁ 油断しないで行くぞ。 182 00:13:51,364 --> 00:13:53,366 ん? ん? 183 00:13:53,366 --> 00:13:57,070 ヘヘヘ…。 ウフフ。 184 00:13:59,372 --> 00:14:04,310 《迷宮攻略は 街と洞窟を 行ったり来たりしなきゃならない。 185 00:14:04,310 --> 00:14:07,146 でも… こんなに のんびりしていて➡ 186 00:14:07,146 --> 00:14:10,149 ゼニスは大丈夫なのだろうか?》 187 00:14:13,653 --> 00:14:16,489 《いや 焦って 二次遭難に遭うのは➡ 188 00:14:16,489 --> 00:14:19,992 避けなければならない。 慎重にだ》 189 00:14:25,998 --> 00:14:30,670 《さすが迷宮都市ラパン。 なんでも売っているな》 190 00:14:30,670 --> 00:14:32,672 スクロールを1枚作れば➡ 191 00:14:32,672 --> 00:14:35,007 あとは シェラさんが 書いてくれるはずですよ。 192 00:14:35,007 --> 00:14:37,310 それは頼もしいですね。 193 00:14:39,846 --> 00:14:42,014 アーマードウォリアー相手なら➡ 194 00:14:42,014 --> 00:14:44,517 地面に油でも まけばいいんじゃないですか? 195 00:14:44,517 --> 00:14:48,187 それでは パウロさんが転んでしまいますよ。 196 00:14:48,187 --> 00:14:51,691 あっ ルディ タルフロの根も もらいましょう。 197 00:14:51,691 --> 00:14:53,693 はい。 198 00:15:03,136 --> 00:15:07,640 おぉ…。 エリナリーゼさん用に よさそうですね。 199 00:15:07,640 --> 00:15:09,976 で お値段は…。 200 00:15:09,976 --> 00:15:11,978 (2人)高っ! 201 00:15:13,980 --> 00:15:17,150 同じ時期に師匠が ウェンポートにいたんですか? 202 00:15:17,150 --> 00:15:21,154 ええ。 ただ ルディと すれ違ったと気付いたのは➡ 203 00:15:21,154 --> 00:15:23,156 だいぶあとでしたけどね。 204 00:15:23,156 --> 00:15:26,325 家族のために 師匠が捜索に動いてくれて➡ 205 00:15:26,325 --> 00:15:28,995 うれしいです。 206 00:15:28,995 --> 00:15:33,166 パウロさんたちには とてもお世話になりましたから。 207 00:15:33,166 --> 00:15:36,335 魔法大学で 師匠とケンカ別れしたあと➡ 208 00:15:36,335 --> 00:15:42,675 仕事も 行く当てもなかった私を 快く受け入れてくれました。 209 00:15:42,675 --> 00:15:46,512 それに当時の私は ナメられないようにと➡ 210 00:15:46,512 --> 00:15:49,515 大げさに実力を吹聴していました。 211 00:15:49,515 --> 00:15:53,519 師匠は当時から偉大でしたよ。 いいえ。 212 00:15:53,519 --> 00:15:58,191 ルディのおかげで 私は 身の丈を思い知ったんです。 213 00:15:58,191 --> 00:16:01,794 えっ? 何せ 一つ教えると 工夫して➡ 214 00:16:01,794 --> 00:16:04,964 10にも20にもするような 弟子でしたからね。 215 00:16:04,964 --> 00:16:07,567 師匠の教えの たまものです。 216 00:16:09,635 --> 00:16:13,806 おかげで魔術を勉強し直して 水王級になり➡ 217 00:16:13,806 --> 00:16:19,011 性格も少し大人になったと 仲間に褒められたりもしました。 218 00:16:22,315 --> 00:16:28,487 ですから ブエナ村での2年間は 私にとって大切な思い出です。 219 00:16:28,487 --> 00:16:30,656 はい。 220 00:16:30,656 --> 00:16:34,660 ゼニスさん 救い出しましょうね。 221 00:16:34,660 --> 00:16:36,662 はい。 222 00:16:38,998 --> 00:16:41,000 フッ! 223 00:16:46,005 --> 00:16:49,509 この部屋で 第四階層の魔法陣は最後だ。 224 00:16:51,510 --> 00:16:54,847 《第四階層は あっさりと突破できたが➡ 225 00:16:54,847 --> 00:16:57,650 ゼニスの姿は やはり ない…》 226 00:17:07,460 --> 00:17:11,297 本のとおりだ。 タルフロの根は使えるぜ。 227 00:17:11,297 --> 00:17:14,300 よし じゃあ 戻らず このまま行くぞ。 228 00:17:14,300 --> 00:17:16,302 了解! 229 00:17:22,475 --> 00:17:24,644 ガーディアン前ですわね。 230 00:17:24,644 --> 00:17:26,646 この雰囲気は そうだな。 231 00:17:26,646 --> 00:17:29,849 気を引き締めないと いけませんね。 232 00:17:34,487 --> 00:17:38,991 この本の主は これ以上 攻略できてないみたいだな。 233 00:17:38,991 --> 00:17:42,161 手伝います。 おう 助かる。 234 00:17:42,161 --> 00:17:44,330 《今まで何度も踏んできた➡ 235 00:17:44,330 --> 00:17:47,667 双方向の魔法陣と 酷似しているが➡ 236 00:17:47,667 --> 00:17:51,504 本によると ランダム転移するらしいんだよな》 237 00:17:51,504 --> 00:17:53,673 ルディ わかるんですか? 238 00:17:53,673 --> 00:17:55,841 いえ さっぱり。 239 00:17:55,841 --> 00:17:59,011 ナナホシなら わかったかもしれませんが。 240 00:17:59,011 --> 00:18:01,948 もしかして ルディの恋人ですか? 241 00:18:01,948 --> 00:18:05,251 ナナホシが? まさか。 242 00:18:08,955 --> 00:18:12,959 (パウロ)どうだ? 何かわかったか? (ギース)いいや ダメだ。 243 00:18:12,959 --> 00:18:15,628 (ルーデウス) 本に書いてあることが事実なら➡ 244 00:18:15,628 --> 00:18:18,464 1つは罠なので 残り2つのどちらかが➡ 245 00:18:18,464 --> 00:18:20,800 正解ということにはなりますが…。 246 00:18:20,800 --> 00:18:24,470 チッ 2択かよ。 2択ですのね。 247 00:18:24,470 --> 00:18:27,139 2択か まったく。 248 00:18:27,139 --> 00:18:30,643 何かあるんですか? ジンクスだよ。 249 00:18:30,643 --> 00:18:35,982 2択は ギレーヌに選ばせなきゃ 失敗するってな。 250 00:18:35,982 --> 00:18:38,818 結論を出すのは 待ってもらえませんか。 251 00:18:38,818 --> 00:18:41,153 もう少し調べてみたいんです。 252 00:18:41,153 --> 00:18:44,156 よし ルディ 任せたぜ。 253 00:18:46,158 --> 00:18:49,495 《そうだ 何か引っ掛かるのだ。 254 00:18:49,495 --> 00:18:54,800 この部屋の雰囲気を見れば 特別な場所なのは確かなんだが》 255 00:19:04,110 --> 00:19:06,445 難儀してるな。 256 00:19:06,445 --> 00:19:08,948 ええ。 もしかすると➡ 257 00:19:08,948 --> 00:19:13,619 ここは この階層の終点ではない という考えが浮かびました。 258 00:19:13,619 --> 00:19:15,955 実は 別のルートがあるとか…。 259 00:19:15,955 --> 00:19:18,290 (パウロ)そりゃねえな。 えっ? 260 00:19:18,290 --> 00:19:20,626 終点は ここで間違いねえよ。 261 00:19:20,626 --> 00:19:24,296 根拠は? ない。 262 00:19:24,296 --> 00:19:26,465 まっ 焦ることはない。 263 00:19:26,465 --> 00:19:30,469 一人で答えを出そうとするなよ。 はい。 264 00:19:30,469 --> 00:19:33,305 あ~ それとな ルディ。 265 00:19:33,305 --> 00:19:35,808 ひと言 言いたいことがあったんだが。 266 00:19:35,808 --> 00:19:38,978 なんですか? 267 00:19:38,978 --> 00:19:41,814 (パウロ)あ~ いや これは 今は いいか。 268 00:19:41,814 --> 00:19:45,317 宿に戻ったらにしよう。 (ルーデウス)なんですか。 269 00:19:45,317 --> 00:19:48,320 そういうの 死亡フラグっていうんですよ。 270 00:19:48,320 --> 00:19:50,322 なんだそりゃ。 271 00:19:50,322 --> 00:19:53,159 今 言うと パーティーの士気にかかわるんだよ。 272 00:19:53,159 --> 00:19:55,327 説教の類いですか? 273 00:19:55,327 --> 00:19:59,165 まぁな。 似たようなもんだ。 274 00:19:59,165 --> 00:20:01,167 いいか ルディ。 275 00:20:01,167 --> 00:20:04,336 俺は今 ふた振りの剣を使っている。 276 00:20:04,336 --> 00:20:07,173 以前は ひと振りで十分だったが➡ 277 00:20:07,173 --> 00:20:10,342 今は この ふた振りがないと しっくりこない。 278 00:20:10,342 --> 00:20:15,014 どちらも愛着があるし役割が違う。 279 00:20:15,014 --> 00:20:18,017 まっ いずれ わかるさ。 280 00:20:24,356 --> 00:20:27,359 《この部屋… どこかで見た。 281 00:20:27,359 --> 00:20:29,361 つい最近だ》 282 00:20:32,031 --> 00:20:35,534 《そして 何かが足りない》 283 00:20:39,038 --> 00:20:41,040 あっ…。 284 00:20:41,040 --> 00:20:44,710 《そうだ。 ここは 転移魔法陣の遺跡に似ている》 285 00:20:44,710 --> 00:20:48,714 ギースさん! んあ? なんだ? 286 00:20:48,714 --> 00:20:52,051 この辺りに 隠し階段がないか 探してみてください。 287 00:20:52,051 --> 00:20:56,655 はぁ? いや… ありうるのか。 288 00:21:07,166 --> 00:21:09,168 (響く音) 289 00:21:09,168 --> 00:21:11,170 おい! ある…。 290 00:21:11,170 --> 00:21:13,839 あるぜ 先輩! この下に空洞が! 291 00:21:13,839 --> 00:21:16,008 床を壊して問題ありませんか? 292 00:21:16,008 --> 00:21:18,344 (ギース)ああ。 罠は ねえ。 293 00:21:18,344 --> 00:21:21,647 よっしゃ 先輩 やっちまえ! ここだ! 294 00:21:29,021 --> 00:21:31,357 よ~し! みんな! 295 00:21:31,357 --> 00:21:34,527 先輩が 隠し階段を見つけてくれたぜ! 296 00:21:34,527 --> 00:21:37,196 ガッハッハ! やるのう! てっ…。 297 00:21:37,196 --> 00:21:40,032 さすが俺の息子だっと! 痛っ! 298 00:21:40,032 --> 00:21:42,701 そういえば ここ 転移魔法陣の遺跡に➡ 299 00:21:42,701 --> 00:21:44,870 似てますものねっと! なっ…。 300 00:21:44,870 --> 00:21:47,540 落ち着けよ。 罠があるかもしれねえ。 301 00:21:47,540 --> 00:21:50,709 先輩 スクロール3枚ぐらい よこしてくれよっと! 302 00:21:50,709 --> 00:21:52,711 でっ…。 303 00:21:56,549 --> 00:22:00,986 お… お疲れさまです… っと。 304 00:22:00,986 --> 00:22:03,155 よっしゃ 先に行くぜ! 305 00:22:03,155 --> 00:22:05,658 みんな 気を引き締めろよ! 306 00:22:05,658 --> 00:22:08,060 (パウロ)おう! (ルーデウス/ロキシー)はい!