1 00:00:02,002 --> 00:00:26,026 ♬~ 2 00:00:26,026 --> 00:00:28,695 (ザノバ)おはようございます 師匠。 3 00:00:28,695 --> 00:00:32,032 (ジュリエット)おはよう… ございます。 ぐらんどますた。 4 00:00:32,032 --> 00:00:35,702 (ルーデウス)おはようございます。 ザノバ ジュリ。 5 00:00:35,702 --> 00:00:39,106 あっ…。 フフッ。 6 00:00:41,708 --> 00:00:44,711 あぁ… ん? 7 00:00:44,711 --> 00:00:48,048 (リニアーナ)お~ ボス。 おはようニャ。 8 00:00:48,048 --> 00:00:50,384 (プルセナ)おはようなの。 9 00:00:50,384 --> 00:00:52,386 うへぇ。 10 00:00:54,721 --> 00:00:58,058 ニャア!? ニャんだ? ボス。 ヌーニなの。 11 00:00:58,058 --> 00:01:00,661 ボスが とうとう発情したニャ。 12 00:01:00,661 --> 00:01:03,664 私の魅力のせいなの。 罪な女なの。 13 00:01:03,664 --> 00:01:07,334 ボスの女になれば 毎日 お肉食い放題ニャ。 14 00:01:07,334 --> 00:01:11,672 (クリフ)ルーデウス どうしたんだ? 何か変ですか? 15 00:01:11,672 --> 00:01:17,010 なんか… 自信に満ちあふれてる… ように見えるかな? 16 00:01:17,010 --> 00:01:20,013 あっ… フッ。 17 00:01:20,013 --> 00:01:23,350 今日は 皆さんに ご報告があります。 18 00:01:23,350 --> 00:01:26,353 詳しい内容については 言えませんが➡ 19 00:01:26,353 --> 00:01:29,356 先日 とある病から 解放されました。 20 00:01:29,356 --> 00:01:31,692 ボス 病気だったのかニャ? 21 00:01:31,692 --> 00:01:34,695 襲ってこなかった理由は それなの? 22 00:01:34,695 --> 00:01:37,030 おめでとうございます 師匠。 23 00:01:37,030 --> 00:01:40,033 余に相談してくれても よかったのですぞ。 24 00:01:40,033 --> 00:01:42,703 なるほど。 大変だったな。 25 00:01:42,703 --> 00:01:45,105 なんにせよ おめでとう。 26 00:01:47,040 --> 00:01:52,379 《魔法大学に入ってから1年 俺を悩ませていた病気が治った。 27 00:01:52,379 --> 00:01:57,684 シルフィが とても大切なものを ささげてまで俺を助けてくれた》 28 00:02:00,320 --> 00:02:03,323 《ようやく 人に戻れた気がした》 29 00:02:03,323 --> 00:02:05,993 発情のにおいが強くなったニャ。 30 00:02:05,993 --> 00:02:08,328 全校女生徒の貞操の危機だニャ。 31 00:02:08,328 --> 00:02:10,664 近くに寄ると妊娠するの。 32 00:02:10,664 --> 00:02:14,368 失礼な。 僕は紳士ですよ。 33 00:02:20,007 --> 00:02:23,343 ナナホシさんは もし誰かと つきあったら➡ 34 00:02:23,343 --> 00:02:26,346 その相手に何を望みますか? 35 00:02:26,346 --> 00:02:29,683 (ナナホシ)はぁ… 突然 何を言い出すの? 36 00:02:29,683 --> 00:02:32,019 恋バナ? 似たようなものです。 37 00:02:32,019 --> 00:02:36,356 あのね 私は早く帰りたいの。 真面目にやってくれない? 38 00:02:36,356 --> 00:02:39,026 いつもいつも雑談ばっかりして。 39 00:02:39,026 --> 00:02:42,362 黙って手を動かせば それだけ効率が上がるのよ。 40 00:02:42,362 --> 00:02:47,034 ナナホシさんは あれですか 恋愛経験はない人ですか? 41 00:02:47,034 --> 00:02:49,703 チッ。 42 00:02:49,703 --> 00:02:53,373 私にだって 好きな人ぐらい いるわ。 43 00:02:53,373 --> 00:02:57,377 ケンカして それっきりだけど…。 44 00:02:57,377 --> 00:02:59,379 《そういえば➡ 45 00:02:59,379 --> 00:03:02,649 ナナホシは ケンカの最中に 召喚されたんだったか》 46 00:03:02,649 --> 00:03:07,354 すみません。 謝るくらいなら手を動かして。 47 00:03:09,322 --> 00:03:14,628 好きな人は… 普通に 一緒にいてくれるだけで十分よ。 48 00:03:17,664 --> 00:03:21,668 《最近は定期的に パウロに手紙を送っている。 49 00:03:21,668 --> 00:03:26,339 病気が治った以上 家族との再会を 目指してもいいのだが…。 50 00:03:26,339 --> 00:03:30,043 その前に やらなければならない ことがある》 51 00:03:32,012 --> 00:03:34,014 (シルフィ)あっ…。 52 00:03:36,016 --> 00:03:38,351 《シルフィに操を立てる。 53 00:03:38,351 --> 00:03:41,021 彼女が俺を助けてくれたように➡ 54 00:03:41,021 --> 00:03:45,025 今度は俺が シルフィの望むことを してあげる番だ》 55 00:03:45,025 --> 00:03:47,027 そういえば…。 56 00:03:47,027 --> 00:03:51,031 《結婚って どうすればいいんだ?》 57 00:03:53,980 --> 00:03:55,980 (ザノバ)結婚ですか? 58 00:03:55,980 --> 00:03:59,650 ええ。 そういうとき どうするのか ちょっと気になって。 59 00:03:59,650 --> 00:04:03,990 そうだな… まずは家だろ? うむ。 60 00:04:03,990 --> 00:04:07,990 えっ? いきなり家ですか? 当たり前だ。 61 00:04:07,990 --> 00:04:10,990 結婚するのに 家もなくてどうするんだ。 62 00:04:10,990 --> 00:04:14,660 《そういえば パウロも結婚するにあたって➡ 63 00:04:14,660 --> 00:04:17,670 ブエナ村に 住むようになったんだったか》 64 00:04:17,670 --> 00:04:19,670 相手側が いいところのお嬢さんで➡ 65 00:04:19,670 --> 00:04:21,670 家を持っているってんなら ともかく➡ 66 00:04:21,670 --> 00:04:23,670 どっちも家なしだったら➡ 67 00:04:23,670 --> 00:04:26,680 男が用意するのが かい性ってもんだろ。 68 00:04:26,680 --> 00:04:29,350 《この世界では そういうものなのか》 69 00:04:29,350 --> 00:04:32,680 わかりました。 まずは家ですね。 70 00:04:32,680 --> 00:04:35,350 あした 町に出て 物件を見てきます。 71 00:04:35,350 --> 00:04:37,690 ルーデウス お前 結婚するのか? 72 00:04:37,690 --> 00:04:40,020 ええ。 まぁ。 73 00:04:40,020 --> 00:04:42,360 (クリフ)誰と? えっと…。 74 00:04:42,360 --> 00:04:47,030 病気を治してくれた人で。 なるほどな。 75 00:04:47,030 --> 00:04:49,700 もし相手がミリス教徒なら 言ってくれ。 76 00:04:49,700 --> 00:04:53,640 まだ略式しかできないが 祝詞はあげられる。 77 00:04:53,640 --> 00:04:55,640 はい。 78 00:05:00,310 --> 00:05:02,310 ふむ…。 79 00:05:02,310 --> 00:05:04,980 《物件を見るとは言ったものの➡ 80 00:05:04,980 --> 00:05:07,650 正直 どれぐらいの家を 買えばいいのか➡ 81 00:05:07,650 --> 00:05:09,650 俺には さっぱりわからない。 82 00:05:09,650 --> 00:05:11,990 シルフィは 王女の護衛だ。 83 00:05:11,990 --> 00:05:14,320 護衛抜きにしても 仲がいい。 84 00:05:14,320 --> 00:05:18,660 となると アリエル王女が 来訪する場合もあるのか。 85 00:05:18,660 --> 00:05:23,000 なら それなりの家じゃないと まずいよな?》 86 00:05:23,000 --> 00:05:27,340 シルフィと一緒に来たほうが よかったかもな。 87 00:05:27,340 --> 00:05:31,340 《いやいや ここで俺の かい性ぐらい 見せておかねば》 88 00:05:31,340 --> 00:05:37,010 広くて 部屋数が多くて しかも安いような物件は…。 89 00:05:37,010 --> 00:05:39,020 んっ? 90 00:05:48,020 --> 00:05:51,960 ふむ。 なかなかいい家ですな。 91 00:05:51,960 --> 00:05:55,970 (クリフ)いや 2人で暮らすには 大きすぎるぐらいじゃないか? 92 00:05:55,970 --> 00:05:59,640 (ルーデウス)訳ありなので 値段は そう高くないんですよ。 93 00:05:59,640 --> 00:06:02,640 呪われているって話だったか? 94 00:06:02,640 --> 00:06:06,310 なんでも 夜中になると どこからか音がして➡ 95 00:06:06,310 --> 00:06:09,650 翌日 家の者が 惨殺されていたそうです。 96 00:06:09,650 --> 00:06:12,650 (ザノバ)除霊などは しなかったのですか? 97 00:06:12,650 --> 00:06:14,650 (ルーデウス)冒険者ギルドは 犠牲者が出てから➡ 98 00:06:14,650 --> 00:06:17,320 受けてくれなくて 魔術ギルドのほうも➡ 99 00:06:17,320 --> 00:06:21,660 取り合ってくれないみたいですよ。 (クリフ)怠慢だな~。 100 00:06:21,660 --> 00:06:24,660 だから 2人を呼んだんですよ。 101 00:06:24,660 --> 00:06:30,070 さて ザノバさん クリフさん まいりましょうか。 102 00:06:37,670 --> 00:06:40,680 お前な いきなり壊すなよ。 103 00:06:40,680 --> 00:06:45,080 失礼。 扉がゆがんで 開かなくなっていました。 104 00:06:47,020 --> 00:06:51,960 ふ~む… 師匠 どうしますか? 105 00:06:51,960 --> 00:06:56,290 まずは1階の右手から すべての部屋を見て回ります。 106 00:06:56,290 --> 00:06:58,300 かしこまりました。 107 00:06:58,300 --> 00:07:00,960 な… なんか お前 本格的だな。 108 00:07:00,960 --> 00:07:04,300 一応 僕もA級冒険者ですからね。 109 00:07:04,300 --> 00:07:06,970 あっ ああ そうだったな。 110 00:07:06,970 --> 00:07:09,970 あ~ それで 僕は どうすればいい? 111 00:07:09,970 --> 00:07:12,640 敵を見つけたら 初級の神撃魔術で➡ 112 00:07:12,640 --> 00:07:16,980 攻撃してください。 りょ… 了解。 113 00:07:16,980 --> 00:07:49,010 ♬~ 114 00:07:50,950 --> 00:07:54,280 ふぅ… いませんね。 115 00:07:54,280 --> 00:07:57,290 それで 今日は ここに泊まるんだよな? 116 00:07:57,290 --> 00:07:59,960 はい。 よろしくお願いします。 117 00:07:59,960 --> 00:08:03,630 もうすぐ 日が落ちますな。 118 00:08:03,630 --> 00:08:07,300 《例のやつは 夜中に現れるという話だ。 119 00:08:07,300 --> 00:08:10,970 おそらく なんらかの魔物が すみ着いているのだろう。 120 00:08:10,970 --> 00:08:12,970 町なかにいる時点で➡ 121 00:08:12,970 --> 00:08:15,640 それほど強力な 魔物ではないと思うが➡ 122 00:08:15,640 --> 00:08:17,640 油断は禁物だ》 123 00:08:17,640 --> 00:08:19,980 ジュリが心配ですな。 124 00:08:19,980 --> 00:08:22,650 僕もリーゼが心配だ。 125 00:08:22,650 --> 00:08:26,320 《俺だって シルフィが心配だ》 126 00:08:26,320 --> 00:08:29,650 ザノバ。 なんでしょうか? 127 00:08:29,650 --> 00:08:34,660 俺 この件が片づいたら 結婚するんだ。 128 00:08:34,660 --> 00:08:38,330 んっ? はい。 さっさと終わらせて➡ 129 00:08:38,330 --> 00:08:41,660 この屋敷で 盛大に祝いたいものですな。 130 00:08:41,660 --> 00:08:45,340 そのお祝い ちゃんと 僕とリーゼも呼べよ。 131 00:08:45,340 --> 00:08:48,340 うっ… フフフ…。 132 00:08:48,340 --> 00:08:51,040 当たり前じゃないですか。 133 00:09:04,950 --> 00:09:06,960 ハァ…。 134 00:09:22,310 --> 00:09:24,970 (寝息) 135 00:09:24,970 --> 00:09:28,980 (足音) 136 00:09:35,650 --> 00:09:37,650 (物音) 137 00:09:39,660 --> 00:09:43,360 ルーデウス! 起きろ! 音がする! 138 00:09:51,330 --> 00:09:55,340 ザノバを起こしてください。 139 00:09:55,340 --> 00:09:57,640 んっ… あぁ? 140 00:10:01,010 --> 00:10:05,010 (物音) 141 00:10:14,360 --> 00:10:18,700 どうですか? 見える範囲には いませんね。 142 00:10:18,700 --> 00:10:20,700 索敵します。 143 00:10:20,700 --> 00:10:22,700 わ… わかった。 わかりました。 144 00:10:26,040 --> 00:10:30,040 上の階から順番に 隅から隅まで調べましょう。 145 00:10:30,040 --> 00:10:32,040 (クリフ)あっ ああ…。 146 00:10:39,720 --> 00:10:43,720 あとは地下室だけです。 ああ。 147 00:10:51,660 --> 00:10:56,070 (ルーデウス)そっちは どうですか? (ザノバ)何もいませんな。 148 00:10:58,000 --> 00:11:03,010 あっ… どうだった? 149 00:11:03,010 --> 00:11:06,010 (ルーデウス)とりあえず 荷物を置いた部屋へ戻り➡ 150 00:11:06,010 --> 00:11:08,010 襲撃に備えましょう。 151 00:11:08,010 --> 00:11:11,350 《音はした。 なら 敵は来る。 152 00:11:11,350 --> 00:11:13,680 あるいは こちらが寝静まるまで➡ 153 00:11:13,680 --> 00:11:16,390 様子を見ている 可能性もあるが…》 154 00:11:18,350 --> 00:11:20,690 (ルーデウス) まだ潜んでる可能性もある。 155 00:11:20,690 --> 00:11:23,090 十分 注意してください。 156 00:11:25,360 --> 00:11:28,700 大丈夫そうですな。 ふぅ…。 157 00:11:28,700 --> 00:11:32,370 《やはり寝込みを襲ってくると 見るべきか》 158 00:11:32,370 --> 00:11:34,370 んっ? 159 00:11:53,990 --> 00:11:55,990 あっ! 160 00:12:01,330 --> 00:12:04,030 うわ~! 161 00:12:08,000 --> 00:12:10,010 うわ~! 162 00:12:12,340 --> 00:12:14,340 はっ! 163 00:12:17,010 --> 00:12:19,020 師匠! 164 00:12:25,690 --> 00:12:27,690 ザノバ! 165 00:12:29,690 --> 00:12:31,690 余は神子です。 166 00:12:31,690 --> 00:12:34,360 これしきでは 傷一つ つきませんぞ。 167 00:12:34,360 --> 00:12:37,700 母なる大地に恵みを与えし 我らが神よ➡ 168 00:12:37,700 --> 00:12:41,040 理に背きし愚かなる者に 神罰を与えよ! 169 00:12:41,040 --> 00:12:43,040 エクソシストレート! 170 00:12:45,380 --> 00:12:47,710 これは…。 171 00:12:47,710 --> 00:12:51,310 ひっ!? き… 効かないじゃないか! 172 00:12:51,310 --> 00:12:53,320 俺がやる。 173 00:12:53,320 --> 00:12:55,320 ザノバ どけ! 174 00:12:55,320 --> 00:12:57,320 お待ちください 師匠! 175 00:12:57,320 --> 00:12:59,320 いいから どけ! 俺がやる! 176 00:12:59,320 --> 00:13:03,630 お待ちください 師匠! お願いします! 177 00:13:13,340 --> 00:13:15,670 ふぅ…。 178 00:13:15,670 --> 00:13:19,010 師匠 まずは部屋に。 179 00:13:19,010 --> 00:13:21,610 (ルーデウス)あっ ああ…。 180 00:13:25,350 --> 00:13:27,680 い… いや 逃げたわけじゃないぞ。 181 00:13:27,680 --> 00:13:30,350 あんな狭い廊下だと 邪魔になると思って。 182 00:13:30,350 --> 00:13:34,020 そうですね。 いい判断です。 だろ? 183 00:13:34,020 --> 00:13:38,030 《まぁ 俺も腰を抜かしたし 何も言うまい》 184 00:13:38,030 --> 00:13:40,360 ザノバ さっきは助かった。 185 00:13:40,360 --> 00:13:43,030 けどな お前だって どっかの魔王みたいに➡ 186 00:13:43,030 --> 00:13:45,370 不死身じゃないんだから。 すごいですよ 師匠。 187 00:13:45,370 --> 00:13:49,370 こ… これは… 人形? 188 00:13:49,370 --> 00:13:52,640 師匠! すばらしいですよ これは。 189 00:13:52,640 --> 00:13:56,310 ザノバ。 いくら お前が人形好きだからってな…。 190 00:13:56,310 --> 00:13:59,980 師匠! この人形は 動いていたんですよ! 191 00:13:59,980 --> 00:14:05,320 動く人形なんですよ! 動く人形…。 192 00:14:05,320 --> 00:14:11,660 《動く人形 自動人形 オートマタ メイドロボ はわわ》 193 00:14:11,660 --> 00:14:16,000 確かに すごいな。 師匠 ようやく気付かれましたか。 194 00:14:16,000 --> 00:14:18,000 さすがだな。 195 00:14:18,000 --> 00:14:20,340 ザノバの人形を見る目は すでに俺を超えている。 196 00:14:20,340 --> 00:14:24,670 フフッ 余は一目で これが人形だと気付きましたよ。 197 00:14:24,670 --> 00:14:27,010 《ここに動く人形がいる。 198 00:14:27,010 --> 00:14:32,350 ということは 仕組みさえわかれば 俺たちでも作れるかもしれない。 199 00:14:32,350 --> 00:14:34,350 こいつは木製のようだが➡ 200 00:14:34,350 --> 00:14:38,350 もしシリコン素材のようなフィギュアでも 動かせるのなら…。 201 00:14:38,350 --> 00:14:40,360 夢が広がる》 202 00:14:40,360 --> 00:14:44,030 ザノバ どうしましょう。 胸がドキドキしてきましたよ。 203 00:14:44,030 --> 00:14:48,030 師匠 余もです。 涙が出てきそうですよ。 204 00:14:48,030 --> 00:14:50,970 (クリフ)おい! お前ら いいかげんにしろ! 205 00:14:50,970 --> 00:14:53,970 そんなこと言ってる 場合じゃないだろうが。 206 00:14:53,970 --> 00:14:56,640 「そんなこと」とは なんだ~! 207 00:14:56,640 --> 00:14:58,640 人形が動いたのだぞ! 208 00:14:58,640 --> 00:15:01,310 なぜ その重大さが わからん! 209 00:15:01,310 --> 00:15:04,310 魔物には 動くよろいとかもいるんだぞ! 210 00:15:04,310 --> 00:15:06,980 ザノバ 手を離してください。 211 00:15:06,980 --> 00:15:08,990 むっ… しかし 師匠。 212 00:15:08,990 --> 00:15:11,650 クリフ先輩の言うことは もっともです。 213 00:15:11,650 --> 00:15:15,990 おそらく この人形が 悪霊の正体でしょう。 214 00:15:15,990 --> 00:15:19,660 一体とはかぎりません。 探して捕まえましょう。 215 00:15:19,660 --> 00:15:23,670 もしかすると 人形の設計図などが 見つかるかもしれませんしね。 216 00:15:23,670 --> 00:15:26,340 おおっ なるほど 確かに。 217 00:15:26,340 --> 00:15:30,010 (ルーデウス)この人形がどこにいたのか 徹底的に突き止めましょう。 218 00:15:30,010 --> 00:15:32,010 はぁ…。 219 00:15:35,340 --> 00:15:38,350 (ルーデウス) 壁を開閉した跡がありますね。 220 00:15:38,350 --> 00:15:41,020 おそらく この先に部屋があります。 221 00:15:41,020 --> 00:15:45,350 ザノバ ここを押してみてくれ。 承知しました。 222 00:15:45,350 --> 00:15:47,360 ふん…。 223 00:15:49,360 --> 00:15:53,360 おぉ…。 やっぱり隠し扉か。 224 00:16:00,300 --> 00:16:03,640 クリフ先輩 この台座が何か わかりますか? 225 00:16:03,640 --> 00:16:06,640 いや 初めて見るな。 226 00:16:11,980 --> 00:16:16,320 何か見つけたか? ええ。 これは…。 227 00:16:16,320 --> 00:16:19,660 (ザノバ)人形のことが 書いてあるように見えますな。 228 00:16:19,660 --> 00:16:23,330 (クリフ)図だけなら魔道具の魔法陣に 似てなくもないな。 229 00:16:23,330 --> 00:16:25,330 そうなんですか? 230 00:16:25,330 --> 00:16:28,330 ああ。 最近 魔道具について 調べているんだが➡ 231 00:16:28,330 --> 00:16:31,000 似たような魔法陣を 見たことがある。 232 00:16:31,000 --> 00:16:33,000 なるほど。 233 00:16:33,000 --> 00:16:37,010 《この部屋のあるじは あの人形を研究していたのだろう。 234 00:16:37,010 --> 00:16:40,680 人形には ガードマン的な役割を 担わせていたのだと思う。 235 00:16:40,680 --> 00:16:46,020 惨殺された人物は運悪く 侵入者と認識されたということか。 236 00:16:46,020 --> 00:16:48,680 研究成果が 残っているということは➡ 237 00:16:48,680 --> 00:16:53,290 部屋のあるじは 事故で死んだ可能性が高い》 238 00:16:53,290 --> 00:16:56,960 なんにせよ 人形は あの一体だけだったようです。 239 00:16:56,960 --> 00:16:58,960 はい。 うん。 240 00:16:58,960 --> 00:17:01,960 《これにて 一件落着というわけだ》 241 00:17:05,970 --> 00:17:07,970 クリフ先輩。 ザノバ。 242 00:17:07,970 --> 00:17:10,640 今回は手伝ってもらって ありがとうございます。 243 00:17:10,640 --> 00:17:13,640 気にするなよ。 僕とお前の仲だろ。 244 00:17:13,640 --> 00:17:16,980 それより 地下室にあったものは どうする? 245 00:17:16,980 --> 00:17:19,980 ひとまず 空いている研究室を借りて➡ 246 00:17:19,980 --> 00:17:22,990 そこで研究しましょうか。 247 00:17:22,990 --> 00:17:25,990 師匠。 なんですか? 248 00:17:25,990 --> 00:17:31,330 この動く人形の研究 余に 一任してもらえないでしょうか? 249 00:17:31,330 --> 00:17:34,000 どうしたんだよ 急に。 250 00:17:34,000 --> 00:17:38,330 余は魔力総量も少なく 手先も不器用です。 251 00:17:38,330 --> 00:17:42,000 ジュリのためにと作り始めた 赤竜の人形も➡ 252 00:17:42,000 --> 00:17:47,680 師匠の足を引っ張るばかりで 遅々として作業が進みません。 253 00:17:47,680 --> 00:17:51,950 手記の解析には少々 時間がかかるやもしれません。 254 00:17:51,950 --> 00:17:58,290 すべてを師匠が行われたほうが 研究は早く進むやもしれません。 255 00:17:58,290 --> 00:18:02,290 研究中に人形が また暴れたら どうするんだ? 256 00:18:02,290 --> 00:18:05,630 多少 暴れられても 余なら問題ない。 257 00:18:05,630 --> 00:18:08,030 それは そうだろうが…。 258 00:18:09,970 --> 00:18:11,970 お願いします 師匠。 259 00:18:11,970 --> 00:18:16,640 師匠の計画が成就したとき 余は金を出しただけだった➡ 260 00:18:16,640 --> 00:18:20,640 という結果に 終わりたくはないのです。 261 00:18:20,640 --> 00:18:25,050 どうか! この研究を余にお任せください! 262 00:18:26,980 --> 00:18:31,650 わかった。 ザノバ お前に任せるよ。 263 00:18:31,650 --> 00:18:33,660 本当ですか! 264 00:18:33,660 --> 00:18:36,660 でも 隠れて 研究されていたくらいだから➡ 265 00:18:36,660 --> 00:18:39,660 気をつけてな? ありがとうございます! 266 00:18:39,660 --> 00:18:42,000 管理だけは しっかりしてくれよ。 267 00:18:42,000 --> 00:18:47,000 大学で お化け騒ぎとか 僕は嫌だからな。 268 00:18:47,000 --> 00:18:52,310 《思わぬ収穫もあったが これで 夢のマイホームだ》 269 00:18:56,610 --> 00:19:01,280 ルディが見せたいものって何かな~。 すごい楽しみだよ~。 270 00:19:01,280 --> 00:19:03,620 棒読みだな シルフィ。 271 00:19:03,620 --> 00:19:06,960 もしかして 君 こっそり情報収集とかして➡ 272 00:19:06,960 --> 00:19:09,290 事前に知ってるのではないかね? 273 00:19:09,290 --> 00:19:11,630 フッ フフフ…。 274 00:19:11,630 --> 00:19:16,330 え~ なんのこと? 僕 全然わからないよ。 275 00:19:23,310 --> 00:19:25,310 わぁ…。 276 00:19:25,310 --> 00:19:38,650 ♬~ 277 00:19:38,650 --> 00:19:42,990 屋根の色は シルフィの昔の髪の色に 近いものにしたんだ。 278 00:19:42,990 --> 00:19:48,000 シルフィは嫌かもしれないけど 俺は結構 好きだったからさ。 279 00:19:48,000 --> 00:19:53,000 えっ? あぁ そうだね。 はぁ…。 280 00:19:55,340 --> 00:19:59,040 ささ どうぞ 中のほうも見てください。 281 00:20:01,010 --> 00:20:34,040 ♬~ 282 00:20:34,040 --> 00:20:37,710 とりあえず 2階で用意したのは この部屋だけです。 283 00:20:37,710 --> 00:20:39,720 すごい。 284 00:20:41,720 --> 00:20:44,050 なんで こんなに大きなベッドを? 285 00:20:44,050 --> 00:20:46,390 そりゃ もちろん…。 286 00:20:46,390 --> 00:20:49,990 シルフィをおいしく食べるためさ~! 287 00:20:49,990 --> 00:20:53,660 あっ そっか。 そうだよね…。 288 00:20:53,660 --> 00:20:56,070 アハハ。 エヘヘ。 289 00:21:02,000 --> 00:21:04,670 シルフィ。 はっ はい。 290 00:21:04,670 --> 00:21:06,680 結婚するとは言ったが➡ 291 00:21:06,680 --> 00:21:10,010 正直 どうすればいいのか 俺は わからない。 292 00:21:10,010 --> 00:21:13,680 こうして家を買ってはみたが これからのことだって➡ 293 00:21:13,680 --> 00:21:16,350 話し合わなければ ならないことばかりだ。 294 00:21:16,350 --> 00:21:21,020 えっと… ルディが望むんだったら 何人でも。 295 00:21:21,020 --> 00:21:23,690 おっ おう…。 (せきばらい) 296 00:21:23,690 --> 00:21:26,360 それは 俺も望むところだが…。 297 00:21:26,360 --> 00:21:29,370 アリエル王女の護衛は どうするんだ? 298 00:21:29,370 --> 00:21:33,040 僕らは まだ あと2年は この国にいるし➡ 299 00:21:33,040 --> 00:21:37,370 卒業したあとも すぐ アスラ王国に 戻るわけじゃないんだ。 300 00:21:37,370 --> 00:21:40,710 だから えっと…。 301 00:21:40,710 --> 00:21:46,380 ごめん。 よく考えたら ルディに失礼な話だよね。 302 00:21:46,380 --> 00:21:49,050 こんな立派な おうちも用意してくれたのに➡ 303 00:21:49,050 --> 00:21:51,320 あまり居つけないだろうし。 304 00:21:51,320 --> 00:21:56,330 《シルフィは 俺に 大切なものを 取り戻させてくれた。 305 00:21:56,330 --> 00:21:58,660 自分の体を使って。 306 00:21:58,660 --> 00:22:02,330 しかも シルフィは初めてで 俺は乱暴だった。 307 00:22:02,330 --> 00:22:06,670 さぞ 怖かっただろう。 というのに➡ 308 00:22:06,670 --> 00:22:09,000 そうした そぶりは まったく見せず➡ 309 00:22:09,000 --> 00:22:12,340 朝 起きたら 俺を見て ほほ笑んでくれた。 310 00:22:12,340 --> 00:22:15,680 そのおかげで 俺は 力を取り戻すことができたのだ。 311 00:22:15,680 --> 00:22:19,350 シルフィがダメというなら 誰がいいというのだ》 312 00:22:19,350 --> 00:22:24,350 僕に妻になる 資格なんて…。 313 00:22:24,350 --> 00:22:26,360 シルフィは 俺のものだ! 314 00:22:26,360 --> 00:22:28,360 ふえ!? あっ はい。 315 00:22:28,360 --> 00:22:30,360 ルディのです。 316 00:22:38,370 --> 00:22:41,670 なので 結婚してください。 317 00:22:47,710 --> 00:22:49,710 はい。 318 00:22:51,980 --> 00:22:55,990 シルフィは シルフィのやりたいように やればいいんだ。 319 00:22:55,990 --> 00:22:58,320 それで お互い 言いたいことがあったら➡ 320 00:22:58,320 --> 00:23:00,320 きちんと話し合っていこう。 321 00:23:00,320 --> 00:23:02,320 うん。 そうだね。 322 00:23:02,320 --> 00:23:06,630 さしあたって 何か俺に 言っておくべきことはあるかい? 323 00:23:10,000 --> 00:23:13,600 突然 いなくなったりしないでね。 324 00:23:15,670 --> 00:23:18,670 ああ。 わかった。 325 00:23:18,670 --> 00:23:22,340 突然いなくなったり しない。 約束だ。 326 00:23:22,340 --> 00:23:24,650 うん。 約束。 327 00:23:29,690 --> 00:23:32,090 (2人)フフフ。