1 00:00:37,400 --> 00:00:40,900 (ゾルダート)赤竜か? (ルーデウス)2時の方向にラスターグリズリー! 2 00:00:40,900 --> 00:00:44,240 群れでいます。 すごい雪ぼこりです。 3 00:00:44,240 --> 00:00:47,910 何匹だ!? 8… いや 10匹はいますね。 4 00:00:47,910 --> 00:00:50,910 こっちに気付いてますよ。 まっすぐ近づいてきます! 5 00:00:50,910 --> 00:00:53,410 速い! 6 00:00:53,410 --> 00:00:57,420 散開しろ! 泥沼 下りてこい。 援護を頼む! 7 00:00:57,420 --> 00:00:59,420 (ルーデウス)了解! 8 00:00:59,420 --> 00:01:02,360 泥沼! はい! 9 00:01:02,360 --> 00:01:04,360 今だ! 10 00:01:04,360 --> 00:01:09,200 (ゾルダート)かかれ! (一同)うお~! 11 00:01:09,200 --> 00:01:37,390 ♬~ 12 00:01:37,390 --> 00:01:39,390 (鳴き声) 13 00:01:39,390 --> 00:01:43,400 おい 赤竜だ! 来てるぞ! 14 00:01:43,400 --> 00:01:46,700 グリズリーは やつらから逃げて… うおっ! 15 00:01:56,410 --> 00:02:00,580 おい 泥沼! どういうことだ? サボってたんじゃねえだろうな! 16 00:02:00,580 --> 00:02:03,180 雪ぼこりで見えなかったんです! 17 00:02:03,180 --> 00:02:05,850 くっ…。 18 00:02:05,850 --> 00:02:07,860 ぐあっ! うわっ! 19 00:02:09,860 --> 00:02:12,960 畜生… 撤退だ 撤退! 20 00:02:15,030 --> 00:02:18,370 (ルーデウス)煙幕をかけます! バラバラに逃げてください! 21 00:02:18,370 --> 00:02:52,400 ♬~ 22 00:02:52,400 --> 00:02:56,200 (一同)おぉ…。 かかった…。 23 00:03:08,680 --> 00:03:12,020 やった… やったぞ! 24 00:03:12,020 --> 00:03:15,190 (歓声) 25 00:03:15,190 --> 00:03:17,190 やったな。 26 00:03:21,880 --> 00:03:27,720 (笑い声) 27 00:03:27,720 --> 00:03:30,890 (コンラート)いや~ 泥沼 お前 ホントに強いよな。 28 00:03:30,890 --> 00:03:33,560 だてに 魔大陸を旅してきてねえな。 29 00:03:33,560 --> 00:03:37,060 強い強いとは思ってたけど ここまでとはな。 30 00:03:37,060 --> 00:03:39,390 相手も死にかけでしたからね。 31 00:03:39,390 --> 00:03:42,400 なぁ 泥沼。 そろそろ うちのパーティーに➡ 32 00:03:42,400 --> 00:03:44,570 正式に入ってもいいんだぜ? 33 00:03:44,570 --> 00:03:47,740 お前だって居心地が悪いとは 思ってないんだろ? 34 00:03:47,740 --> 00:03:52,510 いえ 名が売れてしばらくしたら また次の国に行きます。 35 00:03:52,510 --> 00:03:55,410 母親を捜さなきゃならないんで。 36 00:04:05,850 --> 00:04:08,960 今日も一日 ありがとうございました。 37 00:04:11,030 --> 00:04:26,710 ♬~ 38 00:04:26,710 --> 00:04:31,380 ふぅ… はぁ。 39 00:04:31,380 --> 00:04:33,380 はっ! 40 00:04:41,720 --> 00:04:44,890 そのときである! 41 00:04:44,890 --> 00:04:47,060 赤竜が現れたのだ! 42 00:04:47,060 --> 00:04:49,060 ♬~ 43 00:04:49,060 --> 00:04:51,670 そして彼は 巨大な赤竜を➡ 44 00:04:51,670 --> 00:04:55,340 自身の代名詞である泥沼に 見事 沈め➡ 45 00:04:55,340 --> 00:04:58,010 もがく赤竜に巨大な岩の塊を…。 46 00:04:58,010 --> 00:05:02,180 つまんねえんだよ! 曲 変えろ! そうだ! 酒がまずくならぁ! 47 00:05:02,180 --> 00:05:04,180 《ひどいな おい…。 48 00:05:04,180 --> 00:05:06,520 歌の主人公本人が いるというのに》 49 00:05:06,520 --> 00:05:08,520 ンンッ… あ~。 (扉の開く音) 50 00:05:08,520 --> 00:05:10,520 んっ? 51 00:05:16,690 --> 00:05:18,690 (エリナリーゼ)ようやく 見つけましたわ! 52 00:05:18,690 --> 00:05:21,360 泥沼のルーデウス! (扉の閉まる音) 53 00:05:21,360 --> 00:05:26,030 げっ… 泥沼 いるじゃねえか。 54 00:05:26,030 --> 00:05:28,040 とうとう 見つかってしまいましたか。 55 00:05:28,040 --> 00:05:31,040 《と 適当に返したが 見覚えがない》 56 00:05:31,040 --> 00:05:33,040 (エリナリーゼ)聞いていたとおり➡ 57 00:05:33,040 --> 00:05:35,040 目立つから すぐ見つかりましたわ。 58 00:05:35,040 --> 00:05:37,880 今さっき ようやくって 言ってませんでしたか? 59 00:05:37,880 --> 00:05:41,180 もっと東にいると 思っていたんですの。 60 00:05:46,390 --> 00:05:49,390 《なんだ? 一目ぼれでもされたのか? 61 00:05:49,390 --> 00:05:52,490 それとも 最近 結構 たくましくなってきた肉体に➡ 62 00:05:52,490 --> 00:05:55,330 垂ぜんかな? 成長期でもあるし➡ 63 00:05:55,330 --> 00:05:58,000 筋肉がついてきたのだよ 筋肉が》 64 00:05:58,000 --> 00:06:02,000 どうしました? いえいえ なんでもありませんわ。 65 00:06:02,000 --> 00:06:05,510 おお…。 泥沼に女がいたなんて! 66 00:06:07,510 --> 00:06:12,350 ♬~ 67 00:06:12,350 --> 00:06:17,020 わたくしの名前はエリナリーゼ。 エリナリーゼ・ドラゴンロード。 68 00:06:17,020 --> 00:06:20,860 あなたの父 パウロの 元パーティーメンバーですわ。 69 00:06:20,860 --> 00:06:25,190 はあ。 そして ロキシーの友人ですの。 70 00:06:25,190 --> 00:06:27,200 えっ! 師匠のですか? 71 00:06:27,200 --> 00:06:31,530 師匠は今どこに? それより…。 72 00:06:31,530 --> 00:06:36,710 聞きましたわよ はぐれ竜を ほぼ単体で撃破したとか。 73 00:06:36,710 --> 00:06:40,880 え… ええ。 まぁ 相手も 死にかけてましたがね。 74 00:06:40,880 --> 00:06:44,550 ロキシーが自慢するのも わかりますわね。 75 00:06:44,550 --> 00:06:47,880 師匠に自慢されるって聞くと なんだかくすぐったい…。 76 00:06:47,880 --> 00:06:50,890 何 触ってるんですか? 胸板ですわ。 77 00:06:50,890 --> 00:06:54,660 たくましいですわね。 さっきから なんなんですか? 78 00:06:54,660 --> 00:06:57,160 もしかして 僕のことが好きなんですか? 79 00:06:57,160 --> 00:07:01,330 ええ いい男ですわね。 想像以上に。 80 00:07:01,330 --> 00:07:07,170 ビックリしましたわ もっと子どもだと 思っていたんですけれど。 フフフ…。 81 00:07:07,170 --> 00:07:11,840 えっと…。 フフッ お姉さんも なかなか美しいですよ。 82 00:07:11,840 --> 00:07:15,010 《フフン 俺は からかわれて慌てるような➡ 83 00:07:15,010 --> 00:07:19,680 DTではないのだ》 んっ…。 84 00:07:19,680 --> 00:07:22,180 えっ? 《マジで? 85 00:07:22,180 --> 00:07:26,690 なんか雰囲気出てるんだけど… えっ? いいの? 86 00:07:26,690 --> 00:07:29,860 ズキュウウウンって やっちゃっていいの?》 87 00:07:29,860 --> 00:07:34,200 あら? あらあら 不格好でかわいらしいですわね。 88 00:07:34,200 --> 00:07:37,370 どなたにいただいたの? 89 00:07:37,370 --> 00:07:39,370 幼なじみですよ。 90 00:07:39,370 --> 00:07:45,370 幼なじみ? エルフの方ですの? えっ? ええ そうですけど➡ 91 00:07:45,370 --> 00:07:49,380 なんで そんなこと聞くんですの? 《しまった うつった》 92 00:07:49,380 --> 00:07:53,320 いえ 大したことでは ないですけれど…。 93 00:07:53,320 --> 00:07:55,650 ちょっと失礼。 94 00:07:55,650 --> 00:07:59,650 おそろいですわね。 そうですね。 95 00:07:59,650 --> 00:08:03,490 あら… いけないわ わたくしったら。 96 00:08:03,490 --> 00:08:05,990 あんまり からかわないでくださいよ。 97 00:08:05,990 --> 00:08:09,160 わたくし 男を からかったりなんかしませんわ。 98 00:08:09,160 --> 00:08:12,830 でも パウロの娘になるつもりは ありませんし➡ 99 00:08:12,830 --> 00:08:16,670 ロキシーの 友達でもあり続けたいんですの。 100 00:08:16,670 --> 00:08:21,680 で エリナリーゼさんは 僕に何かご用ですか? 101 00:08:21,680 --> 00:08:27,020 ええ あなたに 朗報を届けにまいりましたわ。 102 00:08:27,020 --> 00:08:29,020 朗報? 103 00:08:33,520 --> 00:08:37,690 《あの日 ゼニスの居場所が判明した。 104 00:08:37,690 --> 00:08:41,700 ゼニスは ベガリット大陸の 中央付近にある迷宮都市➡ 105 00:08:41,700 --> 00:08:44,030 ラパンという所にいるらしい。 106 00:08:44,030 --> 00:08:46,870 ここから徒歩での移動となると➡ 107 00:08:46,870 --> 00:08:50,870 1年以上 かかってしまうかもしれない。 108 00:08:50,870 --> 00:08:54,380 そのうえ もうすぐ冬がくる》 109 00:08:56,310 --> 00:09:01,150 《そのため いましばらくは この国に滞在することにした。 110 00:09:01,150 --> 00:09:03,150 エリナリーゼによると ゼニスは➡ 111 00:09:03,150 --> 00:09:07,490 のんきに迷宮探索を しているらしいし それに…》 112 00:09:07,490 --> 00:09:10,830 ⦅あなたが 急ぐ必要はありませんわ。 113 00:09:10,830 --> 00:09:14,330 わたくしたちがパウロの家族の 捜索をしていたところ➡ 114 00:09:14,330 --> 00:09:17,500 ロキシーと出会って パーティーを組みましたの。 115 00:09:17,500 --> 00:09:20,000 今頃はパウロたちと合流して➡ 116 00:09:20,000 --> 00:09:22,670 ベガリット大陸に 着いているころですわ。 117 00:09:22,670 --> 00:09:27,340 って えっ!? 師匠も捜索に 協力してくれていたのですか?⦆ 118 00:09:27,340 --> 00:09:30,850 《パウロはともかく ロキシーが向かったなら➡ 119 00:09:30,850 --> 00:09:32,850 ひとまず安心だ》 120 00:09:36,520 --> 00:09:41,190 (エリナリーゼ)んっ んっ あっ…。 121 00:09:41,190 --> 00:09:44,690 あら ルーデ… ウス おかえりなさい。 122 00:09:44,690 --> 00:09:49,200 ただいま エリナリーゼさん。 今日も朝から お盛んですね。 123 00:09:49,200 --> 00:09:52,870 えっ? おっ お盛ん? なっ なんのことかしら…。 124 00:09:52,870 --> 00:09:55,370 わかりませ… ああん! 寒いんだから➡ 125 00:09:55,370 --> 00:09:57,710 風邪ひかないように してくださいよ。 126 00:09:57,710 --> 00:10:00,710 《エリナリーゼが 大変なビッチであることは➡ 127 00:10:00,710 --> 00:10:03,710 この1週間で よくわかった。 128 00:10:03,710 --> 00:10:07,380 何せ 気が付けば 男を部屋に連れ込んでいる。 129 00:10:07,380 --> 00:10:10,720 それも ほぼ毎日》 130 00:10:10,720 --> 00:10:15,560 (あえぎ声) 131 00:10:15,560 --> 00:10:19,230 《存在自体が 犯罪のような女である。 132 00:10:19,230 --> 00:10:22,400 もちろん それを とがめるつもりはない。 133 00:10:22,400 --> 00:10:26,900 むしろ俺も それに巻き込まれたい と思うところだが…。 134 00:10:26,900 --> 00:10:29,070 そうはいかない。 135 00:10:29,070 --> 00:10:33,410 ここ2年ほど 俺は ある病気を患っている。 136 00:10:33,410 --> 00:10:35,580 心と体の病だ》 137 00:10:35,580 --> 00:10:40,250 んんっ… くっ…。 138 00:10:40,250 --> 00:10:44,420 《はっきり言おう EDだ。 139 00:10:44,420 --> 00:10:46,420 もう諦めた。 140 00:10:46,420 --> 00:10:50,260 今は もう誰かと どうにかなろう なんて思っちゃいない。 141 00:10:50,260 --> 00:10:54,530 好きな相手はいない。 裏切られるぐらいなら➡ 142 00:10:54,530 --> 00:10:57,530 最初から見て触って めでるだけでいい。 143 00:10:57,530 --> 00:10:59,530 それ以上のことは 望まなくていい》 144 00:10:59,530 --> 00:11:04,740 (エリナリーゼ)ああん! あ~ん! 《な… 泣いてなんかいねえよ!》 145 00:11:06,880 --> 00:11:10,550 はぁ…。 146 00:11:10,550 --> 00:11:13,050 あっ!? あっ…。 147 00:11:13,050 --> 00:11:15,380 あっ いや 違うんだ 泥沼。 148 00:11:15,380 --> 00:11:18,390 お前の女に 手を出すつもりはなかったんだ。 149 00:11:18,390 --> 00:11:20,560 いや 違うんです ゾル。 150 00:11:20,560 --> 00:11:23,390 エリナリーゼさんは 僕の女じゃありません。 151 00:11:23,390 --> 00:11:27,230 だいたい あんた 僕が立たない って知ってるじゃないですか。 152 00:11:27,230 --> 00:11:30,570 あっ… あ~ そうだったな。 すまん。 153 00:11:30,570 --> 00:11:33,740 心の傷をえぐるようなことを 言っちまった。 154 00:11:33,740 --> 00:11:37,570 いいんですよ。 ところで よかったですか? 155 00:11:37,570 --> 00:11:40,740 ああ 最高だったよ。 チッ! 156 00:11:40,740 --> 00:11:44,250 ですって エリナリーゼさん よかったですね。 157 00:11:44,250 --> 00:11:46,250 ええ 当然ですわ。 158 00:11:46,250 --> 00:11:50,090 わたくしとした男は みんな幸せになりますのよ。 159 00:11:50,090 --> 00:11:52,350 あっ そうすか…。 160 00:11:52,350 --> 00:11:56,860 《俺は知っている。 ゾルのパーティーメンバーの男 他数名は➡ 161 00:11:56,860 --> 00:11:59,860 すでにエリナリーゼに 食われてしまっている》 162 00:11:59,860 --> 00:12:03,030 エリナリーゼさん。 なんですの? 163 00:12:03,030 --> 00:12:05,700 好き勝手 食い散らかすのは いいですけど➡ 164 00:12:05,700 --> 00:12:09,700 後始末は自分でしてくださいよ。 もちろんですわ。 165 00:12:09,700 --> 00:12:13,380 おいおい なんの話だ? なんでもありませんわ。 166 00:12:13,380 --> 00:12:16,710 ん~。 さぁ ごはんを食べますわよ。 167 00:12:16,710 --> 00:12:18,710 《ひどい女だ。 168 00:12:18,710 --> 00:12:22,720 でも 彼女はロキシーと共に 魔大陸を縦断し➡ 169 00:12:22,720 --> 00:12:27,560 中央大陸まで渡り パウロの家族を捜してくれた。 170 00:12:27,560 --> 00:12:31,730 ロキシーと共に… ありがたい話だ。 171 00:12:31,730 --> 00:12:35,730 クソッ 全然 羨ましくなんてないんだからね! 172 00:12:35,730 --> 00:12:38,570 エリナリーゼは この逆ハーレム状態で➡ 173 00:12:38,570 --> 00:12:42,400 どうやって トラブルを回避するのだろうか? 174 00:12:42,400 --> 00:12:45,740 俺に矛先がこないように してくれればいいんだが…》 175 00:12:45,740 --> 00:12:49,410 じゃあ これ 約束のお金ですわ。 176 00:12:49,410 --> 00:12:51,510 いや~ すまないな。 177 00:12:51,510 --> 00:12:55,180 あんな気持ちいいこと してもらって金までもらうとは。 178 00:12:55,180 --> 00:12:59,520 その代わり わたくしに 本気になっちゃいけませんわよ。 179 00:12:59,520 --> 00:13:03,020 《なるほどな 逆売春だったわけだ。 180 00:13:03,020 --> 00:13:06,190 それなら問題にならないか…。 181 00:13:06,190 --> 00:13:08,200 いや ダメだろう》 182 00:13:15,870 --> 00:13:19,470 ハァ ハァ…。 (ノック) 183 00:13:23,380 --> 00:13:25,880 あなた宛に届いていましたわ。 184 00:13:25,880 --> 00:13:28,880 ああ どうも。 185 00:13:32,220 --> 00:13:34,720 《「ルーデウス・グレイラット様。 186 00:13:34,720 --> 00:13:38,730 はじめまして ラノア魔法大学で 教頭をしております➡ 187 00:13:38,730 --> 00:13:40,900 ジーナスと申します」。 188 00:13:40,900 --> 00:13:44,500 ラノア魔法大学… ロキシーの母校じゃないか。 189 00:13:44,500 --> 00:13:50,740 「今節 ルーデウス様の雷名 泥沼のルーデウスは➡ 190 00:13:50,740 --> 00:13:53,340 ラノア王国にも響き渡っています。 191 00:13:53,340 --> 00:13:57,180 調べてみると なんと あの水王級魔術師➡ 192 00:13:57,180 --> 00:14:01,180 ロキシーの弟子 というではありませんか」》 193 00:14:01,180 --> 00:14:06,020 「その すばらしい技術を更に磨く おつもりはありませんか? 194 00:14:06,020 --> 00:14:09,520 ラノア魔法大学は あなたを特別生として➡ 195 00:14:09,520 --> 00:14:11,860 招く用意があります」… フフッ。 196 00:14:11,860 --> 00:14:13,860 特別生? 197 00:14:13,860 --> 00:14:18,200 「特別生とは 授業免除かつ学費免除。 198 00:14:18,200 --> 00:14:20,540 本校の蔵書や設備を使い➡ 199 00:14:20,540 --> 00:14:27,540 自由に研究等をなさっていただく 立場の生徒」ですって へ~。 200 00:14:30,380 --> 00:14:33,880 《よくわからんところから 推薦状がきて➡ 201 00:14:33,880 --> 00:14:38,050 よくわからんところへと 推薦してくれると言われてもな…。 202 00:14:38,050 --> 00:14:40,390 この2年の活躍が 認められたことは➡ 203 00:14:40,390 --> 00:14:43,730 素直にうれしいし 魔術に関しては➡ 204 00:14:43,730 --> 00:14:46,900 やや行き詰まりを感じているから 興味はあるが➡ 205 00:14:46,900 --> 00:14:51,830 真偽については 調べる必要があるか》 206 00:14:51,830 --> 00:14:57,170 お待たせいたしました。 あ~ 特別生な いた いた。 207 00:14:57,170 --> 00:15:01,510 コンラートさんは ラノア魔法大学出身だと伺いまして➡ 208 00:15:01,510 --> 00:15:03,850 詳しく話を聞ければなと。 209 00:15:03,850 --> 00:15:07,680 まぁ 出身っていっても 5年で退学したけどな。 210 00:15:07,680 --> 00:15:11,690 魔法大学はな お前みたいな 変な魔術 使うやつとか➡ 211 00:15:11,690 --> 00:15:15,520 すげえ魔力持ってるやつに 率先して声かけてんだよ。 212 00:15:15,520 --> 00:15:21,030 そいつが将来 名を上げると 大学の宣伝にもなるだろう? 213 00:15:21,030 --> 00:15:24,370 《なんにせよ 無詠唱魔術の情報から➡ 214 00:15:24,370 --> 00:15:26,370 俺を勧誘したというのなら➡ 215 00:15:26,370 --> 00:15:29,040 まるっきり詐欺 というわけではなさそうだ》 216 00:15:29,040 --> 00:15:33,370 っていうか泥沼 お前 学校行ってなかったんだな。 217 00:15:33,370 --> 00:15:38,050 家庭教師ですよ。 へ~ 結構 裕福な出だったんだな。 218 00:15:38,050 --> 00:15:42,050 名前のとおり アスラの上級貴族の傍流ですよ。 219 00:15:42,050 --> 00:15:45,720 あ~ すまん お前 下の名前なんだっけか? 220 00:15:45,720 --> 00:15:48,720 グレイラットです。 ルーデウス・グレイラット。 221 00:15:48,720 --> 00:15:53,330 えっ… グレイラットって アスラの地方領主だっけか。 222 00:15:53,330 --> 00:15:58,500 なんで こんな所で ソロの冒険者なんかやってるんだ? 223 00:15:58,500 --> 00:16:01,840 そりゃあ…。 224 00:16:01,840 --> 00:16:04,010 あれ? あ~ すまん。 225 00:16:04,010 --> 00:16:06,840 まぁ せっかく優遇してくれる っていうんだから➡ 226 00:16:06,840 --> 00:16:10,180 話だけでも聞いてみたら いいんじゃねえのか? なっ? 227 00:16:10,180 --> 00:16:14,350 《そういえば エリスの所に 家庭教師に行ったのも➡ 228 00:16:14,350 --> 00:16:18,850 魔法大学への入学金を ためる必要があったからだ。 229 00:16:18,850 --> 00:16:21,360 シルフィと一緒に 学校に行くというのが➡ 230 00:16:21,360 --> 00:16:25,190 最初の目標だったっけか…。 231 00:16:25,190 --> 00:16:28,860 シルフィ 今 どこで何をしているんだろう。 232 00:16:28,860 --> 00:16:31,870 無事でいてほしい…》 (コンラート)うわっ!? 233 00:16:31,870 --> 00:16:35,370 そうですわ パウロなんかと 一緒にいるより➡ 234 00:16:35,370 --> 00:16:38,710 学校にでも通ったほうが あなたのためですわよ。 235 00:16:38,710 --> 00:16:43,040 いや 一家離散なんで まずは集合でしょうよ。 236 00:16:43,040 --> 00:16:47,050 パウロたちだって どうせアスラまで 戻ってくるんですのよ? 237 00:16:47,050 --> 00:16:49,220 そのときに ちょっと旅に出て➡ 238 00:16:49,220 --> 00:16:51,820 顔を合わせれば いいじゃありませんの。 239 00:16:51,820 --> 00:16:55,990 っていうか エリナリーゼさんが父様に 会いたくないだけでしょう? 240 00:16:55,990 --> 00:17:01,160 そうですわよ。 《よほどパウロのことが嫌いらしい。 241 00:17:01,160 --> 00:17:04,000 自分の能力を上げるのは 大事だが➡ 242 00:17:04,000 --> 00:17:06,830 今は それを最優先にはできない。 243 00:17:06,830 --> 00:17:11,440 今回は魔法大学への入学は 見送らせてもらおう》 244 00:17:24,350 --> 00:17:28,020 ⦅2年ぶりだな。 (ヒトガミ)うん 久しぶり。 245 00:17:28,020 --> 00:17:32,690 この夢も久しぶりだが 昔のような嫌な感じはしないな。 246 00:17:32,690 --> 00:17:35,530 君が 順応してきたんじゃないかい? 247 00:17:35,530 --> 00:17:37,530 どうだろうな。 248 00:17:37,530 --> 00:17:40,370 そんなことより ゼニスを捜してる最中➡ 249 00:17:40,370 --> 00:17:42,370 何度か呼びかけたんだぜ? 250 00:17:42,370 --> 00:17:46,210 一度くらい現れてくれても よかったんじゃねえのか? 251 00:17:46,210 --> 00:17:48,210 僕にもいろいろあるのさ。 252 00:17:48,210 --> 00:17:53,310 そうかよ まぁ 結果的に 見つかったからいいけどな。 253 00:17:53,310 --> 00:17:55,320 2年まるまる損した気分だ。 254 00:17:55,320 --> 00:17:57,820 よかったね お母さんが見つかって。 255 00:17:57,820 --> 00:18:01,160 ああ まさかロキシーが 捜してくれてたとは➡ 256 00:18:01,160 --> 00:18:05,160 思わなかったよ。 彼女は働き者だからね。 257 00:18:05,160 --> 00:18:07,660 ホント 自慢の師匠だよ。 258 00:18:07,660 --> 00:18:11,670 彼女もベガリット大陸に 向かうみたいだし早く会いたいね。 259 00:18:11,670 --> 00:18:16,340 いいのかい? 自慢の師匠に 今の情けない君の姿を見せても。 260 00:18:16,340 --> 00:18:19,510 んっ… えっ? だって そうじゃないか。 261 00:18:19,510 --> 00:18:22,010 エリスには逃げられて せっかく サラって子と➡ 262 00:18:22,010 --> 00:18:25,350 いい仲になれそうなのに あっちも役立たずで➡ 263 00:18:25,350 --> 00:18:28,180 魔術の腕も 多少は上達したとはいえ➡ 264 00:18:28,180 --> 00:18:30,180 数年前とほとんど変わらない。 265 00:18:30,180 --> 00:18:35,860 剣術だって毎日 素振りするだけで 別に強くなったわけじゃない。 266 00:18:35,860 --> 00:18:39,530 体だけは たくましくなったけど 自信持って言えるのかい? 267 00:18:39,530 --> 00:18:43,360 あなたの弟子は 立派に成長しましたって。 268 00:18:43,360 --> 00:18:45,870 言いたい放題 言ってくれるじゃないか。 269 00:18:45,870 --> 00:18:48,540 つまり何が言いたいんだ? 270 00:18:48,540 --> 00:18:52,470 今こそ 自分を鍛えるべきじゃないか? 271 00:18:52,470 --> 00:18:54,810 魔法大学に行けば 雑多な冒険者とは➡ 272 00:18:54,810 --> 00:18:59,650 比べ物にならないくらい いろんなことを学べるはずさ。 273 00:18:59,650 --> 00:19:02,820 なんだそりゃ? どこの塾講師だ。 274 00:19:02,820 --> 00:19:05,320 あっ ずいぶん サラッと言ったが➡ 275 00:19:05,320 --> 00:19:07,820 それはあれか いつもの助言なのか? 276 00:19:07,820 --> 00:19:11,830 うん まぁ そんな感じかな~。 相変わらず遠回しで➡ 277 00:19:11,830 --> 00:19:15,000 うさんくさいやつだな お前は。 そうかい? 278 00:19:15,000 --> 00:19:18,330 でも 今回は僕の言うことを 聞いておいたほうがいいよ。 279 00:19:18,330 --> 00:19:23,670 ベガリット大陸に行くと 君は必ず 後悔することになるからね。 280 00:19:23,670 --> 00:19:25,840 後悔? なんでだ? 281 00:19:25,840 --> 00:19:28,510 それは言えない。 あ~ そう。 282 00:19:28,510 --> 00:19:31,510 まぁ お前が 必要なことを隠匿するのは➡ 283 00:19:31,510 --> 00:19:33,850 今に始まったことじゃないしな。 284 00:19:33,850 --> 00:19:36,180 けど それじゃ 理由として弱いってのは➡ 285 00:19:36,180 --> 00:19:38,350 お前も自分で言っててわかるだろ。 286 00:19:38,350 --> 00:19:42,690 一応 家族が全員見つかったから 俺だって一度 落ち着きたいんだ。 287 00:19:42,690 --> 00:19:46,530 うん だから 本当の助言はこれからだ。 288 00:19:46,530 --> 00:19:48,530 よし 聞きましょう。 289 00:19:48,530 --> 00:19:54,370 コホン… ルーデウスよ ラノア魔法大学に入学しなさい。 290 00:19:54,370 --> 00:19:58,540 そこでフィットア領の 転移事件について調べなさい。 291 00:19:58,540 --> 00:20:01,710 あっ…。 さすれば 君は➡ 292 00:20:01,710 --> 00:20:06,710 男子としての能力と自信を 取り戻すことができるでしょう。 293 00:20:06,710 --> 00:20:08,720 でしょう でしょう…。 えっ! マジで? 294 00:20:08,720 --> 00:20:12,890 俺のエレクティル・ディスファンクションは 魔法大学で治るんですか!? 295 00:20:12,890 --> 00:20:15,190 ヒトガミ様!⦆ 296 00:20:32,910 --> 00:20:36,410 《やはり沈黙のオットセイ》 297 00:20:38,410 --> 00:20:42,020 あっ。 んん…。 298 00:20:48,090 --> 00:20:52,090 そっか これが治るのか…。 299 00:21:04,870 --> 00:21:07,040 (ルーデウス)今まで世話になりました。 300 00:21:07,040 --> 00:21:10,440 頑張れよ! 元気でな。 301 00:21:13,380 --> 00:21:16,220 ゾル 今までお世話になりました。 302 00:21:16,220 --> 00:21:19,550 ああ? なんか 世話になるだけなって➡ 303 00:21:19,550 --> 00:21:21,560 何も返せてないのですが…。 304 00:21:21,560 --> 00:21:25,890 《彼は この数年間 なんだかんだ言いつつも➡ 305 00:21:25,890 --> 00:21:28,400 ずっと俺に気を遣ってくれた》 306 00:21:28,400 --> 00:21:31,230 むしろ利用して 稼がせてもらったんだ。 307 00:21:31,230 --> 00:21:33,400 ありがとよ。 308 00:21:33,400 --> 00:21:37,570 でも まぁ よかったんじゃねえか あれ 治るんだろ? 309 00:21:37,570 --> 00:21:41,240 まだわかりませんが…。 そっか なんにせよ➡ 310 00:21:41,240 --> 00:21:45,080 そのうち俺らも そっちに 用事ができることもあるだろう。 311 00:21:45,080 --> 00:21:49,780 そのときは また2人で飲んで 娼館にでも行こうや。 312 00:21:57,190 --> 00:22:01,900 《そして俺は ラノア王国へと旅立った》