1 00:00:03,400 --> 00:00:07,400 (鐘) 2 00:00:07,400 --> 00:00:12,240 (リニアーナ)ギャー! スカートの中に手を入れるニャ! 3 00:00:12,240 --> 00:00:16,910 (リニアーナ)フッ フフン。 所詮はボスも飢えた狼ってことか。 4 00:00:16,910 --> 00:00:20,750 それとも あちしの美しさが罪ニャのか。 5 00:00:20,750 --> 00:00:23,250 フッ。 6 00:00:23,250 --> 00:00:25,590 (リニアーナ)ニャ!? なんニャ その目は!? 7 00:00:25,590 --> 00:00:28,590 (プルセナ)リニアはバカなの? ニャんだって? 8 00:00:28,590 --> 00:00:30,590 (プルセナ)図星なの。 (リニアーナ)ニャにを~! 9 00:00:30,590 --> 00:00:32,590 もう一回 言ってみるニャ! 10 00:00:32,590 --> 00:00:35,100 (クリフ)うるさい! 集中できないだろ! 11 00:00:35,100 --> 00:00:38,000 遊びに来てるんなら故郷に帰れ! 12 00:00:40,270 --> 00:00:44,270 (ザノバ)ゆえに…。 誰に向かって口きいてるニャ。 13 00:00:44,270 --> 00:00:47,440 (ルーデウス)申し訳ありません。 勉強の邪魔になりますね。 14 00:00:47,440 --> 00:00:52,280 静かにします。 ほら 座って。 フン! 15 00:00:52,280 --> 00:00:54,780 フン! 16 00:00:54,780 --> 00:00:56,780 チッ。 17 00:01:04,890 --> 00:01:07,190 うっ…。 18 00:01:24,080 --> 00:01:26,480 はっ…。 19 00:03:03,390 --> 00:03:05,560 (笑い声) 20 00:03:05,560 --> 00:03:08,560 おらっ おらよ! 21 00:03:08,560 --> 00:03:12,560 おいおい どうしたよ。 おい 動いてみろよ。 22 00:03:12,560 --> 00:03:16,070 (ルーデウス)これこれ 君たち 亀をいじめてはいけないよ。 23 00:03:16,070 --> 00:03:20,240 あぁ? んだ てめえは! ゴホン。 24 00:03:20,240 --> 00:03:23,070 お… おい こいつ 泥沼の…。 あぁ? 25 00:03:23,070 --> 00:03:27,080 事情は知りませんが 6対1は ひきょうですよ。 26 00:03:29,080 --> 00:03:32,480 チッ 行こうぜ。 27 00:03:34,590 --> 00:03:37,250 はぁ…。 28 00:03:37,250 --> 00:03:39,560 大丈夫ですか? 29 00:03:41,930 --> 00:03:44,090 あっ…。 30 00:03:44,090 --> 00:03:47,760 お前に助けられる筋合いは…。 31 00:03:47,760 --> 00:03:50,100 ふぅ…。 32 00:03:50,100 --> 00:03:53,200 いや 助かったよ。 ありがとう。 33 00:03:53,200 --> 00:03:56,040 どういたしまして。 34 00:03:56,040 --> 00:03:59,040 《てっきり かみつかれるかと思ったが…。 35 00:03:59,040 --> 00:04:01,210 敵じゃないと認識したのか? 36 00:04:01,210 --> 00:04:05,720 そもそも なんで 俺は クリフに嫌われているんだ?》 37 00:04:05,720 --> 00:04:09,390 まぁ いいか。 38 00:04:09,390 --> 00:04:28,740 ♬~ 39 00:04:28,740 --> 00:04:30,940 (クリフ)おい。 ん? 40 00:04:39,420 --> 00:04:44,090 実は… 好きな子がいるんだ。 おうよ。 41 00:04:44,090 --> 00:04:46,090 《何をいきなり…。 42 00:04:46,090 --> 00:04:48,260 まさか 手紙を渡してきてくれ とか➡ 43 00:04:48,260 --> 00:04:51,560 告白の練習を とでも言うのか?》 44 00:04:53,530 --> 00:04:55,530 あの人なんだ。 45 00:04:55,530 --> 00:04:57,730 おうよ… うっ!? 46 00:05:02,540 --> 00:05:04,540 マジか。 47 00:05:04,540 --> 00:05:07,380 窓辺の君。 エリナリーゼ・ドラゴンロード。 48 00:05:07,380 --> 00:05:10,050 彼女にふさわしい 美しくも勇ましい名前だ。 49 00:05:10,050 --> 00:05:12,050 当然ながら勤勉で 成績もよく➡ 50 00:05:12,050 --> 00:05:15,390 冒険者だったから 実戦における 魔術の知識も持っている。 51 00:05:15,390 --> 00:05:18,390 すばらしい人だ。 はぁ。 52 00:05:18,390 --> 00:05:22,560 《見間違いかと思ったが 本当にエリナリーゼのことらしい》 53 00:05:22,560 --> 00:05:25,230 (クリフ)しかし…。 54 00:05:25,230 --> 00:05:28,900 彼女が男子生徒と見境なく 一夜を共にしているという➡ 55 00:05:28,900 --> 00:05:32,570 よからぬうわさを 昨日のやつらが流していたんだ。 56 00:05:32,570 --> 00:05:35,410 だから やめさせようとしたんだが…。 57 00:05:35,410 --> 00:05:38,240 《残念ながら ウソじゃないんだよな~》 58 00:05:38,240 --> 00:05:40,740 なぜ その話を僕に? 59 00:05:40,740 --> 00:05:45,580 その… 紹介… してくれないか? 60 00:05:45,580 --> 00:05:48,090 知り合いなんだろ? 61 00:05:48,090 --> 00:05:50,920 えぇ…。 62 00:05:50,920 --> 00:05:54,360 (フィッツ)恋愛相談!? 63 00:05:54,360 --> 00:05:57,690 (フィッツ)ル… ルーデウスくん 好きな人がいるの? 64 00:05:57,690 --> 00:06:02,030 いえ 知り合いの話なのですが…。 知り合い? 65 00:06:02,030 --> 00:06:07,040 フィッツ先輩だから明かしますが 特別生のクリフ先輩のことです。 66 00:06:07,040 --> 00:06:10,540 あっ そうなんだ。 続けて。 67 00:06:10,540 --> 00:06:14,880 クリフ先輩 ある人物に 一目ぼれをしたそうなんです。 68 00:06:14,880 --> 00:06:19,050 その ほれた相手っていうのが 僕の知っている人なのですが➡ 69 00:06:19,050 --> 00:06:22,390 紹介するには 少々 問題がありまして…。 70 00:06:22,390 --> 00:06:24,720 こういう場合 どうするべきですかね? 71 00:06:24,720 --> 00:06:27,060 えっと ルーデウスくんは➡ 72 00:06:27,060 --> 00:06:29,560 その女性のこと どう思ってるの? 73 00:06:29,560 --> 00:06:31,560 嫌いではありません。 74 00:06:31,560 --> 00:06:34,900 恋愛対象としては見れませんが。 そうなんだ。 75 00:06:34,900 --> 00:06:38,070 あっ でも ルーデウスくんが そういう目で見れないだけで➡ 76 00:06:38,070 --> 00:06:41,910 クリフくんは 別かもしれないよね。 う~む。 77 00:06:41,910 --> 00:06:47,080 えっと 僕も好きな人がいるから その人の気持ちは わかるよ。 78 00:06:47,080 --> 00:06:50,410 《フィッツ先輩に好きな人? 誰だろう。 79 00:06:50,410 --> 00:06:53,520 無難に考えるとアリエル王女かね?》 80 00:06:53,520 --> 00:06:57,520 見てるだけで告白できないって つらいことだと思うんだ。 81 00:06:57,520 --> 00:07:01,020 だから えっと… きちんと紹介して➡ 82 00:07:01,020 --> 00:07:04,700 告白するチャンスを与えてあげるのが いいんじゃないかな? 83 00:07:04,700 --> 00:07:08,200 でも あとになって 問題が起きるかもしれません。 84 00:07:08,200 --> 00:07:11,870 それは しかたないよ。 だって 紹介してもらったら➡ 85 00:07:11,870 --> 00:07:14,540 あとのことは 本人同士の問題でしょ? 86 00:07:14,540 --> 00:07:17,210 《言われてみれば 確かに そのとおりか》 87 00:07:17,210 --> 00:07:20,710 わかりました フィッツ先輩 ありがとうございました。 88 00:07:20,710 --> 00:07:25,920 うっ うん お役に立てたなら 何より… です。 89 00:07:27,880 --> 00:07:40,560 (鐘) 90 00:07:40,560 --> 00:07:42,570 (扉の開く音) 91 00:07:42,570 --> 00:07:45,900 (エリナリーゼ)あら ルーデウス。 珍しいですわね。 92 00:07:45,900 --> 00:07:49,570 あなたから来るなんて。 そちらの方は? 93 00:07:49,570 --> 00:07:52,680 クリフ先輩。 来る前にも言いましたが➡ 94 00:07:52,680 --> 00:07:55,850 どういう結果になっても 僕は関知しませんからね。 95 00:07:55,850 --> 00:08:00,020 もちろん。 振られるのは覚悟のうえだ。 96 00:08:00,020 --> 00:08:03,350 エリナリーゼさん。 こちらは クリフ・グリモルさん。 97 00:08:03,350 --> 00:08:05,860 特別生で1つ上の先輩です。 98 00:08:05,860 --> 00:08:09,190 ご紹介にあずかりました クリフです。 99 00:08:09,190 --> 00:08:12,700 あらあら これはどうもご丁寧に。 100 00:08:12,700 --> 00:08:15,030 エリナリーゼ・ドラゴンロードですわ。 101 00:08:15,030 --> 00:08:19,700 それで クリフさんは このわたくしに いったいどんなご用ですの? 102 00:08:19,700 --> 00:08:23,370 なんでも エリナリーゼさんを 紹介してほしいらしく➡ 103 00:08:23,370 --> 00:08:25,380 連れてきました。 はい! 104 00:08:25,380 --> 00:08:28,380 エリナリーゼさんのお美しいお顔は いつも拝見していました! 105 00:08:28,380 --> 00:08:32,480 ぜひとも個人的なおつきあいを お願いしたいのです。 106 00:08:35,720 --> 00:08:37,720 ん? 107 00:08:37,720 --> 00:08:39,720 ちょっと! なんですか? 108 00:08:39,720 --> 00:08:41,730 いくら欲しいんですの? 109 00:08:41,730 --> 00:08:45,060 《まさか 先輩を売りに来たと 思ったのか? 最低だな》 110 00:08:45,060 --> 00:08:47,560 金は いりません。 ウソおっしゃい。 111 00:08:47,560 --> 00:08:52,000 ルーデウス あなた わたくしのこと わかってるでしょ? 112 00:08:52,000 --> 00:08:54,840 あんな だましやすそうな子を 連れてくるなんて➡ 113 00:08:54,840 --> 00:08:58,180 恥を知りなさい。 《恥知らずは どっちだよ》 114 00:08:58,180 --> 00:09:01,850 だますも何も 僕は 紹介してくれと言われただけです。 115 00:09:01,850 --> 00:09:04,180 本当ですの? なんだったら➡ 116 00:09:04,180 --> 00:09:07,350 ロキシー師匠に誓ってもいいですよ。 117 00:09:07,350 --> 00:09:12,520 ルーデウスの言葉が本当だとしても 本気の子は ちょっと困りますわ。 118 00:09:12,520 --> 00:09:15,690 《意外だな。 実は そんなこともあろうかと➡ 119 00:09:15,690 --> 00:09:18,530 とか言って 宿に連れ込むかと思ったんだが》 120 00:09:18,530 --> 00:09:20,860 わたくしの呪いは ご存じでしょ? 121 00:09:20,860 --> 00:09:24,700 一人とおつきあいすることは できませんのよ。 122 00:09:24,700 --> 00:09:28,210 じゃあ しかたありません。 きれいに振っちゃってください。 123 00:09:28,210 --> 00:09:30,210 いいんですの? 124 00:09:30,210 --> 00:09:32,210 ルーデウスの顔に 泥を塗るんじゃなくて? 125 00:09:32,210 --> 00:09:34,210 問題ありません。 126 00:09:34,210 --> 00:09:38,050 でも なるべく 真実を話してあげてください。 127 00:09:38,050 --> 00:09:40,750 わかってますわよ。 128 00:09:42,890 --> 00:09:45,060 ルーデウス 人の恋路を➡ 129 00:09:45,060 --> 00:09:47,220 のぞき見るもんじゃ ありませんわよ。 130 00:09:47,220 --> 00:09:51,930 あっ そうですね。 では 僕は これで失礼します。 131 00:09:53,900 --> 00:09:57,230 ルーデウス。 その… ありがとう。 132 00:09:57,230 --> 00:10:02,040 《クリフには悪いが これが一番いい結末だろう》 133 00:10:12,250 --> 00:10:14,750 おはようございま… す…。 134 00:10:14,750 --> 00:10:18,920 (笑い声) 135 00:10:18,920 --> 00:10:23,260 ん? ルーデウス おはよう。 136 00:10:23,260 --> 00:10:26,260 わたくしたち つきあうことになりましたの。 137 00:10:26,260 --> 00:10:30,100 《話 違くない?》 あんな男らしいプロポーズをされては➡ 138 00:10:30,100 --> 00:10:33,770 さすがの わたくしでも キュンときてしまいましたのよ。 139 00:10:33,770 --> 00:10:37,770 それは おめでとうございます。 ですが 呪いは…。 140 00:10:37,770 --> 00:10:40,110 わたくし これからは クリフのために➡ 141 00:10:40,110 --> 00:10:43,950 なるべく 我慢することにしましたのよ。 142 00:10:43,950 --> 00:10:46,620 エリナリーゼだけに つらい思いはさせない。 143 00:10:46,620 --> 00:10:49,620 君の呪いは この僕が必ず治してみせる。 144 00:10:49,620 --> 00:10:51,720 クリフ…。 145 00:10:51,720 --> 00:10:53,720 エリナリーゼ…。 146 00:10:53,720 --> 00:10:56,230 ん~。 147 00:10:58,230 --> 00:11:01,060 いいか? ジュリ。 その刹那を再現した…。 148 00:11:01,060 --> 00:11:04,970 《そういうことなら 俺は何も言うまい》 149 00:11:07,570 --> 00:11:13,410 《俺も早く病を治して 誰かとイチャイチャしたいものだ》 150 00:11:13,410 --> 00:11:25,090 ♬~ 151 00:11:25,090 --> 00:11:27,090 (ルーデウス)お盛んですね~。 152 00:11:27,090 --> 00:11:29,090 (2人)はっ! 153 00:11:29,090 --> 00:11:32,430 《なんでも 秋になると異性同士で決闘して➡ 154 00:11:32,430 --> 00:11:35,430 勝ったほうが 家族のボスとなるらしい。 155 00:11:35,430 --> 00:11:38,100 獣族なりのプロポーズのようなもので➡ 156 00:11:38,100 --> 00:11:40,940 つまりは発情期だな。 157 00:11:40,940 --> 00:11:44,940 そして 獣族といえば あの2人もなんだが…。 158 00:11:44,940 --> 00:11:46,940 リニアとプルセナ。 159 00:11:46,940 --> 00:11:51,720 ドルディア族の2人の姫君は 獣族にとって憧れの的。 160 00:11:51,720 --> 00:11:55,550 求婚という名の決闘の申し込みが 後を絶えない。 161 00:11:55,550 --> 00:11:58,220 だから この時期は 女子寮にひきこもるという➡ 162 00:11:58,220 --> 00:12:01,060 連絡をもらったんだが 手紙には➡ 163 00:12:01,060 --> 00:12:03,730 「あとは頼む」とも書いてあった。 164 00:12:03,730 --> 00:12:07,230 いったい何を頼むというのだ?》 165 00:12:12,240 --> 00:12:14,740 (ブルク)泥沼のルーデウス殿と お見受けする! 166 00:12:14,740 --> 00:12:17,570 我と尋常なる婚儀の決闘を! 167 00:12:17,570 --> 00:12:21,080 ん? 168 00:12:21,080 --> 00:12:23,080 はっ!? 169 00:12:23,080 --> 00:12:25,420 えっと… それは あれですか? 170 00:12:25,420 --> 00:12:28,420 この時期 はやりの 求婚の決闘ってやつですか? 171 00:12:28,420 --> 00:12:31,090 (ブルク)左様。 《アッー!》 172 00:12:31,090 --> 00:12:34,090 すいません その… 僕 こう見えても➡ 173 00:12:34,090 --> 00:12:36,430 わりとノーマルなんで…。 174 00:12:36,430 --> 00:12:38,430 貴様に拒否権はない! 175 00:12:38,430 --> 00:12:42,430 プルセナ様に文を出したところ 貴様が群れのボスだと判明した。 176 00:12:42,430 --> 00:12:45,270 よって 貴様には 決闘を受ける義務がある。 177 00:12:45,270 --> 00:12:49,110 《「あとを頼む」って そういうことかよ》 178 00:12:49,110 --> 00:12:52,380 いざ尋常に… 勝負! 179 00:12:52,380 --> 00:12:54,380 アオーン…。 180 00:12:54,380 --> 00:12:57,380 じゃあ 決着ということで。 181 00:13:03,220 --> 00:13:05,560 はぁ…。 ルーデウスくん。 182 00:13:05,560 --> 00:13:09,060 外がすごいことになってるけど 何をしたんだい? 183 00:13:09,060 --> 00:13:12,400 (ルーデウス)何も…。 リニアとプルセナを嫁にするには➡ 184 00:13:12,400 --> 00:13:14,560 僕を倒せばいいらしいです。 185 00:13:14,560 --> 00:13:18,740 何それ…。 君はドルディア族の族長じゃないんだ。 186 00:13:18,740 --> 00:13:21,400 彼女らをどうこうする権利は ないはずだよ。 187 00:13:21,400 --> 00:13:23,910 とはいっても 2人が困っているのも➡ 188 00:13:23,910 --> 00:13:25,910 事実でしょうし。 189 00:13:25,910 --> 00:13:29,910 はぁ… むさくるしい 男だらけの決闘大会か。 190 00:13:29,910 --> 00:13:33,420 えっと 男だらけってほどじゃないよ。 191 00:13:33,420 --> 00:13:35,590 一人だけ女の子もいたし。 192 00:13:35,590 --> 00:13:38,090 マジすか? かわいい子でした? 193 00:13:38,090 --> 00:13:42,930 ふ~ん… ルーデウスくんは そうなんだね。 194 00:13:42,930 --> 00:13:46,730 あれ? フィッツ先輩? ふ~ん。 195 00:13:49,100 --> 00:13:52,700 フィッツせんぱ~い!? 196 00:13:52,700 --> 00:13:56,370 なんだ? こりゃ…。 197 00:13:56,370 --> 00:14:01,040 (バーディガーディ)フハハハハ! 198 00:14:01,040 --> 00:14:04,380 我が輩に挑むとは! 魔法大学というのは➡ 199 00:14:04,380 --> 00:14:07,880 気骨のある者が 集まっておるようだな。 200 00:14:07,880 --> 00:14:10,220 えっと…。 201 00:14:10,220 --> 00:14:12,560 ん? 202 00:14:12,560 --> 00:14:16,560 お~ 順番待ちが嫌なら 全員倒せというので➡ 203 00:14:16,560 --> 00:14:20,560 そうしてみたら 本当に すぐ出てきたではないか。 204 00:14:20,560 --> 00:14:24,400 その予見眼 貴様がルーデウス・グレイラットか。 205 00:14:24,400 --> 00:14:29,410 我がフィアンセ 魔界大帝キシリカより 話は聞いておる。 206 00:14:29,410 --> 00:14:32,080 我が名は魔王バーディガーディ。 207 00:14:32,080 --> 00:14:35,250 貴様に決闘を申し込む。 208 00:14:35,250 --> 00:14:37,750 《訳がわからない》 209 00:14:41,580 --> 00:14:43,750 ふむ まだかね? 210 00:14:43,750 --> 00:14:48,090 すみません 自分の杖を 取ってきてもらっているもので。 211 00:14:48,090 --> 00:14:50,930 人族は せっかちだと思ったので 急いだが➡ 212 00:14:50,930 --> 00:14:53,530 貴様には余裕があるようだな。 213 00:14:53,530 --> 00:14:56,530 さすがは 我がフィアンセに認められるだけある。 214 00:14:56,530 --> 00:15:01,040 フィアンセ… えっと キシリカ様でしたっけ? 215 00:15:01,040 --> 00:15:04,540 うむ。 キシリカ様のことは覚えております。 216 00:15:04,540 --> 00:15:07,210 この魔眼をいただきまして…。 217 00:15:07,210 --> 00:15:10,380 貴様のことを すごいと評しておったぞ。 218 00:15:10,380 --> 00:15:14,380 あれほど興奮して話す彼女を 見たのは久しぶりでな。 219 00:15:14,380 --> 00:15:16,390 僕は小物ですよ。 220 00:15:16,390 --> 00:15:19,390 他人より少しばかり 魔力が多いようですが…。 221 00:15:19,390 --> 00:15:24,730 フハハハハ! ハハハハ! 222 00:15:24,730 --> 00:15:29,400 はぁ… 座るがよい。 223 00:15:29,400 --> 00:15:31,570 ラプラスよりすごい。 224 00:15:31,570 --> 00:15:35,410 彼女がそんなことを言ったのは 貴様が初めてである。 225 00:15:35,410 --> 00:15:38,070 つまり 貴様は 世界でもトップクラスの➡ 226 00:15:38,070 --> 00:15:41,410 魔力総量を誇る というわけであるな。 227 00:15:41,410 --> 00:15:43,410 そうなんですか? 228 00:15:43,410 --> 00:15:47,250 確かに 昔から魔力を増やす訓練は してきましたけど…。 229 00:15:47,250 --> 00:15:51,090 それだけでは ラプラス以上の魔力総量にはならん。 230 00:15:51,090 --> 00:15:53,520 普通ならありえんことだ。 231 00:15:53,520 --> 00:15:55,860 《普通ならありえないなら➡ 232 00:15:55,860 --> 00:15:59,200 俺のように転生してきた者は どうなのだろうか。 233 00:15:59,200 --> 00:16:02,530 もしくは ヒトガミから チートをもらっていたとか》 234 00:16:02,530 --> 00:16:06,200 魔王様 一つ お尋ねしたいことがあるのですが。 235 00:16:06,200 --> 00:16:10,370 その… 決して僕は 今から口にする人物の手先とか➡ 236 00:16:10,370 --> 00:16:12,880 配下とか そういう感じではないので➡ 237 00:16:12,880 --> 00:16:16,050 唐突に襲いかかってこないで ほしいのですが…。 238 00:16:16,050 --> 00:16:21,050 貴様が待てと言ったのであろう。 魔王は約束を破らん。 239 00:16:21,050 --> 00:16:27,220 ヒトガミ… という名前に 聞き覚えはありますか? 240 00:16:27,220 --> 00:16:31,560 貴様 その名前を どこで聞いたのだ? 241 00:16:31,560 --> 00:16:37,070 夢に出てくるんです。 ふむ そうか… 夢にか。 242 00:16:37,070 --> 00:16:41,240 何か ご存じで? うむ。 243 00:16:41,240 --> 00:16:44,570 わからん。 そうですか。 244 00:16:44,570 --> 00:16:47,740 うむ。 フハハハハ! 245 00:16:47,740 --> 00:16:51,680 ハハッ 急に黙りおって つまらんやつだな。 246 00:16:51,680 --> 00:16:56,020 貴様も笑え! フハハハハ! 247 00:16:56,020 --> 00:16:59,020 フッ… フゥーハハハハ! 248 00:16:59,020 --> 00:17:03,860 (笑い声) 249 00:17:03,860 --> 00:17:05,860 あぁ? 250 00:17:05,860 --> 00:17:07,860 ハァハァハァ…。 251 00:17:07,860 --> 00:17:10,870 ごめん ルーデウスくん。 お待たせ。 252 00:17:10,870 --> 00:17:14,670 先輩。 すみません こんなこと お願いしてしまって。 253 00:17:16,710 --> 00:17:19,880 無理しないでね。 ごめんなさいして逃げても➡ 254 00:17:19,880 --> 00:17:24,380 誰も何も言わない相手だから。 命だけは… ね。 255 00:17:24,380 --> 00:17:26,380 魔王様。 256 00:17:26,380 --> 00:17:29,720 バーディでよいぞ。 では バーディ陛下。 257 00:17:29,720 --> 00:17:33,060 一つ提案があります。 なんだ? 258 00:17:33,060 --> 00:17:37,390 もし僕が負けても どうか命だけは助けてください。 259 00:17:37,390 --> 00:17:41,400 フハハハハ! 始める前から命乞いか。 260 00:17:41,400 --> 00:17:43,570 おもしろいやつだ。 261 00:17:43,570 --> 00:17:46,070 命は大切にすべきです。 262 00:17:46,070 --> 00:17:48,740 それほど膨大な魔力を 持っていながら➡ 263 00:17:48,740 --> 00:17:52,510 己の力に自信はないか。 フハハハハ! 264 00:17:52,510 --> 00:17:56,680 2年ほど前に 龍神とかいう人に 殺されかけたばっかりなんで。 265 00:17:56,680 --> 00:17:58,680 フハハ…。 266 00:17:58,680 --> 00:18:02,020 《まずい。 ヒトガミの名前が大丈夫だったから➡ 267 00:18:02,020 --> 00:18:06,190 安心していた。 オルステッドのほうがダメだったか?》 268 00:18:06,190 --> 00:18:10,360 では一つ 我が輩から提案をしよう。 269 00:18:10,360 --> 00:18:12,530 な… なんでしょうか。 270 00:18:12,530 --> 00:18:16,530 一発だけだ。 271 00:18:16,530 --> 00:18:20,870 一発だけ 貴様の奥義を 我が輩に向かって放て。 272 00:18:20,870 --> 00:18:24,210 それで我が輩に傷がつけば 貴様の勝ち。 273 00:18:24,210 --> 00:18:29,210 そうでなければ 我が輩の勝ち でどうだ? 274 00:18:29,210 --> 00:18:33,720 わかりました。 では それでいきましょう。 275 00:18:33,720 --> 00:18:35,720 うむ。 276 00:18:40,390 --> 00:18:44,890 《あのときは素手で 片手で とっさに作った。 277 00:18:44,890 --> 00:18:46,900 でも 今回は時間がある。 278 00:18:46,900 --> 00:18:49,070 なら 思い切り ためてやる。 279 00:18:49,070 --> 00:18:52,670 形成。 魔力を練り上げ 硬くする。 280 00:18:52,670 --> 00:18:54,840 フィギュアを作るときと一緒だ。 281 00:18:54,840 --> 00:18:57,010 ただ 今回は もっと硬く…。 282 00:18:57,010 --> 00:19:01,510 回転。 ひたすらに回す。 貫けるように。 283 00:19:01,510 --> 00:19:07,420 速度。 魔力を練り込み 今 俺ができるかぎりの最速で》 284 00:19:15,020 --> 00:19:17,030 では いきますよ。 285 00:19:17,030 --> 00:19:19,530 うむ! こい! 286 00:19:28,370 --> 00:19:30,370 えっ? 287 00:19:33,540 --> 00:19:37,050 《ウソだろ? 死んだ?》 288 00:19:45,390 --> 00:19:49,560 (ざわめき) 289 00:19:49,560 --> 00:19:54,730 フハハハハ! 我が輩 大復活! あっ 生きてた。 290 00:19:54,730 --> 00:19:58,230 フハハハ! 死ぬかと思ったぞ! 291 00:20:04,410 --> 00:20:09,080 貴様の勝ちだ ルーデウスよ。 勇者を名乗ってもよいぞ! 292 00:20:09,080 --> 00:20:11,080 いえ それはやめときます。 293 00:20:11,080 --> 00:20:13,580 では せめて 勝ちどきをあげよ! 294 00:20:13,580 --> 00:20:17,090 フハハハハ! 295 00:20:17,090 --> 00:20:19,090 《よくわからないが➡ 296 00:20:19,090 --> 00:20:21,090 判定勝ちってことで いいんだろう》 297 00:20:21,090 --> 00:20:23,760 か… 勝ったど~! 298 00:20:23,760 --> 00:20:28,260 さて では我が輩の番だな。 299 00:20:28,260 --> 00:20:30,270 えっ? 300 00:20:30,270 --> 00:20:32,270 フン! 301 00:20:36,270 --> 00:20:41,110 はい これで大丈夫。 ありがとうございます。 302 00:20:41,110 --> 00:20:45,110 でも あんな騒ぎを 起こしたばっかりだから➡ 303 00:20:45,110 --> 00:20:47,120 今日は もうゆっくり休んで。 304 00:20:47,120 --> 00:20:50,520 フィッツ先輩も ありがとうございました。 305 00:20:57,730 --> 00:21:00,060 《なんだか疲れた。 306 00:21:00,060 --> 00:21:03,900 決闘やら魔王やら 今日は大変だったな。 307 00:21:03,900 --> 00:21:07,500 まぁ でも これで会うこともないだろ》 308 00:21:17,580 --> 00:21:19,580 (リニアーナ)さすがボスだニャ。 309 00:21:19,580 --> 00:21:22,920 おかげで決闘を挑んでくるやつも いなくなったニャ。 310 00:21:22,920 --> 00:21:26,260 でも まさか 魔王まで来るとは 思わなかったの。 311 00:21:26,260 --> 00:21:30,090 私たちは魔性の女なの。 よくぞ守ってくれたの。 312 00:21:30,090 --> 00:21:32,930 お礼に胸をもんでいいの リニアのを。 313 00:21:32,930 --> 00:21:36,730 ありがとうございます。 ギニャー! 314 00:21:39,100 --> 00:21:42,440 ん? (ごう音) 315 00:21:42,440 --> 00:21:49,780 (笑い声) 316 00:21:49,780 --> 00:21:53,720 不死身の魔王 バーディガーディ 参上! 317 00:21:53,720 --> 00:22:00,720 (笑い声) 318 00:22:00,720 --> 00:22:02,730 《ウソだろ…》 319 00:22:02,730 --> 00:22:05,430 (笑い声)