1 00:00:04,135 --> 00:00:08,139 《前世の男:ナナホシが倒れてから 3日がたった。 2 00:00:08,139 --> 00:00:10,308 意識は まだ戻らず➡ 3 00:00:10,308 --> 00:00:13,144 血を吐いた原因もわかっていない。 4 00:00:13,144 --> 00:00:16,648 贖罪のユルズは 他者から体力や健康を➡ 5 00:00:16,648 --> 00:00:19,317 移し替えるという能力を 持つらしく➡ 6 00:00:19,317 --> 00:00:22,987 大抵の病気なら 治してしまうようだ。 7 00:00:22,987 --> 00:00:28,326 シルフィは自分の魔術のせいで ナナホシが倒れたと考えている。 8 00:00:28,326 --> 00:00:30,662 強く責任を感じてしまい➡ 9 00:00:30,662 --> 00:00:33,331 治療の協力を 代わろうとしてくれない。 10 00:00:33,331 --> 00:00:37,669 シルフィのためにも ナナホシには 早く よくなってほしいのだが》 11 00:00:37,669 --> 00:00:40,171 (ルーデウス)んっ! (ドアの開く音) 12 00:00:40,171 --> 00:00:43,841 (ペルギウス)カロワンテ どうだ? (カロワンテ)解毒魔術以外で➡ 13 00:00:43,841 --> 00:00:46,678 外部から干渉された痕跡は ありません。 14 00:00:46,678 --> 00:00:50,682 体内の魔力の流れが 滞っているように見えますが➡ 15 00:00:50,682 --> 00:00:52,684 原因までは…。 16 00:00:52,684 --> 00:00:55,687 (ペルギウス)では書庫を調べよ。 (カロワンテ/ユルズ)はっ! あっ! 17 00:00:55,687 --> 00:00:58,856 お… 俺も手伝います! ならん。 18 00:00:58,856 --> 00:01:01,759 部外者を 書庫に入れるつもりはない。 19 00:01:09,133 --> 00:01:11,970 ナナホシ 治るかな…。 20 00:01:11,970 --> 00:01:15,273 (クリフ)すべてはミリス様の 御心のままだ。 21 00:01:20,311 --> 00:01:22,647 《昔見た映画にあったな。 22 00:01:22,647 --> 00:01:26,651 地球に来た宇宙人が 風邪で全滅するやつ…。 23 00:01:26,651 --> 00:01:30,955 アイツ 死ぬんだろうか…》 24 00:01:33,668 --> 00:01:37,005 (シルヴァリル)ナナホシ様の病気が 判明しました。 25 00:01:37,005 --> 00:01:39,173 (シルヴァリル)ドライン病です。 26 00:01:39,173 --> 00:01:45,013 太古の昔 人の魔力が今よりも ずっと少なかった頃の病です。 27 00:01:45,013 --> 00:01:49,183 当時 体内に入る魔力を 中和できなかった者は➡ 28 00:01:49,183 --> 00:01:52,954 例外なく命を落とした… と文献にあります。 29 00:01:52,954 --> 00:01:57,458 一応 ナナホシの状況に 一致しなくもないですね。 30 00:01:57,458 --> 00:01:59,460 治療法はあるんですか? 31 00:01:59,460 --> 00:02:03,297 わかりません。 ただ 7,000年ほど前➡ 32 00:02:03,297 --> 00:02:07,468 人の魔力が強くなったことで 根絶したとだけ。 33 00:02:07,468 --> 00:02:12,306 《7,000年前というと 第一次人魔大戦の頃か…》 34 00:02:12,306 --> 00:02:14,976 それで どうするんですか? 35 00:02:14,976 --> 00:02:20,314 時間のスケアコートの力を使い ナナホシの時間を停滞させる。 36 00:02:20,314 --> 00:02:24,652 その間 地上にいる者に 治療法を探させる。 37 00:02:24,652 --> 00:02:28,322 ペルギウス様のご威光で なんとかしてくださるのでは? 38 00:02:28,322 --> 00:02:31,826 我とナナホシは ただの取引相手だ。 39 00:02:31,826 --> 00:02:35,997 誰かに借りを作ってまで 助けはせぬ。 40 00:02:35,997 --> 00:02:39,500 んっ…。 勘違いするなよ。 41 00:02:39,500 --> 00:02:43,671 客人である以上 最低限 助けはする。 あっ! 42 00:02:43,671 --> 00:02:46,007 だが最大限は助けぬ。 43 00:02:46,007 --> 00:02:48,843 我は いずれ復活する ラプラスを見つけ➡ 44 00:02:48,843 --> 00:02:52,780 倒すことのみを目的として 生きているのだからな。 45 00:02:52,780 --> 00:02:54,782 《ラプラスが復活する? 46 00:02:54,782 --> 00:02:57,785 封印といっても 限定的なものなのか?》 47 00:02:57,785 --> 00:03:00,621 復活すると どうなるんです? 48 00:03:00,621 --> 00:03:04,292 ヤツのことだ。 また魔族を引き連れて➡ 49 00:03:04,292 --> 00:03:06,961 人族を滅ぼしに来るだろう。 50 00:03:06,961 --> 00:03:09,297 あっ…。 51 00:03:09,297 --> 00:03:11,466 《そういう目的がある以上➡ 52 00:03:11,466 --> 00:03:15,303 俺たちを助けるにも 限度がある ってことか》 53 00:03:15,303 --> 00:03:17,472 (クリフ)ナナホシを 見捨てるつもりなのか! 54 00:03:17,472 --> 00:03:19,807 見捨てるとは言っておらぬ。 55 00:03:19,807 --> 00:03:22,310 ウソだ! アンタほどの人なら➡ 56 00:03:22,310 --> 00:03:26,314 治療法を探すことだって できるはずだ! 57 00:03:26,314 --> 00:03:29,317 できる者が探さねばならぬ 道理はない。 58 00:03:29,317 --> 00:03:31,986 (クリフ)ふざけるな! 弱者を助けるのは➡ 59 00:03:31,986 --> 00:03:33,988 力を持つ者の義務だ! 60 00:03:33,988 --> 00:03:37,992 (ペルギウス)フン ミリス教の いまいましい 教義を押し付けるな。 61 00:03:37,992 --> 00:03:42,163 なんだと!? アンタが言ってるのは ナナホシを見捨てるってことだ! 62 00:03:42,163 --> 00:03:44,165 助けるなら ちゃんと最後まで。 63 00:03:44,165 --> 00:03:46,167 (エリナリーゼ)おやめなさい! ハッ! 64 00:03:46,167 --> 00:03:48,336 気持ちはわかりますが 抑えて。 65 00:03:48,336 --> 00:03:51,772 こんなことで あなたを 失いたくはありませんの。 66 00:03:51,772 --> 00:03:53,774 あっ…! 67 00:03:59,113 --> 00:04:02,450 文句があるなら 自分で動いたらどうだ。 68 00:04:02,450 --> 00:04:05,286 貴様の神も そう言っていよう。 69 00:04:05,286 --> 00:04:09,457 人を助けるに人を頼るなかれ だったか? 70 00:04:09,457 --> 00:04:11,959 くっ…。 71 00:04:11,959 --> 00:04:15,463 《ナナホシは助けてやりたい。 72 00:04:15,463 --> 00:04:18,466 けど ペルギウスにも限界がある。 73 00:04:18,466 --> 00:04:21,969 なら 俺にできることなんて…》 74 00:04:23,971 --> 00:04:25,973 (ドアの開く音) 75 00:04:25,973 --> 00:04:28,643 (ユルズ)失礼します。 76 00:04:28,643 --> 00:04:31,245 ナナホシ様が意識を取り戻しました。 77 00:04:38,820 --> 00:04:41,822 (ルーデウス)大丈夫か? (ナナホシ)んっ…。 78 00:04:44,158 --> 00:04:48,329 (ナナホシ)大丈夫に見える? 79 00:04:48,329 --> 00:04:50,498 (一同)んっ…。 80 00:04:50,498 --> 00:04:55,770 病気… 治せないって言われたわ。 81 00:04:55,770 --> 00:04:58,105 だが 不治の病ってわけじゃない。 82 00:04:58,105 --> 00:05:00,107 治療法がわからないだけだ。 83 00:05:00,107 --> 00:05:03,444 (ザノバ)そうですとも。 それを探せばよいだけのこと。 84 00:05:03,444 --> 00:05:05,446 (アリエル)気を落としてはいけません。 85 00:05:05,446 --> 00:05:07,615 《本当につらいヤツにとって➡ 86 00:05:07,615 --> 00:05:10,718 気休めの言葉ほど 聞きたくないものはないだろう》 87 00:05:13,788 --> 00:05:16,791 かける言葉がありませんわ…。 88 00:05:16,791 --> 00:05:18,993 くっ…。 89 00:05:24,131 --> 00:05:27,134 (ドアの開閉音) 90 00:05:30,137 --> 00:05:32,139 私 もともと➡ 91 00:05:32,139 --> 00:05:35,977 あんまり 体 強いほうじゃ なかったのよね。 92 00:05:35,977 --> 00:05:39,647 病気がちってほどでも なかったけど➡ 93 00:05:39,647 --> 00:05:43,150 年に1回は風邪とかひいてたし。 94 00:05:43,150 --> 00:05:47,321 こっちの世界って あまり 医学って発達してないじゃない? 95 00:05:47,321 --> 00:05:52,927 魔術があるせいか知らないけど 傷口を洗うことすらしないのよ? 96 00:05:52,927 --> 00:05:57,598 それで手遅れになって 死んだりする人が大勢いる…。 97 00:05:57,598 --> 00:06:01,102 バカよね…。 98 00:06:01,102 --> 00:06:06,107 私 自分が魔術を使えないって わかってから➡ 99 00:06:06,107 --> 00:06:08,609 結構 予防してたのよ…。 100 00:06:08,609 --> 00:06:11,612 だって… 病気になったら➡ 101 00:06:11,612 --> 00:06:17,451 たぶん 治らないだろうなって 思ってたし…。 102 00:06:17,451 --> 00:06:20,955 だいたいさ この世界って おかしいじゃない? 103 00:06:20,955 --> 00:06:24,625 全体的に物理法則は無視してるし。 104 00:06:24,625 --> 00:06:27,962 そりゃ 私だって 来たばっかりの頃は➡ 105 00:06:27,962 --> 00:06:31,132 ちょっとは おもしろいなって思ったよ? 106 00:06:31,132 --> 00:06:33,467 剣と魔法の異世界なんて➡ 107 00:06:33,467 --> 00:06:38,172 ワクワクしなかったって言ったら ウソになるし。 108 00:06:46,480 --> 00:06:50,651 死にたくないよ こんなところで…! 109 00:06:50,651 --> 00:06:52,586 死にたくない! 110 00:06:52,586 --> 00:06:55,423 こんなおかしな世界で 死にたくない! 111 00:06:55,423 --> 00:06:57,758 なんでよ! おかしいよ! 112 00:06:57,758 --> 00:07:01,929 ねぇ 知ってる!? アタシ 8年前から 何も変わってない! 113 00:07:01,929 --> 00:07:04,265 背も伸びないし 髪もそのまんま! 114 00:07:04,265 --> 00:07:07,768 おなかは減るし ごはんも食べて うんちもするのに…! 115 00:07:07,768 --> 00:07:10,271 爪も伸びなきゃ 生理もこない! 116 00:07:10,271 --> 00:07:13,274 私は この世界の人間じゃない! 117 00:07:13,274 --> 00:07:15,276 この世界では生きてない! 118 00:07:15,276 --> 00:07:18,112 死体みたいになってる! 119 00:07:18,112 --> 00:07:21,782 なのに… なんで…。 120 00:07:21,782 --> 00:07:24,952 なんで病気にだけかかるの! 121 00:07:24,952 --> 00:07:27,121 あぁ~っ! (割れる音) 122 00:07:27,121 --> 00:07:29,790 おかしいじゃない! なんで私が➡ 123 00:07:29,790 --> 00:07:32,626 こんな目に 遭わなくちゃいけないの! 124 00:07:32,626 --> 00:07:35,296 死にたくない! こんな…。 125 00:07:35,296 --> 00:07:38,466 こんな変な世界で 死にたくないの! 126 00:07:38,466 --> 00:07:42,470 だって私は キスすらしたことないのよ! 127 00:07:42,470 --> 00:07:44,472 好きな人もいるのに➡ 128 00:07:44,472 --> 00:07:46,474 好きだって言えてもない! 落ち着け。 129 00:07:46,474 --> 00:07:48,476 うらやましいわよ! あなたが! 130 00:07:48,476 --> 00:07:52,913 毎日 楽しそうで! 充実してて! なんなのよ! 131 00:07:52,913 --> 00:07:54,915 お父さんが死んだって!? 132 00:07:54,915 --> 00:07:57,418 お母さんが病気で大変だって!? 133 00:07:57,418 --> 00:07:59,920 だから何よ! いいじゃない! 134 00:07:59,920 --> 00:08:01,922 私は このままじゃ➡ 135 00:08:01,922 --> 00:08:04,425 お父さんの死に目にすら 会えない! 136 00:08:04,425 --> 00:08:09,430 私が死んでも お母さんは それを知ることすらできない! 137 00:08:09,430 --> 00:08:13,267 会いたいよ… お父さんに…! 138 00:08:13,267 --> 00:08:15,603 お母さんに…! 139 00:08:15,603 --> 00:08:20,274 (すすり泣き) 140 00:08:20,274 --> 00:08:24,945 覚えてる… あの日の朝のこと。 141 00:08:24,945 --> 00:08:30,451 お父さん 今日は 早く帰ってくるって言ってた…。 142 00:08:30,451 --> 00:08:35,456 お母さん 今晩は サンマを焼くって言ってた…。 143 00:08:35,456 --> 00:08:38,125 私は お父さんに➡ 144 00:08:38,125 --> 00:08:41,629 友達が来るから 遅くなってもいいとか言って➡ 145 00:08:41,629 --> 00:08:43,798 お母さんに➡ 146 00:08:43,798 --> 00:08:47,134 もうサンマは飽きたって 文句言って…。 147 00:08:47,134 --> 00:08:49,970 なんで あんなこと…! 148 00:08:49,970 --> 00:08:55,076 きっと お父さんも お母さんも 心配してる。 149 00:08:55,076 --> 00:09:01,582 会いたい… 帰りたい… 死にたくない…。 150 00:09:01,582 --> 00:09:04,752 こんなところで死にたくない…。 151 00:09:04,752 --> 00:09:09,757 (泣き声) 152 00:09:09,757 --> 00:09:12,593 《帰りたい。 家族に会いたい。 153 00:09:12,593 --> 00:09:14,595 そんなことを言われても➡ 154 00:09:14,595 --> 00:09:18,933 この世界に来た当初の俺には きっと刺さらなかっただろう。 155 00:09:18,933 --> 00:09:21,769 けど 今ならわかる。 156 00:09:21,769 --> 00:09:25,940 何気ない家族との日常が どれだけ大切か…。 157 00:09:25,940 --> 00:09:28,776 それを失うことの恐ろしさも…。 158 00:09:28,776 --> 00:09:32,446 大切な日常が脅かされるのなら➡ 159 00:09:32,446 --> 00:09:34,949 俺も死に物狂いで もがくだろう。 160 00:09:34,949 --> 00:09:39,453 もしかしたら ナナホシにとって 日本を思い出せる俺は➡ 161 00:09:39,453 --> 00:09:42,289 唯一の 癒やしだったのかもしれない。 162 00:09:42,289 --> 00:09:44,792 失ってしまった日常…。 163 00:09:44,792 --> 00:09:48,462 あの世界とのつながりを 感じられる存在として…》 164 00:09:48,462 --> 00:09:51,665 誰か… 助けてよ…。 165 00:09:59,306 --> 00:10:02,309 (ドアの開閉音) 166 00:10:02,309 --> 00:10:05,479 どうした? 俺も動きます。 167 00:10:05,479 --> 00:10:07,815 ペルギウス様の業務に 支障がないレベルで➡ 168 00:10:07,815 --> 00:10:10,818 サポートをいただければ ありがたく思います。 169 00:10:10,818 --> 00:10:14,321 ほぅ 動くか 貴様が。 170 00:10:14,321 --> 00:10:16,323 んっ…。 171 00:10:18,826 --> 00:10:21,328 よかろう。 我としても➡ 172 00:10:21,328 --> 00:10:24,164 ナナホシが死ぬのは忍びないからな。 173 00:10:24,164 --> 00:10:26,167 ありがとうございます。 174 00:10:26,167 --> 00:10:29,670 早速ですが ペルギウス様。 龍神オルステッドに➡ 175 00:10:29,670 --> 00:10:32,673 連絡は取れないでしょうか。 不可能だ。 176 00:10:32,673 --> 00:10:35,843 それに ヤツが現れたのは 約100年前。 177 00:10:35,843 --> 00:10:38,345 博識な男ではあるが➡ 178 00:10:38,345 --> 00:10:41,515 7,000年前の病のことまでは 知るまい。 179 00:10:41,515 --> 00:10:43,517 そうですか…。 180 00:10:43,517 --> 00:10:46,520 《んっ? 7,000年前?》 181 00:10:46,520 --> 00:10:50,524 では 俺を魔大陸に 送ってもらうことは可能ですか? 182 00:10:50,524 --> 00:10:55,129 魔大陸? どうするつもりだ? 183 00:10:55,129 --> 00:11:00,134 魔界大帝 キシリカ・キシリスを 訪ねてみようと思います。 184 00:11:00,134 --> 00:11:03,637 《魔界大帝 キシリカ・キシリス。 185 00:11:03,637 --> 00:11:06,473 俺に予見眼をくれた人物だ。 186 00:11:06,473 --> 00:11:08,809 なんでも歴史書によれば➡ 187 00:11:08,809 --> 00:11:14,148 彼女は 7,000年前に勃発した 人魔大戦の中心人物だったらしい。 188 00:11:14,148 --> 00:11:19,820 彼女を探し当て 治療法を聞くのが 今回の計画なのだが…》 189 00:11:19,820 --> 00:11:24,158 厄介なことに 標的は 魔大陸各地を放浪しています。 190 00:11:24,158 --> 00:11:26,660 よって 見つけ出すのは困難。 191 00:11:26,660 --> 00:11:28,996 何か月かかるかもわかりません。 192 00:11:28,996 --> 00:11:33,834 しかし ナナホシを助けるため 皆さんにも協力をお願いします。 193 00:11:33,834 --> 00:11:35,836 (アリエル)そういうことでしたら➡ 194 00:11:35,836 --> 00:11:38,672 私は旅の支度に お力添えいたしましょう。 195 00:11:38,672 --> 00:11:40,674 ありがとうございます。 196 00:11:40,674 --> 00:11:44,678 ザノバとエリナリーゼさんは 護衛として 俺についてきてください。 197 00:11:44,678 --> 00:11:47,681 お任せください 師匠! わかりましたわ。 198 00:11:47,681 --> 00:11:50,017 僕も行くぞ! あっ! 199 00:11:50,017 --> 00:11:53,621 僕だって 故郷に帰りたいっていう ナナホシの気持ちはわかるんだ! 200 00:11:53,621 --> 00:11:56,957 行かせてくれ! アイツのために 何かしてやりたいんだ! 201 00:11:56,957 --> 00:12:00,127 頼む! フッ…。 202 00:12:00,127 --> 00:12:02,796 わかりました。 いいのか!? 203 00:12:02,796 --> 00:12:06,133 はい。 よろしく頼みます。 任せてくれ! 204 00:12:06,133 --> 00:12:08,636 (シルフィエット)ボクは 何をすればいいのかな? 205 00:12:08,636 --> 00:12:12,973 シルフィは しばらくここで 治療の疲れを取ってほしい。 206 00:12:12,973 --> 00:12:14,975 うん。 そのあとは? 207 00:12:14,975 --> 00:12:16,977 休養が終わったら…。 208 00:12:18,979 --> 00:12:21,148 家に帰って➡ 209 00:12:21,148 --> 00:12:23,984 ルーシーの面倒を見ててほしい。 えっ? 210 00:12:23,984 --> 00:12:27,154 俺は長いこと 帰れないかもしれないし➡ 211 00:12:27,154 --> 00:12:29,156 その間 両親がいないってのは➡ 212 00:12:29,156 --> 00:12:31,659 子どもにとって よくないことだと思う。 213 00:12:31,659 --> 00:12:33,661 あっ…。 214 00:12:33,661 --> 00:12:36,163 うん。 確かにそうだよね。 215 00:12:36,163 --> 00:12:38,332 ルディがいないんだったら➡ 216 00:12:38,332 --> 00:12:41,001 ボクがルーシーを見てあげないと いけないよね。 217 00:12:41,001 --> 00:12:43,671 ごめん。 ううん。 218 00:12:43,671 --> 00:12:47,841 シルフィは 十分にやってくれたよ。 あとは任せて。 219 00:12:47,841 --> 00:12:53,113 うん。 でも また腕とか なくさないでね? 220 00:12:53,113 --> 00:12:55,783 善処します。 221 00:12:55,783 --> 00:12:57,785 (アイシャ)えぇっ! 222 00:12:57,785 --> 00:12:59,953 (アイシャ)またしばらく 帰ってこれないの!? 223 00:12:59,953 --> 00:13:03,290 (リーリャ)こら アイシャ。 だって お母さん…。 224 00:13:03,290 --> 00:13:06,627 何日かに一度は 帰ってくるつもりだから。 225 00:13:06,627 --> 00:13:10,130 《今回はペルギウスの助力もある。 226 00:13:10,130 --> 00:13:12,299 移動時間は ほぼゼロだ。 227 00:13:12,299 --> 00:13:15,302 いつでも気軽に帰ってこれる》 228 00:13:15,302 --> 00:13:17,971 (ノルン)兄さん 気をつけて。 229 00:13:17,971 --> 00:13:21,475 ああ。 ノルンも 生徒会の仕事 頑張れよ。 230 00:13:21,475 --> 00:13:23,477 はい。 231 00:13:26,313 --> 00:13:28,315 フッ…。 232 00:13:28,315 --> 00:13:30,984 じゃあ 留守を頼みます。 233 00:13:30,984 --> 00:13:33,153 (ロキシー)家のことは任せてください。 234 00:13:33,153 --> 00:13:36,490 ルーデウス様 ご武運を。 235 00:13:36,490 --> 00:13:38,492 (ルーデウス)はい。 236 00:13:42,830 --> 00:13:48,001 ほ~ 地下にまた このような部屋があるとは…。 237 00:13:48,001 --> 00:13:51,939 (シルヴァリル)この魔法陣が 最も魔界大帝に近かろうと➡ 238 00:13:51,939 --> 00:13:54,441 ペルギウス様はおっしゃっていました。 239 00:13:54,441 --> 00:13:57,111 ペルギウス様は キシリカ様の居所に➡ 240 00:13:57,111 --> 00:14:00,447 心当たりがあると? 無論です。 241 00:14:00,447 --> 00:14:05,285 しかし 向こうの状況は 確認しておりません。 ご注意を。 242 00:14:05,285 --> 00:14:09,123 まぁ ダメそうなら 一度戻ってきます。 243 00:14:09,123 --> 00:14:11,125 お気をつけて。 244 00:14:11,125 --> 00:14:13,127 はい。 245 00:14:16,964 --> 00:14:19,967 (ルーデウス)よし いけ ザノバロボ! こじ開けろ! 246 00:14:19,967 --> 00:14:21,969 (ザノバ)はい 師匠! 247 00:14:21,969 --> 00:14:25,305 (破壊音) 248 00:14:25,305 --> 00:14:28,308 ところで師匠 ロボとは いったい? 249 00:14:28,308 --> 00:14:31,645 鋼のような体と 怪力を持ち合わせた男を➡ 250 00:14:31,645 --> 00:14:33,814 ある地域では そう言うんだ。 251 00:14:33,814 --> 00:14:37,818 なるほど! さすが師匠 博識ですな。 252 00:14:37,818 --> 00:14:40,821 (クリフ)ここが魔大陸か…! 253 00:14:43,323 --> 00:14:45,826 (ルーデウス)クリフ先輩 魔大陸は➡ 254 00:14:45,826 --> 00:14:47,995 巨大で凶暴な魔物が 多いですから➡ 255 00:14:47,995 --> 00:14:51,432 気をつけてください。 ああ わかってる。 256 00:14:51,432 --> 00:14:54,935 (ルーデウス)あと ミリス教徒は おそらく ほとんどいません。 257 00:14:54,935 --> 00:14:57,938 余計なことで ケンカをしないようにしてください。 258 00:14:57,938 --> 00:14:59,940 そんなことはわかって…。 259 00:14:59,940 --> 00:15:02,776 いや そうだな 気をつける。 260 00:15:02,776 --> 00:15:05,446 (エリナリーゼ)わたくしたちは 魔神語がわかりませんから➡ 261 00:15:05,446 --> 00:15:07,447 大丈夫ですわよ。 262 00:15:07,447 --> 00:15:09,449 フッ そうでしたね。 263 00:15:09,449 --> 00:15:11,452 師匠! んっ! 264 00:15:11,452 --> 00:15:13,453 何か見えたか!? 265 00:15:13,453 --> 00:15:15,456 あっ! 266 00:15:21,128 --> 00:15:24,131 心当たりって ここかよ…。 ほ~っ! 267 00:15:24,131 --> 00:15:27,301 《かつて エリス ルイジェルドと来た➡ 268 00:15:27,301 --> 00:15:30,971 俺にとっては 少し嫌な思い出の残る場所➡ 269 00:15:30,971 --> 00:15:33,674 リカリスの町だ》 270 00:15:48,322 --> 00:15:50,324 なんですの? 271 00:15:52,593 --> 00:15:54,595 んっ? 272 00:15:54,595 --> 00:15:58,098 《ふむ エリナリーゼと 似てないこともないが➡ 273 00:15:58,098 --> 00:16:01,201 パワーがダンチだ! どことは言わないが》 274 00:16:08,775 --> 00:16:11,278 誰か探しているみたいですわね。 275 00:16:11,278 --> 00:16:13,614 そのようですね。 276 00:16:13,614 --> 00:16:34,968 ♬~ 277 00:16:34,968 --> 00:16:37,137 お待たせしました。 んっ! 278 00:16:37,137 --> 00:16:39,139 このあとはどうするんだ? 279 00:16:39,139 --> 00:16:41,475 ペルギウスの予測が当たっているなら➡ 280 00:16:41,475 --> 00:16:44,645 この町で キシリカの目撃情報が あるかもしれません。 281 00:16:44,645 --> 00:16:46,980 まずは聞き込みをして…。 282 00:16:46,980 --> 00:16:48,982 んっ! 283 00:16:52,753 --> 00:16:55,088 あっ! 284 00:16:55,088 --> 00:16:57,591 《コイツは あのときの》 285 00:17:00,761 --> 00:17:03,096 《えっ?》 あぁ ロキシーの昔の➡ 286 00:17:03,096 --> 00:17:05,098 パーティメンバーの方でしたわね。 287 00:17:05,098 --> 00:17:07,100 《えっ? ちょ 何それ? 288 00:17:07,100 --> 00:17:09,603 エリナリーゼさん その話 詳しく!》 289 00:17:09,603 --> 00:17:12,272 ルーデウス 通訳してくださいな。 290 00:17:12,272 --> 00:17:14,975 この方は ロキシーの知り合いですわ。 291 00:17:20,948 --> 00:17:23,150 あっ…。 292 00:17:27,788 --> 00:17:30,290 この方は町の事情にも明るいし➡ 293 00:17:30,290 --> 00:17:32,626 情報収集を手伝ってもらっては? 294 00:17:32,626 --> 00:17:34,628 そうですね。 295 00:18:19,106 --> 00:18:21,108 んっ…。 296 00:18:21,108 --> 00:18:24,277 さて 俺たちも探しましょうか。 297 00:18:24,277 --> 00:18:31,952 ♬~ 298 00:18:31,952 --> 00:18:35,455 はぁ…。 《当てが外れたな。 299 00:18:35,455 --> 00:18:37,791 まさか ジャリルもヴェスケルも➡ 300 00:18:37,791 --> 00:18:40,293 すでに町から いなくなっていたとは…》 301 00:18:40,293 --> 00:18:44,798 申し訳ございません 師匠。 我らも魔神語を話せれば…。 302 00:18:44,798 --> 00:18:46,800 気にするなって。 303 00:19:36,950 --> 00:19:40,620 どうかしたのか? ちょっと おなかがすきましたわ。 304 00:19:40,620 --> 00:19:43,123 あそこで みんなの分も買ってきますわ。 305 00:19:43,123 --> 00:19:45,125 (クリフ)僕も行こう。 306 00:19:45,125 --> 00:19:48,128 お気をつけて。 307 00:19:48,128 --> 00:19:51,465 んっ! おぉ 師匠。 ご首尾は? 308 00:19:51,465 --> 00:19:54,134 なんか 魔王が どうのこうのって…。 309 00:19:54,134 --> 00:19:56,303 あれ? クリフたちは? 310 00:19:56,303 --> 00:19:59,639 あちらで食事を 調達していただいております。 311 00:19:59,639 --> 00:20:01,641 (ルーデウス)そっか…。 312 00:20:01,641 --> 00:20:04,144 ふぅ…。 313 00:20:04,144 --> 00:20:06,813 師匠 ナナホシ殿のことで➡ 314 00:20:06,813 --> 00:20:09,483 責任を感じる必要は ないのですからな。 315 00:20:09,483 --> 00:20:12,152 そうだな。 もっとも➡ 316 00:20:12,152 --> 00:20:14,988 生きて故郷に帰りたいと 思う気持ちは➡ 317 00:20:14,988 --> 00:20:18,992 余も少しはわかりますゆえ こうして手伝いはしますが。 318 00:20:18,992 --> 00:20:20,994 そうなのか? 319 00:20:20,994 --> 00:20:23,997 お前は今の生活を 気に入ってるんだと思ってたよ。 320 00:20:23,997 --> 00:20:28,001 無論そうですが 近頃になって 故郷の風景を➡ 321 00:20:28,001 --> 00:20:31,338 懐かしく思えてきたのも 事実ですゆえ。 322 00:20:31,338 --> 00:20:34,341 ナナホシ殿は あれだけ必死なのですから➡ 323 00:20:34,341 --> 00:20:39,012 きっと 故郷に大切なものを 残してきたのでしょうなぁ。 324 00:20:39,012 --> 00:20:43,016 好きなヤツと家族… って聞いたけどな。 325 00:20:43,016 --> 00:20:47,521 (ザノバ)その2つは 余には少々 わからんものですがな。 326 00:20:47,521 --> 00:20:50,190 お前にとっての人形だよ。 327 00:20:50,190 --> 00:20:54,794 なるほど。 それは確かに大切ですな。 328 00:20:56,963 --> 00:20:58,965 (2人)んっ? 329 00:21:04,471 --> 00:21:07,307 ぐえっ! うぅ…。 330 00:21:07,307 --> 00:21:11,311 うっ あっ うぅ…。 (おなかの鳴る音) 331 00:21:11,311 --> 00:21:13,813 ほら お食べなさい。 ハッ! 332 00:21:13,813 --> 00:21:15,982 ありがとう! ありがとう! 333 00:21:15,982 --> 00:21:20,654 アム アムアム… う~まい! うまい うまい うまいぞ! 334 00:21:20,654 --> 00:21:23,323 《あれ? なんかデジャビュが…》 335 00:21:23,323 --> 00:21:26,660 うまぁいぞぉ~っ! うっ!? 336 00:21:26,660 --> 00:21:28,762 ハッ! とうっ! 337 00:21:30,831 --> 00:21:33,500 スチャッ。 338 00:21:33,500 --> 00:21:37,671 貴様 感謝するぞ。 あっ ああ…。 339 00:21:37,671 --> 00:21:40,173 わらわは~…。 340 00:21:40,173 --> 00:21:43,343 (キシリカ)キシリカ! キシリス! 341 00:21:43,343 --> 00:21:46,680 人呼んで~…。 342 00:21:46,680 --> 00:21:51,618 魔界大帝~! 343 00:21:51,618 --> 00:21:54,287 だっ! 344 00:21:54,287 --> 00:21:56,289 だぁ~っ! 345 00:21:56,289 --> 00:22:00,126 お主は わらわの命を 救ってくれた! さぁ! 346 00:22:00,126 --> 00:22:03,129 何でも願いを言うがよい! 347 00:22:03,129 --> 00:22:05,932 さ~あっ!