1 00:00:03,801 --> 00:00:06,638 おいおい…。 何? 病気かしら。 2 00:00:06,638 --> 00:00:08,640 かわいそうに…。 えっ!? 3 00:00:08,640 --> 00:00:10,642 どうしたの? 4 00:00:10,642 --> 00:00:12,810 触らないほうが いいんじゃないか…? 5 00:00:12,810 --> 00:00:16,147 (シルフィエット)猫の変死体? (ルーデウス)うん。 6 00:00:16,147 --> 00:00:18,149 かなり不気味だったな。 7 00:00:18,149 --> 00:00:20,151 (アイシャ)それなら私も見たよ。 (一同)えっ? 8 00:00:20,151 --> 00:00:24,656 (アイシャ)猫じゃないけど なんか 変なネズミが家の裏で死んでた。 9 00:00:24,656 --> 00:00:27,158 (ロキシー)病気でも はやっているのでしょうか。 10 00:00:27,158 --> 00:00:29,160 かもしれないな…。 11 00:00:29,160 --> 00:00:32,664 みんな 手洗いうがいを徹底して 予防するように。 12 00:00:32,664 --> 00:00:34,666 はい。 うん。 (ノルン)わかりました。 13 00:00:34,666 --> 00:00:37,335 (クリフ)ルーデウス。 (一同)んっ? 14 00:00:37,335 --> 00:00:39,337 (せき払い) 15 00:00:39,337 --> 00:00:41,673 リーゼが 妊娠した。 16 00:00:41,673 --> 00:00:43,675 (一同)わぁ…! 17 00:00:43,675 --> 00:00:45,677 おめでとう おばあちゃん! (3人)おめでとうございます! 18 00:00:45,677 --> 00:00:47,679 (エリナリーゼ)ありがとうですわ。 19 00:00:47,679 --> 00:00:49,847 《前世の男:子どもか…。 俺もそろそろ➡ 20 00:00:49,847 --> 00:00:52,016 ロキシーとの子どもが欲しいな。 21 00:00:52,016 --> 00:00:54,852 ロキシーは どう思っているだろうか。 22 00:00:54,852 --> 00:00:57,188 同じ気持ちだと うれしいな》 23 00:00:57,188 --> 00:00:59,390 (エリナリーゼ)元気な子どもを 産みますわよ。 24 00:01:01,359 --> 00:01:03,294 (物音) 25 00:01:03,294 --> 00:01:05,463 なんの音だ? あっ! 26 00:01:05,463 --> 00:01:07,966 あっ…。 ロキシー! 27 00:01:11,302 --> 00:01:14,138 上級解毒も効果がないんです。 28 00:01:14,138 --> 00:01:16,441 何かわかりませんか? 29 00:01:18,643 --> 00:01:20,979 魔石病だ。 えっ? 30 00:01:20,979 --> 00:01:24,482 失礼。 31 00:01:24,482 --> 00:01:26,818 ハッ! 32 00:01:26,818 --> 00:01:30,922 神級の解毒魔術でしか 治らない 難病だ。 33 00:01:36,504 --> 00:01:38,506 あっ…。 34 00:01:38,506 --> 00:01:40,508 今 なんて…? 35 00:01:40,508 --> 00:01:42,510 ミリス神聖国に➡ 36 00:01:42,510 --> 00:01:45,847 神級の解毒魔術が書かれている 聖典がある。 37 00:01:45,847 --> 00:01:48,850 ロキシーを救うには もうそれしかない。 38 00:01:48,850 --> 00:01:52,120 僕は 保管場所を知っている。 39 00:01:52,120 --> 00:01:55,456 だから案内させてくれ ルーデウス。 40 00:01:55,456 --> 00:01:58,459 (ザノバ)もちろん 余もお供しますぞ。 41 00:02:01,462 --> 00:02:05,633 (ルーデウス)2人とも ありがとうございます。 42 00:02:05,633 --> 00:02:09,637 (ミリス教団員)侵入者だ! 聖典が盗まれたぞ! 43 00:02:13,975 --> 00:02:18,479 《前世の男:転移遺跡で俺たちは ミリス兵の奇襲を受けた》 44 00:02:21,649 --> 00:02:23,985 《俺は初めて…。 45 00:02:23,985 --> 00:02:26,654 人を殺した》 46 00:02:26,654 --> 00:02:58,186 ♬~ 47 00:03:03,958 --> 00:03:06,627 (エリス)ひ… 久しぶりね! ルーデウス! 48 00:03:06,627 --> 00:03:10,131 ギレーヌに… エリス か? 49 00:03:10,131 --> 00:03:12,467 《なんで こんな所に?》 50 00:03:12,467 --> 00:03:15,470 えっと… 学校で聞いたわよ! 51 00:03:15,470 --> 00:03:18,639 魔王に傷を負わせ! 学生の頂点に立ち! 52 00:03:18,639 --> 00:03:20,808 ヒュドラを一人で倒したって! 53 00:03:20,808 --> 00:03:23,978 更に 左手を犠牲にして 七大列強に勝って➡ 54 00:03:23,978 --> 00:03:26,814 それに えっと…。 用件はなんですか? 55 00:03:26,814 --> 00:03:29,650 あっ! んっ…。 56 00:03:29,650 --> 00:03:32,820 私は 強くなったわ! ルーデウスは➡ 57 00:03:32,820 --> 00:03:35,490 もっと先へ行ってしまったかも しれないけど。 58 00:03:35,490 --> 00:03:39,160 それでも 肩を並べられるくらい 強くなったわ! 59 00:03:39,160 --> 00:03:43,164 だから その… 夫婦になりましょう! 60 00:03:43,164 --> 00:03:45,333 はっ? 61 00:03:45,333 --> 00:03:49,003 何を 言っているんだ…。 んっ? 62 00:03:49,003 --> 00:03:51,005 勝手なことを言うな! 63 00:03:51,005 --> 00:03:54,008 俺がどれだけ苦しんだと 思ってるんだ! 64 00:03:55,943 --> 00:03:58,279 俺にはもう妻が2人いる。 65 00:03:58,279 --> 00:04:00,882 お前の相手はできない。 66 00:04:06,788 --> 00:04:08,956 よろしいのですか? 67 00:04:08,956 --> 00:04:10,958 今はロキシーだ。 68 00:04:10,958 --> 00:04:12,960 《なんで今更…》 69 00:04:16,964 --> 00:04:26,808 (すすり泣き) 70 00:04:26,808 --> 00:04:29,110 あっ…。 (聖典の落ちる音) 71 00:04:31,312 --> 00:04:37,318 あっ…。 あっ…。 あぁ…。 72 00:04:37,318 --> 00:04:44,325 (泣き声) 73 00:04:46,327 --> 00:04:48,429 (叩く音) 74 00:04:59,106 --> 00:05:03,411 《もうロキシーがいない。 あのロキシーが…》 75 00:05:10,284 --> 00:05:13,454 (足音) 76 00:05:13,454 --> 00:05:17,291 ルディ 元気出してとは言わないよ? 77 00:05:17,291 --> 00:05:22,296 でも そろそろ ボクたち家族に 向き合ってほしいな…。 78 00:05:22,296 --> 00:05:24,799 ロキシーのことは みんなつらいよ。 79 00:05:24,799 --> 00:05:29,103 けど 今のルディを見ても ロキシーは喜ばないよ。 80 00:05:33,474 --> 00:05:36,143 気が紛れるなら➡ 81 00:05:36,143 --> 00:05:39,981 ボクの体を好きに使っていいから。 82 00:05:39,981 --> 00:05:41,983 フッ! (振り払う音) 83 00:05:41,983 --> 00:05:44,685 そんなこと言われて 抱けるわけないだろ! 84 00:05:46,821 --> 00:05:49,323 ごめん…。 85 00:05:49,323 --> 00:05:53,427 (3人)あっ! (リーリャ)んっ…。 86 00:05:53,427 --> 00:05:55,930 《今 シルフィを抱いたら➡ 87 00:05:55,930 --> 00:05:58,933 俺は彼女を ひどく乱暴に扱ってしまう。 88 00:05:58,933 --> 00:06:03,638 ロキシーの代わりとして 八つ当たりの対象として》 89 00:06:06,107 --> 00:06:08,109 あっ…! 90 00:06:10,945 --> 00:06:13,614 (ジョッキを置く音) 91 00:06:13,614 --> 00:06:17,285 (足音) 92 00:06:17,285 --> 00:06:19,954 最近よく会うな~。 93 00:06:19,954 --> 00:06:24,292 今日は どんな求婚の言葉を 聞かせてくれるんだ? 94 00:06:24,292 --> 00:06:26,794 グッ! (倒れる音) 95 00:06:26,794 --> 00:06:29,297 あっ… いきなり何しやがるんだ! 96 00:06:29,297 --> 00:06:31,299 (殴る音) 97 00:06:34,802 --> 00:06:36,804 《どうせ…。 98 00:06:36,804 --> 00:06:39,473 誰も俺の気持ちなんて わからないんだ》 99 00:06:39,473 --> 00:06:43,978 フフッ また来てね。 ウフ…。 100 00:06:43,978 --> 00:06:46,480 チッ。 101 00:06:46,480 --> 00:07:09,770 ♬~ 102 00:07:09,770 --> 00:07:12,073 また来るよ。 103 00:07:17,278 --> 00:07:19,613 シルフィ…。 104 00:07:19,613 --> 00:07:22,450 なんで ボクじゃダメなんだよ…! 105 00:07:22,450 --> 00:07:24,852 シルフィ! 106 00:07:26,954 --> 00:07:30,791 《数日後 シルフィが出ていった。 107 00:07:30,791 --> 00:07:33,461 リーリャに追いかけろと言われたが➡ 108 00:07:33,461 --> 00:07:36,797 俺にそんな資格はあるのだろうか。 109 00:07:36,797 --> 00:07:40,601 こんなとき エリナリーゼがいれば…》 110 00:07:44,638 --> 00:07:46,640 (叩く音) 111 00:07:49,143 --> 00:07:54,582 《どうやらシルフィは アリエルと共に アスラ王国へ向かったらしい。 112 00:07:54,582 --> 00:07:57,284 急げばまだ追いつけるはずだ》 113 00:08:00,588 --> 00:08:02,590 《ちゃんと謝るんだ。 114 00:08:02,590 --> 00:08:06,394 一緒に帰って みんなとやり直そう》 115 00:08:09,263 --> 00:08:13,434 《まさか アスラ王国に 密入国することになるとはな》 116 00:08:13,434 --> 00:08:15,770 (トリスティーナ)じゃあ アタイは 馬車を手配してくる。 117 00:08:15,770 --> 00:08:18,272 ここから出るなよ。 あと…。 118 00:08:18,272 --> 00:08:20,775 《盗賊に力を借りたのはいいが➡ 119 00:08:20,775 --> 00:08:24,879 こんなのといたら シルフィに 誤解されるんじゃないだろうか》 120 00:08:30,117 --> 00:08:32,119 なんで ここに…。 121 00:08:32,119 --> 00:08:37,124 《いや アイツの故郷もアスラ王国だ。 いてもおかしくはないか…》 122 00:08:39,460 --> 00:08:42,296 《トリスという盗賊の情報によれば➡ 123 00:08:42,296 --> 00:08:46,133 アスラ国王が 病気で もう長くないらしい。 124 00:08:46,133 --> 00:08:51,639 アリエルが帰国を早めたのは 王権争いに参加するためだろう》 125 00:08:51,639 --> 00:08:54,575 アリエル様が 武力行使に出たって本当か? 126 00:08:54,575 --> 00:08:57,411 ああ。 だけど 捕まっちまったらしい。 127 00:08:57,411 --> 00:09:00,414 近々 処刑されるってうわさだ。 128 00:09:02,416 --> 00:09:09,090 (カラスの鳴き声) 129 00:09:09,090 --> 00:09:11,926 あっ…。 ⚟反逆者め! 130 00:09:11,926 --> 00:09:15,096 あっ! 王都の平和を乱しやがって! 131 00:09:15,096 --> 00:09:17,097 この恥さらしが! 132 00:09:17,097 --> 00:09:20,801 (カラスの鳴き声) 133 00:09:27,942 --> 00:09:31,445 あ… ああ…。 (落ちる音) 134 00:09:31,445 --> 00:09:34,448 ああ~っ! 135 00:09:34,448 --> 00:09:38,953 シルフィ! シルフィ~…! 136 00:09:38,953 --> 00:09:41,956 そんな… シルフィ…。 137 00:09:41,956 --> 00:09:44,125 (泣き声) 138 00:09:44,125 --> 00:09:47,795 なんだ お前。 お前もコイツらの仲間か! 139 00:09:47,795 --> 00:09:51,465 ウッ…! 140 00:09:51,465 --> 00:09:53,634 クッ! 141 00:09:53,634 --> 00:09:56,136 あっ あぁ~っ! うわ~っ! 142 00:09:56,136 --> 00:10:00,307 シルフィを… 汚すんじゃねえ! 143 00:10:00,307 --> 00:10:03,310 (叫び声) 144 00:10:03,310 --> 00:10:05,646 《もう どうでもいい。 145 00:10:05,646 --> 00:10:08,482 こんな国 滅べばいいんだ。 146 00:10:08,482 --> 00:10:11,986 全部 なくなればいいんだ》 147 00:10:11,986 --> 00:10:23,831 ♬~ 148 00:10:23,831 --> 00:10:26,333 (割れる音) 149 00:10:26,333 --> 00:10:30,170 今日はずいぶん 小言がうるさいじゃないですか。 150 00:10:30,170 --> 00:10:33,507 酒がまずくなるんで 黙ってもらっていいですか? 151 00:10:33,507 --> 00:10:35,509 いいえ 黙りません。 152 00:10:35,509 --> 00:10:39,179 毎日 酒浸りで お金は出ていくばかり。 153 00:10:39,179 --> 00:10:42,349 あげく先日は 娼婦まで連れ込んで…。 154 00:10:42,349 --> 00:10:45,019 ここの旦那様は俺です。 155 00:10:45,019 --> 00:10:47,521 何をしようと勝手でしょう。 156 00:10:47,521 --> 00:10:49,523 金なら その体で➡ 157 00:10:49,523 --> 00:10:51,692 稼いできたらいいじゃないですか。 あっ! 158 00:10:51,692 --> 00:10:55,796 このままでは ルーシー様の教育にも悪いです。 159 00:10:55,796 --> 00:10:58,132 我が家は崩壊してしまいます。 160 00:10:58,132 --> 00:11:00,301 我が家? 161 00:11:00,301 --> 00:11:02,803 ここは俺の家です。 162 00:11:02,803 --> 00:11:06,974 俺が シルフィと幸せになるために 用意した家です。 163 00:11:06,974 --> 00:11:09,810 居候の分際で…。 164 00:11:09,810 --> 00:11:12,313 いつまでも 母親面してんじゃねえよ! 165 00:11:12,313 --> 00:11:14,982 んっ! (割れる音) 166 00:11:14,982 --> 00:11:16,984 んっ… ハッ! 167 00:11:19,653 --> 00:11:22,990 あぁ…。 168 00:11:22,990 --> 00:11:25,659 うっ…! あ~ん…! 169 00:11:25,659 --> 00:11:29,863 (泣き声) 170 00:11:31,832 --> 00:12:42,336 ♬~ 171 00:12:48,842 --> 00:12:52,446 《なぜ 俺はロキシーが死んだあと➡ 172 00:12:52,446 --> 00:12:56,784 もっとちゃんと できなかったのだろうか》 173 00:12:56,784 --> 00:13:01,121 (鼻歌) 174 00:13:01,121 --> 00:13:04,291 あっ! お兄ちゃん おかえりなさい! 175 00:13:04,291 --> 00:13:07,094 ごはんもうすぐだから待っててね。 176 00:13:11,632 --> 00:13:13,801 (ヒトガミ)やあ! 177 00:13:13,801 --> 00:13:15,803 (前世の男)お前…。 178 00:13:15,803 --> 00:13:18,639 こっちが呼んでも 肝心なときに出てこないし➡ 179 00:13:18,639 --> 00:13:20,808 今更 なんの用だよ。 180 00:13:20,808 --> 00:13:23,644 最後に挨拶しておこうと思ってね。 181 00:13:23,644 --> 00:13:26,313 最後? 何言ってんだ? 182 00:13:26,313 --> 00:13:30,651 言葉どおりさ。 もう君には用はないってこと。 183 00:13:30,651 --> 00:13:33,654 あっ? 君と出会ったのは➡ 184 00:13:33,654 --> 00:13:36,323 転移事件が起きたときだよね。 185 00:13:36,323 --> 00:13:38,826 いや~ あのときは焦ったよ。 186 00:13:38,826 --> 00:13:41,495 急に未来が 変わっちゃうもんだからさ。 187 00:13:41,495 --> 00:13:44,832 しかも君には 僕の祝福が効かないから➡ 188 00:13:44,832 --> 00:13:48,001 信頼を得るのが本当に大変だった。 189 00:13:48,001 --> 00:13:52,272 でも最後には 僕のお願いを 聞いてくれるまでになった。 190 00:13:52,272 --> 00:13:55,943 頑張ったかいがあったよ。 お願い…? 191 00:13:55,943 --> 00:13:58,946 たしか 地下室の様子を 見るっていう…。 192 00:13:58,946 --> 00:14:03,350 そう。 おかげで ロキシーを殺すことができたよ。 193 00:14:05,619 --> 00:14:07,621 は…? 194 00:14:07,621 --> 00:14:09,623 何言ってんだ? お前…。 195 00:14:09,623 --> 00:14:12,426 笑えねえ冗談はやめろよ。 196 00:14:15,629 --> 00:14:20,467 お前が… お前がロキシーを殺したのか? 197 00:14:20,467 --> 00:14:23,137 厳密には違うよ。 あっ! 198 00:14:23,137 --> 00:14:25,639 僕は 直接干渉ができない。 199 00:14:25,639 --> 00:14:29,977 いつもどおり助言をして 君が実行しただけさ。 200 00:14:29,977 --> 00:14:32,980 クッ…。 そういう意味では➡ 201 00:14:32,980 --> 00:14:36,483 殺したのは… 君かもね。 202 00:14:36,483 --> 00:14:38,485 お前が殺したのか! 203 00:14:38,485 --> 00:14:41,989 お前が! 204 00:14:41,989 --> 00:14:43,991 お前が…! 205 00:14:43,991 --> 00:14:47,661 プッ! アハハハハ…! 206 00:14:47,661 --> 00:14:50,664 その顔! それが見たかったんだよ~! 207 00:14:50,664 --> 00:14:53,433 お前 なんでロキシーを…。 アハハハハ…! 208 00:14:53,433 --> 00:14:55,769 あれから大変だったんだぞ! アハハハハ…! 209 00:14:55,769 --> 00:14:58,772 みんな… みんないなくなっちまったんだ! 210 00:14:58,772 --> 00:15:01,275 それは君の問題だろ? 211 00:15:01,275 --> 00:15:04,778 そうなる素質が もとから君にあっただけさ。 212 00:15:04,778 --> 00:15:08,448 何でも僕のせいにしないでよ。 うっ…! 213 00:15:08,448 --> 00:15:11,952 まぁでも ボロボロになっていく君を見るのは➡ 214 00:15:11,952 --> 00:15:13,954 愉快だったね。 うっ! 215 00:15:13,954 --> 00:15:16,290 テメエ! あっ? 216 00:15:16,290 --> 00:15:20,461 そうだ 最後に一つだけ教えてあげるよ。 217 00:15:20,461 --> 00:15:25,966 ロキシー 妊娠してたんだよね。 218 00:15:25,966 --> 00:15:29,136 あっ…! 君がバカなおかげで➡ 219 00:15:29,136 --> 00:15:32,840 僕の思いどおりに事が進んだよ。 220 00:15:35,309 --> 00:15:38,812 じゃ お疲れさん。 221 00:15:38,812 --> 00:15:41,148 ハハハハハ…! おい…。 222 00:15:41,148 --> 00:15:44,151 ハハハハハ…! おい! まだ話は終わってないぞ! 223 00:15:44,151 --> 00:15:47,321 ヒトガミ! ヒトガミ~! 224 00:15:47,321 --> 00:15:49,323 あっ! 225 00:15:54,428 --> 00:15:58,131 ううう…! 226 00:16:04,104 --> 00:16:08,108 《アイツの存在は 本当は夢だったんじゃないか? 227 00:16:08,108 --> 00:16:13,113 そう思えるほど ヒトガミの手がかりが見つからない。 228 00:16:13,113 --> 00:16:19,286 いや 肩に残った感触 笑い声 これは本物だ。 229 00:16:19,286 --> 00:16:23,790 なんとしてでも情報を集め 見つけ出し➡ 230 00:16:23,790 --> 00:16:26,593 あのクソ野郎を殺してやる》 231 00:16:30,130 --> 00:16:32,633 おい。 232 00:16:32,633 --> 00:16:37,638 お前 ヒトガミという単語に 聞き覚えはあるか? 233 00:16:40,307 --> 00:16:42,476 《コイツもハズレか。 234 00:16:42,476 --> 00:16:46,380 誰かいないのか 知ってそうなヤツは…》 235 00:16:49,983 --> 00:16:53,921 なぁ そろそろ ヒトガミについて話してくれよ。 236 00:16:53,921 --> 00:16:56,123 エリス。 237 00:16:58,091 --> 00:17:00,093 なんだよ… その目は! 238 00:17:00,093 --> 00:17:02,262 (殴る音) 239 00:17:02,262 --> 00:17:04,364 ハッ! 240 00:17:07,768 --> 00:17:11,605 なんとか言えよ。 いつもは もっとおしゃべりだろ。 241 00:17:11,605 --> 00:17:15,943 《コイツはシルフィが死んだときから 今に至るまで➡ 242 00:17:15,943 --> 00:17:18,779 ひたすら俺の邪魔をしてきたんだ。 243 00:17:18,779 --> 00:17:22,282 何かを知っているのだ。 何かを》 244 00:17:25,285 --> 00:17:28,121 《ペルギウスに ヒトガミのことを聞きたいが➡ 245 00:17:28,121 --> 00:17:31,792 ヤツがヒトガミ側だった場合 非常に厄介だ。 246 00:17:31,792 --> 00:17:34,628 慎重に行動しなくては》 247 00:17:34,628 --> 00:17:37,297 んっ あっ!? (ざわめき) 248 00:17:37,297 --> 00:17:40,300 大変。 あら…。 249 00:17:40,300 --> 00:17:42,903 グレイラットさん…! 250 00:17:45,305 --> 00:17:47,307 アイシャ…。 251 00:17:47,307 --> 00:17:49,309 アイシャ! 252 00:17:53,080 --> 00:17:55,582 あっ! ザノバ…。 253 00:17:59,920 --> 00:18:02,923 (ドアの開く音) 254 00:18:22,109 --> 00:18:26,780 《アイシャやザノバは こんな俺でも 変わらず接してくれた。 255 00:18:26,780 --> 00:18:31,284 なぜ肝心なときに そばにいてやれなかったんだろう。 256 00:18:31,284 --> 00:18:35,789 いや まだだ。 まだやれることはある。 257 00:18:35,789 --> 00:18:40,127 長寿の不死魔族なら ヒトガミを知っているはずだ。 258 00:18:40,127 --> 00:18:42,929 まだ俺は負けちゃいない》 259 00:18:48,468 --> 00:18:50,871 (アトーフェラトーフェ)アッ ハハハハハハ! 260 00:19:02,082 --> 00:19:04,751 ガッ… ガッ… グ…。 261 00:19:04,751 --> 00:19:08,088 《いける。 このまま 押しつぶしてしまえば…》 262 00:19:08,088 --> 00:19:10,290 クッ! 263 00:19:14,428 --> 00:19:16,830 ディープミスト! 264 00:19:19,433 --> 00:19:21,435 《んっ!? アトーフェは!?》 265 00:19:21,435 --> 00:19:23,837 フッ! あっ! 266 00:19:26,273 --> 00:19:29,276 うっ…。 ハッ!? 267 00:19:29,276 --> 00:19:31,778 エリス…。 268 00:19:36,783 --> 00:19:38,952 フッ…。 269 00:19:38,952 --> 00:19:40,954 あっ…! 270 00:19:45,292 --> 00:19:47,294 (ギレーヌ)フン! 271 00:19:47,294 --> 00:19:49,896 (アトーフェラトーフェ)ムーア! 272 00:19:58,472 --> 00:20:03,310 エリス どうして…。 273 00:20:03,310 --> 00:20:06,980 (ギレーヌ)お嬢様は お前のそばにいたかっただけだ。 274 00:20:06,980 --> 00:20:08,982 えっ? 275 00:20:08,982 --> 00:20:12,986 エリスお嬢様は 昔とあまり変わっていない。 276 00:20:12,986 --> 00:20:16,156 お前のために ずっと頑張ってきたんだ。 277 00:20:16,156 --> 00:20:21,828 いつか理解し 受け入れてくれると信じていた。 278 00:20:21,828 --> 00:20:25,832 だが お前は 変わってしまったんだな。 279 00:20:25,832 --> 00:20:31,171 そんな…。 じゃあ コイツはずっと…。 280 00:20:31,171 --> 00:20:37,344 ずっと… ずっとずっと 俺のことを…。 281 00:20:37,344 --> 00:20:43,517 そんなの わかるわけないじゃないか…。 282 00:20:43,517 --> 00:20:52,292 ♬~ 283 00:20:52,292 --> 00:20:56,630 《結局 みんないなくなってしまった。 284 00:20:56,630 --> 00:20:59,466 俺は誰も守れなかった。 285 00:20:59,466 --> 00:21:02,135 ヒトガミのせいだ。 286 00:21:02,135 --> 00:21:06,139 せめて ヒトガミを殺さなければ…》 287 00:21:09,476 --> 00:21:12,979 (老ルーデウス)ついに… ついにわかったぞ。 288 00:21:12,979 --> 00:21:15,315 《この世界はもともと➡ 289 00:21:15,315 --> 00:21:17,984 6つの世界でできていたらしい。 290 00:21:17,984 --> 00:21:20,153 それは6つの面のように➡ 291 00:21:20,153 --> 00:21:23,657 すなわち サイコロ状に つながっていたようだ。 292 00:21:23,657 --> 00:21:25,825 そして その内側➡ 293 00:21:25,825 --> 00:21:27,828 無の世界と呼ばれる場所に➡ 294 00:21:27,828 --> 00:21:29,830 ヒトガミはいる。 295 00:21:29,830 --> 00:21:32,666 そこへは龍族の秘術で行くようだ。 296 00:21:32,666 --> 00:21:35,335 だが それに必要な➡ 297 00:21:35,335 --> 00:21:37,938 5つの秘宝とは いったい…》 298 00:21:40,173 --> 00:21:42,509 《ペルギウスいわく➡ 299 00:21:42,509 --> 00:21:45,011 5つの秘宝が この世に現れるのは➡ 300 00:21:45,011 --> 00:21:47,013 数十年 先らしい。 301 00:21:47,013 --> 00:21:49,015 だがおそらく➡ 302 00:21:49,015 --> 00:21:51,351 俺はそこまで 生きることはできない》 303 00:21:51,351 --> 00:21:54,287 もう 疲れた。 304 00:21:54,287 --> 00:21:58,291 《ヒトガミへの恨みも 薄れてきている気がする。 305 00:21:58,291 --> 00:22:00,460 なんのために➡ 306 00:22:00,460 --> 00:22:03,463 誰のために やっているんだったか…》 307 00:22:12,305 --> 00:22:14,307 《過去に行こう。 308 00:22:14,307 --> 00:22:17,811 「召喚魔術」と 龍族の壁画の魔術。 309 00:22:17,811 --> 00:22:20,814 この2つを手順を変えて使えば➡ 310 00:22:20,814 --> 00:22:23,316 過去へと転移できるはずだ》 311 00:22:25,819 --> 00:22:28,321 《だが 不安なことは多い。 312 00:22:28,321 --> 00:22:31,157 過去の俺は 未来の俺の言葉を➡ 313 00:22:31,157 --> 00:22:33,159 信じるだろうか。 314 00:22:33,159 --> 00:22:35,862 そもそも 行けるかどうかわからない》 315 00:22:37,831 --> 00:22:40,834 《でも もし成功したなら➡ 316 00:22:40,834 --> 00:22:44,337 ヒトガミに 一泡吹かせられるかもしれない》 317 00:22:47,507 --> 00:22:49,843 あっ…! (落ちる音) 318 00:22:49,843 --> 00:22:53,446 ごめん もういいから しゃべるなよ。 319 00:22:53,446 --> 00:22:58,785 お前に… 後悔を… ヒトガミの思いどおりに…。 320 00:22:58,785 --> 00:23:02,789 《地下のこと ナナホシのことと エリスのこと➡ 321 00:23:02,789 --> 00:23:05,792 それから ヒトガミのこと。 322 00:23:05,792 --> 00:23:08,962 伝えきることはできただろうか。 323 00:23:08,962 --> 00:23:13,967 せめて シルフィやロキシーに もう一度だけでも…》 324 00:23:17,304 --> 00:23:22,309 あぁ シルフィ ロキシー…。 325 00:23:22,309 --> 00:23:25,312 クソ…。 326 00:23:25,312 --> 00:23:31,918 相変わらず かわいいなぁ…。