1 00:00:37,304 --> 00:00:40,474 <ライナ:私が アレルの家で 修業を積むようになり➨ 2 00:00:40,474 --> 00:00:42,576 3年の月日が過ぎた> 3 00:00:49,983 --> 00:00:51,985 (ライナ)んっ…。 4 00:00:55,322 --> 00:00:57,324 (ファラ)うん おいしい! 5 00:00:57,324 --> 00:01:00,494 ライナちゃん お茶 入れるの 上手になりましたね! 6 00:01:00,494 --> 00:01:03,830 ハァ… ありがとうございます。 7 00:01:03,830 --> 00:01:06,500 いろいろ 教えてくださったおかげです。 8 00:01:06,500 --> 00:01:09,002 (ミラ)うわ~ん! (2人)あっ! 9 00:01:09,002 --> 00:01:12,005 (泣き声) 10 00:01:12,005 --> 00:01:14,341 ミラ? どうした? 11 00:01:14,341 --> 00:01:19,346 兄様を起こしに行ったら 書き置きがあって…。 12 00:01:19,346 --> 00:01:23,350 何? んっ… うぅ…。 13 00:01:23,350 --> 00:01:26,853 ((アレル:魔法都市に行く。 アレル)) 14 00:01:26,853 --> 00:01:28,855 えっ!? 15 00:01:28,855 --> 00:01:34,127 え~ん! また 兄様が~! よしよし。 16 00:01:34,127 --> 00:01:38,632 魔法都市に興味があるとは 言っていましたが いきなりね。 17 00:01:38,632 --> 00:01:43,470 私も 昔 同じようなことを してしまったが…。 18 00:01:43,470 --> 00:01:46,473 突然 残されるほうは 寂しいものだな。 19 00:01:46,473 --> 00:01:48,475 フッ! うわっ! あっ…。 だから➨ 20 00:01:48,475 --> 00:01:51,478 ライナちゃんまで 急に いなくなったりしないでね。 21 00:01:51,478 --> 00:01:53,814 しません。 私は まだ➨ 22 00:01:53,814 --> 00:01:57,651 教えていただくことが ありますから。 んっ…。 23 00:01:57,651 --> 00:01:59,987 お姉ちゃんといい あの子といい➨ 24 00:01:59,987 --> 00:02:02,823 うちの人たちは 自由すぎるのよね。 25 00:02:02,823 --> 00:02:04,825 誰に似たのかしら? 26 00:02:04,825 --> 00:02:08,662 (レオン)ふぁ~あ… おはよう。 27 00:02:08,662 --> 00:02:11,665 (ミラ/ファラ/ライナ)あっ…。 んっ? 28 00:02:11,665 --> 00:02:13,667 ハァ…。 29 00:02:13,667 --> 00:02:16,870 でも みんな 元気ならいいわね。 30 00:03:58,138 --> 00:04:13,820 ♬~ 31 00:04:13,820 --> 00:04:16,490 魔法都市まで あと どれぐらいだ? 32 00:04:16,490 --> 00:04:19,493 う~ん… 2日ぐらいかな。 33 00:04:19,493 --> 00:04:23,997 しかし お客さんも 本当に変わってますね。 んっ? 34 00:04:23,997 --> 00:04:26,666 3年前は 剣の都市で大活躍。 35 00:04:26,666 --> 00:04:31,505 でも すぐ 田舎に戻ってしまって 今度は 魔法都市ですか。 36 00:04:31,505 --> 00:04:34,941 (カイト)なあ あんたも 魔法学院に行くつもりなのか? 37 00:04:34,941 --> 00:04:36,943 ああ そうだ。 38 00:04:36,943 --> 00:04:40,280 にしては 俺たちより ずいぶん年上だな。 39 00:04:40,280 --> 00:04:43,450 魔法学院に入るなら 遅すぎるんじゃねえの? 40 00:04:43,450 --> 00:04:45,786 (クーファ)やめなさいよ カイト。 きっと この人➨ 41 00:04:45,786 --> 00:04:48,455 ずっと 入学試験 落ち続けちゃってるのよ。 42 00:04:48,455 --> 00:04:50,457 いや 俺は…。 43 00:04:50,457 --> 00:04:53,126 プッ! フッ…。 44 00:04:53,126 --> 00:04:56,963 頑張った結果 それなんだから ばかにしちゃだめ。 45 00:04:56,963 --> 00:04:59,466 クーファのほうが フォローしているようで➨ 46 00:04:59,466 --> 00:05:01,968 かえって ひどいこと 言ってるじゃねえか! 47 00:05:01,968 --> 00:05:06,306 はぁ? そんなことないでしょう? むぅ~! (コレット)あっ… あの…。 48 00:05:06,306 --> 00:05:08,808 けっ… けんかは やめてください。 49 00:05:08,808 --> 00:05:10,810 うるせえ コレット! 50 00:05:10,810 --> 00:05:13,313 俺は こんな女なんか 相手にしてねえし! 51 00:05:13,313 --> 00:05:16,316 私だって こんながき! あっ? うぅ~。 52 00:05:16,316 --> 00:05:18,318 《全員 魔術師かな? 53 00:05:18,318 --> 00:05:22,322 だとすると 祝福を受けて まだ 日が浅そうだな》 54 00:05:22,322 --> 00:05:25,659 で あんたは なんの魔法が得意なんだ? 55 00:05:25,659 --> 00:05:28,161 ちなみに 俺は赤魔法だ。 56 00:05:28,161 --> 00:05:31,164 得意な魔法か…。 57 00:05:31,164 --> 00:05:33,934 ((いいか? アレル。 58 00:05:33,934 --> 00:05:36,937 魔法には 属性が存在する。 59 00:05:36,937 --> 00:05:40,941 赤 青 緑 黄 そして 白 黒の6種類だ。 60 00:05:40,941 --> 00:05:44,611 取得できる魔法スキルは 人によって異なるんだが➨ 61 00:05:44,611 --> 00:05:47,280 アレルの場合 縛りがないからな。 62 00:05:47,280 --> 00:05:51,785 父さんが知ってる魔法 全部 やってみよう。 わかった。 63 00:05:51,785 --> 00:05:55,789 よ~し! まず どれからいこうかな~)) 64 00:05:55,789 --> 00:05:59,459 う~ん 特にないかな。 俺は無職だから。 はっ? 65 00:05:59,459 --> 00:06:03,129 ウフフフフ! カイト あんた からかわれてるのよ。 66 00:06:03,129 --> 00:06:06,132 普通 無職が 魔法学院に入ろうなんて➨ 67 00:06:06,132 --> 00:06:08,635 思うはずないわ。 何!? 68 00:06:08,635 --> 00:06:12,305 こら! つまんねえ冗談 言ってんじゃねえよ! 69 00:06:12,305 --> 00:06:15,809 うそじゃないぞ。 ほら 鑑定書。 70 00:06:15,809 --> 00:06:18,812 (コレット)えっ? うそ 本当だ。 71 00:06:18,812 --> 00:06:21,648 私 無職って 初めて見たわ。 72 00:06:21,648 --> 00:06:24,651 マジで 無職が魔法を学ぼうってのかよ。 73 00:06:24,651 --> 00:06:26,820 あんた 頭 おかしいだろ。 74 00:06:26,820 --> 00:06:29,656 この展開 前にもあったな。 75 00:06:29,656 --> 00:06:32,592 (雄たけび) 76 00:06:32,592 --> 00:06:35,929 あっ! うっ…。 (いななき) 77 00:06:35,929 --> 00:06:40,100 何? すごい声みたいなのが 聞こえましたけど…。 78 00:06:40,100 --> 00:06:42,435 トロルキングの雄たけびだ。 79 00:06:42,435 --> 00:06:44,938 森から 俺たちに向けて ほえたようだな。 80 00:06:44,938 --> 00:06:48,275 トロルキング!? めちゃくちゃ強いやつじゃん! 81 00:06:48,275 --> 00:06:51,611 おじさん 早く逃げて! それが…。 82 00:06:51,611 --> 00:06:55,115 馬が気絶しちまって。 (カイト)どうするんだよ! 83 00:06:55,115 --> 00:06:57,784 うわ~ん! 死んじゃいます! 84 00:06:57,784 --> 00:07:00,787 んっ… 落ち着いて コレット。 85 00:07:00,787 --> 00:07:03,790 キングだろうと トロルは トロルよ。 86 00:07:03,790 --> 00:07:05,959 そっ… そうだ。 (クーファ/コレット)あっ…。 87 00:07:05,959 --> 00:07:08,795 あいつら 動きは鈍いし 大きいはず! 88 00:07:08,795 --> 00:07:12,299 うん。 私たちの攻撃だって きっと当たる。 89 00:07:12,299 --> 00:07:16,303 みんなでやれば いけるかも! うっ… うん。 90 00:07:16,303 --> 00:07:20,307 しゃっ! 魔法を使いまくって倒そうぜ! 91 00:07:20,307 --> 00:07:22,809 (コレット/カイト/クーファ)あっ…。 (足音) 92 00:07:22,809 --> 00:07:26,813 (3人)んっ…。 (草木の揺れる音) 93 00:07:26,813 --> 00:07:30,984 (うなり声) 94 00:07:30,984 --> 00:07:35,088 ハッ… ひぃ! ばか! 怖がったら負けだ。 95 00:07:35,088 --> 00:07:39,426 確かに でかいけど あんなやつ…。 ウゥ… ウゥ… グエッ! 96 00:07:39,426 --> 00:07:42,429 (クーファ/カイト/コレット)えっ? 97 00:07:42,429 --> 00:07:45,765 (うなり声) 98 00:07:45,765 --> 00:07:49,436 でで… でかすぎる! なんだ!? あいつ。 99 00:07:49,436 --> 00:07:53,440 無理よ あんなの! あっ…。 うっ… ああ…。 100 00:07:53,440 --> 00:07:56,276 あんなの 俺たちが戦える相手じゃねえ! 101 00:07:56,276 --> 00:08:00,780 どうしよう? 私の魔法じゃ…。 私だって…。 102 00:08:00,780 --> 00:08:04,784 うっ… くっ…。 103 00:08:04,784 --> 00:08:08,955 (クーファ)カイト? (コレット)カイト君! 104 00:08:08,955 --> 00:08:11,458 んっ! 105 00:08:11,458 --> 00:08:14,961 何も やらないで負けるなんて 絶対 ごめんだ。 106 00:08:14,961 --> 00:08:17,964 俺の魔力を 全部 使えば きっと…。 107 00:08:21,134 --> 00:08:24,137 ファイヤーボール! グオー! 108 00:08:24,137 --> 00:08:26,806 (コレット)やった! 当たりまし…。 (クーファ)あっ! 109 00:08:26,806 --> 00:08:29,476 (叫び声) 110 00:08:29,476 --> 00:08:33,413 ダメージ ゼロです! 怒らせただけじゃないの! 111 00:08:33,413 --> 00:08:36,916 くく… くそっ! 俺は もう 魔力切れだ! 112 00:08:36,916 --> 00:08:41,087 (アレル)エクスプロージョン! (うめき声) 113 00:08:41,087 --> 00:08:43,089 うっ! くっ…。 114 00:08:46,426 --> 00:08:48,928 (クーファ/コレット)えっ? えっ? え~? 115 00:08:48,928 --> 00:08:52,098 何が起きた? トロルが 一瞬で灰に? 116 00:08:52,098 --> 00:08:57,103 (アレル)もっと 威力を落としても よかったな。 あっ…。 117 00:08:57,103 --> 00:08:59,773 明らかに オーバーキルだった。 118 00:08:59,773 --> 00:09:02,609 まさか 今の お前が やったのか? 119 00:09:02,609 --> 00:09:07,781 コレット エクスプロージョンって 確か…。 最上級の赤魔法です。 120 00:09:07,781 --> 00:09:11,785 ていうか 魔導王が使うクラスの 魔法じゃねえか! 121 00:09:19,125 --> 00:09:23,296 お~ すみませんね。 今回も また 助けられました。 122 00:09:23,296 --> 00:09:25,965 次は あんたの腕前を見てみたいな。 123 00:09:25,965 --> 00:09:29,636 アハハハ! もう トラブルは勘弁ですよ。 124 00:09:29,636 --> 00:09:32,238 (カイト)あっ… あの…。 (2人)んっ? 125 00:09:32,238 --> 00:09:35,241 すっ… すみませんでした! んっ? 126 00:09:35,241 --> 00:09:37,911 偉い大先生とは つゆ知らず! 127 00:09:37,911 --> 00:09:41,081 先ほどからの無礼の数々 お許しください! 128 00:09:41,081 --> 00:09:43,249 先生じゃない。 いえ! 129 00:09:43,249 --> 00:09:46,753 どうか これからは 師匠と呼ばせてください! 130 00:09:46,753 --> 00:09:50,090 俺 あなたのような すごい 魔法使いになりたいんです! 131 00:09:50,090 --> 00:09:53,092 だから 俺は そんなもんじゃない。 132 00:09:53,092 --> 00:09:56,096 もう一度 無職の鑑定書を見るか? 133 00:09:56,096 --> 00:10:00,100 この鑑定書 偽造に違いないわ! 134 00:10:00,100 --> 00:10:03,937 なるほど。 なんらかの理由で 正体を隠されているのですね。 135 00:10:03,937 --> 00:10:07,440 あっ すげえ! さすが師匠! かっこいいです! 136 00:10:07,440 --> 00:10:10,944 いや だから 俺は無職だって。 137 00:10:10,944 --> 00:10:14,447 それじゃあ 皆さん 魔法都市に向かいますよ。 138 00:10:14,447 --> 00:10:19,252 ハァ…。 こんなことなら 剣で倒しておけばよかった。 139 00:10:31,130 --> 00:10:35,802 師匠! あの湖に浮かぶ島が 魔法都市 アルスベルです! 140 00:10:35,802 --> 00:10:38,471 ほう… 父さんが言ってたとおり➨ 141 00:10:38,471 --> 00:10:40,974 ずいぶんと おもしろい場所にあるんだな。 142 00:10:45,812 --> 00:10:47,981 あっ… フッ…。 143 00:10:47,981 --> 00:10:50,984 この橋は 魔法で維持しているそうです! 144 00:10:50,984 --> 00:10:53,653 さすが魔法都市 って感じですよね! 145 00:10:53,653 --> 00:10:57,323 あの生意気カイトが 飼い犬のように懐いている。 146 00:10:57,323 --> 00:11:00,493 アレルさんは すごい魔力の 持ち主だと思いますが➨ 147 00:11:00,493 --> 00:11:02,662 それにしても驚きです。 148 00:11:02,662 --> 00:11:05,498 ハッ! まさか 魔法で手なずけた? 149 00:11:05,498 --> 00:11:08,501 はっ… 離れて 様子をうかがいましょう。 150 00:11:08,501 --> 00:11:11,304 《いらぬ誤解をされている》 (カイト)うわ~! 151 00:11:15,842 --> 00:11:19,846 師匠も 赤の学院で 入学試験 受けますよね? 152 00:11:19,846 --> 00:11:21,848 俺と一緒です! 153 00:11:21,848 --> 00:11:23,850 もしかして 魔法によって➨ 154 00:11:23,850 --> 00:11:26,853 学院が分けられているのか? 当然っす。 155 00:11:26,853 --> 00:11:29,188 魔法文字も単語も文法も➨ 156 00:11:29,188 --> 00:11:31,858 魔法の属性によって違いますから。 157 00:11:31,858 --> 00:11:36,963 私は青の学院よ。 わっ… 私は緑の学院です。 158 00:11:36,963 --> 00:11:40,300 緊張します~。 フフフ。 159 00:11:40,300 --> 00:11:42,302 ヘッ… 試験 落ちて➨ 160 00:11:42,302 --> 00:11:45,138 田舎へ とんぼ返りに ならないようにしろよ! 161 00:11:45,138 --> 00:11:48,141 その言葉 そっくり返すわよ! 162 00:11:48,141 --> 00:11:50,643 入学試験か…。 163 00:11:50,643 --> 00:11:54,647 剣の都市みたいに 門前払いに ならなければいいのだが。 164 00:12:03,990 --> 00:12:09,495 受験生は申込用紙に記入して 受付に提出してください。 165 00:12:09,495 --> 00:12:12,599 (カイト)師匠! あそこが入学試験の受付ですよ。 166 00:12:17,837 --> 00:12:22,675 アレルさんですね。 フェイノット出身。 職業は…。 167 00:12:22,675 --> 00:12:26,179 こちらで よろしかったですか? そうだ。 168 00:12:26,179 --> 00:12:29,349 《やはり 無職だと 拒否されてしまうのか?》 169 00:12:29,349 --> 00:12:32,619 あっ…。 記入の不備はございません。 170 00:12:32,619 --> 00:12:36,956 受験番号は 12番になります。 あっ…。 171 00:12:36,956 --> 00:12:40,126 いいのか? 無職でも。 どんな職業であれ➨ 172 00:12:40,126 --> 00:12:43,796 試験を受ける権利はありますので。 そうか…。 173 00:12:43,796 --> 00:12:47,300 剣の都市と だいぶ違うな。 174 00:12:47,300 --> 00:12:51,137 さあ 師匠 試験会場に行きましょう! 175 00:12:51,137 --> 00:12:54,974 師匠なら 一発合格 間違いなしですよ! 176 00:12:54,974 --> 00:12:57,143 だといいけどな。 177 00:12:57,143 --> 00:13:00,146 んっ…。 178 00:13:00,146 --> 00:13:03,483 ファイヤーボール! 179 00:13:03,483 --> 00:13:05,485 当たった! 180 00:13:05,485 --> 00:13:07,987 10番 合格。 やった! 181 00:13:07,987 --> 00:13:10,323 次 11番。 (ロイス)はい。 182 00:13:10,323 --> 00:13:12,825 どいつもこいつも 初級のファイヤーボールか。 183 00:13:12,825 --> 00:13:14,827 しょぼすぎだな。 184 00:13:14,827 --> 00:13:17,830 うっ! くっ…。 むっ! 185 00:13:17,830 --> 00:13:21,167 おや… その年で 上級職の魔導師か。 186 00:13:21,167 --> 00:13:23,169 (カイト)マジかよ! フフッ。 187 00:13:23,169 --> 00:13:26,005 すごいことなのか? 祝福で上級職は➨ 188 00:13:26,005 --> 00:13:28,007 間違いなく 天才です! 189 00:13:28,007 --> 00:13:31,177 誰もが羨む エリートコース まっしぐらですよ! 190 00:13:31,177 --> 00:13:34,113 祝福で上級職か…。 191 00:13:34,113 --> 00:13:38,618 《田舎で ただの小さいおっさんに なっている場合もあるけどな》 192 00:13:38,618 --> 00:13:42,455 あの人形 僕の炎で 壊しちゃっても大丈夫かな? 193 00:13:42,455 --> 00:13:44,457 ああ かまわんぞ。 194 00:13:44,457 --> 00:13:47,460 師匠 なんか生意気なやつですね あいつ。 195 00:13:47,460 --> 00:13:50,797 お前に言えたことじゃない と思うぞ。 えっ? 196 00:13:50,797 --> 00:13:53,966 はぁ~! ほう。 197 00:13:53,966 --> 00:13:56,269 焼き尽くせ イラプション! 198 00:13:58,638 --> 00:14:00,973 すげえ! 火柱だ! 199 00:14:00,973 --> 00:14:05,478 あれが魔導師? 本当に 私たちと同じ受験生なの? 200 00:14:05,478 --> 00:14:07,814 (カイト)まっ… まあ? なかなか やるやつだけど➨ 201 00:14:07,814 --> 00:14:10,650 師匠のほうが すごいな! むっ…。 202 00:14:10,650 --> 00:14:12,652 今のは聞き捨てならないね。 203 00:14:12,652 --> 00:14:15,655 その師匠とやらは 僕と同じレベルなわけ? 204 00:14:15,655 --> 00:14:17,990 ば~か! それ以上だ! 205 00:14:17,990 --> 00:14:20,493 ですよね? 師しょ… うっ! やめろ。 206 00:14:20,493 --> 00:14:24,330 ハハッ! 師匠は 実力差を わかっているようだね。 207 00:14:24,330 --> 00:14:26,999 僕みたいに 金属を炎で溶かすなんて➨ 208 00:14:26,999 --> 00:14:29,669 魔術師程度では不可能なんだから。 209 00:14:29,669 --> 00:14:33,439 んっ? 振り返って よく見てみろ。 あっ…。 210 00:14:33,439 --> 00:14:36,442 あっ! 溶けてない!? 211 00:14:36,442 --> 00:14:39,278 僕のイラプションに耐えるなんて。 212 00:14:39,278 --> 00:14:42,949 あれは 黄の学院で造られた ミスリル像だからね。 213 00:14:42,949 --> 00:14:45,785 そう簡単に溶けたりはしないよ。 214 00:14:45,785 --> 00:14:49,622 ミスリル? どの鉱物よりも 硬いといわれてる素材よね? 215 00:14:49,622 --> 00:14:51,624 さすが魔法都市。 216 00:14:51,624 --> 00:14:55,962 ププッ! 自信満々だったくせに だっせえ! 師匠なら…。 217 00:14:55,962 --> 00:14:58,965 あっ! うぅ~…。 巻き込むな。 218 00:14:58,965 --> 00:15:01,267 次 12番! あっ…。 219 00:15:03,636 --> 00:15:08,975 僕以上だと大口たたいたのだから 相応の魔法を見せてもらおうか。 220 00:15:08,975 --> 00:15:11,811 俺は 何も言っていない。 もちろん! 221 00:15:11,811 --> 00:15:16,149 師匠が最強の魔法を見せてやる! 222 00:15:16,149 --> 00:15:18,151 お~ お~ お~ お~ お~。 223 00:15:22,155 --> 00:15:24,657 《ミスリルに魔法は初めてだな。 224 00:15:24,657 --> 00:15:27,860 せっかくの機会だし 本気でいくか》 225 00:15:31,164 --> 00:15:33,099 あっ…。 226 00:15:33,099 --> 00:15:35,301 イラプション! 227 00:15:37,437 --> 00:15:39,605 んっ? なんだ? あれは。 228 00:15:39,605 --> 00:15:42,942 針みたいな火柱が 一瞬 見えただけじゃないか。 229 00:15:42,942 --> 00:15:45,278 しょぼすぎるだろ。 230 00:15:45,278 --> 00:15:49,615 クックッ… まるで喜劇だな。 思いのほか 楽しめたよ。 231 00:15:49,615 --> 00:15:54,453 なっ! 師匠にかぎって失敗なわけが…。 232 00:15:54,453 --> 00:15:58,457 ミスリルが溶けた… だと? やった! 233 00:15:58,457 --> 00:16:01,961 不正だ! イラプションで ミスリルは溶けない! 234 00:16:01,961 --> 00:16:06,132 ああ 実は 正式なイラプションではない。 (ロイス)じゃあ…。 235 00:16:06,132 --> 00:16:10,136 炎の範囲と発火時間を圧縮させた アレンジ技だ。 236 00:16:10,136 --> 00:16:14,140 はっ? 魔法をアレンジだと? そんなばかな…。 237 00:16:14,140 --> 00:16:17,476 さすが師匠! 俺も 師匠に続いて頑張るので➨ 238 00:16:17,476 --> 00:16:19,645 見ててください! って…。 239 00:16:19,645 --> 00:16:21,981 どこ行くつもりですか? 240 00:16:21,981 --> 00:16:25,284 俺は 次の試験会場へ行ってくる。 (カイト)えっ!? 241 00:16:30,656 --> 00:16:33,759 (クーファ)ウォーターボール! 242 00:16:33,759 --> 00:16:37,763 当たった! お~ 合格か。 おめでとう。 243 00:16:37,763 --> 00:16:41,100 うわっ! あなた なんで ここにいるのかしら? 244 00:16:41,100 --> 00:16:43,436 試験を受けに来た。 はっ? 245 00:16:43,436 --> 00:16:46,105 あなた 赤の学院に行ったんじゃ…。 246 00:16:46,105 --> 00:16:48,107 (ヘンゲル)次の人。 247 00:16:52,445 --> 00:16:56,115 アイスエッジ! 248 00:16:56,115 --> 00:16:58,618 ミッ… ミスリルの像が…。 (ざわめき) 249 00:16:58,618 --> 00:17:02,622 うわ~! すげえ! すごっ! 250 00:17:02,622 --> 00:17:06,125 さて 次は 緑の学院に行ってみるか。 251 00:17:10,463 --> 00:17:15,468 うぅ~! やっぱり 私には無理です。 252 00:17:15,468 --> 00:17:17,470 コレット? ひゃう! 253 00:17:17,470 --> 00:17:19,472 あっ アレルさん。 254 00:17:19,472 --> 00:17:23,476 どうした? こんなとこで。 もしかして 試験に落ちたのか? 255 00:17:23,476 --> 00:17:26,479 いえ 緊張で足がすくんで…。 256 00:17:26,479 --> 00:17:29,982 まだ 受け付けも 済んでいないのです。 そうか。 257 00:17:29,982 --> 00:17:33,920 私 緊張すると だめになるタイプで。 258 00:17:33,920 --> 00:17:37,757 今までは あの2人が 助けてくれたりしてたんですが。 259 00:17:37,757 --> 00:17:41,928 試験は 1人で受けるものだしな。 んっ…。 260 00:17:41,928 --> 00:17:43,930 あの アレルさんは 緊張したとき➨ 261 00:17:43,930 --> 00:17:46,432 どうやって 対処されてるんですか? 262 00:17:46,432 --> 00:17:50,102 あいにく 俺は その緊張とやらを したことがない。 263 00:17:50,102 --> 00:17:53,105 動きにくくなる 状態異常的なものだというのは➨ 264 00:17:53,105 --> 00:17:55,942 知っているんだが。 え~! 265 00:17:55,942 --> 00:17:59,278 逆に聞きたい。 どうすれば 緊張できるんだ? 266 00:17:59,278 --> 00:18:03,449 えっ… えっと… 失敗してしまう かもしれないという➨ 267 00:18:03,449 --> 00:18:05,785 不安や恐れが原因かと。 268 00:18:05,785 --> 00:18:09,789 うん… 1つ聞いていいか? はっ… はい。 269 00:18:09,789 --> 00:18:13,793 コレットは 今まで 人生で 一度も失敗したことがないのか? 270 00:18:13,793 --> 00:18:15,795 いえいえ 逆です! 271 00:18:15,795 --> 00:18:18,965 いつも失敗してばかりだから 避けたいんです。 272 00:18:18,965 --> 00:18:21,634 う~ん… よくわからないな。 273 00:18:21,634 --> 00:18:24,470 失敗や負けてばかりなのは 俺も同じだ。 274 00:18:24,470 --> 00:18:26,472 なぜ そこまで恐れるんだ? 275 00:18:26,472 --> 00:18:30,977 私は アレルさんの言ってることが わかりません。 276 00:18:30,977 --> 00:18:36,082 大抵の場合 一度の失敗で 人生が終わるなんてことはない。 277 00:18:36,082 --> 00:18:39,585 特に 入学試験なんかで 死ぬわけないだろう。 278 00:18:39,585 --> 00:18:41,587 あっ…。 279 00:18:41,587 --> 00:18:43,589 まさか 死ぬのか? 280 00:18:43,589 --> 00:18:46,592 なっ… ないです! ないですけど…。 281 00:18:46,592 --> 00:18:49,929 フゥ… フッ! そうですね。 282 00:18:49,929 --> 00:18:53,432 失敗しても死にませんし また挑戦できます。 283 00:18:53,432 --> 00:18:56,435 そういうことだ。 ありがとうございます! 284 00:18:56,435 --> 00:18:59,939 私 頑張れそうです! それはよかった。 285 00:18:59,939 --> 00:19:04,276 そういえば 緑の学院の試験は 何をすればいいんだ? 286 00:19:04,276 --> 00:19:06,445 それでしたら 魔法で➨ 287 00:19:06,445 --> 00:19:09,949 試験場の風車を回せば 合格と聞いています。 288 00:19:18,457 --> 00:19:20,459 トルネード! 289 00:19:23,295 --> 00:19:27,967 え~! 風車が バラバラに…。 (ざわめき) 290 00:19:27,967 --> 00:19:31,470 あれ? ミスリルじゃなくて 木製だったのか。 291 00:19:31,470 --> 00:19:34,573 15番 合格。 えっと…。 292 00:19:34,573 --> 00:19:38,077 次の人 隣の風車を的にしてください。 293 00:19:38,077 --> 00:19:40,579 あっ… あんな すごい魔法のあとで➨ 294 00:19:40,579 --> 00:19:43,082 私のなんて。 あわわわわ…。 295 00:19:43,082 --> 00:19:46,085 あっ…。 296 00:19:46,085 --> 00:19:50,089 ((一度の失敗で 人生が終わるなんてことはない)) 297 00:19:50,089 --> 00:19:52,758 んっ…。 298 00:19:52,758 --> 00:19:54,760 16番 いきます! 299 00:20:02,935 --> 00:20:04,937 (魔法の発動音) 300 00:20:04,937 --> 00:20:19,452 ♬~ 301 00:20:19,452 --> 00:20:24,056 黄と白の入学試験も 無事 済んだし 残りは黒の学院。 302 00:20:26,292 --> 00:20:28,294 まるで 廃屋だな。 303 00:20:28,294 --> 00:20:31,297 (グーちゃん)ギェッ! ギェッ! ギェッ! んっ? なんだ? あれ。 304 00:20:31,297 --> 00:20:33,299 嫌~! おっ! 305 00:20:33,299 --> 00:20:35,968 あっ… ああ… うっ…。 (鳴き声) 306 00:20:35,968 --> 00:20:39,305 ねえ グーちゃんは? 私のグーちゃん 知らない!? 307 00:20:39,305 --> 00:20:41,474 グーちゃんがいないの! 308 00:20:41,474 --> 00:20:44,643 そこの箱から鳴き声するけど? (鳴き声) 309 00:20:44,643 --> 00:20:47,646 あ~! グーちゃん グーちゃん グーちゃん。 310 00:20:47,646 --> 00:20:51,150 グーちゃん! ママですよ! ギェッ! 311 00:20:51,150 --> 00:20:55,988 エヘッ エヘヘ… この子ね 私が作ったキメラなの。 312 00:20:55,988 --> 00:20:58,491 かわいいでしょ? ハッ… ハハッ…。 313 00:20:58,491 --> 00:21:02,495 (ラタリア)見ない顔ね! 黒の学院に ようこそ~! 314 00:21:02,495 --> 00:21:04,497 ギャボー! 315 00:21:06,499 --> 00:21:09,502 あっ… ああ… ひひ… ひどいわ! 316 00:21:09,502 --> 00:21:12,838 いきなり レディーの首を斬るなんて! 317 00:21:12,838 --> 00:21:14,840 アンデットの魔物か? 318 00:21:14,840 --> 00:21:19,845 いいえ 私は ラタリア。 見てのとおりの美人事務員よ! 319 00:21:19,845 --> 00:21:22,515 《どう見ても ただの骸骨…》 320 00:21:22,515 --> 00:21:26,852 教えてくれ ラタリア。 黒の学院の試験場は どこだ? 321 00:21:26,852 --> 00:21:31,357 あら ここに試験なんてないわよ。 えっ? 322 00:21:31,357 --> 00:21:34,793 そもそも 黒魔法を学ぼうって子が 少ないの。 323 00:21:34,793 --> 00:21:39,298 だから 誰でも歓迎するわ! いいのか? そんな適当で。 324 00:21:39,298 --> 00:21:42,468 グーちゃん! グーちゃん! フフフフフ。 (鳴き声) 325 00:21:42,468 --> 00:21:46,305 まあ 誰でも歓迎ってのは 本当らしいな。 326 00:21:46,305 --> 00:21:49,608 (カイト)あっ 師匠! 327 00:21:52,144 --> 00:21:54,980 (クーファ/カイト/コレット)ハァハァ ハァハァ…。 328 00:21:54,980 --> 00:21:59,151 やっと見つけた~。 どうした? みんな そろって。 329 00:21:59,151 --> 00:22:01,821 師匠は赤ですよね? んっ? 330 00:22:01,821 --> 00:22:05,658 いいえ 青よ! 絶対に 緑です! 331 00:22:05,658 --> 00:22:07,660 なんの話をしてるんだ? 332 00:22:07,660 --> 00:22:11,831 師匠が通う学院についてです 絶対 赤ですよね? 333 00:22:11,831 --> 00:22:15,501 最初に 赤に来たってことは そういうことじゃないですか! 334 00:22:15,501 --> 00:22:17,503 だから 青だってば! 335 00:22:17,503 --> 00:22:21,340 あの氷の精度と本数を 見せてあげたかったわよ! 336 00:22:21,340 --> 00:22:25,177 そっ… それなら 風車を粉々にしちゃうトルネードで…。 337 00:22:25,177 --> 00:22:27,179 ハァ…。 338 00:22:27,179 --> 00:22:30,182 どれかを選ぶつもりなどない。 (コレット/カイト/クーファ)えっ? 339 00:22:30,182 --> 00:22:34,453 全部 通うつもりだ。 (クーファ/カイト/コレット)え~! 340 00:22:34,453 --> 00:22:38,457 いくら師匠でも 1人で 3つの学院なんて むちゃっすよ。 341 00:22:38,457 --> 00:22:41,126 いや 6つだ。 えっ? 342 00:22:41,126 --> 00:22:46,966 赤 青 緑 黄 白 黒。 全学院に入学するつもりだ。 343 00:22:46,966 --> 00:22:51,971 (クーファ/カイト/コレット)え~!!