1 00:00:02,002 --> 00:00:03,421 赤い蒸気 2 00:00:04,296 --> 00:00:08,384 八門全開時特有の 血の蒸気というやつか 3 00:00:09,593 --> 00:00:12,680 だがこうやって見ると 何だろうな 4 00:00:12,805 --> 00:00:17,059 まるで秋に散り朽ちる 枯葉色落ち葉のようよ 5 00:00:18,310 --> 00:00:19,854 確かにそうだ 6 00:00:20,604 --> 00:00:22,732 ただ朽ちて落ちるわけではない 7 00:00:25,901 --> 00:00:28,779 それは新たな青葉の養分となるのだ 8 00:00:29,238 --> 00:00:33,826 そして青葉が芽吹く 新たな春へと繋げる時こそが 9 00:00:34,160 --> 00:00:37,830 青春の最高潮真紅に燃える時 10 00:02:15,261 --> 00:02:16,512 壱足 11 00:02:31,193 --> 00:02:33,529 行ってください ガイ先生 12 00:02:33,571 --> 00:02:35,698 僕はもう… 13 00:02:35,948 --> 00:02:38,868 うおおお 14 00:02:50,212 --> 00:02:50,921 ガイ 15 00:02:51,505 --> 00:02:52,423 それが君の 16 00:02:53,048 --> 00:02:55,676 あれガイ先生の言ってた夕象 17 00:02:56,677 --> 00:02:57,720 弐足 18 00:02:59,179 --> 00:03:00,264 タッ 19 00:03:02,808 --> 00:03:04,018 途中で止めた 20 00:03:04,685 --> 00:03:09,231 夕象は1速から5速までの ギア上げ連続攻撃のはず 21 00:03:11,483 --> 00:03:14,820 なるほどとてつもない痛みだ 22 00:03:14,945 --> 00:03:20,284 だがもう慣れた 次こそ連続隙は与えない 23 00:03:20,618 --> 00:03:24,830 八門の杜門まででも 相当な負荷を体に強いる 24 00:03:25,539 --> 00:03:30,252 おそらく死門の痛みは 僕の想像を絶するもののはず 25 00:03:39,678 --> 00:03:43,474 空気を殴りつけ ぶつけてくる体術技か 26 00:03:43,807 --> 00:03:45,684 いわゆる空気砲 27 00:03:51,649 --> 00:03:54,902 あれを4~5発食らい続ければ 厄介だな 28 00:03:55,945 --> 00:03:57,988 何よりそれを作り出す拳に 29 00:03:58,030 --> 00:04:01,408 直接やられるのは 避けたほうがいいだろう 30 00:04:10,459 --> 00:04:11,418 やったか 31 00:04:17,049 --> 00:04:20,427 八門遁甲の陣とやり合うのは稀だ 32 00:04:20,469 --> 00:04:22,805 せっかくだ 相手をしてやる 33 00:04:24,974 --> 00:04:26,934 やはりまだ倒せはしないか 34 00:04:27,768 --> 00:04:29,353 マイト・ガイは何をした? 35 00:04:30,562 --> 00:04:34,483 八門遁甲の陣 己の力のリミッターを外し 36 00:04:34,775 --> 00:04:37,194 極限まで力を引き出す技だよ 37 00:04:38,070 --> 00:04:41,615 かつて中忍試験で リー君が君にやってみせた 38 00:04:41,657 --> 00:04:43,158 あれの最終段階 39 00:04:43,951 --> 00:04:45,703 リミッターの全開放は 40 00:04:46,203 --> 00:04:49,873 火影をも上回る何十倍もの力を 出すことができる 41 00:04:50,499 --> 00:04:52,084 だがそれは一時 42 00:04:53,002 --> 00:04:54,169 この技のあと 43 00:04:54,920 --> 00:04:55,879 開放者は 44 00:04:56,839 --> 00:04:58,173 必ず死ぬ 45 00:05:03,345 --> 00:05:06,390 空中を蹴り上がってくるとはな 46 00:05:17,276 --> 00:05:21,113 こいつは愛すべき 俺の大切な部下だ 47 00:05:25,659 --> 00:05:26,535 リー 48 00:05:27,077 --> 00:05:28,078 お前 49 00:05:28,120 --> 00:05:29,705 悲しくなんかありません 50 00:05:31,832 --> 00:05:34,251 覚悟を決めた男を前に 51 00:05:34,293 --> 00:05:37,337 哀れみも悲しみも侮辱になります 52 00:05:43,802 --> 00:05:46,430 俺たちはガイのサポートだ 聞いてくれ 53 00:05:48,766 --> 00:05:52,144 先生ヤツのあの黒い武器が 厄介ですが 54 00:05:52,644 --> 00:05:56,982 発動型ではなく形態変化をする 消えない常備タイプ 55 00:05:57,524 --> 00:05:59,359 触れた箇所は消える… 56 00:05:59,735 --> 00:06:02,780 が接触した感覚がはっきりとある 57 00:06:03,864 --> 00:06:06,533 そしてあれを飛ばせる距離は 約70メートル 58 00:06:07,367 --> 00:06:09,787 それ以上はコントロールが きかなくなるからだ 59 00:06:11,622 --> 00:06:17,461 ちゃんと存在し目視して終えるなら 君の神威も通じるということ 60 00:06:18,045 --> 00:06:22,174 そしてマダラから離してしまえば コントロールを失わせられる 61 00:06:23,050 --> 00:06:26,929 正直言って左目は 見えなくなってきてまして 62 00:06:27,638 --> 00:06:29,348 カムイで的確に狙うには 63 00:06:29,765 --> 00:06:31,016 かなり近づかないと 64 00:06:31,809 --> 00:06:34,770 我愛羅君砂を準備してくれる? 65 00:06:34,812 --> 00:06:38,148 俺の砂でカカシを上空へって ことだろうが 66 00:06:38,273 --> 00:06:41,860 俺の砂のスピードでは やつの攻撃の的になるぞ 67 00:06:42,111 --> 00:06:43,946 大丈夫俺がいるから 68 00:06:45,030 --> 00:06:47,157 カカシには俺のクナイを持たせる 69 00:06:47,199 --> 00:06:49,910 八門遁甲第六景門 70 00:06:49,952 --> 00:06:50,994 開 71 00:06:54,790 --> 00:07:00,170 リー君 君も八門を? 72 00:07:00,379 --> 00:07:04,842 今ほど自分の力のなさを 呪ったことはありません 73 00:07:06,844 --> 00:07:09,680 いやそれでいいんだよ リー君 74 00:07:11,265 --> 00:07:12,850 だって君はまだ 75 00:07:13,517 --> 00:07:17,020 ガイが命を懸けて守りたい 青葉なんだから 76 00:07:25,195 --> 00:07:29,324 リー君はここで我愛羅君の サポートと護衛をお願い 77 00:07:29,950 --> 00:07:32,452 それともう一つ僕のクナイを 78 00:07:40,335 --> 00:07:41,336 壱足 79 00:07:41,378 --> 00:07:42,421 やはり速い 80 00:07:47,718 --> 00:07:49,011 弐足 81 00:07:51,054 --> 00:07:53,515 参足肆足 82 00:07:55,642 --> 00:07:56,560 ぐはっ 83 00:07:57,102 --> 00:07:58,187 動けぬ 84 00:07:59,605 --> 00:08:00,564 伍足 85 00:08:00,772 --> 00:08:03,442 何があろうとただ突っ込め ガイ 86 00:08:03,567 --> 00:08:04,985 来るか 87 00:08:05,819 --> 00:08:07,571 おおおっ 88 00:08:12,409 --> 00:08:14,786 いいタイミングだ リー君 89 00:08:19,499 --> 00:08:20,500 神威 90 00:08:36,934 --> 00:08:37,935 ぐはっ 91 00:09:08,632 --> 00:09:09,549 ああっ 92 00:09:15,264 --> 00:09:18,308 柱間以来だ このワクワクは 93 00:09:18,976 --> 00:09:20,602 まだ踊れるだろ? 94 00:09:21,103 --> 00:09:23,313 さらに別の技はないのか 95 00:09:23,480 --> 00:09:25,524 もっと楽しませてくれ 96 00:09:26,275 --> 00:09:29,820 こいつ連続の夕象を 97 00:09:59,349 --> 00:10:00,309 ここ 98 00:10:01,059 --> 00:10:01,935 俺ってば 99 00:10:02,602 --> 00:10:03,478 死んだのか 100 00:10:05,647 --> 00:10:07,858 何をもって死とする? 101 00:10:09,026 --> 00:10:14,740 お主の死に対する倫理的観点は わしの時代のものとは異なるな 102 00:10:15,324 --> 00:10:18,744 簡単に己を死という言葉に 置き換えるとは 103 00:10:19,369 --> 00:10:21,580 気概を持つのだ 新人よ 104 00:10:23,206 --> 00:10:24,166 誰? 105 00:10:24,875 --> 00:10:27,961 ここにおいて的確な質問ではあるが 106 00:10:28,295 --> 00:10:32,090 わしの名を聞き 先駆者の見聞と一致するかは 107 00:10:32,132 --> 00:10:34,009 いささか不安ではある 108 00:10:38,138 --> 00:10:43,310 我は安寧秩序をなすもの 名をハゴロモという 109 00:10:50,192 --> 00:10:51,943 その返し 110 00:10:51,985 --> 00:10:55,072 こちらとしてもそのような 状態になる兆しは 111 00:10:55,113 --> 00:10:57,115 読み取っておったわ 112 00:10:57,949 --> 00:10:58,784 《なんか… 113 00:10:59,326 --> 00:11:01,328 何言ってっか よく分かんねえ》 114 00:11:01,370 --> 00:11:05,123 《いるんだよなこういう うっとうしいタイプのじじいって》 115 00:11:06,917 --> 00:11:09,836 じいちゃん悪いんだけど 俺さ 116 00:11:10,087 --> 00:11:10,962 さて 117 00:11:11,046 --> 00:11:12,547 あっその目 118 00:11:13,131 --> 00:11:14,007 輪廻眼 119 00:11:14,758 --> 00:11:18,261 人を観察する目は 持っておるようだな 120 00:11:18,678 --> 00:11:23,100 あとは己のこの状況を 現実的に理解できるといいが 121 00:11:23,809 --> 00:11:26,228 お主はまだ死んだわけではない 122 00:11:26,686 --> 00:11:28,939 ここはお主の精神世界だ 123 00:11:29,314 --> 00:11:30,565 はやる気持ちは分かるが… 124 00:11:30,607 --> 00:11:33,110 《このじいちゃん 敵じゃないのか 125 00:11:33,443 --> 00:11:34,194 でも》 126 00:11:34,277 --> 00:11:35,487 それゆえ 127 00:11:35,654 --> 00:11:40,200 もっとスムーズに 簡単に普通に話せねえのかよ 128 00:11:40,242 --> 00:11:42,411 わしは時代錯誤である 129 00:11:43,161 --> 00:11:47,499 長きにわたる時の流れは 文化的伝統や観念 130 00:11:47,541 --> 00:11:50,752 倫理において 大きな変化をもたらしたのだ 131 00:11:51,670 --> 00:11:55,048 こうして時代を超え 転生者に会うたびに 132 00:11:55,465 --> 00:11:59,886 それらの両者にある相違を 大きく感じることとなった 133 00:12:00,345 --> 00:12:05,058 新たな文化や言語を形式主義的に 規定し学ぶこともできる 134 00:12:05,142 --> 00:12:06,435 だあああっ 135 00:12:06,476 --> 00:12:07,894 うっせよもう 136 00:12:07,936 --> 00:12:12,315 俺ってばこんなとこで変なジジイの 話を聞いてる場合じゃねえっての 137 00:12:12,566 --> 00:12:17,988 言葉の探求一般学問全般とは 曖昧なものであり 138 00:12:18,029 --> 00:12:22,951 定義困難ではあるがゆえに 意思の疎通ができぬとあらば 139 00:12:23,326 --> 00:12:26,037 今の関連論的な上学と 140 00:12:26,079 --> 00:12:30,584 唯物論的な考えを考慮して 簡単に話してみるしか 141 00:12:30,709 --> 00:12:32,878 あんた宇宙人か何かか? 142 00:12:32,919 --> 00:12:35,380 威厳はめっちゃあるように 感じっけど 143 00:12:38,300 --> 00:12:41,636 っつうかそれ言いすぎじゃね? 宇宙人ってなんだよ 144 00:12:44,973 --> 00:12:45,724 え? 145 00:12:46,016 --> 00:12:48,560 っつってあんま違わねえか 146 00:12:48,727 --> 00:12:49,644 それと… 147 00:12:50,604 --> 00:12:51,354 ん? 148 00:12:53,815 --> 00:12:58,487 まだ伝わらぬかこれほど 会話が複雑な様相を呈している 149 00:12:58,570 --> 00:13:01,364 あーいやいやいや さっきのしゃべりでいいから 150 00:13:01,406 --> 00:13:03,033 やっと分かったから 151 00:13:03,200 --> 00:13:06,077 ただしゃべり方があまりにも シフトしすぎて 152 00:13:06,119 --> 00:13:08,121 びっくりしただけだってばよ 153 00:13:08,163 --> 00:13:09,623 あっマジ? 154 00:13:09,664 --> 00:13:13,168 ならこんな感じでいくんで よろしくっつって 155 00:13:16,421 --> 00:13:20,842 ああでもなんかしゃべりと顔が 全く一致しねえから 156 00:13:20,884 --> 00:13:22,886 すげえ怖えんだよね 157 00:13:22,928 --> 00:13:24,888 《威厳が全くなくなるし》 158 00:13:26,056 --> 00:13:29,935 やっぱもうちょい 硬い感じ残しつつ 159 00:13:29,976 --> 00:13:32,229 急に馬鹿みたくなるから 160 00:13:32,354 --> 00:13:34,189 それは言い過ぎではないか 161 00:13:34,272 --> 00:13:35,982 馬鹿とは何事だ 162 00:13:36,316 --> 00:13:40,612 まあさっきのしゃべりでは そう思われても仕方ないか 163 00:13:41,154 --> 00:13:41,655 と… 164 00:13:42,197 --> 00:13:43,823 こんな感じはどうだ 165 00:13:44,199 --> 00:13:45,492 はいそこ!オーケー 166 00:13:45,534 --> 00:13:46,743 そこで決めて 167 00:13:46,952 --> 00:13:47,661 うむ 168 00:13:47,911 --> 00:13:49,913 大体分かってきたぞ 169 00:13:50,038 --> 00:13:52,999 はあやっと会話ができるってばよ 170 00:13:53,166 --> 00:13:55,168 ところでじいちゃんは何者? 171 00:13:55,544 --> 00:13:57,170 ここのこと詳しいんだったらさ 172 00:13:57,295 --> 00:13:59,714 どうやって出ればいいか 教えてほしいんだけど 173 00:14:00,382 --> 00:14:02,342 質問をいっぺんにするな 174 00:14:02,384 --> 00:14:05,887 わしは既に死んでいる昔の者だ 175 00:14:06,638 --> 00:14:08,723 サクラだけでこの世を漂い 176 00:14:08,765 --> 00:14:12,811 世代を超えて忍宗の行く末を 見届けてきた僧侶 177 00:14:13,812 --> 00:14:19,818 名をハゴロモそして人衆の 開祖にして六道仙人とも言う 178 00:14:20,026 --> 00:14:21,903 えっ六道仙人 179 00:14:22,612 --> 00:14:27,284 エロ仙人と長門が言ってた 昔話のあの仙人 180 00:14:28,243 --> 00:14:29,286 知っておったか 181 00:14:29,494 --> 00:14:33,832 知ってるも何も 最初に忍術を作った人だろ? 182 00:14:33,915 --> 00:14:36,167 忍術ではなく忍宗だ 183 00:14:36,209 --> 00:14:40,130 わしの忍宗は希望を 作り出すためのものだった 184 00:14:40,630 --> 00:14:43,967 戦いを作り出す忍術と 混同してはいかん 185 00:14:44,759 --> 00:14:48,888 とにかくあんたが仙人なら 聞きたいことがいっぱいあんだけど 186 00:14:48,930 --> 00:14:50,181 でも今は… 187 00:15:03,028 --> 00:15:06,031 お前は我が息子アシュラの 188 00:15:09,701 --> 00:15:13,079 とにかく今はいろいろと条件が 整ったのだ 189 00:15:13,413 --> 00:15:17,208 わしはお前に託さなければ ならないことがある 190 00:15:18,418 --> 00:15:19,586 アシュラ? 191 00:15:19,919 --> 00:15:20,712 託す? 192 00:15:21,463 --> 00:15:25,216 わけ分かんないこと言ってねえで 俺をこっから出してくれって 193 00:15:26,134 --> 00:15:29,846 すまんがそれはわしに どうこうできる話ではない 194 00:15:30,305 --> 00:15:32,974 外の者がお前をどうするかだ 195 00:15:33,350 --> 00:15:35,935 わしはお前に伝えるだけだ 196 00:15:36,478 --> 00:15:39,981 また何言ってるか 分かんなくなってきたってばよ 197 00:15:40,607 --> 00:15:45,111 とにかく今はお前が慌てても しょうがないということだ 198 00:15:45,570 --> 00:15:47,739 なので少し聞いてもらおう 199 00:15:47,781 --> 00:15:50,408 いやお前は聞かねばならない 200 00:15:51,284 --> 00:15:54,621 まずはわしの母と息子たちについて 201 00:16:01,461 --> 00:16:04,964 わしの母である大筒木カグヤは 202 00:16:05,006 --> 00:16:08,134 遠い場所から お前たちのこの地に来た 203 00:16:08,218 --> 00:16:10,553 神樹の実を取りに来たのだ 204 00:16:11,137 --> 00:16:14,265 お前たちもこの戦争で見たあの神樹 205 00:16:14,849 --> 00:16:16,559 そのチャクラの実だ 206 00:16:18,436 --> 00:16:23,066 カグヤはその実を食らい 力を入れてこの地を治めた 207 00:16:23,483 --> 00:16:25,402 カグヤってどっから来たの? 208 00:16:25,902 --> 00:16:27,737 六道仙人より強い? 209 00:16:27,779 --> 00:16:31,491 やっぱかあちゃんって 怒ると怖いもんねえ 210 00:16:31,825 --> 00:16:34,619 どこから来たかは どうでもいいことだ 211 00:16:35,245 --> 00:16:36,746 母は強かった 212 00:16:37,330 --> 00:16:38,456 誰よりも 213 00:16:39,666 --> 00:16:45,547 人々は母をウサギの女神だの 鬼だのと呼び崇め恐れていた 214 00:16:46,631 --> 00:16:49,676 後にカグヤは2人の子供を産んだ 215 00:16:50,135 --> 00:16:52,178 そのうちの1人がわしだ 216 00:16:53,096 --> 00:16:57,016 わしら兄弟は母の残した罪を あがなうため 217 00:16:57,058 --> 00:16:59,519 神樹の化身たる十尾と戦い 218 00:16:59,644 --> 00:17:02,188 それを己に封印した 219 00:17:03,481 --> 00:17:05,692 チャクラの実を取られた神樹は 220 00:17:05,734 --> 00:17:09,112 それを取り返そうとして 暴れていたのだ 221 00:17:09,946 --> 00:17:14,993 それからさらに後 わしも2人の子供を授かった 222 00:17:15,118 --> 00:17:20,874 兄をインドラ弟をアシュラと名付け 忍宗を教えたのだ 223 00:17:22,333 --> 00:17:25,211 だが2人には大きな差があった 224 00:17:25,670 --> 00:17:30,884 わしの強いチャクラを持つ遺伝子と そうでもない遺伝子 225 00:17:30,884 --> 00:17:34,137 その伝承が極端に出現したのだ 226 00:17:34,929 --> 00:17:37,348 また難しくなってきてるってばよ 227 00:17:37,432 --> 00:17:38,933 つまりどういうこと? 228 00:17:39,184 --> 00:17:45,440 つまり優秀な兄インドラと 落ちこぼれの弟はアシュラ 229 00:17:46,316 --> 00:17:48,443 落ちこぼれね 230 00:17:48,693 --> 00:17:51,321 親が六道仙人だってのに 231 00:17:52,530 --> 00:17:55,408 これは言うべきでは ないかもしれんが 232 00:17:56,117 --> 00:18:01,790 両親がいくら優秀とてその力を そのまま受け継ぐとは限らん 233 00:18:02,499 --> 00:18:04,584 心当たりがあろう 234 00:18:05,293 --> 00:18:07,545 お前もそうだったようだからな 235 00:18:08,087 --> 00:18:09,214 ナルトよ 236 00:18:11,674 --> 00:18:14,052 何となく分かったってばよ 237 00:18:17,055 --> 00:18:20,099 お前は本当に アシュラとよく似ている 238 00:18:20,391 --> 00:18:21,935 やってきたことも 239 00:18:21,976 --> 00:18:22,811 えっ? 240 00:18:23,353 --> 00:18:24,979 やってきたこと? 241 00:18:25,480 --> 00:18:29,067 インドラとアシラは違う道を歩いた 242 00:18:29,609 --> 00:18:34,656 兄インドラは生まれし時より 強い動力とセンスを併せ持ち 243 00:18:34,697 --> 00:18:36,491 天才と呼ばれた 244 00:18:36,783 --> 00:18:39,035 何でも1人の力でやり抜き 245 00:18:39,077 --> 00:18:43,373 己の力が他人とは違う 特別なものだと知った 246 00:18:43,832 --> 00:18:47,544 力こそが全てを可能にすると悟った 247 00:18:47,794 --> 00:18:52,882 一方弟のアシュラは小さい頃から 何をやってもうまくいかず 248 00:18:52,924 --> 00:18:55,343 1人では何もできなかった 249 00:18:56,052 --> 00:18:58,555 兄と同じ力を得るためには 250 00:18:58,596 --> 00:19:03,226 己の努力と他人の協力を 必要とせざるを得なかった 251 00:19:03,560 --> 00:19:08,690 アシュラは修行の苦しみの中で 肉体のチャクラが開花し 252 00:19:08,731 --> 00:19:10,984 兄と並ぶ力を得た 253 00:19:11,442 --> 00:19:13,570 強くなれたのはみんなの協力や 254 00:19:13,611 --> 00:19:17,198 助けがあったからこそだと 理解したのだ 255 00:19:20,326 --> 00:19:24,330 そこには他人を思いやる 愛があることを知った 256 00:19:24,539 --> 00:19:28,626 愛こそが全てを可能にすると 悟ったのだ 257 00:19:30,962 --> 00:19:38,261 私は弟アシュラの生き方の中に 新たな可能性を垣間見た気がした 258 00:19:38,678 --> 00:19:43,600 そして己の中の十尾の力を分散し ここに名を与え 259 00:19:43,683 --> 00:19:48,938 協力という繋がりこそ 本当の力だと信じたのだ 260 00:19:53,234 --> 00:19:59,198 そこで私は弟アシュラを 皆を導く忍宗の後見人とした 261 00:20:00,116 --> 00:20:04,579 兄インドラも弟に協力して くれるだろうと思ってな 262 00:20:05,830 --> 00:20:06,706 だが 263 00:20:10,293 --> 00:20:13,254 兄インドラはそれを認めなかった 264 00:20:14,088 --> 00:20:15,715 そしてこの時より 265 00:20:17,008 --> 00:20:20,345 長きにわたる争いが始まったのだ 266 00:20:24,641 --> 00:20:27,393 2人の肉体が滅んでもなお 267 00:20:27,435 --> 00:20:30,313 2人の作り上げたチャクラは 消えることなく 268 00:20:30,355 --> 00:20:32,649 時を置いて転生した 269 00:20:32,774 --> 00:20:34,192 幾度となく…な 270 00:20:35,109 --> 00:20:38,404 おまけに取りつかれてるみたいで なんか嫌だな 271 00:20:38,696 --> 00:20:41,741 で? 今も誰かに取りついてるのか 272 00:20:42,617 --> 00:20:44,577 お前だナルト 273 00:20:44,702 --> 00:20:45,370 えっ? 274 00:20:46,913 --> 00:20:50,750 弟のアシュラはお前に転生したのだ 275 00:22:38,107 --> 00:22:43,988 チャクラは一つになってしまえば また新たなチャクラの実が出現する 276 00:22:44,280 --> 00:22:47,992 それだけは何としても止めなければ 世界は終わる 277 00:22:47,992 --> 00:22:51,913 私はお前にマダラを止めてほしいと 思っている 278 00:22:52,163 --> 00:22:56,167 その意外性…そこに可能性が あるかもしれん 279 00:23:00,463 --> 00:23:03,382 俺たちのことを 信じてくれてありがとう