1 00:00:05,131 --> 00:00:07,383 (ロック・リー)師匠 師匠 2 00:00:07,466 --> 00:00:08,843 師匠 3 00:00:08,926 --> 00:00:11,971 師匠 ああ… 4 00:00:14,515 --> 00:00:16,726 師匠 誰がこんなことを? 5 00:00:17,685 --> 00:00:18,686 (マイト・ガイ)ゲロ… 6 00:00:19,228 --> 00:00:21,355 (リー)ゲロ? (カイ)ゲロ 7 00:00:22,106 --> 00:00:25,067 (リー)ゲロ? (ガイ)逃げろって言ってんだ! 8 00:00:25,151 --> 00:00:27,027 (うちはマダラの笑い声) 9 00:00:27,111 --> 00:00:28,988 逃がすものか 10 00:00:29,071 --> 00:00:30,948 お前は暁あかつきのリーダー マダラ 11 00:00:31,031 --> 00:00:35,119 (マダラ)そのとおり 木ノ葉このはの最終兵器 ロック・リー 12 00:00:35,202 --> 00:00:37,747 その男は お前を おびき寄せるための— 13 00:00:37,830 --> 00:00:39,290 エサというわけだ 14 00:00:39,373 --> 00:00:41,292 おのれ 許さないぞ 15 00:00:44,420 --> 00:00:48,007 今こそ 先生秘伝のお薬を使う時だ 16 00:00:49,091 --> 00:00:50,468 (マダラ)ん〜? 17 00:00:51,218 --> 00:00:52,762 ヒック… 18 00:00:56,932 --> 00:00:58,976 (マダラ)何だ その動きは 19 00:00:59,059 --> 00:01:02,062 まるで酔っぱらいだな これでは 勝負にはならんぞ 20 00:01:02,146 --> 00:01:05,483 とおっ アタタタタタ… 21 00:01:07,985 --> 00:01:09,487 アチャッ 22 00:01:10,613 --> 00:01:14,408 (マダラ)フフフッ 時空間忍術を操る この俺に触れることなど… 23 00:01:14,492 --> 00:01:15,659 アイタッ 24 00:01:17,411 --> 00:01:22,041 飲めば飲むほど 強くなる それが この酔拳すいけんなのです 25 00:01:22,124 --> 00:01:25,044 あなたに僕の拳は見切れません 26 00:01:25,127 --> 00:01:27,004 (マダラ)何を? うお… 27 00:01:27,087 --> 00:01:29,006 はああ… ひょっ 28 00:01:29,089 --> 00:01:32,009 (マダラ)なんと 甘いわ 29 00:01:32,092 --> 00:01:33,177 アイテッ 30 00:01:33,677 --> 00:01:35,596 まだまだ これから 31 00:01:35,971 --> 00:01:37,223 ん? 32 00:01:38,891 --> 00:01:41,143 先生 お代わりは? 33 00:01:41,227 --> 00:01:43,896 それが… 最後だ! 34 00:01:43,979 --> 00:01:46,857 ふーん… ヒック 35 00:01:46,941 --> 00:01:50,653 というわけです お薬のお代わりが来るまで— 36 00:01:50,736 --> 00:01:52,530 休戦としましょう 37 00:01:52,613 --> 00:01:54,073 (マダラ)ああ そうだな 38 00:01:55,366 --> 00:01:57,409 …って そんなわけにいくか 39 00:01:57,493 --> 00:02:00,162 うわあっ ハア ハア… 40 00:02:02,873 --> 00:02:04,875 何だ 夢でしたか 41 00:02:05,709 --> 00:02:09,296 修業中に寝てしまうとは 気が緩んでる証拠です 42 00:02:09,380 --> 00:02:11,131 戦争も近づいてるんです 43 00:02:11,215 --> 00:02:14,677 ナルト君のように もっともっと強くならなければ 44 00:02:14,760 --> 00:02:16,345 努力 努力です 45 00:02:16,428 --> 00:02:18,556 努力 あ… 46 00:02:23,185 --> 00:02:26,480 でも… もしも お薬なしで— 47 00:02:26,564 --> 00:02:28,983 夢のように 強くなることができたら… 48 00:02:29,066 --> 00:02:32,111 ガイ先生 もしかしたら あの修業を— 49 00:02:32,194 --> 00:02:34,947 再び試す時が 来たのかもしれません 50 00:02:35,322 --> 00:02:40,578 ♪〜 51 00:03:58,906 --> 00:04:04,912 〜♪ 52 00:04:08,082 --> 00:04:09,959 (ガイの吐く声) 53 00:04:10,042 --> 00:04:13,170 (うずまきナルト)だから おとなしく寝てりゃいいのによ 54 00:04:13,253 --> 00:04:15,130 バカなことを言うぼな 55 00:04:15,214 --> 00:04:16,215 うわ… 56 00:04:16,298 --> 00:04:19,468 船酔い程度 努力と根性で克服できなくて— 57 00:04:19,551 --> 00:04:22,972 何が 木ノ葉の気高き 碧あおき猛獣だばらっしゃ〜 58 00:04:23,055 --> 00:04:25,057 (ナルト)分かった 分かったってばよ 59 00:04:26,558 --> 00:04:29,436 そういえば あの時も… 60 00:04:30,104 --> 00:04:35,025 あれは リーが裏蓮華うられんげを習得し その祝いをした翌日のことだ 61 00:04:35,109 --> 00:04:38,487 (いびき) 62 00:04:46,328 --> 00:04:47,413 ん〜 63 00:04:47,496 --> 00:04:49,957 (トイレの流水音) 64 00:04:51,208 --> 00:04:53,627 (ガイ)うう… まいった 65 00:04:53,711 --> 00:04:57,172 昨日 さすがに 飲みすぎたのかな? ん? 66 00:04:58,048 --> 00:05:01,635 (リーのいびき) 67 00:05:04,638 --> 00:05:10,060 えっと… なんで リーが 俺の部屋にいるんだ? 68 00:05:11,145 --> 00:05:13,397 (リー)それが 思い出せないのです 69 00:05:14,314 --> 00:05:17,901 僕も 先生と食事に行ったことは 覚えていますが— 70 00:05:17,985 --> 00:05:19,903 途中から記憶が… 71 00:05:20,362 --> 00:05:23,449 ふーむ 実は俺もだ 72 00:05:23,532 --> 00:05:27,411 何か 大変なことが あったような気がするのだが… 73 00:05:27,953 --> 00:05:29,413 (リー)先生 すみません 74 00:05:29,496 --> 00:05:31,373 ど… どうしたというのだ リー 75 00:05:31,457 --> 00:05:33,709 先生に ごちそうになっておきながら— 76 00:05:33,792 --> 00:05:35,961 それを忘れてしまうなんて 77 00:05:36,045 --> 00:05:39,256 たくさん 修業のヒントを 聞いたような気もするのに 78 00:05:39,339 --> 00:05:41,091 僕は弟子失格です 79 00:05:41,175 --> 00:05:44,053 いや 待て リーよ ん? 80 00:05:47,973 --> 00:05:53,062 何だ 今のは? 待てよ そういえば… 81 00:05:59,026 --> 00:06:03,322 あ… あの… 申し訳ありません うっ く… 82 00:06:03,405 --> 00:06:07,451 すべては このマイト・ガイの責任です 83 00:06:10,621 --> 00:06:14,666 (リー)先生 先生 どうされたんでしょうか? 84 00:06:14,750 --> 00:06:18,587 へ? ああ… いや 何でもない 85 00:06:19,296 --> 00:06:22,591 どうやら やってしまったようだ 86 00:06:22,674 --> 00:06:26,053 あ… もしかして 何かを思い出されたんですね 87 00:06:26,595 --> 00:06:28,055 何を思い出されたんですか? 88 00:06:28,138 --> 00:06:30,349 いやいや 大したことではない 89 00:06:30,432 --> 00:06:34,853 そ… それにしても リーよ 何だって こんな物を持ってきたのだ? 90 00:06:35,896 --> 00:06:38,690 お店の方には 申し訳ないと思ったんですが— 91 00:06:38,774 --> 00:06:43,362 このメニューには 先生から伺った 修業のヒントが書かれているんです 92 00:06:43,445 --> 00:06:45,531 修業のヒントだと? 93 00:06:45,614 --> 00:06:48,492 はい これを見てください 94 00:06:48,575 --> 00:06:51,995 (ガイ)焼き鳥だが… それが どうした? 95 00:06:52,454 --> 00:06:54,373 (リー)先生は おっしゃったんです 96 00:06:54,456 --> 00:06:57,042 “修業は いつ いかなる時でもできる” 97 00:06:57,126 --> 00:07:00,003 “例えば このメニューからでも できるのだ”と 98 00:07:00,087 --> 00:07:03,841 焼き鳥に 印をつけたんです イメージしろと 99 00:07:03,924 --> 00:07:07,845 焼き鳥から イメージだと? そういえば… 100 00:07:10,430 --> 00:07:13,892 カカシ カカシ 101 00:07:13,976 --> 00:07:18,355 青春ライバル対決だ やろう やらねばならん な? 102 00:07:18,438 --> 00:07:21,233 (はたけカカシ) 俺 今 修業中だからダメ 103 00:07:21,316 --> 00:07:22,651 修業中だあ? 104 00:07:22,734 --> 00:07:26,029 そんな いかがわしいものを読んで 何が修業だ 105 00:07:26,113 --> 00:07:28,991 (カカシ)これは 俺なりの修業なの (ガイ)ん? 106 00:07:29,616 --> 00:07:32,202 (カカシ) イメージトレーニングってやつ? 107 00:07:32,286 --> 00:07:34,705 戦闘でも 修業でも イメージがあってするのと— 108 00:07:34,788 --> 00:07:38,125 そうでないのとじゃ 全然 違うからね 109 00:07:38,208 --> 00:07:41,628 お前も 本でも読んで イメージを養うといいよ 110 00:07:41,712 --> 00:07:43,172 じゃあね 111 00:07:45,465 --> 00:07:50,929 イメージを養う? 何のこっちゃ 新術の開発か? 112 00:07:52,055 --> 00:07:55,893 ふーむ… それは イメージトレーニングってやつだな 113 00:07:56,935 --> 00:08:01,315 イメージトレーニングですか それは一体 どんな修業なのです? 114 00:08:01,398 --> 00:08:06,778 そ… それは と… とても重要な修業だぞ たぶんな 115 00:08:06,862 --> 00:08:09,907 先生 それです 昨日の話は きっと— 116 00:08:09,990 --> 00:08:12,117 そのイメージトレーニングの ことだったんです 117 00:08:12,201 --> 00:08:13,952 その修業をすれば— 118 00:08:14,036 --> 00:08:17,539 昨日のことを思い出す 手がかりが つかめるのではありませんか? 119 00:08:17,623 --> 00:08:18,707 うむ… 120 00:08:18,790 --> 00:08:20,125 やりましょう 先生 121 00:08:20,209 --> 00:08:23,879 修業もできて 昨日のことを 思い出せるなら 一石二鳥 122 00:08:23,962 --> 00:08:27,633 いえ 先生も思い出せれば 一石三鳥です 123 00:08:27,716 --> 00:08:31,845 (ガイ)マ… マズい そんなことで 昨日のことを思い出されては— 124 00:08:31,929 --> 00:08:33,222 かなわんぞ 125 00:08:35,933 --> 00:08:38,685 あのような惨めな姿を 思い出されては— 126 00:08:38,769 --> 00:08:40,812 師匠のメンツ 丸つぶれだ 127 00:08:40,896 --> 00:08:44,191 仮にも 木ノ葉の碧き猛獣 マイト・ガイ 128 00:08:44,274 --> 00:08:48,570 思い出させはしない 俺の全力をもって阻止する 129 00:09:04,628 --> 00:09:08,507 先生 これは 一体 何の修業なのでしょうか? 130 00:09:08,590 --> 00:09:13,470 分からんのか リーよ これぞ イメージトレーニングというものだ 131 00:09:13,553 --> 00:09:16,390 これが イメージトレーニングですか? 132 00:09:16,473 --> 00:09:17,474 (ガイ)そうだ 133 00:09:18,725 --> 00:09:21,937 焼き鳥から 連想するのは ずばり 鳥 134 00:09:22,020 --> 00:09:25,816 鳥の拳法といえば 白鶴拳はっかくけん 135 00:09:27,109 --> 00:09:31,071 おおっ 見えます 師匠 まさに鶴そのものです 136 00:09:31,154 --> 00:09:35,909 (ガイ)お前は 鶴になりきることで 白鶴拳の極意に近づいているのだ 137 00:09:35,993 --> 00:09:39,288 これこそ 白鶴拳のイメージトレーニング 138 00:09:39,788 --> 00:09:41,748 い… 言われてみれば— 139 00:09:42,374 --> 00:09:45,711 泥の中で 片足バランスは 意外に難しい 140 00:09:46,086 --> 00:09:50,048 そうか これは足腰の鍛錬も兼ねた 修業なんですね 141 00:09:50,132 --> 00:09:53,677 (リー)おっと… (ガイ)リーよ イメージが足りんぞ 142 00:09:54,845 --> 00:09:56,054 イメージ 143 00:09:56,138 --> 00:09:58,890 焼き鳥に突き刺さる 1本の串のごとく— 144 00:09:58,974 --> 00:10:01,643 大地を貫くイメージが足らんのだ 145 00:10:01,727 --> 00:10:04,563 いわば これは焼き鳥の技 やっ 146 00:10:05,480 --> 00:10:09,318 なるほど 焼き鳥のイメージですか 奥が深い 147 00:10:09,401 --> 00:10:12,029 焼き鳥 僕は焼き鳥になる 148 00:10:12,612 --> 00:10:16,491 そうだ 焼き鳥だ 焼き鳥を思い浮かべながら… ん? 149 00:10:18,869 --> 00:10:22,372 先生 何やら 鳥さんたちが 怒っているようですが… 150 00:10:22,456 --> 00:10:25,375 (飲み込む音) (ガイ)そのようだな 151 00:10:25,459 --> 00:10:27,085 (鶴たちの鳴き声) 152 00:10:27,169 --> 00:10:30,714 (ガイとリー)ギャアア! 153 00:10:33,759 --> 00:10:34,801 (ガイ)おっと 154 00:10:34,885 --> 00:10:39,222 いやあ 鳥を前に焼き鳥は 失敗だったな ハハハッ 155 00:10:39,306 --> 00:10:41,516 だが 今度は問題ないぞ 156 00:10:42,934 --> 00:10:45,437 (リー) うなぎのかば焼き? 157 00:10:46,313 --> 00:10:48,690 そんな拳法があるんでしょうか? 158 00:10:49,066 --> 00:10:51,276 イメージが足りんなあ 159 00:10:51,360 --> 00:10:54,654 うなぎの動きは蛇に通じる 蛇といえば… 160 00:10:57,324 --> 00:10:58,617 蛇拳じゃけんだ 161 00:10:59,076 --> 00:11:01,119 おっ 蛇拳ですか 162 00:11:01,203 --> 00:11:04,039 とうっ リーよ 続け 163 00:11:04,122 --> 00:11:05,540 (リー)はい 164 00:11:06,208 --> 00:11:10,587 音もなく地を這はい 静かに獲物を狩る蛇をイメージ 165 00:11:10,670 --> 00:11:12,464 ん? おっと… おっ… 166 00:11:12,964 --> 00:11:15,634 (リー)先生 これは… これは 何ですか? 167 00:11:15,717 --> 00:11:19,471 (ガイ)ん? これは あれだ 流砂というやつだ 168 00:11:19,554 --> 00:11:22,182 (ガイとリー)うわあ! 169 00:11:29,773 --> 00:11:31,983 (ガイ)よいしょ… おっと 170 00:11:33,944 --> 00:11:36,363 あ… 危なかったですね 171 00:11:36,446 --> 00:11:39,616 逆だ 俺だからこそ 持ちこたえられた 172 00:11:39,699 --> 00:11:43,537 はい しかし 先生 どこに向かっているんですか? 173 00:11:43,620 --> 00:11:46,289 次のメニューは麻婆マーボー豆腐だったな 174 00:11:46,373 --> 00:11:48,458 (リー) はい しかし… 175 00:11:48,542 --> 00:11:51,670 (ガイ) 麻婆豆腐には 鷹たかの爪が入っている 176 00:11:51,753 --> 00:11:53,672 鷹の爪といえば… 177 00:11:53,755 --> 00:11:56,550 ハッ 鷹爪拳ようそうけん 178 00:11:56,633 --> 00:11:58,635 (リー)それでは… (雛たちの鳴き声) 179 00:11:58,718 --> 00:12:03,473 虎穴に入らずんば 虎児を得ず 鷹のイメージを得るには 鷹の巣だ 180 00:12:03,557 --> 00:12:05,308 ジャンプ 181 00:12:05,392 --> 00:12:06,810 (雛たちの鳴き声) 182 00:12:06,893 --> 00:12:08,728 ああ いや すまん すまん すまん 183 00:12:08,812 --> 00:12:11,773 その 何だ 友達… トモダーチ 184 00:12:11,898 --> 00:12:13,024 遅いぞ リー 185 00:12:13,108 --> 00:12:16,736 (リー)あ… 先生 鷹爪拳の極意が ここにあるんですね 186 00:12:16,820 --> 00:12:18,029 (鷹の鳴き声) (リー)あ… 187 00:12:18,113 --> 00:12:20,991 (2人)ギャア! 188 00:12:21,074 --> 00:12:25,454 (ガイ)留守中に… (リー)ごめんなさ〜い 189 00:12:33,295 --> 00:12:35,881 先生 何か思い出せましたか? 190 00:12:35,964 --> 00:12:38,967 い? あ いや… お前は どうだ? 191 00:12:39,050 --> 00:12:40,469 (リー)僕も これといって… 192 00:12:40,552 --> 00:12:42,637 そ… そうか 193 00:12:42,721 --> 00:12:46,892 よし デタラメなイメージトレーニングで 何とか ごまかせそうだ 194 00:12:52,647 --> 00:12:55,275 ああ 生き返るな 195 00:12:56,860 --> 00:13:00,614 (ガイ)はて? 何か思い当たるような 196 00:13:08,330 --> 00:13:12,542 や… やはり リーは 俺のぶざまな姿を見ている 197 00:13:12,626 --> 00:13:16,046 何としても 昨日のイメージから 遠ざけなければ 198 00:13:16,588 --> 00:13:19,716 先生 チェックしてあるメニューは あと1つです 199 00:13:19,799 --> 00:13:22,135 そ… そうか 最後か 200 00:13:22,219 --> 00:13:24,596 これで 思い出せなければ しかたがないな 201 00:13:24,679 --> 00:13:26,056 ああ… それで何だ? 202 00:13:26,389 --> 00:13:28,517 これなら 僕にも分かります 203 00:13:28,600 --> 00:13:31,394 何といっても お酒に丸がついていますからね 204 00:13:32,479 --> 00:13:34,314 これから イメージされる拳法は酔… 205 00:13:34,397 --> 00:13:35,524 水夫すいふの拳だな 206 00:13:36,149 --> 00:13:38,276 (リー)え? (ガイ)水夫の拳だ 207 00:13:38,360 --> 00:13:40,779 (船の汽笛) (水夫)海だよーい 208 00:13:40,862 --> 00:13:43,782 そ… そのような拳法が あったのですか? 209 00:13:43,865 --> 00:13:44,950 あったのだ 210 00:13:45,825 --> 00:13:47,285 危なかった 211 00:13:47,369 --> 00:13:50,705 酒をイメージすることは 絶対に避けねば… 212 00:13:50,789 --> 00:13:52,749 酔拳など もってのほか 213 00:13:52,832 --> 00:13:55,544 (リー)では 先生 早速 修業を 214 00:13:55,627 --> 00:13:57,420 リー 何をしているのだ? 215 00:13:57,963 --> 00:14:03,176 はい 水夫の拳というからには 舟の上での修業だと思いましたので 216 00:14:03,843 --> 00:14:07,639 おお そうだった なかなか 鋭くなってきたな 217 00:14:07,722 --> 00:14:10,892 イメージトレーニングの成果が 出ているな 218 00:14:15,605 --> 00:14:18,858 まいったな 舟か… 219 00:14:18,942 --> 00:14:20,485 (リー)先生 始めましょうか 220 00:14:21,111 --> 00:14:24,739 この修業は ただ イメージするだけではないぞ 221 00:14:24,823 --> 00:14:28,368 まずは 揺れる舟の上で バランスを取ることが できなければ— 222 00:14:28,451 --> 00:14:30,078 話にならんからな 223 00:14:30,161 --> 00:14:31,413 はい 先生 224 00:14:31,496 --> 00:14:34,541 しかし この程度なら どうってことありませんよ 225 00:14:34,624 --> 00:14:36,459 や… やめんか やめんか 226 00:14:37,252 --> 00:14:41,798 水面にあって 揺れることなく これが水夫の拳の極意… 227 00:14:41,881 --> 00:14:44,676 …って わあっ そんなに舟を揺らすな 228 00:14:44,759 --> 00:14:48,388 で… ですが これは 僕が揺らしてるわけでは… うわっ 229 00:14:54,394 --> 00:14:56,229 ハ… ハア… 230 00:14:56,813 --> 00:14:59,691 た… 確かに これは厳しい修業です 231 00:14:59,774 --> 00:15:01,151 ん… 232 00:15:01,234 --> 00:15:05,113 うう… 先生 何だか気分が… 233 00:15:07,157 --> 00:15:10,535 あ… うお… お… 234 00:15:11,077 --> 00:15:14,039 (ガイ)マズい あの動きは まるで酔拳 235 00:15:14,122 --> 00:15:16,499 何とか やめさせなければ う… 236 00:15:17,125 --> 00:15:21,254 リーよ そんな動きでは 水夫の拳は マスターできんぞ 237 00:15:21,338 --> 00:15:23,465 もっと ふんばるのだ う… 238 00:15:23,548 --> 00:15:26,426 う… こ… こうでしょうか? 239 00:15:28,303 --> 00:15:31,848 どわ… ふんばってはいるんですが… 240 00:15:31,931 --> 00:15:35,560 お… おい なんて動きをしているんだ う… 241 00:15:35,644 --> 00:15:38,897 はい… でも バランスを取ろうとすると… 242 00:15:38,980 --> 00:15:40,774 うっ 自然と… 243 00:15:41,316 --> 00:15:45,028 (ガイ)こいつ… まるで天性の酔拳の使い手… 244 00:15:45,111 --> 00:15:46,696 そういえば… 245 00:15:47,030 --> 00:15:49,699 (男性)てめえ… うっ 246 00:15:51,993 --> 00:15:53,995 何だ この野郎 247 00:15:56,956 --> 00:15:59,125 ヒック… アチョ〜 248 00:16:00,460 --> 00:16:04,130 速い いい動きだ だが なぜ? 249 00:16:05,465 --> 00:16:10,011 粕かす漬け? 粕漬けっていや 酒粕で漬けた… 250 00:16:10,095 --> 00:16:14,432 そうか それでか お前は 天性の酔拳使いだ 251 00:16:14,516 --> 00:16:16,893 いいぞ リー やれ やってしまえ 252 00:16:17,394 --> 00:16:20,105 酔っぱらいの食い逃げなんぞ 許す必要はない 253 00:16:20,188 --> 00:16:23,566 気の流れの命じるまま 存分にやってしまえ 254 00:16:23,650 --> 00:16:26,319 (ガイ)ハハハハ… あ? (崩れる音) 255 00:16:29,364 --> 00:16:33,368 そうだったのか… あれは お前が… 256 00:16:33,785 --> 00:16:35,954 (リー)ガイ先生 すみませんでした 257 00:16:36,037 --> 00:16:39,040 あ? 何を謝っているのだ? リーは う… 258 00:16:39,124 --> 00:16:42,585 昨日 僕は 何か 大変なことをしたのでは? 259 00:16:43,920 --> 00:16:46,131 先生は そんな僕をかばって— 260 00:16:46,214 --> 00:16:48,007 土下座までされたのでは ないでしょうか? 261 00:16:48,091 --> 00:16:49,217 (ガイ)ハッ 262 00:16:50,468 --> 00:16:54,347 お前 あれを覚えていたのか? 263 00:16:54,723 --> 00:16:57,267 (リー)何があったのかは 思い出せません 264 00:16:57,350 --> 00:16:59,978 しかし 気がつけば 店はめちゃくちゃ 265 00:17:00,061 --> 00:17:02,814 そして 先生が 謝っておられました 266 00:17:03,231 --> 00:17:08,194 (ガイ)お前 あれを見て 俺のことを ぶざまだとは思わなかったのか? 267 00:17:08,278 --> 00:17:11,823 (リー)そんな… あの時 先生は おっしゃってくださいました 268 00:17:12,699 --> 00:17:15,785 今日は 弟子の努力が 叶かなった記念日 269 00:17:15,869 --> 00:17:19,414 確かに あいつは 努力しかできない バカな弟子 270 00:17:19,831 --> 00:17:23,168 しかし 並の人間では なしえぬ努力を経て— 271 00:17:23,251 --> 00:17:26,421 これからも努力を続ける 努力の天才 272 00:17:26,504 --> 00:17:29,132 木ノ葉の未来を担う 立派な忍しのびになる— 273 00:17:29,215 --> 00:17:31,342 俺の命を懸けた宝なのだ 274 00:17:31,801 --> 00:17:35,847 責任ならば 師である俺が受ける だから… 275 00:17:36,598 --> 00:17:40,268 “これまでの そして これからの努力に免じて—” 276 00:17:40,351 --> 00:17:42,604 “今日 この日を とがめないでやってほしい”と— 277 00:17:42,687 --> 00:17:44,397 おっしゃってくれました 278 00:17:45,440 --> 00:17:48,443 僕が覚えているのは これだけですが— 279 00:17:48,526 --> 00:17:50,570 先生の思いは伝わってきました 280 00:17:50,653 --> 00:17:54,240 だから 先生に昨日のことを 思い出していただき— 281 00:17:54,324 --> 00:17:57,786 何をしでかしたのか 叱ってもらおうと思っていました 282 00:17:58,286 --> 00:18:02,999 しかし 昨日の記憶をたどる ヒントとなる修業も これが最後 283 00:18:03,583 --> 00:18:07,086 僕は… どうすれば… 284 00:18:08,213 --> 00:18:10,006 (ガイ)顔を上げろ リー 285 00:18:12,675 --> 00:18:13,843 先生… 286 00:18:13,927 --> 00:18:16,429 リーよ お前は何も悪くない 287 00:18:16,513 --> 00:18:19,891 お前は 酔拳を 学ぼうとしただけなのだ 288 00:18:21,476 --> 00:18:23,770 先生… 昨日の記憶が? 289 00:18:23,853 --> 00:18:28,358 (ガイ)そんなことは どうでもいい 今から お前に酔拳の奥義を授ける 290 00:18:28,441 --> 00:18:32,821 し… しかし 酔拳には お酒が必要なのでは? う… 291 00:18:33,404 --> 00:18:37,200 酔えば 酔うほど強くなる それが酔拳の極意 292 00:18:37,283 --> 00:18:40,787 だが お前には 天性の酔拳の素質が備わっている 293 00:18:40,870 --> 00:18:42,956 酔え 酔うのだ 294 00:18:43,039 --> 00:18:47,252 この船酔いによって お前だけの酔拳を完成させるのだ 295 00:18:47,335 --> 00:18:49,212 本当ですか? う… 296 00:18:49,295 --> 00:18:51,923 あとは実戦あるのみ 297 00:18:52,423 --> 00:18:54,759 (ガイ)いくぞ! (リー)はい 298 00:19:02,225 --> 00:19:03,393 アチョ〜 299 00:19:08,064 --> 00:19:09,065 (リー)おお! (ガイ)…と 300 00:19:12,652 --> 00:19:13,653 はあ! 301 00:19:15,321 --> 00:19:18,199 (ガイ)甘いぞ リー 木ノ葉剛力旋風ごうりきせんぷう 302 00:19:23,413 --> 00:19:25,999 ならば 木ノ葉烈風れっぷう 303 00:19:28,376 --> 00:19:30,962 (リー)どんどん 気持悪くなってきます… 304 00:19:32,046 --> 00:19:36,426 おう だが 船酔い酔拳のキレは 増してるぞ う… 305 00:19:36,968 --> 00:19:41,347 なるほど これが僕だけの酔拳 船酔い酔拳 306 00:19:41,431 --> 00:19:44,058 (ガイ)そうだ 船酔い酔拳だ 307 00:19:44,851 --> 00:19:45,977 いくぞ 308 00:19:46,060 --> 00:19:47,645 消えた? 309 00:19:49,022 --> 00:19:50,857 (リー)気持悪いです 310 00:19:52,191 --> 00:19:53,276 (ガイ)がは… 311 00:19:59,365 --> 00:20:04,037 ガイ先生 ガイ先生 先生 大丈夫ですか? 312 00:20:04,120 --> 00:20:07,415 (ガイ)ハッハッハッ 見事にやられたぞ 313 00:20:07,916 --> 00:20:13,755 できたな 船酔い酔拳 見事な一撃だった 314 00:20:14,297 --> 00:20:18,217 先生… あ… ありがとうございま… 315 00:20:18,301 --> 00:20:19,886 (ガイ)ううっ… 316 00:20:21,888 --> 00:20:23,848 (2人の吐く声) 317 00:20:26,267 --> 00:20:30,229 (ガイ)そう こうして船酔いという 大いなる試練を経て— 318 00:20:30,313 --> 00:20:33,983 リーの船酔い酔拳は 完成したのであった 319 00:20:34,525 --> 00:20:36,194 (ナルト)それ 使えねえじゃんか 320 00:20:36,277 --> 00:20:40,156 ん? まあ 確かに 船酔いを克服しなければ— 321 00:20:40,239 --> 00:20:43,159 実戦では使えない だから リーは… 322 00:20:44,702 --> 00:20:47,163 努力と根性で船酔いを克服し— 323 00:20:47,246 --> 00:20:50,416 真の船酔い酔拳を 手に入れてみせます 324 00:20:50,500 --> 00:20:51,668 (ナルト)そうじゃねえってばよ 325 00:20:51,751 --> 00:20:52,877 え? 326 00:20:52,961 --> 00:20:56,172 船酔いのままなら 気持悪くて ダメだし— 327 00:20:56,255 --> 00:20:59,300 船酔いが治っちまったら 全然 酔えねえじゃん 328 00:20:59,384 --> 00:21:01,552 そしたら 酔拳にならねえだろ? 329 00:21:01,636 --> 00:21:07,058 あ… ああ… 何じゃってか なは! 330 00:21:07,433 --> 00:21:11,020 ♪〜 331 00:22:32,185 --> 00:22:36,272 〜♪ 332 00:22:39,400 --> 00:22:42,612 (ガイ)何だ これは 食料がキノコに侵食されている 333 00:22:42,695 --> 00:22:45,239 (山城やましろアオバ)食料だけじゃない 水も全滅だ 334 00:22:45,323 --> 00:22:47,366 (ナルト)だったら 港まで船を戻さねえと… 335 00:22:47,450 --> 00:22:51,245 (アオバ)無理だ 一度 この航路に 入ったらからには 後戻りは不可能 336 00:22:51,329 --> 00:22:52,413 (ナルト)そんな… 337 00:22:52,497 --> 00:22:56,084 (ガイ)抜けるまで あと2週間 飲まず食わずで乗り切るしかない 338 00:22:56,167 --> 00:22:58,628 (ナルト) 次回の「ナルト疾風伝」は… 339 00:23:02,173 --> 00:23:05,927 食いもん 何か 食いもんをくれ!