1 00:00:03,170 --> 00:00:06,966 (大筒木おおつつきハゴロモ)名を ハゴロモ 忍宗の開祖にして— 2 00:00:07,717 --> 00:00:10,594 六道仙人りくどうせんにんともいう 3 00:00:11,554 --> 00:00:13,431 (千手柱間せんじゅ はしらま)あなたが六道仙人 4 00:00:14,682 --> 00:00:16,225 いかにも 5 00:00:19,937 --> 00:00:22,064 今 ナルトとサスケは— 6 00:00:22,148 --> 00:00:25,067 アシュラとインドラの 魂を引き継ぎ— 7 00:00:25,151 --> 00:00:27,778 我が母 カグヤと戦っている 8 00:00:27,862 --> 00:00:29,071 アシュラ? 9 00:00:30,531 --> 00:00:33,784 たしか 今 私を前任者と… 10 00:00:33,868 --> 00:00:39,039 そうだ アシュラとインドラは わしの2人の息子… 11 00:00:39,290 --> 00:00:43,794 そして 今 戦っている カグヤは わしの母だ 12 00:00:43,878 --> 00:00:45,296 何と 13 00:00:45,880 --> 00:00:51,051 アシュラとインドラの魂は お前にも関係のあることだ 14 00:00:51,719 --> 00:00:54,805 2つの魂は 転生を繰り返し— 15 00:00:54,889 --> 00:00:57,808 以前 アシュラの魂は お前に 16 00:00:57,892 --> 00:01:02,313 インドラの魂は マダラに宿っていたのだからな 17 00:01:02,396 --> 00:01:03,814 (柱間)私に? 18 00:01:03,898 --> 00:01:06,942 (ハゴロモ) 母上は 2人の魂を利用し— 19 00:01:07,026 --> 00:01:10,571 途方もない時間を使って よみがえったのだ 20 00:01:11,155 --> 00:01:12,698 今 わしには— 21 00:01:12,782 --> 00:01:15,993 マダラに取り憑ついていた ゼツと名のる— 22 00:01:16,076 --> 00:01:20,080 母上の第3の息子の意思まで すべて 分かる 23 00:01:20,414 --> 00:01:22,750 ナルトとサスケを救うには— 24 00:01:22,833 --> 00:01:26,712 お前たちも すべてを知る必要があるのだ 25 00:01:27,671 --> 00:01:31,050 アシュラとインドラの 話をするには まず— 26 00:01:31,133 --> 00:01:34,762 忍宗にんしゅうの起源から 話さねばなるまい 27 00:01:36,013 --> 00:01:38,974 時は 数千年の昔… 28 00:01:39,058 --> 00:01:41,644 わしと 弟のハムラは— 29 00:01:41,727 --> 00:01:46,148 母上のカグヤと十尾じゅうびを 月に封印した 30 00:01:50,319 --> 00:01:53,781 そして ハムラは 母上を見張るため— 31 00:01:53,864 --> 00:01:57,201 月へと渡っていったのだ 32 00:01:58,369 --> 00:02:04,375 ♪〜 33 00:03:22,161 --> 00:03:27,917 〜♪ 34 00:03:35,466 --> 00:03:37,593 (ハゴロモ) 世話になったな ガマ丸 35 00:03:38,218 --> 00:03:40,721 お前に教えてもらった 仙力せんりきがなければ— 36 00:03:40,804 --> 00:03:42,514 母上は倒せなかった 37 00:03:42,598 --> 00:03:44,975 (ガマ丸) どうしても行くのか 兄弟 38 00:03:45,225 --> 00:03:48,979 ああ 私には やらねばならぬことがある 39 00:03:49,271 --> 00:03:51,148 何をするつもりじゃ? 40 00:03:51,398 --> 00:03:53,734 (ハゴロモ)旅の目的は 2つ 41 00:03:54,360 --> 00:04:00,282 1つは… 十尾から分けた 9匹の尾獣びじゅうの住みかを探すことだ 42 00:04:00,991 --> 00:04:03,994 この連中が 互いに ケンカをせぬよう— 43 00:04:04,078 --> 00:04:07,122 その力が 人々に悪用されぬよう— 44 00:04:07,206 --> 00:04:09,959 慎重に 故郷を見定めようと思う 45 00:04:11,502 --> 00:04:13,337 2つ目の目的は— 46 00:04:13,420 --> 00:04:16,590 この荒れ果てた地上を 復元することだ 47 00:04:17,007 --> 00:04:18,592 母上との戦いで— 48 00:04:18,676 --> 00:04:21,971 私たちは 地上に 莫大ばくだいな傷を残してしまった 49 00:04:23,055 --> 00:04:26,016 私は その罪つみを 償わなければならない 50 00:04:26,266 --> 00:04:27,643 そうか… 51 00:04:28,477 --> 00:04:31,146 そうじゃのう それが いいかもしれん 52 00:04:31,230 --> 00:04:33,440 だが 道は厳しいぞ 53 00:04:33,524 --> 00:04:34,775 (ハゴロモ)分かっている 54 00:04:35,234 --> 00:04:38,529 (ガマ丸)実は 昨日 夢を見た (ハゴロモ)夢? 55 00:04:38,779 --> 00:04:40,948 ガマは めったに夢を見ぬ 56 00:04:41,156 --> 00:04:43,826 見た夢は 必ず現実となる 57 00:04:44,118 --> 00:04:46,787 ガマの夢は運命じゃからのう 58 00:04:46,870 --> 00:04:48,288 (ハゴロモ)どんな夢だ? 59 00:04:49,206 --> 00:04:50,833 遠い未来に— 60 00:04:50,916 --> 00:04:56,005 9匹のケダモノの名を呼び 戯れる 碧眼へきがんの少年が現れる 61 00:04:56,505 --> 00:04:59,383 その子が 奇跡を呼び起こす夢じゃ 62 00:04:59,466 --> 00:05:02,052 再び 乱世が やってくるというのか? 63 00:05:02,136 --> 00:05:03,387 (ガマ丸)分からぬ 64 00:05:03,470 --> 00:05:06,890 では… 私が これから やることも ムダか? 65 00:05:06,974 --> 00:05:09,059 気にする必要はない 66 00:05:09,143 --> 00:05:13,397 避けようと思って 避けられるのは 運命などではないからのう 67 00:05:15,190 --> 00:05:17,860 お前は お前の道を行くとええ 68 00:05:17,943 --> 00:05:20,863 縁があったら また会おうぞ 兄弟 69 00:05:21,488 --> 00:05:24,408 うむ さらばだ 70 00:06:04,698 --> 00:06:07,367 どうやら 1つ目の試練のようだな 71 00:06:09,536 --> 00:06:10,537 (フタミ)ん? 72 00:06:20,714 --> 00:06:23,675 おい おい おい おい 何してんだ? 73 00:06:25,260 --> 00:06:26,929 (ハゴロモ)橋を直すのさ 74 00:06:27,012 --> 00:06:30,224 (フタミ)は? お前 何 余計なことしてんだよ 75 00:06:31,141 --> 00:06:32,643 なぜ 余計だ? 76 00:06:32,726 --> 00:06:35,187 橋は みんなにとって 必要なはずだ 77 00:06:35,562 --> 00:06:39,733 みんなにとって必要だから 俺には あっちゃ困るのよ 78 00:06:39,983 --> 00:06:43,028 (ハゴロモ) ほう 面白いことを言うな 79 00:06:43,112 --> 00:06:47,533 いいか この橋が壊れてるから みんな ここで立ち止まる 80 00:06:47,616 --> 00:06:49,493 そこで 俺の出番だ 81 00:06:49,743 --> 00:06:51,161 そいつのもとに行って— 82 00:06:51,245 --> 00:06:53,789 俺が この川を 無事に渡してあげましょうと— 83 00:06:53,872 --> 00:06:55,499 荷物を預かる 84 00:06:55,916 --> 00:06:59,044 そしたら すたこらさっさと 逃げちまうのさ 85 00:06:59,128 --> 00:07:01,547 こう見えても 足には自信があるんだ 86 00:07:01,630 --> 00:07:03,757 それが 俺の商売よ 87 00:07:03,841 --> 00:07:08,554 フフッ なるほど お前は この壊れた橋で食っている— 88 00:07:08,679 --> 00:07:10,139 泥棒というわけか 89 00:07:10,222 --> 00:07:11,306 そうよ 90 00:07:11,390 --> 00:07:14,017 だから 余計なことされると 困るのさ 91 00:07:14,309 --> 00:07:17,855 (ハゴロモ) だが 橋を直して困るのは お前一人だ 92 00:07:17,938 --> 00:07:19,606 多くの人は困らない 93 00:07:19,690 --> 00:07:22,526 (フタミ) てめえ やめろって言ってんのが 分からねえのか 94 00:07:25,112 --> 00:07:26,113 ううっ… 95 00:07:32,077 --> 00:07:34,621 なんで お前 そんなことするんだよ 96 00:07:34,705 --> 00:07:37,040 (ハゴロモ) 私は罪を償っている 97 00:07:37,332 --> 00:07:40,043 (フタミ)お前… 罪人なのか? 98 00:07:40,127 --> 00:07:41,962 似たようなものだ 99 00:07:45,174 --> 00:07:48,802 (男性) 何だ この橋は渡れないのか 100 00:07:49,344 --> 00:07:51,805 旦那 お困りのようですね 101 00:07:52,139 --> 00:07:56,393 ですが あっしに任せてくれれば 川の向こうへ お渡ししますぜ 102 00:07:56,476 --> 00:07:58,312 (男性)おおっ (ハゴロモ)よすのだな 103 00:07:58,604 --> 00:08:01,023 (ハゴロモ)その男は泥棒だ (男性)なっ… 104 00:08:01,356 --> 00:08:03,108 うっ ん… 105 00:08:03,358 --> 00:08:04,818 俺をバカにするな 106 00:08:05,444 --> 00:08:07,154 (男性)ふっ (フタミ)あっ… 107 00:08:08,197 --> 00:08:11,575 おい てめえ 人の商売の邪魔するんじゃねえ 108 00:08:12,492 --> 00:08:13,493 チッ… 109 00:08:13,827 --> 00:08:17,039 (ハゴロモ) 私は この橋を直すまで ここを動かん 110 00:08:17,122 --> 00:08:19,208 別の橋に行ったほうがいいぞ 111 00:08:19,291 --> 00:08:23,086 (フタミ)バカ言え 俺たちにも 縄張りってもんがあるんだよ 112 00:08:23,503 --> 00:08:25,380 他のとこになんて行けるか 113 00:08:25,464 --> 00:08:28,091 では どうせなら 手伝ったらどうだ? 114 00:08:28,175 --> 00:08:31,345 橋が完成すれば 私は よそへ行く 115 00:08:31,428 --> 00:08:33,430 ふざけたこと言ってんじゃねえ 116 00:08:33,513 --> 00:08:36,266 (ハゴロモ) そうか ではしかたない 117 00:08:36,350 --> 00:08:38,852 そこで 橋が直るまで待つのだな 118 00:08:46,610 --> 00:08:47,903 (木を折る音) 119 00:08:49,154 --> 00:08:50,364 (置く音) (フタミ)うっ… 120 00:08:56,495 --> 00:08:58,121 (木が倒れる音) 121 00:09:01,458 --> 00:09:06,380 うっ チクショウ こうなったら邪魔して… 122 00:09:07,089 --> 00:09:09,132 う〜ん… 123 00:09:10,676 --> 00:09:12,052 あの野郎… 124 00:09:13,303 --> 00:09:15,889 どんな バカ力してやがんだ あっ 125 00:09:23,981 --> 00:09:25,774 ん… 126 00:10:01,184 --> 00:10:02,185 ハア… 127 00:10:11,445 --> 00:10:14,197 ああ… もう 128 00:10:16,116 --> 00:10:18,327 おい しっかりしやがれ 129 00:10:18,952 --> 00:10:19,995 急がねえと— 130 00:10:20,078 --> 00:10:22,873 せっかく集めた材木が 流されちまうぞ 131 00:10:22,956 --> 00:10:25,876 (ハゴロモ) ほう 手伝ってくれるのか 132 00:10:25,959 --> 00:10:29,171 俺は さっさと あんたに どっかに行ってもらいたいんだ 133 00:10:29,254 --> 00:10:31,882 橋ができたら 俺が ぶっ壊してやる 134 00:10:31,965 --> 00:10:32,966 (ハゴロモ)フフッ… 135 00:10:33,633 --> 00:10:35,886 私の名前は ハゴロモだ 136 00:10:36,136 --> 00:10:37,471 俺は フタミだ 137 00:10:37,721 --> 00:10:39,848 (ハゴロモ)よろしくな フタミ 138 00:10:51,735 --> 00:10:54,738 (フタミの荒い息) 139 00:10:55,489 --> 00:10:57,532 (フタミ)痛いてっ (子供)何やってんだよ 140 00:10:57,616 --> 00:11:00,911 見て分かんねえのか 橋を造ってんだよ 141 00:11:00,994 --> 00:11:02,371 お前 泥棒だろ? 142 00:11:02,454 --> 00:11:05,332 そんなことしても 悪さしたことは消えないぞ 143 00:11:05,415 --> 00:11:08,001 うるせえ どっか行け このガキ 144 00:11:08,377 --> 00:11:09,378 ん… 145 00:11:10,754 --> 00:11:14,758 ハハハハッ これで お前も 私と同じだな 146 00:11:14,841 --> 00:11:19,012 同じなもんか 俺は 罪を償ってるわけじゃねえ 147 00:11:19,096 --> 00:11:22,057 橋ができたら 絶対に ぶっ壊してやる 148 00:11:41,118 --> 00:11:43,453 やっと3分の1かよ 149 00:11:44,913 --> 00:11:48,750 壊すのは簡単だが 造るのは骨が折れる 150 00:11:50,293 --> 00:11:54,506 こんだけ丈夫に 造り直せば そう簡単には壊れないぜ 151 00:11:54,589 --> 00:11:58,051 (ハゴロモ)そうだな だが あまり頑丈に造りすぎると— 152 00:11:58,468 --> 00:12:00,846 お前が壊す時に 骨が折れるぞ 153 00:12:00,929 --> 00:12:04,474 えっ… ヘヘッ… 154 00:12:05,058 --> 00:12:06,059 あっ 155 00:12:06,393 --> 00:12:08,687 おい コラ かっぱらうんじゃねえ 156 00:12:08,770 --> 00:12:11,690 そいつは 橋を造る材料なんだからな 157 00:12:11,773 --> 00:12:13,316 (男性)俺たちも手伝います 158 00:12:13,400 --> 00:12:14,734 (フタミ)え? (男性)だって— 159 00:12:14,818 --> 00:12:16,987 俺たちが使う橋ですから 160 00:12:17,446 --> 00:12:19,072 (材木が崩れる音) 161 00:12:19,156 --> 00:12:21,158 (フタミ) …ったく 危なっかしいなあ 162 00:12:21,241 --> 00:12:23,577 (フタミ)もっと小さいのにしろ (子供)うん 163 00:12:41,678 --> 00:12:43,847 (フタミ) やった やった やった! 164 00:12:44,181 --> 00:12:48,602 橋が完成したぞ アハッ フフッ… 165 00:12:48,935 --> 00:12:52,147 (子供)うおお… すっげえ〜っ 166 00:12:53,607 --> 00:12:56,943 (ハゴロモ)完成したな 壊しがいのある橋だ 167 00:12:57,027 --> 00:12:58,361 (フタミ)何言ってんだ 168 00:12:58,445 --> 00:13:02,073 こんな苦労してつくったのに ぶっ壊せるわけねえだろ 169 00:13:02,365 --> 00:13:04,868 (ハゴロモ)ハッハッハ… 170 00:13:05,494 --> 00:13:07,579 お前は よいことをしたな 171 00:13:07,871 --> 00:13:11,124 私は 新たな地へ 向かう時が来たようだ 172 00:13:11,208 --> 00:13:13,168 達者でな フタミ 173 00:13:20,967 --> 00:13:24,471 (フタミ)おい 待ってくれよ 俺も 一緒に行くよ 174 00:13:24,721 --> 00:13:29,142 (ハゴロモ)ほう あの橋が お前の住みかではないのか? 175 00:13:29,351 --> 00:13:34,773 あんな立派な橋ができたんじゃ 俺の商売は あがったりだぜ 176 00:13:37,734 --> 00:13:42,364 (ハゴロモ)よき行いをすると 人々に感謝されて気分がいい 177 00:13:42,447 --> 00:13:46,201 そして 気分がよくなるために さらに よいことをする 178 00:13:46,284 --> 00:13:48,787 それが よき行いの輪廻りんねだ 179 00:13:49,037 --> 00:13:52,374 確かに… そう言われればそうだ 180 00:13:52,457 --> 00:13:54,543 あんた いいこと言うな 181 00:13:54,960 --> 00:13:57,796 そういや ずっと聞けなかったけど— 182 00:13:58,547 --> 00:14:00,590 あんた 一体 何者なんだ? 183 00:14:04,886 --> 00:14:08,807 私は かつて この世界をめちゃくちゃにした 184 00:14:08,890 --> 00:14:10,141 (フタミ)何年か前に— 185 00:14:10,225 --> 00:14:13,812 あっちこっちで 大津波や大噴火が 立て続けにあったけど— 186 00:14:14,354 --> 00:14:17,315 まさか それが あんたのせいだっていうのか? 187 00:14:19,859 --> 00:14:22,487 そんなことが 人にできるわけねえだろ 188 00:14:22,571 --> 00:14:24,781 それに そんな力があるなら— 189 00:14:24,864 --> 00:14:27,075 さっさと 橋を直せばいいじゃねえか 190 00:14:27,409 --> 00:14:29,828 あんなに 汗水流さなくても… 191 00:14:30,036 --> 00:14:33,582 私はもう 余計な力は使わぬと決めた 192 00:14:34,374 --> 00:14:37,502 そうでなければ 人々の心は分からぬ 193 00:14:37,711 --> 00:14:39,337 (ハゴロモ)手を出してみろ (フタミ)え? 194 00:14:45,677 --> 00:14:48,972 何だ これ… 力が湧いてくる 195 00:14:49,055 --> 00:14:51,891 今 お前に 力を渡したのだ 196 00:14:51,975 --> 00:14:52,976 力? 197 00:14:53,059 --> 00:14:57,105 (ハゴロモ)そうだな… “チャクラ”とでも呼ぼうか 198 00:14:57,188 --> 00:14:59,816 いわば 人と人をつなぐ力だ 199 00:14:59,941 --> 00:15:03,403 そういうものであってほしいと 私は願っている 200 00:15:03,486 --> 00:15:05,697 (フタミ) 俺は それをもらったのか? 201 00:15:06,072 --> 00:15:10,535 そうだ だが誰にでも 分け与えられるものではない 202 00:15:10,619 --> 00:15:14,247 お前の心が 私に近くなったからだ 203 00:15:14,331 --> 00:15:17,000 お前は 善の心を知ったのだ 204 00:15:21,254 --> 00:15:22,547 何のマネだ? 205 00:15:22,631 --> 00:15:25,634 (フタミ) 俺を あんたの弟子にしてくれ 206 00:15:25,717 --> 00:15:26,968 (ハゴロモ)弟子だと? 207 00:15:27,052 --> 00:15:30,889 ああ あんたには 何か特別なものを感じる 208 00:15:30,972 --> 00:15:33,933 俺は ずっと つまらない人生を生きてきた 209 00:15:34,017 --> 00:15:37,854 何の価値もねえ人生だ だけど あんたは違う 210 00:15:37,937 --> 00:15:41,024 あんたは きっと 大きなことを 成し遂げる人だ 211 00:15:41,274 --> 00:15:44,653 だから… あんたといれば 俺のちんけな人生も— 212 00:15:44,736 --> 00:15:47,155 ちょっとくらい 価値が出ると思うんだ 213 00:15:47,656 --> 00:15:50,116 人の役に立ちたくなったか 214 00:15:50,200 --> 00:15:52,202 あの橋を造ったことは… 215 00:15:52,702 --> 00:15:55,163 あの時 喜んでくれた人たちの笑顔は— 216 00:15:55,246 --> 00:15:57,165 俺の生涯の誇りだ 217 00:15:57,415 --> 00:16:00,168 あの時のみんなの顔が 忘れられねえ 218 00:16:00,502 --> 00:16:02,420 きっとそれが あんた… 219 00:16:02,712 --> 00:16:05,924 いえ ハゴロモ様の言った絆きずなだ 220 00:16:09,969 --> 00:16:13,682 お前は 私に 大きなことを教えてくれた 221 00:16:13,765 --> 00:16:14,766 (フタミ)あっ… 222 00:16:14,849 --> 00:16:19,020 私の旅には もう1つ 大きな目的ができたようだ 223 00:16:19,521 --> 00:16:24,192 3つ目の目的 チャクラによる人々の絆だ 224 00:16:25,151 --> 00:16:26,152 うん 225 00:16:38,039 --> 00:16:39,040 (ミツオ)ヘッ 226 00:16:39,958 --> 00:16:44,379 旦那 旦那 橋が壊れてて お困りでしょう 227 00:16:44,462 --> 00:16:47,674 あっしが向こう側へ 渡る方法を… おっ 228 00:16:48,007 --> 00:16:52,679 お前 なんで こんな所に… ここは 俺の縄張りだぞ 229 00:16:53,430 --> 00:16:55,974 今から この橋を造り直すぞ 230 00:16:56,057 --> 00:16:58,601 は? 何言ってんだ この野郎 231 00:16:58,685 --> 00:17:02,063 (フタミ)いいから 今日から お前も善人になるんだよ 232 00:17:02,147 --> 00:17:05,150 (ミツオ) お前 頭おかしくなったのか? 233 00:17:05,442 --> 00:17:08,987 (ハゴロモの笑い声) 234 00:17:10,488 --> 00:17:12,407 (ハゴロモ) やがて 徐々にだが— 235 00:17:12,490 --> 00:17:18,496 人々の中にも わしの考えを 理解しようとする者たちが現れた 236 00:17:18,580 --> 00:17:22,500 その中には わしと共に 人々のために 一緒に— 237 00:17:22,584 --> 00:17:27,005 旅をしてくれる者たちまで 現れるようになった 238 00:17:28,548 --> 00:17:32,260 この頃から わしは その者たちを弟子とし— 239 00:17:32,343 --> 00:17:35,430 自分のチャクラを分け与えていった 240 00:17:35,513 --> 00:17:40,310 そして その絆を わしたちは 忍宗と名付けた 241 00:17:41,895 --> 00:17:46,566 わしは 弟子たちと共に修業し 考え続けた 242 00:17:47,484 --> 00:17:51,571 命とは何か 愛とは何か 243 00:17:52,280 --> 00:17:54,699 力とは何なのかを 244 00:17:55,450 --> 00:17:59,162 わしたちは いつか チャクラでできる人の絆が— 245 00:17:59,454 --> 00:18:02,665 世界を平和に導くと信じたのだ 246 00:18:03,625 --> 00:18:07,086 わしたちの旅は果てしなく続いた 247 00:18:07,754 --> 00:18:11,341 途方もなく 荒れ果てた地を直しながら… 248 00:18:13,760 --> 00:18:15,178 そして その中で— 249 00:18:15,595 --> 00:18:19,307 尾獣たちを解放するための 場所を見つけては— 250 00:18:19,390 --> 00:18:23,269 そこに 監視のための祠ほこらを造った 251 00:18:27,774 --> 00:18:29,692 弟子たちの多くは— 252 00:18:29,776 --> 00:18:32,904 荒れ地をわしの代わりに 修復するため— 253 00:18:32,987 --> 00:18:35,240 各地へと散っていった 254 00:18:35,740 --> 00:18:40,119 こうして 忍宗は 世界の各地に広まっていったのだ 255 00:18:41,329 --> 00:18:44,249 その後 わしは 死の間際— 256 00:18:44,332 --> 00:18:48,795 自分の中にいた尾獣たちを 彼らの故郷に放った 257 00:18:48,878 --> 00:18:53,508 彼らが 平穏に暮らせる日々が やってくることを祈りながら 258 00:18:55,718 --> 00:18:58,054 私は もう長くない 259 00:18:58,680 --> 00:19:02,392 守鶴しゅかく 又旅またたび 磯撫いそぶ 孫悟空そんごくう— 260 00:19:02,475 --> 00:19:07,105 穆王こくおう 犀犬さいけん 重明ちょうめい 牛鬼ぎゅうき 九喇嘛くらま 261 00:19:07,647 --> 00:19:10,567 離れていても お前たちは いつも一緒だ 262 00:19:11,568 --> 00:19:14,445 いずれ 一つになる時がこよう 263 00:19:14,529 --> 00:19:19,200 それぞれの名を持ち 今までとは違う形でな 264 00:19:19,492 --> 00:19:24,372 そして 私の中にいた時と違い 正しく導かれる 265 00:19:24,455 --> 00:19:26,749 本当の力とは何か 266 00:19:28,209 --> 00:19:29,711 その時まで… 267 00:19:37,260 --> 00:19:42,432 しかし お前たちも知ってのとおり わしの思いとは裏腹に— 268 00:19:42,515 --> 00:19:45,518 長い歴史の中で 尾獣たちの力を— 269 00:19:45,602 --> 00:19:49,355 悪用しようとする者たちが 次々と現れ— 270 00:19:49,439 --> 00:19:54,444 彼らは 人間に 愛想をつかしてしまうのだが… 271 00:19:55,028 --> 00:19:56,863 話を戻そう 272 00:19:56,946 --> 00:19:59,949 わしたちは 長い旅を続け— 273 00:20:00,033 --> 00:20:03,828 ようやく3つの目的が ひと段落し— 274 00:20:03,912 --> 00:20:10,293 村に戻ったわしは その地を忍宗の総本山とした 275 00:20:11,461 --> 00:20:16,215 わしは そこで 妻をめとり 2人の子供を授かった 276 00:20:17,050 --> 00:20:20,720 それが インドラとアシュラだ 277 00:20:21,179 --> 00:20:24,098 アシュラを産んでから 2人の母は— 278 00:20:24,182 --> 00:20:28,227 産後の肥立ちが悪く まもなく この世を去った 279 00:20:28,895 --> 00:20:31,731 しかし 2人の息子は 元気に育った 280 00:20:32,023 --> 00:20:34,734 2人は 仲のよい兄弟だった 281 00:20:35,109 --> 00:20:37,487 兄は常に 弟を思い— 282 00:20:37,737 --> 00:20:41,240 弟は常に 兄の背を追いかけた 283 00:20:45,495 --> 00:20:49,916 だが わしは この時 まだ気づいていなかった 284 00:20:50,416 --> 00:20:52,502 息子たちを利用しようと— 285 00:20:53,002 --> 00:20:58,466 既に 闇の力が うごめきはじめていたことに 286 00:21:05,348 --> 00:21:11,354 ♪〜 287 00:22:28,931 --> 00:22:34,937 〜♪ 288 00:22:37,648 --> 00:22:39,692 (ハゴロモ)その頃の忍宗は— 289 00:22:39,776 --> 00:22:43,112 まだ 武術的要素は 持っていなかった 290 00:22:43,196 --> 00:22:46,616 そもそも わしの望みは 心の絆だ 291 00:22:46,866 --> 00:22:49,619 だが インドラの発明により— 292 00:22:49,702 --> 00:22:53,790 忍宗の流れは 大きく変わることになった 293 00:22:54,582 --> 00:22:56,709 次回の「ナルト疾風伝」は… 294 00:22:59,670 --> 00:23:03,466 忍宗の天才と呼ぶに ふさわしかった