1 00:00:02,503 --> 00:00:12,513 ♪~ 2 00:00:13,013 --> 00:00:14,432 (紫苑) ああっ! 3 00:00:14,515 --> 00:00:16,434 (ネズミ) うっ! 4 00:00:16,517 --> 00:00:21,439 俺のルートを正確にたどれ! (紫苑) やっぱ無理だ 僕には こんな崖。 5 00:00:21,522 --> 00:00:24,525 (ネズミ) 対等でいたいんじゃ なかったのか? 6 00:00:24,525 --> 00:00:35,536 ♪~ 7 00:00:35,536 --> 00:00:38,456 (紫苑) ネズミ ここは…。 8 00:00:38,539 --> 00:00:40,458 (ネズミ) あっ…! 9 00:00:40,541 --> 00:00:43,544 逆らうな。 おとなしく捕まれ。 10 00:00:46,547 --> 00:00:56,557 ♪~ 11 00:02:29,733 --> 00:02:33,320 (老) なぜ戻ってきた? ネズミ。 12 00:02:33,362 --> 00:02:36,323 (紫苑) 誰? (ネズミ) 俺の名付け親だ。 13 00:02:36,365 --> 00:02:41,328 (紫苑) えっ。 (ネズミ) 話を聞きに来た。 NO.6の話だ。 14 00:02:41,370 --> 00:02:44,331 (老) 言ったはずだ。 とらわれずに生きろと。 15 00:02:44,373 --> 00:02:48,335 (ネズミ) まやかしだ。 NO.6がある限り 自由になど なれない。 16 00:02:48,377 --> 00:02:51,338 (老) お前の言う自由とは? 17 00:02:51,380 --> 00:02:54,341 (ネズミ) NO.6を葬ることだ。 18 00:02:54,383 --> 00:02:56,343 \(失笑) 19 00:02:56,385 --> 00:03:00,347 \ 「葬る」だって? \ 怪物を退治するんだって。 20 00:03:00,389 --> 00:03:04,351 \(失笑) 21 00:03:04,393 --> 00:03:08,355 (老) あの街は魔物だ。 打ち勝つことなど できない。 22 00:03:08,397 --> 00:03:11,358 (ネズミ) なぜ言い切れる? 自分がつくった街だからか! 23 00:03:11,400 --> 00:03:14,361 それが魔物に育つところを 目にしたからか! 24 00:03:14,403 --> 00:03:17,406 (紫苑) NO.6をつくった!? 25 00:03:29,376 --> 00:03:31,295 (紫苑) それ 力河さんの…。 26 00:03:31,378 --> 00:03:36,300 (ネズミ) この女は ここにいる紫苑の母親。 名は 火藍という。 27 00:03:36,383 --> 00:03:39,303 (老) 火藍…。 (ネズミ) そう。 28 00:03:39,386 --> 00:03:43,307 そして 真ん中にいるのが 他ならぬ あんただ。 29 00:03:43,390 --> 00:03:46,310 (紫苑) ど… どういうことだ ネズミ! 30 00:03:46,393 --> 00:03:48,312 どうして 母さんと この人が一緒に!? 31 00:03:48,395 --> 00:03:51,398 (ネズミ) 知るもんか。 だから聞いている。 32 00:04:02,409 --> 00:04:08,415 \(足音) 33 00:04:14,421 --> 00:04:17,341 (老) 紫苑といったか。 こちらへ。 34 00:04:17,424 --> 00:04:20,344 (ネズミ) いいのか? かみつかれるかもしれないぜ。 35 00:04:20,427 --> 00:04:25,349 こう見えて 意外と凶暴なんだ。 >> お前の連れてきた少年だ。 36 00:04:25,432 --> 00:04:30,270 清廉なだけではあるまいし 邪悪なだけでもなかろう。 37 00:04:30,354 --> 00:04:33,357 体の傷を見せておくれ。 38 00:04:48,372 --> 00:04:52,292 (老) やはり 寄生蜂か。 39 00:04:52,376 --> 00:04:55,379 (紫苑) 知ってるんですか!? 寄生蜂について。 40 00:04:57,381 --> 00:05:02,302 聞かせてもらおう 紫苑。 お前の身に起きたことを→ 41 00:05:02,386 --> 00:05:04,388 最初から全て。 42 00:05:06,390 --> 00:05:08,308 (火藍)「疫病」? 43 00:05:08,392 --> 00:05:10,310 (楊眠) 断定はできない。→ 44 00:05:10,394 --> 00:05:14,314 だが 原因不明の病死が 相次いでいるのは事実だ。→ 45 00:05:14,398 --> 00:05:16,316 こないだも言ったろう。→ 46 00:05:16,400 --> 00:05:20,320 僕のネットワーク仲間の情報は 正確だって。 47 00:05:20,404 --> 00:05:26,285 (楊眠) それに 目撃した人々全てが 当局によって連行されている。 48 00:05:26,326 --> 00:05:30,330 もちろん それきり帰ってこない。 煙のように…。 49 00:05:32,332 --> 00:05:36,295 (楊眠) 火藍。 NO.6は全てを奪う。 50 00:05:36,336 --> 00:05:42,342 自分に都合の悪いものは全て…。 君から 紫苑を奪ったようにね。 51 00:05:51,351 --> 00:05:58,317 (沙布)《どこ…? 私は どこにいるの?》→ 52 00:05:58,358 --> 00:06:03,322 《あなたたちは… 誰?》 53 00:06:03,363 --> 00:06:06,325 (研究者) 見てくれ。 シンクロ率が どんどん上がってる。 54 00:06:06,366 --> 00:06:09,328 (研究者) 当然だ。 このために どれだけのエリートを→ 55 00:06:09,369 --> 00:06:11,330 犠牲にしてきたと思ってる。 56 00:06:11,371 --> 00:06:14,333 (研究者) 上層部で 問題に挙がってるらしいな。 57 00:06:14,374 --> 00:06:18,337 (研究者) 気にする必要はない。 彼女を覚醒させれば黙るさ。 58 00:06:18,378 --> 00:06:21,340 (沙布)《私?》 (研究者) このサンプルを使って…。 59 00:06:21,381 --> 00:06:28,263 (沙布)《私はサンプル? 彼女って誰?》→ 60 00:06:28,347 --> 00:06:31,266 《怖い… 怖いわ》→ 61 00:06:31,350 --> 00:06:35,270 《紫苑… 紫苑… 紫苑!》 62 00:06:35,354 --> 00:06:39,274 (紫苑) 何? (沙布) ねえ 覚えてる? 紫苑。→ 63 00:06:39,358 --> 00:06:42,277 4年前の誕生日に 淡紫色のセーターをあげたの。 64 00:06:42,361 --> 00:06:46,281 (紫苑) 覚えてるよ。 沙布のおばあさまが編んでくれた。 65 00:06:46,365 --> 00:06:52,287 >> まだ持ってる? (紫苑) ああ…。 その あげちゃった。 66 00:06:52,371 --> 00:06:54,289 えっ…。→ 67 00:06:54,373 --> 00:06:58,293 あげたって 誰に? (紫苑) 言えない。 68 00:06:58,377 --> 00:07:01,380 (沙布) どうして? (紫苑) どうしても。 69 00:07:03,382 --> 00:07:07,302 >> ネズミ? (紫苑) あっ ほら! 70 00:07:07,386 --> 00:07:12,307 聞こえる…。 >> 「聞こえる」って何が? 71 00:07:12,391 --> 00:07:18,313 (紫苑) 歌だよ。 ほら 耳を澄ませてごらん。 72 00:07:18,397 --> 00:07:24,319 (女性)《♪「大地よ 雨風よ」→ 73 00:07:24,403 --> 00:07:32,286 ♪「天よ 光よ」》 (沙布) 何…。 何? この歌。 74 00:07:32,327 --> 00:07:37,291 (女性) 《♪「ここに 全てをとどめて」》 75 00:07:37,332 --> 00:07:40,294 やめて…。 やめて!→ 76 00:07:40,335 --> 00:07:44,298 やめてぇぇぇ!! 77 00:07:44,339 --> 00:07:48,302 (ネズミ) やめ… ろ! 78 00:07:48,343 --> 00:07:50,304 やめてくれ! 79 00:07:50,345 --> 00:07:52,306 (紫苑) しっかりしろ ネズミ! 80 00:07:52,347 --> 00:07:55,350 水を…。 水を下さい! 81 00:08:00,355 --> 00:08:04,318 (ネズミ) また 歌が聞こえた…。 (紫苑)「歌」? 82 00:08:04,359 --> 00:08:09,323 (老) どんな歌だ! (ネズミ) どんなって…。 83 00:08:09,364 --> 00:08:12,367 その歌を歌えるか? 84 00:08:22,377 --> 00:08:34,348 ♪「風は魂をさらい (ネズミ) 人は心を奪う」 85 00:08:34,389 --> 00:08:39,353 ♪「大地よ 雨風よ」 86 00:08:39,394 --> 00:08:46,360 ♪「天よ 光よ」 87 00:08:46,401 --> 00:08:52,366 ♪「ここに 全てをとどめて」 88 00:08:52,407 --> 00:08:58,372 ♪「ここに 全てをとどめ」 89 00:08:58,413 --> 00:09:07,381 ♪「ここで生きて」 90 00:09:07,422 --> 00:09:19,393 ♪「魂よ 心よ 愛よ 思いよ」 91 00:09:19,434 --> 00:09:31,405 ♪「ここに帰り ここに とどまって」 92 00:09:33,407 --> 00:09:36,410 (紫苑) あっ…。 大丈夫か ネズミ! 93 00:09:39,413 --> 00:09:44,418 まだ 歌える者が 残っていたとは…。 94 00:09:46,420 --> 00:09:50,340 (老) ネズミ。 お前が 紫苑と共に帰ってきたのも→ 95 00:09:50,424 --> 00:09:54,344 運命だったのかもしれん。 96 00:09:54,428 --> 00:09:57,347 (紫苑) 教えてください 真実を。 97 00:09:57,431 --> 00:10:01,351 お話ししたとおり 僕は 沙布を助けたい。 98 00:10:01,435 --> 00:10:04,354 ネズミが こんなふうになったのは二度目だ。 99 00:10:04,438 --> 00:10:09,359 あなたは母の知り合いで NO.6の創設に関係し→ 100 00:10:09,443 --> 00:10:12,362 寄生蜂のことも知っている。 101 00:10:12,446 --> 00:10:14,364 そして 歌のことも。 102 00:10:14,448 --> 00:10:19,369 あなたは何者で どこまで知っているんですか。 103 00:10:19,453 --> 00:10:22,456 今度は あなたが話す番だ! 104 00:10:25,459 --> 00:10:29,296 (老) 真実を知ること 友人を助けること。→ 105 00:10:29,379 --> 00:10:34,301 2つは結び付くと思うか? (紫苑) 分かりません。 106 00:10:34,384 --> 00:10:38,305 ただ 僕は ずっと 真実を見ようとしてこなかった。 107 00:10:38,388 --> 00:10:41,308 遠ざけられていたとか 隠されていたとか→ 108 00:10:41,391 --> 00:10:43,310 そんなのは言い訳にならない。 109 00:10:43,393 --> 00:10:49,316 だから…。 だから 知りたい。 この世界の本当の姿を。 110 00:10:49,399 --> 00:10:53,320 悔いることになるやもしれんぞ。 111 00:10:53,403 --> 00:10:55,405 (紫苑) 覚悟しています。 112 00:10:59,409 --> 00:11:01,328 エリウリアス。 113 00:11:01,411 --> 00:11:04,331 (紫苑)「エリウリアス」? 114 00:11:04,414 --> 00:11:08,418 それが彼女の名前だ。 115 00:11:10,379 --> 00:11:14,716 {\an8}(力河) ない…。 ない…。 どこ行ったんだ チクショー! 116 00:11:14,800 --> 00:11:17,219 (イヌカシ) 何 捜してんの? 117 00:11:17,302 --> 00:11:20,222 (力河) イヌカシ 何しに来た? 118 00:11:20,305 --> 00:11:22,224 (イヌカシ) ちょっと 情報が欲しい。 119 00:11:22,307 --> 00:11:26,228 笑わせるな。 俺の情報が お前に買えるほど安いわけ…。 120 00:11:26,311 --> 00:11:30,232 (イヌカシ) 紫苑に関係あるんだけど。 (力河) 何!? 121 00:11:30,315 --> 00:11:33,235 紫苑が どうした! 何があった!? 122 00:11:33,318 --> 00:11:37,239 物々交換といこうじゃないか。 123 00:11:37,322 --> 00:11:41,243 (老) 私は NO.6の基盤を成す→ 124 00:11:41,326 --> 00:11:44,246 再生プロジェクトの 主要メンバーだった。→ 125 00:11:44,329 --> 00:11:49,251 度重なる戦禍。 残された6つの土地。→ 126 00:11:49,334 --> 00:11:55,257 そこから いさかいも 貧困もない 理想都市を築こうとした。→ 127 00:11:55,340 --> 00:12:01,263 私は…。 いや 誰もが 情熱に燃えていた。 128 00:12:03,265 --> 00:12:06,226 (楊眠) だが うまくいかなかった。→ 129 00:12:06,268 --> 00:12:09,229 一握りのエリートたちによって 掲げられた理想は→ 130 00:12:09,271 --> 00:12:12,232 たちまち 権力へと変貌し→ 131 00:12:12,274 --> 00:12:15,235 盾突く者 異を唱える者→ 132 00:12:15,277 --> 00:12:18,238 疑問を持っただけの者さえ 徹底して排除した。→ 133 00:12:18,280 --> 00:12:23,243 それがNO.6の 今に至る本質さ。 134 00:12:23,285 --> 00:12:27,247 紫苑と 沙布という少女も…。 火藍?→ 135 00:12:27,289 --> 00:12:30,292 どうかした? 136 00:12:32,294 --> 00:12:34,254 (老) 瞬く間だった。→ 137 00:12:34,296 --> 00:12:38,258 恐ろしい速度で あの都市は育っていった。→ 138 00:12:38,300 --> 00:12:42,262 堅牢な よろいをまとった 怪物へと。→ 139 00:12:42,304 --> 00:12:45,265 私は そのことにも気付かず→ 140 00:12:45,307 --> 00:12:50,270 周辺の環境調査に没頭していた。 141 00:12:50,312 --> 00:12:55,275 そして出会ったのだ エリウリアスに。 142 00:12:55,317 --> 00:12:59,196 (紫苑) 誰なんですか? そのエリウリアスというのは。 143 00:12:59,279 --> 00:13:02,199 (老) 偉大なる王…。 支配者。→ 144 00:13:02,282 --> 00:13:06,286 人間が及びもつかない 絶対的な力。 145 00:13:08,288 --> 00:13:14,211 初めて 彼女と出会ったとき 私も そんな顔をしていたよ。 146 00:13:14,294 --> 00:13:17,214 私は 彼女に夢中になった。→ 147 00:13:17,297 --> 00:13:20,217 そして 研究に埋没し→ 148 00:13:20,300 --> 00:13:23,220 膨大なリポートを 上層部に提出した。→ 149 00:13:23,303 --> 00:13:28,225 だが その結果 殺されかかった。→ 150 00:13:28,308 --> 00:13:33,230 そのころには NO.6は 邪魔者を排除することに→ 151 00:13:33,313 --> 00:13:36,233 何の ためらいも なくなっていた。→ 152 00:13:36,316 --> 00:13:38,235 私は逃げるしかなかった。→ 153 00:13:38,318 --> 00:13:43,240 居住可能地域外とされる この渓谷へ。 154 00:13:43,323 --> 00:13:46,243 (紫苑) じゃあ…。 (老) そうだ。→ 155 00:13:46,326 --> 00:13:51,248 ここにいるのは 皆 NO.6を追われた者たちだ。 156 00:13:51,331 --> 00:13:56,169 (ネズミ) だが やつらの欲望は とどまるところを知らなかった。 157 00:13:56,253 --> 00:14:00,173 エリウリアスと遭遇した かの地には→ 158 00:14:00,257 --> 00:14:03,176 森の民と呼ばれる人がいた。 159 00:14:03,260 --> 00:14:06,179 自然をあがめ 調和して生きる人々だ。 160 00:14:06,263 --> 00:14:12,185 彼らが 敬い たたえていたのが エリウリアスだった。→ 161 00:14:12,269 --> 00:14:17,190 だが NO.6は 彼女を… その力を手に入れるため→ 162 00:14:17,274 --> 00:14:19,192 かの地に攻め込み…。 163 00:14:19,276 --> 00:14:22,195 (放射音) 164 00:14:22,279 --> 00:14:24,197 (老) 人々を焼き払った。 165 00:14:24,281 --> 00:14:27,200 \(悲鳴) 166 00:14:27,284 --> 00:14:30,203 (ネズミ)《ハァ… ハァ… ハァ… ハァ… うっ!》 167 00:14:30,287 --> 00:14:36,293 (老) そう。 ネズミを その親を 家族らを! 168 00:14:40,297 --> 00:14:46,303 (老) ネズミは 森の民の ただ1人の生き残りだ。 169 00:14:52,309 --> 00:14:54,227 (紫苑) ネズミ…。 170 00:14:54,311 --> 00:14:57,188 (ネズミ) 1つ聞きたいことがある。 171 00:14:57,230 --> 00:14:59,190 俺は エリウリアスを知らない。 172 00:14:59,232 --> 00:15:03,194 その姿を見たことも 声を聞いたことも…。 173 00:15:03,236 --> 00:15:06,197 (老) お前は 歌を聞いた。→ 174 00:15:06,239 --> 00:15:09,200 お前は エリウリアスに いざなわれている。 175 00:15:09,242 --> 00:15:12,203 その先が どこかは分からない。 176 00:15:12,245 --> 00:15:17,208 だが NO.6に 復讐を果たそうというのなら→ 177 00:15:17,250 --> 00:15:20,211 そのときは お前も虐殺者となる。 178 00:15:20,253 --> 00:15:25,216 自分が憎む相手と同じになる。 179 00:15:25,258 --> 00:15:27,260 (ネズミ) くっ…! 180 00:15:29,262 --> 00:15:32,265 (老) 紫苑 こちらへ。 181 00:15:36,269 --> 00:15:40,231 (老) ここに 私の研究の全てが収めてある。 182 00:15:40,273 --> 00:15:46,237 寄生蜂のこと エリウリアスのこと 森の民のこと。 183 00:15:46,279 --> 00:15:49,240 何もかもだ。→ 184 00:15:49,282 --> 00:15:54,245 お前の友人を救出した後 解読してみてくれ。 185 00:15:54,287 --> 00:15:57,248 (紫苑) 僕がですか? どうして…。 186 00:16:02,253 --> 00:16:05,173 私は NO.6で最初の→ 187 00:16:05,256 --> 00:16:10,261 蜂の宿主であり 生き延びた者なのだよ。 188 00:16:13,264 --> 00:16:16,184 (楊眠) これがNO.6の正体だ。→ 189 00:16:16,267 --> 00:16:19,187 信じられない? (火藍) いえ。→ 190 00:16:19,270 --> 00:16:23,191 ただ 何て言ったらいいか…。 191 00:16:23,274 --> 00:16:26,194 実はね 僕も→ 192 00:16:26,277 --> 00:16:31,199 大切なものを奪われたんだ。 NO.6にね。 193 00:16:31,282 --> 00:16:33,284 (起動音) 194 00:16:35,286 --> 00:16:37,205 妻と息子だ。→ 195 00:16:37,288 --> 00:16:40,208 学校の教師だった。→ 196 00:16:40,291 --> 00:16:44,212 紫苑と同じように ある日 突然 いなくなった。→ 197 00:16:44,295 --> 00:16:48,216 違うのは 行方不明者として 処理されたことくらいかな。 198 00:16:48,299 --> 00:16:52,220 (火藍) 何てこと…。 199 00:16:52,303 --> 00:16:55,223 だから 火藍 僕には分かる。 200 00:16:55,306 --> 00:17:00,228 君の気持ちが 痛いほど よく分かるんだ。 201 00:17:00,311 --> 00:17:03,231 (火藍) 違うわ 楊眠。 こんなこと間違ってる。 202 00:17:03,314 --> 00:17:06,234 失ったものを 他の何かで→ 203 00:17:06,317 --> 00:17:11,239 埋め合わせることなんて できないのよ。 だから…。 204 00:17:11,322 --> 00:17:14,242 仲間になれ。 (火藍) えっ? 205 00:17:14,325 --> 00:17:16,244 (楊眠) 僕の仲間に。→ 206 00:17:16,327 --> 00:17:22,250 みんな 大切な家族を 恋人を 友人を奪われた者たちばかりだ。→ 207 00:17:22,333 --> 00:17:27,338 この見せ掛けの理想都市に…。 虚飾と欺瞞に満ちた魔窟にね。 208 00:17:30,341 --> 00:17:32,343 考えておいてくれ。 209 00:17:49,360 --> 00:17:52,280 (紫苑) ネズミ…。 (ネズミ) 俺が NO.6をなぜ憎むのか。 210 00:17:52,363 --> 00:17:54,282 (紫苑) えっ? 211 00:17:54,365 --> 00:17:58,244 (ネズミ) あんたの目覚めを 少しばかり 良くしてやっただけだよ。 212 00:17:58,286 --> 00:18:04,250 まっ もうちょっと ましな情報が 手に入るかと思ったけど仕方ない。 213 00:18:04,292 --> 00:18:07,295 飯でも食ってから ゆっくり考えようぜ。 214 00:18:19,307 --> 00:18:23,269 (イヌカシ) おやおや。 ずいぶんと また ゆっくりな お戻りで。 215 00:18:23,311 --> 00:18:26,272 (紫苑) イヌカシ! 力河さん! 216 00:18:26,314 --> 00:18:29,275 紫苑 水くさいぞ! 217 00:18:29,317 --> 00:18:33,279 1人で NO.6に戻るなんて 無茶にも 程があるだろうが! 218 00:18:33,321 --> 00:18:37,283 (紫苑) えっ? でも…。 >> 火藍に会いに行くなら 行くと→ 219 00:18:37,325 --> 00:18:40,286 どうして 俺に 一言 言ってくれなかったんだ! 220 00:18:40,328 --> 00:18:42,288 (イヌカシ) ああ。 あれ 嘘。 (力河) えっ? 221 00:18:42,330 --> 00:18:45,291 (イヌカシ) ああ言えば おっさん すぐ 食い付くと思ってさ。 222 00:18:45,333 --> 00:18:48,294 何ぃ!? (ネズミ) これ 返しとくよ。 223 00:18:48,336 --> 00:18:50,296 あー! 224 00:18:50,338 --> 00:18:53,299 (ネズミ) おっさんに手伝ってもらえと 言った覚えはないぞ。 225 00:18:53,341 --> 00:18:55,301 かえって お荷物だ。 226 00:18:55,343 --> 00:18:58,221 矯正施設ってのが 俺1人じゃ担ぎきれないほどの→ 227 00:18:58,304 --> 00:19:01,224 大荷物なんだよ。 228 00:19:01,307 --> 00:19:03,226 (ネズミ) フゥ~。 まっ いいか。 229 00:19:03,309 --> 00:19:07,230 よくない! 説明しろ。 どういうことだ? 230 00:19:07,313 --> 00:19:10,233 お前ら いったい…。 (ネズミ) イヌカシから聞いたんだろ。 231 00:19:10,316 --> 00:19:13,236 俺と紫苑は 矯正施設に潜り込む。 232 00:19:13,319 --> 00:19:16,239 あんたは イヌカシと 事前に情報を集め→ 233 00:19:16,322 --> 00:19:21,244 その手ほどきをする。 それだけだ。 >> お前も一緒に? 234 00:19:21,327 --> 00:19:25,248 気は確かか!? 相手はNO.6だぞ。 235 00:19:25,331 --> 00:19:28,251 まして その矯正施設だなんて! 236 00:19:28,334 --> 00:19:33,256 (ネズミ) あそこは 都市の根幹に関わる 何かを担う特別な機関なんだ。 237 00:19:33,339 --> 00:19:38,261 矯正施設を破壊すれば NO.6そのものに亀裂が入る。 238 00:19:38,344 --> 00:19:42,265 かつて 記者魂に火を付けて 体当たりした あんたを→ 239 00:19:42,348 --> 00:19:45,268 あっさり突き落とした NO.6にな。 240 00:19:45,351 --> 00:19:48,271 何だ! その嫌みな物言いは。 241 00:19:48,354 --> 00:19:53,276 そんな挑発に この俺が…。 (イヌカシ) だったら 帰っていいよ。 242 00:19:53,359 --> 00:19:57,196 せいぜい 昔の写真を眺めて 青春の思い出に浸ってな。 243 00:19:57,280 --> 00:20:01,200 (力河) イヌカシ! てめえは いいのかよ。 244 00:20:01,284 --> 00:20:05,288 俺は もう決めたんだ。 あんたは どっちだ? 245 00:20:14,297 --> 00:20:16,215 うぅ…!→ 246 00:20:16,299 --> 00:20:19,302 チクショー! どうにでもなれ! 247 00:20:23,306 --> 00:20:31,314 ♪~ 248 00:20:31,314 --> 00:20:33,316 (紫苑) ありがとう。 249 00:20:33,316 --> 00:20:45,328 ♪~ 250 00:20:45,328 --> 00:20:47,246 \(メカネズミの鳴き声) 251 00:20:47,330 --> 00:20:51,250 まあ! ネズミさん。 また来てくれたのね。 252 00:20:51,334 --> 00:20:53,336 ありがと。 253 00:21:00,259 --> 00:21:03,221 (火藍) 何てこと…。 254 00:21:03,262 --> 00:21:07,225 (紫苑)「母さん ありがとう。 いつまでも愛してる」 255 00:21:07,266 --> 00:21:11,229 私 何てこと…。 256 00:21:11,270 --> 00:21:15,233 駄目…。 駄目よ 紫苑! 257 00:21:15,274 --> 00:21:18,277 紫苑っ!! 258 00:21:20,279 --> 00:21:30,289 ♪~