1 00:01:03,397 --> 00:01:07,401 ≪(六花の泣き声) 2 00:01:07,401 --> 00:01:11,405 (六花)やっぱり 私 まだ→ 3 00:01:11,405 --> 00:01:14,408 島尾君のことが…。 4 00:01:14,408 --> 00:01:19,413 (六花の泣き声) 5 00:01:19,413 --> 00:01:21,415 (葉月)だからって! 6 00:01:21,415 --> 00:01:25,419 俺が諦めるかどうかは 別の話ですからね! 7 00:01:25,419 --> 00:01:34,428 (六花の泣き声) 8 00:01:34,428 --> 00:01:36,428 もう…。 9 00:01:40,434 --> 00:01:44,438 《もし 店長が 未来で待ってなくても→ 10 00:01:44,438 --> 00:01:48,442 俺は 絶対に会いたいんだよ》 11 00:01:48,442 --> 00:01:50,444 《やるだけやって 駄目なら駄目で》 12 00:01:50,444 --> 00:01:55,449 《それは それとして 限りは尽くさねえと》 13 00:01:55,449 --> 00:01:59,449 《幽霊の二の舞いは ごめんだ》 14 00:02:05,392 --> 00:02:11,398 (島尾)《歩いても 歩いても 歩いても→ 15 00:02:11,398 --> 00:02:14,401 なかなか切れない息》→ 16 00:02:14,401 --> 00:02:18,405 《まだまだ うんと遠く どこまでも→ 17 00:02:18,405 --> 00:02:24,411 この明るい日差しの中を ずっと進んでいける気がする》→ 18 00:02:24,411 --> 00:02:30,417 《こんなこと ずっと ずっと できなかった》→ 19 00:02:30,417 --> 00:02:35,422 《でも それは 葉月君の 若くて 健康な体のおかげ》→ 20 00:02:35,422 --> 00:02:39,426 《足から伝わる 懐かしい感触》→ 21 00:02:39,426 --> 00:02:43,430 《腐葉土の軟らかさと反発力》→ 22 00:02:43,430 --> 00:02:50,437 《これも全部 葉月君の 体のおかげ》→ 23 00:02:50,437 --> 00:02:54,437 《こんな感触 あまりにも…》 24 00:02:56,443 --> 00:02:58,443 (島尾)《あんまりじゃないか》 25 00:03:00,447 --> 00:03:05,447 (島尾)《まさか 自分でやることになるなんて…》 26 00:03:08,388 --> 00:03:18,388 ♪♪~ 27 00:06:20,414 --> 00:06:25,419 (六花)《島尾君と出掛けた 最後の場所》→ 28 00:06:25,419 --> 00:06:31,425 《この眺めを 1人で見たら 泣いちゃうような気がしてたけど→ 29 00:06:31,425 --> 00:06:34,428 案外 平気で 拍子抜け》→ 30 00:06:34,428 --> 00:06:40,434 《この場所がいいのか 相性がいいのか…》 31 00:06:40,434 --> 00:06:43,437 (六花)あっ…。 32 00:06:43,437 --> 00:06:46,437 (六花)《あの木》 33 00:06:49,443 --> 00:06:52,443 (六花)《親切そうだなぁ》 34 00:06:54,448 --> 00:06:58,452 (島尾)じゃあ 登りやすそうな木は親切に見えるってこと? 35 00:06:58,452 --> 00:07:02,456 (六花)うん。 そう思わない? (島尾)どうかな。 36 00:07:02,456 --> 00:07:04,458 (島尾)考えたことなかったけど…。 37 00:07:04,458 --> 00:07:10,464 例えば ここら辺の 太い枝は 友好的に手を差し伸べてるし→ 38 00:07:10,464 --> 00:07:12,466 あの上ら辺の枝は→ 39 00:07:12,466 --> 00:07:16,403 どうぞ腰掛けてと言わんばかりに 座り心地 良さそう。 40 00:07:16,403 --> 00:07:18,405 きっと 人に親切な木だ。 41 00:07:18,405 --> 00:07:23,410 六花ちゃんの そういう発想って 何だろうね。 絵本から? 42 00:07:23,410 --> 00:07:27,414 たぶん 昔 木を愛した女の話を読んだせい。 43 00:07:27,414 --> 00:07:30,417 何? その本。 最後 どうなんの? 44 00:07:30,417 --> 00:07:34,421 女が 根っこに生まれ変わる。 何で? 45 00:07:34,421 --> 00:07:36,423 女に愛された木は→ 46 00:07:36,423 --> 00:07:39,426 いいとこ見せようと 思うようになって→ 47 00:07:39,426 --> 00:07:41,428 とにかく成長すんの。 48 00:07:41,428 --> 00:07:45,432 で 大木になって 年老いて→ 49 00:07:45,432 --> 00:07:48,435 その間 ずっと 女は 木のそばで暮らすんだけど→ 50 00:07:48,435 --> 00:07:53,440 女が3,000歳のときに 木の根が病気になるの。 51 00:07:53,440 --> 00:07:56,443 どうしても 女は治したくて→ 52 00:07:56,443 --> 00:08:00,447 その根を食べたら 毒で死んで…。 53 00:08:00,447 --> 00:08:02,449 でも 生まれ変わったら→ 54 00:08:02,449 --> 00:08:06,453 その根の一部になれて ハッピーエンド。 55 00:08:06,453 --> 00:08:11,458 えっ? 女は死んじゃうの? だって 毒 食べたから。 56 00:08:11,458 --> 00:08:16,396 それ ハッピーエンドか? でも 女は木の根になれたんだよ。 57 00:08:16,396 --> 00:08:19,399 えらく でたらめな話だな。 作者 誰? 58 00:08:19,399 --> 00:08:22,402 お母さん。 はあ? 創作ってこと? 59 00:08:22,402 --> 00:08:27,407 私が小学生のとき 母が所属してたママさんバレーの仲間内で→ 60 00:08:27,407 --> 00:08:32,412 布で 絵本 作るのが はやって。 バレーボール関係なくね? 61 00:08:32,412 --> 00:08:36,416 ていうか パッチワークで 作るにしては 重いテーマ。 62 00:08:36,416 --> 00:08:38,418 うーん…。 63 00:08:38,418 --> 00:08:41,421 好きだったなぁ あの本。 何てタイトル? 64 00:08:41,421 --> 00:08:44,424 忘れた。 忘れたの? 65 00:08:44,424 --> 00:08:48,428 好きって その程度? うーん…。 66 00:08:48,428 --> 00:08:52,432 できればさ→ 67 00:08:52,432 --> 00:08:56,436 島尾君の悪さする細胞も→ 68 00:08:56,436 --> 00:09:00,440 私が ぜ~んぶ食べられたらいいのに。 69 00:09:00,440 --> 00:09:04,440 腹 壊すよ。 つうか 転移する。 70 00:09:06,446 --> 00:09:09,449 あっ。 リュック 下ろした方がよくない? 71 00:09:09,449 --> 00:09:12,452 パス。 えっ! あぁ…。 もう。 72 00:09:12,452 --> 00:09:15,388 やっぱ 親切だ この木。 73 00:09:15,388 --> 00:09:18,391 島尾君も おいで。 絶対 無理。 74 00:09:18,391 --> 00:09:21,394 意気地なし。 何とでも。 75 00:09:21,394 --> 00:09:24,397 つうか 六花ちゃんって野蛮。 え~? 76 00:09:24,397 --> 00:09:27,400 おてんばなんだな。 昔 習わなかった? 77 00:09:27,400 --> 00:09:30,403 何を? 木登り。 体育で。 78 00:09:30,403 --> 00:09:35,408 さすが山育ち。 都会っ子の授業には ないか~。 79 00:09:35,408 --> 00:09:39,412 分かんない。 体育 出たことないから。 80 00:09:39,412 --> 00:09:42,415 えっ? 1回も? うん。 81 00:09:42,415 --> 00:09:46,415 リレーのバトンとか 受け渡したこともない。 82 00:09:48,421 --> 00:09:51,421 筋金入りのクララだね。 83 00:09:54,427 --> 00:10:00,433 《運動音痴の島尾君を 初めて見たとき 冗談かと思った》 84 00:10:00,433 --> 00:10:03,436 お客さーん! お釣り お釣り! 85 00:10:03,436 --> 00:10:06,439 お釣り忘れてますよー。 86 00:10:06,439 --> 00:10:09,442 変な走り方。 87 00:10:09,442 --> 00:10:15,382 《この 小学生の 遠足コースにもなる低い山が→ 88 00:10:15,382 --> 00:10:21,388 島尾君の登った 地球上の最高峰》 89 00:10:21,388 --> 00:10:28,395 《ふかふかした土を踏み締めて 空を仰いで》 90 00:10:28,395 --> 00:10:33,400 次の人生 セミになりたい! 何か道具 持ってくりゃよかったな。 91 00:10:33,400 --> 00:10:37,404 したら ほら 歩きながら 君が 指さした花 全部 集めて→ 92 00:10:37,404 --> 00:10:39,406 即席でブーケできたのに。 93 00:10:39,406 --> 00:10:44,406 次は 吸水スポンジも持ってきて 河原で花の展覧会しよう。 94 00:10:50,417 --> 00:10:53,420 《果たされなかった約束は→ 95 00:10:53,420 --> 00:10:57,424 地味に重ねて 星の数》 96 00:10:57,424 --> 00:11:03,430 「僕ガ死ンダラ 僕ノ骨 少シ食ベラレル?」 97 00:11:03,430 --> 00:11:08,435 《私も 約束を果たしていない》 98 00:11:08,435 --> 00:11:12,439 ぬあぁぁぁ!! 99 00:11:12,439 --> 00:11:15,375 ぐふっ!! 100 00:11:15,375 --> 00:11:17,377 今度は何だよ。 101 00:11:17,377 --> 00:11:21,381 ツバメは… いないか。 102 00:11:21,381 --> 00:11:24,384 俺は… カエルとかには なってないな。 103 00:11:24,384 --> 00:11:28,388 あんなキャラになるの 嫌過ぎるっての…。 104 00:11:28,388 --> 00:11:30,388 うん? 105 00:11:32,392 --> 00:11:36,396 どっかで見たことあるぞ。 これも童話だ。 106 00:11:36,396 --> 00:11:39,399 ていうか 昔 読んだやつばっかだな。 107 00:11:39,399 --> 00:11:43,403 何やってんの? おじさん。 (バーン)誰が おじさんだ! 108 00:11:43,403 --> 00:11:46,406 どう見ても おじさんでしょ。 (モンキー)聞こえない。 109 00:11:46,406 --> 00:11:48,408 (バーン)見た目のサイズで 決め付けるな! 110 00:11:48,408 --> 00:11:50,410 (クール)まあまあ。 怒るなよ。 (フール)仕方ないよ。→ 111 00:11:50,410 --> 00:11:52,412 だって 子供サイズだもん。 112 00:11:52,412 --> 00:11:56,416 あっ 分かってもらえます? (サニー)どうも こんにちは。 113 00:11:56,416 --> 00:11:58,418 あっ どうも。 (バーン)うわー!→ 114 00:11:58,418 --> 00:12:01,421 今 忙しいんだ! お前の 相手なんか やってられないんだ。 115 00:12:01,421 --> 00:12:05,425 (フール)またねー! (ウィーク)ちょっと休もうよ 疲れたよ。 116 00:12:05,425 --> 00:12:07,427 (クール)さあ 出発しよう! 117 00:12:07,427 --> 00:12:10,430 ガラスの棺を運ぶんでしょ? 聞こえない。 118 00:12:10,430 --> 00:12:13,450 分かってんなら聞くなよ。 119 00:12:13,450 --> 00:12:17,370 わっ。 姫が眠ってる。 この寝姿も ヤバい。 120 00:12:17,370 --> 00:12:20,373 (バーン)失礼なこと言うな! (ウィーク)僕も休みたいー。 121 00:12:20,373 --> 00:12:22,375 この世界 やっぱ でたらめだな。 122 00:12:22,375 --> 00:12:24,377 (バーン)何だと? みんな真剣だ! 123 00:12:24,377 --> 00:12:27,380 (フール)シリアスなんだぞ! 本気なんだぞ! 124 00:12:27,380 --> 00:12:29,382 確認していい? 125 00:12:29,382 --> 00:12:34,382 この後 姫にキスして起こす 王子役は 俺でいいの? 126 00:12:46,399 --> 00:12:48,401 ひっ! 127 00:12:48,401 --> 00:12:52,401 いいわけないでしょ! だって おじさんたちが…。 128 00:12:55,408 --> 00:12:57,410 あいつら…。 129 00:12:57,410 --> 00:12:59,412 あなたは王子じゃない。 130 00:12:59,412 --> 00:13:02,412 だから その顔で あんまり強く拒否らないで。 131 00:13:05,418 --> 00:13:07,420 好き。 132 00:13:07,420 --> 00:13:10,423 アハハ! 面白い。 おちょくんな。 133 00:13:10,423 --> 00:13:14,361 恨めしや~。 はあ? 134 00:13:14,361 --> 00:13:17,364 前途は洋々。 若くて率直。 135 00:13:17,364 --> 00:13:20,367 王子にないもの みーんな持ってる。 136 00:13:20,367 --> 00:13:23,370 何が洋々? 希望に満ちてるでしょ? 137 00:13:23,370 --> 00:13:25,372 そういうのはさ→ 138 00:13:25,372 --> 00:13:28,375 未来が開かれてるときに 言うんじゃないの? 139 00:13:28,375 --> 00:13:31,378 今 何にも見えない 状態なんすけど。 140 00:13:31,378 --> 00:13:36,383 王子より健康でしょ。 それって そんなに有利なこと? 141 00:13:36,383 --> 00:13:39,386 幼いころから 備わってない人から見ればね。 142 00:13:39,386 --> 00:13:43,390 だからってさ どうにか なんの? 143 00:13:43,390 --> 00:13:45,390 未来はある。 144 00:13:47,394 --> 00:13:52,399 でも 店長は振り向かない。 145 00:13:52,399 --> 00:13:55,402 それでも…→ 146 00:13:55,402 --> 00:13:58,402 好きなもんは好きだ。 147 00:14:03,410 --> 00:14:05,410 ハァ…。 148 00:14:12,419 --> 00:14:15,355 《誰?》 149 00:14:15,355 --> 00:14:20,360 《私のナツユキソウを 植えているのは…》 150 00:14:20,360 --> 00:14:23,363 《誰?》 151 00:14:23,363 --> 00:14:27,363 《勝手に 墓石を掘っているのは…》 152 00:14:29,369 --> 00:14:35,369 《あの… 古いスコップの持ち主》 153 00:14:47,387 --> 00:14:49,387 島尾君? 154 00:14:53,393 --> 00:14:55,393 島尾君だよね? 155 00:14:58,398 --> 00:15:01,401 ねえ。 156 00:15:01,401 --> 00:15:03,401 聞こえてる? 157 00:15:06,406 --> 00:15:09,409 《振り向かないのは→ 158 00:15:09,409 --> 00:15:14,409 島尾君だからなのか 葉月君だからなのか…》 159 00:15:17,350 --> 00:15:20,353 あっ! 160 00:15:20,353 --> 00:15:24,353 《嘘…。 変な走り方!》 161 00:15:26,359 --> 00:15:30,363 ちょっと…。 何やってんの! 162 00:15:30,363 --> 00:15:35,368 バカ バカ バカ バカ! 今に転ぶよ そんなんじゃ! 163 00:15:35,368 --> 00:15:38,371 待ちなさいよ。 逃げても無駄! 164 00:15:38,371 --> 00:15:40,371 うっ…。 165 00:15:47,380 --> 00:15:50,383 そう…。 166 00:15:50,383 --> 00:15:52,383 好きなんだ。 167 00:17:32,418 --> 00:17:37,423 《初めから 雷みたいに びびびっと落ちて→ 168 00:17:37,423 --> 00:17:43,429 動かなくなるまで ずっと 特等席で…》 169 00:17:43,429 --> 00:17:46,432 《かさかさした手のひらも→ 170 00:17:46,432 --> 00:17:51,437 涼しい顔と裏腹の気持ち たたきつけるみたいな→ 171 00:17:51,437 --> 00:17:53,439 フラワーアレンジも…》 172 00:17:53,439 --> 00:17:57,443 《追い掛けて…》 173 00:17:57,443 --> 00:17:59,445 《ずっと…》 174 00:17:59,445 --> 00:18:03,449 島尾君ってさ 色の強い花 使うの 好きよね。 175 00:18:03,449 --> 00:18:07,453 あー。 それ 自分でも 昔 分析した。 176 00:18:07,453 --> 00:18:09,455 理由あるの? 177 00:18:09,455 --> 00:18:14,460 鮮やかな赤とかオレンジ 確かに使いたがる節あって…。 178 00:18:14,460 --> 00:18:18,464 まあ 単純っつーか…。 179 00:18:18,464 --> 00:18:21,464 見舞いに避けられやすいやつ 扱っていたのかも。 180 00:18:23,469 --> 00:18:25,471 《本人が→ 181 00:18:25,471 --> 00:18:29,409 どこまで自覚していたのか 分からないけど→ 182 00:18:29,409 --> 00:18:32,412 定期的にある入院の直前→ 183 00:18:32,412 --> 00:18:34,414 島尾君は いつも→ 184 00:18:34,414 --> 00:18:39,419 目に痛いくらいのビタミンカラー どしどし使って→ 185 00:18:39,419 --> 00:18:43,423 まじないみたいに 家じゅう 花畑にしてから→ 186 00:18:43,423 --> 00:18:46,426 病院へ向かった》 187 00:18:46,426 --> 00:18:50,430 《アレンジは鏡》 188 00:18:50,430 --> 00:18:54,434 《悔し紛れの ショッキングピンク》 189 00:18:54,434 --> 00:18:56,436 バカ正直。 190 00:18:56,436 --> 00:19:01,441 僕の分は はんこ押してある。 191 00:19:01,441 --> 00:19:04,444 もしものときの話が できるうちに→ 192 00:19:04,444 --> 00:19:09,449 できるだけ しておかなきゃと思って。 193 00:19:09,449 --> 00:19:13,453 姉さんとも 少し話したんだけど→ 194 00:19:13,453 --> 00:19:15,455 場合によっては→ 195 00:19:15,455 --> 00:19:19,455 君の一存で 店は手放してもらって いいから。 196 00:19:21,461 --> 00:19:26,482 《軽々しく口先は嘘を重ねても→ 197 00:19:26,482 --> 00:19:30,403 草や土を扱う手だけは ごまかせない》 198 00:19:30,403 --> 00:19:33,406 《店にも 庭にも→ 199 00:19:33,406 --> 00:19:37,410 常に 愛 だだ漏れのくせしてさ》 200 00:19:37,410 --> 00:19:43,416 《ぼろ市で選び抜いた 変な形の花瓶も→ 201 00:19:43,416 --> 00:19:47,420 100均で買った その場しのぎの茶わんも→ 202 00:19:47,420 --> 00:19:50,420 雪が降り積もるように 情が湧いて…》 203 00:19:52,425 --> 00:19:58,431 《そんな唯一無二の宝物 店じゅうに あふれさせといて→ 204 00:19:58,431 --> 00:20:03,436 捨てるのは人任せなんて あんまりだ》 205 00:20:03,436 --> 00:20:08,436 答えを相手に委ねても 迷宮入りさせるだけかもよ。 206 00:20:10,443 --> 00:20:13,446 それに 私→ 207 00:20:13,446 --> 00:20:16,449 別れ方 知らないの。 208 00:20:16,449 --> 00:20:20,453 ずるい言い方だけど→ 209 00:20:20,453 --> 00:20:24,457 僕には 選ぶ権利 ないと思うんだ。 210 00:20:24,457 --> 00:20:27,393 選んでいいなら→ 211 00:20:27,393 --> 00:20:31,393 よぼよぼになるまで そばに一緒にいるのに 1票。 212 00:20:33,399 --> 00:20:35,401 だけど それが無理なら→ 213 00:20:35,401 --> 00:20:41,407 全部 僕のもの 処分できるのは 六花ちゃんだけなんで。 214 00:20:41,407 --> 00:20:46,412 捨てること 託すしかできないとか→ 215 00:20:46,412 --> 00:20:51,412 何か もう ホント ふがいないんですけど…。 216 00:20:54,420 --> 00:20:58,424 全部 捨てなくちゃいけないの? 217 00:20:58,424 --> 00:21:05,431 どうしたって いつかは忘れていくのに→ 218 00:21:05,431 --> 00:21:07,431 わざわざ? 219 00:21:10,436 --> 00:21:16,442 《島尾君の作るもの 選ぶもの→ 220 00:21:16,442 --> 00:21:21,442 全部 ただ ただ…》 221 00:21:25,451 --> 00:21:29,388 これ…。 222 00:21:29,388 --> 00:21:32,391 全部→ 223 00:21:32,391 --> 00:21:34,391 島尾君の持ち物…。 224 00:21:36,395 --> 00:21:40,395 全身 しょうのう臭いし…。 225 00:21:42,401 --> 00:22:02,421 (すすり泣き) 226 00:22:02,421 --> 00:22:04,423 (すすり泣き) 227 00:22:04,423 --> 00:22:08,427 島尾君… なんでしょう? 228 00:22:08,427 --> 00:22:16,435 (すすり泣き) 229 00:22:16,435 --> 00:22:19,438 ねえ…。 230 00:22:19,438 --> 00:22:21,440 いつから? 231 00:22:21,440 --> 00:22:27,380 (すすり泣き) 232 00:22:27,380 --> 00:22:29,382 どうして…。 233 00:22:29,382 --> 00:22:49,402 (すすり泣き) 234 00:22:49,402 --> 00:22:51,404 (すすり泣き) 235 00:22:51,404 --> 00:22:53,406 何か言ってよ! 236 00:22:53,406 --> 00:23:05,418 (すすり泣き) 237 00:23:05,418 --> 00:23:08,421 あっ…。 (すすり泣き) 238 00:23:08,421 --> 00:23:18,431 (すすり泣き) 239 00:23:18,431 --> 00:23:28,431 (すすり泣き) 240 00:23:31,377 --> 00:23:36,382 なっ… 泣かないで…。 241 00:23:36,382 --> 00:23:39,385 (島尾)頼むよ… 六花ちゃん。 242 00:23:39,385 --> 00:23:41,385 ハッ! 243 00:23:43,389 --> 00:23:47,393 あぁ…。 244 00:23:47,393 --> 00:23:55,401 うっ…。 うぅ…。 245 00:23:55,401 --> 00:23:58,404 島尾君! 246 00:23:58,404 --> 00:24:01,407 (泣き声) 247 00:24:01,407 --> 00:24:03,409 (葉月)はい…。 (泣き声) 248 00:24:03,409 --> 00:24:23,429 (泣き声) 249 00:24:23,429 --> 00:24:26,449 (島尾)《あーあ》→ 250 00:24:26,449 --> 00:24:30,449 《ここまでするつもりは なかったのにな…》 251 00:24:32,371 --> 00:24:37,376 (島尾)《一応 この山に 自分の骨の一部を埋めたら→ 252 00:24:37,376 --> 00:24:40,379 全部 明け渡す気でいたのに…》→ 253 00:24:40,379 --> 00:24:44,383 《ここで もし 約束 破ったら→ 254 00:24:44,383 --> 00:24:48,387 いよいよ 外道って感じもする》→ 255 00:24:48,387 --> 00:24:51,390 《けど→ 256 00:24:51,390 --> 00:24:56,390 生き返られない時点で すでに 人でなしだったわけで…》 257 00:24:58,397 --> 00:25:00,399 (島尾)《何か もう→ 258 00:25:00,399 --> 00:25:04,403 手遅れだな。 色々》 259 00:25:04,403 --> 00:25:09,408 いまさらだけど ここ 虫 いなくない? 260 00:25:09,408 --> 00:25:11,410 いちいち描くの めんどくさいんじゃない? 261 00:25:11,410 --> 00:25:14,413 はぁー。 そういうもんか。 262 00:25:14,413 --> 00:25:17,416 ねっ? 王子。 263 00:25:17,416 --> 00:25:21,416 えっ? なぜ 急に 王子認定? 264 00:25:23,422 --> 00:25:26,392 (葉月)うん? 265 00:25:26,392 --> 00:25:36,392 ♪♪~