1 00:00:03,670 --> 00:00:08,008 悪魔の英雄に 想定外の揺らぎを観測。 2 00:00:08,008 --> 00:00:13,347 ラスタライザによる切除を開始する。 (ヴァネッサ)貴様…。 3 00:00:13,347 --> 00:00:15,349 ゼロコードを執行。 4 00:00:15,349 --> 00:00:17,684 ああ! あっ…。 英雄ヴァネッサのコードを➡ 5 00:00:17,684 --> 00:00:21,021 世界から切除する。 (リンネ)ハッ! (カイ)んっ…。 6 00:00:21,021 --> 00:00:23,690 グロリア セクエンツィア。 7 00:00:23,690 --> 00:00:28,362 我が血と肉と霊魂に祝福を! 8 00:00:28,362 --> 00:00:33,700 調子に乗るなよ ぐずが! 9 00:00:33,700 --> 00:00:35,702 (2人)ハッ! 10 00:00:42,209 --> 00:00:46,046 リンネ お前 こんなやつと戦ってたのか? 11 00:00:46,046 --> 00:00:48,048 違う。 12 00:00:48,048 --> 00:00:53,220 怖い。 前から強かったけど。 13 00:00:53,220 --> 00:00:57,391 元の世界のヴァネッサは こんなに怖くなかった。 14 00:00:57,391 --> 00:01:02,996 今は 目の前のぜい弱種を 排除するのが 先決か。 15 00:01:02,996 --> 00:01:15,842 ♬~ 16 00:01:15,842 --> 00:01:17,844 んっ! 17 00:01:17,844 --> 00:01:20,047 くっ…。 あっ…。 18 00:01:22,182 --> 00:01:24,184 あっ…。 (リンネ)カイ 逃げて! 19 00:01:24,184 --> 00:01:26,687 リンネ! 影の幽獄よ! 20 00:01:28,855 --> 00:01:32,526 早く逃げて カイ! 私が抑えてる間に! 21 00:01:32,526 --> 00:01:36,530 これは 聖霊族の結界。 22 00:01:36,530 --> 00:01:38,532 抑えるだと? 23 00:01:38,532 --> 00:01:43,870 こんな もろい結界で 余を閉じ込めたつもりか? 24 00:01:43,870 --> 00:01:46,206 小物! ハッ! 25 00:01:46,206 --> 00:01:48,208 (カイ)うっ! 26 00:01:50,377 --> 00:01:52,379 うっ… くっ…。 27 00:01:52,379 --> 00:01:54,548 フン…。 28 00:01:54,548 --> 00:01:56,550 (カイ)ヴァネッサー! あっ? 29 00:01:56,550 --> 00:01:58,552 はぁ~! 30 00:01:58,552 --> 00:02:01,154 だめ… 逃げて…。 31 00:02:01,154 --> 00:02:03,824 目障りだ 人間。 32 00:02:03,824 --> 00:02:05,826 ぐっ…。 33 00:02:08,495 --> 00:02:10,797 (爆発音と ぶつかる音) 34 00:02:15,502 --> 00:02:18,305 ハッ… カイ? 35 00:02:21,675 --> 00:02:26,880 ハッ! カイー! 36 00:04:14,154 --> 00:04:16,490 (リンネ)ハッ… うぅ…。 37 00:04:16,490 --> 00:04:19,826 カイ…。 38 00:04:19,826 --> 00:04:23,997 やつは死んだ。 どうする? 39 00:04:23,997 --> 00:04:29,002 あだ討ちか それとも 貴様だけで 逃げおおせるか? 40 00:04:31,505 --> 00:04:35,008 フッ… 戦意さえも尽き…。 41 00:04:37,177 --> 00:04:41,681 ばかな… 傷が治癒していく。 42 00:04:41,681 --> 00:04:43,683 許さない。 43 00:04:43,683 --> 00:04:49,523 絶対に 絶対に 絶対に 絶対に許さないんだから! 44 00:04:49,523 --> 00:04:55,128 ヴァネッサー! 45 00:04:58,698 --> 00:05:03,303 なんだ? その 5種族が混じった 混とんの姿は。 46 00:05:03,303 --> 00:05:06,139 ハァ…。 47 00:05:06,139 --> 00:05:08,141 うるさい。 48 00:05:08,141 --> 00:05:10,977 おっ! がはっ! 49 00:05:10,977 --> 00:05:15,315 それが 貴様の本性か! くっ…。 50 00:05:15,315 --> 00:05:18,151 うるさい うるさい うるさい! 51 00:05:18,151 --> 00:05:20,153 がはっ! 52 00:05:20,153 --> 00:05:22,489 ヴァネッサー! 53 00:05:22,489 --> 00:05:24,991 うっ! うわ~! 54 00:05:31,998 --> 00:05:35,001 フッ… ハハハハハハ! ハッ…。 55 00:05:37,003 --> 00:05:39,005 これは…。 56 00:05:39,005 --> 00:05:41,174 これは なんと滑稽か。 57 00:05:41,174 --> 00:05:44,678 なあ 輝かしき混とん種よ! 58 00:05:44,678 --> 00:05:46,680 ぐっ…。 59 00:05:46,680 --> 00:05:48,682 わかっているだろう? 60 00:05:48,682 --> 00:05:52,018 貴様が 最初から その姿で戦っていれば➡ 61 00:05:52,018 --> 00:05:55,689 あの人間を 余から逃がすぐらいは できたはずだ。 62 00:05:55,689 --> 00:05:58,024 よもや あの人間に その姿を➡ 63 00:05:58,024 --> 00:06:01,962 見られることを臆したか。 わかるぞ! 64 00:06:01,962 --> 00:06:05,632 人間は 最も ぜい弱で 臆病な種族だ。 65 00:06:05,632 --> 00:06:08,134 悪魔を恐れ 幻獣を嫌い➡ 66 00:06:08,134 --> 00:06:10,971 聖霊をいとい 蛮神を妬む。 67 00:06:10,971 --> 00:06:14,474 貴様の その輝く姿は美しいが➡ 68 00:06:14,474 --> 00:06:18,812 それだけ 人間からは 程遠い! ハッ…。 69 00:06:18,812 --> 00:06:23,817 (ヴァネッサ)貴様は 恐れたのだ。 化け物と呼ばれることを! 70 00:06:23,817 --> 00:06:27,988 その涙は 余への怒りか? 違うな。 71 00:06:27,988 --> 00:06:30,657 あの人間を あやめたのは 貴様だ。 72 00:06:30,657 --> 00:06:34,327 貴様が ためらったせいで あの人間は死んだのだ! 73 00:06:34,327 --> 00:06:36,997 くっ…。 74 00:06:36,997 --> 00:06:41,001 そうよ。 だけど もういいの。 75 00:06:41,001 --> 00:06:45,338 後悔したって カイは生き返らない。 76 00:06:45,338 --> 00:06:47,340 ヴァネッサ。 77 00:06:47,340 --> 00:06:49,843 私と一緒に死んで。 78 00:06:49,843 --> 00:06:51,845 ハッ! 79 00:06:54,014 --> 00:06:58,184 ソリティス・クレア・エルメイ・ルナズ・フェノリア。 80 00:06:58,184 --> 00:07:00,787 禁呪か。 81 00:07:00,787 --> 00:07:02,789 あっ… あっ…。 82 00:07:02,789 --> 00:07:06,126 この水滴は お前の命そのもの。 83 00:07:06,126 --> 00:07:09,129 どんな防御だって 防げない。 (ヴァネッサ)くっ…。 84 00:07:09,129 --> 00:07:13,133 命が消えるまで 滴は落ち続けるんだから。 85 00:07:13,133 --> 00:07:15,468 (ヴァネッサ)あっ… ハァ…。 私の命と一緒にね。 86 00:07:15,468 --> 00:07:19,306 貴様! この忌まわしき存在が! 87 00:07:19,306 --> 00:07:21,641 もう 終わりよ。 これで…。 88 00:07:21,641 --> 00:07:24,311 あっ? えっ? 89 00:07:24,311 --> 00:07:27,981 なんで…。 90 00:07:27,981 --> 00:07:31,318 禁呪といえど 法力によるもの。 91 00:07:31,318 --> 00:07:33,987 それが 貴様の敗因だ。 92 00:07:33,987 --> 00:07:36,156 ここは 余の ねぐら。 93 00:07:36,156 --> 00:07:39,826 他種族の侵攻に備えるのが 当然だろう。 94 00:07:39,826 --> 00:07:42,829 くっ… まさか…。 95 00:07:42,829 --> 00:07:44,998 広範囲呪詛。 96 00:07:44,998 --> 00:07:47,167 聖霊族と幻獣族➡ 97 00:07:47,167 --> 00:07:50,503 そして 蛮神族の法力を阻害する➡ 98 00:07:50,503 --> 00:07:52,505 呪いの陣だ。 99 00:07:52,505 --> 00:07:55,842 すべての種族の因子を持つ 貴様には➡ 100 00:07:55,842 --> 00:07:58,511 三重に 呪詛がかかるはず。 101 00:07:58,511 --> 00:08:00,780 それを思えば よくも まあ➡ 102 00:08:00,780 --> 00:08:03,616 ここまで 法力を もたせたと言うべきか。 103 00:08:03,616 --> 00:08:06,786 ハァ… そんな…。 104 00:08:06,786 --> 00:08:09,122 哀れな生き物だ。 105 00:08:09,122 --> 00:08:12,792 どの種族にもなりきれぬ 半端な種。 106 00:08:12,792 --> 00:08:17,797 貴様のような者が なぜ生まれたのか 理解に苦しむ。 107 00:08:21,634 --> 00:08:25,305 ごめんなさい… カイ。 108 00:08:25,305 --> 00:08:28,975 ごめんなさい ごめんなさい。 109 00:08:28,975 --> 00:08:31,978 私 頑張ったけど…。 110 00:08:31,978 --> 00:08:35,482 その言葉さえ 耳障りだ。 111 00:08:46,993 --> 00:08:49,329 あっ! 112 00:08:49,329 --> 00:08:51,498 何 謝ってんだよ リンネ。 113 00:08:51,498 --> 00:08:53,500 ハッ! 114 00:08:53,500 --> 00:08:55,502 カイ! 115 00:08:55,502 --> 00:08:59,506 お前が戦ってなきゃ おしまいだった。 116 00:08:59,506 --> 00:09:03,610 今さっきまで 意識が飛んでたからな。 117 00:09:03,610 --> 00:09:06,946 うそじゃないよね? 118 00:09:06,946 --> 00:09:09,282 ハッ…。 119 00:09:09,282 --> 00:09:11,284 温かい…。 120 00:09:11,284 --> 00:09:14,120 何をした? 人間。 んっ…。 121 00:09:14,120 --> 00:09:17,290 あの至近距離で 爆砕の法術を食らい➡ 122 00:09:17,290 --> 00:09:20,126 生き延びる人間など いるはずがない。 123 00:09:20,126 --> 00:09:22,128 フゥ…。 124 00:09:24,631 --> 00:09:27,300 《また こいつに助けられたな》 125 00:09:27,300 --> 00:09:29,302 ⦅あっ! ぐっ! 126 00:09:29,302 --> 00:09:31,805 ぐぅ~…⦆ 127 00:09:36,976 --> 00:09:40,814 まだ 余の前に立ち 余に挑むか。 128 00:09:40,814 --> 00:09:42,816 そうだ! 129 00:09:42,816 --> 00:09:44,818 ほえるな 人間! 130 00:09:44,818 --> 00:09:48,154 たかが二度 余の術から 逃げ延びただけの分際で! 131 00:09:48,154 --> 00:09:50,156 死に損ないが! 132 00:09:50,156 --> 00:09:52,659 そこの半端者が 余に挑んでいる間に➡ 133 00:09:52,659 --> 00:09:55,995 辛うじて 息を吹き返しただけではないか! 134 00:09:55,995 --> 00:09:58,164 (カイ)だからこそ 俺は 意地でも➡ 135 00:09:58,164 --> 00:10:00,500 お前に勝たなきゃいけなくなった。 136 00:10:00,500 --> 00:10:04,337 リンネが命を懸けて戦ったんだ。 137 00:10:04,337 --> 00:10:06,339 俺のために。 138 00:10:06,339 --> 00:10:09,342 だから 俺だって 意地でも それに応えるさ。 139 00:10:09,342 --> 00:10:11,511 フフッ…。 140 00:10:11,511 --> 00:10:13,680 何か 秘策があるとでも? 141 00:10:13,680 --> 00:10:16,850 貴様も 余に 何かを見せると言うか? 142 00:10:16,850 --> 00:10:18,852 ぐっ…。 うっ…。 143 00:10:18,852 --> 00:10:23,857 (ヴァネッサ)余は 貴様ら人間を よく知っている。 皆 同じだ。 144 00:10:23,857 --> 00:10:25,859 口々に言う。 145 00:10:25,859 --> 00:10:32,198 人間の強さを… 人間の可能性を… 人間の未来を見せてやると。 146 00:10:32,198 --> 00:10:35,535 そして そのすべてが偽りだった。 147 00:10:35,535 --> 00:10:43,543 霊元首 六幻鏡光 主天アルフレイヤ 牙皇ラースイーエ。 148 00:10:43,543 --> 00:10:48,715 目障りではあるが やつらは 種族を率いる絶対強者。 149 00:10:48,715 --> 00:10:51,551 英雄だと 余は認めている。 150 00:10:51,551 --> 00:10:55,054 だが 貴様ら人間には 英雄がいない! 151 00:10:55,054 --> 00:10:59,225 それとも 貴様が そうだというのか? 152 00:10:59,225 --> 00:11:04,831 俺は 人間の英雄になりたいとか かけらも思っちゃいない。 153 00:11:04,831 --> 00:11:08,501 だけど 見せてみろって言ったよな? 154 00:11:08,501 --> 00:11:11,004 だから 見せてやる! ハハッ…。 155 00:11:11,004 --> 00:11:16,509 何をだ! 人間の強さか? 可能性か? 未来か? 156 00:11:16,509 --> 00:11:18,511 神髄を。 157 00:11:18,511 --> 00:11:22,682 この世界に 人間の英雄なんていない。 158 00:11:22,682 --> 00:11:27,353 それでも 俺のすべてで お前を倒す! 159 00:11:27,353 --> 00:11:32,358 今 この瞬間 俺が お前と戦う 人間代表だ! 160 00:11:32,358 --> 00:11:36,663 フッ… 貴様に 何ができるとも思えんが。 161 00:11:39,699 --> 00:11:42,368 あらがうがいい。 162 00:11:42,368 --> 00:11:45,371 すべて 押し潰れるまで! 163 00:11:49,709 --> 00:11:51,711 (ヴァネッサ)降魔の星よ! 164 00:11:51,711 --> 00:11:54,380 フフッ…。 ハッ…。 165 00:11:54,380 --> 00:11:57,083 応えろ! コードホルダー! 166 00:12:00,653 --> 00:12:03,489 余の法術を こうも断ち切るか! 167 00:12:03,489 --> 00:12:05,491 だが まだ 終わらん! 168 00:12:05,491 --> 00:12:08,328 冥府の花よ 咲き誇れ! 169 00:12:08,328 --> 00:12:10,330 散れ! 170 00:12:10,330 --> 00:12:12,665 今だ! (アシュラン)んっ! 171 00:12:12,665 --> 00:12:14,667 あっ…。 172 00:12:14,667 --> 00:12:17,003 《そういうことか。 173 00:12:17,003 --> 00:12:22,008 闇の中では 法力を持たぬ 人間の位置は捉えられぬと。 174 00:12:22,008 --> 00:12:24,177 だが…》 175 00:12:24,177 --> 00:12:26,179 (ヴァネッサ)そこだ! 176 00:12:29,515 --> 00:12:31,517 あっ…。 177 00:12:33,853 --> 00:12:36,522 (ヴァネッサ)何! あっ…。 178 00:12:36,522 --> 00:12:40,326 10年 このときのために鍛えてきた。 179 00:12:43,696 --> 00:12:46,532 んっ…。 180 00:12:46,532 --> 00:12:48,835 カイー! 181 00:12:52,705 --> 00:12:54,707 んっ…。 182 00:12:54,707 --> 00:12:58,878 決着だ ヴァネッサ。 183 00:12:58,878 --> 00:13:01,981 フッ… 余の負けだ。 184 00:13:01,981 --> 00:13:04,484 ウルザは 貴様にくれてやる。 185 00:13:21,668 --> 00:13:23,670 私は…。 186 00:13:26,339 --> 00:13:28,341 ねっ… ねえ カイ。 187 00:13:28,341 --> 00:13:32,178 あいつ なんか 様子が おかしいよ。 ああ…。 188 00:13:32,178 --> 00:13:35,682 (ヴァネッサ)シド…。 んっ? 189 00:13:35,682 --> 00:13:38,851 シド… そうだ。 190 00:13:38,851 --> 00:13:41,521 シド 預言者! 191 00:13:41,521 --> 00:13:44,023 余としたことが なんという ざまか! 192 00:13:44,023 --> 00:13:49,028 世界輪廻… 世界は 書き換えられる。 193 00:13:49,028 --> 00:13:51,364 そうだ 思い出した。 194 00:13:51,364 --> 00:13:55,034 シドめ あの男が言っていたのは これか! 195 00:13:55,034 --> 00:13:57,203 ヴァネッサ どういうことだ? 196 00:13:57,203 --> 00:13:59,205 何か知っているのか? 197 00:13:59,205 --> 00:14:01,974 (ヴァネッサ)世界が創り替えられる。 198 00:14:01,974 --> 00:14:05,311 シドは この事象を 世界輪廻と呼んでいた。 199 00:14:05,311 --> 00:14:09,148 シドが 知っていた? 200 00:14:09,148 --> 00:14:12,318 この世界輪廻を引き起こし➡ 201 00:14:12,318 --> 00:14:15,488 世界を改ざんした者がいる。 202 00:14:15,488 --> 00:14:17,990 そやつを探し出せ。 203 00:14:17,990 --> 00:14:22,995 余とシド以外の英雄 残り3体のいずれかだ。 204 00:14:22,995 --> 00:14:26,833 (カイ) 世界の改ざん。 そんなことが…。 205 00:14:26,833 --> 00:14:31,671 やつは 世界に起きる この異変を 予見していた。 206 00:14:31,671 --> 00:14:37,076 シドは 余に その剣を預けたのだ。 207 00:14:40,680 --> 00:14:43,850 きたるべき この事態に備え➡ 208 00:14:43,850 --> 00:14:46,185 余は その剣を隠し抜いてきた。 209 00:14:46,185 --> 00:14:48,187 (カイ)この剣を? 210 00:14:48,187 --> 00:14:50,523 そうだ。 211 00:14:50,523 --> 00:14:54,527 それは 世界の改ざんを正す 唯一の鍵。 212 00:14:54,527 --> 00:14:56,863 どうして? 213 00:14:56,863 --> 00:14:59,966 お前と預言者シドは 敵同士じゃなかったのか? 214 00:14:59,966 --> 00:15:02,802 大戦で戦った記録があるはずだ! 215 00:15:02,802 --> 00:15:08,975 そう。 余は 紛れもなく やつと やいばを交えた。 だが…。 216 00:15:08,975 --> 00:15:12,645 お前の知らない過去がある。 217 00:15:12,645 --> 00:15:17,984 お前の知る世界に隠された 禁断のコードが。 218 00:15:17,984 --> 00:15:19,986 禁断のコード? 219 00:15:19,986 --> 00:15:22,655 ゼロコード。 220 00:15:22,655 --> 00:15:26,492 やっかいな術だ。 (リンネ)あっ…。 221 00:15:26,492 --> 00:15:29,162 見事だ 人間。 222 00:15:29,162 --> 00:15:33,100 闇に乗じる奇策 絶対の武器を手放す度胸➡ 223 00:15:33,100 --> 00:15:36,502 練り上げた体術。 224 00:15:36,502 --> 00:15:40,673 これが 人間の神髄か。 225 00:15:40,673 --> 00:15:43,509 フッ…。 226 00:15:43,509 --> 00:15:46,179 あんっ! もう! すっごい悔しい! 227 00:15:46,179 --> 00:15:49,348 おっ? あっ? 私の負け! 大負けよ! 228 00:15:49,348 --> 00:15:51,517 言い訳する気も起きないわ。 229 00:15:51,517 --> 00:15:54,020 覚悟なさい。 230 00:15:54,020 --> 00:15:59,192 次があれば 今度は サキュバスとして 相手をしてあげる! 231 00:15:59,192 --> 00:16:03,629 思い切り めでて 泣かしてあげるんだから。 232 00:16:03,629 --> 00:16:10,036 次は もっと楽しみましょう。 233 00:16:11,971 --> 00:16:14,807 ヴァネッサ…。 234 00:16:14,807 --> 00:16:17,143 あっ…。 (リンネ)カイ? 235 00:16:17,143 --> 00:16:22,148 終わった。 うん。 236 00:16:22,148 --> 00:16:27,820 勝ったんだ あの悪魔の英雄に。 うん。 237 00:16:27,820 --> 00:16:29,989 カイの勝ちだよ。 238 00:16:29,989 --> 00:16:32,091 ハァ…。 フッ…。 239 00:16:36,495 --> 00:16:38,497 🔊ウルザ連邦より 各国へ。 240 00:16:38,497 --> 00:16:42,168 🔊霊光の騎士 ジャンヌ・E・アニス率いる 我がウルザ・レジストは➡ 241 00:16:42,168 --> 00:16:44,837 王都ウルザークの奪還に成功! (ざわめき) 242 00:16:44,837 --> 00:16:47,173 🔊および 悪魔の英雄を撃破した。 (ざわめき) 243 00:16:47,173 --> 00:16:49,375 聞いたか? やった! うお~! 244 00:16:54,347 --> 00:16:57,516 (サキの寝息) 245 00:16:57,516 --> 00:17:00,519 (いびき) 246 00:17:02,788 --> 00:17:04,790 (リンネ)カイ 大丈夫? 247 00:17:04,790 --> 00:17:06,959 (カイ)ああ 問題ないよ。 248 00:17:06,959 --> 00:17:11,130 ただ 知らなきゃいけないことが できたな。 249 00:17:11,130 --> 00:17:13,132 うん。 250 00:17:13,132 --> 00:17:19,472 俺は 自分たちが 異変の起きた側だと思ってた。 251 00:17:19,472 --> 00:17:24,477 だけど ヴァネッサの言葉を信じるなら 逆。 252 00:17:24,477 --> 00:17:29,982 俺とリンネは 異変を逃れた側だったんだ。 253 00:17:29,982 --> 00:17:33,653 ハァ… 早く 元どおりにしたい。 254 00:17:33,653 --> 00:17:37,323 この世界は なんだか怖いから。 255 00:17:37,323 --> 00:17:40,159 そうだな。 256 00:17:40,159 --> 00:17:42,161 (ジャンヌ)カイ リンネ。 んっ? あっ…。 257 00:17:42,161 --> 00:17:45,665 (ジャンヌ) こんな荒れ果てた景色だけど➡ 258 00:17:45,665 --> 00:17:48,167 こうして 地上を歩くことができるのは➡ 259 00:17:48,167 --> 00:17:51,337 2人のおかげよ。 ありがとう。 260 00:17:51,337 --> 00:17:55,007 レジストを代表して お礼を言うわ。 でも➡ 261 00:17:55,007 --> 00:17:59,345 肝心のあなたたちの顔が 晴れてないわね? 262 00:17:59,345 --> 00:18:01,948 いや ほっとしてるよ。 263 00:18:01,948 --> 00:18:05,284 ヴァネッサとだって もう一度 戦って 勝てる自信はないし。 264 00:18:05,284 --> 00:18:07,286 フフッ…。 265 00:18:07,286 --> 00:18:09,288 カイ リンネ。 266 00:18:09,288 --> 00:18:11,457 この地を取り戻したおかげで➡ 267 00:18:11,457 --> 00:18:14,794 人間の活動は 大きく広がるわ。 フッ…。 268 00:18:14,794 --> 00:18:17,964 (ジャンヌ)30年前の街並みに。 269 00:18:17,964 --> 00:18:21,968 いえ… より すてきな形で 復興させてみせる。 270 00:18:21,968 --> 00:18:25,137 (カイ)ああ。 (ジャンヌ)だけど それは➡ 271 00:18:25,137 --> 00:18:28,307 私じゃなくてもできると思うの。 (カイ)えっ? 272 00:18:28,307 --> 00:18:31,978 王都の復興は 幹部たちに任せるわ。 273 00:18:31,978 --> 00:18:34,480 私みたいな若造が指揮するより➡ 274 00:18:34,480 --> 00:18:37,149 30年前の王都を知ってる 本人たちのほうが➡ 275 00:18:37,149 --> 00:18:39,151 力も入るでしょ? 276 00:18:39,151 --> 00:18:43,155 だから 私じゃなくていい。 じゃあ…。 277 00:18:43,155 --> 00:18:45,658 ジャンニャは 何するの? ジャンヌな。 278 00:18:45,658 --> 00:18:48,828 ジャンニャは 悪魔を追い払ったから おしまい? 279 00:18:48,828 --> 00:18:50,830 いいえ。 280 00:18:50,830 --> 00:18:53,332 船出よ。 281 00:18:53,332 --> 00:18:55,501 私は このウルザを たつ。 282 00:18:55,501 --> 00:19:00,439 人間が奪われた連邦は 大きく3つ。 283 00:19:00,439 --> 00:19:05,778 東のイオ連邦 南のユールン連邦 西のシュルツ連邦。 284 00:19:05,778 --> 00:19:11,117 それぞれ 蛮神族 聖霊族 幻獣族に 支配されていて➡ 285 00:19:11,117 --> 00:19:15,621 そして その支配と戦っている レジストがあるわ。 286 00:19:15,621 --> 00:19:20,960 私は 他のレジストと協力して 大規模な作戦を展開する。 287 00:19:20,960 --> 00:19:24,797 (花琳)すでに 複数のレジストから 共同戦線の話があった。 288 00:19:24,797 --> 00:19:30,302 悪魔の英雄を撃破した知らせが 世界中に 火を付けたわけだ。 289 00:19:30,302 --> 00:19:33,139 (ジャンヌ) だから 一緒に来てほしいの。 290 00:19:33,139 --> 00:19:38,144 あなたたちの言う世界と 同じことができるかもしれない。 291 00:19:38,144 --> 00:19:40,646 私が 指揮を執るわ。 292 00:19:40,646 --> 00:19:43,315 あなたたちが 最高の力を発揮できるように➡ 293 00:19:43,315 --> 00:19:45,317 兵を動かす。 294 00:19:45,317 --> 00:19:48,654 そのための 最高の指揮官に 私はなる。 295 00:19:48,654 --> 00:19:52,158 だから 一緒に戦ってほしい。 296 00:19:52,158 --> 00:19:55,661 五種族大戦を終わらせましょう。 297 00:19:55,661 --> 00:19:57,663 ああ…。 298 00:19:57,663 --> 00:19:59,665 あっ ああ あっ! あっ…。 299 00:19:59,665 --> 00:20:02,001 もちろん できるかぎりの待遇を 用意するわ。 300 00:20:02,001 --> 00:20:05,671 例えば…。 あっ… 違う 違う。 嫌ってわけじゃない。 301 00:20:05,671 --> 00:20:10,009 ちょっと 本気で驚いてたんだ。 すごいな ジャンヌは。 302 00:20:10,009 --> 00:20:12,344 (ジャンヌ)えっ? (カイ)俺の知ってるジャンヌは➡ 303 00:20:12,344 --> 00:20:15,848 向上心はあるけど もっと 子どもっぽいところがあったし。 304 00:20:15,848 --> 00:20:18,684 (ジャンヌ)なっ! 私の どこが 子どもっぽいの? 305 00:20:18,684 --> 00:20:23,022 (カイ)ん~… 俺の訓練時間中に 支給品の通信機で➡ 306 00:20:23,022 --> 00:20:25,691 プライベートの連絡をしてきたり。 (ジャンヌ)え~! 307 00:20:25,691 --> 00:20:29,361 あっ…。 (カイ)友達に渡すプレゼントに悩んだり➡ 308 00:20:29,361 --> 00:20:32,531 将来について 不安に思ったりしていた。 309 00:20:32,531 --> 00:20:37,870 私が? そんな世界があるなんて やっぱり 信じられないわ。 310 00:20:37,870 --> 00:20:42,541 フッ… ハハッ…。 いつか 気が向いたら話すよ。 311 00:20:42,541 --> 00:20:45,711 あっ… フッ…。 312 00:20:45,711 --> 00:20:48,380 フッ…。 313 00:20:48,380 --> 00:20:52,218 ジャンヌ 君が世界遠征に向けて動くなら➡ 314 00:20:52,218 --> 00:20:54,553 こんな心強いことはない。 315 00:20:54,553 --> 00:20:57,389 本当は 俺から頼むつもりだったんだ。 316 00:20:57,389 --> 00:21:02,328 残る3体の英雄との戦いに 力を貸してくれって。 317 00:21:02,328 --> 00:21:04,663 それじゃあ…。 318 00:21:04,663 --> 00:21:06,999 協力する。 319 00:21:06,999 --> 00:21:09,168 一緒に 五種族大戦を終わらせよう。 320 00:21:09,168 --> 00:21:11,370 ええ! 321 00:21:15,841 --> 00:21:20,513 私もやる! 私は カイと一緒がいいもん! フッ…。 322 00:21:20,513 --> 00:21:23,516 (カイ)ああ ありがとな リンネ。 323 00:21:26,852 --> 00:21:29,522 (ジャンヌ)諸君! よく休めたか? 324 00:21:29,522 --> 00:21:31,690 (サキ)はい! 寝過ぎたかもしれません! 325 00:21:31,690 --> 00:21:34,360 というか まだ夢を見てるみたいです。 326 00:21:34,360 --> 00:21:36,529 (笑い声) 327 00:21:36,529 --> 00:21:39,532 フッ… 紛れもなく 現実だ! 328 00:21:39,532 --> 00:21:43,702 私たちは 王都を奪還した! (兵士たち)お~! 329 00:21:43,702 --> 00:21:45,871 (ジャンヌ)これから忙しくなるぞ。 330 00:21:45,871 --> 00:21:47,873 早速 作戦会議を行う。 331 00:21:47,873 --> 00:21:51,043 全員 直ちに準備に入れ! リンネ…。 うん? 332 00:21:51,043 --> 00:21:55,047 俺は 五種族大戦を終わらせる。 333 00:21:55,047 --> 00:21:57,883 この世界に シドは いないなら➡ 334 00:21:57,883 --> 00:22:00,820 俺がやるしかないよな。 そして➡ 335 00:22:00,820 --> 00:22:03,822 世界輪廻の元凶を見つけ出し…。 ハッ…。 336 00:22:03,822 --> 00:22:06,325 正しい世界を取り戻す。 337 00:22:08,828 --> 00:22:11,530 行こう! うっ… うん! 338 00:22:15,167 --> 00:22:17,369 《見ててくれ シド!》