1 00:00:05,005 --> 00:00:11,011 (清原)金で集めた屈強の猛者が 棒担ぎ兼 護衛。➡ 2 00:00:11,011 --> 00:00:17,017 麻呂は 安全な室内から 一方的に射殺。➡ 3 00:00:17,017 --> 00:00:22,356 これが 麻呂考案の戦闘神輿じゃ! 4 00:00:22,356 --> 00:00:24,358 けっ こけおどしだ。 5 00:00:24,358 --> 00:00:29,029 あんなデカブツ 的にされて終わる。 6 00:00:29,029 --> 00:00:33,033 あれだけ目立てば 否が応でも狙われるが…。 7 00:00:48,048 --> 00:00:50,050 (吹雪) 神輿まで たどりつけても…。 8 00:00:53,053 --> 00:00:57,057 (清原)フヒャ~ホホホ~! 9 00:00:57,057 --> 00:00:59,059 ん~。 10 00:00:59,059 --> 00:01:01,995 (吹雪) まずい どんどん密集している。➡ 11 00:01:01,995 --> 00:01:07,000 ああまで固まると 貞宗軍が背後に入り込む。➡ 12 00:01:07,000 --> 00:01:10,003 分断されて壊滅もある。 13 00:01:10,003 --> 00:01:12,005 吹雪 早まるな! 14 00:01:12,005 --> 00:01:17,010 心配無用! 伝令です。 知恵を伝えに。 15 00:01:17,010 --> 00:01:20,013 (吹雪) 《戦知らずの公家の怖さだ》➡ 16 00:01:20,013 --> 00:01:24,017 《武士の常識を外れた戦術は ハマると危険だ》 17 00:01:24,017 --> 00:01:26,019 (清原)フヒャハハハ~!➡ 18 00:01:26,019 --> 00:01:31,024 踏み殺せ! 斬り殺せ!➡ 19 00:01:31,024 --> 00:01:34,027 麻呂も射殺す! 20 00:01:34,027 --> 00:01:37,030 すべては 麻呂世界の…。 21 00:01:39,032 --> 00:01:42,035 (清原)いや…。➡ 22 00:01:42,035 --> 00:01:45,038 帝世界のため。 23 00:01:45,038 --> 00:01:48,041 麻呂には… 無理でごじゃりまする。 24 00:01:48,041 --> 00:01:51,044 国司の命を平気で狙う あの獣どもを➡ 25 00:01:51,044 --> 00:01:54,047 統治などできませぬ。 26 00:01:54,047 --> 00:01:57,050 (後醍醐天皇)朕の命でもか? 27 00:01:57,050 --> 00:02:00,988 (清原)我が清原家は もともと下級貴族。➡ 28 00:02:00,988 --> 00:02:04,992 国司になれる家柄も 器もないのでごじゃる。 29 00:02:04,992 --> 00:02:11,999 そもそも なぜ 帝は 麻呂ごときを国司にお任じに? 30 00:02:11,999 --> 00:02:17,004 (後醍醐天皇)清原よ。 朕が最も愛するのは家柄ではない。 31 00:02:17,004 --> 00:02:19,006 (後醍醐天皇)気概だ。➡ 32 00:02:19,006 --> 00:02:23,010 時代を変革しようとする 気概ある者だ。➡ 33 00:02:23,010 --> 00:02:28,015 鎌倉の時代から 汝は思っていたはずだ。➡ 34 00:02:28,015 --> 00:02:30,017 幕府の武家に尻尾を振り➡ 35 00:02:30,017 --> 00:02:34,021 既得権益を貪るだけの 怠惰な公家が➡ 36 00:02:34,021 --> 00:02:38,025 なぜ のうのうと 役職を占めているのかと。➡ 37 00:02:38,025 --> 00:02:43,030 自分なら もっと世界を 変えられるのに… と。➡ 38 00:02:43,030 --> 00:02:48,035 汝の目に秘めた情熱 野心 気概。➡ 39 00:02:48,035 --> 00:02:51,038 当時から 朕は 汝を買っていたのだ。 40 00:02:51,038 --> 00:02:59,046 あっ… 帝が… そんな前から… 麻呂ごとき公家の端くれを? 41 00:02:59,046 --> 00:03:03,984 (後醍醐天皇)汝には家格はない。 大舞台での実績もない。➡ 42 00:03:03,984 --> 00:03:06,987 されど 天をも突く気概がある。➡ 43 00:03:06,987 --> 00:03:09,990 だから信濃を託すのだ。➡ 44 00:03:09,990 --> 00:03:11,992 行け 清原。➡ 45 00:03:11,992 --> 00:03:14,995 その気概で信濃を統べよ。➡ 46 00:03:14,995 --> 00:03:17,998 朕がつくる世のために。 47 00:03:17,998 --> 00:03:21,001 帝が行けと仰せだ! 48 00:03:21,001 --> 00:03:24,004 (清原)ははーっ! 49 00:03:24,004 --> 00:03:26,006 [後醍醐天皇も また➡ 50 00:03:26,006 --> 00:03:30,010 比類なき覇気とカリスマを備えた 英雄だった] 51 00:03:30,010 --> 00:03:33,013 [帝の覇気が 乗り移ったかのように➡ 52 00:03:33,013 --> 00:03:39,019 多くの貴族が慣れない武器を持ち 命がけで戦場に立った] 53 00:03:39,019 --> 00:03:43,023 [この時代の 異常な特色の一つである] 54 00:03:43,023 --> 00:03:45,025 (吹雪)保科殿!➡ 55 00:03:45,025 --> 00:03:47,027 兵を左側へ!➡ 56 00:03:47,027 --> 00:03:51,031 右の兵も回せる限り 左に集中を! 57 00:03:51,031 --> 00:03:53,033 えっ? 58 00:03:53,033 --> 00:03:57,037 (清原) すべては 帝の御世のため!➡ 59 00:03:57,037 --> 00:04:02,976 帝世界を この信濃につくるのじゃ! 60 00:04:02,976 --> 00:04:12,986 ♬~ 61 00:05:44,010 --> 00:05:47,013 (清原軍)そりゃああー! (保科郎党)ぐああ~! 62 00:05:47,013 --> 00:05:51,017 ククク… 叫べ 愚民ども。 63 00:05:51,017 --> 00:05:55,021 その声こそが 新しき御世の鐘ぞ。➡ 64 00:05:55,021 --> 00:06:00,961 正しき世を築くには まず穢れを刈らねばならぬ。 65 00:06:00,961 --> 00:06:04,965 帝の御世は この血の上に咲く! 66 00:06:08,969 --> 00:06:13,974 うっ… ぐああ~! 67 00:06:13,974 --> 00:06:16,977 (清原)帝… ご覧あれ。 68 00:06:16,977 --> 00:06:22,983 この血潮こそが 忠義の印にございます。 69 00:06:22,983 --> 00:06:25,986 言われた通り兵をまとめたが。 70 00:06:25,986 --> 00:06:27,988 放てー! 71 00:06:27,988 --> 00:06:29,990 (保科)数が多すぎる。➡ 72 00:06:29,990 --> 00:06:33,994 倒しても倒しても 地の底から這い出てくるようだ! 73 00:06:33,994 --> 00:06:37,998 (吹雪)大丈夫 このまま続けて。 74 00:06:37,998 --> 00:06:41,001 そろそろ頃合いのはずだ。 75 00:06:41,001 --> 00:06:44,004 (清原)フフフフ…。➡ 76 00:06:44,004 --> 00:06:46,006 おお…! 77 00:06:46,006 --> 00:06:49,009 何じゃ!? しっかり支えぬか! 78 00:06:49,009 --> 00:06:53,013 ぬう… ええい 代わりの兵は どうした! 79 00:06:53,013 --> 00:06:55,015 ん? 80 00:06:57,017 --> 00:06:59,019 ああっ! 81 00:06:59,019 --> 00:07:00,954 うう…。 82 00:07:00,954 --> 00:07:06,960 何をグズグズしておる!? さっさと立て直せ! 83 00:07:06,960 --> 00:07:09,963 (吹雪)左手で 太刀を扱える者は多くない。 84 00:07:09,963 --> 00:07:14,968 そこを狙えば 担ぎ手たちの陣形を 崩すことができる。 85 00:07:14,968 --> 00:07:18,972 左だ! 左! 左から集中して攻撃しろ! 86 00:07:18,972 --> 00:07:21,975 続け 四宮! 敵将をとる! 87 00:07:21,975 --> 00:07:25,979 のおおお~! 揺れる! 揺れる! 88 00:07:25,979 --> 00:07:27,981 これでは弓が…。 89 00:07:27,981 --> 00:07:31,985 うおおおー! 90 00:07:33,987 --> 00:07:35,989 あ? 91 00:07:37,991 --> 00:07:42,996 ああああ~! 92 00:07:45,999 --> 00:07:50,003 (弧次郎)終わったな。 (玄蕃)所詮は 公家のお遊びか。➡ 93 00:07:50,003 --> 00:07:53,006 とっとと帰って 褒美もらおうぜ~。➡ 94 00:07:53,006 --> 00:07:56,009 あの国司を討ち取ったんだからよ。 95 00:07:56,009 --> 00:07:58,011 (弧次郎) 自分の手柄みたいに言うな! 96 00:07:58,011 --> 00:08:00,947 (玄蕃)え? 違うの? 97 00:08:00,947 --> 00:08:02,615 ん? 98 00:08:02,615 --> 00:08:04,951 ん? どうした? 坊。 99 00:08:04,951 --> 00:08:07,954 いや…。 100 00:08:07,954 --> 00:08:11,991 四宮本陣の背後の山が… 今 何か…。 101 00:08:13,993 --> 00:08:15,995 光…。 102 00:08:17,998 --> 00:08:19,100 武具? 103 00:08:25,005 --> 00:08:27,007 山…。 104 00:08:27,007 --> 00:08:30,010 (馬のいななき) (弧次郎)若!? 105 00:08:30,010 --> 00:08:33,013 四宮軍に 逃げる用意をさせないと! 106 00:08:33,013 --> 00:08:36,015 最悪の場合 背後から奇襲が来る! 107 00:08:36,015 --> 00:08:39,019 はあ!? そんなん ありえん!➡ 108 00:08:39,019 --> 00:08:42,021 四宮軍の背後は 延々深い山だ。 109 00:08:42,021 --> 00:08:46,025 あんな場所に まとまった軍なんか 入り込めるはず…。 110 00:08:46,025 --> 00:08:49,029 うっ…。 んん…。 111 00:08:49,029 --> 00:08:54,034 それに若 敵方の 主な武将は出尽くしたはずだ! 112 00:08:58,038 --> 00:09:02,042 心当たりが一人いる。 113 00:09:02,042 --> 00:09:05,044 狡猾で用意周到。 114 00:09:05,044 --> 00:09:10,049 山伝いの奇襲を得意とする 知略の将が。 115 00:09:10,049 --> 00:09:13,053 裏山から奇襲が来る? 116 00:09:16,056 --> 00:09:19,058 何の気配もないが。➡ 117 00:09:19,058 --> 00:09:20,994 何を根拠に? 118 00:09:20,994 --> 00:09:24,063 根拠はないのですが とにかく早く退却を! 119 00:09:24,063 --> 00:09:27,067 (武士)国司を負かして 勝つ寸前だぞ。➡ 120 00:09:27,067 --> 00:09:29,068 こんな時に本陣を動かせん。 121 00:09:29,068 --> 00:09:32,072 うう… あっ。 122 00:09:32,072 --> 00:09:37,077 神を信じる我らが土地で 神輿とは 片腹痛いわ! 123 00:09:37,077 --> 00:09:39,078 神輿に乗れるのは神様だ。 124 00:09:39,078 --> 00:09:42,082 この信濃じゃ…。 (保科)お一人だけだぜ! 125 00:09:42,082 --> 00:09:45,085 ひぃ~! 126 00:09:45,085 --> 00:09:48,087 (武士) 四宮殿が戻ってから話は聞こう。 127 00:09:48,087 --> 00:09:51,091 それでは遅い! 逃げ好きの勘です。 128 00:09:51,091 --> 00:09:52,759 どうか早く! ⚟て…。 129 00:09:52,759 --> 00:09:54,427 あっ。 (一同)ん? 130 00:09:54,427 --> 00:09:57,096 敵… 敵…。 131 00:09:57,096 --> 00:09:59,032 (武士)敵? 132 00:09:59,032 --> 00:10:02,035 ぐっ…。 (地鳴り) 133 00:10:02,035 --> 00:10:04,037 (一同)うおおおー! 134 00:10:04,037 --> 00:10:08,041 て… 敵襲ー!! 135 00:10:08,041 --> 00:10:11,044 何だ!? 136 00:10:11,044 --> 00:10:13,046 弥三郎! (保科)しまった! 137 00:10:13,046 --> 00:10:15,048 (清原)ひぃ… ひぃ…! 138 00:10:15,048 --> 00:10:20,053 奴は 俺が追う! 四宮は 本陣へ行ってくれ! 139 00:10:25,058 --> 00:10:28,061 うぎゃあ~! 逃げろ~! 140 00:10:28,061 --> 00:10:30,063 あっ! 141 00:10:30,063 --> 00:10:32,065 若! 142 00:10:32,065 --> 00:10:34,067 弧次郎! 玄蕃! 143 00:10:34,067 --> 00:10:53,086 ♬~ 144 00:10:53,086 --> 00:10:55,088 《瘴奸…》 145 00:11:17,944 --> 00:11:20,947 時行さま…。 146 00:11:28,955 --> 00:11:31,958 (瘴奸)3つの戦場で 始まった戦は➡ 147 00:11:31,958 --> 00:11:35,962 数日で北と南の兵力が 最適化され➡ 148 00:11:35,962 --> 00:11:37,964 双方の戦力が 中央に集中し➡ 149 00:11:37,964 --> 00:11:40,967 決戦になるはず。➡ 150 00:11:40,967 --> 00:11:43,970 各陣営の兵力を分析した結果➡ 151 00:11:43,970 --> 00:11:45,972 決戦の時は 4日目と予測し➡ 152 00:11:45,972 --> 00:11:49,976 それに合わせ 山の中 兵を進めた。➡ 153 00:11:49,976 --> 00:11:54,981 さらに 国司が作った秘密兵器の 情報を聞き 策に組み込んだ。➡ 154 00:11:54,981 --> 00:11:59,919 戦場の注意を集めるには 最適なおもちゃだ。➡ 155 00:11:59,919 --> 00:12:02,989 皆の注意が 神輿に向いている隙に➡ 156 00:12:02,989 --> 00:12:08,995 一気に四宮本陣に接近し 奇襲した。 157 00:12:08,995 --> 00:12:13,100 これが軍略だ。 長寿丸殿。 158 00:12:13,100 --> 00:12:16,002 軍略…。 159 00:12:16,002 --> 00:12:20,006 (瘴奸)小物の大将を 逃げ回って討ち取り➡ 160 00:12:20,006 --> 00:12:23,009 小さな村を守れても➡ 161 00:12:23,009 --> 00:12:27,013 大きな戦の流れを読めなくては 君は将来➡ 162 00:12:27,013 --> 00:12:31,017 大きな物を手にすることは できないだろう。➡ 163 00:12:31,017 --> 00:12:36,022 楠木殿にでも 戦を教われればよかったのになぁ。 164 00:12:36,022 --> 00:12:40,026 だが残念! 良い子は死ぬ時間だ! 165 00:12:40,026 --> 00:12:42,028 (弧次郎)若! (瘴奸)なっ!? 166 00:12:42,028 --> 00:12:45,031 奴ら 徒歩だ。 馬には 追いつけねえ! 167 00:12:45,031 --> 00:12:47,033 ああ。 168 00:12:49,035 --> 00:12:52,038 ⚟さすがだ 瘴奸。 169 00:12:52,038 --> 00:12:55,041 貴様の策が ピタリ当たった。 170 00:12:55,041 --> 00:12:57,043 (瘴奸)殿。 171 00:12:57,043 --> 00:13:00,980 (貞宗)フッ… この隙に わしも防衛線を突破できた。➡ 172 00:13:00,980 --> 00:13:04,984 このまま一気に 四宮軍を駆逐するぞ! 173 00:13:04,984 --> 00:13:06,986 (瘴奸)はっ! 174 00:13:08,988 --> 00:13:10,990 《一人の武将のたった一手で➡ 175 00:13:10,990 --> 00:13:14,994 全ての戦局が ひっくり返されてしまった》 176 00:13:14,994 --> 00:13:17,997 《これが戦》 177 00:13:17,997 --> 00:13:21,000 《これが軍略》 178 00:13:21,000 --> 00:13:25,004 くそ! 俺が本陣を離れてた隙に。 179 00:13:25,004 --> 00:13:29,008 (四宮)《ダメだ… 一度瓦解した軍は 立て直せない》 180 00:13:29,008 --> 00:13:31,010 四宮殿! 181 00:13:31,010 --> 00:13:35,014 ごめんなさい! 私が もう少し早く気づいていれば。 182 00:13:35,014 --> 00:13:39,018 馬鹿言うな! そこまで子供を頼るようじゃ➡ 183 00:13:39,018 --> 00:13:41,020 武士がすたるぜ。➡ 184 00:13:41,020 --> 00:13:45,024 今 考えてるのは この負けを どうまとめるかだ。➡ 185 00:13:45,024 --> 00:13:47,026 保科の時と同じように➡ 186 00:13:47,026 --> 00:13:51,030 うちも そう簡単に 領地を捨てることはできん。➡ 187 00:13:51,030 --> 00:13:56,035 だが この混乱の中 踏みとどまれば 全滅は必至だ。 188 00:13:56,035 --> 00:13:57,970 うわあ~! 189 00:13:57,970 --> 00:14:01,974 (望月)うおおお… りゃああ~! 190 00:14:04,977 --> 00:14:07,980 も… 望月殿!? 191 00:14:07,980 --> 00:14:10,983 (亜也子)すいません 味方ごと吹っ飛ばしたんで➡ 192 00:14:10,983 --> 00:14:13,986 救助 お願いします。 193 00:14:13,986 --> 00:14:18,991 諏訪神党三大将より 四宮党に伝令する!➡ 194 00:14:18,991 --> 00:14:21,994 この戦 逃げるが勝ちと心得よ!➡ 195 00:14:21,994 --> 00:14:28,000 しんがりで 一刻 稼いでやるから 一族を連れて保科領へ退け!➡ 196 00:14:28,000 --> 00:14:33,005 いずれ必ず 諏訪明神が立ち上がられる。➡ 197 00:14:33,005 --> 00:14:36,008 生きながらえて その時を待て! 198 00:14:36,008 --> 00:14:38,010 (四宮軍)おお…。 199 00:14:38,010 --> 00:14:41,013 おお 諏訪明神が! 200 00:14:41,013 --> 00:14:43,015 (武士)ありがたや。 その時のためなら➡ 201 00:14:43,015 --> 00:14:46,018 どんな屈辱も 今は耐えよう! 202 00:14:46,018 --> 00:14:52,024 (四宮)《助かるぜ。 三大将の言葉は 説得力が違う》 203 00:14:52,024 --> 00:14:57,029 よし 敵は望月様にお任せして 退却準備だ! 204 00:14:57,029 --> 00:14:58,965 (四宮軍)おお! 205 00:14:58,965 --> 00:15:01,968 望月様は 北にいたはずじゃ。 206 00:15:01,968 --> 00:15:03,970 なぜ この戦場へ? 207 00:15:03,970 --> 00:15:08,975 あの後 この中の戦場のことを 父上に伝えに行ったんだけど➡ 208 00:15:08,975 --> 00:15:11,978 私の報告 聞いた途端 父上ったらね➡ 209 00:15:11,978 --> 00:15:14,981 「なんかつまらん」って すぐ出発したの。 210 00:15:14,981 --> 00:15:17,984 つまらん? (望月)ああ! 211 00:15:17,984 --> 00:15:21,988 ここの戦場の敵の動きが つまらなすぎた。 212 00:15:21,988 --> 00:15:24,991 だから なんか面白い どんでん返しがある気がして➡ 213 00:15:24,991 --> 00:15:26,993 心配になってな。 214 00:15:26,993 --> 00:15:30,997 ざ… 雑。 けど助かった。 215 00:15:30,997 --> 00:15:33,100 (望月)もともと 今回は 勝ち目の薄い戦。➡ 216 00:15:33,100 --> 00:15:37,003 まだ 頼重様が 表立って動けないのだから➡ 217 00:15:37,003 --> 00:15:39,005 仕方のないこと。➡ 218 00:15:39,005 --> 00:15:42,008 犬甘 常岩 両氏共に➡ 219 00:15:42,008 --> 00:15:45,011 負けた時には 山奥に潜むよう言い渡してあり➡ 220 00:15:45,011 --> 00:15:50,016 そのための物資も住居も 頼重様の手で準備してある。➡ 221 00:15:50,016 --> 00:15:53,019 これは あくまで前哨戦。➡ 222 00:15:53,019 --> 00:15:55,021 人の犠牲を極力抑え➡ 223 00:15:55,021 --> 00:16:00,026 諏訪神党の結束を高めるのが 頼重様の狙いだ。 224 00:16:00,026 --> 00:16:03,029 《そこまで 頼重殿は計算して…》 225 00:16:03,029 --> 00:16:07,033 《瘴奸とは また別の深遠な軍略だ》 226 00:16:07,033 --> 00:16:10,036 (望月)そして 若君。 227 00:16:10,036 --> 00:16:15,041 諏訪神党のため 昼夜を分かたず 命がけで走る献身的なお姿。 228 00:16:15,041 --> 00:16:21,047 仲間たち皆 あなた様に 深く感じ入りました。➡ 229 00:16:21,047 --> 00:16:24,050 次の大戦 我ら信濃の民は➡ 230 00:16:24,050 --> 00:16:28,054 あなた様への協力を 惜しまぬと約束しましょう。 231 00:16:32,058 --> 00:16:34,060 [私たち逃若党の最後の任務は➡ 232 00:16:34,060 --> 00:16:39,065 中の戦場の敗北を 南に伝えに行くことだった] 233 00:16:39,065 --> 00:16:45,071 [伝令を聞くなり 海野殿と祢津殿は中へと急行し➡ 234 00:16:45,071 --> 00:16:50,076 三大将の奮戦で 窮地の四宮党を救出] 235 00:16:50,076 --> 00:16:53,079 [人的損害は 最小限に抑えられた] 236 00:16:53,079 --> 00:16:59,018 [勝ち目が消えた 北の常岩殿と 南の犬甘殿は 山中に逃走し➡ 237 00:16:59,018 --> 00:17:05,024 国司・清原は 混乱の中 取り逃がしてしまった] 238 00:17:05,024 --> 00:17:08,027 [瘴奸と小笠原軍は かろうじて食い止めたが➡ 239 00:17:08,027 --> 00:17:11,030 領地は 大きく奪われてしまった] 240 00:17:13,032 --> 00:17:16,035 口惜しいが 世話になるぜ 弥三郎。 241 00:17:16,035 --> 00:17:21,040 (保科)おう。 敵の策に乗せられ 清原も仕留め損ねた。 242 00:17:21,040 --> 00:17:25,044 今回の責任は 俺にある。➡ 243 00:17:25,044 --> 00:17:28,047 四宮党の生活の世話 戦死者の供養➡ 244 00:17:28,047 --> 00:17:31,050 すべて保科党で請け負おう。 245 00:17:31,050 --> 00:17:33,052 (四宮)恩にきる。 246 00:17:33,052 --> 00:17:38,057 四宮殿がいれば百人力だ! 次こそ 奴らをぶち殺しましょう! 247 00:17:38,057 --> 00:17:40,059 あ… ああ。 248 00:17:40,059 --> 00:17:44,063 (四宮)《こいつら 温度差あるんだよなぁ うちと》 249 00:17:47,066 --> 00:17:49,068 ハッハッハッハッハ! 250 00:17:49,068 --> 00:17:53,072 なんなら このまま両党合併するか。 251 00:17:53,072 --> 00:17:56,075 先々のために。 252 00:17:56,075 --> 00:17:59,011 フッ… それもいいかもな。 253 00:17:59,011 --> 00:18:03,015 諏訪明神が立ってくださると 確かに聞いた。➡ 254 00:18:03,015 --> 00:18:08,020 生きて その日を迎えるためなら 何でもするさ。 255 00:18:08,020 --> 00:18:14,026 [朝敵のレッテルを貼られ 戦に敗北した諏訪神党] 256 00:18:14,026 --> 00:18:18,030 [このままいけば 土地をすべて奪われてしまう] 257 00:18:18,030 --> 00:18:21,033 [一か八かの大乱に 賭けるしかない] 258 00:18:21,033 --> 00:18:26,038 [その意識と覚悟が 共有されていく] 259 00:18:35,047 --> 00:18:37,049 ハァ…! 260 00:18:37,049 --> 00:18:42,054 (せき) 261 00:18:58,004 --> 00:19:02,008 (上卿)蔵人頭 源 光範。➡ 262 00:19:02,008 --> 00:19:06,012 参議 橘 教隆。➡ 263 00:19:06,012 --> 00:19:11,017 権中納言 藤原 公平。➡ 264 00:19:11,017 --> 00:19:18,024 こたびの昇進 以上の者とする。 265 00:19:18,024 --> 00:19:20,026 才あっても 家柄のせいで➡ 266 00:19:20,026 --> 00:19:24,030 出世の道が続かぬというのも つらいですなぁ。 267 00:19:24,030 --> 00:19:28,034 (清原) 出世の道が続かぬのもつらいが➡ 268 00:19:28,034 --> 00:19:34,040 鎌倉に下らねば 出世できぬのも悲しいものです。 269 00:19:34,040 --> 00:19:38,044 清原殿 叶わぬ出世を 嘆いてばかりでも仕方ない。 270 00:19:38,044 --> 00:19:43,049 このような時代であることも 受け入れるよりほかあるまい。 271 00:19:43,049 --> 00:19:45,051 (清原)それでも➡ 272 00:19:45,051 --> 00:19:51,057 家柄のない者も出世が叶う日が 来るのを待つのみです。 273 00:20:13,012 --> 00:20:16,015 頼継! 頼継! 274 00:20:16,015 --> 00:20:20,019 どこへ行ったのだ 頼継は。 275 00:20:20,019 --> 00:20:22,021 頼継! 276 00:20:24,023 --> 00:20:30,029 ハァ… 負け戦を報告するのは 心が重い。 277 00:20:33,032 --> 00:20:38,037 頼重様は あなた様の無事を 何より喜ばれます。 278 00:20:38,037 --> 00:20:40,039 あれを見てください。➡ 279 00:20:40,039 --> 00:20:46,045 頼重様は あなた様が戦場に行く時 いつも あそこに小屋を作らせ➡ 280 00:20:46,045 --> 00:20:52,051 誰も入れずに禊を行い あなた様の無事を祈っていました。 281 00:20:52,051 --> 00:20:54,053 禊…。 282 00:20:54,053 --> 00:20:57,056 《この季節に 冷水をかぶるなんて…》 283 00:20:57,056 --> 00:20:59,992 《そこまで私のことを》 284 00:20:59,992 --> 00:21:03,095 《今回 はっきりと実感した》 285 00:21:03,095 --> 00:21:08,000 《私の目標は 頼重殿の目標と同じなんだ》 286 00:21:08,000 --> 00:21:13,005 《北条の再興は すなわち信濃の民を助けること》 287 00:21:13,005 --> 00:21:16,008 《落ち込んでる場合じゃない》 288 00:21:16,008 --> 00:21:21,013 《私は あの人と一緒に 天下を目指すんだ!》 289 00:21:21,013 --> 00:21:24,016 ただ今 戻りました 頼重殿! 290 00:21:24,016 --> 00:21:26,018 あっ。 291 00:21:28,020 --> 00:21:29,688 (頼重)あっ。 292 00:21:29,688 --> 00:21:34,026 [頼重が 温泉に入っている] 293 00:21:34,026 --> 00:21:37,029 [神力で掘り当てた温泉に➡ 294 00:21:37,029 --> 00:21:42,034 酒とつまみを持ち込んで 入っている] 295 00:21:42,034 --> 00:21:47,039 何 人が命張ってるときに 遊び散らかしてんだ バカ明神! 296 00:21:47,039 --> 00:21:50,042 い… いや~ さっきまで禊してたし! 297 00:21:50,042 --> 00:21:52,044 お湯かぶっても 気持ちいいだけじゃん! 298 00:21:52,044 --> 00:21:56,048 い… いいんです! 冷水でやるなんて決まりないし! 299 00:21:56,048 --> 00:21:59,985 やはり この人とは 一緒にやれないかもしれない。 300 00:21:59,985 --> 00:22:01,987 懲らしめろ~! 301 00:22:01,987 --> 00:22:05,991 うら~! (雫)おお~。 302 00:22:05,991 --> 00:22:09,995 [今回の戦で 諏訪側は 領地を失い➡ 303 00:22:09,995 --> 00:22:11,997 代わりに絆を得た] 304 00:22:11,997 --> 00:22:18,003 [何よりも 時行と頼重が より強く目的を共有し➡ 305 00:22:18,003 --> 00:22:22,007 諏訪陣営が大戦に向けて 一枚岩となった] 306 00:22:24,009 --> 00:22:27,012 […かに見えた] 307 00:22:27,012 --> 00:22:37,022 ♬~