1 00:00:38,805 --> 00:00:41,475 ((ほ~らミュイ 見てごらん。 2 00:00:41,475 --> 00:00:46,647 お前にいつか これを 見せてやろうと思っていたんだ。 3 00:00:46,647 --> 00:00:49,983 (ミュイ)あっ! 4 00:00:49,983 --> 00:00:52,653 わぁ… きれいな色。 5 00:00:52,653 --> 00:00:55,355 フフフ 触ってごらん。 6 00:00:57,991 --> 00:01:01,495 おおっ! わぁ…。 7 00:01:01,495 --> 00:01:05,165 ホホホ… お前は石に好かれる子だ。 8 00:01:05,165 --> 00:01:08,669 わぁ…。 9 00:01:08,669 --> 00:01:13,006 いいかい ミュイ。 ワシら一族は➡ 10 00:01:13,006 --> 00:01:17,344 太古の昔から 魔石と呼ばれるものを➡ 11 00:01:17,344 --> 00:01:21,848 扱う力を持っていたんだ。 魔石? 12 00:01:21,848 --> 00:01:26,687 その魔石の中でも これは飛び切り上等なものだ。 13 00:01:26,687 --> 00:01:33,360 そして悲しいことに ワシらの里を 滅ぼしたものでもある)) 14 00:01:33,360 --> 00:01:45,138 ♬~ 15 00:01:45,138 --> 00:01:48,342 おじいちゃん…。 16 00:03:38,452 --> 00:03:40,954 (一廣)じゃあ 手はずどおり いこうか。 17 00:03:40,954 --> 00:03:45,625 目的は 獣人の子の救出と 賊の撃退。 18 00:03:45,625 --> 00:03:49,963 何か難しいと判断したときは チャットで伝えるからね。 19 00:03:49,963 --> 00:03:54,468 (マリー)了解。 そのときは合流して トレインで脱出ね! 20 00:03:54,468 --> 00:03:59,139 じゃあ作戦開始! トゥイル! 21 00:03:59,139 --> 00:04:01,341 ナー・エルヴィシヴィニ。 22 00:04:04,478 --> 00:04:07,981 わぁ… 光精霊の姿隠しか。 23 00:04:07,981 --> 00:04:11,151 本当に何も見えなくなるものだね。 24 00:04:11,151 --> 00:04:14,654 あら 寝ぼすけのあなたにまで 見えてたら➡ 25 00:04:14,654 --> 00:04:19,493 術なんて呼べないわ。 けどマリー 絶対に無理しないで。 26 00:04:19,493 --> 00:04:21,661 ええ あなたも。 27 00:04:21,661 --> 00:04:24,164 わかった。 じゃあ行くよ。 28 00:04:24,164 --> 00:04:27,167 あっ カズヒホ! あっ? 29 00:04:27,167 --> 00:04:29,669 あの… 帰ったら➡ 30 00:04:29,669 --> 00:04:32,172 絵本の続きを読んでちょうだいね。 31 00:04:32,172 --> 00:04:35,108 うん。 オーバーロード! 32 00:04:35,108 --> 00:04:47,120 ♬~ 33 00:04:47,120 --> 00:04:51,625 ((まず 獣人の子の居場所を 捜さないといけないけど➡ 34 00:04:51,625 --> 00:04:54,961 盗賊たちに 見張られているだろうね。 35 00:04:54,961 --> 00:04:58,131 だから ヤツらに こっちを見つけてもらう。 36 00:04:58,131 --> 00:05:01,801 盗賊は きっとまたあの子に➡ 37 00:05:01,801 --> 00:05:04,471 怪物を 呼び出させようとするから…。 38 00:05:04,471 --> 00:05:09,142 うん あの子は1人で出てくる。 そこへ僕が行く。 39 00:05:09,142 --> 00:05:12,145 だったら私が 怪物を引きつけておくわ。 40 00:05:12,145 --> 00:05:14,147 ええっ 危険すぎるよ。 41 00:05:14,147 --> 00:05:17,984 そうしないと あなたが危険じゃない。 でも…。 42 00:05:17,984 --> 00:05:22,989 忘れてはいないかしら… 私は精霊魔術師なのよ)) 43 00:05:24,991 --> 00:05:26,993 オーバーロード。 44 00:05:31,164 --> 00:05:33,166 いたいた。 45 00:05:33,166 --> 00:05:36,603 マリー ヤツらの位置は確認した。 46 00:05:36,603 --> 00:05:39,940 🖁そっちの準備はどう? まずまずよ。 47 00:05:39,940 --> 00:05:44,444 10体の火とかげを 砂に潜らせたところ。 48 00:05:44,444 --> 00:05:47,614 ねぇ 本当に威力を抑えていいの? 49 00:05:47,614 --> 00:05:51,785 うん。 威力より 数で翻弄してほしいからね。 50 00:05:51,785 --> 00:05:55,455 じゃあ まずは一発 試してもらおうかな。 51 00:05:55,455 --> 00:05:57,958 いいわ。 52 00:05:57,958 --> 00:05:59,960 スピア! 53 00:05:59,960 --> 00:06:02,362 (火とかげ)ハッ… ハウッ! 54 00:06:06,633 --> 00:06:10,136 お~っ 距離も相当いけるんだね。 55 00:06:10,136 --> 00:06:12,138 んっ? あっ。 56 00:06:14,140 --> 00:06:16,643 ウッ! 57 00:06:16,643 --> 00:06:18,979 ええっ…? クソッ! 58 00:06:18,979 --> 00:06:21,181 ハハッ… さて。 59 00:06:24,651 --> 00:06:28,355 🖁来るよ。 いつでもどうぞ。 60 00:06:30,824 --> 00:06:32,826 (地響き) 61 00:06:34,761 --> 00:06:37,264 ギャオー! 62 00:06:37,264 --> 00:06:39,933 クッ… マリー 大丈夫? 63 00:06:39,933 --> 00:06:42,636 🖁もちろんよ。 それより あの子は? 64 00:06:46,606 --> 00:06:49,442 あっ… 見つけた! 65 00:06:49,442 --> 00:06:52,112 🖁じゃあ頼んだよ マリー。 あっ!? 66 00:06:52,112 --> 00:06:55,115 《「頼んだよ」… ですって》 67 00:06:55,115 --> 00:06:57,117 フンッ! 68 00:06:57,117 --> 00:07:00,120 スピア! アウッ! 69 00:07:02,956 --> 00:07:05,292 ワッ…。 70 00:07:05,292 --> 00:07:07,627 ワッ! 71 00:07:07,627 --> 00:07:11,798 はぁ なるほど。 聞いてはいたけど…。 72 00:07:11,798 --> 00:07:14,801 一発だけ撃てる ゲリラ戦車みたいなものか。 73 00:07:17,304 --> 00:07:19,306 よし その調子よ! 74 00:07:19,306 --> 00:07:21,641 マリーは離れた所から➡ 75 00:07:21,641 --> 00:07:25,312 動く必要もなく標的を陽動できる。 76 00:07:25,312 --> 00:07:29,482 精霊魔術って もしかして すごく便利なんじゃないの? 77 00:07:29,482 --> 00:07:34,888 けど… 急がないとね。 マリーの魔力にも限界があるし。 78 00:07:36,756 --> 00:07:39,759 な… 何… 何が起こっているの? 79 00:07:39,759 --> 00:07:42,262 ウッ! (怪物の叫び声) 80 00:07:42,262 --> 00:07:47,934 怖いよう… 助けて… 誰か…。 81 00:07:47,934 --> 00:07:50,937 おじいちゃん…。 82 00:07:50,937 --> 00:07:53,273 あっ? (着地の足音) 83 00:07:53,273 --> 00:07:56,443 やあ。 84 00:07:56,443 --> 00:08:00,280 わっ!? わぁ~っ! えっ? 85 00:08:00,280 --> 00:08:05,285 どうしてここに? し 仕返しにきたの? 86 00:08:05,285 --> 00:08:07,287 あっ…。 87 00:08:07,287 --> 00:08:09,622 《うん やっぱり猫族だ。 88 00:08:09,622 --> 00:08:14,828 相当おびえてるな… 無理もないか…》 89 00:08:16,796 --> 00:08:20,633 怖がらないでいいよ。 危害を加えたりしない。 90 00:08:20,633 --> 00:08:22,635 君に会いにきたんだ。 91 00:08:22,635 --> 00:08:25,638 あっ 獣人語をしゃべって…。 92 00:08:25,638 --> 00:08:29,142 ボ ボクらの言葉 わかるのデス? 93 00:08:29,142 --> 00:08:33,146 うん 言葉を覚えるのは 僕の趣味なんだ。 94 00:08:33,146 --> 00:08:37,083 ボクらの言葉を話す ニンゲンがいるなんて…。 95 00:08:37,083 --> 00:08:41,254 君 1人? 他に捕まってる仲間はいない? 96 00:08:41,254 --> 00:08:43,923 ボクだけ… デス。 97 00:08:43,923 --> 00:08:47,761 ボ ボクら猫族は とっても弱いから➡ 98 00:08:47,761 --> 00:08:51,097 おじいちゃんと2人で 隠れて暮らしていたんデス。 99 00:08:51,097 --> 00:08:55,602 ニンゲンに見つかったら ひ… ひどいことされるって。 100 00:08:55,602 --> 00:08:59,606 でも… 突然 アイツらが来て…。 101 00:08:59,606 --> 00:09:02,609 おじいちゃんは…。 102 00:09:07,781 --> 00:09:10,950 そう…。 103 00:09:10,950 --> 00:09:14,621 ゆっくり君と話したいけど あまり時間がないんだ。 104 00:09:14,621 --> 00:09:18,458 ここから逃げ出そう。 僕でよかったら 手を貸すよ。 105 00:09:18,458 --> 00:09:20,460 あっ…。 106 00:09:20,460 --> 00:09:24,964 どうして? ニンゲンの僕じゃ 信用できないかな? 107 00:09:33,306 --> 00:09:37,410 助けてクダサイ! もう こんなのは嫌なのデス! 108 00:09:37,410 --> 00:09:42,248 石で魔物を呼び出して 罪もない旅人を襲うなんて! 109 00:09:42,248 --> 00:09:44,250 わかった。 110 00:09:44,250 --> 00:09:46,252 んっ!? 111 00:09:46,252 --> 00:09:48,254 あっ! 112 00:09:48,254 --> 00:09:52,058 よ~く戻ってきたなぁ クソガキ。 113 00:09:54,093 --> 00:09:58,431 昨日どうやってあの場から 消えたのかわかったぞ。 114 00:09:58,431 --> 00:10:02,268 お前は移動系のスキルに 特化したクソガキだ。 115 00:10:02,268 --> 00:10:05,605 そのスキルでエルフを連れて 逃げたんだろう? 116 00:10:05,605 --> 00:10:08,775 あ~ うん だいぶ近いね。 117 00:10:08,775 --> 00:10:10,944 それで よければ➡ 118 00:10:10,944 --> 00:10:13,112 この子の足かせを 外してくれない? 119 00:10:13,112 --> 00:10:16,783 見たところ ただの鉄の輪じゃ なさそうだからね。 120 00:10:16,783 --> 00:10:18,785 なら取り引きだ。 121 00:10:18,785 --> 00:10:21,788 宝の詰まった お前のカバンをよこしな。 122 00:10:21,788 --> 00:10:25,625 そうすりゃ こんなもんは砕いてやるよ。 123 00:10:25,625 --> 00:10:29,129 へぇ 宝の詰まったカバンね…。 124 00:10:29,129 --> 00:10:31,798 そっちは探知スキルでも 持ってるのかな? 125 00:10:31,798 --> 00:10:33,900 フン それがどうした? 126 00:10:36,803 --> 00:10:41,307 《何が取り引きだ… そんな見え透いたウソ…》 127 00:10:41,307 --> 00:10:44,310 社会人には通用しないよ! 128 00:10:48,982 --> 00:10:50,984 ククッ…。 129 00:10:50,984 --> 00:10:54,821 そうかそうか… よぉ~くわかった。 130 00:10:54,821 --> 00:11:00,326 両手両足 切り落としてから まんべんなく塩を塗ってやる! 131 00:11:00,326 --> 00:11:03,329 ⚟叩き斬れ! ⚟やっちまえ~! あっ。 132 00:11:03,329 --> 00:11:05,832 え~い… たっ! 133 00:11:05,832 --> 00:11:09,168 おおっ!? フンッ! 134 00:11:09,168 --> 00:11:12,672 チィッ… すばしっこいヤツめ。 どけ! 135 00:11:12,672 --> 00:11:16,009 俺がやる。 136 00:11:16,009 --> 00:11:19,012 フンッ! 137 00:11:19,012 --> 00:11:21,014 《生身の腕で?》 138 00:11:21,014 --> 00:11:23,016 ニヒッ…。 139 00:11:26,186 --> 00:11:30,356 《装甲が… コイツ タンクか》 140 00:11:30,356 --> 00:11:33,359 ウウッ…。 141 00:11:33,359 --> 00:11:36,963 ハッハァ! 油断したな! 142 00:11:36,963 --> 00:11:39,799 《クッ… それなら…》 143 00:11:39,799 --> 00:11:42,302 ヒッヒー オラオラァ! 144 00:11:42,302 --> 00:11:45,138 そのまま落ちちまえ! 145 00:11:45,138 --> 00:11:48,641 代わりにどうぞ。 146 00:11:48,641 --> 00:11:52,979 うわあっ!? ぬおぉ~! 147 00:11:52,979 --> 00:11:55,148 (うろたえる声) 148 00:11:55,148 --> 00:11:57,951 何してる 絶対逃がすな! 149 00:12:02,488 --> 00:12:04,824 うまく隠れたね。 あっ。 150 00:12:04,824 --> 00:12:07,493 い… 今 あなたは くにゃってなって➡ 151 00:12:07,493 --> 00:12:11,164 消えたみたいに見えまシタ… どうなっているのデス? 152 00:12:11,164 --> 00:12:14,667 あれは 僕のファーストスキル ファントムさ。 153 00:12:14,667 --> 00:12:17,503 自分自身の幻影を 生み出すスキルだよ。 154 00:12:17,503 --> 00:12:19,672 たぶん この能力が➡ 155 00:12:19,672 --> 00:12:23,509 夢幻剣士という 僕の職業名の由来かな。 156 00:12:23,509 --> 00:12:25,845 夢幻剣士…。 157 00:12:25,845 --> 00:12:30,183 単に弱いから 逃げ足を 鍛えてきただけなんだけどね。 158 00:12:30,183 --> 00:12:33,519 えっ? 弱い? ホントですか? 159 00:12:33,519 --> 00:12:37,290 あぁ しょっちゅう 魔物にやられてばっかりさ。 160 00:12:37,290 --> 00:12:40,793 あっ だから守るのは あんまり得意じゃないんだ。 161 00:12:40,793 --> 00:12:44,130 君は見つからないよう 気をつけてくれるかな。 162 00:12:44,130 --> 00:12:46,299 あっ はい! 163 00:12:46,299 --> 00:12:48,801 じゃあ もう少し待っていてね。 164 00:12:48,801 --> 00:12:52,305 あの ボクの名前 ミュイ デス。 165 00:12:52,305 --> 00:12:56,309 ミュイ。 僕はカズヒホ。 よろしくね。 166 00:13:06,986 --> 00:13:09,489 クソッ どこへ行きやがった? 167 00:13:11,658 --> 00:13:14,160 あっ! お前の後ろだ! へっ? 168 00:13:14,160 --> 00:13:17,163 うお~っ! 169 00:13:17,163 --> 00:13:19,165 あっ… ウッ。 170 00:13:21,167 --> 00:13:24,337 あぁ~っ! チィ! 171 00:13:24,337 --> 00:13:28,174 ぬあ~っ! 172 00:13:28,174 --> 00:13:31,844 はっ!? また消えた! クソが~! 173 00:13:31,844 --> 00:13:34,847 どこへ消えた!? 捜せ~! 174 00:13:36,783 --> 00:13:40,620 🖁カズヒホ! 無事なの? うん マリー 順調だよ。 175 00:13:40,620 --> 00:13:43,956 今 怪物が 泉の中へ逃げ込んでいったの。 176 00:13:43,956 --> 00:13:47,126 数で翻弄する作戦が うまくいったみたい。 177 00:13:47,126 --> 00:13:49,462 もちろん 見張っているけど。 178 00:13:49,462 --> 00:13:52,298 そうか 合流するチャンスだね。 179 00:13:52,298 --> 00:13:56,302 もう少しだけ待ってて。 ちょっと気になることがあって。 180 00:13:56,302 --> 00:13:58,604 🖁わかった。 待ってるわ! 181 00:14:00,973 --> 00:14:06,813 アイツが頭領だよな さっきから あそこで何を…。 182 00:14:06,813 --> 00:14:09,816 背後を部下2人に守らせて…。 183 00:14:09,816 --> 00:14:13,319 《怪物の動きを見ているのか? 184 00:14:13,319 --> 00:14:15,822 嫌な予感がするな。 185 00:14:15,822 --> 00:14:20,426 魔物と違って 人間相手の戦いはこれだから…》 186 00:14:26,666 --> 00:14:29,168 フッ… いたぞ! 187 00:14:29,168 --> 00:14:32,338 エルフが下に隠れてやがる! ハッ! 188 00:14:32,338 --> 00:14:35,942 《探知スキルで マリーを捜していたのか》 189 00:14:35,942 --> 00:14:38,444 向かいの茂みだ。 お前ら➡ 190 00:14:38,444 --> 00:14:41,647 捕まえて引きずり出してこい! (2人)へい! 191 00:14:45,952 --> 00:14:48,121 《それはちょっと困るかな~》 192 00:14:48,121 --> 00:14:50,123 (2人)うおっ! 193 00:14:50,123 --> 00:14:52,125 フッ… そこまでだ。 194 00:14:52,125 --> 00:14:54,627 灰になりな! 195 00:14:54,627 --> 00:14:57,964 あっ! (2人)なっ…。 196 00:14:57,964 --> 00:14:59,966 ウッ。 (爆発音) 197 00:14:59,966 --> 00:15:01,968 (2人)ギャーッ! 198 00:15:01,968 --> 00:15:03,970 ウッ…。 199 00:15:07,640 --> 00:15:11,310 《アイツ… ただの賊じゃない。 魔術師だ…。 200 00:15:11,310 --> 00:15:14,480 部下を巻き添えにして…。 201 00:15:14,480 --> 00:15:17,150 そんなに宝が欲しいのか》 202 00:15:17,150 --> 00:15:21,487 フン あれをよけたか。 大したもんだぜ。 203 00:15:21,487 --> 00:15:24,657 だが お前がいくら 逃げ回ったところで➡ 204 00:15:24,657 --> 00:15:28,161 出てくる先がわかりゃ こっちのもんだ。 205 00:15:28,161 --> 00:15:32,999 なぁ 次はどこに出てくるか 当ててやろうか? 206 00:15:32,999 --> 00:15:34,934 んっ…? 207 00:15:34,934 --> 00:15:37,603 ここだ ここ。 ハッ! 208 00:15:37,603 --> 00:15:43,609 コイツを助けにやってくるんだ。 優し~い クソガキのお前はな。 209 00:15:43,609 --> 00:15:46,112 あ… ごめんなさい。 210 00:15:46,112 --> 00:15:48,281 クッ…。 211 00:15:48,281 --> 00:15:53,119 ほれ! モタモタしてると このチビを焼いて食っちまうぞ! 212 00:15:53,119 --> 00:15:55,421 んっ… オーバーロード。 213 00:15:57,457 --> 00:15:59,458 それでいい。 214 00:15:59,458 --> 00:16:01,627 わかってるぞ ガキ。 あっ? 215 00:16:01,627 --> 00:16:05,798 お前の移動スキルには 重量制限があるな? 216 00:16:05,798 --> 00:16:10,470 じゃなきゃ 最初から そのチビを連れて逃げたはずだ。 217 00:16:10,470 --> 00:16:13,639 《悔しいが そのとおりだ》 218 00:16:13,639 --> 00:16:18,144 さっさと諦めて その剣を捨てろ。 219 00:16:18,144 --> 00:16:20,146 そうだね…。 220 00:16:20,146 --> 00:16:23,149 はい! んっ…!? 221 00:16:23,149 --> 00:16:25,651 《これで重量制限はクリアだ!》 222 00:16:25,651 --> 00:16:27,987 あっ!? しっかりつかまって。 223 00:16:27,987 --> 00:16:30,690 オーバーロード! なっ! 224 00:16:33,326 --> 00:16:35,261 あぁ~! ごめん… 距離が足りない! 225 00:16:35,261 --> 00:16:37,430 あとは落ちるよ! ヒッ! 226 00:16:37,430 --> 00:16:40,132 ふぁ~! ウッ! 227 00:16:42,768 --> 00:16:44,770 ウッ… ウゥ…。 228 00:16:44,770 --> 00:16:47,273 大丈夫? ケガはないかい? 229 00:16:47,273 --> 00:16:51,277 は はい。 あなたは? うん 平気。 230 00:16:51,277 --> 00:16:53,446 下が砂地で助かったよ。 231 00:16:53,446 --> 00:16:56,115 急ごう。 もう一度つかまって。 232 00:16:56,115 --> 00:16:59,452 オーバーロード! 233 00:16:59,452 --> 00:17:02,455 クソッ! また消えやがって どこ行った!? 234 00:17:02,455 --> 00:17:04,457 チッ…。 235 00:17:04,457 --> 00:17:08,661 逃がすものか! それは俺の魔石だ! 236 00:17:10,796 --> 00:17:14,600 ハッ!? ウゥ…。 (地響き) 237 00:17:20,473 --> 00:17:22,642 (手下たち)あぁ…! 238 00:17:22,642 --> 00:17:25,645 あっ… うおっ。 239 00:17:25,645 --> 00:17:28,147 (一同)うわ~っ! 240 00:17:28,147 --> 00:17:32,852 グオーッ! 241 00:17:38,424 --> 00:17:40,927 あぁ…。 242 00:17:40,927 --> 00:17:43,763 あ… あぁ…。 243 00:17:43,763 --> 00:17:46,265 グルル…。 244 00:17:46,265 --> 00:17:51,771 《うわぁ やっぱり大きいなぁ… さすがに逃げきれないか。 245 00:17:51,771 --> 00:17:53,773 このまま死ねば➡ 246 00:17:53,773 --> 00:17:56,609 またいつもみたいに 日本に帰れるけど…。 247 00:17:56,609 --> 00:17:59,946 でも それじゃマリーは…。 248 00:17:59,946 --> 00:18:01,948 グッ… だめだ。 249 00:18:01,948 --> 00:18:05,117 ここじゃ絶対に死ねない》 250 00:18:05,117 --> 00:18:08,788 あれ? あっ? 251 00:18:08,788 --> 00:18:13,893 グルル…。 《攻撃してこない…?》 252 00:18:18,798 --> 00:18:20,967 ヒッ! 253 00:18:20,967 --> 00:18:25,972 なんだろう… 何かを探しているような…? 254 00:18:25,972 --> 00:18:28,307 あっ。 255 00:18:28,307 --> 00:18:30,810 んっ… ハッ! 256 00:18:33,746 --> 00:18:36,248 それが… 魔石なのか…。 257 00:18:36,248 --> 00:18:40,753 そういえば おじいちゃんから 聞いたことがありマス。 258 00:18:40,753 --> 00:18:45,424 ((魔石の中でも これは飛び切り上等なものだ。 259 00:18:45,424 --> 00:18:50,596 そして悲しいことに ワシらの里を滅ぼしたものでもある。 260 00:18:50,596 --> 00:18:55,267 古い言い伝えによると この石を掘り起こしたせいで➡ 261 00:18:55,267 --> 00:18:59,605 深い地の底で 怪物が目を覚ましたのだと。 262 00:18:59,605 --> 00:19:04,610 地上に現れた怪物は暴れ 祖先たちは皆➡ 263 00:19:04,610 --> 00:19:08,614 ウジャーピークの地を 逃げ出すしかなかった…。 264 00:19:08,614 --> 00:19:13,119 以来 猫族は 魔物からも人間からも隠れ➡ 265 00:19:13,119 --> 00:19:16,956 ひっそり 暮らすようになったのさ)) 266 00:19:16,956 --> 00:19:22,294 そうか… この怪物はずっと この魔石を求めて。 267 00:19:22,294 --> 00:19:24,797 あっ…。 268 00:19:24,797 --> 00:19:29,135 ミュイ 君の思ったとおりに するといいよ。 269 00:19:29,135 --> 00:19:32,138 んっ。 270 00:19:32,138 --> 00:19:34,907 あ あの…。 271 00:19:34,907 --> 00:19:38,744 何度も呼び出してしまってゴメンナサイ。 272 00:19:38,744 --> 00:19:42,581 ご先祖様から伝わる 飛び切りの魔石を➡ 273 00:19:42,581 --> 00:19:46,252 今 あなたに お返しシマス。 274 00:19:46,252 --> 00:19:54,760 ♬~ 275 00:19:54,760 --> 00:19:58,364 クオォー! 276 00:20:01,934 --> 00:20:03,936 うわぁ…。 277 00:20:05,938 --> 00:20:08,941 《怪物は かえっていく…。 278 00:20:08,941 --> 00:20:12,778 魔石を求めた理由を教えぬまま…。 279 00:20:12,778 --> 00:20:17,783 この地が滅びたのは 200年前。 280 00:20:17,783 --> 00:20:20,453 長い間 求めていたものを見つけ➡ 281 00:20:20,453 --> 00:20:23,789 これでやっと オアシスの底で➡ 282 00:20:23,789 --> 00:20:26,792 眠りにつくのだろうか…》 283 00:20:26,792 --> 00:20:30,296 あっ! な… なんだこれ…。 284 00:20:32,298 --> 00:20:35,301 地下迷宮だ…! 285 00:20:35,301 --> 00:20:38,471 あぁ…。 カズヒホー! (2人)あっ。 286 00:20:38,471 --> 00:20:40,973 ハァ ハァ ハァ…。 287 00:20:40,973 --> 00:20:43,976 アハハ… ハァ ハァ…。 《マリーの顔を見たのが➡ 288 00:20:43,976 --> 00:20:47,313 ものすごく 久しぶりのような気がした》 289 00:20:47,313 --> 00:20:50,316 マリー 大丈夫だった? ええ! 290 00:20:50,316 --> 00:20:54,987 でも すごい音と砂煙で… いったい 何があったの!? 291 00:20:54,987 --> 00:20:59,158 僕にも よくわからないんだ。 これを見てよ! 292 00:20:59,158 --> 00:21:01,660 ウソ!? 293 00:21:01,660 --> 00:21:04,663 い… 遺跡の下にこんなものが…。 294 00:21:04,663 --> 00:21:07,333 大発見じゃない! うん➡ 295 00:21:07,333 --> 00:21:10,002 信じられないよ。 あっ…。 296 00:21:10,002 --> 00:21:12,671 まぁ! 猫ちゃん!? うにゅ! 297 00:21:12,671 --> 00:21:17,176 やっぱり猫ちゃんだったのね! う~っ! 298 00:21:17,176 --> 00:21:22,181 無事でよかった! あ~ 会えてうれしいわ! 299 00:21:22,181 --> 00:21:25,017 あなたは なんてかわいいのかしら。 300 00:21:25,017 --> 00:21:27,186 も~ モフモフー! うにゅっ…。 301 00:21:27,186 --> 00:21:31,390 うにゃあ~! 302 00:21:34,293 --> 00:21:40,132 (話し声) 303 00:21:40,132 --> 00:21:43,969 盗賊の残党は 我々が責任を持って追う。 304 00:21:43,969 --> 00:21:47,640 このところ ここで事件が多発していたんだ。 305 00:21:47,640 --> 00:21:51,143 君の通報に感謝する。 ええ…。 306 00:21:51,143 --> 00:21:55,481 それより あの猫族の子の 保護をお願いしたいのですが。 307 00:21:55,481 --> 00:21:57,983 あぁ… もしこれから➡ 308 00:21:57,983 --> 00:22:00,653 魔石といわれるものが 採掘されるとなれば➡ 309 00:22:00,653 --> 00:22:03,822 猫族の協力が必要になる。 310 00:22:03,822 --> 00:22:06,625 国が 大事に扱うよ。 311 00:22:08,661 --> 00:22:10,663 しかし驚いた。 312 00:22:10,663 --> 00:22:14,667 10代の少年からの報告というから 半信半疑だったが…。 313 00:22:14,667 --> 00:22:18,838 まさか これほど巨大な 地下迷宮が見つかるとは…。 314 00:22:18,838 --> 00:22:21,507 大がかりな調査になるだろう。 315 00:22:21,507 --> 00:22:25,844 この国 アリライに 多大な益をもたらすか➡ 316 00:22:25,844 --> 00:22:32,017 それとも 厄災を生み出すか どちらかは わからないが…。 317 00:22:32,017 --> 00:22:35,921 《そう…。 今は何もわからない》 318 00:22:40,459 --> 00:22:45,864 《それでも 僕の胸は高鳴っていた》