1 00:00:52,819 --> 00:00:56,823 ((桜河:運命の花嫁と 出会った瞬間➡ 2 00:00:56,823 --> 00:00:59,826 ある者は 霊力が吸い寄せられるような➡ 3 00:00:59,826 --> 00:01:02,162 感覚がしたと言い➡ 4 00:01:02,162 --> 00:01:07,334 ある者は 心臓が激しく鼓動したという)) 5 00:01:07,334 --> 00:01:12,172 《玲夜:俺にも どこかに 花嫁がいるのだろうか。 6 00:01:12,172 --> 00:01:14,841 もし出会ったら…。 7 00:01:14,841 --> 00:01:18,845 いつも どこかで感じている 空虚な何かを➡ 8 00:01:18,845 --> 00:01:21,348 埋められるのだろうか》 9 00:01:29,356 --> 00:01:31,358 (鼓動) 10 00:01:31,358 --> 00:01:33,460 うっ! 11 00:01:33,460 --> 00:01:36,463 なんだ これは…。 12 00:01:39,800 --> 00:01:48,141 (鼓動) 13 00:01:48,141 --> 00:01:50,143 止めろ! 14 00:02:00,988 --> 00:02:05,993 《過去 花嫁を持ったあやかしは 口をそろえて断言した。 15 00:02:05,993 --> 00:02:09,896 花嫁は 出会えば すぐにわかると》 16 00:02:14,334 --> 00:02:20,440 (泣き声) 17 00:02:39,292 --> 00:02:42,796 《見つけた。 18 00:02:42,796 --> 00:02:46,800 俺だけの花嫁を…》 19 00:04:45,786 --> 00:04:47,788 柚子。 20 00:04:47,788 --> 00:04:50,123 (鼓動) 21 00:04:50,123 --> 00:04:52,826 《こんなことはなかった》 22 00:05:04,137 --> 00:05:07,140 (柚子)おはようございます 玲夜。 23 00:05:07,140 --> 00:05:11,645 おはよう。 柚子は何も心配しなくていい。 24 00:05:11,645 --> 00:05:13,813 お前は俺の花嫁。 25 00:05:13,813 --> 00:05:16,650 今日から柚子が この家の女主人だ。 26 00:05:16,650 --> 00:05:18,652 はい。 27 00:05:18,652 --> 00:05:21,154 《頑張らなきゃ。 28 00:05:21,154 --> 00:05:25,458 って… うわぁ!》 29 00:05:27,494 --> 00:05:31,164 (道空)このたび 花嫁様を お迎えできましたことを➡ 30 00:05:31,164 --> 00:05:35,602 使用人一同 心より お喜び申し上げます。 31 00:05:35,602 --> 00:05:38,438 頭を上げろ。 32 00:05:38,438 --> 00:05:40,440 はっ。 33 00:05:42,442 --> 00:05:46,613 今日から ここで暮らすことになる 俺の花嫁の柚子だ。 34 00:05:46,613 --> 00:05:50,283 あっ… よっ… よろしくお願いします! 35 00:05:50,283 --> 00:05:52,285 えっ。 36 00:05:52,285 --> 00:05:57,624 (道空)花嫁様が私どもに 頭を下げる必要はございません。 37 00:05:57,624 --> 00:06:01,127 ご挨拶をさせていただいても よろしいでしょうか。 38 00:06:01,127 --> 00:06:04,798 えっ はい どうぞ。 ありがとうございます。 39 00:06:04,798 --> 00:06:09,469 私は使用人頭をしております 道空と申します。 40 00:06:09,469 --> 00:06:11,805 そして こちらが➡ 41 00:06:11,805 --> 00:06:16,142 花嫁様のお世話をさせていただく 雪乃と申します。 42 00:06:16,142 --> 00:06:18,144 (雪乃)雪乃でございます。 43 00:06:18,144 --> 00:06:21,314 誠心誠意 お仕えさせていただきます。 44 00:06:21,314 --> 00:06:25,318 あっ 最初 ここに来た時に…。 45 00:06:25,318 --> 00:06:28,488 (雪乃)はい! 覚えていてくださって光栄です。 46 00:06:28,488 --> 00:06:31,491 柚子の部屋は整えてあるな。 47 00:06:31,491 --> 00:06:35,428 はい 玲夜様。 鬼龍院の威信にかけて➡ 48 00:06:35,428 --> 00:06:38,932 最高級のものを取りそろえました。 よし。 49 00:06:38,932 --> 00:06:44,104 《普通でいいんですけど どんな部屋なんだろ…》 50 00:06:44,104 --> 00:06:48,108 (高道)玲夜様。 少し よろしいですか? 51 00:06:48,108 --> 00:06:50,277 どうした 高道。 52 00:06:50,277 --> 00:06:53,947 それが 急に連絡が入りまして。 53 00:06:53,947 --> 00:06:57,284 すまない 柚子。 54 00:06:57,284 --> 00:07:02,789 本当は一緒にいてやりたかったが 本家から呼び出された。 55 00:07:02,789 --> 00:07:04,958 本家? あぁ。 56 00:07:04,958 --> 00:07:08,795 おそらく花嫁に関して 報告に来いということだろう。 57 00:07:08,795 --> 00:07:13,967 だから少し出てくるが 柚子は ゆっくりしているといい。 58 00:07:13,967 --> 00:07:16,136 はい。 59 00:07:16,136 --> 00:07:20,840 《なんだか心細いな ここに一人だなんて…》 60 00:07:23,476 --> 00:07:27,180 玲夜? いい子にしてるんだぞ。 61 00:07:29,149 --> 00:07:33,420 子どもじゃないのに…。 62 00:07:33,420 --> 00:07:37,090 《こんなふうに 頭を撫でてもらうことなんて➡ 63 00:07:37,090 --> 00:07:39,259 なかった。 64 00:07:39,259 --> 00:07:44,931 どうしてだろう 不安な心が落ち着いていく》 65 00:07:44,931 --> 00:07:48,768 柚子は 鬼龍院家の大切な花嫁だ。 66 00:07:48,768 --> 00:07:53,440 これからは 柚子の言葉は 俺の言葉と思って接しろ。 67 00:07:53,440 --> 00:07:55,442 (道空)はっ。 68 00:07:55,442 --> 00:08:18,298 ♬~ 69 00:08:18,298 --> 00:08:20,300 (鼓動) 70 00:08:22,302 --> 00:08:24,804 何か お変わりでも? 71 00:08:24,804 --> 00:08:27,807 いや。 (鼓動) 72 00:08:27,807 --> 00:08:32,145 ((桜河:出会えたなら まるで心を囚われたかのように➡ 73 00:08:32,145 --> 00:08:34,414 愛おしく感じるという。 74 00:08:34,414 --> 00:08:38,418 その愛を生涯 花嫁ひとりに捧げるんです)) 75 00:08:38,418 --> 00:08:41,321 《これが…》 76 00:08:51,931 --> 00:08:54,768 きぃぃ! 羨ましい! 77 00:08:54,768 --> 00:08:58,772 こちらが 花嫁様のお部屋でございます。 78 00:08:58,772 --> 00:09:00,774 (柚子)わぁ! 79 00:09:11,284 --> 00:09:14,087 か… かわいい! 80 00:09:18,792 --> 00:09:23,296 あの… いかがでしょう? お気に召しましたか? 81 00:09:23,296 --> 00:09:26,800 (柚子) あっ はい! かわいすぎて…。 82 00:09:26,800 --> 00:09:29,102 よかったです。 83 00:09:32,305 --> 00:09:36,409 では 御用がありましたら いつでもお呼びくださいね。 84 00:09:36,409 --> 00:09:38,745 はい。 あ… あの…。 85 00:09:38,745 --> 00:09:41,414 (雪乃)はい? 玲夜さん➡ 86 00:09:41,414 --> 00:09:45,085 花嫁の… 私のことで呼び出されたって➡ 87 00:09:45,085 --> 00:09:47,087 言ってましたけど。 88 00:09:47,087 --> 00:09:52,759 はい。 玲夜様は 鬼龍院本家の 次の当主でいらっしゃいます。 89 00:09:52,759 --> 00:09:57,096 現在のご当主である 父上の千夜様が➡ 90 00:09:57,096 --> 00:10:00,100 直接のご報告を お求めになったそうです。 91 00:10:00,100 --> 00:10:02,769 玲夜さんのお父様って…。 92 00:10:02,769 --> 00:10:06,106 千夜様は この世にあまたいる➡ 93 00:10:06,106 --> 00:10:09,609 あやかしの頂点に立つお方。 94 00:10:09,609 --> 00:10:12,111 その霊力の強さが➡ 95 00:10:12,111 --> 00:10:15,815 まさに他の追随を許さない 存在でいらっしゃいます。 96 00:10:17,784 --> 00:10:20,787 そんな方に私のこと…。 97 00:10:20,787 --> 00:10:23,389 大丈夫かな。 98 00:10:29,129 --> 00:10:31,464 (千夜)あれぇ? (沙良)あらぁ? 99 00:10:31,464 --> 00:10:33,466 《出た…》 100 00:10:33,466 --> 00:10:36,803 (千夜)そこにいるのは 愛しの我が息子じゃないかあ! 101 00:10:36,803 --> 00:10:38,805 (沙良)ホントだわぁ! 102 00:10:40,807 --> 00:10:44,477 (2人)玲夜く~ん おかえり! 103 00:10:44,477 --> 00:10:46,479 ふふふふ。 104 00:10:46,479 --> 00:10:48,481 ふふふふふ。 105 00:10:48,481 --> 00:10:52,318 離してください 父さん 母さん。 106 00:10:52,318 --> 00:10:56,489 だってぇ 玲夜くんが なかなか来てくれないんだも~ん。 107 00:10:56,489 --> 00:10:59,826 相変わらず イ ケ メ ン。 108 00:10:59,826 --> 00:11:02,829 あれ? 玲夜くんの花嫁は? 109 00:11:02,829 --> 00:11:05,331 さては連れてこなかったのね? 110 00:11:05,331 --> 00:11:07,834 もう 照れ屋さんなんだからぁ~! 111 00:11:07,834 --> 00:11:10,837 近いうちに連れてくるつもりです。 112 00:11:10,837 --> 00:11:13,506 きゃ~! (2人)楽しみ~! 113 00:11:13,506 --> 00:11:15,508 (千夜)じゃあ いろいろ聞かせてもらうよ。 114 00:11:15,508 --> 00:11:19,345 花嫁は どんな子なんだい? どんなところが好きなんだい? 115 00:11:19,345 --> 00:11:21,681 (沙良) 玲夜くんの花嫁ちゃんなんて➡ 116 00:11:21,681 --> 00:11:25,485 すてきに決まってるけど 気になるぅ~。 117 00:11:31,858 --> 00:11:34,127 ((お前は俺の花嫁。 118 00:11:34,127 --> 00:11:37,297 今日から柚子が この家の女主人だ)) 119 00:11:37,297 --> 00:11:41,134 花嫁… 女主人…。 120 00:11:41,134 --> 00:11:43,469 《そんなの本当? 121 00:11:43,469 --> 00:11:45,805 玲夜もいつか➡ 122 00:11:45,805 --> 00:11:49,809 私のこと いらないって 言うんじゃないかな》 123 00:11:49,809 --> 00:11:54,147 本当に私なんかが花嫁なの? 124 00:11:54,147 --> 00:11:58,318 (はしゃぎ声) 125 00:11:58,318 --> 00:12:02,322 子鬼ちゃんたちも このお部屋が気に入ったみたいね。 126 00:12:02,322 --> 00:12:04,490 (ソウ)あい。 (アオ)あい。 127 00:12:04,490 --> 00:12:06,492 📱 128 00:12:11,164 --> 00:12:13,166 ああ~っ! 129 00:12:13,166 --> 00:12:16,502 (道空) 花嫁様!? どうなさいました! 130 00:12:16,502 --> 00:12:18,838 ちょっと出てきます! 131 00:12:18,838 --> 00:12:21,007 お… お待ちください! 132 00:12:21,007 --> 00:12:24,177 《いろいろありすぎて忘れてた。 133 00:12:24,177 --> 00:12:26,179 バイトのこと!》 134 00:12:31,184 --> 00:12:35,622 ふぅ~ ギリギリ間に合った。 135 00:12:35,622 --> 00:12:38,625 あれ? どうしたの? 136 00:12:38,625 --> 00:12:41,794 お疲れさまです。 すみません ギリギリで。 137 00:12:41,794 --> 00:12:44,130 いや そうじゃなくて➡ 138 00:12:44,130 --> 00:12:47,133 君 辞めたことになってるけど。 139 00:12:47,133 --> 00:12:49,135 えっ!? 辞めた!? 140 00:12:49,135 --> 00:12:53,806 君の保護者から連絡があって 辞めさせるって言われたんだよ。 141 00:12:53,806 --> 00:12:56,142 そんな…。 142 00:12:56,142 --> 00:12:58,978 《なにかの嫌がらせ?》 143 00:12:58,978 --> 00:13:02,982 あの 働かせてください! そうもいかないよ。 144 00:13:02,982 --> 00:13:06,152 高校生を雇うには 保護者の同意がいるし➡ 145 00:13:06,152 --> 00:13:08,855 もう次の子が見つかってね。 146 00:13:13,159 --> 00:13:15,828 《親と縁を切った以上➡ 147 00:13:15,828 --> 00:13:19,499 学費は 自分で稼がないといけないのに》 148 00:13:19,499 --> 00:13:23,169 学校に通いながら 学費 稼げるのかな。 149 00:13:23,169 --> 00:13:27,507 もしかして学校 やめないといけないのかな…。 150 00:13:27,507 --> 00:13:30,510 📱 151 00:13:30,510 --> 00:13:32,912 透子! 152 00:13:36,783 --> 00:13:39,786 もうすぐだよ 透子とにゃん吉くんち。 153 00:13:39,786 --> 00:13:41,788 (ソウ/アオ)あい。 154 00:13:41,788 --> 00:13:45,124 ((📱(透子)やっと出た。 柚子 何度か連絡…。 155 00:13:45,124 --> 00:13:48,461 透子! 📱ちょっと どうしたの!? 156 00:13:48,461 --> 00:13:52,131 私 どうしたらいいか わかんなくて。 157 00:13:52,131 --> 00:13:54,467 急に花嫁とか言われるし➡ 158 00:13:54,467 --> 00:13:57,470 学校は 辞めなきゃいけないかもだし。 159 00:13:57,470 --> 00:14:01,641 📱柚子 とにかく こっち来て! ちゃんと話聞くから)) 160 00:14:01,641 --> 00:14:04,844 《優しいな 透子》 161 00:14:09,148 --> 00:14:12,452 (猫たち)ニャ~ ニャ~。 162 00:14:14,821 --> 00:14:16,989 (ソウ/アオ)あいあい! 163 00:14:16,989 --> 00:14:19,492 ふふっ 遊んでてね。 164 00:14:19,492 --> 00:14:21,894 あい! あい! 165 00:14:29,836 --> 00:14:33,272 柚子さん ようこそ お越しくださいました…。 166 00:14:33,272 --> 00:14:37,276 ぎゃ~! (使用人たち)ぎゃ~! 167 00:14:37,276 --> 00:14:40,780 えっ? あっ にゃん吉くん。 168 00:14:40,780 --> 00:14:42,782 こんばん…。 169 00:14:44,784 --> 00:14:47,453 (東吉)柚子 お前! 170 00:14:47,453 --> 00:14:49,956 にゃん吉… くん? 171 00:14:52,125 --> 00:14:54,127 お前…。 172 00:14:54,127 --> 00:14:58,131 なんちゅうもん くっつけてんだあ~っ! 173 00:14:58,131 --> 00:15:00,800 はい? 何もついてないよ? 174 00:15:00,800 --> 00:15:02,802 わあ~っ! 175 00:15:02,802 --> 00:15:07,306 ついてるだろうが 体中に鬼の気配が! 176 00:15:07,306 --> 00:15:09,809 (透子)なに騒いでるのよ? 177 00:15:09,809 --> 00:15:11,811 あっ 柚子いらっしゃい。 178 00:15:11,811 --> 00:15:14,147 (東吉)いや 今それどころじゃ…。 179 00:15:14,147 --> 00:15:16,816 行こ。 うん。 180 00:15:16,816 --> 00:15:19,118 (透子)にゃん吉 お茶持ってきて。 181 00:15:21,487 --> 00:15:23,823 わかった。 182 00:15:23,823 --> 00:15:27,126 みんな なんか大丈夫そうだ。 183 00:15:30,830 --> 00:15:34,333 玲夜くん またすぐ来てね~。 184 00:15:36,269 --> 00:15:40,273 玲夜様 先ほど連絡がありまして。 185 00:15:40,273 --> 00:15:44,777 花嫁様が屋敷からいなくなったと。 186 00:15:44,777 --> 00:15:47,447 なんだと? どういうことだ。 187 00:15:47,447 --> 00:15:50,950 本当に変わるんだね。 188 00:15:50,950 --> 00:15:54,353 ただひとりの花嫁と出会うと。 189 00:15:58,124 --> 00:16:00,960 (透子)はあ!? 焼かれた!? 190 00:16:00,960 --> 00:16:03,162 あのクソ狐に!? 191 00:16:05,798 --> 00:16:09,135 (柚子) 誕生日プレゼントの服を破かれて➡ 192 00:16:09,135 --> 00:16:12,138 私が花梨のことを 叩いちゃったから…。 193 00:16:12,138 --> 00:16:14,307 そんなの関係ない。 194 00:16:14,307 --> 00:16:17,143 にゃん吉 今すぐ あのクソ狐 殺ってこい。 195 00:16:17,143 --> 00:16:20,313 無茶言うなよ。 妖狐に勝てるわけないだろ。 196 00:16:20,313 --> 00:16:25,151 でも そんなことがあったのに 狐の霊力は感じないぞ。 197 00:16:25,151 --> 00:16:27,320 なんで鬼の気配がするんだ? 198 00:16:27,320 --> 00:16:31,657 火傷した手を 玲夜が治してくれたからかな? 199 00:16:31,657 --> 00:16:34,427 (透子/東吉)玲夜? うん。 200 00:16:34,427 --> 00:16:38,931 家を飛び出した時に出会って 私のことを花嫁だって…。 201 00:16:38,931 --> 00:16:41,767 え~っ 本当!? 柚子が花嫁!? 202 00:16:41,767 --> 00:16:45,104 ってことは その れいやって人 あやかしなんだ! 203 00:16:45,104 --> 00:16:48,441 ちょっと待て。 204 00:16:48,441 --> 00:16:50,776 れいやって➡ 205 00:16:50,776 --> 00:16:54,280 まさか鬼龍院の 玲夜様じゃないだろうな。 206 00:16:54,280 --> 00:16:57,617 そうだよ。 マジかぁ~っ! 207 00:16:57,617 --> 00:17:01,454 お… お前が 鬼龍院の若様の花嫁だとぉ!? 208 00:17:01,454 --> 00:17:04,790 だから 鬼の気配まとってたのかあ! 209 00:17:04,790 --> 00:17:08,127 すごい! あの鬼龍院玲夜でしょ!? 210 00:17:08,127 --> 00:17:10,129 驚きすぎじゃ…。 211 00:17:10,129 --> 00:17:13,966 鬼龍院だぞ!? 次期当主だぞ!? あやかしの頂点だぞ!? 212 00:17:13,966 --> 00:17:15,968 よかったじゃない 柚子! 213 00:17:15,968 --> 00:17:18,137 もっと ふんぞり返ったらいいわよ。 214 00:17:18,137 --> 00:17:22,642 あの親や妹に ざまあみろって 高笑いしてやったらいいわ。 215 00:17:26,145 --> 00:17:29,482 まもなく子鬼たちがいる場所です。 216 00:17:29,482 --> 00:17:31,884 急げ。 217 00:17:35,087 --> 00:17:37,757 お前たち…。 218 00:17:37,757 --> 00:17:40,927 柚子から目を離したのか。 219 00:17:40,927 --> 00:17:43,930 柚子のもとへ連れていけ。 220 00:17:43,930 --> 00:17:47,767 それで両親と縁を切って➡ 221 00:17:47,767 --> 00:17:51,938 おじいちゃんたちとの養子縁組の 手続きをしてくれたの。 222 00:17:51,938 --> 00:17:55,775 (透子)へぇ。 思い切れたのは玲夜のおかげかも。 223 00:17:55,775 --> 00:17:58,277 今は スッキリしてる。 224 00:18:01,447 --> 00:18:03,449 よかった。 225 00:18:03,449 --> 00:18:06,953 ちゃんと 柚子を守ってくれる人ができて。 226 00:18:06,953 --> 00:18:09,789 私は 何もしてあげられなかったから。 227 00:18:09,789 --> 00:18:11,791 透子…。 228 00:18:11,791 --> 00:18:16,796 いつも私の愚痴を 聞いてくれていたじゃない。 229 00:18:16,796 --> 00:18:18,798 あっ。 230 00:18:22,468 --> 00:18:26,472 《女同士でも 透子を取られるのが嫌なのね。 231 00:18:26,472 --> 00:18:30,810 強い絆… 羨ましいな。 232 00:18:30,810 --> 00:18:34,246 花嫁というだけで 本当に➡ 233 00:18:34,246 --> 00:18:38,417 玲夜は私のことを 愛してくれるのかな…》 234 00:18:38,417 --> 00:18:42,254 ところで お前 さっき一人で来たみたいだけど➡ 235 00:18:42,254 --> 00:18:44,924 ちゃんと ここに来るって 言ってきたんだろうな? 236 00:18:44,924 --> 00:18:47,093 あっ 言ってないや。 237 00:18:47,093 --> 00:18:50,429 アホか! 今頃 大騒ぎになってるぞ! 238 00:18:50,429 --> 00:18:52,765 (柚子)どうして? あやかしと言っても➡ 239 00:18:52,765 --> 00:18:55,101 一枚岩じゃないんだよ。 240 00:18:55,101 --> 00:18:57,770 敵対している家同士もある。 241 00:18:57,770 --> 00:19:02,775 だけど 最強の鬼の一族には 誰も手を出さない。 242 00:19:02,775 --> 00:19:05,778 そんな鬼に一矢報いる方法がある。 243 00:19:05,778 --> 00:19:08,781 花嫁を奪うことだ。 244 00:19:08,781 --> 00:19:11,784 花嫁は力のない ただの人間。 245 00:19:11,784 --> 00:19:14,286 ほいほい その辺を歩いてたら? 246 00:19:14,286 --> 00:19:18,457 かなり まずい? まずいなんてもんじゃない。 247 00:19:18,457 --> 00:19:21,794 俺でさえ 透子には 常に護衛を付けてるんだ。 248 00:19:21,794 --> 00:19:23,796 だから気をつけろ。 249 00:19:23,796 --> 00:19:27,466 お前は一族に繁栄をもたらす 希望であると同時に➡ 250 00:19:27,466 --> 00:19:31,303 鬼龍院の唯一の弱みなんだ。 251 00:19:31,303 --> 00:19:35,074 だから お前を迎えることを 嫌がる奴もいると思う。 252 00:19:35,074 --> 00:19:38,244 そこは 覚悟しておいたほうがいいぞ。 253 00:19:38,244 --> 00:19:41,080 私が弱点…。 254 00:19:41,080 --> 00:19:45,084 玲夜に 必要とされることが嬉しくて➡ 255 00:19:45,084 --> 00:19:48,087 ただそれだけだったのに…。 256 00:19:48,087 --> 00:19:52,258 とりあえず鬼龍院に連絡しろ。 無事だって。 257 00:19:52,258 --> 00:19:56,262 う… うん… あっ 連絡先知らないや。 258 00:19:56,262 --> 00:19:59,265 じゃあ にゃん吉が連絡してきてよ。 259 00:19:59,265 --> 00:20:02,268 調べれば分かるでしょ。 へいへい。 260 00:20:02,268 --> 00:20:06,105 それで 学校を辞めないといけない って言ってたわよね。 261 00:20:06,105 --> 00:20:10,776 けど 学費なら鬼龍院の若様に 出してもらえばいいじゃない。 262 00:20:10,776 --> 00:20:14,113 花嫁なんだから。 でも…。 263 00:20:14,113 --> 00:20:18,117 《玲夜に頼り過ぎたら 引き返せなくなる。 264 00:20:18,117 --> 00:20:20,453 もし 捨てられたら…。 265 00:20:20,453 --> 00:20:24,123 急に いらないと あの家を追い出されたら…》 266 00:20:24,123 --> 00:20:28,427 私ね ひとりで立てなくなるのが 怖いの。 267 00:20:31,464 --> 00:20:33,466 柚子。 268 00:20:35,468 --> 00:20:38,471 (透子)にゃん吉? 269 00:20:38,471 --> 00:20:42,141 (玲夜)柚子 迎えに来た。 270 00:20:42,141 --> 00:20:44,810 (柚子)玲夜! 271 00:20:44,810 --> 00:20:48,314 今 連絡してもらったばかりなのに。 272 00:20:48,314 --> 00:20:51,317 これの居場所は すぐに分かる。 273 00:20:51,317 --> 00:20:54,653 こいつらは 柚子の護衛も兼ねているからな。 274 00:20:54,653 --> 00:20:58,858 ごめんなさい。 勝手に飛び出しちゃって。 275 00:21:02,495 --> 00:21:06,665 お前が そんなことを 気にする必要はない。 276 00:21:06,665 --> 00:21:09,502 柚子 紹介してよ。 277 00:21:09,502 --> 00:21:15,174 あの 私の友達の透子。 にゃん吉くんの花嫁なの。 278 00:21:15,174 --> 00:21:17,676 透子ですぅ。 はじめまして。 279 00:21:17,676 --> 00:21:21,347 これからも 柚子と仲良くしてやってくれ。 280 00:21:21,347 --> 00:21:23,849 はいぃ! 281 00:21:23,849 --> 00:21:26,852 鬼龍院様に失礼なことするなよ。 282 00:21:26,852 --> 00:21:30,189 というか 俺の前でも そんな顔見せたことないだろ。 283 00:21:30,189 --> 00:21:34,126 今さらアンタに媚びるわけ ないでしょうが。 なっ!? 284 00:21:34,126 --> 00:21:52,812 ♬~ 285 00:21:52,812 --> 00:21:56,815 (柚子) 玲夜 あの… バイトしてもいい? 286 00:21:58,818 --> 00:22:03,656 バイト先に両親が連絡したみたいで 辞めさせられちゃったの。 287 00:22:03,656 --> 00:22:06,492 あぁ 連絡したのは俺だ。 288 00:22:06,492 --> 00:22:10,162 えっ? どうして!? 必要ないだろう。 289 00:22:10,162 --> 00:22:13,465 柚子のことは全て俺が面倒を見る。 290 00:22:18,838 --> 00:22:23,008 そこまで 玲夜に頼りたくない。 291 00:22:23,008 --> 00:22:25,211 (鼓動) 292 00:22:32,785 --> 00:22:35,788 お前は俺の花嫁だ。 293 00:22:35,788 --> 00:22:38,457 お前も それを受け入れた時点で➡ 294 00:22:38,457 --> 00:22:41,794 この先 一生 俺のものだ。 295 00:22:41,794 --> 00:22:45,397 だから 俺に全てを預けろ。