1 00:00:02,803 --> 00:00:05,806 ((ノール:竜殺し? ああ。 2 00:00:05,806 --> 00:00:11,311 人に悪さをする悪い竜を 悪竜って言ってな。 うん。 3 00:00:11,311 --> 00:00:16,149 この冒険者は その首を切り落として 退治した。 4 00:00:16,149 --> 00:00:19,319 鱗も 爪も 牙も 骨も➡ 5 00:00:19,319 --> 00:00:23,323 みんな 良質な武具や薬の材料になって➡ 6 00:00:23,323 --> 00:00:27,494 土地に 富をもたらしたんだ。 へぇ~。 7 00:00:27,494 --> 00:00:30,330 だから 人は その冒険者を➡ 8 00:00:30,330 --> 00:00:34,167 竜殺しの英雄と呼んだんだ。 9 00:00:34,167 --> 00:00:39,840 俺もなりたい 竜殺しの英雄! ハハッ… 簡単じゃないぞ。 10 00:00:39,840 --> 00:00:43,010 竜の中には 数千年も生きてるような➡ 11 00:00:43,010 --> 00:00:45,512 ものすごく強いのもいる。 12 00:00:45,512 --> 00:00:50,684 その身を動かせば 大地が揺れ 尾を振れば 山が崩れる。 13 00:00:50,684 --> 00:00:55,856 この大陸は 昔 竜が暴れて 滅びかけたことだってあるんだ。 14 00:00:55,856 --> 00:00:58,692 お前なんか すぐ食べられちゃうぞ。 んっ…。 15 00:00:58,692 --> 00:01:02,296 ハハッ… うわっ… エヘヘッ。 16 00:01:02,296 --> 00:01:04,298 んっ! 17 00:01:04,298 --> 00:01:08,135 んっ… んっ!) 18 00:01:08,135 --> 00:01:11,972 んっ… うぅ… おっ なんだ? 19 00:01:11,972 --> 00:01:17,578 (ロロ)どうしたの? 何かあるような気がするんだが。 20 00:01:19,980 --> 00:01:23,984 (リーン)何も見えませんが。 (ノール)見えないか? 21 00:01:23,984 --> 00:01:25,986 あそこだ。 22 00:01:25,986 --> 00:01:27,988 あっ!? 23 00:01:27,988 --> 00:01:32,993 あれは 厄災の魔竜? 24 00:03:15,962 --> 00:03:20,467 (泣き声) 25 00:03:20,467 --> 00:03:24,071 (どよめきと泣き声) 26 00:03:31,311 --> 00:03:33,313 (レイン)ありえない。 27 00:03:33,313 --> 00:03:36,817 皇国は あれが どういうものか わかっているのか? 28 00:03:36,817 --> 00:03:40,153 (ダルケン)記録によれば 最後に 眠りに就いてから➡ 29 00:03:40,153 --> 00:03:43,824 まだ150年。 今は 休眠期のはずですが。 30 00:03:43,824 --> 00:03:46,993 んっ… ばかな! 目覚めさせたのか? 31 00:03:46,993 --> 00:03:50,797 あんなものを たかが 人同士の争いに利用するなど…。 32 00:03:53,500 --> 00:03:56,503 (悲鳴) 33 00:03:56,503 --> 00:03:58,505 うわっ…。 うっ! うっ…。 34 00:03:58,505 --> 00:04:02,442 (咆哮) 35 00:04:02,442 --> 00:04:04,611 (2人)あっ…。 36 00:04:04,611 --> 00:04:07,280 今すぐ 避難地域に集めている人間を➡ 37 00:04:07,280 --> 00:04:11,785 すべて 王都の外に退避させろ! すべてだ! 38 00:04:11,785 --> 00:04:14,955 とどまろうとする者があっても 連れ出せ! 39 00:04:14,955 --> 00:04:17,624 荷物に しがみつく者は 引き剥がせ! 40 00:04:17,624 --> 00:04:21,628 1人も 王都の中に残すな! (ざわめき) 41 00:04:21,628 --> 00:04:24,631 (咆哮) 42 00:04:24,631 --> 00:04:28,135 (兵士たち)ああ…。 43 00:04:28,135 --> 00:04:32,472 (ミアンヌ)各避難経路を阻むように また 魔力反応。 44 00:04:32,472 --> 00:04:37,477 六聖の合流は 絶望的ね。 45 00:04:37,477 --> 00:04:39,579 (うなり声) 46 00:04:42,983 --> 00:04:44,985 (シグ)んっ! 47 00:04:44,985 --> 00:04:47,654 (うなり声) 48 00:04:47,654 --> 00:04:50,657 (ダンダルグ)邪魔者どもが! (うなり声) 49 00:04:50,657 --> 00:04:53,160 (うなり声) 50 00:04:53,160 --> 00:04:55,162 (咆哮) 51 00:04:55,162 --> 00:04:59,666 (ギルバート)ハァハァハァ… 陛下! (咆哮) 52 00:04:59,666 --> 00:05:03,603 外に退避を! あんなのが来たら ひとたまりもありません。 53 00:05:03,603 --> 00:05:06,439 (クレイス)お前たちは 民を守れ。 54 00:05:06,439 --> 00:05:11,444 避難民を外に導くのが お前たちの仕事だ。 55 00:05:11,444 --> 00:05:15,248 俺には 俺の仕事が残っている。 56 00:05:18,451 --> 00:05:22,289 (イネス)んっ… あの竜にかかれば➡ 57 00:05:22,289 --> 00:05:25,625 周辺地域の壊滅は 確定的です。 58 00:05:25,625 --> 00:05:29,129 今頃は 避難が進んでいるはず。 59 00:05:29,129 --> 00:05:35,135 だとすれば 父は きっと 自ら 盾になる道を選ぶでしょう。 60 00:05:35,135 --> 00:05:40,140 ですが…。 (リーン)ええ… いくら 父でも➡ 61 00:05:40,140 --> 00:05:44,644 あんなものを 相手にできるはずが…。 62 00:05:44,644 --> 00:05:47,314 逃げてください。 63 00:05:47,314 --> 00:05:50,650 お父様。 ああ…。 64 00:05:50,650 --> 00:05:53,486 (ノール)竜か…。 (リーン/イネス)あっ…。 65 00:05:53,486 --> 00:05:58,158 あんなに大きいのか。 実物は 初めて見たな。 66 00:05:58,158 --> 00:06:00,927 えっ 初めて? 67 00:06:00,927 --> 00:06:04,264 《黒死竜も 竜なんだけど》 68 00:06:04,264 --> 00:06:07,601 街には リーンの お兄さんも お父さんも➡ 69 00:06:07,601 --> 00:06:09,603 まだ いるんじゃないのか? 70 00:06:09,603 --> 00:06:13,773 ええ… 確実に残っていると思います。 71 00:06:13,773 --> 00:06:16,776 でも もう 間に合わないでしょう。 72 00:06:16,776 --> 00:06:20,614 いや なんとか 間に合うんじゃないか? 走れば。 73 00:06:20,614 --> 00:06:26,119 んっ… 走る? あっ… この距離をですか? 74 00:06:26,119 --> 00:06:29,789 ああ ゴブリン退治のときの あれをやれば➡ 75 00:06:29,789 --> 00:06:31,958 いけそうな気もしたんだが。 76 00:06:31,958 --> 00:06:34,628 風爆破のことですか? 77 00:06:34,628 --> 00:06:37,964 確かに やろうと思えば できますが➡ 78 00:06:37,964 --> 00:06:42,469 きっと かなりの衝撃が。 この剣越しなら 問題ない。 79 00:06:42,469 --> 00:06:45,639 あっ… ああ…。 あの街にも➡ 80 00:06:45,639 --> 00:06:48,642 リーンのお父さんにも 世話になっているし➡ 81 00:06:48,642 --> 00:06:50,977 少しは 役に立ちたいんだ。 82 00:06:50,977 --> 00:06:53,480 連れて 一緒に逃げるぐらいなら➡ 83 00:06:53,480 --> 00:06:56,816 俺にも できるかもしれないからな。 84 00:06:56,816 --> 00:07:00,587 そう… ですね。 85 00:07:00,587 --> 00:07:04,090 んっ… んっ! 86 00:07:04,090 --> 00:07:08,595 《間に合わないなんて 何を言ってるんだ。 87 00:07:08,595 --> 00:07:11,097 先生が 間に合うと言っている。 88 00:07:11,097 --> 00:07:16,603 風爆破は 通常 人に向かって放つものではない。 89 00:07:16,603 --> 00:07:22,108 けれど この人は 私の狭い常識で 測ってよい人ではないんだ》 90 00:07:22,108 --> 00:07:25,111 躊躇は いらない。 91 00:07:25,111 --> 00:07:28,114 そういうことですね? (ノール)えっ? 92 00:07:30,450 --> 00:07:32,786 ((デリダス三世:貴様の小さな国など➡ 93 00:07:32,786 --> 00:07:36,623 力で ひねり潰すことは たやすい。 94 00:07:36,623 --> 00:07:38,625 なんと言われようと➡ 95 00:07:38,625 --> 00:07:42,295 還らずの迷宮を 渡すことはできんな。 96 00:07:42,295 --> 00:07:45,966 貴様らが 無駄に腐らせている その力➡ 97 00:07:45,966 --> 00:07:48,301 我が皇国の英知があれば➡ 98 00:07:48,301 --> 00:07:52,806 この世を制するほどの武力と なりうるというのだ。 99 00:07:52,806 --> 00:07:56,476 手に余る力は あえて 使わないことも➡ 100 00:07:56,476 --> 00:07:59,913 1つの道理の わきまえ方ではないのか? 101 00:07:59,913 --> 00:08:02,749 ハッ… だから 貴様は➡ 102 00:08:02,749 --> 00:08:05,919 いつまでも 小国の王に とどまっている。 103 00:08:05,919 --> 00:08:10,590 貴様は 元来 王の器にあらず。 104 00:08:10,590 --> 00:08:12,592 んっ…) 105 00:08:20,934 --> 00:08:26,039 迷宮が手に入れば 他は どうなってもよいか…。 106 00:08:29,776 --> 00:08:31,778 《クレイス:侮っていた。 107 00:08:31,778 --> 00:08:35,615 ここまで 強引に 力に 物を言わせようとはな。 108 00:08:35,615 --> 00:08:39,519 交渉を誤ったのは 私の失策》 109 00:08:44,624 --> 00:08:49,129 ((ハハッ… あっ… フッ…。 110 00:08:49,129 --> 00:08:52,799 フッ… んっ… お父様! 111 00:08:52,799 --> 00:08:55,635 フフッ…。 112 00:08:55,635 --> 00:08:57,637 ニヒッ…) 113 00:09:03,910 --> 00:09:08,581 《こんなときに 一国の長が 娘の心配か? 114 00:09:08,581 --> 00:09:13,753 あきれたものだ。 「王の器にあらず」か…。 115 00:09:13,753 --> 00:09:16,089 そのとおりだな。 116 00:09:16,089 --> 00:09:20,427 やはり 俺は こちらのほうが性に合っている。 117 00:09:20,427 --> 00:09:24,931 この愚かな王に従ってくれていた 国民に➡ 118 00:09:24,931 --> 00:09:28,101 本当に 申し訳なく思う。 119 00:09:28,101 --> 00:09:31,438 罪滅ぼしとまではいかんが せめて…》 120 00:09:31,438 --> 00:09:35,041 あれの片目ぐらいは頂いていこう。 121 00:09:37,444 --> 00:09:39,446 神盾。 122 00:09:43,616 --> 00:09:48,621 ノール殿は この筒の先に立ってくれ。 あっ…。 123 00:09:48,621 --> 00:09:53,960 おお… えっ? ああ…。 124 00:09:53,960 --> 00:09:55,962 んっ? 125 00:09:55,962 --> 00:09:58,465 魔力障壁。 126 00:09:58,465 --> 00:10:00,633 物理反射。 んっ? 127 00:10:00,633 --> 00:10:03,470 魔力反射。 魔力強化。 128 00:10:03,470 --> 00:10:06,973 これ…。 魔力増幅。 魔力爆発。 129 00:10:06,973 --> 00:10:11,144 前と 違うような気が…。 魔力凝縮。 130 00:10:11,144 --> 00:10:13,146 では いきます。 131 00:10:13,146 --> 00:10:16,983 衝撃は 以前とは比べ物になりませんが➡ 132 00:10:16,983 --> 00:10:19,986 ご容赦を。 えっ? ちょ… 待っ…。 133 00:10:19,986 --> 00:10:22,322 多重詠唱! 134 00:10:22,322 --> 00:10:25,492 《これが 今の私の最大限》 135 00:10:25,492 --> 00:10:27,660 六重詠唱! 136 00:10:27,660 --> 00:10:29,996 風爆破! 137 00:10:29,996 --> 00:10:31,998 うわっ…。 138 00:10:35,001 --> 00:10:37,837 えっ… え~…。 139 00:10:37,837 --> 00:10:41,140 先生… ご武運を。 140 00:10:51,684 --> 00:10:53,686 んっ! 141 00:10:53,686 --> 00:10:56,022 (鳴き声) 142 00:10:56,022 --> 00:10:58,825 うぅっ… ぐぐっ… がっ! 143 00:11:01,294 --> 00:11:03,963 あっ…。 あれは➡ 144 00:11:03,963 --> 00:11:09,969 数百年前 この大陸を焼き尽くした 魔竜の息! 145 00:11:09,969 --> 00:11:13,273 うっ… くっ! (どよめき) 146 00:11:15,308 --> 00:11:17,477 フッ…。 147 00:11:17,477 --> 00:11:20,980 《一矢報いることすら 許されんか…》 148 00:11:23,316 --> 00:11:27,987 だが 最後ぐらい 役目に忠実であらねばな。 149 00:11:27,987 --> 00:11:31,157 来い! 魔竜! 150 00:11:31,157 --> 00:11:35,662 人の意地を思い知らせてやる! 151 00:11:37,830 --> 00:11:40,333 (セイン)爆砕の魔剣。 152 00:11:40,333 --> 00:11:44,537 すべての魔力を込めて挑む 覚悟の一撃。 153 00:11:47,507 --> 00:11:49,609 (カルー)命を砕くか。 154 00:11:53,846 --> 00:11:55,848 (オーケン)んっ…。 155 00:11:55,848 --> 00:11:57,850 うぅ~! 156 00:12:00,453 --> 00:12:02,455 来い! 157 00:12:05,124 --> 00:12:07,460 うお~! 158 00:12:07,460 --> 00:12:09,462 パリイ! 159 00:12:29,649 --> 00:12:32,485 (倒れる音) 160 00:12:32,485 --> 00:12:40,093 《なぜだ? なぜ 我が身は 土ぼこりに まみれている?》 161 00:12:42,662 --> 00:12:50,336 《これか… この小さき者が 我が身の邪魔をしたのか。 162 00:12:50,336 --> 00:12:55,174 強き者が 弱き者を支配し 蹂躙する。 163 00:12:55,174 --> 00:12:58,678 それが この世の絶対のことわり》 んっ… あっ…。 164 00:12:58,678 --> 00:13:03,616 《その ことわりに背くなど 許されぬ!》 165 00:13:03,616 --> 00:13:08,321 (咆哮) 166 00:13:12,292 --> 00:13:15,962 んっ… ハァ…。 167 00:13:15,962 --> 00:13:18,464 パリイ! ウォー! 168 00:13:21,301 --> 00:13:23,303 うっ…。 169 00:13:25,972 --> 00:13:27,974 んっ…。 170 00:13:31,811 --> 00:13:33,813 死ぬかと思った。 171 00:13:35,815 --> 00:13:37,817 ((リーン:六重詠唱! 172 00:13:37,817 --> 00:13:39,819 風爆破! 173 00:13:39,819 --> 00:13:41,821 (風爆破の音) 174 00:13:53,332 --> 00:13:56,169 うわっ… 身体強化! 175 00:13:56,169 --> 00:13:58,337 うっ… くっ… うぅ…。 176 00:13:58,337 --> 00:14:00,773 《あっ… 危ないところだった!》 177 00:14:00,773 --> 00:14:03,443 あっ! 178 00:14:03,443 --> 00:14:06,946 《城壁?》 うぅっ! 179 00:14:06,946 --> 00:14:08,948 うっ! 180 00:14:10,950 --> 00:14:12,952 うおっ! 181 00:14:15,955 --> 00:14:18,624 《ノール:あっ… 竜! 182 00:14:18,624 --> 00:14:21,794 さっきまで あんなに遠くにいたのに…。 183 00:14:21,794 --> 00:14:26,299 いや… こっ… このままじゃ ぶつかる!》 184 00:14:26,299 --> 00:14:29,469 んっ… パリイ!) 185 00:14:29,469 --> 00:14:31,471 (倒れる音) 186 00:14:31,471 --> 00:14:35,808 《なんとか 死なずに済んだ。 187 00:14:35,808 --> 00:14:39,979 リーンには もう二度と やらないと 言っておこう。 188 00:14:39,979 --> 00:14:45,318 しかし 案外 簡単に受け流せたな。 189 00:14:45,318 --> 00:14:48,654 竜の でかさには 驚いたが➡ 190 00:14:48,654 --> 00:14:52,658 リーンの魔法の衝撃が すごすぎて➡ 191 00:14:52,658 --> 00:14:57,497 そこまでの恐怖は 感じない。 192 00:14:57,497 --> 00:15:02,268 今なら 俺でも➡ 193 00:15:02,268 --> 00:15:04,604 戦えるのかもしれないな》 194 00:15:04,604 --> 00:15:09,442 (咆哮) 195 00:15:09,442 --> 00:15:11,944 こんなに被害が…。 196 00:15:11,944 --> 00:15:16,449 ええ 私たちも 王を連れて 早く逃げましょう。 197 00:15:16,449 --> 00:15:18,618 ノール殿が 魔竜と戦っているうちに。 198 00:15:18,618 --> 00:15:20,620 あっ… 気を付けて! 199 00:15:22,622 --> 00:15:25,024 (リーン/イネス)うっ! くっ! 200 00:15:34,300 --> 00:15:36,302 うっ… うぅ…。 201 00:15:36,302 --> 00:15:38,971 (イネス)リンネブルグ様! あっ…。 202 00:15:38,971 --> 00:15:41,307 助かりました イネス。 203 00:15:41,307 --> 00:15:44,610 私から離れないでください。 んっ…。 204 00:15:46,646 --> 00:15:49,649 (リーン)ゴブリンエンペラー!? (うなり声) 205 00:15:49,649 --> 00:15:52,819 んっ…。 《ノール先生と対峙した個体より➡ 206 00:15:52,819 --> 00:15:55,655 サイズは 小さい。 207 00:15:55,655 --> 00:15:58,324 でも ゴブリンエンペラーが➡ 208 00:15:58,324 --> 00:16:02,094 規格外の怪物であることには 変わりない。 209 00:16:02,094 --> 00:16:07,300 どう戦う? こんなとき ノール先生なら…》 210 00:16:09,602 --> 00:16:13,439 イネス 臆することはありません。 んっ…。 211 00:16:13,439 --> 00:16:16,776 相手は ただのゴブリンです。 212 00:16:16,776 --> 00:16:19,278 あっ…。 213 00:16:19,278 --> 00:16:24,617 確かに あれに比べれば ただのゴブリンですね。 214 00:16:24,617 --> 00:16:27,286 (リーン)冷静に対処しましょう。 (うなり声) 215 00:16:27,286 --> 00:16:30,957 フン! (喚声) 216 00:16:30,957 --> 00:16:33,125 氷塊舞踏! 217 00:16:33,125 --> 00:16:37,296 ウッ ウォッ… ウォー! ウゥー! 218 00:16:37,296 --> 00:16:39,298 速い! あっ…。 219 00:16:39,298 --> 00:16:44,303 ごめん。 そこから動かないで。 220 00:16:44,303 --> 00:16:47,640 ウッ… ウゥ…。 221 00:16:47,640 --> 00:16:50,977 動きが止まった! ああ…。 (リーン/イネス)んっ! 222 00:16:50,977 --> 00:16:52,979 氷地獄! 223 00:16:56,148 --> 00:16:58,150 んっ…。 224 00:16:58,150 --> 00:17:00,653 神剣! 225 00:17:05,925 --> 00:17:07,927 んっ…。 226 00:17:10,429 --> 00:17:13,266 フゥー…。 227 00:17:13,266 --> 00:17:16,102 ああ…。 《さすがは➡ 228 00:17:16,102 --> 00:17:18,604 神盾といわれるだけでなく➡ 229 00:17:18,604 --> 00:17:22,275 神剣としての称号も与えられた イネス。 230 00:17:22,275 --> 00:17:25,278 それに… ロロ。 231 00:17:25,278 --> 00:17:29,448 あの巨体が 命じられただけで 動きを止めた。 232 00:17:29,448 --> 00:17:31,784 魔族が… この少年が➡ 233 00:17:31,784 --> 00:17:34,954 これほどの力を 持っているなんて。 234 00:17:34,954 --> 00:17:39,959 でも この子も 勇気を振り絞ってる》 235 00:17:39,959 --> 00:17:42,261 急ぎましょう。 236 00:17:44,964 --> 00:17:46,966 《解せぬ…》 んっ! 237 00:17:46,966 --> 00:17:49,302 《解せぬ… 解せぬ!》 238 00:17:49,302 --> 00:17:51,304 パリイ! 239 00:17:51,304 --> 00:17:53,472 (うなり声) 240 00:17:53,472 --> 00:17:55,808 (ノール)パリイ! 241 00:17:55,808 --> 00:18:02,248 《決して傷つかぬはずの 我が爪が… 鱗が…。 242 00:18:02,248 --> 00:18:07,420 なぜ こんなにも傷ついている?》 243 00:18:07,420 --> 00:18:10,256 フゥ…。 244 00:18:10,256 --> 00:18:15,261 《いくら硬い物に当てても 全く傷つかない。 245 00:18:15,261 --> 00:18:18,598 この剣は 本当に なんなんだろうな? 246 00:18:18,598 --> 00:18:21,267 でも これがあれば…》 247 00:18:21,267 --> 00:18:23,769 《間違いだ。 248 00:18:23,769 --> 00:18:29,775 だが これならば もう 間違いようもない》 249 00:18:29,775 --> 00:18:34,447 (咆哮) 250 00:18:34,447 --> 00:18:36,449 (3人)ああ…。 251 00:18:38,451 --> 00:18:40,453 うぅっ…。 252 00:18:48,461 --> 00:18:50,796 ウォー! 253 00:18:50,796 --> 00:18:52,798 んっ! 254 00:18:52,798 --> 00:18:55,301 パリイ! 255 00:18:55,301 --> 00:18:57,470 ああ…。 うぅ…。 256 00:18:57,470 --> 00:19:00,573 うぅっ… ぐあ~…。 257 00:19:00,573 --> 00:19:02,575 ああ…。 258 00:19:02,575 --> 00:19:14,587 ♪~ 259 00:19:14,587 --> 00:19:17,923 あっ…。 あの魔竜の息を? 260 00:19:17,923 --> 00:19:19,925 先生! 261 00:19:24,597 --> 00:19:27,933 (咆哮) 262 00:19:27,933 --> 00:19:30,603 怒ってる。 (リーン)えっ? 263 00:19:30,603 --> 00:19:35,608 でも それだけじゃない。 自分は 敵だって認めてるのに➡ 264 00:19:35,608 --> 00:19:39,278 相手に まるで 認めてもらえてないみたいだって。 265 00:19:39,278 --> 00:19:42,114 (咆哮) 266 00:19:42,114 --> 00:19:45,117 (クレイス)竜は 誇り高い魔物だ。 267 00:19:45,117 --> 00:19:50,122 厄災の魔竜ともなれば 己の強さを疑わないはず。 268 00:19:50,122 --> 00:19:54,627 だが これでは まるで…。 269 00:20:02,802 --> 00:20:05,304 《弱き者は…。 270 00:20:05,304 --> 00:20:09,141 小さき者は➡ 271 00:20:09,141 --> 00:20:14,647 自分ではないか!》 (咆哮) 272 00:20:14,647 --> 00:20:16,649 (ノール)パリイ! 273 00:20:21,654 --> 00:20:25,658 (鳴き声) 274 00:20:25,658 --> 00:20:27,827 (3人)ハァ… あっ…。 275 00:20:27,827 --> 00:20:29,829 ウゥッ…。 276 00:20:29,829 --> 00:20:31,831 うぅっ… うっ…。 んっ…。 277 00:20:37,503 --> 00:20:40,840 おとなしくなったみたいですが。 278 00:20:40,840 --> 00:20:42,842 あれ たぶん➡ 279 00:20:42,842 --> 00:20:47,046 服従の姿勢… だと思う。 280 00:21:03,129 --> 00:21:05,131 何が起きてるんだ? 281 00:21:07,466 --> 00:21:10,469 あっ…。 《これは…》 282 00:21:10,469 --> 00:21:14,140 ((鱗も 爪も 牙も 骨も➡ 283 00:21:14,140 --> 00:21:17,810 みんな 良質な武具や薬の材料になって➡ 284 00:21:17,810 --> 00:21:20,312 土地に 富をもたらしたんだ。 285 00:21:20,312 --> 00:21:24,150 だから 人は その冒険者を➡ 286 00:21:24,150 --> 00:21:27,052 竜殺しの英雄と呼んだんだ) 287 00:21:30,990 --> 00:21:34,660 あっ…。 (鳴き声) 288 00:21:34,660 --> 00:21:38,164 (鳴き声) 289 00:21:38,164 --> 00:21:41,333 んっ…。 290 00:21:41,333 --> 00:21:43,502 フッ…。 291 00:21:43,502 --> 00:21:49,508 俺は とても 英雄には なれそうにないな。 292 00:21:49,508 --> 00:21:53,679 もう 戦う気はないみたい。 293 00:21:53,679 --> 00:21:56,182 あっ… ノール先生! 294 00:21:56,182 --> 00:21:58,517 先生! おっ…。 295 00:21:58,517 --> 00:22:03,622 ハァ… よっ… んっ! 296 00:22:03,622 --> 00:22:05,624 ハァ…。 297 00:22:10,963 --> 00:22:12,965 んっ… フッ…。