1 00:00:02,849 --> 00:00:05,019 (リズ)ハァ…。 2 00:00:05,019 --> 00:00:08,029 んっ! フゥ…。 3 00:00:08,029 --> 00:00:11,199 《阿久津が 人間界へ 行ってからというもの➡ 4 00:00:11,199 --> 00:00:14,369 この狭い部屋も 広く感じますね。 5 00:00:14,369 --> 00:00:17,269 彼は あれから 頑張っているのでしょうか?》 6 00:00:20,039 --> 00:00:23,039 《リズ:阿久津の そばにいた あの彼女…》 7 00:00:23,039 --> 00:00:25,039 んっ…。 📱(バイブ音) 8 00:00:25,039 --> 00:00:27,849 はい 阿久津 どうしました? 9 00:00:31,719 --> 00:00:34,389 もしもし? 聞いてますか? 10 00:00:34,389 --> 00:00:38,719 📱(阿久津)そう ただの…。 阿久津? 何かあったのですか? 11 00:00:38,719 --> 00:00:43,059 📱あっ はい 聞いています。 実は 天使を発見しまして…。 12 00:00:43,059 --> 00:00:47,729 天使? 単独の行動は 危険です。 すぐに応援を。 13 00:00:47,729 --> 00:00:51,239 📱そうですね 俺だって ばかじゃありませんから➡ 14 00:00:51,239 --> 00:00:53,739 1人でなんて戦わないですよ。 15 00:00:53,739 --> 00:00:56,069 まずは あなたの身の安全を第一に…。 16 00:00:56,069 --> 00:01:00,079 📱ええ とりあえず 遠くに逃げますと➡ 17 00:01:00,079 --> 00:01:03,349 言いたいところなんですが…。 📱(物音) 18 00:01:03,349 --> 00:01:06,849 阿久津? 📱あ~ その… 言いにくいんですが…。 19 00:01:06,849 --> 00:01:08,849 どうしました? 20 00:01:08,849 --> 00:01:10,859 📱見つかっちまいました。 ハッ! 21 00:01:10,859 --> 00:01:13,259 📱すいません。 📱(通話の切れる音) 22 00:02:47,346 --> 00:02:49,346 あっ… ああ…。 23 00:02:49,346 --> 00:02:52,616 (ツヴァイの笑い声) 24 00:02:52,616 --> 00:02:58,116 んっ… 何が おかしい! (笑い声) 25 00:02:58,116 --> 00:03:02,626 (ツヴァイ) そっか お前 知らなかったんだ。 26 00:03:02,626 --> 00:03:06,726 天使にとって 羽ってのは 力の象徴なんだよ。 27 00:03:09,236 --> 00:03:13,136 逃げろ 天音~! 28 00:03:20,146 --> 00:03:22,146 えっ? 29 00:03:22,146 --> 00:03:27,446 つまり こいつは偽物なのさ。 30 00:03:29,816 --> 00:03:33,656 てめえ! 学習能力ないな。 31 00:03:33,656 --> 00:03:36,326 その子たちから逃れるのは 無理だって。 32 00:03:36,326 --> 00:03:38,656 (素体たち)無理 無理! くそ~! 33 00:03:38,656 --> 00:03:42,496 それじゃあ 鳥の羽じゃないか。 34 00:03:42,496 --> 00:03:45,836 書物を うのみにし過ぎだよ。 35 00:03:45,836 --> 00:03:47,836 見てごらん。 36 00:03:53,276 --> 00:03:56,106 全然 違うだろ? 37 00:03:56,106 --> 00:03:58,416 《どこまで やれば 気が済むんだ》 38 00:04:00,616 --> 00:04:06,286 《プライドを傷つけ 屈辱を味わわせて➡ 39 00:04:06,286 --> 00:04:08,286 そして…》 40 00:04:16,636 --> 00:04:18,636 《汚す》 41 00:04:21,136 --> 00:04:23,136 (物音) 42 00:04:23,136 --> 00:04:25,636 あ~あ… 無駄に暴れるから➡ 43 00:04:25,636 --> 00:04:27,806 どっか 折れちゃったんじゃないの? 44 00:04:27,806 --> 00:04:29,806 ハッ! 45 00:04:29,806 --> 00:04:31,816 (リリー)あっ…。 46 00:04:35,816 --> 00:04:37,816 ハァ…。 47 00:04:40,826 --> 00:04:42,826 うっ… くっ…。 48 00:04:46,826 --> 00:04:49,996 うっ! あっ…。 49 00:04:49,996 --> 00:04:52,266 えっ? (素体たち)うっ! 50 00:04:52,266 --> 00:04:55,106 うぅっ… んっ…。 51 00:04:55,106 --> 00:04:58,776 この! うっ… あっ! 52 00:04:58,776 --> 00:05:01,446 ハッ! うっ! 53 00:05:01,446 --> 00:05:03,776 うっ! あっ…。 54 00:05:03,776 --> 00:05:05,976 あ~! 55 00:05:08,786 --> 00:05:13,116 チッ… 押さえろ! (素体たち)はい! 56 00:05:13,116 --> 00:05:15,126 はぁ~! うっ! 57 00:05:21,626 --> 00:05:23,636 あっ…。 うっ…。 58 00:05:26,466 --> 00:05:28,466 (素体たち)あ~! 59 00:05:28,466 --> 00:05:30,476 この…。 60 00:05:33,136 --> 00:05:35,976 あっ… 悪魔ごときが…。 61 00:05:35,976 --> 00:05:37,976 んっ… えっ? 62 00:05:40,646 --> 00:05:46,486 なっ…。 ハァー…。 63 00:05:46,486 --> 00:05:49,156 なんだ? それは! 64 00:05:49,156 --> 00:05:51,156 《ツヴァイ:はっ… 速い!》 65 00:05:53,426 --> 00:05:55,426 兄様! 66 00:05:55,426 --> 00:05:58,266 くっ! 67 00:05:58,266 --> 00:06:03,106 悪魔に そんな物があるなんて 聞いてないぞ。 68 00:06:03,106 --> 00:06:06,106 なんだ? その…。 69 00:06:06,106 --> 00:06:08,106 黒い羽は! 70 00:06:10,116 --> 00:06:12,776 《こんなの聞いたことがない。 71 00:06:12,776 --> 00:06:15,946 それとも 知らなかっただけなのか? 72 00:06:15,946 --> 00:06:19,456 これが 悪魔? 73 00:06:19,456 --> 00:06:22,956 これが 阿久津?》 74 00:06:26,626 --> 00:06:31,636 あっ… 阿久津! ハッ… ハハッ… ハハハハハハ…。 75 00:06:31,636 --> 00:06:33,636 《聞こえてないのか? 76 00:06:33,636 --> 00:06:35,636 消え…》 うっ! 77 00:06:38,306 --> 00:06:43,476 ぐっ! ぐはっ! 78 00:06:43,476 --> 00:06:47,816 ハハハハハハ! ハハハハハハハ! (ツヴァイ)うっ うっ… ぐっ うわっ! 79 00:06:47,816 --> 00:06:51,586 あっ… 阿久津 それ以上…。 80 00:06:51,586 --> 00:06:57,096 ハァハァハァ…。 81 00:06:57,096 --> 00:06:59,426 ハァー…。 82 00:06:59,426 --> 00:07:01,626 うっ…。 《なんて目を…》 83 00:07:04,936 --> 00:07:07,936 ぐうっ! 84 00:07:07,936 --> 00:07:13,446 《ほんと おもしろい悪魔だ。 85 00:07:13,446 --> 00:07:17,146 リリーのことで こんなに…》 86 00:07:22,616 --> 00:07:24,616 《ツヴァイ:僕は…》 87 00:07:24,616 --> 00:07:50,916 ♬~ 88 00:07:50,916 --> 00:07:55,416 《この悪魔みたいに 怒れなかったから》 89 00:08:01,256 --> 00:08:06,456 《いや~ ほんと 嫌になるね》 90 00:08:09,426 --> 00:08:13,936 《ああ… 結局 僕には 無理だったか》 91 00:08:17,936 --> 00:08:23,276 《ツヴァイ:あとは 君が なんとかしなよ》 92 00:08:23,276 --> 00:08:26,176 んっ…。 あっ…。 93 00:08:35,126 --> 00:08:38,956 ハァ…。 94 00:08:38,956 --> 00:08:40,966 ヘッ…。 95 00:08:43,636 --> 00:08:48,466 はい 急ぎの案件ということで。 はい お願いします。 96 00:08:48,466 --> 00:08:50,676 関係書類は すぐ送ります。 97 00:08:59,746 --> 00:09:04,256 ついに これを実装する日が来ましたね。 98 00:09:08,586 --> 00:09:10,596 やめるのじゃ! 阿久津。 99 00:09:10,596 --> 00:09:14,426 今 ここで 兄様を消せば 天界も黙っておらぬ! 100 00:09:14,426 --> 00:09:16,426 貴様が狙われるぞ! 101 00:09:16,426 --> 00:09:19,596 それに 兄様は 立ち振る舞いこそ 厳しいが➡ 102 00:09:19,596 --> 00:09:23,266 我の体に 直接 傷を付けたことは 一度もない。 103 00:09:23,266 --> 00:09:25,606 《フッ… 気付いていたのか》 104 00:09:25,606 --> 00:09:27,776 じゃから ここまでじゃ。 105 00:09:27,776 --> 00:09:31,946 貴様は 兄様に勝った。 それで十分…。 106 00:09:31,946 --> 00:09:33,946 うっ! 107 00:09:39,286 --> 00:09:42,286 お前! あっ…。 108 00:09:42,286 --> 00:09:46,796 だめじゃ 阿久津! 正気に戻るのじゃ! 109 00:09:46,796 --> 00:09:49,626 貴様は…。 110 00:09:49,626 --> 00:09:52,636 んっ…。 111 00:09:52,636 --> 00:09:54,636 《話が通じぬ。 112 00:09:54,636 --> 00:09:58,636 首輪も 発動してはいるが 効いておらんのか? 113 00:09:58,636 --> 00:10:02,306 あっ… 羽が 5枚? 114 00:10:02,306 --> 00:10:05,146 6枚ではなかったか? いつから…。 115 00:10:05,146 --> 00:10:07,146 もしや…》 116 00:10:07,146 --> 00:10:09,646 ハッ…。 117 00:10:09,646 --> 00:10:12,486 くっ! 兄様! 118 00:10:12,486 --> 00:10:16,996 ぼ~っとしてちゃ だめだよ 全く…。 119 00:10:16,996 --> 00:10:21,166 これだから お前は… 本当に 手がかかるな。 120 00:10:21,166 --> 00:10:23,996 もっ… 申し訳ありません。 121 00:10:23,996 --> 00:10:27,166 まあ いい。 それより 気付いたかな? 122 00:10:27,166 --> 00:10:29,836 羽ですか? そう。 123 00:10:29,836 --> 00:10:32,836 あれ 僕らのと 性質が似ていると思う。 124 00:10:32,836 --> 00:10:36,346 エネルギーの貯蔵庫として 使われている。 あっ…。 125 00:10:36,346 --> 00:10:40,516 (ツヴァイ)僕を踏みつけにしたとき すごい速さだったろ? 126 00:10:40,516 --> 00:10:43,856 恐らく エネルギーを圧縮して 一点から放出。 127 00:10:43,856 --> 00:10:47,526 その推力で あの加速を 得たんじゃないかな? 128 00:10:47,526 --> 00:10:52,796 だから 使ったエネルギー分の1枚 減っているのさ。 129 00:10:52,796 --> 00:10:56,236 でっ… では 羽を使いきれば 正気に? かもね。 130 00:10:56,236 --> 00:10:59,966 なら それまで耐えれば…。 無理 無理! 131 00:10:59,966 --> 00:11:03,636 今の彼は 身体能力も 上がってるから 押し切られるよ。 132 00:11:03,636 --> 00:11:05,636 あっ…。 しょうがない。 133 00:11:05,636 --> 00:11:09,806 僕が4枚は なんとかするから 最後の1枚は お前がやるんだ。 134 00:11:09,806 --> 00:11:13,476 あっ… 正気に戻すのを 手伝ってくれるのですか? 135 00:11:13,476 --> 00:11:18,156 まあ 浄化を したいところなんだけどね➡ 136 00:11:18,156 --> 00:11:23,996 でも 少し 気になるところがあるからさ。 137 00:11:23,996 --> 00:11:27,796 それは…。 おしゃべりは ここまでかな。 来るよ。 138 00:11:29,826 --> 00:11:31,836 (ツヴァイ/リリー)うっ! 139 00:11:34,666 --> 00:11:36,666 んっ…。 140 00:11:42,006 --> 00:11:44,016 兄様 今です! (ツヴァイ)ばか 前! 141 00:11:44,016 --> 00:11:46,016 えっ? 《しまっ…》 142 00:11:46,016 --> 00:11:48,016 ぐっ! 143 00:11:50,016 --> 00:11:54,786 うっ… うわっ! 兄様! 144 00:11:54,786 --> 00:11:58,126 よくも やってくれたね。 145 00:11:58,126 --> 00:12:01,426 でも 捕まえた。 146 00:12:09,136 --> 00:12:11,636 あっ…。 147 00:12:11,636 --> 00:12:13,636 狙いは合ってるかもね。 148 00:12:16,146 --> 00:12:18,646 あとは リリー お前がやるんだ! 149 00:12:18,646 --> 00:12:20,646 阿久津! 150 00:12:27,826 --> 00:12:29,826 《そうじゃ…。 151 00:12:29,826 --> 00:12:33,826 我らは 最初 同じように争い合った。 152 00:12:33,826 --> 00:12:36,996 しかし 同じ時を過ごしていくうちに➡ 153 00:12:36,996 --> 00:12:40,836 教えられたものが すべてではないと思い始めた。 154 00:12:40,836 --> 00:12:42,836 この短い期間で➡ 155 00:12:42,836 --> 00:12:46,336 貴様を理解したとは 到底 思わぬ。 156 00:12:46,336 --> 00:12:49,176 しかし 貴様は…。 157 00:12:49,176 --> 00:12:54,946 もっと あほで まぬけで すけべで 愚直で そして…。 158 00:12:54,946 --> 00:12:56,946 そして 何より…》 159 00:12:59,786 --> 00:13:03,186 もっと 優しい男のはずじゃ。 160 00:13:07,466 --> 00:13:12,796 さっさと 正気に戻らぬか。 この あほ! 161 00:13:12,796 --> 00:13:30,816 ♬~ 162 00:13:30,816 --> 00:13:33,986 へぇ… ほんとに 戻ったんだ。 163 00:13:33,986 --> 00:13:36,156 で どうするのかな? 164 00:13:36,156 --> 00:13:38,326 僕は 覚悟したほうがいいのかな? 165 00:13:38,326 --> 00:13:40,826 そんなもん いらねえよ。 あっ…。 166 00:13:40,826 --> 00:13:45,996 途中から 聞こえてはいたんだ。 ところどころな。 167 00:13:45,996 --> 00:13:50,106 だから お前には これ以上 何もしない。 168 00:13:50,106 --> 00:13:55,446 けどな また こいつの前に現れて かき乱そうっていうなら➡ 169 00:13:55,446 --> 00:13:58,946 そのときは 覚悟しろよな。 170 00:13:58,946 --> 00:14:04,616 んっ… わかった 覚えておくよ。 171 00:14:04,616 --> 00:14:06,616 なら いいさ。 172 00:14:06,616 --> 00:14:12,626 でも 俺を正気に 戻してくれたことは 感謝するぜ。 173 00:14:12,626 --> 00:14:14,626 ありがとうな。 174 00:14:14,626 --> 00:14:25,136 ♬~ 175 00:14:25,136 --> 00:14:28,146 ハッ…。 176 00:14:28,146 --> 00:14:33,146 《ほんと… おもしろい悪魔だ》 177 00:14:40,986 --> 00:14:44,826 よっ… よし いくぜ。 いや 待て カウントダウンだ。 178 00:14:44,826 --> 00:14:49,326 カウントダウンで外そう 第2ボタンを。 179 00:14:51,436 --> 00:14:54,106 《3 2… うっ…。 180 00:14:54,106 --> 00:14:56,766 3 2 1…》 181 00:14:56,766 --> 00:14:59,606 ぬあ~ できねえ! 182 00:14:59,606 --> 00:15:02,606 女子のシャツなんて 脱がせられねえよ! 183 00:15:02,606 --> 00:15:06,116 《起きねえから とりあえず 家に連れてきてみたものの➡ 184 00:15:06,116 --> 00:15:09,446 こいつの服が すげえ汚れていて…。 185 00:15:09,446 --> 00:15:13,116 俺 こう見えて 寝るとこだけは神経質で➡ 186 00:15:13,116 --> 00:15:15,956 ほこりとかでも 落ちてたら 寝れなくなるし。 187 00:15:15,956 --> 00:15:19,296 掃除機で吸っても なんか 気分的に どうも…。 188 00:15:19,296 --> 00:15:21,626 だから どうにか この土まみれな服を➡ 189 00:15:21,626 --> 00:15:24,296 排除したいが…。 190 00:15:24,296 --> 00:15:26,496 あっ そういえば…》 191 00:15:28,636 --> 00:15:32,976 リーリヤさ~ん あの ちょっといいですか? 192 00:15:32,976 --> 00:15:34,976 お~い。 193 00:15:38,476 --> 00:15:40,816 はっ… 反応ねえし。 194 00:15:40,816 --> 00:15:45,156 《マジか…。 やっぱり 俺が やるしかねえのか➡ 195 00:15:45,156 --> 00:15:48,986 天音のお着替えを…》 196 00:15:48,986 --> 00:15:51,096 ⦅気絶してる間に ひきょうよ! 197 00:15:51,096 --> 00:15:55,766 フフフフフフ! いいじゃねえか。 助けてやった 礼だ 礼! 198 00:15:55,766 --> 00:15:58,266 え~ でも 反応ないと つまらなくない? 199 00:15:58,266 --> 00:16:00,766 う~ん 確かに⦆ 200 00:16:00,766 --> 00:16:02,766 んっ? ♬(リーリヤの鼻歌) 201 00:16:02,766 --> 00:16:15,286 ♬(鼻歌) 202 00:16:15,286 --> 00:16:18,786 えっ? お前 何してんの? 203 00:16:18,786 --> 00:16:21,626 おい! (リーリヤ)何を… とは? 204 00:16:21,626 --> 00:16:25,796 いや 天音に。 ああ 決まっているだろう。 205 00:16:25,796 --> 00:16:28,126 汚れた服を着替えさせてるのだ。 206 00:16:28,126 --> 00:16:30,126 ズバッ! ハッ! 207 00:16:30,126 --> 00:16:33,796 ⚟お父さん お父さん これ テレビで何してんの? 208 00:16:33,796 --> 00:16:36,306 ⚟お前には まだ早い! 209 00:16:36,306 --> 00:16:40,006 うわ~!! 210 00:16:42,306 --> 00:16:44,316 これで よし。 211 00:16:44,316 --> 00:16:47,486 おっ… 終わったか? (リーリヤ)ああ。 212 00:16:47,486 --> 00:16:51,416 んっ? なぜ 隠れている? だって…。 213 00:16:51,416 --> 00:16:55,126 あっ…。 さて 貴様に 少し話がある。 214 00:17:00,426 --> 00:17:02,426 話って なんだよ? 215 00:17:02,426 --> 00:17:06,266 ここでは なんだ。 一緒に来てくれ。 216 00:17:06,266 --> 00:17:09,936 んっ…。 あっ! おいおい…。 217 00:17:09,936 --> 00:17:11,936 ハァ…。 218 00:17:11,936 --> 00:17:13,936 (リーリヤ)ほら。 んっ? 219 00:17:16,946 --> 00:17:20,746 んっ… んっ? あざか? 220 00:17:22,946 --> 00:17:27,786 なんのことだ? 手首のやつ。 ああ これか。 221 00:17:27,786 --> 00:17:32,126 無駄な抵抗の結果だ。 「無駄な抵抗」? 222 00:17:32,126 --> 00:17:37,636 リリー様が 兄君様に倒されたとき 私は 出ようとしたのだ。 223 00:17:37,636 --> 00:17:41,966 ⦅リリー様 今 おそばに! 224 00:17:41,966 --> 00:17:43,966 あっ…。 225 00:17:46,636 --> 00:17:51,076 なぜです? リリー様 この封印を解いてください! 226 00:17:51,076 --> 00:17:53,076 リリー様!⦆ 227 00:18:02,086 --> 00:18:04,096 《リーリヤ:私は リリー様から流れてくる➡ 228 00:18:04,096 --> 00:18:06,596 恐怖や悲しみを感じながら➡ 229 00:18:06,596 --> 00:18:09,196 傍観することしかできなかった》 230 00:18:11,436 --> 00:18:15,106 これは そのとき付いた痕だ。 そっか。 231 00:18:15,106 --> 00:18:18,606 なあ てことは 見ていたのか? 何をだ? 232 00:18:18,606 --> 00:18:22,446 俺が どうなったのかを。 ああ すべて見ていた。 233 00:18:22,446 --> 00:18:25,446 なら 教えてくれ。 俺は 何をした? 234 00:18:25,446 --> 00:18:27,946 俺は なぜ 天音と戦っていたんだ? 235 00:18:27,946 --> 00:18:34,156 そして…。 そして 俺は どう見えた? 236 00:18:36,456 --> 00:18:41,466 そうだな。 今までも 少なからず 悪魔は 見てきたが➡ 237 00:18:41,466 --> 00:18:46,796 貴様は その中でも 最も おぞましい姿の悪魔だろう。 238 00:18:46,796 --> 00:18:50,906 敵を じゅうりんする喜びに 打ち震え➡ 239 00:18:50,906 --> 00:18:55,246 無力化した相手を 笑いながら とどめを刺そうとする。 240 00:18:55,246 --> 00:19:00,246 そして 止めに入ったリリー様まで 貴様は 襲った。 241 00:19:00,246 --> 00:19:03,416 そのとき 貴様は 正気ではなかった。 242 00:19:03,416 --> 00:19:05,416 あっ…。 243 00:19:05,416 --> 00:19:08,586 リリー様と出会ったときなら わからないが➡ 244 00:19:08,586 --> 00:19:12,256 今の貴様が 好んで そうするとは思えない。 245 00:19:12,256 --> 00:19:15,596 だから あまり 気にする必要はないだろう。 246 00:19:15,596 --> 00:19:19,436 あっ ああ。 でも そんなん聞かされたら…。 247 00:19:19,436 --> 00:19:24,276 聞いてきたから 答えただけだ。 あっ 確かに。 悪い。 248 00:19:24,276 --> 00:19:26,936 しかし 実際 何があったのだ? 249 00:19:26,936 --> 00:19:29,606 あの変化には 私も驚いたぞ。 250 00:19:29,606 --> 00:19:32,916 あのときは ただ あいつに キレて…。 251 00:19:38,456 --> 00:19:40,956 途中から 意識は戻ったけど➡ 252 00:19:40,956 --> 00:19:43,256 体は 全然 言うことを聞かなくて。 253 00:19:45,456 --> 00:19:49,126 誰かに 乗っ取られているみたいだった。 254 00:19:49,126 --> 00:19:51,796 正直 自分でも わからない。 255 00:19:51,796 --> 00:19:54,636 でも それは 天音に対して やったことの➡ 256 00:19:54,636 --> 00:19:56,636 言い訳には ならないよな。 257 00:19:56,636 --> 00:20:00,736 《そんなに 気にする必要などないのに》 258 00:20:03,146 --> 00:20:06,816 《リーリヤ:あのとき 貴様が 飛び込んできたときから➡ 259 00:20:06,816 --> 00:20:12,486 リリー様の中にあったものは 恐怖でも 怒りでもない➡ 260 00:20:12,486 --> 00:20:15,986 もっと 別の思いなのだから…》 261 00:20:15,986 --> 00:20:20,826 えっと… そういえば 俺に 話があるんだろ? なんだよ? 262 00:20:20,826 --> 00:20:22,826 ああ そうだったな。 263 00:20:22,826 --> 00:20:26,996 貴様に言いたいことがあってな。 言いたいこと? 264 00:20:26,996 --> 00:20:30,666 リリー様が 天界で 厳しい環境に 置かれていることは➡ 265 00:20:30,666 --> 00:20:32,676 うすうす 気付いただろう? 266 00:20:32,676 --> 00:20:37,176 あっ… ああ。 まさか いじめられてんのか? 267 00:20:37,176 --> 00:20:39,846 リリー様の元に来たころには➡ 268 00:20:39,846 --> 00:20:43,186 すでに ご家族様は 厳しい方々だった。 269 00:20:43,186 --> 00:20:48,526 幼いころから ご自分の立場を 理解されていた リリー様は➡ 270 00:20:48,526 --> 00:20:53,796 どんな理不尽な仕打ちを されようと 耐えてきたのだ。 271 00:20:53,796 --> 00:20:56,796 そして 少しでも認めてもらうため…。 272 00:20:56,796 --> 00:20:59,296 そして あの世界で生きるため➡ 273 00:20:59,296 --> 00:21:04,806 リリー様は あらゆる面で 努力をした。 必死にな。 274 00:21:04,806 --> 00:21:07,306 貴様も知っているだろう? 275 00:21:07,306 --> 00:21:11,476 リリー様の人当たりのよさや 頭のよさを。 276 00:21:11,476 --> 00:21:16,646 そうして やっと手に入れた 今の立場を。 それを…。 277 00:21:16,646 --> 00:21:20,156 それを 貴様が 粉々に壊したのだ! 278 00:21:20,156 --> 00:21:23,986 兄君様に問い詰められても リリー様は 乗り越えられた! 279 00:21:23,986 --> 00:21:26,656 今までと同じようにな! 280 00:21:26,656 --> 00:21:30,166 しかし 貴様が… 貴様が! 貴様が! 281 00:21:39,506 --> 00:21:42,676 あのとき 飛び出したことで…。 282 00:21:42,676 --> 00:21:45,846 兄君様を打ち破ったことで➡ 283 00:21:45,846 --> 00:21:48,686 リリー様の居場所は なくなった。 284 00:21:48,686 --> 00:21:51,616 なくなったのだ。 285 00:21:51,616 --> 00:21:54,116 あっ…。 (リーリヤ)だから…。 286 00:21:58,126 --> 00:22:00,126 あっ…。 287 00:22:06,966 --> 00:22:08,966 ありがとう。