1 00:00:02,669 --> 00:00:04,838 (リズ)ハァ…。 2 00:00:04,838 --> 00:00:07,841 んっ! フゥ…。 3 00:00:07,841 --> 00:00:11,011 《阿久津が 人間界へ 行ってからというもの➡ 4 00:00:11,011 --> 00:00:14,181 この狭い部屋も 広く感じますね。 5 00:00:14,181 --> 00:00:17,084 彼は あれから 頑張っているのでしょうか?》 6 00:00:19,853 --> 00:00:22,856 《リズ:阿久津の そばにいた あの彼女…》 7 00:00:22,856 --> 00:00:24,858 んっ…。 📱(バイブ音) 8 00:00:24,858 --> 00:00:27,661 はい 阿久津 どうしました? 9 00:00:31,532 --> 00:00:34,201 もしもし? 聞いてますか? 10 00:00:34,201 --> 00:00:38,538 📱(阿久津)そう ただの…。 阿久津? 何かあったのですか? 11 00:00:38,538 --> 00:00:42,876 📱あっ はい 聞いています。 実は 天使を発見しまして…。 12 00:00:42,876 --> 00:00:47,547 天使? 単独の行動は 危険です。 すぐに応援を。 13 00:00:47,547 --> 00:00:51,051 📱そうですね 俺だって ばかじゃありませんから➡ 14 00:00:51,051 --> 00:00:53,553 1人でなんて戦わないですよ。 15 00:00:53,553 --> 00:00:55,889 まずは あなたの身の安全を第一に…。 16 00:00:55,889 --> 00:00:59,893 📱ええ とりあえず 遠くに逃げますと➡ 17 00:00:59,893 --> 00:01:03,163 言いたいところなんですが…。 📱(物音) 18 00:01:03,163 --> 00:01:06,667 阿久津? 📱あ~ その… 言いにくいんですが…。 19 00:01:06,667 --> 00:01:08,669 どうしました? 20 00:01:08,669 --> 00:01:10,671 📱見つかっちまいました。 ハッ! 21 00:01:10,671 --> 00:01:13,073 📱すいません。 📱(通話の切れる音) 22 00:02:57,210 --> 00:02:59,212 あっ… ああ…。 23 00:02:59,212 --> 00:03:02,482 (ツヴァイの笑い声) 24 00:03:02,482 --> 00:03:07,988 んっ… 何が おかしい! (笑い声) 25 00:03:07,988 --> 00:03:12,492 (ツヴァイ) そっか お前 知らなかったんだ。 26 00:03:12,492 --> 00:03:16,596 天使にとって 羽ってのは 力の象徴なんだよ。 27 00:03:19,100 --> 00:03:23,003 逃げろ 天音~! 28 00:03:30,010 --> 00:03:32,012 えっ? 29 00:03:32,012 --> 00:03:37,317 つまり こいつは偽物なのさ。 30 00:03:39,686 --> 00:03:43,523 てめえ! 学習能力ないな。 31 00:03:43,523 --> 00:03:46,193 その子たちから逃れるのは 無理だって。 32 00:03:46,193 --> 00:03:48,528 (素体たち)無理 無理! くそ~! 33 00:03:48,528 --> 00:03:52,365 それじゃあ 鳥の羽じゃないか。 34 00:03:52,365 --> 00:03:55,702 書物を うのみにし過ぎだよ。 35 00:03:55,702 --> 00:03:57,704 見てごらん。 36 00:04:03,143 --> 00:04:05,979 全然 違うだろ? 37 00:04:05,979 --> 00:04:08,281 《どこまで やれば 気が済むんだ》 38 00:04:10,484 --> 00:04:16,156 《プライドを傷つけ 屈辱を味わわせて➡ 39 00:04:16,156 --> 00:04:18,158 そして…》 40 00:04:26,500 --> 00:04:28,502 《汚す》 41 00:04:31,004 --> 00:04:33,006 (物音) 42 00:04:33,006 --> 00:04:35,509 あ~あ… 無駄に暴れるから➡ 43 00:04:35,509 --> 00:04:37,677 どっか 折れちゃったんじゃないの? 44 00:04:37,677 --> 00:04:39,679 ハッ! 45 00:04:39,679 --> 00:04:41,681 (リリー)あっ…。 46 00:04:45,685 --> 00:04:47,687 ハァ…。 47 00:04:50,690 --> 00:04:52,692 うっ… くっ…。 48 00:04:56,696 --> 00:04:59,866 うっ! あっ…。 49 00:04:59,866 --> 00:05:02,135 えっ? (素体たち)うっ! 50 00:05:02,135 --> 00:05:04,971 うぅっ… んっ…。 51 00:05:04,971 --> 00:05:08,642 この! うっ… あっ! 52 00:05:08,642 --> 00:05:11,311 ハッ! うっ! 53 00:05:11,311 --> 00:05:13,647 うっ! あっ…。 54 00:05:13,647 --> 00:05:15,849 あ~! 55 00:05:18,652 --> 00:05:22,989 チッ… 押さえろ! (素体たち)はい! 56 00:05:22,989 --> 00:05:24,991 はぁ~! うっ! 57 00:05:31,498 --> 00:05:33,500 あっ…。 うっ…。 58 00:05:36,336 --> 00:05:38,338 (素体たち)あ~! 59 00:05:38,338 --> 00:05:40,340 この…。 60 00:05:43,009 --> 00:05:45,846 あっ… 悪魔ごときが…。 61 00:05:45,846 --> 00:05:47,848 んっ… えっ? 62 00:05:50,517 --> 00:05:56,356 なっ…。 ハァー…。 63 00:05:56,356 --> 00:05:59,025 なんだ? それは! 64 00:05:59,025 --> 00:06:01,027 《ツヴァイ:はっ… 速い!》 65 00:06:03,296 --> 00:06:05,298 兄様! 66 00:06:05,298 --> 00:06:08,134 くっ! 67 00:06:08,134 --> 00:06:12,973 悪魔に そんな物があるなんて 聞いてないぞ。 68 00:06:12,973 --> 00:06:15,976 なんだ? その…。 69 00:06:15,976 --> 00:06:17,978 黒い羽は! 70 00:06:19,980 --> 00:06:22,649 《こんなの聞いたことがない。 71 00:06:22,649 --> 00:06:25,819 それとも 知らなかっただけなのか? 72 00:06:25,819 --> 00:06:29,322 これが 悪魔? 73 00:06:29,322 --> 00:06:32,826 これが 阿久津?》 74 00:06:36,496 --> 00:06:41,501 あっ… 阿久津! ハッ… ハハッ… ハハハハハハ…。 75 00:06:41,501 --> 00:06:43,503 《聞こえてないのか? 76 00:06:43,503 --> 00:06:45,505 消え…》 うっ! 77 00:06:48,174 --> 00:06:53,346 ぐっ! ぐはっ! 78 00:06:53,346 --> 00:06:57,684 ハハハハハハ! ハハハハハハハ! (ツヴァイ)うっ うっ… ぐっ うわっ! 79 00:06:57,684 --> 00:07:01,454 あっ… 阿久津 それ以上…。 80 00:07:01,454 --> 00:07:06,960 ハァハァハァ…。 81 00:07:06,960 --> 00:07:09,296 ハァー…。 82 00:07:09,296 --> 00:07:11,498 うっ…。 《なんて目を…》 83 00:07:14,801 --> 00:07:17,804 ぐうっ! 84 00:07:17,804 --> 00:07:23,310 《ほんと おもしろい悪魔だ。 85 00:07:23,310 --> 00:07:27,013 リリーのことで こんなに…》 86 00:07:32,485 --> 00:07:34,487 《ツヴァイ:僕は…》 87 00:07:34,487 --> 00:07:54,507 ♬~ 88 00:07:54,507 --> 00:08:00,780 ♬~ 89 00:08:00,780 --> 00:08:05,285 《この悪魔みたいに 怒れなかったから》 90 00:08:11,124 --> 00:08:16,329 《いや~ ほんと 嫌になるね》 91 00:08:19,299 --> 00:08:23,803 《ああ… 結局 僕には 無理だったか》 92 00:08:27,807 --> 00:08:33,146 《ツヴァイ:あとは 君が なんとかしなよ》 93 00:08:33,146 --> 00:08:36,049 んっ…。 あっ…。 94 00:08:44,991 --> 00:08:48,828 ハァ…。 95 00:08:48,828 --> 00:08:50,830 ヘッ…。 96 00:08:53,500 --> 00:08:58,338 はい 急ぎの案件ということで。 はい お願いします。 97 00:08:58,338 --> 00:09:00,540 関係書類は すぐ送ります。 98 00:09:09,616 --> 00:09:14,120 ついに これを実装する日が来ましたね。 99 00:09:18,458 --> 00:09:20,460 やめるのじゃ! 阿久津。 100 00:09:20,460 --> 00:09:24,297 今 ここで 兄様を消せば 天界も黙っておらぬ! 101 00:09:24,297 --> 00:09:26,299 貴様が狙われるぞ! 102 00:09:26,299 --> 00:09:29,469 それに 兄様は 立ち振る舞いこそ 厳しいが➡ 103 00:09:29,469 --> 00:09:33,139 我の体に 直接 傷を付けたことは 一度もない。 104 00:09:33,139 --> 00:09:35,475 《フッ… 気付いていたのか》 105 00:09:35,475 --> 00:09:37,644 じゃから ここまでじゃ。 106 00:09:37,644 --> 00:09:41,815 貴様は 兄様に勝った。 それで十分…。 107 00:09:41,815 --> 00:09:43,817 うっ! 108 00:09:49,155 --> 00:09:52,158 お前! あっ…。 109 00:09:52,158 --> 00:09:56,663 だめじゃ 阿久津! 正気に戻るのじゃ! 110 00:09:56,663 --> 00:09:59,499 貴様は…。 111 00:09:59,499 --> 00:10:02,502 んっ…。 112 00:10:02,502 --> 00:10:04,504 《話が通じぬ。 113 00:10:04,504 --> 00:10:08,508 首輪も 発動してはいるが 効いておらんのか? 114 00:10:08,508 --> 00:10:12,178 あっ… 羽が 5枚? 115 00:10:12,178 --> 00:10:15,014 6枚ではなかったか? いつから…。 116 00:10:15,014 --> 00:10:17,016 もしや…》 117 00:10:17,016 --> 00:10:19,519 ハッ…。 118 00:10:19,519 --> 00:10:22,355 くっ! 兄様! 119 00:10:22,355 --> 00:10:26,860 ぼ~っとしてちゃ だめだよ 全く…。 120 00:10:26,860 --> 00:10:31,030 これだから お前は… 本当に 手がかかるな。 121 00:10:31,030 --> 00:10:33,867 もっ… 申し訳ありません。 122 00:10:33,867 --> 00:10:37,036 まあ いい。 それより 気付いたかな? 123 00:10:37,036 --> 00:10:39,706 羽ですか? そう。 124 00:10:39,706 --> 00:10:42,709 あれ 僕らのと 性質が似ていると思う。 125 00:10:42,709 --> 00:10:46,212 エネルギーの貯蔵庫として 使われている。 あっ…。 126 00:10:46,212 --> 00:10:50,383 (ツヴァイ)僕を踏みつけにしたとき すごい速さだったろ? 127 00:10:50,383 --> 00:10:53,720 恐らく エネルギーを圧縮して 一点から放出。 128 00:10:53,720 --> 00:10:57,390 その推力で あの加速を 得たんじゃないかな? 129 00:10:57,390 --> 00:11:02,662 だから 使ったエネルギー分の1枚 減っているのさ。 130 00:11:02,662 --> 00:11:06,100 でっ… では 羽を使いきれば 正気に? かもね。 131 00:11:06,100 --> 00:11:09,836 なら それまで耐えれば…。 無理 無理! 132 00:11:09,836 --> 00:11:13,506 今の彼は 身体能力も 上がってるから 押し切られるよ。 133 00:11:13,506 --> 00:11:15,508 あっ…。 しょうがない。 134 00:11:15,508 --> 00:11:19,679 僕が4枚は なんとかするから 最後の1枚は お前がやるんだ。 135 00:11:19,679 --> 00:11:23,349 あっ… 正気に戻すのを 手伝ってくれるのですか? 136 00:11:23,349 --> 00:11:28,021 まあ 浄化を したいところなんだけどね➡ 137 00:11:28,021 --> 00:11:33,860 でも 少し 気になるところがあるからさ。 138 00:11:33,860 --> 00:11:37,664 それは…。 おしゃべりは ここまでかな。 来るよ。 139 00:11:39,699 --> 00:11:41,701 (ツヴァイ/リリー)うっ! 140 00:11:44,537 --> 00:11:46,539 んっ…。 141 00:11:51,878 --> 00:11:53,880 兄様 今です! (ツヴァイ)ばか 前! 142 00:11:53,880 --> 00:11:55,882 えっ? 《しまっ…》 143 00:11:55,882 --> 00:11:57,884 ぐっ! 144 00:11:59,886 --> 00:12:04,657 うっ… うわっ! 兄様! 145 00:12:04,657 --> 00:12:07,994 よくも やってくれたね。 146 00:12:07,994 --> 00:12:11,297 でも 捕まえた。 147 00:12:19,005 --> 00:12:21,507 あっ…。 148 00:12:21,507 --> 00:12:23,509 狙いは合ってるかもね。 149 00:12:26,012 --> 00:12:28,514 あとは リリー お前がやるんだ! 150 00:12:28,514 --> 00:12:30,516 阿久津! 151 00:12:37,690 --> 00:12:39,692 《そうじゃ…。 152 00:12:39,692 --> 00:12:43,696 我らは 最初 同じように争い合った。 153 00:12:43,696 --> 00:12:46,866 しかし 同じ時を過ごしていくうちに➡ 154 00:12:46,866 --> 00:12:50,703 教えられたものが すべてではないと思い始めた。 155 00:12:50,703 --> 00:12:52,705 この短い期間で➡ 156 00:12:52,705 --> 00:12:56,209 貴様を理解したとは 到底 思わぬ。 157 00:12:56,209 --> 00:12:59,045 しかし 貴様は…。 158 00:12:59,045 --> 00:13:04,817 もっと あほで まぬけで すけべで 愚直で そして…。 159 00:13:04,817 --> 00:13:06,819 そして 何より…》 160 00:13:09,656 --> 00:13:13,059 もっと 優しい男のはずじゃ。 161 00:13:17,330 --> 00:13:22,669 さっさと 正気に戻らぬか。 この あほ! 162 00:13:22,669 --> 00:13:40,687 ♬~ 163 00:13:40,687 --> 00:13:43,856 へぇ… ほんとに 戻ったんだ。 164 00:13:43,856 --> 00:13:46,025 で どうするのかな? 165 00:13:46,025 --> 00:13:48,194 僕は 覚悟したほうがいいのかな? 166 00:13:48,194 --> 00:13:50,697 そんなもん いらねえよ。 あっ…。 167 00:13:50,697 --> 00:13:55,868 途中から 聞こえてはいたんだ。 ところどころな。 168 00:13:55,868 --> 00:13:59,972 だから お前には これ以上 何もしない。 169 00:13:59,972 --> 00:14:05,311 けどな また こいつの前に現れて かき乱そうっていうなら➡ 170 00:14:05,311 --> 00:14:08,815 そのときは 覚悟しろよな。 171 00:14:08,815 --> 00:14:14,487 んっ… わかった 覚えておくよ。 172 00:14:14,487 --> 00:14:16,489 なら いいさ。 173 00:14:16,489 --> 00:14:22,495 でも 俺を正気に 戻してくれたことは 感謝するぜ。 174 00:14:22,495 --> 00:14:24,497 ありがとうな。 175 00:14:24,497 --> 00:14:35,007 ♬~ 176 00:14:35,007 --> 00:14:38,010 ハッ…。 177 00:14:38,010 --> 00:14:43,015 《ほんと… おもしろい悪魔だ》 178 00:14:50,857 --> 00:14:54,694 よっ… よし いくぜ。 いや 待て カウントダウンだ。 179 00:14:54,694 --> 00:14:59,198 カウントダウンで外そう 第2ボタンを。 180 00:15:01,300 --> 00:15:03,970 《3 2… うっ…。 181 00:15:03,970 --> 00:15:06,639 3 2 1…》 182 00:15:06,639 --> 00:15:09,475 ぬあ~ できねえ! 183 00:15:09,475 --> 00:15:12,478 女子のシャツなんて 脱がせられねえよ! 184 00:15:12,478 --> 00:15:15,982 《起きねえから とりあえず 家に連れてきてみたものの➡ 185 00:15:15,982 --> 00:15:19,318 こいつの服が すげえ汚れていて…。 186 00:15:19,318 --> 00:15:22,989 俺 こう見えて 寝るとこだけは神経質で➡ 187 00:15:22,989 --> 00:15:25,825 ほこりとかでも 落ちてたら 寝れなくなるし。 188 00:15:25,825 --> 00:15:29,162 掃除機で吸っても なんか 気分的に どうも…。 189 00:15:29,162 --> 00:15:31,497 だから どうにか この土まみれな服を➡ 190 00:15:31,497 --> 00:15:34,167 排除したいが…。 191 00:15:34,167 --> 00:15:36,369 あっ そういえば…》 192 00:15:38,504 --> 00:15:42,842 リーリヤさ~ん あの ちょっといいですか? 193 00:15:42,842 --> 00:15:44,844 お~い。 194 00:15:48,347 --> 00:15:50,683 はっ… 反応ねえし。 195 00:15:50,683 --> 00:15:55,021 《マジか…。 やっぱり 俺が やるしかねえのか➡ 196 00:15:55,021 --> 00:15:58,858 天音のお着替えを…》 197 00:15:58,858 --> 00:16:00,960 ⦅気絶してる間に ひきょうよ! 198 00:16:00,960 --> 00:16:05,631 フフフフフフ! いいじゃねえか。 助けてやった 礼だ 礼! 199 00:16:05,631 --> 00:16:08,134 え~ でも 反応ないと つまらなくない? 200 00:16:08,134 --> 00:16:10,636 う~ん 確かに⦆ 201 00:16:10,636 --> 00:16:12,638 んっ? ♬(リーリヤの鼻歌) 202 00:16:12,638 --> 00:16:25,151 ♬(鼻歌) 203 00:16:25,151 --> 00:16:28,654 えっ? お前 何してんの? 204 00:16:28,654 --> 00:16:31,490 おい! (リーリヤ)何を… とは? 205 00:16:31,490 --> 00:16:35,661 いや 天音に。 ああ 決まっているだろう。 206 00:16:35,661 --> 00:16:37,997 汚れた服を着替えさせてるのだ。 207 00:16:37,997 --> 00:16:39,999 ズバッ! ハッ! 208 00:16:39,999 --> 00:16:43,669 ⚟お父さん お父さん これ テレビで何してんの? 209 00:16:43,669 --> 00:16:46,172 ⚟お前には まだ早い! 210 00:16:46,172 --> 00:16:49,876 うわ~!! 211 00:16:52,178 --> 00:16:54,180 これで よし。 212 00:16:54,180 --> 00:16:57,350 おっ… 終わったか? (リーリヤ)ああ。 213 00:16:57,350 --> 00:17:01,287 んっ? なぜ 隠れている? だって…。 214 00:17:01,287 --> 00:17:04,991 あっ…。 さて 貴様に 少し話がある。 215 00:17:10,296 --> 00:17:12,298 話って なんだよ? 216 00:17:12,298 --> 00:17:16,135 ここでは なんだ。 一緒に来てくれ。 217 00:17:16,135 --> 00:17:19,805 んっ…。 あっ! おいおい…。 218 00:17:19,805 --> 00:17:21,807 ハァ…。 219 00:17:21,807 --> 00:17:23,809 (リーリヤ)ほら。 んっ? 220 00:17:26,812 --> 00:17:30,616 んっ… んっ? あざか? 221 00:17:32,818 --> 00:17:37,657 なんのことだ? 手首のやつ。 ああ これか。 222 00:17:37,657 --> 00:17:41,994 無駄な抵抗の結果だ。 「無駄な抵抗」? 223 00:17:41,994 --> 00:17:47,500 リリー様が 兄君様に倒されたとき 私は 出ようとしたのだ。 224 00:17:47,500 --> 00:17:51,837 ⦅リリー様 今 おそばに! 225 00:17:51,837 --> 00:17:53,839 あっ…。 226 00:17:56,509 --> 00:18:00,947 なぜです? リリー様 この封印を解いてください! 227 00:18:00,947 --> 00:18:02,949 リリー様!⦆ 228 00:18:11,958 --> 00:18:13,960 《リーリヤ:私は リリー様から流れてくる➡ 229 00:18:13,960 --> 00:18:16,462 恐怖や悲しみを感じながら➡ 230 00:18:16,462 --> 00:18:19,065 傍観することしかできなかった》 231 00:18:21,300 --> 00:18:24,971 これは そのとき付いた痕だ。 そっか。 232 00:18:24,971 --> 00:18:28,474 なあ てことは 見ていたのか? 何をだ? 233 00:18:28,474 --> 00:18:32,311 俺が どうなったのかを。 ああ すべて見ていた。 234 00:18:32,311 --> 00:18:35,314 なら 教えてくれ。 俺は 何をした? 235 00:18:35,314 --> 00:18:37,817 俺は なぜ 天音と戦っていたんだ? 236 00:18:37,817 --> 00:18:44,023 そして…。 そして 俺は どう見えた? 237 00:18:46,325 --> 00:18:51,330 そうだな。 今までも 少なからず 悪魔は 見てきたが➡ 238 00:18:51,330 --> 00:18:56,669 貴様は その中でも 最も おぞましい姿の悪魔だろう。 239 00:18:56,669 --> 00:19:00,773 敵を じゅうりんする喜びに 打ち震え➡ 240 00:19:00,773 --> 00:19:05,111 無力化した相手を 笑いながら とどめを刺そうとする。 241 00:19:05,111 --> 00:19:10,116 そして 止めに入ったリリー様まで 貴様は 襲った。 242 00:19:10,116 --> 00:19:13,285 そのとき 貴様は 正気ではなかった。 243 00:19:13,285 --> 00:19:15,287 あっ…。 244 00:19:15,287 --> 00:19:18,457 リリー様と出会ったときなら わからないが➡ 245 00:19:18,457 --> 00:19:22,128 今の貴様が 好んで そうするとは思えない。 246 00:19:22,128 --> 00:19:25,464 だから あまり 気にする必要はないだろう。 247 00:19:25,464 --> 00:19:29,301 あっ ああ。 でも そんなん聞かされたら…。 248 00:19:29,301 --> 00:19:34,140 聞いてきたから 答えただけだ。 あっ 確かに。 悪い。 249 00:19:34,140 --> 00:19:36,809 しかし 実際 何があったのだ? 250 00:19:36,809 --> 00:19:39,478 あの変化には 私も驚いたぞ。 251 00:19:39,478 --> 00:19:42,782 あのときは ただ あいつに キレて…。 252 00:19:48,320 --> 00:19:50,823 途中から 意識は戻ったけど➡ 253 00:19:50,823 --> 00:19:53,125 体は 全然 言うことを聞かなくて。 254 00:19:55,327 --> 00:19:58,998 誰かに 乗っ取られているみたいだった。 255 00:19:58,998 --> 00:20:01,667 正直 自分でも わからない。 256 00:20:01,667 --> 00:20:04,503 でも それは 天音に対して やったことの➡ 257 00:20:04,503 --> 00:20:06,505 言い訳には ならないよな。 258 00:20:06,505 --> 00:20:10,609 《そんなに 気にする必要などないのに》 259 00:20:13,012 --> 00:20:16,682 《リーリヤ:あのとき 貴様が 飛び込んできたときから➡ 260 00:20:16,682 --> 00:20:22,354 リリー様の中にあったものは 恐怖でも 怒りでもない➡ 261 00:20:22,354 --> 00:20:25,858 もっと 別の思いなのだから…》 262 00:20:25,858 --> 00:20:30,696 えっと… そういえば 俺に 話があるんだろ? なんだよ? 263 00:20:30,696 --> 00:20:32,698 ああ そうだったな。 264 00:20:32,698 --> 00:20:36,869 貴様に言いたいことがあってな。 言いたいこと? 265 00:20:36,869 --> 00:20:40,539 リリー様が 天界で 厳しい環境に 置かれていることは➡ 266 00:20:40,539 --> 00:20:42,541 うすうす 気付いただろう? 267 00:20:42,541 --> 00:20:47,046 あっ… ああ。 まさか いじめられてんのか? 268 00:20:47,046 --> 00:20:49,715 リリー様の元に来たころには➡ 269 00:20:49,715 --> 00:20:53,052 すでに ご家族様は 厳しい方々だった。 270 00:20:53,052 --> 00:20:58,390 幼いころから ご自分の立場を 理解されていた リリー様は➡ 271 00:20:58,390 --> 00:21:03,662 どんな理不尽な仕打ちを されようと 耐えてきたのだ。 272 00:21:03,662 --> 00:21:06,665 そして 少しでも認めてもらうため…。 273 00:21:06,665 --> 00:21:09,168 そして あの世界で生きるため➡ 274 00:21:09,168 --> 00:21:14,673 リリー様は あらゆる面で 努力をした。 必死にな。 275 00:21:14,673 --> 00:21:17,176 貴様も知っているだろう? 276 00:21:17,176 --> 00:21:21,347 リリー様の人当たりのよさや 頭のよさを。 277 00:21:21,347 --> 00:21:26,519 そうして やっと手に入れた 今の立場を。 それを…。 278 00:21:26,519 --> 00:21:30,022 それを 貴様が 粉々に壊したのだ! 279 00:21:30,022 --> 00:21:33,859 兄君様に問い詰められても リリー様は 乗り越えられた! 280 00:21:33,859 --> 00:21:36,529 今までと同じようにな! 281 00:21:36,529 --> 00:21:40,032 しかし 貴様が… 貴様が! 貴様が! 282 00:21:49,375 --> 00:21:52,545 あのとき 飛び出したことで…。 283 00:21:52,545 --> 00:21:55,714 兄君様を打ち破ったことで➡ 284 00:21:55,714 --> 00:21:58,551 リリー様の居場所は なくなった。 285 00:21:58,551 --> 00:22:01,487 なくなったのだ。 286 00:22:01,487 --> 00:22:03,989 あっ…。 (リーリヤ)だから…。 287 00:22:07,993 --> 00:22:09,995 あっ…。 288 00:22:16,835 --> 00:22:18,838 ありがとう。