1 00:00:37,571 --> 00:00:40,073 (マリエ)もうカイルったら 自分の故郷なら➡ 2 00:00:40,073 --> 00:00:44,411 早く言いなさいよ! 知ってれば お土産とか用意したのに! 3 00:00:44,411 --> 00:00:46,914 (カイル)お土産なんていりませんよ。 4 00:00:46,914 --> 00:00:49,583 (オリヴィア)カイルくん 様子がおかしくないですか? 5 00:00:49,583 --> 00:00:51,752 せっかくの故郷なのに。 6 00:00:51,752 --> 00:00:53,921 (リオン)あいつらは いつもおかしいからね。 7 00:00:53,921 --> 00:00:56,924 リオンさん! メッ ですよ。 8 00:00:56,924 --> 00:01:00,093 《それより どうにかマリエを 問い詰めないと…》 9 00:01:00,093 --> 00:01:02,095 (ヘルトルーデ)けっこう歩くのね。 10 00:01:02,095 --> 00:01:04,431 (アンジェリカ)港で待ってれば よかっただろう。 11 00:01:04,431 --> 00:01:07,100 マリエの取り巻きは そうしている。 12 00:01:07,100 --> 00:01:10,604 ((だるそうだし~。 やめときましょう~)) 13 00:01:10,604 --> 00:01:12,606 私の勝手でしょ。 14 00:01:12,606 --> 00:01:14,942 この島の視察もあるし➡ 15 00:01:14,942 --> 00:01:17,945 財宝があるという 遺跡も見ておきたいわ。 16 00:01:17,945 --> 00:01:22,282 ふんっ 敵国の王女が気ままなものだ。 17 00:01:22,282 --> 00:01:25,953 (ルクシオン)マスター ここは エルフの島だと聞きました。 18 00:01:25,953 --> 00:01:27,955 エルフとは何者ですか? 19 00:01:27,955 --> 00:01:31,124 (ルクシオン)私のデータには 詳しい情報がありません。 20 00:01:31,124 --> 00:01:34,561 私が眠りについている間に 出現したのでしょう。 21 00:01:34,561 --> 00:01:39,066 奴隷や使用人として… 何より人間との間には➡ 22 00:01:39,066 --> 00:01:42,235 子供が出来ないってんで 重宝してるけどな。 23 00:01:42,235 --> 00:01:44,905 長寿で 魔法にも長けているようですが➡ 24 00:01:44,905 --> 00:01:48,742 新人類とも違った種族ですね。 25 00:01:48,742 --> 00:01:50,944 着きましたよ。 26 00:01:56,583 --> 00:01:58,585 わぁ~っ! 27 00:03:42,722 --> 00:03:45,225 よそ者? 珍しいわね。 28 00:03:45,225 --> 00:03:48,061 王国からか? 観光かしら? 29 00:03:48,061 --> 00:03:50,564 すご~い! 美形ばっかり~! 30 00:03:50,564 --> 00:03:53,066 《こいつ マジで何考えてんだ?》 31 00:03:53,066 --> 00:03:56,903 (ジルク)エルフは外見の美醜を気にせず その者の魔力で➡ 32 00:03:56,903 --> 00:04:01,241 好き嫌いを判断するそうです。 へぇ~ そうなんだ~。 33 00:04:01,241 --> 00:04:06,913 それにしても美形ぞろいですね。 私も負けてはいませんが。 34 00:04:06,913 --> 00:04:09,916 へぇ~ そうなんだ~。 うん? 35 00:04:09,916 --> 00:04:12,252 おい さっきからどうしたよ? 36 00:04:12,252 --> 00:04:16,923 べつに… 自己満足で 優しくしないでくれますか。 37 00:04:16,923 --> 00:04:20,594 アンタみたいな勘違い野郎は 嫌いだと言ったはずです。 38 00:04:20,594 --> 00:04:24,097 うっ 俺も お前みたいなクソガキは大嫌いだ! 39 00:04:24,097 --> 00:04:27,100 家族にマリエを紹介して 気まずい雰囲気になれ! 40 00:04:27,100 --> 00:04:29,102 分かってませんね。 41 00:04:29,102 --> 00:04:31,605 エルフが奴隷になるのは 出稼ぎと同じで➡ 42 00:04:31,605 --> 00:04:33,540 待遇も悪くありません。 43 00:04:33,540 --> 00:04:37,377 それに比べたら 学園の男子は…。 ぐっ うるさい! 言うな! 44 00:04:37,377 --> 00:04:40,380 (ユメリア)カイル…。 45 00:04:42,883 --> 00:04:45,719 うわ ユメリアだ。 カイルもいるぞ。 46 00:04:45,719 --> 00:04:48,054 ごめんなさい 私 先に…。 47 00:04:48,054 --> 00:04:50,891 あっ? 48 00:04:50,891 --> 00:04:56,730 (カイル)マリエ様… 紹介します。 母のユメリアです。 49 00:04:56,730 --> 00:04:59,132 は… 母親!? 50 00:05:03,236 --> 00:05:05,906 えっ あっ はじめましてっ! 51 00:05:05,906 --> 00:05:09,409 こっ こちらこそっ! カイルが お世話になってますっ! 52 00:05:09,409 --> 00:05:12,579 《全然想像とちがうな…》 53 00:05:12,579 --> 00:05:15,415 僕たちは 遺跡に向かう予定ですので。 54 00:05:15,415 --> 00:05:17,417 では。 55 00:05:17,417 --> 00:05:19,753 カイル…。 56 00:05:19,753 --> 00:05:24,591 ホントどうしたんだろ? なんだか今日は変…。 57 00:05:24,591 --> 00:05:26,593 私が悪いんです…。 58 00:05:26,593 --> 00:05:29,930 私は醜い… 混ざりものですから…。 59 00:05:29,930 --> 00:05:31,932 《混ざりもの?》 60 00:05:33,867 --> 00:05:37,037 遺跡へ? はい 可能ですか? 61 00:05:37,037 --> 00:05:39,206 う~ん…。 62 00:05:39,206 --> 00:05:42,209 あそこは神聖な場所ですからね。 63 00:05:42,209 --> 00:05:45,378 島の者以外は 立ち入りを禁じているのです。 64 00:05:45,378 --> 00:05:48,215 里長が認めるとも思えませんし。 65 00:05:48,215 --> 00:05:50,717 里長というのは…。 66 00:05:50,717 --> 00:05:52,719 村々をまとめる老婆です。 67 00:05:52,719 --> 00:05:56,556 占いが得意で 訪れる客人も多かったのですが➡ 68 00:05:56,556 --> 00:06:01,228 今は力も衰えて当たることも 少なくなりまして…。 69 00:06:01,228 --> 00:06:04,731 占い…。 ちょっと気になるな。 70 00:06:04,731 --> 00:06:07,567 遺跡に入れないって どういうこと!? 71 00:06:07,567 --> 00:06:09,569 私のお宝は どうなるのよ!? 72 00:06:09,569 --> 00:06:13,240 うっせ~な。 いま方法を 考えてるから静かにしろ。 73 00:06:13,240 --> 00:06:16,409 なに その態度! あんた親衛隊長でしょ!? 74 00:06:16,409 --> 00:06:18,578 もっと部下らしくしなさいよ! 75 00:06:18,578 --> 00:06:23,083 《まいったな この島にロストアイテムが あることは確かなんだけど➡ 76 00:06:23,083 --> 00:06:27,087 俺 あれ使わなかったから 詳しく知らないんだよな…》 77 00:06:27,087 --> 00:06:29,923 里長のお告げよ。 久しぶりだな。 78 00:06:29,923 --> 00:06:33,693 一応は聞かないとね。 んっ? 何だ? 79 00:06:33,693 --> 00:06:38,865 皆の者! 里長は こう仰っています! 80 00:06:38,865 --> 00:06:41,701 誰も遺跡に行ってはならぬ。 81 00:06:41,701 --> 00:06:44,704 いにしえの魔王の 怒りに触れる と! 82 00:06:44,704 --> 00:06:48,375 これが占いですか。 なに? 全否定派? 83 00:06:48,375 --> 00:06:52,379 まさか。 不思議な力を 持つ人たちは存在します。 84 00:06:52,379 --> 00:06:55,548 前世の記憶を持った マスターも その一人です。 85 00:06:55,548 --> 00:06:59,386 たしかにな…。 それより魔王って なにか分かる? 86 00:06:59,386 --> 00:07:03,890 私は知りません。 あの 乙女ゲーとやらに出てくるのでは? 87 00:07:03,890 --> 00:07:05,892 いや 出てこない。 88 00:07:05,892 --> 00:07:08,395 だから余計に気になるんだ。 (足音) 89 00:07:08,395 --> 00:07:10,730 あっ! あんたが里長ね! 90 00:07:10,730 --> 00:07:13,233 遺跡に入る許可を出しなさい! 91 00:07:13,233 --> 00:07:15,902 私は絶対 お宝を手に入れるんだから! 92 00:07:15,902 --> 00:07:18,571 はっ! 93 00:07:18,571 --> 00:07:22,575 はい… あなたは聖女様ですね。 94 00:07:22,575 --> 00:07:26,413 あっ… そうよ! よくわかったわね! 95 00:07:26,413 --> 00:07:28,581 さすがだと褒めてあげるわ! 96 00:07:28,581 --> 00:07:31,584 だから さっさと遺跡に…。 入るのは構わないそうです。 97 00:07:31,584 --> 00:07:33,687 えっ! いいの? 98 00:07:33,687 --> 00:07:36,189 聖女が いにしえの魔王を連れてくる。 99 00:07:36,189 --> 00:07:39,192 里長は そのように予知されています。 100 00:07:39,192 --> 00:07:43,863 ま 魔王? 知り合いに魔王なんて いないわよ? 101 00:07:43,863 --> 00:07:47,033 審判の時… いにしえの魔王が➡ 102 00:07:47,033 --> 00:07:50,704 驕り高ぶる 我々を裁かれる日が来たのです。 103 00:07:50,704 --> 00:07:54,374 すべての者が 心静かに その時を待つように。 104 00:07:54,374 --> 00:07:56,543 魔王? 馬鹿らしい。 105 00:07:56,543 --> 00:07:59,879 どうせ またハズレだろう。 里長も昔はねぇ…。 106 00:07:59,879 --> 00:08:04,217 なんだかよく分からないけど これで財宝は私のものね! 107 00:08:04,217 --> 00:08:06,219 イヒヒヒヒヒ! ハァ~。 108 00:08:06,219 --> 00:08:08,722 《俺にとっては アイツが魔王みたいなもんだ…》 109 00:08:08,722 --> 00:08:10,724 ((アキャキャキャキャ!)) 110 00:08:13,393 --> 00:08:16,563 (グレッグ)どうだ そっちは? (ジルク)ありませんね。 111 00:08:16,563 --> 00:08:19,566 ふむ… なにもないな。 112 00:08:19,566 --> 00:08:21,568 なんでよ!? 113 00:08:21,568 --> 00:08:26,072 すごいです! これぞ古代の遺跡! ロマンを感じます! 114 00:08:26,072 --> 00:08:29,576 そ そうかな? 宝は ないのか…。 115 00:08:29,576 --> 00:08:31,578 冒険は できないのか…。 116 00:08:31,578 --> 00:08:34,514 いや ちゃんと探せば あるんだろうけど。 117 00:08:34,514 --> 00:08:37,684 残念ですね。 期待していたのですが。 118 00:08:37,684 --> 00:08:41,354 (グレッグ)ま こういう 空振りも楽しいさ。 119 00:08:41,354 --> 00:08:44,858 あれ? 実は期待してたの? 120 00:08:44,858 --> 00:08:47,694 報告するものがなくて 困ってるだけよ。 121 00:08:47,694 --> 00:08:53,033 ふぇ~ん! こんなのってないわ! 金貨の1枚もないなんて! 122 00:08:53,033 --> 00:08:55,034 大丈夫ですよ。 123 00:08:55,034 --> 00:08:58,204 またユリウス殿下たちと 冒険すればいいんですから。 124 00:08:58,204 --> 00:09:03,543 イヤ! 借金生活なんて もうイヤ! 私は絶対に諦めないんだから! 125 00:09:03,543 --> 00:09:06,212 (ジルク)あっ マリエさん! 《チャンスだ!》 126 00:09:06,212 --> 00:09:09,716 マリエ! 待ってくれ! 待て! 俺が追いかける。 127 00:09:09,716 --> 00:09:12,218 でもよ~。 隊長命令だ。 128 00:09:12,218 --> 00:09:15,221 アンジェたちも待機しててくれ。 129 00:09:15,221 --> 00:09:17,557 リオン…。 130 00:09:17,557 --> 00:09:20,560 《これで ようやく あいつと話ができる…》 131 00:09:22,562 --> 00:09:25,732 どこ!? どこよ!? 132 00:09:25,732 --> 00:09:27,734 もうっ! お宝は どこ!? 133 00:09:27,734 --> 00:09:29,736 ひっ! (ライフルを突きつける音) 134 00:09:29,736 --> 00:09:31,905 やっと一人になってくれたな。 135 00:09:31,905 --> 00:09:38,178 な なんなのよ いきなり…。 マリエ… お前は転生者だな? 136 00:09:38,178 --> 00:09:41,848 だからユリウスたちを 惚れさせることができた。 137 00:09:41,848 --> 00:09:45,185 聖女になることもできた。 138 00:09:45,185 --> 00:09:50,523 ふんっ だからなに? 転生したのは アンタも同じでしょ? 139 00:09:50,523 --> 00:09:52,692 気づいてたのか。 140 00:09:52,692 --> 00:09:55,528 ことあるごとに 私の邪魔ばっかりして…。 141 00:09:55,528 --> 00:09:58,698 ゲームの知識があるとしか 考えられない。 142 00:09:58,698 --> 00:10:02,869 やっぱり ここが あの乙女ゲーの 世界だと知ってるんだな。 143 00:10:02,869 --> 00:10:06,706 そうよ! だから奪った! それのなにが悪いの? 144 00:10:06,706 --> 00:10:10,710 私は この世界で なんとしても幸せに…。 145 00:10:10,710 --> 00:10:14,714 (叫び声) 146 00:10:17,550 --> 00:10:19,552 ((痛っ…。 147 00:10:19,552 --> 00:10:23,556 お兄ちゃん… おんぶ。 148 00:10:23,556 --> 00:10:26,059 ヤダよ。 お前 重いし。 149 00:10:26,059 --> 00:10:31,064 足が痛くて動けないよ…。 また猫被りか? 150 00:10:31,064 --> 00:10:36,069 まわりは騙せても 俺は騙されないからな。 151 00:10:36,069 --> 00:10:39,572 もうっ 最低のクソ兄貴…)) 152 00:10:39,572 --> 00:10:42,876 《マリエ:これって 前世の?》 153 00:10:47,080 --> 00:10:51,584 《私… あの後 どうなったんだっけ?》 154 00:10:53,586 --> 00:10:57,423 いくらなんでも遅すぎるぞ! 我々で迎えにいきましょう。 155 00:10:57,423 --> 00:11:02,262 下手に動いて迷ったら どうする。 リオンに任せておけば大丈夫だ。 156 00:11:02,262 --> 00:11:04,264 だから不安なんですよ。 157 00:11:04,264 --> 00:11:07,100 バルトファルトが 変な気を起こさないか心配だ。 158 00:11:07,100 --> 00:11:11,104 なっ 馬鹿を言うな! リオンは お前たちとは ちがう! 159 00:11:11,104 --> 00:11:13,940 どうちがうのですか? 彼も男です。 160 00:11:13,940 --> 00:11:16,776 マリエの可愛さに思わず…。 161 00:11:16,776 --> 00:11:19,946 いい加減にしろっ! 腹黒! 脳筋! 162 00:11:19,946 --> 00:11:23,783 アンジェ ダメですよ。 本当のこと言っちゃ。 163 00:11:23,783 --> 00:11:26,286 フォローになってないわよ。 164 00:11:26,286 --> 00:11:32,559 んん… 私… あれ? (銃声) 165 00:11:32,559 --> 00:11:34,561 うっ! 次は!? 166 00:11:34,561 --> 00:11:38,398 天井から数体の未確認生物。 残弾数に注意を。 167 00:11:38,398 --> 00:11:41,100 (咆哮) 168 00:11:43,403 --> 00:11:46,573 どうやら通常のモンスターでは ないようですね。 169 00:11:46,573 --> 00:11:49,075 ああ 撃ち殺しても消えねえ! 170 00:11:49,075 --> 00:11:51,077 な なんなの!? 171 00:11:51,077 --> 00:11:53,580 我々は遺跡の地下に落下しました。 172 00:11:53,580 --> 00:11:56,916 マスターが未確認生物を 倒しているところです。 173 00:11:56,916 --> 00:11:59,586 未確認生物ぅ? 174 00:11:59,586 --> 00:12:02,422 ギャーッ! 175 00:12:02,422 --> 00:12:04,757 ぎゃあ~っ! あっ! 176 00:12:04,757 --> 00:12:09,262 あっ! 痛っ! 足が! 立てない! 177 00:12:09,262 --> 00:12:11,598 また猫被りか? 178 00:12:11,598 --> 00:12:14,934 まわりは騙せても 俺は騙されないからな。 179 00:12:14,934 --> 00:12:18,605 もうっ 最低のクソあに… ん? 180 00:12:18,605 --> 00:12:24,110 あなたは聖女ですよね。 ご自分の 回復魔法を使えば良いのでは? 181 00:12:24,110 --> 00:12:26,412 うぅ~。 182 00:12:28,948 --> 00:12:31,150 はぁっ はぁっ はぁっ…。 183 00:12:33,386 --> 00:12:38,391 はぁ… はぁ… くそっ 出口は どこだ!? 184 00:12:38,391 --> 00:12:43,229 はぁっ はぁっ…。 遅いぞ! 回復魔法は使ったろ? 185 00:12:43,229 --> 00:12:45,898 治しても しばらくは痛むのよ! 186 00:12:45,898 --> 00:12:49,902 リビアなら痛みも消せるぞ。 これだからニセモノは…。 187 00:12:49,902 --> 00:12:52,739 はんっ! あの女に入れ込んでも無駄よ! 188 00:12:52,739 --> 00:12:55,742 どうせ モブのアンタなんか 相手にされないわ! 189 00:12:55,742 --> 00:12:58,411 お前こそ なんで逆ハーレムなんか作った。 190 00:12:58,411 --> 00:13:02,415 はぁ? 手に入る幸せがあったら 拾うのが人間でしょ!? 191 00:13:02,415 --> 00:13:05,585 第二の人生くらい 好きに生きたっていいじゃない! 192 00:13:05,585 --> 00:13:09,422 リビアの邪魔をして アンジェを罠に嵌めてか…。 193 00:13:09,422 --> 00:13:11,424 くっ…。 194 00:13:11,424 --> 00:13:14,093 それはマスターも同じですね。 はっ? 195 00:13:14,093 --> 00:13:16,929 オリヴィアに代わって私を手に入れ➡ 196 00:13:16,929 --> 00:13:22,435 さらには ユリウスたちを叩きのめして 気分爽快だったのでしょう? 197 00:13:22,435 --> 00:13:25,605 お前! どっちの味方だよ! 198 00:13:25,605 --> 00:13:28,608 はんっ! 人に文句言う資格ないわね! 199 00:13:28,608 --> 00:13:32,445 うるせえ! こっちは お前の尻拭いをしただけだ! 200 00:13:32,445 --> 00:13:35,381 だいたい 公国と戦争になって ラスボスが出てきたら➡ 201 00:13:35,381 --> 00:13:37,383 どうするつもりだったんだよ!? 202 00:13:37,383 --> 00:13:40,386 そんなの聖女の力で なんとかしてみせるわよ! 203 00:13:40,386 --> 00:13:42,388 リビアの力は どうすんだ! 204 00:13:42,388 --> 00:13:45,558 聖女の力だけじゃ ゲームオーバーになっちまうだろうが! 205 00:13:45,558 --> 00:13:47,560 (2人)あっ…。 206 00:13:49,562 --> 00:13:53,566 ようこそ 始まりの地へ。 両手を上げろ! 207 00:14:00,740 --> 00:14:02,742 ひっ…。 208 00:14:04,744 --> 00:14:08,581 ルクシオン ここは…。 ええ。 209 00:14:08,581 --> 00:14:14,420 歓迎しよう。 人間の雄と雌 ついでに変なガラクタもいるが➡ 210 00:14:14,420 --> 00:14:18,091 実験動物として 切り刻むには ちょうどいい。 211 00:14:18,091 --> 00:14:20,593 バケモノを作っていたのは お前らか? 212 00:14:20,593 --> 00:14:24,097 ほう 人間のくせに理解が早いな。 213 00:14:24,097 --> 00:14:27,433 我々は この遺跡で生命の創造という➡ 214 00:14:27,433 --> 00:14:30,436 神の領域に足を踏み入れたのだ。 215 00:14:32,438 --> 00:14:38,211 遥か昔 野蛮な人間ではなく 我々 エルフが世界を支配していた。 216 00:14:38,211 --> 00:14:41,047 その証拠が この遺跡だ。 217 00:14:41,047 --> 00:14:44,550 我々の祖先は ここで多くの生物を創造した。 218 00:14:44,550 --> 00:14:49,722 その中に お前ら劣等種 人間も含まれていたというわけさ。 219 00:14:49,722 --> 00:14:52,558 うそ!? そんな設定 知らないわよ!? 220 00:14:52,558 --> 00:14:56,562 我々は 人間に奪われた世界を取り戻す! 221 00:14:56,562 --> 00:15:02,235 そして エルフが全ての種を従え 世界の正しい姿を取り戻すのだ! 222 00:15:02,235 --> 00:15:05,071 まちがっていますね すべてが。 (2人)おっ!? 223 00:15:05,071 --> 00:15:07,073 なんだと? 224 00:15:07,073 --> 00:15:09,409 すべて あなた方の 勝手な解釈にすぎません。 225 00:15:09,409 --> 00:15:12,745 (ルクシオン)実際に この施設を 管理していたのは人間。 226 00:15:12,745 --> 00:15:16,249 作られたのは あなたたちエルフです。 227 00:15:16,249 --> 00:15:19,752 はっ!? ねぇ あの使い魔って何者? 228 00:15:19,752 --> 00:15:24,090 チートアイテムのルクシオンだ。 ゲームをやったなら分かるだろ。 229 00:15:24,090 --> 00:15:27,427 知らないわよ! それにチートなんて卑怯! 230 00:15:27,427 --> 00:15:32,098 ちょうだい! お前 本当に良い性格してるよ…。 231 00:15:32,098 --> 00:15:36,869 人間が我々を作った? 冗談の下手なガラクタだな。 232 00:15:36,869 --> 00:15:41,374 いえ この施設の 人工知能から入手した情報です。 233 00:15:41,374 --> 00:15:43,543 人工知能? 234 00:15:43,543 --> 00:15:45,545 (2人)あっ! 235 00:15:45,545 --> 00:15:48,214 🔊彼の言う通りです。 (2人)なっ!? 236 00:15:48,214 --> 00:15:51,217 🔊この島のエルフたちは ここで生み出された個体が➡ 237 00:15:51,217 --> 00:15:53,219 野生化したものです。 238 00:15:53,219 --> 00:15:55,555 ルクシオンとは別の人工知能か。 239 00:15:55,555 --> 00:16:00,059 🔊はい。 長い間 スリープ状態で過ごしていました。 240 00:16:00,059 --> 00:16:02,728 🔊あなたは 旧人類の特徴を持つようですね。 241 00:16:02,728 --> 00:16:04,897 🔊お会いできて光栄です。 242 00:16:04,897 --> 00:16:07,900 エルフが作られただと? ふざけるな! 243 00:16:07,900 --> 00:16:10,736 我々は何よりも優れた存在だ! 244 00:16:10,736 --> 00:16:14,073 寿命も長く 魔法の扱いにも長けている! 245 00:16:14,073 --> 00:16:16,742 🔊長寿なのは 長く戦わせるため。 246 00:16:16,742 --> 00:16:21,414 🔊魔法の扱いに優れているのも そのようにデザインしたからです。 247 00:16:21,414 --> 00:16:24,083 くっ…。 🔊もっとも 我々が作り出した➡ 248 00:16:24,083 --> 00:16:27,253 初期のエルフよりは 劣化していますが。 249 00:16:27,253 --> 00:16:31,090 そ そんな事実はない! 我々 エルフこそが…。 250 00:16:31,090 --> 00:16:33,192 ああ 至高の種族だ。 251 00:16:35,194 --> 00:16:37,196 (2人)あっ! なるほど。 252 00:16:37,196 --> 00:16:39,866 村長も この施設に 関わっていたのですね。 253 00:16:39,866 --> 00:16:42,869 こいつらの戯言に付き合うな。 254 00:16:42,869 --> 00:16:47,540 どうせ そのガラクタが声色を変え 適当なことを言ってるだけだ。 255 00:16:47,540 --> 00:16:52,712 た たしかに…。 とはいえ 口外されると厄介だ。 256 00:16:52,712 --> 00:16:57,216 こいつらの仲間にバレないよう 事故に見せかけて始末しろ。 257 00:16:57,216 --> 00:17:00,720 ちっ できれば この手で 切り刻みたかったが…。 258 00:17:02,722 --> 00:17:12,398 (警報音) 259 00:17:12,398 --> 00:17:14,567 (うなり声) 260 00:17:14,567 --> 00:17:16,736 (2人)うぅ…。 261 00:17:16,736 --> 00:17:20,072 (うなり声) 262 00:17:20,072 --> 00:17:22,408 まったく腹黒いやつらだ! 263 00:17:22,408 --> 00:17:27,580 人間風情が! 下等生物は 我々に頭を下げていれば良い! 264 00:17:27,580 --> 00:17:30,082 ぐっ! うわぁ~! 265 00:17:30,082 --> 00:17:32,685 🔊緊急事態と判断。 対処します。 266 00:17:35,688 --> 00:17:37,890 (うめき声) 267 00:17:39,859 --> 00:17:42,061 うっ! きゃ~! 268 00:17:49,702 --> 00:17:52,038 こ これは…。 269 00:17:52,038 --> 00:17:55,374 うお~ら! 270 00:17:55,374 --> 00:17:58,177 くそっ! やれ! 殺せ! 271 00:18:07,887 --> 00:18:10,389 (ルクシオン)この程度ですか。 (2人)あっ! 272 00:18:10,389 --> 00:18:14,727 これではマスターに傷一つ つけられませんよ。 273 00:18:14,727 --> 00:18:17,063 なっ! 274 00:18:17,063 --> 00:18:21,233 🔊旧人類に手を出すならば あなたたちも排除します。 275 00:18:21,233 --> 00:18:24,236 だってさ まだやる? 276 00:18:24,236 --> 00:18:26,238 ハン! 277 00:18:26,238 --> 00:18:29,408 ぐっ…。 あれ? 至高の種族とか 言ってたくせに➡ 278 00:18:29,408 --> 00:18:34,013 このザマぁ? 長寿で魔法にも 長けてるんじゃなかったっけ? 279 00:18:34,013 --> 00:18:39,185 高貴で賢いエルフ様たちは 滅びの美学が お好みですかぁ? 280 00:18:39,185 --> 00:18:41,854 くうっ…。 うひゃ うひゃ うひゃひゃ~っ! 281 00:18:41,854 --> 00:18:45,858 《なんか 兄貴を思い出すわ…》 282 00:18:45,858 --> 00:18:49,362 🔊旧人類側が 敗北したのは理解しました。 283 00:18:49,362 --> 00:18:52,531 🔊この施設は 自爆する必要がありますね。 284 00:18:52,531 --> 00:18:57,370 🔊ここは新人類に対抗するために 用意されました。 285 00:18:57,370 --> 00:19:01,207 🔊その役目が果たせないのならば 残すほうが危険です。 286 00:19:01,207 --> 00:19:03,876 いいのか? せっかく目覚めたのに。 287 00:19:03,876 --> 00:19:08,881 🔊問題ありません。 ルクシオン あなたに私のデータを託します。 288 00:19:08,881 --> 00:19:13,386 いただきましょう。 これで 今まで以上に活躍できます。 289 00:19:13,386 --> 00:19:16,722 データとか私には関係ないし…。 290 00:19:16,722 --> 00:19:18,891 財宝とかないのぉ!? 291 00:19:18,891 --> 00:19:22,895 🔊あなた方には 多少の価値が ありそうな物も存在しますよ。 292 00:19:22,895 --> 00:19:25,398 🔊持って行かれますか? へっ!? 293 00:19:28,901 --> 00:19:31,070 《あっ! ここにあったか…》 294 00:19:31,070 --> 00:19:35,174 なんだ あるじゃない! あんたが背負っていきなさい! 295 00:19:35,174 --> 00:19:38,344 良かったわね! 財宝をおんぶできるなんて! 296 00:19:38,344 --> 00:19:40,346 あひゃひゃひゃ! 297 00:19:40,346 --> 00:19:43,649 《こいつ見てると 前世の妹思い出すわ…》 298 00:19:45,685 --> 00:19:49,021 (マリエ)早く開けなさいって。 わかってるよ うるせ~な。 299 00:19:49,021 --> 00:19:51,023 くっ…。 300 00:19:51,023 --> 00:19:53,025 (マリエ)えっ? 何よ これ? 301 00:19:53,025 --> 00:19:55,027 あっ…。 302 00:19:55,027 --> 00:19:58,531 《ロストアイテム… 何て名前だったっけな?》 303 00:19:58,531 --> 00:20:01,033 どういうことですか これは!? 304 00:20:01,033 --> 00:20:03,869 おっ ルクシオン? どうした 落ち着け! 305 00:20:03,869 --> 00:20:07,540 私は冷静です! 冷静に この物体を➡ 306 00:20:07,540 --> 00:20:12,044 破壊し すり潰し炭にして 塵すら残らないレベルに消滅させて➡ 307 00:20:12,044 --> 00:20:16,215 ギィヤァー! アァー! 308 00:20:16,215 --> 00:20:20,386 ルクシオンが壊れた…。 ルクくん! 落ち着いて! 309 00:20:20,386 --> 00:20:22,888 深呼吸だよ 深呼吸! 310 00:20:22,888 --> 00:20:25,224 (ルクシオン)私は呼吸を 必要としていません。 311 00:20:25,224 --> 00:20:29,562 ギャァー。 あ そうだっけ ゴメンね…。 312 00:20:29,562 --> 00:20:33,399 《これがロストアイテムだと知ってるのは 俺とマリエだけか…》 313 00:20:33,399 --> 00:20:37,236 うぅっ こんなのもらっても うれしくない…。 314 00:20:37,236 --> 00:20:39,905 《いや お前も知らねえのかい!》 315 00:20:39,905 --> 00:20:42,408 宝なんて また探せばいい。 316 00:20:42,408 --> 00:20:45,077 マリエさんの無事が いちばんです。 317 00:20:45,077 --> 00:20:47,079 はぁ… あっ! (爆発音) 318 00:20:47,079 --> 00:20:49,081 あっ! 319 00:20:49,081 --> 00:20:54,754 《自爆したのか… あの人工知能も これで本当の眠りに…。 320 00:20:54,754 --> 00:21:00,759 んっ? クローキング!? ルクシオンの本体かよ!?》 321 00:21:00,759 --> 00:21:04,096 あっ…。 まさか こんな物を 押し付けるとは…。 322 00:21:04,096 --> 00:21:06,398 報いは受けてもらいます! 323 00:21:09,268 --> 00:21:11,270 そ 村長! 空が変です。 324 00:21:11,270 --> 00:21:14,974 さ 里長が言っていたのは このことだったのか? 325 00:21:17,776 --> 00:21:20,780 魔王の怒りだぁ~! 326 00:21:20,780 --> 00:21:23,682 いや 俺の相棒だからぁっ! 327 00:21:28,454 --> 00:21:31,457 私を怒らせると こうなるのです。 328 00:21:31,457 --> 00:21:34,760 魔王って お前なんじゃね~の? んっ? 329 00:21:36,729 --> 00:21:38,898 どうしました 殿下? 330 00:21:38,898 --> 00:21:42,902 なんでもないわ。 お宝が見つかって良かったわね。 331 00:21:42,902 --> 00:21:45,404 《こいつ まさか…》 332 00:21:49,909 --> 00:21:53,078 魔王様! お許しを! 333 00:21:53,078 --> 00:21:56,749 我々の島を見逃してください! 334 00:21:56,749 --> 00:22:00,920 お助けください! 死にたくないです~。 335 00:22:00,920 --> 00:22:04,256 《なんか 大ごとになってる…》 336 00:22:04,256 --> 00:22:07,092 カイル! ケガはなかった!? 337 00:22:07,092 --> 00:22:10,095 見たらわかるでしょう。 ほっといてください。 338 00:22:10,095 --> 00:22:12,698 そう ごめんね…。 339 00:22:16,602 --> 00:22:19,438 遺跡の崩壊は残念ですが➡ 340 00:22:19,438 --> 00:22:22,775 よくぞ禁忌に触れた者たちを 捕らえてくれました。 341 00:22:22,775 --> 00:22:24,777 そのお礼として➡ 342 00:22:24,777 --> 00:22:28,280 里長が あなた方を 占ってくださるそうです。 343 00:22:28,280 --> 00:22:31,617 占い? 344 00:22:31,617 --> 00:22:36,622 はい。 あなた方の… 未来について。