1 00:01:02,470 --> 00:01:04,480 俺だ! 2 00:01:07,730 --> 00:01:10,800 俺は これから どんなことがあっても 3 00:01:10,800 --> 00:01:13,440 お前の味方になりたいんだ 4 00:01:23,620 --> 00:01:26,670 ああ そうだ カゲだよ 5 00:01:40,510 --> 00:01:44,390 泣くな ボッジ 男同士の再会だ 6 00:01:58,700 --> 00:02:01,830 ボッジ 何だ その変な顔 7 00:02:07,500 --> 00:02:12,790 {\an8}その涙が汗が滲んだ 8 00:02:12,790 --> 00:02:16,260 {\an8}誰とも違う美しさで 9 00:02:16,260 --> 00:02:19,300 {\an8}笑っておくれよ 10 00:02:19,300 --> 00:02:26,140 {\an8}息を切らした 君は誰より素敵さ 11 00:02:33,900 --> 00:02:37,860 {\an8}気の抜けた炭酸みたいに 12 00:02:37,860 --> 00:02:42,410 {\an8}微かに気怠い日々に溶けた 13 00:02:42,410 --> 00:02:46,330 {\an8}家鴨の侭で翼を広げて 14 00:02:46,330 --> 00:02:51,540 {\an8}空を舞う白鳥の夢を見る 15 00:02:51,540 --> 00:02:56,000 {\an8}彷徨うくらいなら 一層味わい尽くしましょ 16 00:02:56,000 --> 00:03:00,300 {\an8}近道ばかりじゃ 味気がないでしょ 17 00:03:00,300 --> 00:03:02,640 {\an8}道草を食って泥濘み飲んで 18 00:03:02,640 --> 00:03:05,140 {\an8}でもたどり着けなくて 19 00:03:05,140 --> 00:03:09,230 {\an8}また何度だって 夕暮れ追いかけるの 20 00:03:10,600 --> 00:03:13,980 {\an8}走れ遥か先へ 21 00:03:13,980 --> 00:03:19,500 {\an8}汚れた靴と足跡は 確かに未来へと 22 00:03:19,500 --> 00:03:22,660 {\an8}今駆けてゆく 23 00:03:22,660 --> 00:03:31,080 {\an8}息を切らした 君は誰より素敵さ 24 00:03:44,550 --> 00:03:48,560 俺はさ ずっと ボッジのそばにいたんだぜ 25 00:03:48,560 --> 00:03:50,770 ボッジが 塔から落ちたときも 26 00:03:55,940 --> 00:03:58,020 かばん 盗まれたときも 27 00:04:09,080 --> 00:04:12,040 毒肉 食べさせられそうに なったときも 28 00:04:14,710 --> 00:04:17,540 ぜんぶ 俺が救ったんだぜ 29 00:04:18,800 --> 00:04:20,880 悲しいことだけど 30 00:04:20,880 --> 00:04:23,470 ボッジは 命を狙われてたんだ 31 00:04:25,470 --> 00:04:30,310 俺は あいつから その護衛を頼まれたのさ 32 00:04:30,310 --> 00:04:34,600 まあ 心の中では 何をたくらんでいるのか知らんが 33 00:04:34,600 --> 00:04:38,480 それでさ誰がボッジを狙ってるのか 分からなかったから 34 00:04:38,480 --> 00:04:40,360 ボッジにも黙っていたんだ 35 00:04:40,360 --> 00:04:43,400 敵をだますには 味方からってな 36 00:04:48,160 --> 00:04:52,660 気にすんな 人生には 色々あんだよ 37 00:04:52,660 --> 00:04:54,250 さて 行くか 38 00:04:54,250 --> 00:04:57,250 上じゃなくて 下に行くぞ 39 00:05:05,220 --> 00:05:09,680 ボッジを 最強の男に してくれるやつに会いに行くんだ 40 00:05:09,680 --> 00:05:11,390 ああ そうだ 41 00:05:11,390 --> 00:05:15,560 そいつは 地の底の 冥府にいるらしいんだ 42 00:05:17,310 --> 00:05:18,650 入れ 43 00:05:20,150 --> 00:05:22,480 お呼びでしょうか 44 00:05:22,480 --> 00:05:27,410 ドーマス 王を決める話し合いで なぜ 私に入れた? 45 00:05:27,410 --> 00:05:29,240 あっ… なぜ それを… 46 00:05:31,910 --> 00:05:36,290 ボッジ様では 荷が重すぎるかと そして 47 00:05:36,290 --> 00:05:39,960 せんえつながら ダイダ様こそ 王の器… 48 00:05:41,750 --> 00:05:46,090 そうか 私の方がふさわしいか 49 00:05:50,010 --> 00:05:53,430 兄上は お前の弟子だろうが ひきょう者め! 50 00:05:53,430 --> 00:05:58,770 それを裏切って 私に入れるとは 臣下の風上にも置けぬ! 51 00:05:58,770 --> 00:06:01,060 返す言葉もございません 52 00:06:02,270 --> 00:06:04,480 お前と試合をした あの日 53 00:06:04,480 --> 00:06:09,360 信頼できる者に出会ったと そう思ったんだ 54 00:06:09,360 --> 00:06:12,580 しかし それは 裏切られたわけだ 55 00:06:15,870 --> 00:06:21,040 ドーマス 私は お前の実力を買っていたんだ 56 00:06:21,040 --> 00:06:24,090 ゆくゆくは 私の右腕にしたいと 57 00:06:25,960 --> 00:06:31,140 だが その夢は かなわぬものだった 58 00:06:31,140 --> 00:06:35,060 ダイダ様 私は どうすれば… 59 00:06:35,060 --> 00:06:39,480 私は 国のため民のため ある決断を下した 60 00:06:39,480 --> 00:06:44,570 しかし それは本当に信頼できる 者にしか命じることはできん 61 00:06:44,570 --> 00:06:46,990 ならば このドーマスに! 62 00:06:49,950 --> 00:06:55,490 私は 自分のしたことに 誇りを持つべきだ 63 00:06:55,490 --> 00:06:57,660 この良心の痛みは 64 00:06:57,660 --> 00:07:01,170 強い覚悟を持てない私の弱さだ 65 00:07:01,170 --> 00:07:05,630 そうだ… そうに違いないのだ 66 00:07:16,970 --> 00:07:18,890 深いなぁ 67 00:07:20,560 --> 00:07:22,770 まだ底に着かないのか 68 00:07:22,770 --> 00:07:24,730 おっ そうだ 69 00:07:26,900 --> 00:07:28,690 ほれ 70 00:07:30,070 --> 00:07:33,200 布の帽子だけどよ 71 00:07:33,200 --> 00:07:35,870 やっぱ お前には これがないとな 72 00:07:38,450 --> 00:07:39,620 うん 73 00:07:44,000 --> 00:07:46,500 うん ボッジって感じだ 74 00:07:46,500 --> 00:07:48,090 お前には 特徴がないから 75 00:07:48,090 --> 00:07:50,130 これでバランス取れたな 76 00:08:01,250 --> 00:08:03,250 ホゲッ! 77 00:08:10,280 --> 00:08:11,990 人骨だ 78 00:08:12,610 --> 00:08:15,370 こりゃあ 何があったんだ? 79 00:08:17,450 --> 00:08:18,910 どうした? ボッジ 80 00:08:20,410 --> 00:08:22,910 「変なにおい」だと? 81 00:08:28,090 --> 00:08:29,800 ガスだ! ヤベえ! 82 00:08:29,800 --> 00:08:32,340 火が ふき上がるのは このガスのせいだったんだ! 83 00:08:32,340 --> 00:08:33,760 急げ ボッジ! 84 00:08:59,990 --> 00:09:03,160 城の地下がこんなに深いとは 85 00:09:03,160 --> 00:09:04,160 鏡 86 00:09:04,160 --> 00:09:06,540 お前は いったい何者なんだ? 87 00:09:06,540 --> 00:09:10,670 あなたのお父上と 苦楽を共にした盟友 88 00:09:10,670 --> 00:09:13,130 とでも申しておきましょうか 89 00:09:34,990 --> 00:09:36,740 何者だ? 90 00:09:37,990 --> 00:09:41,410 彼らは ボッス様の忠実な家来です 91 00:09:41,410 --> 00:09:44,750 力を手に入れる 手伝いをしてくれます 92 00:09:52,000 --> 00:09:54,300 さあ 中へ 93 00:10:09,150 --> 00:10:13,270 ここには 色々なものが 氷漬けにしてあります 94 00:10:14,360 --> 00:10:16,400 何なんだ ここは… 95 00:10:23,910 --> 00:10:25,620 父上! 96 00:10:30,670 --> 00:10:34,170 死の直後より 氷漬けにしております 97 00:10:34,170 --> 00:10:36,260 このときのために 98 00:10:37,220 --> 00:10:38,630 お前… 99 00:10:47,430 --> 00:10:49,310 何をするつもりだ? 100 00:11:21,430 --> 00:11:24,050 鏡! 何てことを! 101 00:11:24,680 --> 00:11:27,890 ここからなのです ダイダ様 102 00:12:35,170 --> 00:12:37,540 今 ボッス様の養分と 103 00:12:37,540 --> 00:12:41,170 私が加えた秘薬が 混ざり合っています 104 00:12:48,680 --> 00:12:50,560 今度は 何だ? 105 00:13:16,330 --> 00:13:19,040 光を集め 熱します 106 00:13:19,040 --> 00:13:21,590 中のものを変化させるのです 107 00:13:21,590 --> 00:13:23,760 まるで太陽だな 108 00:14:00,290 --> 00:14:01,920 生まれます 109 00:14:10,220 --> 00:14:12,060 気色の悪い 110 00:14:45,550 --> 00:14:47,590 聖なる血です 111 00:14:51,550 --> 00:14:55,680 体の部分は燃やし その灰の中から 112 00:14:55,680 --> 00:14:58,480 復活の宝玉を取り出します 113 00:15:01,100 --> 00:15:04,820 入れて 秘薬の完成です 114 00:15:09,570 --> 00:15:12,910 さあ ダイダ様 どうぞ 115 00:15:17,250 --> 00:15:20,000 これを飲むのか… 116 00:15:20,000 --> 00:15:24,420 それを お飲みになれば ボッス様の力が手に入ります 117 00:15:24,420 --> 00:15:26,840 世界最強の力が 118 00:15:29,050 --> 00:15:31,130 さあ ダイダ様 119 00:15:40,390 --> 00:15:41,810 やめた 120 00:15:41,810 --> 00:15:44,020 こんなもの飲めるか 怪しげな! 121 00:15:44,020 --> 00:15:48,320 ダイダ様 私を信じられないのですか? 122 00:15:48,320 --> 00:15:50,030 こればかりは無理だな 123 00:15:50,030 --> 00:15:52,360 ランキングを お忘れになったのですか? 124 00:15:52,360 --> 00:15:53,990 忘れられるか! 125 00:15:53,990 --> 00:15:56,650 だから 俺は これから もっと努力する! 126 00:15:56,650 --> 00:15:58,640 何年かかろうとも! 127 00:15:58,700 --> 00:16:01,050 あなたが 挑もうとしている世界は 128 00:16:01,050 --> 00:16:03,900 そんな生易しい ものではないのですよ 129 00:16:04,500 --> 00:16:07,130 分かっているさ… 130 00:16:07,130 --> 00:16:12,130 だが これは駄目だ 分からないが 駄目なんだ! 131 00:16:12,130 --> 00:16:15,680 確かに 抵抗を 感じることでしょう 132 00:16:15,680 --> 00:16:20,520 しかし それを飲んで 得られるものは計り知れませんよ 133 00:16:20,520 --> 00:16:23,060 なら まず お前が飲んでみろ 134 00:16:23,060 --> 00:16:25,150 お前たちでもよい さあ! 135 00:16:25,150 --> 00:16:29,780 これは ボッス様の血を引く あなただけに効く薬です 136 00:16:29,780 --> 00:16:33,110 ダイダ様 想像してみてください 137 00:16:33,110 --> 00:16:35,100 最強になった あなたが 138 00:16:35,100 --> 00:16:38,500 一気に王様ランキングを 駆け上がることを 139 00:16:38,500 --> 00:16:41,580 世界の王になる あなたを 140 00:16:45,170 --> 00:16:48,500 これを飲めば 本当に… 141 00:16:51,130 --> 00:16:55,800 ダイダ様 何事も 決して 楽な道などありませぬ 142 00:16:55,800 --> 00:16:58,510 この時間こそが あなたをつくる 143 00:16:58,510 --> 00:17:01,850 周りにも そして何より己自身に 144 00:17:01,850 --> 00:17:03,690 だまされないように 145 00:17:07,690 --> 00:17:09,360 俺は 飲まん 146 00:17:10,400 --> 00:17:13,030 -- ダイダ様! -- しつこいぞ 鏡! 147 00:17:14,070 --> 00:17:15,860 仕方ありません 148 00:17:15,860 --> 00:17:18,280 何のまねだ? 149 00:17:18,280 --> 00:17:20,410 あなたのためなのです 150 00:17:30,710 --> 00:17:32,710 俺をなめるなよ 151 00:17:35,930 --> 00:17:39,970 鏡 俺のことを 思ってのことかもしれないが 152 00:17:39,970 --> 00:17:43,600 俺は 己の力で ランキング1位を目指す! 153 00:17:43,600 --> 00:17:45,440 な… 何を! 154 00:18:05,540 --> 00:18:07,080 ドーマス様! 155 00:18:13,380 --> 00:18:15,130 あれ? ボッジ様は? 156 00:18:15,130 --> 00:18:17,260 ボッジ様は もういない 157 00:18:17,260 --> 00:18:20,930 えっ? どこ行ったんですか? ドーマス様 158 00:18:20,930 --> 00:18:21,890 ドーマス様! 159 00:18:21,890 --> 00:18:23,930 もういないと言ってるだろ! 160 00:18:23,930 --> 00:18:25,520 いないって… 161 00:18:40,740 --> 00:18:44,620 ドーマス様 あなた まさか… 162 00:18:46,080 --> 00:18:50,250 ふん 呪いガスで死ななかったの 163 00:18:53,590 --> 00:18:57,260 ありゃりゃ 2人ともすでに呪われてる 164 00:18:57,260 --> 00:19:00,140 呪いガスで死なないわけだ 165 00:19:00,510 --> 00:19:03,430 一人は 力を奪われた巨人 166 00:19:03,430 --> 00:19:08,390 黒いのは 神に嫌われ 姿を変えられた影一族だ 167 00:19:08,390 --> 00:19:12,980 しかし 王冠の帽子とは傑作だな 168 00:19:14,230 --> 00:19:18,110 ご苦労だったな よい暇つぶしになりそうだ 169 00:19:18,110 --> 00:19:19,400 はっ 170 00:19:21,740 --> 00:19:24,950 フッ… 起きよ 171 00:19:35,300 --> 00:19:38,800 お前 ボッスの息子か 172 00:19:41,130 --> 00:19:43,350 ドーマス様! 173 00:19:43,350 --> 00:19:47,560 私の使命は ボッジ様を消すことだった 174 00:19:47,560 --> 00:19:48,980 なっ!? 175 00:19:50,560 --> 00:19:54,650 本当に殺したんですか? ボッジ様を… 176 00:19:54,650 --> 00:19:56,190 そうだ 177 00:19:58,070 --> 00:19:59,360 この手で… 178 00:20:04,450 --> 00:20:05,530 本気か? 179 00:20:05,530 --> 00:20:07,660 けじめです 180 00:20:07,660 --> 00:20:10,160 ボッジ様を守れなかった自分への 181 00:20:10,160 --> 00:20:11,160 愚か者め! 182 00:20:11,160 --> 00:20:12,540 どっちが! 183 00:20:19,510 --> 00:20:21,170 やめておけ 184 00:20:42,030 --> 00:20:44,910 俺は… 俺は! 185 00:20:45,740 --> 00:20:47,740 何をしていたんだ! 186 00:21:06,140 --> 00:21:09,220 腕一本ぐらい しっかり打ち落とせ! 187 00:21:32,400 --> 00:21:38,000 {\an8}ひとりぼっちにはさせないでよ 188 00:21:38,700 --> 00:21:45,200 {\an8}いつから重たい荷物を持つ日々に 189 00:21:45,200 --> 00:21:51,240 {\an8}慣れてしまっていたんだろう 190 00:21:51,300 --> 00:21:57,650 {\an8}難しいことは後回しでいいから 191 00:21:57,650 --> 00:22:03,000 {\an8}孤独なボクを夜が待つ 192 00:22:06,700 --> 00:22:11,650 {\an8}寂しい思いはもう 193 00:22:11,650 --> 00:22:16,900 {\an8}ボクにはさせないでよ 194 00:22:18,500 --> 00:22:22,900 {\an8}思い出した夜をどうか 195 00:22:22,900 --> 00:22:29,000 {\an8}ひとりぼっちとは呼ばないで 196 00:22:29,240 --> 00:22:35,500 {\an8}あなたが弱いのなら 197 00:22:35,500 --> 00:22:41,850 {\an8}ボクの弱さも見せるから 198 00:22:42,050 --> 00:22:47,300 あなたが強がるのならば 199 00:22:47,300 --> 00:22:54,500 キミの弱さをそっと抱きしめるよ 200 00:22:54,500 --> 00:23:00,000 {\an8}ひとりぼっちにはさせないよ