1 00:02:06,695 --> 00:02:12,695 (禾生)以上が この社会の秩序たるシビュラシステムの真実よ。 2 00:02:15,704 --> 00:02:18,707 (美佳) 素晴らしい… 素晴らしいです!→ 3 00:02:18,707 --> 00:02:23,712 まさに 英知の結晶! 免罪体質者による裁きだなんて…。 4 00:02:23,712 --> 00:02:25,714 そんな素晴らしいシステムで→ 5 00:02:25,714 --> 00:02:28,717 この社会は 守られていたんですね! 6 00:02:28,717 --> 00:02:33,722 社会が是とするものを 無条件で受け入れる その姿勢。 7 00:02:33,722 --> 00:02:37,726 確かに 理想的な市民の モデルケースではあるわね。 8 00:02:37,726 --> 00:02:41,730 (朔夜)ええ。 極めて クリアな存在です。 9 00:02:41,730 --> 00:02:44,730 あなたとは違ってね。 10 00:02:56,745 --> 00:02:59,748 (犬の悲鳴) 11 00:02:59,748 --> 00:03:01,683 (美沙子)《あの子が→ 12 00:03:01,683 --> 00:03:04,686 人工的につくられた 免罪体質者》→ 13 00:03:04,686 --> 00:03:07,686 《その唯一の成功例よ》 14 00:03:09,691 --> 00:03:11,691 (朔夜)《ん?》 15 00:03:13,695 --> 00:03:16,695 (朔夜)《あっ… 母さん!》 16 00:03:19,701 --> 00:03:23,701 (美沙子)《本当に あなたは いい子だわ》 17 00:03:29,711 --> 00:03:31,711 (殴る音) 18 00:03:38,720 --> 00:03:41,720 (美沙子)《素晴らしいわ!》 19 00:03:47,729 --> 00:03:52,734 私 感動しました! これは 法の理想の形です。 20 00:03:52,734 --> 00:03:55,737 (朔夜)母さんを 清らかに保つ者なら→ 21 00:03:55,737 --> 00:03:58,740 もう 染める理由はありません。 22 00:03:58,740 --> 00:04:02,677 彼女には 別の使い道がある。 23 00:04:02,677 --> 00:04:04,679 へえ… どんな? 24 00:04:04,679 --> 00:04:09,684 常守 朱を 黒く染めるために。 25 00:04:09,684 --> 00:04:11,686 えっ? 26 00:04:11,686 --> 00:04:21,686 ♪♪~ 27 00:07:18,740 --> 00:07:21,743 (朱)先生。 人を裁く 完全な存在がいたとして→ 28 00:07:21,743 --> 00:07:25,747 その存在を裁くことは 可能ですか? 29 00:07:25,747 --> 00:07:29,747 (雑賀)完全な存在。 神様だとでも言うつもりか? 30 00:07:32,754 --> 00:07:36,758 全能者の パラドクスってやつだな。→ 31 00:07:36,758 --> 00:07:40,762 全能者は 自分でも 持ち上げることができない→ 32 00:07:40,762 --> 00:07:43,765 重い石を想像できるか? 33 00:07:43,765 --> 00:07:45,767 (朱)パラドクス。 (雑賀)そう。 34 00:07:45,767 --> 00:07:49,771 もし 持ち上げることができない 石をつくりだせたなら→ 35 00:07:49,771 --> 00:07:53,775 石ができた時点で 全能者ではなくなってしまう。 36 00:07:53,775 --> 00:07:58,780 そして 石がつくりだせないなら その時点で 全能者ではない。 37 00:07:58,780 --> 00:08:02,784 まあ どちらにしても 矛盾が生じてしまう。 38 00:08:02,784 --> 00:08:04,786 さっきの問いも同じだ。 39 00:08:04,786 --> 00:08:11,793 裁きを下す その存在が完全なら 自分をも裁かねばならない。 40 00:08:11,793 --> 00:08:14,796 パラドクスの解決方法は? 41 00:08:14,796 --> 00:08:18,733 前提か 過程か 結論のどこかに誤りがある。 42 00:08:18,733 --> 00:08:20,735 もしくは それらのうち→ 43 00:08:20,735 --> 00:08:24,739 どれかが 実は正解だと 証明することだ。 44 00:08:24,739 --> 00:08:28,743 誤りか… 正解か…。 45 00:08:28,743 --> 00:08:32,747 フッ… なぜ こんな話題になったんだろうな。 46 00:08:32,747 --> 00:08:36,747 俺たちは シビュラの話を していたはずなんだが。 47 00:08:41,756 --> 00:08:43,756 フゥ…。 48 00:08:49,764 --> 00:08:53,768 《「What Color?」 何色か?》 49 00:08:53,768 --> 00:08:55,770 《知りたいのは シビュラの色》 50 00:08:55,770 --> 00:08:59,774 《そして あなた自身の色》 51 00:08:59,774 --> 00:09:03,774 《もしも それら2つが 同じものだとしたら…》 52 00:09:07,782 --> 00:09:10,785 この世界の神様か…。 53 00:09:10,785 --> 00:09:14,789 《そんな 危なっかしい話は するなと言うべきだろうに→ 54 00:09:14,789 --> 00:09:19,727 あいつの答えに 期待してしまっている》 55 00:09:19,727 --> 00:09:22,727 《フッ… 俺も たいがいだな》 56 00:09:26,734 --> 00:09:28,736 依存か…。→ 57 00:09:28,736 --> 00:09:33,736 鹿矛囲のシンパどもも これと同じ気分だったってわけか。 58 00:09:35,743 --> 00:09:38,743 ≪(足音) 59 00:09:40,748 --> 00:09:44,752 (枡嵜)あなたは…。 (禾生)久しぶりね 枡嵜先生。 60 00:09:44,752 --> 00:09:47,755 会うのは 桐斗君の 手術以来かしら。 61 00:09:47,755 --> 00:09:51,759 (枡嵜)あっ…! やはり生きておられたのですね。→ 62 00:09:51,759 --> 00:09:53,761 東金院長。 63 00:09:53,761 --> 00:09:55,761 フフフフ…。 64 00:09:58,766 --> 00:10:01,769 《全能者の パラドクスの解消手段》 65 00:10:01,769 --> 00:10:05,773 《その一つは 全能者は 同じ瞬間に→ 66 00:10:05,773 --> 00:10:08,776 全能である必要は ないということ》 67 00:10:08,776 --> 00:10:10,778 《自分でも持ち上げられない→ 68 00:10:10,778 --> 00:10:14,782 重い石を つくりだした後 軽くする》 69 00:10:14,782 --> 00:10:17,718 《これなら 全能性を保てる》 70 00:10:17,718 --> 00:10:20,721 《今のシビュラシステムが 採用しているのも→ 71 00:10:20,721 --> 00:10:23,724 ちょうど この解消手段》 72 00:10:23,724 --> 00:10:27,728 《シビュラは 自分に裁けない 免罪体質者を→ 73 00:10:27,728 --> 00:10:32,733 自らに組み込むことで 完全性を保っている》 74 00:10:32,733 --> 00:10:35,736 《でも 鹿矛囲は 他人をクリアにすることで→ 75 00:10:35,736 --> 00:10:39,740 事実上 あらゆる人間を 免罪体質者に 等しくした》 76 00:10:39,740 --> 00:10:44,745 《結果 パラドクスの解決を 封じてしまった》 77 00:10:44,745 --> 00:10:49,750 《その上で 鹿矛囲は さらに 疑問を投げ掛けている》 78 00:10:49,750 --> 00:10:53,754 《シビュラは シビュラを裁けるのかと》 79 00:10:53,754 --> 00:10:57,758 《裁けないなら シビュラは シビュラ自身の例外となる》 80 00:10:57,758 --> 00:11:01,762 《解決は 自分を 自分に組み込むこと》 81 00:11:01,762 --> 00:11:03,764 《もちろん そんなことは不可能であり→ 82 00:11:03,764 --> 00:11:06,764 彼らの完全性は 失われる》 83 00:11:09,770 --> 00:11:13,774 《では 彼らが 自分を裁けるなら…》 84 00:11:13,774 --> 00:11:18,713 《裁けない者はないという点で 完全性は保たれる》 85 00:11:18,713 --> 00:11:20,715 《だけど もし そうなら→ 86 00:11:20,715 --> 00:11:25,720 シビュラを構成する者たちを もう 免罪体質とは言えず→ 87 00:11:25,720 --> 00:11:29,724 裁くべき者を 裁かなかったことになってしまう》 88 00:11:29,724 --> 00:11:33,728 《このパラドクスの解決は 一つだけ…》 89 00:11:33,728 --> 00:11:40,728 [無線] 90 00:11:46,741 --> 00:11:49,744 犯行に使われたのは ドミネーターです。 91 00:11:49,744 --> 00:11:52,747 また 話し相手を失っちまった。 92 00:11:52,747 --> 00:11:55,750 ドミネーターが 使用された以上→ 93 00:11:55,750 --> 00:11:58,750 鹿矛囲の犯行と みるべきでしょう。 94 00:12:01,756 --> 00:12:05,760 (志恩)公安局内の 監視カメラのログデータ。→ 95 00:12:05,760 --> 00:12:10,765 昨晩の22時以降から 別日の映像に上書きされてるわね。 96 00:12:10,765 --> 00:12:14,769 (宜野座)公安のシステムに 侵入されたということか? 97 00:12:14,769 --> 00:12:18,706 (志恩)ええ。 一応 痕跡らしいものも残ってる。→ 98 00:12:18,706 --> 00:12:22,710 …けど これが不思議なのよね。 99 00:12:22,710 --> 00:12:24,712 枡嵜は 知り過ぎた。→ 100 00:12:24,712 --> 00:12:28,716 母さんの秘密に触れる者は 排除すべきだ。 101 00:12:28,716 --> 00:12:31,719 やっぱり あなたが…。 102 00:12:31,719 --> 00:12:35,719 どうした? 俺が怖いのか? 103 00:12:37,725 --> 00:12:39,727 (朔夜)その感情は 誤りだ。→ 104 00:12:39,727 --> 00:12:42,730 なぜなら 俺は 母さんの…。 105 00:12:42,730 --> 00:12:45,730 シビュラの申し子なのだから。 106 00:12:47,735 --> 00:12:50,738 (朔夜)俺の意思は 社会の意思。→ 107 00:12:50,738 --> 00:12:52,740 俺の目は 社会の目。→ 108 00:12:52,740 --> 00:12:54,742 順法精神を誓う以上→ 109 00:12:54,742 --> 00:12:58,746 お前は 俺を 否定することはできない。→ 110 00:12:58,746 --> 00:13:02,750 たとえ どんなに 潜在犯を嫌悪していようともな。 111 00:13:02,750 --> 00:13:04,752 要件は 何? 112 00:13:04,752 --> 00:13:07,755 (朔夜)お前に 調べてほしいことがある。→ 113 00:13:07,755 --> 00:13:11,755 常守 朱の祖母の居場所だ。 (美佳)えっ…。 114 00:13:13,761 --> 00:13:15,763 彼女には→ 115 00:13:15,763 --> 00:13:17,763 鹿矛囲を殺す役目を 担ってもらう。 116 00:15:36,771 --> 00:15:38,773 (六合塚)一つ 気になる動きが。→ 117 00:15:38,773 --> 00:15:42,777 ここ最近 国交省の役人が 頻繁に 会合を開いています。→ 118 00:15:42,777 --> 00:15:46,781 名前は 桒島 浩一 23歳。→ 119 00:15:46,781 --> 00:15:51,786 省内一の若手で ホープと 見なされている人物のようです。 120 00:15:51,786 --> 00:15:53,788 (六合塚)調べたところ 桒島は→ 121 00:15:53,788 --> 00:15:56,791 例の飛行機事故に遭った 小学校に在籍し→ 122 00:15:56,791 --> 00:16:02,797 修学旅行の1週間前に 転校していたことが判明しました。 123 00:16:02,797 --> 00:16:05,800 (朔夜)事故を 寸前で免れた人物か。 124 00:16:05,800 --> 00:16:07,802 つながったな 鹿矛囲と。 125 00:16:07,802 --> 00:16:11,806 ええ。 桒島は 鹿矛囲の隠れ家だった港の→ 126 00:16:11,806 --> 00:16:14,809 管理会社の株主でもあります。 127 00:16:14,809 --> 00:16:16,811 そして 国交省の役人。 128 00:16:16,811 --> 00:16:19,814 彼が協力者だと仮定すれば→ 129 00:16:19,814 --> 00:16:24,819 鹿矛囲が 各界の重要人物と 接触できたことにも説明がつく。 130 00:16:24,819 --> 00:16:27,822 その点も 本人に聞いてみましょう。 131 00:16:27,822 --> 00:16:29,824 彼の現在位置を。 132 00:16:29,824 --> 00:16:33,824 直ちに 桒島 浩一を確保します。 133 00:16:39,767 --> 00:16:42,770 (桒島)新しい社会の幕開けに。→ 134 00:16:42,770 --> 00:16:44,770 乾杯。 135 00:16:46,774 --> 00:16:49,777 (鹿矛囲)手間を掛けさせたね。 (桒島)いいんだ。 136 00:16:49,777 --> 00:16:53,781 茶番のセレモニーマスターが 俺には お似合いさ。 137 00:16:53,781 --> 00:16:58,786 これで ようやく シビュラシステムを排除できる。 138 00:16:58,786 --> 00:17:02,790 そうだ。 やっと われわれの時代が来る。 139 00:17:02,790 --> 00:17:06,794 君がいるから 皆 安心して シビュラを否定できる。 140 00:17:06,794 --> 00:17:09,797 それだけでも 革命的だ。 141 00:17:09,797 --> 00:17:13,801 ハァ… そろそろ やってしまおう。見るに堪えない。 142 00:17:13,801 --> 00:17:16,804 ああ。 143 00:17:16,804 --> 00:17:18,806 (役人たち)うん? 144 00:17:18,806 --> 00:17:23,806 お疲れさま。 君たちの役目は ここまでだ。 145 00:17:26,814 --> 00:17:29,817 (桒島)皆さん 最後に メーンディッシュを→ 146 00:17:29,817 --> 00:17:32,820 ご用意させていただきました。 ご堪能ください。 147 00:17:32,820 --> 00:17:34,820 (役人たち)うん? 148 00:17:39,760 --> 00:17:41,762 (役人)うっ…! 149 00:17:41,762 --> 00:17:45,762 (悲鳴) 150 00:17:49,770 --> 00:17:51,772 (役人)あっ…! 151 00:17:51,772 --> 00:17:57,778 (悲鳴) 152 00:17:57,778 --> 00:18:00,781 うっ うえ…。 153 00:18:00,781 --> 00:18:03,784 (ドミネーター)「犯罪係数 オーバー250」 154 00:18:03,784 --> 00:18:05,786 「執行対象です」 155 00:18:05,786 --> 00:18:07,788 (酒々井)かわいそうに。 156 00:18:07,788 --> 00:18:09,790 な… なぜだ…。 157 00:18:09,790 --> 00:18:11,792 なぜ こんな…。 158 00:18:11,792 --> 00:18:14,795 それは こちらのせりふだ。 159 00:18:14,795 --> 00:18:17,798 君たちは 地獄の季節を黙認し→ 160 00:18:17,798 --> 00:18:20,801 あまたの犠牲者を むさぼって 今の地位を手に入れ→ 161 00:18:20,801 --> 00:18:26,807 さらには 自らをクリアに保つため人の命を もてあそんだ。 162 00:18:26,807 --> 00:18:29,810 (ドミネーター)「犯罪係数 313」 163 00:18:29,810 --> 00:18:32,813 「執行モード リーサル・エリミネーター」 164 00:18:32,813 --> 00:18:34,832 ああ… 助けてくれ 鹿矛囲! 165 00:18:34,832 --> 00:18:39,753 これが 君たちの本当の色だ。 166 00:18:39,753 --> 00:18:43,757 や… やめ…。 ≪(銃声) 167 00:18:43,757 --> 00:18:47,757 (悲鳴) 168 00:18:49,763 --> 00:18:52,766 酒々井監視官のドミネーターが 使用されたわ。 169 00:18:52,766 --> 00:18:55,769 [無線](志恩)場所は 千代田区 セントラルホール。 170 00:18:55,769 --> 00:18:57,771 今 向かっている場所じゃ…。 171 00:18:57,771 --> 00:18:59,773 現場一帯をドローンで封鎖。 172 00:18:59,773 --> 00:19:01,773 急いで! 173 00:19:10,784 --> 00:19:14,788 (桒島)ありがとう。 これで みんなに 謝ることができる。 174 00:19:14,788 --> 00:19:17,791 君が責任を感じることじゃない。 175 00:19:17,791 --> 00:19:20,794 (桒島)自分だけが助かった 罪悪感で→ 176 00:19:20,794 --> 00:19:23,797 子供の俺は 潜在犯になりかけた。 177 00:19:23,797 --> 00:19:27,801 社会秩序を守る シビュラシステム。 178 00:19:27,801 --> 00:19:30,771 そのエゴ故に 184人の友が殺され→ 179 00:19:30,771 --> 00:19:34,775 俺は 社会から 消えるところだったよ。 180 00:19:34,775 --> 00:19:36,643 君を曇らせはしない。 181 00:19:36,643 --> 00:19:41,648 行こう。 共に裁きの場へ。 182 00:19:41,648 --> 00:19:44,651 俺には お前のように 人を導けない。→ 183 00:19:44,651 --> 00:19:51,651 結局 俺も こいつらと同じ 救われた側の人間だ。 184 00:19:53,660 --> 00:19:56,663 [TEL] 185 00:19:56,663 --> 00:20:01,668 (桒島)そうか。 後は 手はずどおりに。 186 00:20:01,668 --> 00:20:07,674 半信半疑の情報だったが 無事 切り札を手に入れた。 187 00:20:07,674 --> 00:20:10,677 (鹿矛囲)必要ないと言ったはずだ。 188 00:20:10,677 --> 00:20:14,681 (桒島)常守 朱は 最大の障害になり得る。→ 189 00:20:14,681 --> 00:20:17,684 行動を封じるに越したことはない。 190 00:20:17,684 --> 00:20:21,688 (鹿矛囲)その程度で 彼女は 止まらない。 191 00:20:21,688 --> 00:20:23,690 どんな状況においても→ 192 00:20:23,690 --> 00:20:26,693 自分の色を保ち続ける 彼女だから→ 193 00:20:26,693 --> 00:20:30,764 裁きの証人になってほしいんだ。 194 00:20:30,764 --> 00:20:33,700 なら これで 彼女を試せるさ。 195 00:20:33,700 --> 00:20:35,736 浩一。 196 00:20:35,736 --> 00:20:37,738 (桒島)行け 桐斗。 197 00:20:37,738 --> 00:20:40,738 俺は ここで 役目を果たす。 198 00:20:44,745 --> 00:20:47,748 鹿矛囲 公安が来ます。 199 00:20:47,748 --> 00:20:51,752 君は 再会する ずっと前から→ 200 00:20:51,752 --> 00:20:55,756 もう 僕たちの 大切な仲間だったよ。 201 00:20:55,756 --> 00:20:59,760 お前たちなら 世界を変えられる。→ 202 00:20:59,760 --> 00:21:02,763 お前たち 全員で→ 203 00:21:02,763 --> 00:21:05,766 シビュラを裁け。 204 00:21:05,766 --> 00:21:10,766 (サイレン) 205 00:21:15,776 --> 00:21:18,776 (桒島)さすがに 早いな。 公安は 優秀だ。 206 00:21:20,781 --> 00:21:23,784 鹿矛囲は どこ? 207 00:21:23,784 --> 00:21:25,784 (桒島)彼は 行った。 208 00:21:27,788 --> 00:21:29,790 (桒島)だが 無駄足ではないよ。→ 209 00:21:29,790 --> 00:21:34,790 代わりに 彼らを 見送ってやってくれ。 210 00:21:40,734 --> 00:21:44,738 あ… ああ…! 211 00:21:44,738 --> 00:21:47,741 うっ! 212 00:21:47,741 --> 00:21:49,741 ひどい… 何てことを。 213 00:21:52,746 --> 00:21:54,748 (宜野座) これが 人間にやることか! 214 00:21:54,748 --> 00:21:57,751 (桒島) まさに地獄絵図… だろう?→ 215 00:21:57,751 --> 00:22:00,754 身の毛もよだつ行為だ。 216 00:22:00,754 --> 00:22:02,756 (朔夜)これをやったのは 鹿矛囲か? 217 00:22:02,756 --> 00:22:04,758 (桒島)冗談を言うな。→ 218 00:22:04,758 --> 00:22:08,762 こんな遊びでしか サイコパスを 保てなかったのは→ 219 00:22:08,762 --> 00:22:11,765 あの中で 残骸になっている 役人どもだ。 220 00:22:11,765 --> 00:22:15,765 そして これは その報復だと? 221 00:22:17,771 --> 00:22:20,774 (桒島)彼らは 全員 密入国者だ。→ 222 00:22:20,774 --> 00:22:23,777 何らかの事情で 国を捨て→ 223 00:22:23,777 --> 00:22:27,781 役人どもの 甘い言葉で集められ→ 224 00:22:27,781 --> 00:22:30,784 そして おもちゃにされた。→ 225 00:22:30,784 --> 00:22:35,722 こんなまねをしておきながら いざ 犯罪係数が上がったら→ 226 00:22:35,722 --> 00:22:38,725 やつらは 鹿矛囲に救いを求めた。 227 00:22:38,725 --> 00:22:42,729 そして 鹿矛囲の逆鱗に触れた。 228 00:22:42,729 --> 00:22:47,734 (桒島)焼いてくれと願ったのは 家畜にされた人々だ!→ 229 00:22:47,734 --> 00:22:50,737 彼らは もう 元の姿には戻れない! 230 00:22:50,737 --> 00:22:52,737 鹿矛囲が そうであるように…。 231 00:22:56,743 --> 00:22:59,746 同行に 応じてもらえますか? 232 00:22:59,746 --> 00:23:03,750 (桒島)もちろんだ。 だが その前に これを…。 233 00:23:03,750 --> 00:23:20,767 ♪♪~ 234 00:23:20,767 --> 00:23:24,771 ♪♪~ 235 00:23:24,771 --> 00:23:26,773 何をした! 236 00:23:26,773 --> 00:23:28,775 常守! 237 00:23:28,775 --> 00:23:30,844 何をした! 238 00:23:30,844 --> 00:23:32,779 (宜野座)常守! やめろ! 239 00:23:32,779 --> 00:23:34,798 何をしたー!! 240 00:23:34,798 --> 00:23:36,717 (宜野座)六合塚! 241 00:23:36,717 --> 00:23:44,725 ♪♪~ 242 00:23:44,725 --> 00:23:47,728 (六合塚)常守… 葵…。 243 00:23:47,728 --> 00:23:49,730 何!? 244 00:23:49,730 --> 00:24:03,744 ♪♪~ 245 00:24:03,744 --> 00:24:07,748 ああ… 雑賀 譲二だ。→ 246 00:24:07,748 --> 00:24:10,751 あんたの取り調べを 担当する。→ 247 00:24:10,751 --> 00:24:14,755 俺のことで 妙な噂が広まっててな。→ 248 00:24:14,755 --> 00:24:18,759 何でも 俺と話すと サイコパスが濁るそうだ。 249 00:24:18,759 --> 00:24:22,763 本当に そんなことができるのか→ 250 00:24:22,763 --> 00:24:26,767 試してみたくなったのは 初めてだよ。→ 251 00:24:26,767 --> 00:24:29,770 要求は 何だ? 252 00:24:29,770 --> 00:24:34,741 常守 朱は 鹿矛囲に近づいた。→ 253 00:24:34,741 --> 00:24:38,612 厄介だし 冒涜ですらある。 254 00:24:38,612 --> 00:24:41,615 少し おとなしくしてほしい。 255 00:24:41,615 --> 00:24:44,618 あんたの独断か?→ 256 00:24:44,618 --> 00:24:48,622 鹿矛囲は 常守に 来てほしがってるだろ?→ 257 00:24:48,622 --> 00:24:51,625 鹿矛囲は どこだ? 258 00:24:51,625 --> 00:24:53,627 (桒島)この都市の→ 259 00:24:53,627 --> 00:24:55,627 はらわたに。 260 00:24:57,631 --> 00:25:16,650 ♪♪~ 261 00:25:16,650 --> 00:25:18,652 (宜野座)地下鉄!? 262 00:25:18,652 --> 00:25:22,656 監視カメラが 鹿矛囲を捉えたのが 15分前。 263 00:25:22,656 --> 00:25:24,656 一緒にいるのは? 264 00:25:26,660 --> 00:25:29,663 (志恩) 全員 年齢も職業も ばらばらね。 265 00:25:29,663 --> 00:25:31,665 [無線](通信音) 266 00:25:31,665 --> 00:25:34,668 [無線](雑賀)15年前 交通 航空の関係で→ 267 00:25:34,668 --> 00:25:37,671 親しい人間を失っていないか 調べろ。 268 00:25:37,671 --> 00:25:39,673 了解。 269 00:25:39,673 --> 00:25:41,675 (志恩)長谷部 良介は→ 270 00:25:41,675 --> 00:25:44,678 両親を 誘導灯の不備による 衝突事故で。→ 271 00:25:44,678 --> 00:25:49,683 尾城 信一は 兄を 踏切の誤作動による追突事故で。→ 272 00:25:49,683 --> 00:25:54,688 大浦 雪穂も 父親を航空機事故で それぞれ亡くしている。 273 00:25:54,688 --> 00:25:56,690 やはり…。 274 00:25:56,690 --> 00:26:00,690 接点は 皆 地獄の季節か。 275 00:26:02,696 --> 00:26:06,700 今まで 透明人間として 振る舞ってきた 鹿矛囲が→ 276 00:26:06,700 --> 00:26:09,703 姿を見せながら 行動を起こした。 277 00:26:09,703 --> 00:26:11,705 つまり…。 278 00:26:11,705 --> 00:26:20,714 ♪♪~ 279 00:26:20,714 --> 00:26:23,717 決着をつけようとしている。 280 00:26:23,717 --> 00:26:31,725 ♪♪~ 281 00:26:31,725 --> 00:26:41,725 ♪♪~ 282 00:28:01,781 --> 00:28:06,786 (葵)うーん… あーちゃんの お仲間さんかい? 283 00:28:06,786 --> 00:28:10,790 (朔夜)フフフ… ええ。 284 00:28:10,790 --> 00:28:12,790 (殴る音)