1 00:02:09,444 --> 00:02:14,449 [マイク](アナウンス)電車が参ります。 お下がりください。 2 00:02:14,449 --> 00:02:18,453 (管制官)走行中のA1971が 急激に加速。→ 3 00:02:18,453 --> 00:02:21,456 コントロールできません。 (主任)暴走? 4 00:02:21,456 --> 00:02:26,461 (管制官)このままでは 数分で 前を走る列車と衝突します。 5 00:02:26,461 --> 00:02:28,463 (主任) 全ての運行列車を緊急待避。→ 6 00:02:28,463 --> 00:02:31,463 乗客の避難誘導を急げ。 7 00:02:40,475 --> 00:02:44,479 (管制官)各列車を待避区画へ誘導。 8 00:02:44,479 --> 00:02:46,481 (主任)よし ポイントを戻せ。 9 00:02:46,481 --> 00:02:49,484 (管制官)信号 受け付けません! 10 00:02:49,484 --> 00:02:51,486 (主任)なっ…! 11 00:02:51,486 --> 00:02:54,486 (主任)A1971が 待避区画に!? 12 00:02:59,494 --> 00:03:01,494 (鹿矛囲)始めよう。 13 00:03:11,439 --> 00:03:15,443 [マイク](アナウンス)車両点検のため しばらく 停車いたします。→ 14 00:03:15,443 --> 00:03:19,443 誠に申し訳ありませんが そのまま 車内で お待ちください。 15 00:03:29,457 --> 00:03:34,457 (ドミネーター)「デコンポーザー 対象を完全排除します」 16 00:03:40,468 --> 00:03:42,470 (志恩)列車が待避中の 地下エリアで→ 17 00:03:42,470 --> 00:03:44,472 排水施設が破壊された。 18 00:03:44,472 --> 00:03:47,475 (六合塚) 暴走させ 全列車を誘導。→ 19 00:03:47,475 --> 00:03:50,478 隣接エリアの汚染水を利用し 孤立させた。 20 00:03:50,478 --> 00:03:54,482 (宜野座)シェルターのおかげで 水没は免れているが…。 21 00:03:54,482 --> 00:03:57,485 (志恩)排水できない以上 乗客の脱出は不可能よ。 22 00:03:57,485 --> 00:04:00,488 (宜野座) 自分たちごと閉じ込めた…。→ 23 00:04:00,488 --> 00:04:03,425 その狙いは 何だ? 24 00:04:03,425 --> 00:04:07,429 (禾生)国交省を 骨抜きにし過ぎたわね。→ 25 00:04:07,429 --> 00:04:12,434 鉄道の隣接エリアが 浸水したままとは…。→ 26 00:04:12,434 --> 00:04:14,436 そう…。 彼らが 再び→ 27 00:04:14,436 --> 00:04:17,439 私たちに 取って代わろうと したときのために→ 28 00:04:17,439 --> 00:04:20,442 不祥事のネタを 残していたわけね。→ 29 00:04:20,442 --> 00:04:26,448 おかげで 乗客 500人余りが 鹿矛囲の人質になったようよ。→ 30 00:04:26,448 --> 00:04:29,451 目的? まさか。→ 31 00:04:29,451 --> 00:04:32,454 地獄の季節の再現だけで 満足する程度なら→ 32 00:04:32,454 --> 00:04:35,454 とっくに処分できているわ。 33 00:04:43,465 --> 00:04:46,468 (堂本)この人数…。 三係だけじゃ処理できないぞ。 34 00:04:46,468 --> 00:04:59,481 ♪♪~ 35 00:04:59,481 --> 00:05:03,418 (朔夜) どこへ行こうというのです? 36 00:05:03,418 --> 00:05:05,420 (朱)緊急事態です。 37 00:05:05,420 --> 00:05:09,424 即時 状況の分析。 作戦の立案を。 38 00:05:09,424 --> 00:05:12,427 (朔夜)あなたは この事件に関わることはできない。 39 00:05:12,427 --> 00:05:15,430 肉親が人質になった時点で。 40 00:05:15,430 --> 00:05:19,434 それを判断するのは 監視官である 私です。 41 00:05:19,434 --> 00:05:22,437 これは 禾生局長のお考えです。 42 00:05:22,437 --> 00:05:26,437 そこを… どいてください。 43 00:05:35,450 --> 00:05:40,455 (美佳)私は悪くない 私は悪くない私は悪くない 私は…。 44 00:05:40,455 --> 00:05:42,457 (朔夜) 《そうだ。 自分のせいで→ 45 00:05:42,457 --> 00:05:45,460 大切な存在が失われる 苦しみを味わえ》 46 00:05:45,460 --> 00:05:49,464 《黒く染まれ 常守 朱》 47 00:05:49,464 --> 00:05:59,464 ♪♪~ 48 00:08:56,050 --> 00:08:59,053 (ドミネーター) 「犯罪係数 148 執行対象です」 49 00:08:59,053 --> 00:09:01,055 (銃声) 50 00:09:01,055 --> 00:09:05,059 (ざわめき) 51 00:09:05,059 --> 00:09:08,062 (悲鳴) 52 00:09:08,062 --> 00:09:11,065 (銃声) 53 00:09:11,065 --> 00:09:13,067 (男性)ぐわっ! 54 00:09:13,067 --> 00:09:17,071 (鹿矛囲)300を超えそうな者から パラライザーで 意識を奪え。 55 00:09:17,071 --> 00:09:19,071 (銃声) 56 00:09:21,075 --> 00:09:24,078 (六合塚)乗客へ 無差別に発砲!? 57 00:09:24,078 --> 00:09:26,080 何てことを…。 58 00:09:26,080 --> 00:09:28,082 [無線](志恩)頼んだわよ。→ 59 00:09:28,082 --> 00:09:31,085 朱ちゃんが 局長命令で 待機扱いなんだから。 60 00:09:31,085 --> 00:09:34,088 (美佳) 《そう。 私しかいないんだ》→ 61 00:09:34,088 --> 00:09:36,090 《私が 一係のトップなんだ》→ 62 00:09:36,090 --> 00:09:41,095 《大丈夫。 私は シビュラの意思に従っただけ》→ 63 00:09:41,095 --> 00:09:43,097 《サイコパスが濁るわけない》 64 00:09:43,097 --> 00:09:46,100 (雛河)か… 鹿矛囲って ドミネーター 効かないのに→ 65 00:09:46,100 --> 00:09:48,102 ど… どうやって…。 66 00:09:48,102 --> 00:09:52,106 だからって 出動しないわけには いかないでしょ。 67 00:09:52,106 --> 00:09:55,043 (宜野座)せめて 鹿矛囲の目的が分かればな。 68 00:09:55,043 --> 00:09:59,047 [無線](美佳)鹿矛囲の目的は 東金財団への報復です。 69 00:09:59,047 --> 00:10:03,051 (美佳)今回も 何らかの形で つながっているはずです。 70 00:10:03,051 --> 00:10:06,054 確かに 喜汰沢の事件も 立てこもり施設も→ 71 00:10:06,054 --> 00:10:09,057 東金財団につながる。 72 00:10:09,057 --> 00:10:11,059 でも それを 報復だとする根拠は? 73 00:10:11,059 --> 00:10:13,061 [無線](美佳)これです。→ 74 00:10:13,061 --> 00:10:17,065 東金財団が 鹿矛囲の手術を推進しました。→ 75 00:10:17,065 --> 00:10:20,068 財団の利益のため 臨床実験に利用したんです。 76 00:10:20,068 --> 00:10:24,072 手術… 脳の多体移植。 77 00:10:24,072 --> 00:10:27,075 その経緯から 鹿矛囲は 東金財団に→ 78 00:10:27,075 --> 00:10:31,079 恨みを抱いたと推測しました。 79 00:10:31,079 --> 00:10:34,082 (柴崎)飛んでる 飛んでる。 80 00:10:34,082 --> 00:10:37,085 (柴崎)これだけ飛ばせば…。 81 00:10:37,085 --> 00:10:40,088 (禾生)これは…。 やはり そうきたわね。 82 00:10:40,088 --> 00:10:43,091 (鹿矛囲)《ドミネーターが捉えた 情報によって→ 83 00:10:43,091 --> 00:10:46,094 罪に応じた裁定が 必ず 下される》→ 84 00:10:46,094 --> 00:10:49,097 《これだけ 絶え間なく 一挙に動作すれば→ 85 00:10:49,097 --> 00:10:51,099 データは 膨大となり→ 86 00:10:51,099 --> 00:10:55,036 通常の処理では 追い付かなくなるはず》→ 87 00:10:55,036 --> 00:10:57,038 《そうなったとき 使用されるのが→ 88 00:10:57,038 --> 00:11:00,041 ネットワークに現れる バイパス経路》 89 00:11:00,041 --> 00:11:02,043 (禾生) バックアップのデータ経路は→ 90 00:11:02,043 --> 00:11:05,046 セキュリティーが 一段 劣る。→ 91 00:11:05,046 --> 00:11:08,049 それを使わせるのが 目的というわけね。 92 00:11:08,049 --> 00:11:11,052 バイパス つかみました。 これなら 何とか。 93 00:11:11,052 --> 00:11:13,054 そのまま続けてくれ。 94 00:11:13,054 --> 00:11:15,056 (禾生)ドミネーターを 集めていたのは→ 95 00:11:15,056 --> 00:11:18,059 シビュラシステムの位置を 探るため。→ 96 00:11:18,059 --> 00:11:21,059 そうなのね 桐斗君。 97 00:11:23,064 --> 00:11:26,067 (禾生)君には 待機を命じたはずだが? 98 00:11:26,067 --> 00:11:29,070 そんな 悠長なことを 言っている状況ではないはずよ。 99 00:11:29,070 --> 00:11:33,074 そうか。 ならば 別の任務を与えるとしよう。 100 00:11:33,074 --> 00:11:36,077 鹿矛囲 桐斗の暗殺。 そのとおりだ。 101 00:11:36,077 --> 00:11:39,080 やはり そう…。 何? 102 00:11:39,080 --> 00:11:41,082 今までに起こした 事件の性質や→ 103 00:11:41,082 --> 00:11:44,085 地獄の季節という 接点を考慮すれば→ 104 00:11:44,085 --> 00:11:49,090 鹿矛囲の目的が 東金財団ではないことは明白。 105 00:11:49,090 --> 00:11:51,092 彼が問うているのは色。 106 00:11:51,092 --> 00:11:54,112 その相手は シビュラ。 107 00:11:54,112 --> 00:11:56,030 鹿矛囲の始末を急ぐのは→ 108 00:11:56,030 --> 00:11:59,033 今 まさに 彼が シビュラに 触れようとしているから。 109 00:11:59,033 --> 00:12:03,037 相変わらず 余計なことを考えるのが好きだな。 110 00:12:03,037 --> 00:12:06,040 君の推測どおり このままいけば→ 111 00:12:06,040 --> 00:12:10,044 あと1時間もしないうちに やつは 目的を果たすことだろう。 112 00:12:10,044 --> 00:12:13,047 むろん そんなことを 許すつもりはない。→ 113 00:12:13,047 --> 00:12:16,050 現場に先行した三係には→ 114 00:12:16,050 --> 00:12:18,052 犯人が立てこもっている 区画の頭上に→ 115 00:12:18,052 --> 00:12:21,055 爆弾を設置するよう 指示してある。 116 00:12:21,055 --> 00:12:23,057 何を考えているの!? 117 00:12:23,057 --> 00:12:26,060 あそこには 500人以上の 人質がいるのよ! 118 00:12:26,060 --> 00:12:30,064 閉鎖空間で 一方的に 狩られる側となった人間が→ 119 00:12:30,064 --> 00:12:33,067 サイコパスを クリアに保てる可能性は→ 120 00:12:33,067 --> 00:12:37,071 極めて低い。 すでに ほとんどが潜在犯だろう。 121 00:12:37,071 --> 00:12:39,073 だからって 見殺しにしていいわけがない。 122 00:12:39,073 --> 00:12:41,075 こんな ふざけた作戦! 123 00:12:41,075 --> 00:12:43,077 決定事項なのだよ。 124 00:12:43,077 --> 00:12:46,080 そして 君の任務でもある。 125 00:12:46,080 --> 00:12:48,082 起爆の指揮を執れ。 126 00:12:48,082 --> 00:12:50,084 君の手で終わらせろ。 127 00:12:50,084 --> 00:12:53,087 しらじらしい…。 鹿矛囲を殺したいだけでしょう。 128 00:12:53,087 --> 00:12:56,023 社会とシビュラを守るためだ。 129 00:12:56,023 --> 00:13:01,028 鹿矛囲による 秩序崩壊を止めねばはるかに多くの犠牲が出る。 130 00:13:01,028 --> 00:13:06,028 それと… 今しがた 残念な知らせを受けてね。 131 00:13:08,035 --> 00:13:14,041 君の祖母 常守 葵の遺体が 倉庫街で発見された。 132 00:13:14,041 --> 00:13:17,044 拘束された状態で 撲殺されたようだ。 133 00:13:17,044 --> 00:13:21,048 むごたらしい犯行だよ。 134 00:13:21,048 --> 00:13:23,050 ハァ… ハァ…。 135 00:13:23,050 --> 00:13:26,053 最後の引き金は 君に委ねよう。 136 00:13:26,053 --> 00:13:29,056 われわれの住む この社会を守りたまえ。 137 00:13:29,056 --> 00:13:32,056 信頼しているよ 常守監視官。 138 00:13:37,064 --> 00:13:41,068 (朔夜) 《鹿矛囲を殺せ 常守 朱》→ 139 00:13:41,068 --> 00:13:44,071 《己の無力さを思い知れ》→ 140 00:13:44,071 --> 00:13:48,075 《自分を取り戻すための殺意を 肯定しろ》→ 141 00:13:48,075 --> 00:13:52,079 《そうすれば 必ず 黒く染まる》 142 00:13:52,079 --> 00:14:01,022 ハァ… ハァ…。 143 00:14:01,022 --> 00:14:05,026 ハァハァハァ…! 144 00:14:05,026 --> 00:14:07,028 あああーっ!! 145 00:14:07,028 --> 00:14:11,028 ああ… ハァ ハァ…。 146 00:14:13,034 --> 00:14:16,034 (狡噛)殺すのか? やつを。 147 00:16:37,078 --> 00:16:42,083 爆破!? それに 東金財団の 関連施設は 警戒の必要なしって…。 148 00:16:42,083 --> 00:16:44,085 (美佳)そんな命令 私 聞いてません! 149 00:16:44,085 --> 00:16:48,089 こちらを最優先だ。 一係は 指示があるまで待機を。 150 00:16:48,089 --> 00:16:51,089 そんな…。 151 00:16:54,095 --> 00:16:59,095 一刻を争う状況だというのに どうなってるんだ!? 152 00:17:01,102 --> 00:17:05,106 分かりません…。 でも そうすべきなのかも。 153 00:17:05,106 --> 00:17:07,108 (狡噛)らしくないな。 154 00:17:07,108 --> 00:17:09,110 あんた 言ったよな。 155 00:17:09,110 --> 00:17:13,114 「法が人を守るんじゃない 人が法を守るんだ」って。 156 00:17:13,114 --> 00:17:15,116 それを信じてるから→ 157 00:17:15,116 --> 00:17:18,119 あんたは 俺を 止めようとしたんじゃないのか? 158 00:17:18,119 --> 00:17:21,122 そうでした… あのときは。 159 00:17:21,122 --> 00:17:24,125 まっ 俺が言えた義理じゃないか。 160 00:17:24,125 --> 00:17:27,128 シビュラに 鹿矛囲は裁けない。 161 00:17:27,128 --> 00:17:29,130 でも 鹿矛囲を 止めなくちゃいけない。 162 00:17:29,130 --> 00:17:32,133 もう 手段がないんです。 163 00:17:32,133 --> 00:17:34,135 違うな。 164 00:17:34,135 --> 00:17:36,070 もう 手段がないんじゃない。 165 00:17:36,070 --> 00:17:38,072 今は 手段がないだけだ。 166 00:17:38,072 --> 00:17:41,075 可能性のピースは もう 揃ってるはずだ。 167 00:17:41,075 --> 00:17:45,079 あんたが ためらっているだけで。 168 00:17:45,079 --> 00:17:50,084 失敗は 許されない。 でも…。 169 00:17:50,084 --> 00:17:52,086 賭けてみても いいんじゃないか? 170 00:17:52,086 --> 00:17:54,086 負けるなよ。 171 00:17:58,092 --> 00:18:00,094 フフ…。 172 00:18:00,094 --> 00:18:03,094 ありがとうございます。 173 00:18:08,102 --> 00:18:10,104 (雑賀)お前…。 174 00:18:10,104 --> 00:18:13,104 桒島 浩一。 あなたに 頼みがある。 175 00:18:20,114 --> 00:18:22,116 [無線] 176 00:18:22,116 --> 00:18:24,118 [無線]鹿矛囲 桐斗ね? 177 00:18:24,118 --> 00:18:28,122 私は 公安局刑事課 一係所属 常守 朱。 178 00:18:28,122 --> 00:18:30,124 あっ…。 179 00:18:30,124 --> 00:18:33,127 フッ。 浩一は どうしてるかな? 180 00:18:33,127 --> 00:18:37,064 [無線]私の話を聞いて 協力的になってくれたわ。 181 00:18:37,064 --> 00:18:40,067 シビュラは 乗客ごと あなたを葬る気よ。 182 00:18:40,067 --> 00:18:43,070 [無線](鹿矛囲)その前に 出口は 見つかる。 183 00:18:43,070 --> 00:18:46,073 その場合 全ての監視官 および執行官が→ 184 00:18:46,073 --> 00:18:49,076 あなたの前に 立ちふさがるでしょうね。 185 00:18:49,076 --> 00:18:51,078 僕が それを恐れるとでも? 186 00:18:51,078 --> 00:18:55,082 [無線]鹿矛囲 桐斗。 人質を解放するなら→ 187 00:18:55,082 --> 00:18:58,085 私が あなたの望みをかなえる。 188 00:18:58,085 --> 00:19:00,087 地下のマップデータを送ったわ。 189 00:19:00,087 --> 00:19:02,089 目印の地点まで来なさい。 そこで…。 190 00:19:02,089 --> 00:19:05,092 [無線](ノイズ) 191 00:19:05,092 --> 00:19:07,094 [無線](禾生)何を考えている? 192 00:19:07,094 --> 00:19:10,097 [スピーカ]全能者のパラドクス。 193 00:19:10,097 --> 00:19:14,101 鹿矛囲の目的は シビュラシステムを裁くこと。 194 00:19:14,101 --> 00:19:17,104 あなたたちは それを受け入れるべきよ。 195 00:19:17,104 --> 00:19:19,106 それが 鹿矛囲を裁くことにも つながる。 196 00:19:19,106 --> 00:19:22,109 あなたたちは 免罪体質者という→ 197 00:19:22,109 --> 00:19:25,112 裁くことができない 例外を取り込むことで→ 198 00:19:25,112 --> 00:19:27,114 完全な裁きを実現させてきた。 199 00:19:27,114 --> 00:19:32,119 しかし 新たな例外が生まれた。 200 00:19:32,119 --> 00:19:37,057 個人ではなく 集合体として 形をなす鹿矛囲。 201 00:19:37,057 --> 00:19:41,061 彼を裁くには 彼を成り立たせている概念を→ 202 00:19:41,061 --> 00:19:43,063 シビュラが認める他ない。 203 00:19:43,063 --> 00:19:47,067 (禾生)君は 何を口にしているのか分かっていない。→ 204 00:19:47,067 --> 00:19:50,070 あれを裁くには 集合体としてのサイコパスを→ 205 00:19:50,070 --> 00:19:54,074 計測する必要がある。 だが そうなれば…。 206 00:19:54,074 --> 00:19:58,078 集合体であるシビュラも 裁きの対象になる。 207 00:19:58,078 --> 00:20:01,081 それが 彼の狙いだった。 208 00:20:01,081 --> 00:20:04,084 自ら 社会の脅威となることで→ 209 00:20:04,084 --> 00:20:08,088 集合的サイコパスを 認めざるを得ない状況をつくり→ 210 00:20:08,088 --> 00:20:14,094 あなたたちを パラドクスに 追い込んだ上で 裁く。 211 00:20:14,094 --> 00:20:18,098 (禾生)ならば 余計に やつを シビュラに近づけるわけにはいくまい。 212 00:20:18,098 --> 00:20:21,101 そして 裁くことなく 彼を処分するの? 213 00:20:21,101 --> 00:20:24,104 自らの完全性を否定して。 214 00:20:24,104 --> 00:20:29,104 (禾生)君は 目先の目的にとらわれ事の重大さを理解してない。 215 00:20:31,178 --> 00:20:36,050 集合的サイコパスを認めた社会が どのようなものになるかを。 216 00:20:36,050 --> 00:20:38,052 個人個人がクリアでも→ 217 00:20:38,052 --> 00:20:41,055 集団として 裁かれる可能性がある社会。 218 00:20:41,055 --> 00:20:44,058 そのリスクは 理解しているわ。 219 00:20:44,058 --> 00:20:49,063 でも 今まで 目を背けていた その問題を直視することは→ 220 00:20:49,063 --> 00:20:52,066 あなたたちの進化にも つながるはず。 221 00:20:52,066 --> 00:20:55,069 逆に この問題から目を背け→ 222 00:20:55,069 --> 00:20:58,072 鹿矛囲の処分という 逃避を選ぶなら→ 223 00:20:58,072 --> 00:21:01,072 あなたたちに未来はない。 224 00:21:03,077 --> 00:21:07,081 君のご託は 聞き飽きた。 225 00:21:07,081 --> 00:21:11,085 独走する気なら 君の監視官権限を剥奪する。 226 00:21:11,085 --> 00:21:16,090 君を この社会から 末梢することも考えねばな。 227 00:21:16,090 --> 00:21:19,093 あなた個人の見解は どうでもいいと言っているの→ 228 00:21:19,093 --> 00:21:21,093 東金 美沙子! 229 00:21:24,098 --> 00:21:26,100 シビュラシステム。 230 00:21:26,100 --> 00:21:30,104 あなたたちが この社会に 存在を許されている理由は→ 231 00:21:30,104 --> 00:21:33,107 平等で 完璧な裁きを 行えるからよ。 232 00:21:33,107 --> 00:21:36,043 その完全性に ほころびが生まれた今→ 233 00:21:36,043 --> 00:21:40,047 あなたたちの存在価値 そのものが揺らいでいるといっていい。 234 00:21:40,047 --> 00:21:42,049 知ったふうな口を…。 235 00:21:42,049 --> 00:21:45,052 あなたたちが この社会に 必要であり続けるため→ 236 00:21:45,052 --> 00:21:48,055 何を選択するべきか→ 237 00:21:48,055 --> 00:21:51,055 全員で じっくり考えることね。 238 00:21:57,064 --> 00:21:59,066 本当に よろしいのですね? 239 00:21:59,066 --> 00:22:01,066 [無線](禾生)構わん やりたまえ。 240 00:22:03,070 --> 00:22:08,070 (兵頭)了解。 會川の敵だ! 死ね! 241 00:22:10,077 --> 00:22:14,081 (兵頭)どういうことだ!? 起爆しない。 242 00:22:14,081 --> 00:22:16,081 ぐっ! 243 00:22:20,087 --> 00:22:23,090 (酒々井)公安に 爆薬なんて 配備されない以上→ 244 00:22:23,090 --> 00:22:28,095 使うとなれば 事件を通じて 手に入れた物を流用するしかない。 245 00:22:28,095 --> 00:22:33,100 (酒々井)この数カ月で 爆弾が絡んだ事件は一つだけ。→ 246 00:22:33,100 --> 00:22:35,119 喜汰沢の爆弾は→ 247 00:22:35,119 --> 00:22:39,039 こちらで 優先的に コントロールできるようにしてあるの。 248 00:22:39,039 --> 00:22:41,041 (酒々井)ねっ すてきでしょ?→ 249 00:22:41,041 --> 00:22:44,044 こんなふうに 何もかも見通せるからこそ→ 250 00:22:44,044 --> 00:22:47,047 鹿矛囲は みんなを クリアにしてあげられるのよ。 251 00:22:47,047 --> 00:22:51,051 あとは 公安を ここに縛り付けておくだけ。 252 00:22:51,051 --> 00:22:55,055 うっ…! ハァ ハァ…。 253 00:22:55,055 --> 00:23:00,055 もう少しで 鹿矛囲が 世界をクリアにしてくれる! 254 00:23:10,070 --> 00:23:14,074 (志恩)水位が下がった! 別の排水施設を利用したんだわ。 255 00:23:14,074 --> 00:23:27,087 ♪♪~ 256 00:23:27,087 --> 00:23:30,090 (六合塚)人質が解放された!? 257 00:23:30,090 --> 00:23:34,094 分かった。 直ちに 犯人グループの確保に向かう。 258 00:23:34,094 --> 00:23:36,029 霜月監視官! 259 00:23:36,029 --> 00:23:38,031 そんな… 違う…。 260 00:23:38,031 --> 00:23:41,034 私のせいじゃない… こんなの…。 261 00:23:41,034 --> 00:23:43,036 監視官! 何をしている! 262 00:23:43,036 --> 00:23:45,038 あ… あれ? 263 00:23:45,038 --> 00:23:49,042 どうしたの? (雛河)と… 東金執行官は? 264 00:23:49,042 --> 00:23:51,042 あっ! 265 00:23:59,052 --> 00:24:01,054 (朔夜)監視官。 266 00:24:01,054 --> 00:24:05,058 禾生局長から あなたが ここに来ることを聞きました。 267 00:24:05,058 --> 00:24:07,060 俺も 同行させてください。 268 00:24:07,060 --> 00:24:11,064 なぜ? もう 気付いているはずです。 269 00:24:11,064 --> 00:24:14,067 東金 美沙子と 鹿矛囲の関係を。 270 00:24:14,067 --> 00:24:17,070 俺の母が あの怪物を生み出した。 271 00:24:17,070 --> 00:24:20,073 その責任は 息子の俺が 負わねばならない。 272 00:24:20,073 --> 00:24:24,077 たとえ この手を 血で汚すことになっても…。 273 00:24:24,077 --> 00:24:28,081 殺すつもりですか? 鹿矛囲を。 274 00:24:28,081 --> 00:24:31,151 狡噛執行官なら そうしたはずだ。 275 00:24:31,151 --> 00:24:34,087 行きましょう。 監視官。 276 00:24:34,087 --> 00:24:37,024 フフ…。 ん? 277 00:24:37,024 --> 00:24:41,028 お芝居は もう やめませんか? 東金さん。 278 00:24:41,028 --> 00:24:45,032 あなたの母親が 鹿矛囲に行った 脳の多体移植。 279 00:24:45,032 --> 00:24:48,032 私は それに よく似た システムを知っている。 280 00:24:50,037 --> 00:24:53,040 もちろん 彼女も 知っていたことになる。 281 00:24:53,040 --> 00:24:57,044 でも この社会で それは 許されないこと。 282 00:24:57,044 --> 00:25:01,048 免罪体質者を除いて。 283 00:25:01,048 --> 00:25:03,050 東金 美沙子が 免罪体質者なら→ 284 00:25:03,050 --> 00:25:06,053 システムに組み込まれているはず。 285 00:25:06,053 --> 00:25:08,055 そして 今回の件で→ 286 00:25:08,055 --> 00:25:13,060 責任者として 活動を 強いられている可能性が高い。 287 00:25:13,060 --> 00:25:16,063 つまり 今 禾生局長の皮をかぶっているのは→ 288 00:25:16,063 --> 00:25:19,066 東金 美沙子。 289 00:25:19,066 --> 00:25:23,070 監視官。 俺には 何の話か さっぱり…。 290 00:25:23,070 --> 00:25:26,073 あなたの経歴データを 見せてもらいました。 291 00:25:26,073 --> 00:25:29,076 隠匿していた 本当のデータを。 292 00:25:29,076 --> 00:25:32,079 きっかけは 霜月監視官の報告書です。 293 00:25:32,079 --> 00:25:36,016 あなたの経歴と 矛盾する内容が多々あった。 294 00:25:36,016 --> 00:25:38,016 それで ファイルを調べ直したんです。 295 00:25:40,020 --> 00:25:42,022 なるほど。 296 00:25:42,022 --> 00:25:46,026 監視官を ことごとく 潜在犯に陥れてきた その経歴。 297 00:25:46,026 --> 00:25:48,028 正直 信じたくなかった。 298 00:25:48,028 --> 00:25:51,031 もしくは 意図して やっているわけではないと→ 299 00:25:51,031 --> 00:25:55,035 思いたかった。 雑賀先生のように? 300 00:25:55,035 --> 00:25:58,038 でも あなたは違った。 301 00:25:58,038 --> 00:26:00,040 今までの あなたの言動を 振り返れば→ 302 00:26:00,040 --> 00:26:03,043 だんだんと分かってくる。 303 00:26:03,043 --> 00:26:06,046 あなたが どうしたかったのか。 304 00:26:06,046 --> 00:26:09,046 私を黒く染めたかった。 そうですね? 305 00:26:12,052 --> 00:26:16,052 ≪(鹿矛囲)彼女は 君程度には 染められないよ。 306 00:26:21,061 --> 00:26:23,061 鹿矛囲 桐斗…。 307 00:26:27,067 --> 00:26:29,067 (朔夜)好都合だ。 308 00:26:32,072 --> 00:26:36,076 (朔夜)貴様の存在が 母さんを おとしめる。→ 309 00:26:36,076 --> 00:26:38,078 だから…。 310 00:26:38,078 --> 00:26:42,082 (ドミネーター)「犯罪係数 769 リーサル・エリミネーター」 311 00:26:42,082 --> 00:26:46,086 (朔夜) 貴様は 存在してはならない! 312 00:26:46,086 --> 00:26:48,088 駄目! 313 00:26:48,088 --> 00:26:51,091 (鹿矛囲)散れ 漆黒。 314 00:26:51,091 --> 00:27:01,091 ♪♪~