1 00:00:06,890 --> 00:00:09,070 僕たち、生きてる。 2 00:00:09,430 --> 00:00:11,510 肩はついたように思うな。 3 00:00:12,150 --> 00:00:16,050 俺たちは結局、あいつらの引き立て役だったってわけか。 4 00:00:16,630 --> 00:00:20,030 自分たちだけの世界に浸って、勝手に言っちまって。 5 00:00:20,290 --> 00:00:21,290 いいじゃないですか。 6 00:00:21,930 --> 00:00:26,050 引き立て役だって、お話には大切な役割なんですから。 7 00:00:44,740 --> 00:00:47,140 世界を守り抜いたではありませんか。 8 00:01:00,610 --> 00:01:02,310 お疲れ様。 9 00:01:02,990 --> 00:01:03,990 中野金さん。 10 00:01:04,290 --> 00:01:06,570 最後に何とかしたのはお前だよ。 11 00:01:06,950 --> 00:01:08,430 だから面白いって言ったろ。 12 00:01:09,190 --> 00:01:10,690 大したもん作ったよ。 13 00:01:11,390 --> 00:01:13,310 俺たちだって作れなかった奴だぞ。 14 00:01:14,165 --> 00:01:15,950 えばっとけ、えばっとけ。 15 00:01:38,200 --> 00:01:39,200 セ、セルシア。 16 00:01:40,220 --> 00:01:43,440 俺がこんな物語を作っちまったばっかりに。 17 00:01:46,140 --> 00:01:47,140 それは違う。 18 00:01:48,340 --> 00:01:50,800 あなたが別の物語を書いていたら、 19 00:01:51,380 --> 00:01:54,860 世界を救うエニシは存在しなかった。 20 00:01:55,640 --> 00:01:59,960 すべては巡り、必然はあるべき束の中へと戻る。 21 00:02:00,380 --> 00:02:02,020 そしてあなたは生きている。 22 00:02:02,700 --> 00:02:04,700 それは最も重要な事柄。 23 00:02:05,340 --> 00:02:06,800 重要なもんかよ。 24 00:02:09,350 --> 00:02:10,410 松原さん! 25 00:02:11,010 --> 00:02:12,590 セルシアさんは続くんです! 26 00:02:13,075 --> 00:02:15,530 それに、宝田さんのアリステリアも! 27 00:02:17,650 --> 00:02:23,030 この世界が存続すればこそ。 あなたの書くフォーギル・シュヴァリエは、 28 00:02:23,170 --> 00:02:25,990 その大断縁まで綴ることができる。 29 00:02:26,190 --> 00:02:29,910 この世界に来たセルシアは、確かに犠牲となった。 30 00:02:30,390 --> 00:02:34,510 でも、それは分岐された可能性の一つの結末。 31 00:02:35,130 --> 00:02:38,930 松原殿、あなたがこれから書くセルシアは、 32 00:02:39,170 --> 00:02:42,330 遂に私たちと出会うことのなかったセルシア。 33 00:02:42,890 --> 00:02:46,890 でも、彼女が持つ意志と想いは、何も変わらない。 34 00:02:47,870 --> 00:02:51,150 あなたがそう書く限り、 35 00:02:52,710 --> 00:02:54,910 彼女との約束を果たしてほしい。 36 00:02:55,970 --> 00:02:59,230 彼女の世界に物語とコーヒーを。 37 00:02:59,910 --> 00:03:05,370 そして、今度こそカロンと共に黄金の大断縁を。 38 00:03:10,870 --> 00:03:13,280 そうか、約束か。 39 00:03:18,520 --> 00:03:19,520 そうだな。 40 00:03:22,300 --> 00:03:26,980 チャンバーフェスは、好評のうちに幕を閉じた。 41 00:03:29,330 --> 00:03:30,500 あのアドリブみたいな物語には、 42 00:03:31,540 --> 00:03:34,340 批評や憶測も随分集まったけれど、 43 00:03:34,500 --> 00:03:38,640 みんなで口裏を合わせ、それらしい話を出ち上げた。 44 00:03:40,520 --> 00:03:44,520 そう、あれが世界滅亡の瀬戸際に立ったイベントだったなんて、 45 00:03:45,320 --> 00:03:47,740 そんなことを言ったところで、きっと誰も信じない。 46 00:03:49,580 --> 00:03:51,400 でも、それでいい。 47 00:03:52,480 --> 00:03:54,540 一緒に乗り越えた人たちだけが、 48 00:03:54,850 --> 00:03:57,620 夢のように覚えていればいいのだと思う。 49 00:03:58,540 --> 00:04:01,700 そして、すべてはあるべきところへ。 50 00:04:02,260 --> 00:04:03,600 歯車は戻り始めた。 51 00:04:04,240 --> 00:04:07,720 今日、その人がいされば、早いものがいされる。 52 00:04:08,285 --> 00:04:09,920 めっちゃいい。わかんねぇよ。 53 00:04:10,380 --> 00:04:14,220 モグ、今日集まっていただいたのは、他でもない。 54 00:04:15,040 --> 00:04:17,900 世界衝突の余波が残っているうちに、 55 00:04:19,250 --> 00:04:22,760 しかるべき術式で、戻らなければならないという話を伝えたかった。 56 00:04:23,200 --> 00:04:25,320 世界の揺らぎは収束しつつある。 57 00:04:27,460 --> 00:04:29,340 私の魔道所も、日々検索範囲が狭まっている。 58 00:04:30,440 --> 00:04:32,340 時間はあまり残されていない。 59 00:04:32,880 --> 00:04:35,840 昼から酒を飲めるってのは、実にいいな。 60 00:04:36,040 --> 00:04:37,860 カレープおいしい!私も! 61 00:04:39,080 --> 00:04:41,500 ちゃんと聞いてますか、人の話。 62 00:04:41,660 --> 00:04:42,660 お待たせしました。 63 00:04:44,020 --> 00:04:48,141 すみません。豚玉メガモリ肉祭スペシャル。 ダブルで。 64 00:04:50,360 --> 00:04:53,260 期間に際し、それぞれやり残したこと。 65 00:04:54,160 --> 00:04:55,720 創造手に伝えあぐれたこと。 66 00:04:56,970 --> 00:05:00,360 それらを、この数日内に片付けておくことをおすすめする。 67 00:05:00,940 --> 00:05:04,820 ああ、もう伝えられねぇ奴だっているわけだしね。 68 00:05:05,610 --> 00:05:06,610 そうだね。 69 00:05:08,240 --> 00:05:11,600 勇敢だった、二人の女騎士に。 70 00:05:17,160 --> 00:05:19,100 イエッハー! 71 00:05:19,480 --> 00:05:21,380 締め切り明日ってなんだぞ! 72 00:05:21,540 --> 00:05:23,260 お前らと遊んでる暇なんか! 73 00:05:23,680 --> 00:05:25,580 死んだらやってんじゃねえぞ、ユイヤ! 74 00:05:25,960 --> 00:05:26,700 先行くぜ! 75 00:05:26,840 --> 00:05:28,420 じゅーてぃー! 76 00:05:28,600 --> 00:05:29,100 おーい! 77 00:05:29,600 --> 00:05:31,100 ほーれー、ジュンシュー! 78 00:05:34,360 --> 00:05:35,660 天気がいい日は海に限るよ。 79 00:05:36,160 --> 00:05:38,820 これでも、あんたのこと考えて近場にしたんだぜ。 80 00:05:39,430 --> 00:05:41,400 橋ほっといて遊びとか。 81 00:05:44,800 --> 00:05:47,660 めっちんがな。そろそろ戻れってよ。 82 00:05:49,040 --> 00:05:50,040 まじか。 83 00:05:50,460 --> 00:05:54,200 ま、戻る戻らねえの選択肢はあるって話だがね。 84 00:05:55,600 --> 00:06:01,420 でもよ、こいつがいない世界ってのは、ちょっとのんびりしすぎて、俺には物足りに。 85 00:06:01,900 --> 00:06:05,740 だからまあ、戻る前に挨拶くれいはしとこうかと思って。 86 00:06:06,460 --> 00:06:07,860 うおお、ちょっと待て! 87 00:06:08,240 --> 00:06:09,720 スルガンとこの奴みたいにか? 88 00:06:10,740 --> 00:06:13,900 拳の王じゃねえよ。普通の挨拶だ。 89 00:06:14,340 --> 00:06:21,560 俺はあんたに言いたいことがないわけじゃねえ。 だがよ、運命みたいなもんだって、この馬鹿に言われたよ。 90 00:06:23,095 --> 00:06:28,660 あんたの胸ぐら掴んで揺さぶっても、妹も達も戻らねえってことは、俺もわかってる。 91 00:06:29,340 --> 00:06:33,220 だけどよ、あんたの作った設定だろうがなんだろうが、 92 00:06:33,480 --> 00:06:36,840 二人をやった奴には、お礼参りはしねえとな。 93 00:06:38,300 --> 00:06:39,800 だから俺は帰る。 94 00:06:40,260 --> 00:06:41,680 こいつとそう決めた。 95 00:06:42,240 --> 00:06:46,920 あんたの世界で好きなだけ暴れさせてくれりゃ、俺たちはそれでいいってね。 96 00:06:47,560 --> 00:06:48,980 理外は一致してる。 97 00:06:49,740 --> 00:06:50,020 だれ? 98 00:06:50,760 --> 00:06:55,660 お前がネタバレしたせいで、この先どう続けたらいいのかわかんねえよ。 99 00:06:55,940 --> 00:06:58,960 ま、なんとかなるっしょ、ね、先生。 100 00:06:59,660 --> 00:07:01,220 勝手なこと言うなよ。 101 00:07:01,400 --> 00:07:03,360 いや、マジで信じてるぜ。 102 00:07:04,120 --> 00:07:05,120 ったく。 103 00:07:07,410 --> 00:07:14,020 しかし、王先生、ずいぶんさぐい漫画描いてるけど、 まさかヒカヨみたいなケラが好みなんてね。 104 00:07:14,360 --> 00:07:15,360 お、お前! 105 00:07:15,960 --> 00:07:16,580 そうだぜ。 106 00:07:16,820 --> 00:07:18,300 ああいうのが好きならよ。 107 00:07:18,540 --> 00:07:21,700 俺らみたいなんじゃなくて、そういう漫画描きゃいいんじゃねえ? 108 00:07:21,860 --> 00:07:22,520 すげえ! 109 00:07:22,780 --> 00:07:24,600 見るのと描くのは別なんだよ! 110 00:07:25,660 --> 00:07:28,560 ああ、僕も海に行きたかったな。 111 00:07:29,120 --> 00:07:32,860 ヤトウジさんとの水いらずな時間、邪魔しちゃ悪いですよ。 112 00:07:33,280 --> 00:07:35,680 でも、そんなこと言ってカノヤくん。 113 00:07:35,780 --> 00:07:38,240 山ほどオモチャ買って、楽しんでるじゃない。 114 00:07:41,000 --> 00:07:42,480 こっちのプラも、かっこいいのが多いんだもん。 115 00:07:42,720 --> 00:07:44,160 それって持って帰れんの? 116 00:07:46,460 --> 00:07:53,660 うーん、東京結界から続くシナリオで、 品物がそこにあることにしちゃえば、持って帰れると思うんだよね、多分。 117 00:07:54,575 --> 00:07:55,575 メテオラさんの理屈的には。 118 00:07:55,920 --> 00:07:57,160 それも仮説だろ? 119 00:07:57,640 --> 00:08:01,000 聞いてる感じだと、多元宇宙論に近いんだけど。 120 00:08:02,270 --> 00:08:07,920 実際元の場所に連結するのか、新しい分岐世界ができるのか、それとも融合するのか。 121 00:08:08,160 --> 00:08:10,060 観測の仕様がないからな。 122 00:08:10,740 --> 00:08:18,380 あの、二人とも、元の場所へ戻れない可能性があっても、やっぱり、まだ帰りたい? 123 00:08:19,060 --> 00:08:22,160 分からないんだったら、試してみるしかないじゃありませんか。 124 00:08:22,820 --> 00:08:30,220 そう。 こっちはこっちで悪くない世界だけど、僕ら、あっちでやらなきゃいけないことがあるからね。 125 00:08:30,955 --> 00:08:35,060 なら、一か八かでもいいんだ。僕らは行くよ。 126 00:08:35,820 --> 00:08:41,700 そういうとこ、やっぱり主人公なんだな。 モノマギア第二期、こうご期待だね。 127 00:08:42,805 --> 00:08:44,560 そうや、うちもやるよ。 128 00:08:44,880 --> 00:08:45,880 何を? 129 00:08:46,210 --> 00:08:54,280 この間の東京決壊が受けたんで、ミルキーウェイの番外編。 正式にアニメのお金出してもらえることになったんだよね。 130 00:08:56,580 --> 00:09:01,400 ま、まさか、あの布の小さいハレッジ衣装を、また、私に。 131 00:09:01,880 --> 00:09:02,880 イエース! 132 00:09:03,000 --> 00:09:04,300 イエース! 133 00:09:07,180 --> 00:09:09,980 だから、頑張って、もっと小さくするぜ! 134 00:09:11,940 --> 00:09:16,280 よかった、僕。中野金さんが多少は常識のある人で。 135 00:09:16,730 --> 00:09:19,620 失礼な。僕はジェントルマンですよ。 136 00:09:19,820 --> 00:09:24,380 中野金さん、せっかくですから、花のやくんの水着替え作りましょうよ。 137 00:09:24,990 --> 00:09:30,200 ああ、かもしかのような花のやくんの美しい生足、見たいな。 138 00:09:31,280 --> 00:09:35,200 マリネさん、声、いやらしいです。 139 00:09:42,170 --> 00:09:45,930 ソータ殿、私は、いまだに疑問疑を持っている。 140 00:09:47,370 --> 00:09:50,830 なぜ、あの時、彼女が限界できたのかを。 141 00:09:52,810 --> 00:09:55,910 僕は少し、ずるをしたんだ。 142 00:09:57,865 --> 00:10:01,150 僕の才能じゃ、きっと島崎さんは、呼び戻せなかった。 143 00:10:02,750 --> 00:10:06,150 今でも、僕はそれだけを残念に思ってる。 144 00:10:08,730 --> 00:10:13,970 マガネの力は、あくまでも限界するための承認力をねじ曲げただけ。 145 00:10:15,260 --> 00:10:20,250 呼び戻した人格が、あの刹那でなければ、作戦は失敗していた。 146 00:10:21,190 --> 00:10:22,830 わかりますか、ソータ殿。 147 00:10:23,990 --> 00:10:29,030 分身たるアルタイルが認める島崎刹那を、あなたは描き切った。 148 00:10:29,510 --> 00:10:33,350 だからこそ、世界は大断縁を迎えられた。 149 00:10:34,350 --> 00:10:40,070 私が思うに、あの時、限界したのは、きっと… 150 00:10:43,140 --> 00:10:44,950 いや、やめておきましょう。 151 00:10:45,890 --> 00:10:48,010 もう、すべては終わったこと。 152 00:11:07,680 --> 00:11:13,140 有限の門、ヘポスの鐘、メルクリウスの靴をとはと呼ぶ。 153 00:11:13,480 --> 00:11:15,880 それは、無限の海へと通じる。 154 00:11:19,900 --> 00:11:22,740 機関の門、うまく発言できましたね。 155 00:11:23,480 --> 00:11:24,840 術式は問題ない。 156 00:11:25,500 --> 00:11:31,420 しかし、修復力の大きさから考えると、恐らく今日が最後の機会。 157 00:11:34,100 --> 00:11:39,600 宝田さんは、やっぱり… 来ないってさ、 思い出すのが辛いんだろうな。 158 00:11:39,940 --> 00:11:40,960 搬送を始めます。 159 00:11:51,060 --> 00:11:54,360 ああ、これで彼の役ともお別れだ。 160 00:11:54,920 --> 00:11:56,500 そう思うと、何だか寂しみ。 161 00:11:56,840 --> 00:11:59,940 ああ、お土産が邪魔で操縦しづらい! 162 00:12:00,580 --> 00:12:01,660 まったく… 163 00:12:03,540 --> 00:12:04,540 それじゃあ、先! 164 00:12:09,330 --> 00:12:11,240 最後まで騒がしい奴だぜ。 165 00:12:23,220 --> 00:12:24,880 じゃあね、先生。 166 00:12:25,470 --> 00:12:27,880 きっちり脱物ぶっ殺してやっからよ! 167 00:12:28,340 --> 00:12:30,400 何か褒美、用意しとけよ! 168 00:12:47,940 --> 00:12:50,560 大西さんはすぐそれなんだから。 169 00:12:52,885 --> 00:13:01,040 いいですか?恥ずかしい格好は100歩譲ってあきらめますけど、 まさやき君とのこと、本当にお願いしますよ! 170 00:13:01,860 --> 00:13:02,860 はい。 171 00:13:07,500 --> 00:13:15,040 でも、大西さん、ありがとう。まさやき君と会わせてくれて、感謝してます。 172 00:13:35,080 --> 00:13:36,260 感謝はせんよ。 173 00:13:37,400 --> 00:13:38,500 感謝してもらおうと思って。 174 00:13:39,080 --> 00:13:44,400 でも、助けてくれたわ。悪い神様じゃない、そうですよね。 175 00:13:48,230 --> 00:13:53,180 姉ちゃん、悪い神様やで。またあんたのこと、死なせてまうかもしれへんよ。 176 00:13:53,560 --> 00:14:00,660 まったく、君ならやるだろうな。だが止められん。まさに、運命そのものだ。 177 00:14:01,120 --> 00:14:02,420 ほんなら残るか? 178 00:14:03,635 --> 00:14:05,400 君と一緒の世界で生きるのはごめんだ。 179 00:14:12,290 --> 00:14:16,550 これからもうちは命削って、あんたらにひどいことするで。 180 00:14:17,730 --> 00:14:20,550 聖夜から、死ぬ気で乗り越えや。 181 00:14:32,860 --> 00:14:33,860 最後はメテオラか。 182 00:14:34,200 --> 00:14:35,420 さみしくなります。 183 00:14:35,960 --> 00:14:43,660 メテオラさん、本当に何と言ったらいいか分からないけど、もう会えないと思うと、僕は。 184 00:14:44,400 --> 00:14:47,120 いつだって会えます、ソータ殿。 185 00:14:47,800 --> 00:14:57,680 そ、そうだね。暴る剣をプレイすれば、いつでもそこに。 いえ、そういう意味ではなく、端的に言うと、私はもう帰れない。 186 00:14:57,980 --> 00:14:58,980 え? 187 00:14:59,640 --> 00:15:13,500 実は、メテオラさんと何度かリハーサルを行いましたが、 術式を展開するには、 どうしても外側に施術者が必要なのです。つまり… 自分を繰り返すことはできないのか? 188 00:15:13,900 --> 00:15:21,860 自分を掴んで投げるようなもの。他の方法を試すには、あまりにも世界の修復力が強すぎた。 189 00:15:22,545 --> 00:15:39,780 で、でもメテオラさん… 問題ない。私はこの世界を愛している。それに、いずれにしろ帰れないのであれば、 私もここで皆さんのように、世界を作ってみたい。そう思うようになった。 190 00:15:40,610 --> 00:15:41,610 マジかよ。 191 00:15:46,500 --> 00:15:59,440 アルタイルが口にしたように、情熱と絶望と、良い願いも悪い願いも、衝動の中に含まれた。 そんな物語を私も自分で綴ってみたい。 192 00:16:00,600 --> 00:16:14,280 私の創造手が愛した世界の中で、私の物語が何を繋げ、 何を彩っていくのかを、天命の尽きるまで見続けていきたい。そう思ったのです。 193 00:16:14,700 --> 00:16:17,200 でも、魔力はもう消えちゃうんでしょ? 194 00:16:17,640 --> 00:16:28,340 創作に魔力はいりません。いるのは情熱と修練。 そして後は、天運が決める。ならば戦う余地がある。 195 00:16:29,140 --> 00:16:35,700 ここで生活するために必要な書類は一通り揃っていますが、 後で問題が起きないよう、 196 00:16:35,712 --> 00:16:43,800 もう一度整えておきます。対策委員会は解散しますが、 これが最後の仕事ですね。体感前に仕上げないと。 197 00:16:44,160 --> 00:16:45,160 体感って? 198 00:16:45,440 --> 00:16:47,560 菊池原さん、省庁辞めちゃうんですか? 199 00:16:48,760 --> 00:16:52,780 固い職業なのに、もったいないな。辞めて、どこ行くの? 200 00:16:57,060 --> 00:17:01,180 では、名刺をお預かりします。松原先生。 201 00:17:03,360 --> 00:17:06,640 驚いたな、菊池原さんがまさか。 202 00:17:06,940 --> 00:17:10,600 おかげさまで、あの事件をきっかけにつてができまして。 203 00:17:11,300 --> 00:17:16,600 それでは、青年部門で受賞されました、宝田先生に一言ご挨拶を。 204 00:17:23,020 --> 00:17:25,060 宝田さん、受賞をおめでとう。 205 00:17:25,720 --> 00:17:31,240 ありがとうございます、松原さん。これでアリステリアも喜んでくれるかな? 206 00:17:32,220 --> 00:17:34,280 あんまりコンツめすぎない方がいいよ。 207 00:17:35,630 --> 00:17:39,820 アリステリアに言われたんですよ。面白いものを死ぬ気で書けって。 208 00:17:40,980 --> 00:17:45,820 だから、もっと上を目指していかないと、まだ足りない気がして。 209 00:17:47,605 --> 00:17:48,820 あいつに報えない気がしちゃって。 210 00:17:49,920 --> 00:17:53,960 どうしても、納得がいかなくて救済することも度々あります。 211 00:17:55,640 --> 00:17:56,780 良くないですよね。 212 00:17:57,640 --> 00:18:02,500 俺もね、宝田さん。セレジアのことでそう思うことがありますよ。 213 00:18:03,300 --> 00:18:08,060 全然足りないんじゃないか。こんなもん書いてちゃダメなんじゃないかって。 214 00:18:09,070 --> 00:18:16,160 でも上じゃなくて、俺たちは先へ行かなきゃ。物語がハッピーエンドに近づくように先へね。 215 00:18:17,160 --> 00:18:19,780 物語が進めば読者が喜ぶよ。 216 00:18:20,300 --> 00:18:24,480 読者が喜んでくれるなら、アリステリアもきっと喜んでくれる。 217 00:18:25,340 --> 00:18:29,380 松原さん、そのうちまた一緒に仕事しませんか? 218 00:18:30,020 --> 00:18:31,640 俺、差し柄書きますよ。 219 00:18:32,020 --> 00:18:33,380 作風合わないよ。 220 00:18:33,680 --> 00:18:34,680 それでも。 221 00:18:38,460 --> 00:18:40,380 やっぱり、悔しいよ。 222 00:18:41,520 --> 00:18:46,060 この事件を解決したのは、島崎せつなっていうイレギュラーの存在で、 223 00:18:46,995 --> 00:18:56,080 僕たちの作った設定も、伏線も、キャラクターも、 結局アルタイルに、アルタイルという物語に叶わなかった。 224 00:18:57,670 --> 00:19:03,440 正直、世界の滅亡なんかより、僕は、それが悔しい。 225 00:19:04,220 --> 00:19:07,280 んじゃもうやめる?物作り。 226 00:19:09,300 --> 00:19:10,300 まさか。 227 00:19:47,380 --> 00:19:51,860 双冠の甲。 双冠の甲、いかがお過ごしでしょうか。 228 00:19:54,170 --> 00:20:00,360 マリネ女子の家からの引っ越しも一段落し、ようやく小説も終わりが見えてきました。 229 00:20:01,600 --> 00:20:04,380 連行文庫の新人賞に応募しようと思います。 230 00:20:05,340 --> 00:20:08,400 ですが、題名を考えあぐねています。 231 00:20:15,120 --> 00:20:20,320 お久しぶりです。相田です。落ち着いたみたいで良かったです。 232 00:20:21,540 --> 00:20:24,440 僕の本も、ちょうど投稿作品を一つ完成させました。 233 00:20:28,100 --> 00:20:37,080 そう。戦いは続くけれど、やれるわよ。きっと、 234 00:20:37,740 --> 00:20:43,640 精霊基礎局フォーゲルシバリエ、セカンドシーズン始動!来年1月より放送開始! 235 00:20:49,340 --> 00:20:51,480 形にせずにはいられない。 236 00:20:52,560 --> 00:20:57,060 たとえ失敗しても、誰にも認められなくても。 237 00:20:57,600 --> 00:21:01,780 それでも、僕は知っている。 238 00:21:02,805 --> 00:21:07,640 そうやって生まれた沢山の物語が、時に誰かの心に届き、 239 00:21:08,100 --> 00:21:13,320 そして、その人の日常を違うものに変えてくれることを。 240 00:21:14,360 --> 00:21:24,960 そう、ささやかだけど、美しい光景に。 241 00:22:34,940 --> 00:22:37,940 世界に、何かです。 何かが、どこにいても、 242 00:22:38,560 --> 00:23:00,240 消えなくなって、 僕は、今は、 僕の世界を放っている。 243 00:23:05,820 --> 00:23:31,410 だから、私は、 僕の墨を、 静かに、 僕の世界を、 私の世界を、 どれだけ、