1 00:00:35,002 --> 00:00:37,504 (スバル)ハァハァハァ…。 2 00:00:37,504 --> 00:00:42,009 お前 なんなんだよ? 3 00:00:42,009 --> 00:00:46,179 あっ! あ~! なんなんだよ!? おい! 4 00:00:46,179 --> 00:00:49,182 あっ! ハァ… なかった! 5 00:00:49,182 --> 00:00:53,353 こんな傷は 絶対になかった! なかったんだよ! 6 00:00:53,353 --> 00:00:57,024 あ~! ハッ! まさか…。 7 00:00:57,024 --> 00:01:03,030 俺の意識が途切れた間に ナツキ・スバルが戻ってきたのか? 8 00:01:03,030 --> 00:01:05,198 ハァ…。 9 00:01:05,198 --> 00:01:07,701 ナツキ・スバルが メィリィを殺して➡ 10 00:01:07,701 --> 00:01:11,705 俺の腕に その証拠を 刻んだっていうのか? 11 00:01:11,705 --> 00:01:15,375 どうかしてる! 意味が わからねえ! 12 00:01:15,375 --> 00:01:17,711 お前が ナツキ・スバルなら➡ 13 00:01:17,711 --> 00:01:21,048 俺は… お前は…。 14 00:01:21,048 --> 00:01:24,051 誰なんだ!? 15 00:01:39,666 --> 00:01:45,839 次に会えたら お前は もう 容疑者じゃないよ メィリィ。 16 00:01:45,839 --> 00:01:48,675 もっとも 探偵役が犯人ってのも➡ 17 00:01:48,675 --> 00:01:51,178 ミステリーのお約束だけどな。 18 00:01:51,178 --> 00:01:55,382 んっ…。 とにかく 今は時間を稼がなきゃ。 19 00:01:59,019 --> 00:02:02,356 ハァ…。 (エミリア)あっ スバル! こんな所にいたのね! 20 00:02:02,356 --> 00:02:05,192 ごめん 驚かせちゃった? 21 00:02:05,192 --> 00:02:07,194 おっ… 驚いたけど➡ 22 00:02:07,194 --> 00:02:09,863 いきなりだったからってだけで 全然 平気。 23 00:02:09,863 --> 00:02:11,865 エミリアちゃんは どうしたの? 24 00:02:11,865 --> 00:02:14,534 私は 何か ひらめかないかなって➡ 25 00:02:14,534 --> 00:02:16,536 塔の中を歩き回ってたの。 あっ…。 26 00:02:16,536 --> 00:02:19,206 (エミリア)ねえ スバル。 うん? 27 00:02:19,206 --> 00:02:22,542 今の また 何かの悪ふざけ? 28 00:02:22,542 --> 00:02:24,878 スバル ほんとに大丈夫? 29 00:02:24,878 --> 00:02:27,381 やっぱり まだ 調子が戻ってないんじゃない? 30 00:02:27,381 --> 00:02:31,718 だっ… 大丈夫だって。 ちょっと考え込んでただけで…。 31 00:02:31,718 --> 00:02:34,154 って… 俺のこと よく見てるね。 32 00:02:34,154 --> 00:02:36,323 なんだか 最近➡ 33 00:02:36,323 --> 00:02:39,660 気付くと スバルを 目で 追っかけちゃってることが多くて。 34 00:02:39,660 --> 00:02:41,661 不思議よね。 35 00:02:41,661 --> 00:02:45,332 そういえば メィリィのことだけど…。 あっ! 36 00:02:45,332 --> 00:02:49,503 気が早いかもしれないけど ここから無事に戻れたら➡ 37 00:02:49,503 --> 00:02:52,339 メィリィのこと ちゃんとしてあげたいって思うの。 38 00:02:52,339 --> 00:02:54,341 ちゃんと? 39 00:02:54,341 --> 00:02:58,845 もちろん あの子が 1年前に したことは 悪いことだし➡ 40 00:02:58,845 --> 00:03:01,681 簡単に信じちゃだめなのも わかるんだけど…。 41 00:03:01,681 --> 00:03:05,519 でも 砂丘を越えられたのは メィリィのおかげでしょ? 42 00:03:05,519 --> 00:03:09,022 つまり 恩赦ってやつか。 うん。 43 00:03:09,022 --> 00:03:12,692 せめて 地下の座敷ろうから 出してあげて➡ 44 00:03:12,692 --> 00:03:15,529 みんなと一緒の生活くらいは させてあげたいなって。 45 00:03:15,529 --> 00:03:17,864 くだらねえ。 えっ? 46 00:03:17,864 --> 00:03:20,200 くだらねえって言ったんだよ。 47 00:03:20,200 --> 00:03:22,369 気が早い? そのとおりだよ。 48 00:03:22,369 --> 00:03:26,707 こんな状況で 先の展望の話なんて できるもんかよ! スバル…。 49 00:03:26,707 --> 00:03:29,543 急に どうしたの? 機嫌が悪くても➡ 50 00:03:29,543 --> 00:03:31,545 そんな言い方したら だめじゃない! 51 00:03:31,545 --> 00:03:34,815 つらいなら ふてくされてないで ちゃんと話して。 52 00:03:34,815 --> 00:03:39,152 スバルが困ってるなら 私だって 一緒に困ってあげる。 53 00:03:39,152 --> 00:03:42,489 でも 1人で抱え込んで 1人で むしゃくしゃして➡ 54 00:03:42,489 --> 00:03:44,591 1人で終わりにしちゃうのは やめて! 55 00:03:46,827 --> 00:03:50,330 あっ…。 (エミリア) わかってくれる? 私の心臓。 56 00:03:50,330 --> 00:03:55,001 全然 怒ってないから。 幻滅も しないから。 57 00:03:55,001 --> 00:03:57,838 だから 話して。 58 00:03:57,838 --> 00:03:59,840 どうして…。 59 00:04:02,008 --> 00:04:05,512 エミリア 俺は…。 うん。 60 00:04:05,512 --> 00:04:08,849 俺は…。 (ラム)エミリア様! バルス! あっ…。 61 00:04:08,849 --> 00:04:12,686 どうしたの? ラム。 すぐに 3層の書庫へ。 62 00:04:12,686 --> 00:04:16,857 (ベアトリス)来たかしら。 大変な物を見つけたって。 63 00:04:16,857 --> 00:04:20,360 いい知らせとは言えないのは 確かなのよ。 64 00:04:20,360 --> 00:04:22,863 むしろ 凶兆と呼ぶべき物かしら。 65 00:04:22,863 --> 00:04:26,533 前置きはいい。 何があったんだ? 66 00:04:26,533 --> 00:04:31,705 上から2段目 いちばん右にある本なのよ。 67 00:04:31,705 --> 00:04:33,974 ハッ! うそ…。 んっ? 68 00:04:33,974 --> 00:04:38,311 (エミリア)『メィリィ・ポートルート』。 あっ…。 69 00:04:38,311 --> 00:04:40,480 ベアトリス この本 読んだの? 70 00:04:40,480 --> 00:04:43,984 まだ 確かめてないかしら。 それは なんで? 71 00:04:43,984 --> 00:04:47,487 死者の書の扱いは 慎重にすべきなのよ。 72 00:04:47,487 --> 00:04:51,658 そもそも ベティーたちの知る あのメィリィの本だとすれば…。 73 00:04:51,658 --> 00:04:54,828 ハッ! メィリィが塔の中で…。 74 00:04:54,828 --> 00:04:57,998 大変! すぐに捜さないと! 待つかしら。 あっ…。 75 00:04:57,998 --> 00:05:01,001 もし これが 本当に あの娘の本なら➡ 76 00:05:01,001 --> 00:05:03,003 急いで捜しても手遅れなのよ。 77 00:05:03,003 --> 00:05:05,338 (シャウラ)な~んか 騒がしく呼ばれたっすけど➡ 78 00:05:05,338 --> 00:05:07,340 どうしちまったっすか~? 79 00:05:07,340 --> 00:05:09,509 シャウラ 来てくれたのね。 80 00:05:09,509 --> 00:05:13,346 お前 食事のあと メィリィを どこかで見かけなかったかしら? 81 00:05:13,346 --> 00:05:16,683 見てねえっす。 ちびっ子2号 どうかしたんすか? 82 00:05:16,683 --> 00:05:20,687 あのね 実は メィリィの名前の本が見つかったの。 83 00:05:20,687 --> 00:05:22,689 あ~ なるほど。 84 00:05:22,689 --> 00:05:26,026 2号 死んじまったっすか。 まあ しゃあないっすね。 85 00:05:26,026 --> 00:05:28,862 シャウラ お前 そんな言い方ねえだろ! 86 00:05:28,862 --> 00:05:31,531 やん! お師様 怒っちゃ嫌っす! 87 00:05:31,531 --> 00:05:34,301 それより 早く 2号の本を読んだほうが➡ 88 00:05:34,301 --> 00:05:37,637 手っとり早くないっすか? 手っとり早いって お前…。 89 00:05:37,637 --> 00:05:39,639 お師様が本を読んだら➡ 90 00:05:39,639 --> 00:05:41,975 きっと 2号が死んだ理由も わかるっすよ。 91 00:05:41,975 --> 00:05:46,646 あっ…。 確かに シャウラの言うことにも一理ある。 92 00:05:46,646 --> 00:05:50,150 スバル…。 死者の書が本物なら➡ 93 00:05:50,150 --> 00:05:52,986 あの娘の人生を 見ることになるのよ。 94 00:05:52,986 --> 00:05:56,823 2人とも 心配してくれんのは ありがたいよ。 95 00:05:56,823 --> 00:05:58,992 でも 誰かが やらなきゃいけないことだ。 96 00:05:58,992 --> 00:06:01,328 それなら スバルじゃなくて 私が…。 97 00:06:01,328 --> 00:06:04,164 それには ベティーが反対するかしら。 98 00:06:04,164 --> 00:06:08,835 誰かが読まなくちゃいけないなら スバルか ユリウスが適任なのよ。 99 00:06:08,835 --> 00:06:11,838 うん。 俺が見るよ。 100 00:06:11,838 --> 00:06:14,674 なに ひょっとしたら なんかの間違いで➡ 101 00:06:14,674 --> 00:06:17,510 意気込んだのに 何も起きないって パターンもあるでしょ? 102 00:06:17,510 --> 00:06:20,680 何かあったら すぐ 本から引き剥がすから。 103 00:06:20,680 --> 00:06:22,682 髪の毛 引っ張るからね! 104 00:06:22,682 --> 00:06:25,185 そこは穏便に 肩とか揺すって➡ 105 00:06:25,185 --> 00:06:27,687 呼び起こしてくれると うれしいかな。 106 00:06:32,025 --> 00:06:34,027 んっ…。 107 00:06:38,465 --> 00:06:41,801 いく。 108 00:06:41,801 --> 00:06:43,803 ハァ…。 109 00:06:46,640 --> 00:06:51,144 あっ… あ~! あっ! あ~! 110 00:06:53,146 --> 00:06:55,982 <スバル:自分の始まりを 意識したとき➡ 111 00:06:55,982 --> 00:06:58,985 女は 何も持っていなかった。 112 00:06:58,985 --> 00:07:01,655 周りには 誰もいなかった。 113 00:07:01,655 --> 00:07:06,326 暗い 暗い… 黒い 黒い 森で1人。 114 00:07:06,326 --> 00:07:08,995 女は ただ1人でいた。 115 00:07:08,995 --> 00:07:12,999 言葉を知らないから 嘆き方など知らない。 116 00:07:12,999 --> 00:07:17,671 歩き方を知らないから あらがい方など知らない> 117 00:07:17,671 --> 00:07:22,676 (うなり声) 118 00:07:27,514 --> 00:07:29,516 (鳴き声) 119 00:07:35,455 --> 00:07:37,791 <スバル:女は 何も得ないまま➡ 120 00:07:37,791 --> 00:07:41,127 獣の牙にかかって 命を終えるはずだった> 121 00:07:41,127 --> 00:07:43,129 (落下音) 122 00:07:50,136 --> 00:07:53,974 <スバル:生きる方法を覚えた女は 死のうなどとは思わない> 123 00:07:53,974 --> 00:07:57,143 ((メィリィ:ハァハァハァ…)) (ギルティラウの咆哮) 124 00:07:57,143 --> 00:07:59,646 <スバル:野生の流儀を命で学ぶ> 125 00:07:59,646 --> 00:08:01,648 ((うお~! 126 00:08:01,648 --> 00:08:04,150 (咆哮) 127 00:08:04,150 --> 00:08:06,653 くっ…。 (においを嗅ぐ音) 128 00:08:06,653 --> 00:08:09,489 ハッ…)) 129 00:08:09,489 --> 00:08:11,791 <スバル:やがて 女は…> 130 00:08:14,494 --> 00:08:20,667 <スバル:獣たちの女王となった> (咆哮) 131 00:08:20,667 --> 00:08:22,669 (叫び声) 132 00:08:25,505 --> 00:08:29,843 ((エルザ:ンフフ。 (うなり声) 133 00:08:29,843 --> 00:08:32,512 ハッ! グルルルルルルル…。 134 00:08:32,512 --> 00:08:36,449 うっ! あ~! 135 00:08:36,449 --> 00:08:39,452 ああ…。 連れ帰れと言われているの。 136 00:08:39,452 --> 00:08:41,955 だから 一緒に来てもらうわ。 137 00:08:51,464 --> 00:08:55,468 (叫び声) 138 00:08:55,468 --> 00:09:00,473 フッ…。 フゥフゥ…。 139 00:09:00,473 --> 00:09:07,647 (カペラ)嘆き方も あらがい方も 生き方も なくしやがった? 140 00:09:07,647 --> 00:09:10,483 アハハハハ! そんな そんな➡ 141 00:09:10,483 --> 00:09:13,486 つまんねえ言い訳 並べられても➡ 142 00:09:13,486 --> 00:09:16,589 知ったこっちゃねえんですよ。 ハッ! 143 00:09:19,492 --> 00:09:22,662 (カペラ)嘆け 私のために。 144 00:09:22,662 --> 00:09:26,833 あらがえ 私のために。 145 00:09:26,833 --> 00:09:31,004 生きろ! 私を愛するために! 146 00:09:31,004 --> 00:09:35,775 何もかも なくした 忘れた 失った なんて言いやがるんなら➡ 147 00:09:35,775 --> 00:09:40,280 私が しつけてやろうじゃねえですか。 148 00:09:40,280 --> 00:09:46,786 それが 母親の務めってもんですからね。 149 00:09:46,786 --> 00:09:48,788 うぅ… うっ うっ うっ…。 150 00:09:48,788 --> 00:09:51,291 (カペラ)フッ… ハハハハハハハ! うぅ…。 151 00:09:53,626 --> 00:09:56,629 (エルザ)あの人の言いなりになるのは やめなさい。 152 00:09:56,629 --> 00:09:59,799 私以外 きっと 命が いくつあっても➡ 153 00:09:59,799 --> 00:10:01,968 足りなくなってしまう でしょうから)) 154 00:10:01,968 --> 00:10:03,970 <スバル:憎い> 155 00:10:03,970 --> 00:10:06,272 ((ほら。 ありがとう)) 156 00:10:10,643 --> 00:10:12,645 <スバル:憎い> 157 00:10:15,148 --> 00:10:17,650 えっ? あっ… あっ! あっ… ぐっ! 158 00:10:17,650 --> 00:10:21,321 ぐっ… うっ! うっ… うぅ…。 159 00:10:21,321 --> 00:10:23,323 <スバル:憎いのか。 160 00:10:23,323 --> 00:10:26,125 憎しみとは 一体 なんなのか> 161 00:10:28,661 --> 00:10:30,663 <スバル:悲しい> 162 00:10:34,834 --> 00:10:39,839 <スバル:悲しい> ((うわ~!)) (叫び声) 163 00:10:45,845 --> 00:10:48,848 <スバル:悲しいのか。 164 00:10:48,848 --> 00:10:53,019 悲しみとは 一体 なんなのか。 165 00:10:53,019 --> 00:10:55,021 ただ流され➡ 166 00:10:55,021 --> 00:11:00,860 何かを模倣して 生きてきた女には 本物の感情が わからない。 167 00:11:00,860 --> 00:11:02,862 エルザを失った今➡ 168 00:11:02,862 --> 00:11:08,368 女は 誰を模倣し 何を規範に生きればいいのか。 169 00:11:08,368 --> 00:11:11,037 いっそ しつけと称して 母が➡ 170 00:11:11,037 --> 00:11:15,141 女に死ねと命じてくれたりすれば そのとおりに…> 171 00:11:17,877 --> 00:11:19,879 ((それは嫌よ。 172 00:11:19,879 --> 00:11:21,881 あっ…。 (扉の開く音) 173 00:11:25,552 --> 00:11:28,555 (メィリィ)せめて 答えが知りたいわ。 174 00:11:28,555 --> 00:11:39,165 ♬~ 175 00:11:39,165 --> 00:11:42,001 (スバル)なんだ お前も来てたのかよ。 ハッ! 176 00:11:42,001 --> 00:11:46,005 俺も ちょっと 探したい本があってな。 ハッ…。 177 00:11:46,005 --> 00:11:50,843 えっ? 夜更かしするなよ メィリィ!)) 178 00:11:50,843 --> 00:11:55,682 <スバル:何をしていたのか見られた。 知られた。 気付かれた。 179 00:11:55,682 --> 00:11:59,352 見られたくなかった。 知られたくなかった> 180 00:11:59,352 --> 00:12:13,700 ♬~ 181 00:12:13,700 --> 00:12:16,536 ((薄っぺらいな お前。 ハッ! 182 00:12:16,536 --> 00:12:20,373 フッ…。 こびるなよ 気持ち悪い。 183 00:12:20,373 --> 00:12:24,377 誰も お前に そんなこと 望んじゃいないさ。 んっ…。 184 00:12:24,377 --> 00:12:27,380 澄まし顔するなよ お人形。 185 00:12:27,380 --> 00:12:32,051 自分の胸の奥の 本当の望みも聞こえねえか? 186 00:12:32,051 --> 00:12:36,489 本当の望み? 望みに耳を傾けろ。 187 00:12:36,489 --> 00:12:40,326 そうすれば 少しは 自分ってもんが見えてくる。 188 00:12:40,326 --> 00:12:42,662 やりたいことも はっきり わかる。 189 00:12:42,662 --> 00:12:48,167 自分が やりたいこと 望み。 それは…。 190 00:12:48,167 --> 00:12:53,339 その顔 いいね! 味わい深い! 191 00:12:53,339 --> 00:12:58,011 自分の望みが わかったら もっと らしく 動けよ。 あっ…。 192 00:12:58,011 --> 00:13:02,181 お前の退屈な悩みも つまらない苦しみも➡ 193 00:13:02,181 --> 00:13:05,852 俺が覚えててやる。 う~ん。 ハッ…。 194 00:13:05,852 --> 00:13:08,354 あっ…。 195 00:13:11,524 --> 00:13:14,360 あっ…。 196 00:13:14,360 --> 00:13:17,030 昨日の夜の話だけど➡ 197 00:13:17,030 --> 00:13:22,368 私は どのくらい 真に受けていいのかしら? 198 00:13:22,368 --> 00:13:26,172 ここじゃ なんだな。 場所を変えよう。 199 00:13:31,878 --> 00:13:34,147 悪いな メィリィ。 えっ? 200 00:13:34,147 --> 00:13:38,651 あっ… ぐっ! うっ… あっ… ハッ! 201 00:13:38,651 --> 00:13:40,653 ああ…。 202 00:13:40,653 --> 00:13:43,990 それを 直接 聞くのは ルール違反だ! がっ!)) 203 00:13:43,990 --> 00:13:46,826 <スバル:結局 何ができたのか> (笑い声) 204 00:13:46,826 --> 00:13:50,496 <スバル:あの森で 1人だったころから➡ 205 00:13:50,496 --> 00:13:53,499 何もできないまま 意味なんてなく…。 206 00:13:53,499 --> 00:13:57,503 殺される。 殺される> (笑い声) 207 00:13:57,503 --> 00:14:00,173 <スバル:殺される。 殺される。 208 00:14:00,173 --> 00:14:02,675 殺される> (笑い声) 209 00:14:02,675 --> 00:14:04,677 <スバル:殺される> あっ! 210 00:14:04,677 --> 00:14:07,180 あ~! (ベアトリス/エミリア)あっ! 211 00:14:07,180 --> 00:14:09,682 (スバル)あっ… ハァハァハァ…。 212 00:14:09,682 --> 00:14:14,520 わっ… 私は… ハァ…。 あっ? えっ? 俺? 213 00:14:14,520 --> 00:14:16,856 深呼吸! 深呼吸するかしら! (スバル)今 今…。 214 00:14:16,856 --> 00:14:18,858 (ベアトリス)無理に しゃべるんじゃないのよ。 215 00:14:18,858 --> 00:14:21,527 エミリア! 本に触っちゃいけないかしら。 216 00:14:21,527 --> 00:14:25,365 混ざり合ってしまうのよ。 混ざるって この本は何をしたの? 217 00:14:25,365 --> 00:14:28,034 俺… 俺だよな? 218 00:14:28,034 --> 00:14:31,704 私じゃなく 俺で…。 深く潜り過ぎたかしら。 219 00:14:31,704 --> 00:14:34,974 エルザは いなくて…。 スバル 思い出して。 大丈夫? 220 00:14:34,974 --> 00:14:39,979 あなたは ナツキ・スバル。 私の騎士様! ああ… あっ… ハァ… あっ…。 221 00:14:39,979 --> 00:14:42,648 (襟ドナ)改めて聞こう ナツキ君。 222 00:14:42,648 --> 00:14:46,486 君が見た 本の内容は? 223 00:14:46,486 --> 00:14:50,490 メィリィの記憶だった。 (エミリア/ベアトリス)あっ…。 224 00:14:50,490 --> 00:14:52,992 ((首を絞められて 苦しい 苦しいって➡ 225 00:14:52,992 --> 00:14:55,661 ばたばたしちゃったのよね)) 226 00:14:55,661 --> 00:14:58,831 あっ! あ~! ハァハァハァ…。 落ち着くのよ スバル。 落ち着いて。 227 00:14:58,831 --> 00:15:03,169 今は 自分を取り戻すのに 集中するかしら。 あっ 悪い。 228 00:15:03,169 --> 00:15:08,508 いいのよ。 こんなときぐらい ベティーに 全力で寄りかかるかしら。 229 00:15:08,508 --> 00:15:11,844 (ユリウス)ラム女史 あなたは どう考えている? 230 00:15:11,844 --> 00:15:15,181 バルスの話が確かなら メィリィは もう…。 231 00:15:15,181 --> 00:15:17,517 ((この2人は冷静じゃな~い?)) あっ…。 232 00:15:17,517 --> 00:15:21,354 ((ちゃ~んと 私のこと 警戒してたからでしょうけど)) 233 00:15:21,354 --> 00:15:23,523 うっ… うぅっ! ハァハァ…。 スバル 落ち着いて。 234 00:15:23,523 --> 00:15:26,192 この体たらくで うそがつけるほど➡ 235 00:15:26,192 --> 00:15:28,528 バルスは 器用でも 薄情でもないでしょう。 236 00:15:28,528 --> 00:15:30,863 裏付けるために 私が読むことも…。 237 00:15:30,863 --> 00:15:34,967 賛成はしかねる。 ナツキ君の様子を見るとね。 238 00:15:34,967 --> 00:15:37,303 とにかく じっとなんかしてられないわ! 239 00:15:37,303 --> 00:15:39,472 メィリィを捜しましょう! 捜す? 240 00:15:39,472 --> 00:15:41,474 見つけても もう 遅いのかもしれない。 241 00:15:41,474 --> 00:15:43,476 だけど これ以上 あの子を➡ 242 00:15:43,476 --> 00:15:45,478 独りぼっちになんてしちゃ だめでしょう? 243 00:15:45,478 --> 00:15:49,482 ((死んじゃう前は 気にも かけてくれなかったくせに)) 244 00:15:49,482 --> 00:15:53,820 今日の方針は 変更せざるをえないだろうね。 245 00:15:53,820 --> 00:15:55,822 手分けして 彼女を捜そう。 246 00:15:55,822 --> 00:15:58,324 スバル どうだろうか? あっ…。 247 00:15:58,324 --> 00:16:01,828 君は メィリィ嬢の最期を…。 248 00:16:01,828 --> 00:16:07,333 おっ… 俺は…。 ぐっ… んっ…。 249 00:16:07,333 --> 00:16:10,837 最後までは見てない。 250 00:16:10,837 --> 00:16:15,508 塔の中で 何かがあった。 それは間違いないけど…。 251 00:16:15,508 --> 00:16:17,810 ((残念)) 252 00:16:22,181 --> 00:16:24,183 んっ…。 253 00:16:29,522 --> 00:16:32,191 ハァ…。 254 00:16:32,191 --> 00:16:34,193 んっ! 255 00:16:38,130 --> 00:16:42,301 それで お前は どうするつもりなのよ。 256 00:16:42,301 --> 00:16:44,303 あ~しっすか? 257 00:16:44,303 --> 00:16:47,974 お師様。 えっ? なんだ? 258 00:16:47,974 --> 00:16:51,644 あ~しは ちびっ子2号を捜すべきっすか? 259 00:16:51,644 --> 00:16:55,648 それとも…。 んっ…。 260 00:16:55,648 --> 00:16:57,650 ((お兄さんと私の関係を➡ 261 00:16:57,650 --> 00:17:00,319 知ってるみたいに 聞こえな~い?)) 262 00:17:00,319 --> 00:17:03,322 シャウラ。 メィリィを頼む。 263 00:17:03,322 --> 00:17:06,158 了解っす! お師様のお望みなら➡ 264 00:17:06,158 --> 00:17:08,861 あ~しは なんでも えんやこ~らっす! 265 00:17:10,830 --> 00:17:14,667 ちゃんと わかったっすからね。 えっ? フフッ! 266 00:17:14,667 --> 00:17:18,504 エヘヘ! フフフフー! ヘヘヘヘヘヘ! なんなんだよ。 267 00:17:18,504 --> 00:17:21,507 考え過ぎるだけ無意味かしら。 268 00:17:21,507 --> 00:17:24,844 その本には もう 触らないほうがいいのよ。 269 00:17:24,844 --> 00:17:28,681 なんで お前は そんなに優しいんだ? 270 00:17:28,681 --> 00:17:32,685 また いきなりな質問かしら。 えっ? あっ… いや…。 271 00:17:32,685 --> 00:17:36,455 《「私」の死を隠そうとする 卑劣漢が。 272 00:17:36,455 --> 00:17:39,125 なぜ こんな男が好かれる? 273 00:17:39,125 --> 00:17:43,462 なぜ? 知りたい。 それを知りたい。 274 00:17:43,462 --> 00:17:46,465 なぜ? なぜ? なぜ? なぜ?》 275 00:17:46,465 --> 00:17:50,303 ((なぜなのか 私が 教えてあげちゃおうかしら?)) 276 00:17:50,303 --> 00:17:52,305 あっ…。 なっ! 277 00:17:52,305 --> 00:17:57,476 《エミリアたちは味方なのか 俺を殺した敵なのか。 278 00:17:57,476 --> 00:17:59,478 愛せるのか 愛せないのか。 279 00:17:59,478 --> 00:18:01,647 憎めるのか 憎めないのか》 280 00:18:01,647 --> 00:18:03,816 ((それを知る方法こそが➡ 281 00:18:03,816 --> 00:18:08,321 この死者の書なんじゃ ないの~?)) ハッ…。 282 00:18:08,321 --> 00:18:11,991 スバル やっぱり 調子が悪そうなのよ。 283 00:18:11,991 --> 00:18:14,994 緑部屋で休んだほうがいいかしら。 284 00:18:19,999 --> 00:18:25,004 《なんで みんな こんな俺に 優しくしてくれるんだよ》 285 00:18:25,004 --> 00:18:27,006 あっ…。 286 00:18:29,842 --> 00:18:33,279 ((ちょっと力を入れたら 折れちゃいそうじゃない? 287 00:18:33,279 --> 00:18:36,782 床にたたきつけたら 簡単に死んじゃいそう)) 288 00:18:36,782 --> 00:18:41,120 《そしたら また 死者の書は出現するのか? 289 00:18:41,120 --> 00:18:43,289 それを読めば こいつらが 俺に➡ 290 00:18:43,289 --> 00:18:45,791 こんなに 優しくしてくれる理由も…》 291 00:18:45,791 --> 00:18:50,296 あっ… あ~! スバル? 292 00:18:50,296 --> 00:18:53,966 あっ…。 これは…。 293 00:18:53,966 --> 00:18:55,968 えっ? 294 00:18:59,138 --> 00:19:01,140 んっ…。 295 00:19:01,140 --> 00:19:05,645 《見られた。 気付かれた》 あっ…。 296 00:19:05,645 --> 00:19:08,648 (ベアトリス)また 自分の手を 引っかいているのよ。 297 00:19:08,648 --> 00:19:10,850 悪い癖かしら。 298 00:19:16,989 --> 00:19:18,991 ((つまんないの)) 299 00:19:18,991 --> 00:19:21,160 違う…。 ((違わないわよ!)) 300 00:19:21,160 --> 00:19:24,497 違う! スバル? ハァハァ…。 301 00:19:24,497 --> 00:19:27,333 ああ… 悪い。 俺は大丈夫だ。 302 00:19:27,333 --> 00:19:29,335 ((ねえ お兄さん。 303 00:19:29,335 --> 00:19:32,938 人殺しは癖になるって 知ってるかしら?)) 304 00:19:32,938 --> 00:19:37,109 《確か どっかの名探偵の 言葉だっけか。 305 00:19:37,109 --> 00:19:40,613 一度 殺人で 問題を解決しようとしたやつは➡ 306 00:19:40,613 --> 00:19:43,949 次に 問題が起きたときも おんなじように誰かを殺して➡ 307 00:19:43,949 --> 00:19:46,285 解決しようとするっていう…》 308 00:19:46,285 --> 00:19:49,622 ((その名探偵さんのことは 知らないけど➡ 309 00:19:49,622 --> 00:19:53,459 そう… そういうことよ。 フフフ! 310 00:19:53,459 --> 00:19:57,963 癖はね 抜けないの~)) 311 00:19:57,963 --> 00:20:01,634 (スバル) えっ 見つからなかったのか? 312 00:20:01,634 --> 00:20:05,304 入ることのできる部屋は 一とおり 見て回ったわ。 313 00:20:05,304 --> 00:20:08,140 一応 レイドにも 話を聞いてみたんだけど➡ 314 00:20:08,140 --> 00:20:11,477 見てないって。 そっ… そうか。 315 00:20:11,477 --> 00:20:14,814 今日の結果は残念だったけど でも あしたは…。 316 00:20:14,814 --> 00:20:18,984 すまないが あした以降も 彼女の捜索を続けるつもりなら➡ 317 00:20:18,984 --> 00:20:22,321 僕は反対させてもらうよ。 エキドナ? 318 00:20:22,321 --> 00:20:24,323 そんなのだめよ! メィリィが➡ 319 00:20:24,323 --> 00:20:26,325 どんな気持ちでいるかも わからないのに! 320 00:20:26,325 --> 00:20:28,661 すでに 彼女には そうした感情的な機能は➡ 321 00:20:28,661 --> 00:20:30,663 残されていない。 322 00:20:30,663 --> 00:20:33,833 これ以上 時間を 無為には費やせない。 あっ…。 323 00:20:33,833 --> 00:20:36,836 ずいぶんと 話を急がせるものなのよ。 324 00:20:36,836 --> 00:20:39,338 残された食料にも限りがあります。 325 00:20:39,338 --> 00:20:42,508 アナスタシア様…。 今は 中身が違っていますが➡ 326 00:20:42,508 --> 00:20:44,510 おっしゃることには 一理あるかと。 327 00:20:44,510 --> 00:20:46,512 もめるなら あ~しと お師様と➡ 328 00:20:46,512 --> 00:20:49,181 無関係のとこで やってくれっすよ。 329 00:20:49,181 --> 00:20:53,018 あ~しは あ~しで お師様と幸せな家庭を築くっす! 330 00:20:53,018 --> 00:20:57,022 一姫二太郎三太夫っす! 今は静かにしてろ。 331 00:20:57,022 --> 00:21:01,360 僕は 僕が こうしているだけで アナの命を削っている。 332 00:21:01,360 --> 00:21:06,532 だから 1秒でも早く 塔を攻略し アナに 体を返してあげたい。 333 00:21:06,532 --> 00:21:11,871 わかったわ。 スバルも それでいい? ああ。 334 00:21:11,871 --> 00:21:15,875 メィリィも 俺たちが 足踏みするのを望まないと思う。 335 00:21:15,875 --> 00:21:19,044 うっ! ((うわ~! お兄さんったら すてきだわ! 336 00:21:19,044 --> 00:21:22,848 全然 自分でも信じてないくせに!)) 337 00:21:28,721 --> 00:21:31,123 んっ… んっ…。 338 00:21:35,494 --> 00:21:38,330 ((私の死体 どうにかしてくれるの?)) 339 00:21:38,330 --> 00:21:40,100 確かめないと お互い 気が済まないだろ。 340 00:21:40,100 --> 00:21:43,602 ((ウフフッ! それは そうね!)) 341 00:21:45,671 --> 00:21:47,673 あっ…。 342 00:21:59,685 --> 00:22:01,687 あっ? 343 00:22:03,689 --> 00:22:05,858 なんでだ!? (ラム)こんな夜更けに こそこそと➡ 344 00:22:05,858 --> 00:22:09,862 捜し物でもしているの? バルス。 345 00:22:09,862 --> 00:22:13,699 えっ? それとも 偽者と言うべきかしら。 346 00:22:13,699 --> 00:22:17,870 バルスの… ナツキ・スバルの出来損ない。 347 00:22:17,870 --> 00:22:20,206 よっ… 夜中に出歩いてただけで➡ 348 00:22:20,206 --> 00:22:22,541 ずいぶんと 悪者扱いしてくれるじゃねえか。 349 00:22:22,541 --> 00:22:25,377 誰にも見られていないとでも? 350 00:22:25,377 --> 00:22:28,581 いいえ 見ていたわよ。 えっ? 351 00:22:30,883 --> 00:22:33,485 ハッ! 352 00:22:33,485 --> 00:22:37,323 あっ… ハッ…。 353 00:22:37,323 --> 00:22:50,502 ♬~ 354 00:22:50,502 --> 00:22:52,504 殺人は…。