1 00:00:07,508 --> 00:00:10,511 (天乃)さぁ どうする? 2 00:00:10,511 --> 00:00:15,182 (大佐)屋上にいる乱奈くんに 六道の声は きっと届く。 3 00:00:15,182 --> 00:00:18,518 六道が屋上にたどりつけば 我々の勝ちだ。 4 00:00:18,518 --> 00:00:20,520 (六道)うん。 (課長)みんなで 道を⇒ 5 00:00:20,520 --> 00:00:24,858 切り開いてきたんだ。 絶対に無駄にはしないぞ! 6 00:00:24,858 --> 00:00:28,028 少し前までは 考えられなかった。 7 00:00:28,028 --> 00:00:30,030 (大佐)まさか こんな恐ろしい不良たちを⇒ 8 00:00:30,030 --> 00:00:33,033 相手にすることになるとは…。 9 00:00:33,033 --> 00:00:36,703 だが 術の運命に 立ち向かう六道を見て⇒ 10 00:00:36,703 --> 00:00:40,040 我々は 逃げずに戦う勇気を手にした。 11 00:00:40,040 --> 00:00:42,209 恐れることは 何もない! 12 00:00:42,209 --> 00:00:45,712 (大佐)行くぞ 課長! 2人で ヤツを抑えるんだ! 13 00:00:45,712 --> 00:00:48,916 (課長)絶対に放さないぞ! フフ…。 14 00:02:29,683 --> 00:02:32,185 (2人)うお~! (大佐)六道は この隙に⇒ 15 00:02:32,185 --> 00:02:35,022 階段を上がれ! (天乃)人に向けちゃ⇒ 16 00:02:35,022 --> 00:02:40,193 いけないものってさぁ 逆に向けたくなるよなぁ! 17 00:02:40,193 --> 00:02:42,696 (2人)あっ! (落ちる音) 18 00:02:42,696 --> 00:02:44,865 大佐! 課長! 19 00:02:44,865 --> 00:02:49,036 ゴホッ 消火器…。 クソ… ゴホッ。 20 00:02:49,036 --> 00:02:52,539 フフフハハ おもしれぇ。 21 00:02:52,539 --> 00:02:55,876 しかし 仲間思いだなぁ お前ら。 22 00:02:55,876 --> 00:02:59,379 雷乃のことも気になるか? 23 00:02:59,379 --> 00:03:01,982 アイツには失望したぜ。 24 00:03:01,982 --> 00:03:04,317 メイクも 蹴りも教えてやって⇒ 25 00:03:04,317 --> 00:03:07,154 そこそこ サマになったかと思ったが⇒ 26 00:03:07,154 --> 00:03:09,656 結局 半人前だ。 27 00:03:09,656 --> 00:03:14,327 しまいにゃ 任務も忘れて 学校だの 恋だのに浮つき⇒ 28 00:03:14,327 --> 00:03:18,165 普通の女みてぇな つまらないことを言い出す。 29 00:03:18,165 --> 00:03:21,668 救いようがない役立たずだ。 30 00:03:21,668 --> 00:03:24,671 なんだよ 役立たずって。 31 00:03:24,671 --> 00:03:28,508 はぁ? 雷乃さんは 妹だろ。 32 00:03:28,508 --> 00:03:30,677 あぁ そうだ。 だから⇒ 33 00:03:30,677 --> 00:03:33,346 兄貴の言うことを 聞くべきなんだ。 34 00:03:33,346 --> 00:03:36,183 なぁ 風乃。 35 00:03:36,183 --> 00:03:39,686 やっとわかった。 雷乃さんが なんで⇒ 36 00:03:39,686 --> 00:03:42,355 鬼島連合に入ったのか…。 37 00:03:42,355 --> 00:03:45,192 バカ野郎の兄貴のせいだ! 38 00:03:45,192 --> 00:03:47,694 褒め言葉として受け取るよ。 39 00:03:47,694 --> 00:03:50,363 (六道)雷乃さんは 学校が好きなんだ。 40 00:03:50,363 --> 00:03:53,533 楽しい学園生活を送りたいんだ。 41 00:03:53,533 --> 00:03:57,037 それでも 兄弟のそばにいる 雷乃さんの⇒ 42 00:03:57,037 --> 00:04:00,140 気持ちを ちゃんと理解しろ! 43 00:04:00,140 --> 00:04:03,643 ぐっ! (天乃)ハハハハ! いいぞ 風乃! 44 00:04:03,643 --> 00:04:07,481 六道はお前に任せるぜ。 俺は下の2人をやる。 45 00:04:07,481 --> 00:04:10,484 雷乃が好きな六道を 風乃が潰す。 46 00:04:10,484 --> 00:04:13,987 悲劇的すぎて最高に笑えるぜ。 47 00:04:13,987 --> 00:04:16,156 くっ…。 48 00:04:16,156 --> 00:04:20,660 あ… 風乃さん? 49 00:04:20,660 --> 00:04:23,163 あ…。 50 00:04:25,332 --> 00:04:27,667 え…。 51 00:04:27,667 --> 00:04:29,669 な… え え…。 あぁ…。 52 00:04:29,669 --> 00:04:31,671 え…。 53 00:04:34,674 --> 00:04:37,577 (雷乃)ありがとう… 六道。 54 00:04:40,680 --> 00:04:43,350 あっ 雷乃さん…。 55 00:04:43,350 --> 00:04:47,187 ここは私に任せて。 なるほどな。 56 00:04:47,187 --> 00:04:49,523 逆に? 逆にもう⇒ 57 00:04:49,523 --> 00:04:52,359 屋上 行かせちゃうっていう…。 58 00:04:52,359 --> 00:04:55,862 うん それはそれで おもしろい⇒ 59 00:04:55,862 --> 00:04:58,865 わけねえだろ! 何してんだ テメェ! 60 00:04:58,865 --> 00:05:01,301 六道 早く! うん! 61 00:05:01,301 --> 00:05:03,803 私のメイクに 気付かないようじゃ⇒ 62 00:05:03,803 --> 00:05:06,306 半人前は お兄ちゃんのほうね。 63 00:05:06,306 --> 00:05:12,012 雷乃 風乃… よくも俺をだましやがったな! 64 00:05:14,981 --> 00:05:17,484 <風乃:俺たちは菫3兄弟。 65 00:05:17,484 --> 00:05:21,488 見た目も 声もそっくりな 3つ子の兄弟。 66 00:05:21,488 --> 00:05:24,157 天乃兄ちゃんは 俺たちのリーダー。 67 00:05:24,157 --> 00:05:28,495 すごいメイク技術で 男にも 女にもなれた> 68 00:05:28,495 --> 00:05:32,499 ((天乃:雷乃 風乃 普通じゃつまんねえんだよ)) 69 00:05:32,499 --> 00:05:36,002 <風乃:常識を 次々と覆す天乃兄ちゃんに⇒ 70 00:05:36,002 --> 00:05:39,172 雷乃姉ちゃんも 俺も 憧れていた。 71 00:05:39,172 --> 00:05:42,175 いつしか 俺は女の格好に。 72 00:05:42,175 --> 00:05:45,178 雷乃姉ちゃんは男の格好に。 73 00:05:45,178 --> 00:05:48,515 3人で 毎日 悪さばかりしていた。 74 00:05:48,515 --> 00:05:51,184 天乃兄ちゃんみたいに なりたくて⇒ 75 00:05:51,184 --> 00:05:54,020 ずっと背中を追いかけていた。 76 00:05:54,020 --> 00:05:58,024 でも 天乃兄ちゃんの悪さは⇒ 77 00:05:58,024 --> 00:06:01,795 次第に エスカレートしていった> 78 00:06:01,795 --> 00:06:04,631 ((鬼島連合? お前らは⇒ 79 00:06:04,631 --> 00:06:08,635 鬼島連合に入ってもらう。 80 00:06:08,635 --> 00:06:11,304 兄貴の言うことが 聞けねえのか? 81 00:06:11,304 --> 00:06:14,307 (風乃)入ろうよ 姉ちゃん。 えっ? 82 00:06:14,307 --> 00:06:17,477 どこまでも兄ちゃんを 追いかけていこうよ。 83 00:06:17,477 --> 00:06:20,146 うん… そうだね 風乃)) 84 00:06:20,146 --> 00:06:22,148 <風乃:俺も 姉ちゃんも ひたすら⇒ 85 00:06:22,148 --> 00:06:24,818 天乃兄ちゃんを追い続けた。 86 00:06:24,818 --> 00:06:27,654 それでよかったのに…。 87 00:06:27,654 --> 00:06:30,490 姉ちゃんは 変わってしまった。 88 00:06:30,490 --> 00:06:34,995 コイツのせいで… だから 俺は姉弟として…> 89 00:06:34,995 --> 00:06:37,831 ((《風乃:六道を潰す!》 90 00:06:37,831 --> 00:06:39,100 風乃…。 91 00:06:39,100 --> 00:06:43,503 あのころ 楽しかったよね。 92 00:06:43,503 --> 00:06:47,340 天乃兄ちゃんに メイクや ケンカを教えてもらって⇒ 93 00:06:47,340 --> 00:06:50,844 いつも3人で楽しかった。 あぁ。 94 00:06:50,844 --> 00:06:53,013 けど だんだん 天乃兄ちゃんに⇒ 95 00:06:53,013 --> 00:06:56,349 追いつけなくなって…。 だから追いかけるんだよ! 96 00:06:56,349 --> 00:06:58,685 ずっと 追いかけてきたじゃねぇか! 97 00:06:58,685 --> 00:07:01,621 これからも…。 それじゃ何も変わらない! 98 00:07:01,621 --> 00:07:05,792 私たちは 天乃兄ちゃんの 人形になりたかったんじゃない! 99 00:07:05,792 --> 00:07:10,297 認めてもらいたくて 追いかけてきたんだ! 100 00:07:10,297 --> 00:07:13,800 力を貸して 風乃。 101 00:07:13,800 --> 00:07:17,971 私は お兄ちゃんに 菫雷乃と 菫風乃という人間を⇒ 102 00:07:17,971 --> 00:07:22,475 認めてもらうために 私は… 私は…)) 103 00:07:22,475 --> 00:07:24,477 フンッ! 104 00:07:24,477 --> 00:07:27,147 《雷乃:天乃兄ちゃんに勝つ!》 105 00:07:27,147 --> 00:07:29,149 《姉ちゃん…》 106 00:07:29,149 --> 00:07:31,151 うっ! 107 00:07:31,151 --> 00:07:33,987 屈辱だぜ! 108 00:07:33,987 --> 00:07:38,291 誰が菫兄弟のリーダーか もう一度 よく考えろ! 109 00:07:41,494 --> 00:07:43,830 うらぁ! あぁっ! 110 00:07:43,830 --> 00:07:47,334 ハァ ハァ…。 あぁ! 111 00:07:47,334 --> 00:07:51,671 雷乃さん! 雷乃… 俺は普通が嫌いだって⇒ 112 00:07:51,671 --> 00:07:55,175 知ってるよな? それを普通の女みてぇな⇒ 113 00:07:55,175 --> 00:07:57,844 つまらねえことを 言い出しやがって…。 114 00:07:57,844 --> 00:08:02,282 それが私だよ お兄ちゃん。 あぁ? 115 00:08:02,282 --> 00:08:05,785 私は… 学校に行きたい! 116 00:08:05,785 --> 00:08:07,954 学園祭をやりたい! 117 00:08:07,954 --> 00:08:10,623 (雷乃)好きな人に 好きって言いたい! 118 00:08:10,623 --> 00:08:14,027 それが私… 菫雷乃だ! 119 00:08:15,962 --> 00:08:18,631 そうか じゃあ⇒ 120 00:08:18,631 --> 00:08:23,036 菫雷乃が どれほどのものか 見せてみろ。 121 00:08:24,971 --> 00:08:27,307 いい蹴りだ。 122 00:08:27,307 --> 00:08:29,642 うあ~! だが⇒ 123 00:08:29,642 --> 00:08:34,314 全部 俺が教えたんだよ。 124 00:08:34,314 --> 00:08:38,985 膝蹴りも 回し蹴りも! 125 00:08:38,985 --> 00:08:42,155 あぁっ! 全部 俺のマネだろうが! 126 00:08:42,155 --> 00:08:44,657 うっ…。 俺がいるから⇒ 127 00:08:44,657 --> 00:08:47,494 お前らは存在価値があるんだ。 128 00:08:47,494 --> 00:08:51,164 お前らは 俺がいなきゃ ダメなんだよ! 129 00:08:51,164 --> 00:08:54,834 (雷乃)ちゃんと当たってる…。 130 00:08:54,834 --> 00:08:57,170 チッ… 腕で ガードしてんのは⇒ 131 00:08:57,170 --> 00:08:59,672 当たってるとは 言わねえんだよ。 132 00:08:59,672 --> 00:09:04,611 私の蹴りは ちゃんと当たってる! 133 00:09:04,611 --> 00:09:07,447 《わかってるぞ… 俺が教えたんだ。 134 00:09:07,447 --> 00:09:10,617 次は 後ろ蹴り! 135 00:09:10,617 --> 00:09:14,120 なぜ かわせない…》 136 00:09:14,120 --> 00:09:18,124 調子に乗るな~! 137 00:09:18,124 --> 00:09:20,126 うっ! うっ。 138 00:09:20,126 --> 00:09:22,796 うらっ! 《違う…。 139 00:09:22,796 --> 00:09:25,799 確かに 俺が教えた技なのに⇒ 140 00:09:25,799 --> 00:09:29,469 なんだ これは… 俺の蹴りじゃない》 141 00:09:29,469 --> 00:09:32,806 《私は お兄ちゃんに なりたかったわけじゃない。 142 00:09:32,806 --> 00:09:35,975 私は お兄ちゃんに 認めてほしくて⇒ 143 00:09:35,975 --> 00:09:38,144 追いかけてきたんだ! 144 00:09:38,144 --> 00:09:40,146 これは…》 145 00:09:40,146 --> 00:09:42,482 《これは…》 146 00:09:42,482 --> 00:09:45,151 《天乃/雷乃:菫雷乃の蹴りだ!》 147 00:09:45,151 --> 00:09:47,153 ぐっ! あぁ…。 148 00:09:47,153 --> 00:09:49,656 《ふざけんなよ… いつでも⇒ 149 00:09:49,656 --> 00:09:52,158 俺の後ろにくっついて⇒ 150 00:09:52,158 --> 00:09:55,328 俺がいなきゃ 何もできないヤツだったろ…》 151 00:09:55,328 --> 00:09:57,497 あぁ~! 152 00:09:57,497 --> 00:09:59,499 ぐあっ! 153 00:09:59,499 --> 00:10:01,801 ラ イ ノ…。 154 00:10:05,004 --> 00:10:07,006 大佐 課長 行こう! 155 00:10:07,006 --> 00:10:09,008 お おう! う うん! 156 00:10:09,008 --> 00:10:14,347 ハァ ハァ…。 待てよ まだ勝負は…。 157 00:10:14,347 --> 00:10:18,852 うぅっ おい 待てよ! 雷乃! 158 00:10:18,852 --> 00:10:22,188 俺がいなくてもいいのかよ。 159 00:10:22,188 --> 00:10:24,691 必要ねえのかよ…。 160 00:10:24,691 --> 00:10:30,029 雷乃 行くな… 行かないでくれ! 161 00:10:30,029 --> 00:10:34,033 俺を… 一人にしないでくれ~! 162 00:10:36,035 --> 00:10:38,872 お兄ちゃんの バーカ! 163 00:10:38,872 --> 00:10:42,876 え…。 今日は私の勝ち! 164 00:10:42,876 --> 00:10:47,213 初めてしちゃったね 兄弟ゲンカ。 165 00:10:47,213 --> 00:10:51,384 兄弟 ゲンカ…。 166 00:10:51,384 --> 00:10:54,053 <雷乃:私たちは菫3兄弟。 167 00:10:54,053 --> 00:10:57,891 見た目も 声もそっくりな 3つ子の兄弟> 168 00:10:57,891 --> 00:11:00,326 <風乃:中身は それぞれ違うけど…> 169 00:11:00,326 --> 00:11:02,829 <天乃:互いを認め合って…> 170 00:11:02,829 --> 00:11:05,331 <雷乃たち:同じ歩幅で 走っていくんだ!> 171 00:11:10,003 --> 00:11:12,672 《みんなのおかげで突破できた。 172 00:11:12,672 --> 00:11:15,842 幼田さんと 飯沼くんが守ってくれた。 173 00:11:15,842 --> 00:11:18,678 大佐と 課長が 背中を押してくれた。 174 00:11:18,678 --> 00:11:22,382 そして 雷乃さんが… 雷乃さんが…》 175 00:11:24,350 --> 00:11:27,020 《チューしてくれた》 176 00:11:27,020 --> 00:11:29,022 ダメだ 集中しろ! 177 00:11:29,022 --> 00:11:32,025 早く屋上に行くことだけ 考えるんだ! 178 00:11:32,025 --> 00:11:35,862 《もう時間がない。 乱奈さん 乙姫さん…。 179 00:11:35,862 --> 00:11:37,864 どうか無事でいて…》 180 00:11:37,864 --> 00:11:40,867 あっ 角山くん! 181 00:11:40,867 --> 00:11:43,369 あっ み みんな…。 182 00:11:43,369 --> 00:11:46,039 いったい 誰に… お どわぁっ! 183 00:11:46,039 --> 00:11:49,342 うっ! イッタタ… あっ。 184 00:11:51,377 --> 00:11:56,216 な なんだこれは… なんで 教室に こんな…。 185 00:11:56,216 --> 00:11:58,384 (唯)愛は…。 あっ。 186 00:11:58,384 --> 00:12:01,321 なぜ壊れてしまうのか。 187 00:12:01,321 --> 00:12:04,657 (唯)それは 実体のない愛が⇒ 188 00:12:04,657 --> 00:12:09,996 壊すことで 初めて 目に見えるからである。 189 00:12:09,996 --> 00:12:13,833 私からのラブレターよ ダーリン。 190 00:12:13,833 --> 00:12:16,336 や 椰子谷さん…。 191 00:12:16,336 --> 00:12:19,505 《早く屋上に 行かなきゃいけないのに…。 192 00:12:19,505 --> 00:12:23,509 僕一人で ナンバー1を 相手にしなくちゃいけないのか。 193 00:12:23,509 --> 00:12:26,179 いや 今度こそ 童子さんの命令で⇒ 194 00:12:26,179 --> 00:12:28,681 僕には 手を出してこないはず…》 195 00:12:28,681 --> 00:12:30,683 僕は屋上に行きます! 196 00:12:30,683 --> 00:12:33,019 止めないでくださ… いっ! 197 00:12:33,019 --> 00:12:36,189 ぎゃあ~! な なんで!? 198 00:12:36,189 --> 00:12:40,360 (唯)なんで? あぁ 六道桃助には手を出すな⇒ 199 00:12:40,360 --> 00:12:44,364 って命令のこと? そんなもの私には関係ない。 200 00:12:44,364 --> 00:12:48,368 はぁ? 私にとって鬼島連合は⇒ 201 00:12:48,368 --> 00:12:50,370 出会い系。 202 00:12:50,370 --> 00:12:52,872 で 出会い系!? 203 00:12:52,872 --> 00:12:56,042 鬼島に入って 強くたくましい男に⇒ 204 00:12:56,042 --> 00:12:58,211 たくさん出会ったけど⇒ 205 00:12:58,211 --> 00:13:01,814 私の理想の相手は現れなかった。 206 00:13:01,814 --> 00:13:05,151 でも ようやく会えた。 207 00:13:05,151 --> 00:13:10,490 あなたこそ 私の… 運命の相手。 208 00:13:10,490 --> 00:13:12,659 《じゃあ殴んないでよ! 209 00:13:12,659 --> 00:13:17,330 あっ でもそうか 術の力で 僕を好きになってるんだ。 210 00:13:17,330 --> 00:13:21,000 今は術の力に頼るしかない!》 211 00:13:21,000 --> 00:13:24,837 お願いだ 椰子谷さん。 僕を屋上に行かせて! 212 00:13:24,837 --> 00:13:27,840 ダメ。 そんな どうして? 213 00:13:27,840 --> 00:13:32,011 私が なぜ 強い男が好きか わかる? 214 00:13:32,011 --> 00:13:34,347 ちょ… なんで服を! 215 00:13:34,347 --> 00:13:37,684 (唯)強くて 頑丈で⇒ 216 00:13:37,684 --> 00:13:42,689 あなたのように たくましい男を⇒ 217 00:13:42,689 --> 00:13:48,361 グシャグシャに壊すのが KA・I・KA・N⇒ 218 00:13:48,361 --> 00:13:50,363 だからよ。 219 00:13:50,363 --> 00:13:53,533 《ま まったく話が通じない…》 220 00:13:53,533 --> 00:13:57,036 (唯)フン! ううっ! 221 00:13:57,036 --> 00:14:01,841 《ま まずい… し 死んでしまう…》 222 00:14:03,976 --> 00:14:05,978 痛かった? 223 00:14:05,978 --> 00:14:09,982 《な なんだこれ… なんなんだ…》 224 00:14:09,982 --> 00:14:14,320 かわいそう… 傷だらけで…。 225 00:14:14,320 --> 00:14:17,990 なっ! なんだ!? 目隠し!? 226 00:14:17,990 --> 00:14:21,327 (六道)と と と 取れない! 227 00:14:21,327 --> 00:14:23,663 (燃える音) 228 00:14:23,663 --> 00:14:26,499 ウッフフフ…。 《こ 怖い…。 229 00:14:26,499 --> 00:14:28,668 でも戦わなくっちゃ!》 230 00:14:28,668 --> 00:14:32,872 うわぁ~! 離れろ~! 231 00:14:35,174 --> 00:14:37,343 《六道:なんだ? 攻撃してこない…》 232 00:14:37,343 --> 00:14:41,013 ハァ ハァ…。 233 00:14:41,013 --> 00:14:44,851 《私は 強い男が好き。 234 00:14:44,851 --> 00:14:47,687 強い男にときめく。 235 00:14:47,687 --> 00:14:50,356 この かつてないほどのときめき⇒ 236 00:14:50,356 --> 00:14:52,358 間違いない》 237 00:14:52,358 --> 00:14:54,360 ((はぁ~!)) 238 00:14:54,360 --> 00:14:59,198 《唯:この六道桃助こそ 最強の男! 239 00:14:59,198 --> 00:15:03,636 この 無敵とも思える男を いじめるのは⇒ 240 00:15:03,636 --> 00:15:06,472 この上ない快感! 241 00:15:06,472 --> 00:15:13,146 だが いまだに 出会ったことのない 最強の男! 242 00:15:13,146 --> 00:15:17,483 下手をすれば 私が殺される!》 243 00:15:17,483 --> 00:15:20,486 《ハッ そういえば 椰子谷さんは⇒ 244 00:15:20,486 --> 00:15:23,656 強い男に 恋心を抱くんだった。 245 00:15:23,656 --> 00:15:26,993 術の力で 僕に恋心を抱いたことで⇒ 246 00:15:26,993 --> 00:15:29,162 僕を強い男だと 勘違いしてるのかも! 247 00:15:29,162 --> 00:15:31,164 それなら…》 248 00:15:31,164 --> 00:15:33,833 イダダダダ…。 《唯:外させるか!》 249 00:15:33,833 --> 00:15:37,003 わぁ~! ハッ! 250 00:15:37,003 --> 00:15:40,506 《間違いない。 僕を恐れている。 251 00:15:40,506 --> 00:15:43,509 これだ… これでいくしかない!》 252 00:15:43,509 --> 00:15:49,182 椰子谷さん… いや 椰子谷。 253 00:15:49,182 --> 00:15:53,519 僕に近づくな… 死ぬぞ。 254 00:15:53,519 --> 00:15:58,191 《六道桃助! とうとう本性を現したか!》 255 00:15:58,191 --> 00:16:05,465 (六道)君の仲間… 般東 朱井 そして菫天乃…。 256 00:16:05,465 --> 00:16:10,136 僕が 1人3分で片づけた。 257 00:16:10,136 --> 00:16:13,639 (唯)3分? 私なら1分で倒せる。 258 00:16:13,639 --> 00:16:19,312 フン… ほ 本当は30秒だ。 259 00:16:19,312 --> 00:16:23,649 《桁違いだ。 さすがは鬼島連合ナンバー1だ。 260 00:16:23,649 --> 00:16:26,319 僕なら 1秒で消されてしまう。 261 00:16:26,319 --> 00:16:28,988 絶対に隙を見せちゃ ダメだ!》 262 00:16:28,988 --> 00:16:33,159 や 椰子谷… 君なら 戦わなくとも⇒ 263 00:16:33,159 --> 00:16:36,329 互いの力の差がわかるだろう? 264 00:16:36,329 --> 00:16:39,332 《よし いいぞ…》 265 00:16:39,332 --> 00:16:42,668 わっほい! あ あ あ…。 266 00:16:42,668 --> 00:16:47,006 わ… わっほ~い。 余裕 余裕。 267 00:16:47,006 --> 00:16:49,509 力の差ですって? 268 00:16:49,509 --> 00:16:55,014 私は 相手が 強ければ強いほど… 萌える! 269 00:16:55,014 --> 00:16:58,518 《逆効果だ! 強く見せれば 見せるほど⇒ 270 00:16:58,518 --> 00:17:00,453 椰子谷さんは より 生き生きと⇒ 271 00:17:00,453 --> 00:17:03,289 立ち向かってくる!》 272 00:17:03,289 --> 00:17:07,793 《あぁ 六道くん! なんてすてきなの。 273 00:17:07,793 --> 00:17:10,630 こんなに ボロボロになって…。 274 00:17:10,630 --> 00:17:15,134 何もかも完璧で 近寄り難かった あなたの⇒ 275 00:17:15,134 --> 00:17:19,972 隙… 弱さ… 人間らしさ! 276 00:17:19,972 --> 00:17:22,808 あぁ! かわいい! 277 00:17:22,808 --> 00:17:25,645 これこそ…。 278 00:17:25,645 --> 00:17:28,047 これこそ愛だ!》 279 00:17:30,316 --> 00:17:32,318 《あっ…。 280 00:17:32,318 --> 00:17:37,490 まずい… 窓が 開いて…。 281 00:17:37,490 --> 00:17:39,825 あっ…》 んっ! 282 00:17:39,825 --> 00:17:41,827 (倒れ込む音) 283 00:17:41,827 --> 00:17:46,499 ハァ ハァ… 危なかった。 284 00:17:46,499 --> 00:17:49,835 な なぜ私を助ける? 285 00:17:49,835 --> 00:17:52,338 え? なぜって…。 286 00:17:52,338 --> 00:17:55,007 落ちちゃうとこだったんだよ? 287 00:17:55,007 --> 00:17:57,677 《何? なんなのこれは?》 288 00:17:57,677 --> 00:18:00,613 助けるのは当たり前だよ。 289 00:18:00,613 --> 00:18:03,449 《なんなの あなたは…。 290 00:18:03,449 --> 00:18:07,119 私に あれだけ いじめられていながら⇒ 291 00:18:07,119 --> 00:18:10,957 簡単に私を ひねり潰せるはずなのに…。 292 00:18:10,957 --> 00:18:15,461 何? この気持ちは 何!?》 293 00:18:15,461 --> 00:18:17,463 うっ。 294 00:18:17,463 --> 00:18:21,467 《心臓が かつてないほどに 締めつけられる。 295 00:18:21,467 --> 00:18:25,471 どうしよう 私の中で 六道くんが⇒ 296 00:18:25,471 --> 00:18:27,473 どんどん強くなる!》 297 00:18:27,473 --> 00:18:29,642 ((ハハハハハ…)) 298 00:18:29,642 --> 00:18:35,815 あぁ~! 299 00:18:35,815 --> 00:18:38,150 え!? 椰子谷さん!? 300 00:18:38,150 --> 00:18:40,653 これは いったい…。 301 00:18:40,653 --> 00:18:42,855 (六道)いや… これは チャンスだ。 302 00:18:45,658 --> 00:18:48,494 《屋上に行くんだ》 303 00:18:48,494 --> 00:18:53,299 ハァ ハァ ハァ…。 304 00:18:58,504 --> 00:19:04,310 ハァ ハァ ハァ…。 305 00:19:06,612 --> 00:19:09,115 《童子:なぜ 六道がここにいる? 306 00:19:09,115 --> 00:19:11,784 幹部が全員倒されたのか? 307 00:19:11,784 --> 00:19:14,453 まさか 信じられない…。 308 00:19:14,453 --> 00:19:16,622 飯沼と 幼田に手こずって⇒ 309 00:19:16,622 --> 00:19:20,126 何人かが突破されるのは想定内。 310 00:19:20,126 --> 00:19:25,965 菫天乃の性格上 六道が 手を出されることも想定内。 311 00:19:25,965 --> 00:19:29,969 だが コイツが ここに着くことは ありえない。 312 00:19:29,969 --> 00:19:32,304 少なくとも 椰子谷がいるかぎり⇒ 313 00:19:32,304 --> 00:19:35,641 絶対にありえないはずだった。 何が起きた?》 314 00:19:35,641 --> 00:19:37,643 あっ。 315 00:19:37,643 --> 00:19:39,979 (六道)乱奈さん! 待て! 316 00:19:39,979 --> 00:19:42,982 乱奈さぁ~ん! 317 00:19:42,982 --> 00:19:45,651 (乱奈)うらぁ~! 318 00:19:45,651 --> 00:19:49,655 《フ… 間に合った!》 319 00:19:49,655 --> 00:19:52,158 乱奈 さん…。 320 00:19:52,158 --> 00:19:56,662 見なよ 六道くん。 あの うれしそうな顔を。 321 00:19:56,662 --> 00:19:59,331 あれが向日葵乱奈の本性だ。 322 00:19:59,331 --> 00:20:01,333 そんなの知らない! 323 00:20:01,333 --> 00:20:03,335 ぐっ! 邪魔をするな。 324 00:20:03,335 --> 00:20:07,506 は 放せ! もう自由にさせてやるんだ。 325 00:20:07,506 --> 00:20:11,844 なぜ 僕が鬼島連合の トップにいると思う? 326 00:20:11,844 --> 00:20:15,848 なぜ みんなが 僕に従っていると思う? 327 00:20:15,848 --> 00:20:19,018 僕が すべての答えを 知っているからだ。 328 00:20:19,018 --> 00:20:22,855 そして 何が その人の幸せか わかるからだ。 329 00:20:22,855 --> 00:20:26,192 心の奥底で求めているもの…。 330 00:20:26,192 --> 00:20:31,197 その人にとっての幸せを 僕は与え続けてきた。 331 00:20:31,197 --> 00:20:33,699 (童子)天乃には兄弟愛。 332 00:20:33,699 --> 00:20:35,701 般東は生き方。 333 00:20:35,701 --> 00:20:37,703 葵は スリル。 334 00:20:37,703 --> 00:20:40,039 公平は勝利。 335 00:20:40,039 --> 00:20:42,708 椰子谷は強い男。 336 00:20:42,708 --> 00:20:45,878 そして 向日葵乱奈は⇒ 337 00:20:45,878 --> 00:20:49,548 暴力。 ち 違う! そんなの違う! 338 00:20:49,548 --> 00:20:52,718 放せ! 《さて どうするか…。 339 00:20:52,718 --> 00:20:56,889 今からでも コイツを 目立たない場所で片づけるか。 340 00:20:56,889 --> 00:21:00,493 あるいは…》 うぅっ! 341 00:21:00,493 --> 00:21:03,329 《乙姫:一発でも モロに食らったら終わりだ。 342 00:21:03,329 --> 00:21:05,998 お前は昔から 戦っているときが⇒ 343 00:21:05,998 --> 00:21:08,501 いちばん生き生きしてたな》 344 00:21:08,501 --> 00:21:13,172 乱奈 お前…。 うぅあぁ~! 345 00:21:13,172 --> 00:21:15,674 乱奈さん! 346 00:21:18,344 --> 00:21:21,547 六道くん…。 六道…。 347 00:21:23,849 --> 00:21:26,519 よかった 間に合った。 348 00:21:26,519 --> 00:21:28,854 なんで そんなに ケガを…。 349 00:21:28,854 --> 00:21:31,524 平気だよ 気にしないで。 350 00:21:31,524 --> 00:21:34,693 それより乱奈さん もうやめよう。 351 00:21:34,693 --> 00:21:38,364 乙姫さんを 傷つけちゃいけないよ。 352 00:21:38,364 --> 00:21:41,200 なぜ? 乙姫さんは⇒ 353 00:21:41,200 --> 00:21:43,702 乱奈さんの 大事な友達じゃないか。 354 00:21:43,702 --> 00:21:46,539 そのために ここまで来たの? 355 00:21:46,539 --> 00:21:49,041 そうだよ。 どんな理由があっても⇒ 356 00:21:49,041 --> 00:21:51,143 友達を傷つけちゃいけない。 357 00:21:57,216 --> 00:21:59,418 わかった。 358 00:22:02,321 --> 00:22:05,324 六道くん 手を出して。 359 00:22:05,324 --> 00:22:07,326 ん? 360 00:22:09,829 --> 00:22:11,831 あ あ…。 361 00:22:13,832 --> 00:22:17,503 六道くんとは ここでお別れ。 362 00:22:17,503 --> 00:22:19,505 え?