1 00:00:44,645 --> 00:00:47,648 (剣心)四乃森… 蒼紫。 2 00:00:50,651 --> 00:00:53,654 (操)あんた 蒼紫様のこと 知ってるの? 3 00:00:53,654 --> 00:00:57,658 御庭番衆のみんなは? 蒼紫様と一緒?➡ 4 00:00:57,658 --> 00:01:00,661 ねえ 教えて。 今 みんな どこにいるの!?➡ 5 00:01:00,661 --> 00:01:03,664 元気でやってる!? 6 00:01:03,664 --> 00:01:08,669 ♬(オープニングテーマ) 7 00:01:08,669 --> 00:01:28,689 ♬~ 8 00:01:28,689 --> 00:01:48,642 ♬~ 9 00:01:48,642 --> 00:02:08,662 ♬~ 10 00:02:08,662 --> 00:02:28,682 ♬~ 11 00:02:28,682 --> 00:02:31,685 ♬~ 12 00:04:10,650 --> 00:04:13,653 (操)こら! ねえ ちょっと待ってよ! 13 00:04:13,653 --> 00:04:16,656 何よ 急に だんまり 決め込んじゃって!➡ 14 00:04:16,656 --> 00:04:18,658 教えてよ。 般若君は 元気?➡ 15 00:04:18,658 --> 00:04:21,661 式尉のおっさんに べし見に 火男は? 16 00:04:23,663 --> 00:04:26,333 何よ チビ! 頭 ボサボサ! ×傷! 17 00:04:26,333 --> 00:04:29,669 廃刀令違反! 悪趣味な赤い着物! 18 00:04:29,669 --> 00:04:32,672 一応 緋村剣心という 名前があるから➡ 19 00:04:32,672 --> 00:04:34,674 それで呼んでほしいでござるよ。 20 00:04:34,674 --> 00:04:37,677 その名前で呼んだら みんなのこと教えてくれる? 21 00:04:37,677 --> 00:04:40,680 それとこれとは 話が別でござる。 22 00:04:40,680 --> 00:04:44,684 (操)ふっざけんな この野郎~! おろ~っ! 23 00:04:44,684 --> 00:04:46,686 答えろ! 一体 蒼紫様たちは…。 24 00:04:46,686 --> 00:04:49,689 おろ~。 25 00:04:49,689 --> 00:04:51,691 う~。 26 00:04:51,691 --> 00:04:53,693 フゥ。 27 00:04:55,695 --> 00:04:58,698 (操)諦めるもんか。➡ 28 00:04:58,698 --> 00:05:00,634 蒼紫様たちを捜し始めて➡ 29 00:05:00,634 --> 00:05:03,637 初めての 確実そうな手がかりなんだ。➡ 30 00:05:03,637 --> 00:05:06,640 絶対に諦めない! 31 00:05:11,645 --> 00:05:15,649 《なかなか しぶといでござるな…。➡ 32 00:05:15,649 --> 00:05:18,652 いっそ 御庭番衆のことを話すか。➡ 33 00:05:18,652 --> 00:05:21,655 操殿には つらい話になるが➡ 34 00:05:21,655 --> 00:05:23,657 このまま むやみに 捜し続けるよりは➡ 35 00:05:23,657 --> 00:05:26,660 よいかもしれん。 しかし…》 36 00:05:28,662 --> 00:05:33,967 (蒼紫)<俺が お前を殺すまで 誰にも殺されるなよ> 37 00:05:33,967 --> 00:05:37,671 《それでも 拙者が 唯一の手がかりである以上➡ 38 00:05:37,671 --> 00:05:39,673 やはり 付きまとわれるか…。➡ 39 00:05:39,673 --> 00:05:41,675 ともかく 志々雄一派が➡ 40 00:05:41,675 --> 00:05:44,678 いつ襲ってくるかも分からぬ この旅に➡ 41 00:05:44,678 --> 00:05:48,682 これ以上 連れ歩くわけにはいかぬ》 42 00:05:48,682 --> 00:05:50,684 (操)ん? まくか。 43 00:05:50,684 --> 00:05:52,686 (操)えっ? 44 00:05:52,686 --> 00:05:54,688 (操)あ~っ! 45 00:05:54,688 --> 00:05:57,357 こらっ! ふふん バカめ。 46 00:05:57,357 --> 00:06:00,627 あたしは 世が世なら 御庭番衆のくノ一として➡ 47 00:06:00,627 --> 00:06:02,629 蒼紫様の力になっていた女。 48 00:06:02,629 --> 00:06:04,631 足の速さには自信が…。➡ 49 00:06:04,631 --> 00:06:06,633 あ… れ?➡ 50 00:06:06,633 --> 00:06:08,635 すでに豆粒。 51 00:06:08,635 --> 00:06:12,639 くそっ! 何なんだ あいつは! 52 00:06:18,645 --> 00:06:21,648 ハァ… ハァ…。 53 00:06:21,648 --> 00:06:23,650 うっ。 《諦めないな。➡ 54 00:06:23,650 --> 00:06:25,652 かなり速めに 走っているのに➡ 55 00:06:25,652 --> 00:06:28,655 よく ついてくる。 だが…》 56 00:06:28,655 --> 00:06:32,659 (操)《くそ… このあたしが ついてくのが やっとなんて…。➡ 57 00:06:32,659 --> 00:06:34,661 やっぱり あいつ ただ者じゃない。➡ 58 00:06:34,661 --> 00:06:38,665 もしかしたら 蒼紫様たちと 戦ったことがあるのかも》 59 00:06:38,665 --> 00:06:40,667 (操)うっ! ふぎゃ! 60 00:06:40,667 --> 00:06:42,669 痛たた…。 61 00:06:42,669 --> 00:06:45,672 はっ しまった あいつは!➡ 62 00:06:45,672 --> 00:06:47,674 あっ…。 63 00:06:49,676 --> 00:06:52,679 鬼ごっこは もう終わりだ。 64 00:06:52,679 --> 00:06:54,681 (操)何 言ってんのよ。➡ 65 00:06:54,681 --> 00:06:56,683 まだまだ これからよ! 66 00:06:56,683 --> 00:06:59,686 蒼紫様たちのこと 教えてくれるまで➡ 67 00:06:59,686 --> 00:07:01,688 死んでも はな…。 68 00:07:09,629 --> 00:07:12,632 (操)何… これ…。 69 00:07:12,632 --> 00:07:16,636 もしかして あいつ この崖を跳び越えたの? 70 00:07:16,636 --> 00:07:18,638 (操)《どうする…。➡ 71 00:07:18,638 --> 00:07:22,642 いくら あたしでも こんなの とても…。➡ 72 00:07:22,642 --> 00:07:25,645 とにかく あいつを止めなきゃ》 73 00:07:25,645 --> 00:07:27,647 貫殺飛苦無! 74 00:07:30,317 --> 00:07:32,652 あっ! 75 00:07:32,652 --> 00:07:36,656 (操)《抜刀の風圧だけで 飛苦無を…》 76 00:07:36,656 --> 00:07:40,660 もう 諦めて おとなしく 京都へ帰れ。 77 00:07:40,660 --> 00:07:42,662 どういう いきさつで➡ 78 00:07:42,662 --> 00:07:45,665 蒼紫が お主を預かるに 至ったのかは分からぬが➡ 79 00:07:45,665 --> 00:07:51,671 戦い続ける御庭番衆の中では 常に危険に見舞われる。 80 00:07:51,671 --> 00:07:54,674 蒼紫も それが分かって お主を 京都のじいやの所へ➡ 81 00:07:54,674 --> 00:07:56,676 置いていったのでござろう。 82 00:08:00,613 --> 00:08:04,617 思いを断ち切って 忘れた方がよい。 83 00:08:04,617 --> 00:08:07,620 それが お主の幸せのためだ。 84 00:08:16,629 --> 00:08:18,631 すまんな。 85 00:08:25,638 --> 00:08:29,642 好き勝手なこと言うな! この 薄らトンカチ! 86 00:08:29,642 --> 00:08:31,644 (操)何が忘れろよ! 87 00:08:31,644 --> 00:08:33,646 忘れられないから こうして 捜してるんじゃない! 88 00:08:33,646 --> 00:08:35,315 むちゃだ よせ! 89 00:08:35,315 --> 00:08:37,650 一番 思っている人を 忘れることの➡ 90 00:08:37,650 --> 00:08:40,653 一体 どこが幸せなのよ! 91 00:08:40,653 --> 00:08:54,667 ♬~ 92 00:08:54,667 --> 00:08:56,669 うおおおお…! 93 00:09:02,609 --> 00:09:06,613 (操)《何だかんだいって やっぱり こいつ すごい。➡ 94 00:09:06,613 --> 00:09:08,615 何となく分かる。➡ 95 00:09:08,615 --> 00:09:12,619 こいつ 蒼紫様と 戦ったんだ。➡ 96 00:09:12,619 --> 00:09:14,621 でも 大丈夫。➡ 97 00:09:14,621 --> 00:09:18,625 相手が誰であろうと 蒼紫様が負けるはずない。➡ 98 00:09:18,625 --> 00:09:23,630 蒼紫様は 今も どこかで 元気に暮らしている。➡ 99 00:09:23,630 --> 00:09:26,633 御庭番衆のみんなと一緒に…》 100 00:09:28,635 --> 00:09:30,637 ん…。 101 00:09:30,637 --> 00:09:33,640 あっ! あれ… あれ…。 102 00:09:33,640 --> 00:09:35,642 やっと起きたでござるか。 あっ。 103 00:09:38,645 --> 00:09:42,649 私 気絶して…。 ああ。 104 00:09:42,649 --> 00:09:46,653 あんた 起きるまで待っていたの? 105 00:09:46,653 --> 00:09:48,655 訳あって 拙者の旅は➡ 106 00:09:48,655 --> 00:09:51,658 いつ 敵襲を受けても おかしくないでござる。 107 00:09:51,658 --> 00:09:56,663 そんな危険な道中ゆえ 誰一人 共にはできん。 108 00:09:56,663 --> 00:10:01,601 ついてくるなら 離れて 他人のふりをしてるでござる。 109 00:10:01,601 --> 00:10:03,603 無理に まこうとして➡ 110 00:10:03,603 --> 00:10:06,606 また こんなむちゃされたら かなわんしな。 111 00:10:06,606 --> 00:10:08,608 お主のことだ。 112 00:10:08,608 --> 00:10:11,611 駄目と言っても 意地でも ついてくる気でござろう? 113 00:10:13,613 --> 00:10:16,616 (操)当たり前よ! あたしは 絶対➡ 114 00:10:16,616 --> 00:10:18,918 もう一度 蒼紫様たちと 会うんだ! 115 00:10:20,620 --> 00:10:22,622 (左之助)うらぁ! 116 00:10:22,622 --> 00:10:29,629 (左之助)ハァ… ハァ… ハァ…。 117 00:10:29,629 --> 00:10:31,631 違う。➡ 118 00:10:31,631 --> 00:10:36,636 これじゃ ただの自然破壊で 何の修行にも なっちゃいねえ。➡ 119 00:10:36,636 --> 00:10:38,638 よくよく考えりゃあ➡ 120 00:10:38,638 --> 00:10:41,641 今までは ケンカ三昧で 修行なんて したことねえから➡ 121 00:10:41,641 --> 00:10:44,644 何を どうすりゃいいのか よく分からねえ。 122 00:10:44,644 --> 00:10:49,649 おまけに 俺は確か 中山道を歩いていたはずなのに➡ 123 00:10:49,649 --> 00:10:52,652 いつの間にか こんな山ん中に いるしよ。➡ 124 00:10:52,652 --> 00:10:56,656 とにかく 今は 京都に向かうのが先決だな。 125 00:10:59,659 --> 00:11:01,594 北は こっちか。 126 00:11:01,594 --> 00:11:04,597 すると 京都は西だから➡ 127 00:11:04,597 --> 00:11:07,600 大体 あっちの方かな。➡ 128 00:11:07,600 --> 00:11:10,603 よし! 行くぜ! 京都! 129 00:11:10,603 --> 00:11:15,608 (ナレーション)〈そして さらに迷う 左之助だった。➡ 130 00:11:15,608 --> 00:11:17,610 一方…〉 131 00:11:21,281 --> 00:11:22,949 (修)えっ…。 132 00:11:22,949 --> 00:11:25,618 (修)うわあああ! (玄斎)恵君 何をやっとるんじゃ! 133 00:11:25,618 --> 00:11:28,621 (恵)《大丈夫かな 剣さん》 (修)燃えてますよね!➡ 134 00:11:28,621 --> 00:11:30,623 取ってください! (恵)《志々雄一派だけでも➡ 135 00:11:30,623 --> 00:11:35,628 かなり大変そうなのに あの 四乃森蒼紫まで出てきちゃって》 136 00:11:35,628 --> 00:11:37,630 (恵)心配だわ。 137 00:11:37,630 --> 00:11:39,632 (修)あちちちちち! あちっ あちち…。 138 00:11:39,632 --> 00:11:42,635 (水の掛かる音) (玄斎)フゥ…。 139 00:11:44,637 --> 00:11:47,640 〈恵の心配は 深刻だった。➡ 140 00:11:47,640 --> 00:11:50,643 別の意味でも。➡ 141 00:11:50,643 --> 00:11:52,645 そして…〉 142 00:11:54,647 --> 00:11:56,649 (弥彦)おえええ…。 143 00:11:56,649 --> 00:12:00,653 (薫)弥彦 大丈夫? (弥彦)ケホッ ケホッ。➡ 144 00:12:00,653 --> 00:12:02,655 大丈夫くない…。 145 00:12:02,655 --> 00:12:04,657 ごちそうさまでした。 146 00:12:04,657 --> 00:12:07,660 (弥彦)船が こんなに 揺れるもんだとは➡ 147 00:12:07,660 --> 00:12:10,663 知らなかったぜ。 お前 よく平気だな。 148 00:12:10,663 --> 00:12:12,665 そりゃ ちょっとは 酔ってるけど。 149 00:12:12,665 --> 00:12:15,668 これくらいで へたりこんでられないわよ。 150 00:12:15,668 --> 00:12:19,672 この2日間 いじけてばかりで みんなに心配かけちゃったからね。 151 00:12:19,672 --> 00:12:24,344 もう絶対に 弱音なんか 吐かないって 決めたんだ。 152 00:12:24,344 --> 00:12:26,012 (弥彦)うっ。➡ 153 00:12:26,012 --> 00:12:29,716 おえ~っ。 ああ… よしよし。 154 00:12:31,684 --> 00:12:35,688 《そして もう一度 剣心に会って…》 155 00:14:45,651 --> 00:14:48,654 (操)緋村。 ねえ 緋村。 156 00:14:48,654 --> 00:14:55,595 もう お昼だよ。 そろそろ ごはんにしようよ。 157 00:14:55,595 --> 00:14:59,599 ねえ。 ねえったら ねえ。 158 00:14:59,599 --> 00:15:01,601 シカトすんな こら! 159 00:15:01,601 --> 00:15:03,603 おおおおお…。 何さ! 大体にして➡ 160 00:15:03,603 --> 00:15:05,605 何で わざわざ 森の中 通ってるのさ! 161 00:15:05,605 --> 00:15:08,608 やっぱり まだ あたしを まこうとしてるんでしょ! 162 00:15:08,608 --> 00:15:10,610 わざわざでござらん。 163 00:15:10,610 --> 00:15:14,614 ただ単に 来た道を戻るより 森を突っ切った方が➡ 164 00:15:14,614 --> 00:15:16,616 近道になるからでござる。 165 00:15:16,616 --> 00:15:19,619 夕方には 街道に出るが それまで 拙者は➡ 166 00:15:19,619 --> 00:15:21,621 休むつもりはないでござる。 167 00:15:21,621 --> 00:15:24,624 昼ごはんなら 歩きながら 食べれば よかろう。 168 00:15:24,624 --> 00:15:27,627 なるほど。 それじゃあ 早速…。➡ 169 00:15:27,627 --> 00:15:29,629 緋村は? 食べないの? 170 00:15:29,629 --> 00:15:33,633 あいにく 拙者 弁当は 持ち合わせてござらん。 171 00:15:33,633 --> 00:15:37,637 そう。 でも このカンパンは あたしんだから あげないよん。 172 00:15:37,637 --> 00:15:39,639 はいはい。 173 00:15:39,639 --> 00:15:43,643 (操)けど 蒼紫様たちのこと 教えてくれるなら恵んであげる。 174 00:15:43,643 --> 00:15:47,647 結構でござる。 あ~あ 蒼紫様たち➡ 175 00:15:47,647 --> 00:15:51,651 今頃 どこで 何しているんだろ。 176 00:15:53,653 --> 00:15:57,590 (操)それでね その般若君ってのが すご腕の拳法家でね➡ 177 00:15:57,590 --> 00:16:01,594 実を言うと あたしの拳は 般若君に習ったんだ~。 178 00:16:01,594 --> 00:16:03,596 あっ。 あっ? 179 00:16:03,596 --> 00:16:06,599 マムシでござる。 危ない 危ない。 180 00:16:06,599 --> 00:16:09,602 (操)せっかく みんなのこと 話してあげてんのに…。 181 00:16:09,602 --> 00:16:11,604 ちゃんと聞け! 182 00:16:14,607 --> 00:16:17,610 まあまあ 聞こえてはいるでござるよ。 183 00:16:17,610 --> 00:16:20,947 むう… 全く➡ 184 00:16:20,947 --> 00:16:24,617 これから いよいよ 蒼紫様の話だっていうのにさ。 185 00:16:24,617 --> 00:16:26,619 蒼紫…。 (操)そう。➡ 186 00:16:26,619 --> 00:16:30,623 最年少で御頭になった 天才中の天才隠密で➡ 187 00:16:30,623 --> 00:16:32,625 拳法と小太刀の達人。➡ 188 00:16:32,625 --> 00:16:35,628 真面目で責任感が強くて➡ 189 00:16:35,628 --> 00:16:37,630 優しくて 仲間思いで➡ 190 00:16:37,630 --> 00:16:41,634 でも 表向きは 隠密御庭番衆を 束ねる御頭として➡ 191 00:16:41,634 --> 00:16:46,639 あくまで 怜悧冷徹で無表情で➡ 192 00:16:46,639 --> 00:16:48,641 仲間を鼓舞したり 戦いの前に➡ 193 00:16:48,641 --> 00:16:51,644 自信の作り笑いをすることは あったけど➡ 194 00:16:51,644 --> 00:16:54,647 ほほ笑んだりは 一度もしなかった。 195 00:16:54,647 --> 00:16:59,585 たぶん 今も そうなんだと思う。 196 00:16:59,585 --> 00:17:02,588 でも その蒼紫様の 隠された ほほ笑みを➡ 197 00:17:02,588 --> 00:17:04,590 いつか 必ず あたしが…。 198 00:17:04,590 --> 00:17:06,259 って おい!➡ 199 00:17:06,259 --> 00:17:07,927 あれ? 200 00:17:07,927 --> 00:17:10,596 (操)《こいつ 確か昨日は この程度の森➡ 201 00:17:10,596 --> 00:17:14,600 いとも簡単に 駆け抜けていたはず》 202 00:17:14,600 --> 00:17:16,602 ねえ あんた 何で わざわざ 手間かけて➡ 203 00:17:16,602 --> 00:17:18,604 草木を より分けているのさ。 204 00:17:18,604 --> 00:17:21,607 その方が 歩きやすいでござろう。 205 00:17:23,609 --> 00:17:26,612 (操)《こいつ… あたしを まこうとすれば➡ 206 00:17:26,612 --> 00:17:29,615 いくらでも まけるのに。➡ 207 00:17:29,615 --> 00:17:32,618 何か 性格は 全然 違うくせして➡ 208 00:17:32,618 --> 00:17:35,621 本心を あまり表に 出さないところが➡ 209 00:17:35,621 --> 00:17:39,625 蒼紫様に ちょっとだけ似てるかも…》 210 00:17:39,625 --> 00:17:41,627 気が変わったわ。 ん? 211 00:17:41,627 --> 00:17:45,631 おなか すいてるんでしょ 緋村。➡ 212 00:17:45,631 --> 00:17:49,635 やっぱり これ 恵んであげる。 213 00:17:49,635 --> 00:17:52,638 ただし 1個だけね。 214 00:17:54,640 --> 00:17:57,576 まさか よからぬ薬が入って…。 215 00:17:57,576 --> 00:17:59,579 入っとらん! 216 00:17:59,579 --> 00:18:02,582 それじゃあ 1個だけ…。 217 00:18:02,582 --> 00:18:04,583 ん? 218 00:18:04,583 --> 00:18:06,919 ん? 緋村? 219 00:18:06,919 --> 00:18:09,922 (物音) (操)あっ 今 何か 音が…。 220 00:18:09,922 --> 00:18:12,591 しっ。 できるだけ静かに➡ 221 00:18:12,591 --> 00:18:14,593 拙者から離れるでござるよ。 222 00:18:14,593 --> 00:18:17,930 もしかして あんた 狙われているって本当だったの? 223 00:18:17,930 --> 00:18:19,599 いいから 早く! 224 00:18:19,599 --> 00:18:22,601 《まずい 今 攻めてこられたら➡ 225 00:18:22,601 --> 00:18:24,603 操殿も 巻き込まれる。➡ 226 00:18:24,603 --> 00:18:28,608 やむをえん。 ここは こちらから先制した方が!》 227 00:18:28,608 --> 00:18:30,610 あ… ちょっと待ってよ!➡ 228 00:18:30,610 --> 00:18:33,612 あたしだって 少しは あんたの力に…。 229 00:18:38,618 --> 00:18:40,620 あっ! 230 00:18:47,627 --> 00:18:50,630 この人 死んでるの? 231 00:18:50,630 --> 00:18:52,631 いや。 だが…。 232 00:18:54,633 --> 00:18:57,570 何か 言い残すことは ないでござるか? 233 00:18:57,570 --> 00:18:59,572 (操)あっ…。 234 00:18:59,572 --> 00:19:03,576 こうして 死を みとるのも 何かの縁。 235 00:19:03,576 --> 00:19:06,579 できるだけのことは するでござる。 236 00:19:06,579 --> 00:19:12,585 た… 頼む…。➡ 237 00:19:12,585 --> 00:19:16,589 俺の村と弟を➡ 238 00:19:16,589 --> 00:19:19,592 志々雄一派から 救ってくれ…。 239 00:19:25,598 --> 00:19:31,604 〈その村は 東海道は沼津宿から 少し離れた所にある➡ 240 00:19:31,604 --> 00:19:35,608 人口50人ほどの小さな村落。➡ 241 00:19:35,608 --> 00:19:37,610 名は新月村。➡ 242 00:19:37,610 --> 00:19:44,617 ほんの2年前までは 何の変哲もない村だったという〉 243 00:19:44,617 --> 00:19:47,620 (操)ねえ 起きてってば! (栄次)ん…。 244 00:19:47,620 --> 00:19:50,623 あっ。 (操)あっ 気が付いた。 245 00:19:50,623 --> 00:19:52,625 お前たちは? 246 00:19:52,625 --> 00:19:54,293 あっ そうだ 兄貴!➡ 247 00:19:54,293 --> 00:19:57,563 あっ!? 248 00:19:57,563 --> 00:20:02,568 (栄次)ハァ… ハァ…。 249 00:20:04,570 --> 00:20:08,574 あたしたちが 見つけたときは もう…。 250 00:20:08,574 --> 00:20:11,577 くっ… チクショー!➡ 251 00:20:11,577 --> 00:20:13,579 チクショー! 252 00:20:13,579 --> 00:20:18,584 (栄次の泣き声) 253 00:20:18,584 --> 00:20:21,587 事情を 話してくれぬか。 254 00:20:23,589 --> 00:20:27,593 (栄次)よそ者に話して 何が どうなるってんだよ? 255 00:20:27,593 --> 00:20:32,598 拙者は 志々雄に会うために 京都へ向かっているでござる。 256 00:20:42,608 --> 00:20:46,612 2年前 志々雄の部下が 突然 やって来て➡ 257 00:20:46,612 --> 00:20:49,615 警官を殺して 村を占領したんだ。➡ 258 00:20:49,615 --> 00:20:55,554 やつらは 新たに派遣された警官も 来るたび 殺した。➡ 259 00:20:55,554 --> 00:20:58,557 2年もしたら 警官が来なくなり➡ 260 00:20:58,557 --> 00:21:00,559 新月村は 政府に見捨てられたんだ。 261 00:21:00,559 --> 00:21:04,563 そんな 見捨てられたなんて 大げさな。 262 00:21:04,563 --> 00:21:08,567 じっくり 作戦でも 練っているんじゃ…。 263 00:21:08,567 --> 00:21:10,569 (栄次)これを見ろよ。➡ 264 00:21:10,569 --> 00:21:13,572 東京から 兄貴が持ち帰った 最新の地図だ。➡ 265 00:21:13,572 --> 00:21:16,575 新月村の名前がなくなってる! 266 00:21:16,575 --> 00:21:18,577 (操)あっ。 (栄次)兄貴は これを見て➡ 267 00:21:18,577 --> 00:21:22,581 村の異変に気付き まず 家族だけでも助けようとして➡ 268 00:21:22,581 --> 00:21:24,583 そして 殺されたんだ。➡ 269 00:21:24,583 --> 00:21:29,588 志々雄直属の部下 尖角に! 270 00:21:29,588 --> 00:21:31,590 (栄次)戻らなきゃ。 村に まだ➡ 271 00:21:31,590 --> 00:21:34,593 逃げ遅れた おやじとおふくろが いるんだ。➡ 272 00:21:34,593 --> 00:21:36,595 俺が助けなきゃ。 273 00:21:38,597 --> 00:21:40,599 兄貴➡ 274 00:21:40,599 --> 00:21:43,602 俺に 力を貸してくれ。 275 00:21:45,604 --> 00:21:51,610 お主の兄に代わって 拙者が力を貸すでござる。 276 00:21:51,610 --> 00:21:54,613 お主 名前は? 277 00:21:54,613 --> 00:21:56,549 栄次。 278 00:21:56,549 --> 00:21:58,551 操殿 栄次を頼む。 279 00:21:58,551 --> 00:22:00,553 えっ? あたしも行く! 280 00:22:00,553 --> 00:22:03,556 駄目だ。 村には 拙者一人で行く。 281 00:22:03,556 --> 00:22:05,558 ここで待ってるでござるよ。 282 00:22:15,568 --> 00:22:17,570 《全く 手入れがされていない。➡ 283 00:22:17,570 --> 00:22:20,573 まるで廃村だ》 284 00:22:20,573 --> 00:22:22,575 (栄次)《志々雄は半年に一度➡ 285 00:22:22,575 --> 00:22:26,579 必ず この村に一週間ほど とう留する。➡ 286 00:22:26,579 --> 00:22:28,581 何の目的で来るのか 分からないが➡ 287 00:22:28,581 --> 00:22:33,586 そのためだけに 日頃 この村は 尖角が統括しているんだ。➡ 288 00:22:33,586 --> 00:22:38,591 そして ちょうど 今 志々雄は村に とう留している。➡ 289 00:22:38,591 --> 00:22:40,593 尖角は 志々雄を もてなすため➡ 290 00:22:40,593 --> 00:22:42,595 館の方に行ってるから➡ 291 00:22:42,595 --> 00:22:46,599 おやじと おふくろを 助け出すなら今しかない!》 292 00:22:46,599 --> 00:22:49,602 おい もっと 近寄らないと 見失っちまうぜ。 293 00:22:49,602 --> 00:22:51,604 (操)緋村は 並じゃないのよ。➡ 294 00:22:51,604 --> 00:22:53,606 これ以上 近づいたら 気付かれるって。➡ 295 00:22:53,606 --> 00:22:55,608 ん? (栄次)ん? 296 00:22:59,545 --> 00:23:09,555 ♬~ 297 00:23:09,555 --> 00:23:13,559 (操)あっ… 処刑…。 298 00:23:13,559 --> 00:23:17,563 《あの子の兄と同様の 全身なます斬り…。➡ 299 00:23:17,563 --> 00:23:21,567 これも 尖角とかいう男の仕業》 300 00:23:21,567 --> 00:23:24,570 ん? (栄次)う… お… あ…。 301 00:23:24,570 --> 00:23:28,574 おやじ! おふくろ~! 302 00:23:28,574 --> 00:23:32,578 (栄次)うあああああ…! 303 00:23:32,578 --> 00:23:34,580 あっ。 304 00:23:38,584 --> 00:23:41,587 (隊長)貴様 よそ者だな。 305 00:23:41,587 --> 00:23:43,589 よそ者は 生かして帰さん! 306 00:23:43,589 --> 00:23:47,593 まあ そこの2人は 村の者だがな。➡ 307 00:23:47,593 --> 00:23:51,597 そいつらの息子たちは この村から逃亡を企てた。➡ 308 00:23:51,597 --> 00:23:55,601 その責めを負って 尖角様に処刑されたんだ。 309 00:23:55,601 --> 00:23:59,605 もっとも… つるしたのは われわれだが。 310 00:23:59,605 --> 00:24:01,607 見せしめ…。 311 00:24:01,607 --> 00:24:03,609 ここは 偉大なる志々雄様が➡ 312 00:24:03,609 --> 00:24:07,613 政府の豚どもから 勝ち取った領村!➡ 313 00:24:07,613 --> 00:24:10,616 ここでの生殺与奪の権利は 全て 志々雄様➡ 314 00:24:10,616 --> 00:24:14,620 もしくは 村の統括を担う尖角様にある! 315 00:24:14,620 --> 00:24:17,623 尖角様の命により➡ 316 00:24:17,623 --> 00:24:19,625 よそ者には 死 あるのみ!➡ 317 00:24:19,625 --> 00:24:21,293 覚悟! 318 00:24:21,293 --> 00:24:22,961 覚悟するのは➡ 319 00:24:22,961 --> 00:24:26,632 お前たちだ! 320 00:24:26,632 --> 00:24:29,635 がはっ! おおおっ! 321 00:24:29,635 --> 00:24:31,637 (隊員たち)うわああ…。 322 00:24:31,637 --> 00:24:36,642 ふだんなら ケガしたくない者は 下がれと言うところだが➡ 323 00:24:36,642 --> 00:24:39,645 今日は 言う気になれぬ。 324 00:24:39,645 --> 00:24:42,648 一人残らず たたき伏せる! 325 00:24:42,648 --> 00:24:46,652 (隊員)よそ者には 死 あるのみ! 326 00:24:46,652 --> 00:24:49,655 おおおお…! 327 00:24:49,655 --> 00:24:51,657 (操)ねえ しっかりして! ねえ!➡ 328 00:24:51,657 --> 00:24:53,659 つらいのは分かるけど➡ 329 00:24:53,659 --> 00:24:55,594 ここで へたり込んでる場合じゃ ないのよ! 330 00:24:55,594 --> 00:24:58,597 泣いたって 死んだ人は かえらないんだから! 331 00:24:58,597 --> 00:25:00,599 今は まず 立ちなさい! 332 00:25:00,599 --> 00:25:02,601 (隊員)よそ者には➡ 333 00:25:02,601 --> 00:25:05,604 死 あるのみ! 334 00:25:05,604 --> 00:25:07,606 この! (隊員)よそ者には➡ 335 00:25:07,606 --> 00:25:09,608 死…。 336 00:25:13,612 --> 00:25:15,614 ⚟ ふん。 337 00:25:15,614 --> 00:25:20,619 あ… あんた… 誰? 338 00:25:20,619 --> 00:25:23,622 ⚟ あの野郎 京都へ 向かっているとばかり➡ 339 00:25:23,622 --> 00:25:25,624 思っていたら…。 340 00:25:25,624 --> 00:25:30,629 (斎藤)こんな所で 何 油売っていやがる。 341 00:25:30,629 --> 00:25:35,634 ♬(エンディングテーマ) 342 00:25:35,634 --> 00:25:52,651 ♬~ 343 00:25:52,651 --> 00:26:03,595 ♬~ 344 00:26:03,595 --> 00:26:18,610 ♬~ 345 00:26:18,610 --> 00:26:23,282 ♬~ 346 00:26:23,282 --> 00:26:42,634 ♬~ 347 00:26:42,634 --> 00:27:00,619 ♬~ 348 00:30:43,141 --> 00:30:45,143 (シェン)ふぅ~。 349 00:30:46,545 --> 00:30:49,147 (シェン)あんなやり合えたのは 久しぶりだよ。 350 00:30:51,483 --> 00:30:55,253 バチン! (ムイ)雑念です シェン様。 351 00:30:55,253 --> 00:30:58,657 戻ってきたんだ ムイちゃん。 上には うまいこと…。 352 00:30:58,657 --> 00:31:00,092 角が立たないように報告しました。