1 00:00:06,040 --> 00:00:09,050 新たなる逆刃刀を求めて➡ 2 00:00:09,050 --> 00:00:13,050 刀匠 新井 赤空の息子 青空を訪ねた 緋村 剣心。 3 00:00:13,050 --> 00:00:15,050 しかし! (扇子を打ち付ける音) 4 00:00:15,050 --> 00:00:16,720 (操)青空は 今の平和を尊び➡ 5 00:00:16,720 --> 00:00:20,060 すでに 刀をつくるのを やめていた。 6 00:00:20,060 --> 00:00:23,060 剣心 その青空に 刀をつくらせるのは➡ 7 00:00:23,060 --> 00:00:26,060 忍びないと言い…。 8 00:00:26,060 --> 00:00:31,040 哀れ 逆刃刀探しは 一から出直し。 9 00:00:34,070 --> 00:00:36,070 甘い! 甘すぎる! おろ? 10 00:00:36,070 --> 00:00:40,080 あのあんちゃん 見た目も 言ってることも軟弱だからさ➡ 11 00:00:40,080 --> 00:00:44,080 がっと強く押せば 絶対 何とかなったよ あれは。 12 00:00:44,080 --> 00:00:46,080 いや…。 13 00:00:46,080 --> 00:00:49,090 青空殿の平和な生活を➡ 14 00:00:49,090 --> 00:00:52,090 拙者の勝手で荒立てるのは いかんでござるよ。 15 00:00:52,090 --> 00:00:55,090 それが甘いってんだよな~。 16 00:00:55,090 --> 00:00:58,030 無理強いをして つくらせたとしても➡ 17 00:00:58,030 --> 00:01:02,030 それは 刀匠の魂のこもらん 駄作にすぎんじゃろ。 18 00:01:02,030 --> 00:01:06,040 そんな刀で 逆刃刀を折った 瀬田 宗次郎とやらや➡ 19 00:01:06,040 --> 00:01:09,040 志々雄 真実と戦ってみい。 20 00:01:09,040 --> 00:01:12,040 緋村君の死は 確実じゃ。 21 00:01:12,040 --> 00:01:14,050 (ふすまの閉まる音) 22 00:01:14,050 --> 00:01:17,050 (柏崎)形だけの逆刃刀なぞ 一切 無用!➡ 23 00:01:17,050 --> 00:01:22,050 新たなる逆刃刀は 折れた逆刃刀を 超えるものでなくてはならん。 24 00:01:22,050 --> 00:01:25,060 たく こんなことも分からんとは➡ 25 00:01:25,060 --> 00:01:28,060 わしが育てたわりに 抜けてる娘じゃて。 26 00:01:28,060 --> 00:01:31,060 じゃあ いったい どうすんのよ! 27 00:01:31,060 --> 00:01:34,070 (柏崎)じゃから 今 京都中の 刀匠に当たって…。➡ 28 00:01:34,070 --> 00:01:36,030 これ やめい! あーっ! 29 00:01:39,070 --> 00:01:42,070 《あくす あくす》 30 00:01:42,070 --> 00:01:45,080 《これでいいでござる》 31 00:01:45,080 --> 00:01:48,080 《青空殿が 拙者の逆刃刀を つくるとなれば➡ 32 00:01:48,080 --> 00:01:51,080 志々雄一派が 黙っているわけがない》 33 00:01:51,080 --> 00:01:57,020 《明治を平和に暮らしている あの一家を巻き込みたくはない》 34 00:01:57,020 --> 00:01:59,020 《そして 葵屋も…》 35 00:01:59,020 --> 00:02:03,030 《いくら元御庭番衆の 手だれといえども➡ 36 00:02:03,030 --> 00:02:06,030 志々雄一派と戦って 無事で済むわけがない》 37 00:02:06,030 --> 00:02:11,040 《もう一人の捜し人が 見つかり次第 ここも出よう》 38 00:02:11,040 --> 00:02:13,040 (操)人が本気で心配してるのに➡ 39 00:02:13,040 --> 00:02:16,040 何 自分の世界に浸ってんの! 40 00:02:16,040 --> 00:02:19,040 がっ…。 41 00:02:19,040 --> 00:02:23,050 (人々の悲鳴) お~ろ~! 42 00:02:23,050 --> 00:02:33,030 ♬~ 43 00:04:02,020 --> 00:04:06,020 ずいぶん仰々しい出迎えだな。 方治。➡ 44 00:04:06,020 --> 00:04:09,030 留守中任せた仕事は 済ませてあるか? 45 00:04:09,030 --> 00:04:13,030 はい。 予定の火器は 全て購入済みです。 46 00:04:13,030 --> 00:04:17,030 ん? そういえば 宗次郎は? 47 00:04:17,030 --> 00:04:21,040 (志々雄)あいつには 東日本の十本刀のつなぎを任せた。 48 00:04:21,040 --> 00:04:23,040 (志々雄)あっちは 安慈のように➡ 49 00:04:23,040 --> 00:04:25,040 所在のつかみづらいのが 多いからな。➡ 50 00:04:25,040 --> 00:04:29,050 西日本は 俺が直々に げき文を送りつけておいた。 51 00:04:29,050 --> 00:04:31,050 (方治)あっ… では! 52 00:04:31,050 --> 00:04:33,020 ああ。 53 00:04:35,990 --> 00:04:40,990 十本刀が集結し次第 国取り開始だ。 54 00:04:40,990 --> 00:04:42,990 (一同)おおおおー!➡ 55 00:04:42,990 --> 00:04:47,000 志々雄さま! 志々雄さま! 志々雄さま! 志々雄さま!➡ 56 00:04:47,000 --> 00:04:49,100 志々雄さま! 志々雄さま! 志々雄さま! 57 00:04:49,100 --> 00:04:52,000 聞いたか 同胞よ! 58 00:04:52,000 --> 00:04:55,010 ついに 一斉蜂起の時が来る! 59 00:04:55,010 --> 00:04:58,010 おのおの準備を怠るな! 60 00:04:58,010 --> 00:05:02,010 (一同)志々雄さま! 志々雄さま! 志々雄さま! 志々雄さま! 61 00:05:02,010 --> 00:05:04,010 (扉の閉まる音) 62 00:05:04,010 --> 00:05:08,190 (志々雄)聞いたか 同胞よ… か。 63 00:05:08,190 --> 00:05:10,020 お前 少し演出過剰じゃねえか? 64 00:05:10,020 --> 00:05:13,020 組織の補佐役は これくらいで ちょうどいいのです。 65 00:05:13,020 --> 00:05:17,030 では 私は 早速 全国の配下どもに連絡を。 66 00:05:17,030 --> 00:05:19,030 待てよ。➡ 67 00:05:19,030 --> 00:05:22,030 まだ 話に続きがある。 68 00:05:22,030 --> 00:05:25,040 十本刀が全員集まるまでに 時間がかかるし➡ 69 00:05:25,040 --> 00:05:28,040 やつらも ずいぶん長いこと沈黙して➡ 70 00:05:28,040 --> 00:05:30,040 血に飢えているだろうからな。 71 00:05:30,040 --> 00:05:32,040 国取りの前祝いの代わりに➡ 72 00:05:32,040 --> 00:05:35,980 これから敵である政府側の 切り札となった➡ 73 00:05:35,980 --> 00:05:38,950 緋村 抜刀斎を血祭りに上げる。 74 00:05:41,990 --> 00:05:46,990 なるほど… 早文で抜刀斎の 動向を探れと指令してきたのは➡ 75 00:05:46,990 --> 00:05:48,990 そのためですか。 76 00:05:48,990 --> 00:05:50,990 自分は 反対です! 77 00:05:50,990 --> 00:05:55,000 十本刀は一斉蜂起の際 政府要人を 無差別に襲撃するという➡ 78 00:05:55,000 --> 00:05:58,000 最重要任務を負う 大事な特攻部隊! 79 00:05:58,000 --> 00:06:02,010 それを 捨て駒のように 抜刀斎に ぶつけるなど➡ 80 00:06:02,010 --> 00:06:04,010 バカげているとしか 言いようがない! 81 00:06:04,010 --> 00:06:08,010 ほ~ら やっぱり 方治 怒った。 (志々雄)フッ。 82 00:06:08,010 --> 00:06:10,010 私も 最初は 驚いたけどね。 83 00:06:10,010 --> 00:06:14,020 大丈夫よ。 十本刀は そんな やわじゃないわ。 84 00:06:14,020 --> 00:06:18,020 (張)そや 由美姐さんの言うとおり。 85 00:06:18,020 --> 00:06:21,020 わいら十本刀が たかが 人斬り一人に➡ 86 00:06:21,020 --> 00:06:24,030 負けるわけあらへん。 87 00:06:24,030 --> 00:06:26,030 張か。 早いな。 88 00:06:26,030 --> 00:06:28,030 そらもう 大阪住まいやさかい。 89 00:06:28,030 --> 00:06:32,040 それに いの一番に自慢の愛刀を ひけらかしたい思うて。 90 00:06:32,040 --> 00:06:34,040 そう せくな。 91 00:06:34,040 --> 00:06:35,970 せめて もう2~3人集まるまで待て。 92 00:06:35,970 --> 00:06:40,980 方治 抜刀斎の動向は? 93 00:06:40,980 --> 00:06:42,980 所在は まだつかめていません。 94 00:06:42,980 --> 00:06:46,980 ただ先日 刀匠 新井 赤空の息子➡ 95 00:06:46,980 --> 00:06:49,990 青空と接触を持ったことは 確かです。 96 00:06:49,990 --> 00:06:52,990 宗次郎に折られた 逆刃刀の代わりを➡ 97 00:06:52,990 --> 00:06:55,990 求めているようだな。 で? 98 00:06:55,990 --> 00:06:59,000 青空は 刀を打つのを断りました。 99 00:06:59,000 --> 00:07:03,000 他に 赤空が残した 最後の一振りがあるようですが➡ 100 00:07:03,000 --> 00:07:05,000 それも渡しておりません。 101 00:07:05,000 --> 00:07:07,000 (張)へぇ…。➡ 102 00:07:07,000 --> 00:07:11,010 新井 赤空 最後の一振りねぇ…。➡ 103 00:07:11,010 --> 00:07:14,010 そらぁ 知らんかったわ。➡ 104 00:07:14,010 --> 00:07:16,010 へぇ~…。 105 00:07:16,010 --> 00:07:20,020 大事の前だ。 事を荒立てるなよ。 106 00:07:20,020 --> 00:07:22,020 (張)ほいな。 107 00:07:22,020 --> 00:07:27,020 相変わらず 刀剣のことになると 目の色が変わるわね 張君。 108 00:07:27,020 --> 00:07:29,030 フッ…。 (由美)それじゃあ➡ 109 00:07:29,030 --> 00:07:31,030 私は 旅の汗を流して➡ 110 00:07:31,030 --> 00:07:34,030 ねやで待っているから 早くいらしてね。 111 00:07:34,030 --> 00:07:37,030 ああ。 112 00:07:37,030 --> 00:07:40,040 志々雄さま やはり 自分は反対です。 113 00:07:40,040 --> 00:07:42,040 今は 弱体化しているとはいえ➡ 114 00:07:42,040 --> 00:07:45,040 緋村 抜刀斎は 伝説にまでなった人斬り。 115 00:07:45,040 --> 00:07:49,050 もしも 十本刀との戦いの中で 覚醒し➡ 116 00:07:49,050 --> 00:07:53,050 往年の強さを取り戻したりしたら 国取りの致命的な障壁に…。 117 00:07:53,050 --> 00:07:56,050 (志々雄)いいんだよ 別に。 (方治)はっ? 118 00:07:56,050 --> 00:07:58,050 (志々雄)それならそれで➡ 119 00:07:58,050 --> 00:08:01,060 覚醒した抜刀斎を 俺が ぶっ殺すという➡ 120 00:08:01,060 --> 00:08:04,060 別の楽しみができるだろ。 121 00:08:04,060 --> 00:08:08,060 まっ 十本刀には 宗次郎と宇水がいるから➡ 122 00:08:08,060 --> 00:08:11,070 万に一つも そんなことはねえだろう。 123 00:08:11,070 --> 00:08:15,070 どっちに転んでも 俺は じゅうぶん 楽しめる。 124 00:08:15,070 --> 00:08:17,070 フフフ…。 125 00:08:17,070 --> 00:08:19,080 ハハハハ…。 126 00:08:19,080 --> 00:08:22,080 ハッハッハッハッハ!➡ 127 00:08:22,080 --> 00:08:25,080 ハッハッハッハッハ! (方治)《やはり➡ 128 00:08:25,080 --> 00:08:28,050 このお方は 計り知れない!》 129 00:08:35,090 --> 00:08:40,030 ぐるぐる ぐるぐる ぐるぐる。 130 00:08:40,030 --> 00:08:43,030 う… ん?➡ 131 00:08:43,030 --> 00:08:48,040 ホーキ ホーキ。 (張)ハハッ おもろい坊や。 132 00:08:48,040 --> 00:08:51,040 どうじょ。 (張)けん玉か。 133 00:08:51,040 --> 00:08:55,040 おっとう じょうじゅ! (張)坊の父ちゃんは 得意なんか。 134 00:08:55,040 --> 00:09:00,050 わいも 大の得意やで。 まあ やったことあらへんけど。 135 00:09:00,050 --> 00:09:03,050 目ん玉 かっぽじって よう見とれ。 136 00:09:03,050 --> 00:09:05,050 わいの華麗な技。➡ 137 00:09:05,050 --> 00:09:09,060 せーの! ほい! 138 00:09:09,060 --> 00:09:10,730 (伊織)ぶー ぶー。 139 00:09:10,730 --> 00:09:14,060 今のは うぉーみんぐあっぷいうやつや。 140 00:09:14,060 --> 00:09:16,070 まあ 見とれ。 よっ。 141 00:09:16,070 --> 00:09:18,070 ぶー! 142 00:09:18,070 --> 00:09:22,070 今のはなし。 これからが本番やで。 はっ! 143 00:09:22,070 --> 00:09:24,070 よっ。 ほっ。 144 00:09:24,070 --> 00:09:26,080 ぐっ…。 ふん!➡ 145 00:09:26,080 --> 00:09:29,050 おりゃ! どりゃ! くそが! 146 00:09:34,080 --> 00:09:38,020 あっ… いらっしゃいませ。 何をお探しでしょう? 147 00:09:38,020 --> 00:09:41,020 (張)もうええわ。 148 00:09:41,020 --> 00:09:43,030 ん? 149 00:09:43,030 --> 00:09:44,990 (張)赤空 最後の一振り…。 150 00:09:51,030 --> 00:09:53,000 ある? 151 00:09:55,040 --> 00:09:58,040 (柏崎)大丈夫かの? 緋村君。 ええ まあ。 152 00:09:58,040 --> 00:10:01,040 悪ふざけも たいがいにせんと いかんぞ こら! 153 00:10:01,040 --> 00:10:05,050 いや 拙者も つい油断していたでござるから。 154 00:10:05,050 --> 00:10:10,050 とにかく もう青空に 刀をつくってもらうことは諦める。 155 00:10:10,050 --> 00:10:13,020 でござるよ。 でも…。 156 00:10:15,060 --> 00:10:18,060 (青空)父の最後の一振り…。 157 00:10:18,060 --> 00:10:22,070 (張)そや。 ちょっと小耳に挟んでな。➡ 158 00:10:22,070 --> 00:10:25,070 名刀匠 新井 赤空の 最後の一振り➡ 159 00:10:25,070 --> 00:10:29,070 ひとつ このわいにも 拝ませてくれへんか? 160 00:10:29,070 --> 00:10:33,080 (青空) 《この男 どこで そのことを…》 161 00:10:33,080 --> 00:10:36,010 さ… さあ 何のことでしょう?➡ 162 00:10:36,010 --> 00:10:40,020 父の刀は そのほとんどが 所在不明になってて➡ 163 00:10:40,020 --> 00:10:43,020 手元には 一振りも残ってませんが。 164 00:10:43,020 --> 00:10:45,020 (張)ふ~ん…。 165 00:10:45,020 --> 00:10:48,020 あっ? 166 00:10:48,020 --> 00:10:52,030 (張)そうかぁ。 そんなら わいの思い違いかぁ。➡ 167 00:10:52,030 --> 00:10:55,030 いや えらいすんませんなぁ。➡ 168 00:10:55,030 --> 00:10:58,030 何せ わい 刀が好きで好きで➡ 169 00:10:58,030 --> 00:11:01,040 いろんな刀 いろんなふうに 振ってみたい一心で➡ 170 00:11:01,040 --> 00:11:05,040 剣客になったくらいでなぁ。 171 00:11:05,040 --> 00:11:08,040 わっ…。 172 00:11:08,040 --> 00:11:10,050 何を!? (張)まあ 見ててぇな。 173 00:11:10,050 --> 00:11:12,020 フッ…。 174 00:11:14,050 --> 00:11:16,020 あっ…。 (梓)あっ! 175 00:11:21,060 --> 00:11:24,030 (梓・青空)伊織! (張)フフ…。 176 00:11:34,070 --> 00:11:37,010 う… うう… うわああ~! 177 00:11:37,010 --> 00:11:43,010 (張)逆中空納刀いうてな これ できる剣客は そうおらんで。 178 00:11:43,010 --> 00:11:45,010 どや? 179 00:11:45,010 --> 00:11:48,020 けど ホンマ 最後の一振りがないなんて➡ 180 00:11:48,020 --> 00:11:50,020 ショックやわぁ。 181 00:11:50,020 --> 00:11:53,020 わい あまたある刀の中で➡ 182 00:11:53,020 --> 00:11:56,030 赤空はんの刀が 一番 気に入っとったのになぁ。 183 00:11:56,030 --> 00:12:00,030 あ~ あかん ショック過ぎて…。 (青空)あっ…。 184 00:12:00,030 --> 00:12:04,030 何か 2回目は 手元狂いそうや。 185 00:12:04,030 --> 00:12:06,040 (青空)あっ… 伊織! 186 00:12:06,040 --> 00:12:09,040 うっ! (梓)あなた! 187 00:12:09,040 --> 00:12:11,040 わいが 人前で同じ技➡ 188 00:12:11,040 --> 00:12:14,040 2度見せるなんて めったにないんや。➡ 189 00:12:14,040 --> 00:12:19,050 眼福なんやさかい おとなしゅう見ててぇな。 190 00:12:19,050 --> 00:12:21,050 ほんじゃ…。 191 00:12:21,050 --> 00:12:24,050 待ってください! 父上の刀は ここにはありません! 192 00:12:24,050 --> 00:12:27,060 梓! 193 00:12:27,060 --> 00:12:29,060 (梓)最後の一振りは 御神刀として➡ 194 00:12:29,060 --> 00:12:32,060 すでに白山神社に 奉納してあります! 195 00:12:32,060 --> 00:12:34,060 やっぱりあるんやないか。 196 00:12:34,060 --> 00:12:38,000 あるのに ないなんて言うて あんたらも人が悪いわ。 197 00:12:38,000 --> 00:12:42,010 それじゃあ 早速 拝みに行くけど 今の言葉➡ 198 00:12:42,010 --> 00:12:46,010 嘘か誠か はっきりするまで この坊 借りるで。 199 00:12:46,010 --> 00:12:49,010 (梓・青空)あっ…。 (泣き声) 200 00:12:49,010 --> 00:12:52,020 (張)それと このこと サツに言うたらあかんで。➡ 201 00:12:52,020 --> 00:12:55,020 サツなん 怖ないけど 志々雄さまに➡ 202 00:12:55,020 --> 00:12:58,020 事 荒立てんな 言われてるよってな。 203 00:12:58,020 --> 00:13:01,020 もし話したら どないなるか➡ 204 00:13:01,020 --> 00:13:03,030 言わんでも分かるやろ? 205 00:13:03,030 --> 00:13:06,030 決して 誰にも言いませんから どうか 伊織を…。 206 00:13:06,030 --> 00:13:08,000 ハハ…。 207 00:13:11,030 --> 00:13:13,000 あっ…。 208 00:13:18,040 --> 00:13:20,010 あっ…。 209 00:13:42,000 --> 00:13:45,970 やっぱ 刀やと絶好調や。 210 00:13:53,970 --> 00:13:55,980 やっぱり 刀は 早く手に入れないと。 211 00:13:55,980 --> 00:13:57,980 あの兄ちゃんに もう 一押しして…。 212 00:13:57,980 --> 00:13:59,980 (青空)なぜ しゃべってしまったんだ…。 213 00:13:59,980 --> 00:14:02,980 あっ。 (青空)あの一振りは➡ 214 00:14:02,980 --> 00:14:04,980 御神刀として つくられて すぐ➡ 215 00:14:04,980 --> 00:14:07,990 一度も さやから抜かれないまま 納められた。➡ 216 00:14:07,990 --> 00:14:11,990 父の刀の中で 唯一 血に染まってないものなんだ。 217 00:14:11,990 --> 00:14:17,000 あれまで 血に染まったら 父は 本当に 刀匠ではなく➡ 218 00:14:17,000 --> 00:14:20,930 ただの殺人道具を つくった男になってしまう。 219 00:14:20,930 --> 00:14:23,940 けど あなた あのとき しゃべらなければ➡ 220 00:14:23,940 --> 00:14:26,940 伊織は どうなっていたことか。➡ 221 00:14:26,940 --> 00:14:30,940 父上の名誉も大事ですけれど 今は 伊織の命の方が! 222 00:14:30,940 --> 00:14:33,950 (青空)お前は あの男の目を 見なかったのか?➡ 223 00:14:33,950 --> 00:14:36,950 あれは 刀が好きな目じゃない。➡ 224 00:14:36,950 --> 00:14:42,960 あれは 刀で人を斬るのが好きな目だ!➡ 225 00:14:42,960 --> 00:14:47,960 あの手の男が 父の刀を手にしたら すぐ手近なもので➡ 226 00:14:47,960 --> 00:14:51,960 必ず 試し斬りをしなければ 気が済まないはず…。➡ 227 00:14:51,960 --> 00:14:55,970 チクショー 刀をつくるのは もうやめたのに➡ 228 00:14:55,970 --> 00:14:58,970 何で こんなことに なってしまうんだ…。 229 00:14:58,970 --> 00:15:01,970 詳しい事情を話しなさい! 230 00:15:01,970 --> 00:15:03,980 (駆けてくる足音) 231 00:15:03,980 --> 00:15:06,980 (操)お重おばさん! (お重)あら 操ちゃん。 232 00:15:06,980 --> 00:15:08,980 京都に帰っていたのかい? 233 00:15:08,980 --> 00:15:11,980 爺やに 火急の知らせ。 ルの一番 用意して! 234 00:15:11,980 --> 00:15:13,950 あいよ。 235 00:15:17,660 --> 00:15:19,330 (剣心・柏崎)ん? 236 00:15:19,330 --> 00:15:20,990 おろ! 237 00:15:20,990 --> 00:15:24,000 重婆のところの ルの一番じゃないか。 238 00:15:24,000 --> 00:15:26,000 おろ? (柏崎)御庭番衆の➡ 239 00:15:26,000 --> 00:15:28,000 情報伝達の要じゃよ。 240 00:15:28,000 --> 00:15:31,000 京都一帯に イロハ組の一から三➡ 241 00:15:31,000 --> 00:15:35,010 合わせて 141の伝書バトを 備えることで➡ 242 00:15:35,010 --> 00:15:40,010 文字どおり飛鳥の速さで 情報を伝えることができるんじゃ。 243 00:15:40,010 --> 00:15:42,010 何じゃ 操からか。 244 00:15:42,010 --> 00:15:45,020 ふらりと出掛けたと思えば いったい…。➡ 245 00:15:45,020 --> 00:15:46,990 ん!? 246 00:15:50,020 --> 00:15:56,030 青空の息子が 志々雄一派の者に拉致された。 247 00:15:56,030 --> 00:16:00,030 待て 緋村君! 君の逆刃刀は 折れて使えん!➡ 248 00:16:00,030 --> 00:16:03,040 行っても 存分に戦えるはずもない! 249 00:16:03,040 --> 00:16:06,040 緋村君…。 250 00:16:06,040 --> 00:16:10,040 (伊織の泣き声) 251 00:16:10,040 --> 00:16:13,050 (張)ちょいと 時間 食ってもうたなぁ。➡ 252 00:16:13,050 --> 00:16:17,050 京都の地理は どうも分かりづろうてかなわんわ。 253 00:16:17,050 --> 00:16:22,990 さて 赤空の最後の一振り いったい どんな殺人刀…。 254 00:16:22,990 --> 00:16:24,990 ん? 255 00:16:24,990 --> 00:16:31,000 ハァ ハァ ハァ…。 256 00:16:31,000 --> 00:16:33,000 ごじゃる~! 257 00:16:33,000 --> 00:16:35,000 ん~…。➡ 258 00:16:35,000 --> 00:16:42,010 どうやら 神社の参拝客やないな。 あんた 誰や? 259 00:16:42,010 --> 00:16:43,980 んっ? 260 00:16:48,010 --> 00:16:51,020 (張)左頬の十字傷…。 261 00:16:51,020 --> 00:16:53,020 ヘッ…。➡ 262 00:16:53,020 --> 00:16:58,020 なるほど あんたが有名な 人斬り抜刀斎さんかい。➡ 263 00:16:58,020 --> 00:17:04,030 思ってたより小さいんやなぁ。 何か おなごみたいな感じや。 264 00:17:04,030 --> 00:17:06,030 まあええ。 265 00:17:06,030 --> 00:17:10,040 で? あんたも赤空 最後の一振り 取りに来たんか? 266 00:17:10,040 --> 00:17:15,040 あいにく 拙者が求めているのは 別の刀でござる。 267 00:17:15,040 --> 00:17:18,040 赤空の一振りが欲しくば 持っていけ。 268 00:17:18,040 --> 00:17:21,980 ただ その前に その子を離せ。 269 00:17:21,980 --> 00:17:25,990 それは 不要の戦いは 避けたいってことでっか? 270 00:17:25,990 --> 00:17:28,990 頼みの逆刃刀とやらが 折れてもうて。 271 00:17:28,990 --> 00:17:33,990 まっ わいも じゅうぶんに戦えん 男を倒しても面白うないけど。 272 00:17:33,990 --> 00:17:39,000 敵と遭遇しときながら 戦いもせんと済ませたら わい➡ 273 00:17:39,000 --> 00:17:42,000 志々雄さまに殺されてしまう。➡ 274 00:17:42,000 --> 00:17:44,000 それに…。 275 00:17:44,000 --> 00:17:46,010 あっ! 276 00:17:46,010 --> 00:17:49,010 (張)せっかく 最後の一振りを 手に入れても➡ 277 00:17:49,010 --> 00:17:53,010 試し斬りの素材がなければ 楽しさ半減。 278 00:17:53,010 --> 00:17:57,980 前から 一度 赤ん坊斬り やってみたかったんや。 279 00:18:00,020 --> 00:18:03,020 つーわけで あんたの申し出は却下。 280 00:18:03,020 --> 00:18:06,030 正々堂々と勝負や。 281 00:18:06,030 --> 00:18:09,030 相手の刀が折れているのを 知ってなお➡ 282 00:18:09,030 --> 00:18:13,030 人質をとって正々堂々か。 ふざけた男だ。 283 00:18:13,030 --> 00:18:15,030 別に ふざけておまへんよ。 284 00:18:15,030 --> 00:18:18,000 ただ あんたが真面目なだけや! 285 00:18:20,040 --> 00:18:22,980 (張)もろうた! 286 00:18:22,980 --> 00:18:24,980 拙者を突き殺そうとするなら➡ 287 00:18:24,980 --> 00:18:27,950 斎藤の牙突を超える技を 繰り出してこい。 288 00:18:29,980 --> 00:18:31,980 がっ…! 飛天御剣流。 289 00:18:31,980 --> 00:18:33,990 龍巻閃! 290 00:18:33,990 --> 00:18:35,990 ぐあっ…。 291 00:18:35,990 --> 00:18:38,960 ごじゃる~! 292 00:18:40,990 --> 00:18:45,000 (張)何や… 見掛けによらず 結構やるやないか。 293 00:18:45,000 --> 00:18:50,000 背中の愛刀がなかったら 危ないとこやったわ。 294 00:18:50,000 --> 00:18:55,010 けど… この代償は 高うつくで。 295 00:18:55,010 --> 00:19:00,010 どや? 赤空初期の殺人奇剣 連刃刀。 296 00:19:00,010 --> 00:19:05,020 この短い間隔でな 同じ傷を二つ つけられると➡ 297 00:19:05,020 --> 00:19:08,020 傷口の縫合が うまくできへん。 298 00:19:08,020 --> 00:19:12,020 つまり 急所から外れても こいつで さくっと斬りつければ➡ 299 00:19:12,020 --> 00:19:17,000 手当てができず 傷口から腐って 死に至らしめるんや! 300 00:19:20,030 --> 00:19:22,970 お前は この程度でござるか。 301 00:19:22,970 --> 00:19:24,970 あっ!? 302 00:19:24,970 --> 00:19:26,970 飛天御剣流。 303 00:19:26,970 --> 00:19:28,940 ぐあっ! 龍翔閃! 304 00:19:33,980 --> 00:19:36,980 待たせたでござるな。 今 下ろすでござるよ。 305 00:19:36,980 --> 00:19:38,980 (伊織のうれしそうな声) 306 00:19:38,980 --> 00:19:43,990 (張)なるほど…。 あんたの言うとおりや。➡ 307 00:19:43,990 --> 00:19:48,990 どうやら わい 少し ふざけすぎてたようや。 308 00:19:48,990 --> 00:19:53,000 《水月に打ち込んだはずなのに ものともしていない》 309 00:19:53,000 --> 00:19:56,000 ごじゃる~…。 すまんな 伊織。 310 00:19:56,000 --> 00:19:58,000 少し長引きそうでござるよ。 311 00:19:58,000 --> 00:20:01,010 ガキとしゃべくっとらんと こっち向かんかい このダボが! 312 00:20:01,010 --> 00:20:03,980 なめてっと そのガキから バラすぞ こら! 313 00:20:06,010 --> 00:20:10,020 何や あんたも そんなツラ できるんやないか。 314 00:20:10,020 --> 00:20:13,020 出し惜しみしよって 人が悪い。 315 00:20:13,020 --> 00:20:15,020 初めから そのツラしとったら➡ 316 00:20:15,020 --> 00:20:17,990 こっちも出し惜しみ せんかったのに。 317 00:20:20,030 --> 00:20:21,960 《しろがねの胴鎧…》 318 00:20:21,960 --> 00:20:24,930 《あれが龍翔閃を防いだのか》 319 00:20:27,970 --> 00:20:30,970 爺や! 遅いじゃない 今ごろ 来たの!? 320 00:20:30,970 --> 00:20:34,970 ルの一番 使った意味ないじゃん! 緋村は!? 321 00:20:34,970 --> 00:20:37,980 聞くや否や すっとんでったわ。 とても追いつけん。 322 00:20:37,980 --> 00:20:41,980 緋村 刀折れてるじゃない! だから 爺やを頼りにしたのに! 323 00:20:41,980 --> 00:20:44,980 とにかく 急げ! 324 00:20:44,980 --> 00:20:47,990 あっ もう始まってるじゃん! 325 00:20:47,990 --> 00:20:49,960 あっ… あれは…。 326 00:20:54,990 --> 00:20:57,000 いけない! あの男が胴に巻いているのは➡ 327 00:20:57,000 --> 00:20:59,000 胴鎧じゃない! (柏崎・操)んっ!? 328 00:20:59,000 --> 00:21:03,000 (青空)あれは 父が 改良に改良を 重ねて つくりあげた➡ 329 00:21:03,000 --> 00:21:06,010 後期型の殺人奇剣です! 330 00:21:06,010 --> 00:21:11,010 十本刀 刀狩の張。 331 00:21:11,010 --> 00:21:15,010 こっからが真骨頂や。 332 00:21:15,010 --> 00:21:24,990 ♬~