1 00:00:22,055 --> 00:00:26,059 (白尉)どうにか収まったようだな。 そっちは? 2 00:00:26,059 --> 00:00:30,063 手当てが必要な人は 恵さんの診療所に運んだわ。➡ 3 00:00:30,063 --> 00:00:33,066 焼き出された人は 近くのお寺に避難してもらってる。 4 00:00:33,066 --> 00:00:36,069 (お増) どこも やけどした人はいるけど➡ 5 00:00:36,069 --> 00:00:40,073 命を落とした人はいないみたい。 (黒尉)不幸中の幸いだな。 6 00:00:40,073 --> 00:00:46,079 となると あとは お嬢か。 あれから 情報は? 7 00:00:46,079 --> 00:00:48,081 何かあったのかな…。 8 00:00:48,081 --> 00:00:51,084 まさか あの肉だんごみたいなやつに…。 9 00:00:51,084 --> 00:00:57,090 だ… 大丈夫だよ! 薫さんたちも一緒だし! ねっ? 10 00:00:57,090 --> 00:00:59,092 ⚟(操)お~い! 11 00:00:59,092 --> 00:01:01,028 みんな~! 12 00:01:01,028 --> 00:01:03,030 お嬢! (お増)操ちゃん! ほらぁ! 13 00:01:03,030 --> 00:01:06,033 あ痛っ! (お増)大丈夫って言ったじゃない。➡ 14 00:01:06,033 --> 00:01:08,035 アハハッ! 15 00:01:08,035 --> 00:01:12,039 (操)よかった。 取りあえず 大火は 食い止められたんだ。 16 00:01:12,039 --> 00:01:14,041 はい。 彼らのおかげで。 17 00:01:14,041 --> 00:01:18,045 操ちゃんたちが出くわしたっていう 2人は もう引き揚げたの? 18 00:01:18,045 --> 00:01:20,047 あっ…。 19 00:01:20,047 --> 00:01:24,051 会話からすると そんな感じだったけど。 20 00:01:24,051 --> 00:01:27,054 どっちも すげえ迫力だったけどよ➡ 21 00:01:27,054 --> 00:01:29,056 特に 眼帯のひげは ヤバかったぜ。 22 00:01:29,056 --> 00:01:31,058 そうね。 23 00:01:31,058 --> 00:01:34,061 あのお坊さんが現れなかったら どうなってたか…。 24 00:01:34,061 --> 00:01:36,063 (お増)操ちゃん? 25 00:01:36,063 --> 00:01:38,065 (操)と… とにかく➡ 26 00:01:38,065 --> 00:01:40,067 火災が起きた場所を もう一度 見て回って➡ 27 00:01:40,067 --> 00:01:42,069 問題ないようなら 葵屋に戻ること。 28 00:01:42,069 --> 00:01:44,071 (白尉たち)承知! 29 00:01:44,071 --> 00:01:47,074 (操)あと お嬢じゃなくて 操ちゃんでもなくて 御頭! 30 00:01:47,074 --> 00:01:49,076 (白尉たち)は… はい! 31 00:01:49,076 --> 00:01:51,078 んっ! 32 00:01:51,078 --> 00:01:55,082 ホントに もう…。 フフフッ。 33 00:01:55,082 --> 00:01:57,050 あっ…。 34 00:02:01,021 --> 00:02:06,026 (十郎の寝息) 35 00:02:06,026 --> 00:02:08,028 (近江)んっ? 36 00:02:08,028 --> 00:02:11,031 (十郎の寝息) 37 00:02:11,031 --> 00:02:15,035 (近江)あっ… ああっ…。➡ 38 00:02:15,035 --> 00:02:16,703 うっ! 39 00:02:16,703 --> 00:02:20,040 (近江のせき) (十郎)ハッ! 近江さん! 40 00:02:20,040 --> 00:02:25,045 よかった…。 うう…。 よかった…。➡ 41 00:02:25,045 --> 00:02:27,014 近江さん! 42 00:02:31,051 --> 00:02:33,053 恵先生。➡ 43 00:02:33,053 --> 00:02:36,056 徹夜仕事の疲れに ようかんをどうぞ。 44 00:02:36,056 --> 00:02:40,060 ちゃうちゃう。 こんなときは まず あったかいお茶やて。 45 00:02:40,060 --> 00:02:43,063 ちゃうちゃう。 力の出るおにぎりやて。 46 00:02:43,063 --> 00:02:47,067 (少女たち)ささっ。 どうぞ どうぞ。 おあがりやす。 47 00:02:47,067 --> 00:02:49,036 (恵)いただきます! 48 00:02:51,071 --> 00:02:54,041 (3人)お… おお! 49 00:02:56,076 --> 00:02:59,079 (食べる音) 50 00:02:59,079 --> 00:03:02,049 (看護師)高荷先生 お願いします! 51 00:03:04,017 --> 00:03:07,020 よしっ! 今 行くわ!➡ 52 00:03:07,020 --> 00:03:09,022 ありがとう。 ごちそうさま。 53 00:03:09,022 --> 00:03:10,991 (少女たち)カッコエエ…。 54 00:03:13,026 --> 00:03:15,028 ⚟(恵)そこに寝かせて。 ⚟(看護師)はい。➡ 55 00:03:15,028 --> 00:03:17,030 この方は どうしましょう? 56 00:03:17,030 --> 00:03:21,034 ⚟(恵の話し声) 57 00:03:21,034 --> 00:03:41,054 ♬~ 58 00:03:41,054 --> 00:03:43,023 ♬~ 59 00:03:47,060 --> 00:03:52,065 何や 作戦は失敗かい。 どないしよ。 60 00:03:52,065 --> 00:03:55,068 戻っても 面倒なことになりそうやしな。 61 00:03:55,068 --> 00:03:58,071 もう少し タダ飯 食うてこか。 62 00:03:58,071 --> 00:04:02,042 ⚟(馬車の走る音) (張)んっ? ありゃ? 63 00:04:04,010 --> 00:04:05,679 フガッ。➡ 64 00:04:05,679 --> 00:04:08,348 んっ…。 何だ 着いたのか? あっ? 65 00:04:08,348 --> 00:04:10,016 おう! おかえり! 66 00:04:10,016 --> 00:04:13,019 てめえ! 何 勝手に 出てきてやがる! 67 00:04:13,019 --> 00:04:15,021 はぁ? 出てきて 何が悪いんや。 68 00:04:15,021 --> 00:04:18,024 (左之助)悪いに決まってんだろ! このホウキ頭! 69 00:04:18,024 --> 00:04:21,027 (張)何やと! このトリ頭! (左之助)うるせえ! このホウキ頭! 70 00:04:21,027 --> 00:04:24,030 おろ~? 71 00:04:24,030 --> 00:04:34,007 ♬~ 72 00:06:04,030 --> 00:06:07,033 (斎藤) 焼失および損壊家屋 約20軒。➡ 73 00:06:07,033 --> 00:06:12,038 ぼやに至っては 100件弱あったが いずれも すぐ 鎮火された。 74 00:06:12,038 --> 00:06:15,041 (左之助) なかなか 奇跡的数字じゃねえか。 75 00:06:15,041 --> 00:06:18,044 (斎藤)まあな。 住民と他県から応援に来た➡ 76 00:06:18,044 --> 00:06:21,047 消防団の協力が 功を奏した。 77 00:06:21,047 --> 00:06:26,052 火事による死者はなかったが 戦闘による警官の死亡数41。 78 00:06:26,052 --> 00:06:31,057 重傷者多数。 一般民の方は まだ定かではないが➡ 79 00:06:31,057 --> 00:06:35,061 今のところ 命に関わるような 被害報告は 入ってないな。 80 00:06:35,061 --> 00:06:38,064 41人もか…。 81 00:06:38,064 --> 00:06:42,068 (斎藤)それでも 敵兵の大半を 捕縛できたんだから 上々だろう。 82 00:06:42,068 --> 00:06:44,070 そういう問題ではないでござろう。 83 00:06:44,070 --> 00:06:48,008 哀れむより褒めてやれ ということだ。➡ 84 00:06:48,008 --> 00:06:52,012 まあ どう思おうと 人の勝手だがな。➡ 85 00:06:52,012 --> 00:06:55,015 俺は 事後処理を済ます必要がある。➡ 86 00:06:55,015 --> 00:06:59,986 お前たちは 葵屋とやらで 連絡を待っていろ。 87 00:07:02,022 --> 00:07:04,024 (左之助)しかし 何だ。 んっ? 88 00:07:04,024 --> 00:07:09,029 共に戦うっつっても 水と油のように相いれないのは➡ 89 00:07:09,029 --> 00:07:11,031 京都に来ても 相変わらずだな。 90 00:07:11,031 --> 00:07:15,035 京都となれば なおさらでござるよ。 91 00:07:15,035 --> 00:07:18,038 それより 左之は 警察の厄介になっていたようだが➡ 92 00:07:18,038 --> 00:07:20,040 ひょっとして 斎藤と和解したとか? 93 00:07:20,040 --> 00:07:22,042 んんっ! 94 00:07:22,042 --> 00:07:23,710 おろ~! 95 00:07:23,710 --> 00:07:27,047 な~んで 俺が あの陰険男と 仲良くしなきゃならねえんだ! 96 00:07:27,047 --> 00:07:30,050 決着は 志々雄一派を倒した後に 必ず つける! 97 00:07:30,050 --> 00:07:32,052 あ痛たた…。 98 00:07:32,052 --> 00:07:34,054 (左之助のおなかの鳴る音) 99 00:07:34,054 --> 00:07:37,057 それはそうと 俺は 腹 減って しょうがねえんだよ。➡ 100 00:07:37,057 --> 00:07:40,060 さっさと 葵屋とやらに案内しな。 101 00:07:40,060 --> 00:07:42,062 ハァ…。 やれやれでござる。 102 00:07:42,062 --> 00:07:46,066 (左之助)しかし 京都にも 御庭番衆がいて➡ 103 00:07:46,066 --> 00:07:48,068 今度は 味方になってるなんてなぁ。➡ 104 00:07:48,068 --> 00:07:51,071 奇縁つうのは あるもんだな。 105 00:07:51,071 --> 00:07:54,074 奇縁…。 思いがけない巡り合わせか。 106 00:07:54,074 --> 00:07:58,078 確かに。 あっ。 剣心! 107 00:07:58,078 --> 00:07:59,746 それに 左之助! 108 00:07:59,746 --> 00:08:03,083 よう 弥彦! ヘッ。 109 00:08:03,083 --> 00:08:05,085 何 お前 こんなとこに立たされてんだ? 110 00:08:05,085 --> 00:08:07,087 何か いたずらでもしたか? 111 00:08:07,087 --> 00:08:10,090 バーロォ! 見張りだ 見張り! 112 00:08:10,090 --> 00:08:14,060 おい 薫! 剣心が帰ってきたぞ! 113 00:08:17,097 --> 00:08:19,099 うわっ! (左之助)何 こそこそしてんだ➡ 114 00:08:19,099 --> 00:08:22,068 おらっ。 あっ…。 115 00:08:26,106 --> 00:08:29,109 心配かけたでござるな 薫殿。 116 00:08:29,109 --> 00:08:31,077 あぁ…。 117 00:08:35,115 --> 00:08:37,083 うん。 118 00:08:40,120 --> 00:08:43,123 ちゃんと 嬢ちゃんを引っ張ってきたな。 119 00:08:43,123 --> 00:08:44,791 よくやったぜ。 120 00:08:44,791 --> 00:08:50,063 男の約束だ。 守らねえわけねえだろ。 121 00:08:50,063 --> 00:08:54,067 奥義の伝授は? おおむねは済んだでござる。 122 00:08:54,067 --> 00:08:58,038 あとは 拙者の心しだい。 123 00:09:00,073 --> 00:09:03,076 それはそうと 操殿は? ハッ。 124 00:09:03,076 --> 00:09:07,080 それが 大変なの。 あっ! 125 00:09:07,080 --> 00:09:09,082 (駆ける足音) 126 00:09:09,082 --> 00:09:11,051 操殿! 127 00:09:13,086 --> 00:09:15,088 おろ? (操)あたしとしたことが➡ 128 00:09:15,088 --> 00:09:17,090 敵に 後ろをとられるなんて!➡ 129 00:09:17,090 --> 00:09:21,094 ぐやしい! ぐやしい! ぐやしい! ああああ~っ! 130 00:09:21,094 --> 00:09:25,098 昨夜 ここに戻ってから ずっと この調子…。 131 00:09:25,098 --> 00:09:27,100 結局 無事だったから よかったけど➡ 132 00:09:27,100 --> 00:09:30,103 でも 本当に あと一歩で危なかったのよ。 133 00:09:30,103 --> 00:09:31,771 (操)No! 134 00:09:31,771 --> 00:09:35,108 それにしても 珍妙な苦悩っぷりでござるな…。 135 00:09:35,108 --> 00:09:39,112 襲ってきたのが 全身殺気の塊で➡ 136 00:09:39,112 --> 00:09:42,115 「心眼」って入った眼帯してる おっさんでよ。➡ 137 00:09:42,115 --> 00:09:44,117 どうやら 盲目みてえなんだ。 138 00:09:44,117 --> 00:09:49,055 それは たぶん 盲剣の宇水ってやつだぜ。 139 00:09:49,055 --> 00:09:52,058 (左之助)十本刀の中でも 一・二を争う手だれって➡ 140 00:09:52,058 --> 00:09:55,061 ホウキ頭が言ってたけどな。➡ 141 00:09:55,061 --> 00:09:58,064 そんなのに 後ろをとられて よく 無傷で済んだな。 142 00:09:58,064 --> 00:10:04,037 それがね そこに もう一人 安慈ってお坊さんが現れて…。 143 00:10:07,073 --> 00:10:11,077 結局 その安慈って人が 宇水ってやつを止めてくれて➡ 144 00:10:11,077 --> 00:10:14,080 操ちゃんは 無事だったの。 145 00:10:14,080 --> 00:10:18,084 (左之助)その… 安慈は お前たちに手を出さなかったのか? 146 00:10:18,084 --> 00:10:20,053 (弥彦)ああ。 147 00:10:22,088 --> 00:10:27,093 安慈という男 他の十本刀とは 少し違うようでござるな。 148 00:10:27,093 --> 00:10:30,096 宇水という男が 仕掛けなんだも➡ 149 00:10:30,096 --> 00:10:34,100 戦えば 自分も無事では済まないとの判断。 150 00:10:34,100 --> 00:10:38,104 実力的には 十本刀 3番目の手だれか。 151 00:10:38,104 --> 00:10:41,107 (左之助)奇縁か…。 152 00:10:41,107 --> 00:10:46,045 (左之助) ホント 人ごとじゃねえよな。 153 00:10:46,045 --> 00:10:50,049 (左之助)《面白え。 あんたの言ってた救世ってやつを➡ 154 00:10:50,049 --> 00:10:54,020 この拳で 確かめてやるぜ!》 155 00:10:57,056 --> 00:11:01,060 何はともあれ 操殿が 無事でよかったでござるよ。 156 00:11:01,060 --> 00:11:04,063 (操)ぐぬぬ…。 って聞いてないでござるな…。 157 00:11:04,063 --> 00:11:07,066 ⚟(恵)お願い! 寝る前に 翁さんだけは診させて! 158 00:11:07,066 --> 00:11:10,069 それは構いませんが 大丈夫なんですか!? 159 00:11:10,069 --> 00:11:13,072 足元ふらついてましたよ! 160 00:11:13,072 --> 00:11:16,075 オホホ…! 正直 もう限界ね! 161 00:11:16,075 --> 00:11:18,044 あっ…。 162 00:11:20,079 --> 00:11:22,081 恵殿。 163 00:11:22,081 --> 00:11:25,084 剣さん…。 164 00:11:25,084 --> 00:11:28,087 (左之助)あっ? 何でぇ お前も来たのか。 165 00:11:28,087 --> 00:11:32,091 (恵)あっ…。 け… 剣心。 166 00:11:32,091 --> 00:11:35,094 恵さんはね 剣心の身を案じて こっちに来てくれたの! 167 00:11:35,094 --> 00:11:38,097 昨日は 一晩中 診療所で…。 168 00:11:38,097 --> 00:11:41,100 (恵)ひ… ひどい顔ですから 見ないで…。 169 00:11:41,100 --> 00:11:45,104 恵殿が ケガ人を救ってくれたでござるか。 170 00:11:45,104 --> 00:11:48,041 ご苦労さまでござった。 171 00:11:48,041 --> 00:11:51,044 (恵)剣さん…。 172 00:11:51,044 --> 00:11:53,046 フッ。 173 00:11:53,046 --> 00:11:55,014 あっ…。 174 00:11:59,052 --> 00:12:02,055 恵さん 手伝います! 175 00:12:02,055 --> 00:12:05,058 (弥彦)剣心! 話は まだ終わっちゃいねえんだ!➡ 176 00:12:05,058 --> 00:12:08,061 もう一人 危険なやつがいるんだよ! 177 00:12:08,061 --> 00:12:13,066 あの四乃森 蒼紫が 京都に来ているんだ! 178 00:12:13,066 --> 00:12:17,070 (弥彦)あっ…。 剣心 驚かないの? 179 00:12:17,070 --> 00:12:20,073 昨日 剣を交えた故。 180 00:12:20,073 --> 00:12:21,741 (薫・弥彦)ええーっ!? 181 00:12:21,741 --> 00:12:25,078 (左之助)あいつ 志々雄の船に 乗り込んできやがったんだ。 182 00:12:25,078 --> 00:12:29,082 つるんでんのかと思ったが それだけでもねえみてえだったな。 183 00:12:29,082 --> 00:12:35,088 また一段と腕を上げていた。 拙者も危ういところでござった。 184 00:12:35,088 --> 00:12:37,056 (操)倒したの? 185 00:12:39,092 --> 00:12:42,095 いや。 186 00:12:42,095 --> 00:12:49,035 (操)あの男は 葵屋に危難を招き 爺やを半死半生にした。➡ 187 00:12:49,035 --> 00:12:51,037 許さない。➡ 188 00:12:51,037 --> 00:12:56,042 もはや あの男は 倒すべき私たちの敵。➡ 189 00:12:56,042 --> 00:13:00,046 そう… 敵なのよ…。 190 00:13:00,046 --> 00:13:02,015 操殿…。 191 00:13:06,052 --> 00:13:08,054 ⚟(お増)操ちゃん! (左之助)あん? 192 00:13:08,054 --> 00:13:11,057 (お増)ちょっと来て! 早く! (操)な… 何? 193 00:13:11,057 --> 00:13:14,060 翁が… 翁が大変なの! (操)えっ…。 194 00:13:14,060 --> 00:13:17,030 ああっ! (お増)みんなも来て! 一緒に! 195 00:13:19,065 --> 00:13:21,067 (左之助)翁? 196 00:13:21,067 --> 00:13:24,070 ちょっと 何? 何? 爺やが どうしたの!? 197 00:13:24,070 --> 00:13:27,073 翁が… 翁が 意識を取り戻したの! 198 00:13:27,073 --> 00:13:29,042 (一同)あっ…。 199 00:14:17,023 --> 00:14:19,025 (副署長)捕縛者は ざっと400人。➡ 200 00:14:19,025 --> 00:14:22,028 当然 署の留置所だけでは 収監しきれない。➡ 201 00:14:22,028 --> 00:14:24,030 一時的ではあるが➡ 202 00:14:24,030 --> 00:14:29,035 民間の空き蔵などに分散して 監視するよう進めている。 203 00:14:29,035 --> 00:14:32,038 (斎藤)なるほど。 残存兵の追跡は? 204 00:14:32,038 --> 00:14:36,042 (副署長)大半は すでに 山間部に 逃亡していると考えられる。➡ 205 00:14:36,042 --> 00:14:41,047 追撃隊を 現在 編成してはいるが 大半は 他県の人員だ。➡ 206 00:14:41,047 --> 00:14:45,051 あまり深追いはできんと 思ってくれ。 207 00:14:45,051 --> 00:14:49,055 (副署長)不満かね? 藤田君。 (斎藤)いえ。 208 00:14:49,055 --> 00:14:52,058 ただ 昨夜の犠牲となった 警官たちの功績を➡ 209 00:14:52,058 --> 00:14:55,061 無駄にしたくないだけです。 210 00:14:55,061 --> 00:14:58,064 それは 私も同じだ。 211 00:14:58,064 --> 00:15:02,001 (斎藤)荒戸署長の容体は? (副署長)意識は戻った。➡ 212 00:15:02,001 --> 00:15:06,005 だが これからは つえが必要になるだろう。 213 00:15:06,005 --> 00:15:07,974 (斎藤)そうですか…。 214 00:15:10,009 --> 00:15:12,011 失礼します。 215 00:15:12,011 --> 00:15:15,982 副署長 今し方 届いたものの中に こんなものが。 216 00:15:18,017 --> 00:15:20,019 (副署長)これは…。 217 00:15:20,019 --> 00:15:24,023 フッ。 私宛てのようです。 218 00:15:24,023 --> 00:15:28,027 (柏崎)ずいぶんと 心配をかけたようじゃな。➡ 219 00:15:28,027 --> 00:15:31,030 すまんな 皆の衆。 220 00:15:31,030 --> 00:15:34,033 (弥彦) エジプトのミイラみてえだな おい。 221 00:15:34,033 --> 00:15:37,036 こら! ホッホッホ。 222 00:15:37,036 --> 00:15:43,009 緋村君 頼み事を一つ聞いてはくれぬか。 223 00:15:46,045 --> 00:15:50,049 (柏崎)お増 すまぬが 肩を貸してくれ。 224 00:15:50,049 --> 00:15:52,018 (お増)はい。 225 00:15:54,053 --> 00:16:00,059 (柏崎)蒼紫のいきさつについて 緋村君は どれほど知っておる? 226 00:16:00,059 --> 00:16:04,063 詳しくは…。 けど 操殿の話から➡ 227 00:16:04,063 --> 00:16:07,066 おおよそのことは 見当ついているでござる。 228 00:16:07,066 --> 00:16:12,071 そうか。 ならば 話は早い。➡ 229 00:16:12,071 --> 00:16:16,075 頼み事とは ほかならぬ 蒼紫のこと。➡ 230 00:16:16,075 --> 00:16:19,078 蒼紫は もともと 悪い男ではない。➡ 231 00:16:19,078 --> 00:16:24,083 それは 幼少から見てきたわしが 一番 分かっておる。➡ 232 00:16:24,083 --> 00:16:28,087 じゃが 「最強」の二文字に とりつかれ➡ 233 00:16:28,087 --> 00:16:31,090 善悪の見境も捨ててしまった あの男は➡ 234 00:16:31,090 --> 00:16:34,093 もはや わしの手では止められぬ。➡ 235 00:16:34,093 --> 00:16:37,096 このままでは その血塗れた兇剣のもと➡ 236 00:16:37,096 --> 00:16:41,100 犠牲者は 際限なく増え続ける。➡ 237 00:16:41,100 --> 00:16:44,103 頼む 緋村君。 238 00:16:44,103 --> 00:16:51,110 四乃森 蒼紫を 君の手で殺してくれ。 239 00:16:51,110 --> 00:16:53,079 (一同)あっ…。 240 00:16:58,117 --> 00:17:02,054 (柏崎)殺さずを 心に誓っている君にとって➡ 241 00:17:02,054 --> 00:17:07,059 この頼み事 禁忌を破るものだとは 重々 分かっている。➡ 242 00:17:07,059 --> 00:17:13,065 じゃが 今の蒼紫を倒せるのは 君をおいて 他にはおらん。➡ 243 00:17:13,065 --> 00:17:18,070 人であることを捨てた修羅を 倒せるのは 君だけじゃ。➡ 244 00:17:18,070 --> 00:17:23,075 修羅に残された安息の地は もはや 死のみ。➡ 245 00:17:23,075 --> 00:17:28,047 終わりにしてやることが 唯一の救いなんじゃ。 246 00:17:30,082 --> 00:17:46,098 (操の心臓の鼓動) 247 00:17:46,098 --> 00:17:50,102 (蒼紫) 《二度と 俺の前に 姿を現すな》 248 00:17:50,102 --> 00:17:55,107 (操の心臓の鼓動) 249 00:17:55,107 --> 00:17:58,110 (操)《鼓動が鎮まらない…》➡ 250 00:17:58,110 --> 00:18:02,048 《体が動かない…》➡ 251 00:18:02,048 --> 00:18:05,051 《決心したはずなのに…》➡ 252 00:18:05,051 --> 00:18:09,055 《もう大丈夫なはずなのに…》➡ 253 00:18:09,055 --> 00:18:12,058 《緋村…》➡ 254 00:18:12,058 --> 00:18:16,062 《蒼紫さまを… 斬るの?》➡ 255 00:18:16,062 --> 00:18:20,032 《蒼紫さまを… 殺すの?》 256 00:18:22,068 --> 00:18:36,082 ♬~ 257 00:18:36,082 --> 00:18:38,084 翁殿の その傷➡ 258 00:18:38,084 --> 00:18:40,086 おそらく 回天剣舞か➡ 259 00:18:40,086 --> 00:18:44,090 それ以上の技によるものだと 見受けたが➡ 260 00:18:44,090 --> 00:18:46,092 拙者 思うに➡ 261 00:18:46,092 --> 00:18:50,096 もし 本当に 蒼紫が修羅となり 技を繰り出していたのなら➡ 262 00:18:50,096 --> 00:18:54,100 翁殿は 今ごろ 墓の下にいておかしくないはず。 263 00:18:54,100 --> 00:18:55,768 んっ! 264 00:18:55,768 --> 00:18:58,104 蒼紫は まだ 修羅になってはござらん。 265 00:18:58,104 --> 00:19:00,106 (一同)あっ…。 266 00:19:00,106 --> 00:19:05,044 おそらく 蒼紫自身も 気付いていない無意識の内の➡ 267 00:19:05,044 --> 00:19:08,047 一瞬の手加減でござろう。 268 00:19:08,047 --> 00:19:09,715 だが それは➡ 269 00:19:09,715 --> 00:19:14,053 蒼紫が まだ 人であることを 捨てていない 確かな証明。 270 00:19:14,053 --> 00:19:15,721 たとえ 体が➡ 271 00:19:15,721 --> 00:19:19,058 一生 消すことのできない修羅に 支配されたとしても➡ 272 00:19:19,058 --> 00:19:25,064 拙者は 人であろうとする心の方を 信じるでござる。 273 00:19:25,064 --> 00:19:28,067 蒼紫の安息の地は 死ではござらん。 274 00:19:28,067 --> 00:19:32,071 安息の地は ここにある。 275 00:19:32,071 --> 00:19:36,075 蒼紫は 拙者が 必ず ここに連れて帰る。 276 00:19:36,075 --> 00:19:39,078 (操)《緋村…》 277 00:19:39,078 --> 00:19:41,080 緋村君…。 278 00:19:41,080 --> 00:19:44,083 あっ 操ちゃん…。 (柏崎)んっ? 279 00:19:44,083 --> 00:19:46,085 操。 操ちゃん。 280 00:19:46,085 --> 00:19:48,087 操ちゃん。 281 00:19:48,087 --> 00:19:49,755 操ちゃん。 282 00:19:49,755 --> 00:19:51,424 操殿。 283 00:19:51,424 --> 00:19:53,392 操…。 284 00:20:00,099 --> 00:20:02,034 えっ? 285 00:20:02,034 --> 00:20:07,039 あっ…。 やだ。 あれ? 286 00:20:07,039 --> 00:20:09,041 あっ…。 287 00:20:09,041 --> 00:20:12,011 よかったね 操ちゃん。 288 00:20:15,047 --> 00:20:17,016 (操)うん! 289 00:20:27,059 --> 00:20:34,066 (柏崎)《わしは 危うく 操を不幸にするところじゃった》➡ 290 00:20:34,066 --> 00:20:39,071 《老兵は死なず ただ去るのみ》 291 00:20:39,071 --> 00:20:42,074 緋村君。➡ 292 00:20:42,074 --> 00:20:46,045 蒼紫のこと よろしく頼む。 293 00:20:53,085 --> 00:20:57,089 (警察官)ハァ ハァ ハァ…。 294 00:20:57,089 --> 00:21:00,092 ⚟(警察官) ごめん! 警察の者だが➡ 295 00:21:00,092 --> 00:21:02,027 誰ぞ 家の者はおらぬか? 296 00:21:02,027 --> 00:21:03,996 (左之助)んっ? 297 00:21:06,031 --> 00:21:11,036 (左之助)預かり物? (警察官)おう。 藤田警部からだ。 298 00:21:11,036 --> 00:21:13,038 あっ。 299 00:21:13,038 --> 00:21:15,007 フッ。 300 00:21:17,042 --> 00:21:21,046 (志々雄)方治 十本刀全員を ここに招集しろ。 301 00:21:21,046 --> 00:21:23,048 (方治)はっ。➡ 302 00:21:23,048 --> 00:21:28,053 ですが その前に この私に 一つ 作戦の提案があります。 303 00:21:28,053 --> 00:21:31,056 (志々雄)決闘に 作戦も へったくれもねえだろ。 304 00:21:31,056 --> 00:21:35,027 決めるとしたら せいぜい 戦う順番…。 305 00:21:38,063 --> 00:21:43,035 (志々雄)方治 てめえ いったい何を考えている? 306 00:21:45,070 --> 00:21:50,075 (方治)私が考えていることは 常に 一つ。 307 00:21:50,075 --> 00:21:55,080 志々雄さまの完全勝利です。 308 00:21:55,080 --> 00:22:05,057 ♬~