1 00:00:00,966 --> 00:00:06,966 ♪~ 2 00:01:39,233 --> 00:01:45,233 ~♪ 3 00:01:49,600 --> 00:01:53,000 (高荷 恵(たかにめぐみ)) 背中の傷のほうは もう だいぶ いいみたいですね 4 00:01:53,666 --> 00:01:56,766 けど 念のため 新しいのに 替えますね 5 00:01:56,833 --> 00:02:00,166 (緋村剣心(ひむらけんしん))かたじけない (恵)そんな いいんですよ 6 00:02:00,233 --> 00:02:04,200 でも また こんな ひどい傷 付けられても 7 00:02:04,933 --> 00:02:06,900 知りませんからね 8 00:02:06,966 --> 00:02:08,532 (剣心)気を付けるでござるよ 9 00:02:12,633 --> 00:02:13,933 うん? 10 00:02:18,700 --> 00:02:20,300 恵殿… 11 00:02:29,666 --> 00:02:31,566 (巻町 操(まきまちみさお))え~? (お増(ます))ああっ! 12 00:02:31,966 --> 00:02:33,766 (操)あした 東京に帰る? 13 00:02:34,100 --> 00:02:36,400 (神谷 薫(かみやかおる))えっ ええ… (操)なんで? なんで? 14 00:02:36,466 --> 00:02:39,366 (操) これから みんなで 楽しくやろうってとこなのに! 15 00:02:39,433 --> 00:02:43,733 (薫) “なんで”って もう 随分 長くお世話になってしまったし 16 00:02:43,800 --> 00:02:46,833 そろそろ 東京の道場も再開しないと… 17 00:02:47,166 --> 00:02:48,766 (操)そんなのいいじゃん 18 00:02:48,833 --> 00:02:51,066 門下生1名だけの ボロ道場なんて 19 00:02:51,266 --> 00:02:53,666 今更 ないも同然だって! 20 00:02:53,733 --> 00:02:57,333 (薫) 操ちゃん 悪気がないから 今のは 聞き逃すけど 21 00:02:57,400 --> 00:02:57,966 (操)あっ… 22 00:02:58,033 --> 00:02:59,500 今度 言ったら ぶっ飛ばすわね 23 00:03:00,066 --> 00:03:04,066 (柏崎念至(かしわざきねんじ)) それにしても あしたとは 急じゃな 24 00:03:04,233 --> 00:03:07,333 せめて 大文字の送り火を 見てからでは どうじゃ 25 00:03:07,733 --> 00:03:09,866 そうそう それそれ どう? 26 00:03:09,933 --> 00:03:13,366 (薫) ええ でも もう 船の切符も買ったことだし 27 00:03:13,700 --> 00:03:15,233 (薫)それに… (操)“それに”? 28 00:03:15,933 --> 00:03:18,766 (薫) それに ここは 剣心にとって 29 00:03:18,833 --> 00:03:20,800 やっぱり 苦い思い出の町だから 30 00:03:21,066 --> 00:03:21,733 (操)ああっ (柏崎)うん… 31 00:03:24,700 --> 00:03:26,600 (柏崎)そうじゃったなあ 32 00:03:26,666 --> 00:03:30,833 彼は 紛れもなく 人斬り抜刀斎(ばっとうさい)じゃった男 33 00:03:30,900 --> 00:03:33,866 でも それは あくまで 昔のことじゃない 34 00:03:33,966 --> 00:03:36,000 今の緋村は いいヤツなんだし 35 00:03:36,066 --> 00:03:37,900 いつまでも うじうじ 引きずったって… 36 00:03:38,400 --> 00:03:41,266 (薫) 私だって そう 思うけど やっぱり… 37 00:03:42,000 --> 00:03:45,233 (操) そこで 一緒に 暗くなってどうすんの? 38 00:03:45,300 --> 00:03:47,266 もっと 明るく ハッピーに! 39 00:03:48,100 --> 00:03:50,433 このままじゃ 2人とも 底なしよ 40 00:03:50,500 --> 00:03:52,033 (薫)それは そうだけど 41 00:03:52,100 --> 00:03:56,300 (柏崎) まあまあ 2人の言い分は どちらも 至極当然 42 00:03:56,366 --> 00:03:58,366 (柏崎)そこで ここは この翁が (薫)ああ~… 43 00:03:58,433 --> 00:03:59,966 (柏崎)一計めぐらして… 44 00:04:01,266 --> 00:04:01,900 (薫・操)はっ! 45 00:04:02,566 --> 00:04:07,566 (柏崎) 今日は 一日かけて 翁(おきな)厳選 ウハウハ 一日遊行に決定 46 00:04:07,633 --> 00:04:08,833 (柏崎)これで 緋村君も (操)キャ~! 47 00:04:08,900 --> 00:04:11,566 明るくハッピ~ ウッフッハッハッハ… 48 00:04:11,666 --> 00:04:13,366 (操)じいや ナイス! 49 00:04:13,433 --> 00:04:15,800 (薫) 要するに まず バカ騒ぎをしたいんですね 50 00:04:16,266 --> 00:04:17,700 (柏崎・操)早く 早く! 51 00:04:17,766 --> 00:04:19,166 みんなを起こして! 52 00:04:19,233 --> 00:04:20,800 (柏崎・操)起こして! (薫)はいはい 53 00:04:22,166 --> 00:04:25,133 (明神弥彦(みょうじんやひこ)) 剣心と左之助なら どっか 出かけたぜ 54 00:04:25,200 --> 00:04:27,700 出かけたって 2人一緒に? 55 00:04:27,900 --> 00:04:29,433 (弥彦)いや 別々 56 00:04:29,533 --> 00:04:31,600 剣心は 朝 起きたら もう もぬけの殻 57 00:04:32,300 --> 00:04:33,133 そう… 58 00:04:33,833 --> 00:04:35,700 (弥彦)俺も 今日は 出かけてくら 59 00:04:36,233 --> 00:04:39,533 ちょ ちょっと 出かけるって どこへ? 60 00:04:40,466 --> 00:04:41,233 比叡山(ひえいざん) 61 00:04:42,733 --> 00:04:44,233 (弥彦)じゃっ (薫)あっ ちょっと こら! 62 00:04:44,766 --> 00:04:45,600 もう… 63 00:04:45,766 --> 00:04:48,033 (恵) ふ~ん 剣さん もう いないんだ 64 00:04:48,100 --> 00:04:50,400 めっ 恵さん いたんすか? 65 00:04:50,466 --> 00:04:52,233 なによ いちゃ悪い? 66 00:04:52,900 --> 00:04:55,400 ちょうどいいわ ちょっと 話があるから 67 00:04:55,466 --> 00:04:57,366 今日一日 つきあってちょうだい 68 00:05:15,600 --> 00:05:16,400 (剣心)ご主人 69 00:05:17,033 --> 00:05:19,066 花を頼むでござる 70 00:05:19,433 --> 00:05:22,100 (操) 薫さん まだ 起きないの? 71 00:05:22,166 --> 00:05:23,133 開けるよ! 72 00:05:24,100 --> 00:05:25,566 あっ あれ? 73 00:05:26,633 --> 00:05:27,766 …ったく 74 00:05:27,833 --> 00:05:29,800 また じいやが 落ち込んじゃうじゃない 75 00:05:30,666 --> 00:05:31,066 はっ? 76 00:05:49,733 --> 00:05:53,200 (弥彦) ここが 志々雄たちの アジトだった洞窟 77 00:06:02,200 --> 00:06:05,100 (弥彦) あっ! 志々雄一派の残党 78 00:06:05,966 --> 00:06:07,500 (相楽左之助(さがらさのすけ))よいっと… 79 00:06:08,166 --> 00:06:11,066 (左之助)おっ? (弥彦)あっ! 左之助! 80 00:06:11,133 --> 00:06:12,700 何 やってんだ お前? 81 00:06:30,366 --> 00:06:32,033 (左之助) 見に来ただけ? 82 00:06:32,566 --> 00:06:33,500 (弥彦)ああ 83 00:06:33,933 --> 00:06:34,966 (左之助)なんで また 84 00:06:35,800 --> 00:06:37,666 (弥彦)別に いいじゃねえかよ 85 00:06:38,233 --> 00:06:42,333 まっ そのおかげで こうして 昼飯に ありつけたんだしな 86 00:06:44,166 --> 00:06:46,600 うめえな これ お前が 作ったのか? 87 00:06:46,666 --> 00:06:48,066 増(ます)に 頼んだ 88 00:06:48,300 --> 00:06:49,366 (左之助)なるほど 89 00:06:49,433 --> 00:06:51,233 嬢ちゃんも これぐらいできねえかな 90 00:06:53,433 --> 00:06:54,533 (弥彦)なんか… (左之助)うん? 91 00:06:55,266 --> 00:06:59,000 (弥彦) なんか 今回 俺 部外者みてえだったから… 92 00:06:59,066 --> 00:06:59,900 せめて… 93 00:07:01,266 --> 00:07:02,866 (左之助)何 言ってんだか 94 00:07:03,366 --> 00:07:06,600 十本刀(じゅっぽんがたな)の1人を倒し みんなを守ったんだろ? 95 00:07:07,400 --> 00:07:09,300 部外者なんかじゃねえよ 96 00:07:10,333 --> 00:07:14,333 (弥彦) でも 俺は 志々雄真実(ししおまこと)の顔すら 見てねんだぜ 97 00:07:19,966 --> 00:07:21,400 何 すんだ てめえ! 98 00:07:21,466 --> 00:07:22,933 (左之助)案内するぜ (弥彦)ああ? 99 00:07:23,600 --> 00:07:26,033 剣心と志々雄が 戦った場所へよ 100 00:07:26,766 --> 00:07:27,533 (弥彦)あ… 101 00:07:34,033 --> 00:07:36,400 (薫)あの… お話の前に 102 00:07:36,466 --> 00:07:38,700 先に お礼を言っておきますね 103 00:07:38,766 --> 00:07:40,600 (恵)“礼”? (薫)ええ 104 00:07:40,666 --> 00:07:42,733 (薫)剣心の傷を治してくれたこと 105 00:07:43,400 --> 00:07:47,533 こういう時 やっぱり 恵さんが 一番 頼りになる 106 00:07:47,600 --> 00:07:48,666 これからも よろしくお願いしま… 107 00:07:48,733 --> 00:07:51,200 (恵)簡単に 礼だけで 済ます気? 108 00:07:51,266 --> 00:07:54,566 これから どころか この次は どうなるか分からないのよ 109 00:07:55,066 --> 00:07:56,733 (薫)“この次”? 110 00:07:56,800 --> 00:07:57,600 (恵)ええ… 111 00:07:58,333 --> 00:08:01,066 みんな 剣さんのこと 超人みたいに 思ってるから 112 00:08:01,133 --> 00:08:03,300 大丈夫だって 信じてるようだけど 113 00:08:03,800 --> 00:08:07,033 医者の目から見れば 剣さんの体自体は 114 00:08:07,100 --> 00:08:10,133 人より 運動神経が 極めて 優れているだけで 115 00:08:10,400 --> 00:08:13,600 それ以外は 紛れもなく 普通の人と同じ 116 00:08:14,333 --> 00:08:18,466 どんなケガでも 度重なれば 損傷は 蓄積される 117 00:08:18,533 --> 00:08:22,600 まして 剣さんが 戦い始めたのは 昨日今日のことじゃない 118 00:08:23,366 --> 00:08:25,166 今回は 切り抜けたけど 119 00:08:25,233 --> 00:08:27,600 この次は 死んだって おかしくないのよ 120 00:08:33,265 --> 00:08:37,232 10年たっても ここは 少しも変わってないな 121 00:08:50,400 --> 00:08:52,600 (雨音) 122 00:08:53,766 --> 00:08:55,466 (お増(ます))あら 雨! 123 00:08:55,533 --> 00:08:58,333 やだ 弥彦君 大丈夫かしら? 124 00:09:00,400 --> 00:09:01,166 操ちゃん? 125 00:09:03,766 --> 00:09:06,066 (操)はあっ はあっ… 126 00:09:06,833 --> 00:09:07,833 蒼紫(あおし)様… 127 00:09:08,833 --> 00:09:10,633 (雷鳴) 128 00:09:29,633 --> 00:09:33,200 (弥彦) あの コウモリ野郎と 戦った後 感じたんだ 129 00:09:33,933 --> 00:09:36,466 俺は 勝ったんだ 俺は 強い 130 00:09:37,033 --> 00:09:41,066 けど 剣心に 言われるまで 気付きもしなかった 131 00:09:41,866 --> 00:09:43,766 強いことと 正しいことは 132 00:09:43,833 --> 00:09:45,833 単純に 結びつかないってこと 133 00:09:46,500 --> 00:09:48,666 やっぱり まだまだ 未熟だった 134 00:09:49,366 --> 00:09:50,766 お子様だよな… 135 00:09:52,466 --> 00:09:55,000 (薫) この次は 死んでも おかしくない? 136 00:09:55,066 --> 00:09:55,966 (恵)そうよ 137 00:09:57,000 --> 00:09:59,700 でっ でも 剣心に限って… 138 00:10:00,066 --> 00:10:03,000 あなた 剣さんが あの体で帰ってきた時 139 00:10:03,066 --> 00:10:04,733 (恵)どんな気持ちだった? (薫)はっ! 140 00:10:05,800 --> 00:10:08,600 (恵) 医者は 何でも 治せるってもんじゃないのよ 141 00:10:09,033 --> 00:10:12,666 ましてや 死んでしまった人を 生き返らせることは 142 00:10:12,733 --> 00:10:13,866 決して できない 143 00:10:18,333 --> 00:10:19,366 剣心… 144 00:10:35,966 --> 00:10:38,166 (比古清十郎(ひこせいじゅうろう)) 10年ぶりの墓参りか… 145 00:10:42,900 --> 00:10:45,200 添える花は 見つかったようだな 146 00:11:11,366 --> 00:11:13,033 (左之助)見てのとおり 147 00:11:13,100 --> 00:11:15,666 何もかも 全部 焼き尽くして 148 00:11:15,733 --> 00:11:17,333 消えちまった 149 00:11:20,366 --> 00:11:22,600 (弥彦) そういえば 左之助は なんで ここに? 150 00:11:24,200 --> 00:11:28,233 まさか 斎藤の生死を 確かめるため ここに… 151 00:11:30,266 --> 00:11:33,066 (左之助) あの野郎が 死ぬとは とても思えねえ 152 00:11:33,133 --> 00:11:37,433 …が 生きて脱出できるはずもねえ 153 00:11:38,533 --> 00:11:41,566 結局 ヤツの勝ち逃げか… 154 00:11:41,833 --> 00:11:44,733 ヤツの理屈でいえば 生き残った 俺の勝ちだが 155 00:11:45,033 --> 00:11:48,633 どっちにしろ すべて爆炎の中で うやむやに なっちまった 156 00:11:50,400 --> 00:11:54,333 (左之助) もう いいだろ さっ 帰るぞ 157 00:11:55,900 --> 00:12:00,366 (剣心) 明治になって 日本全国 ほとんど流れました 158 00:12:00,733 --> 00:12:05,800 ただ ここだけは 拙者を知るものが多いから 159 00:12:06,100 --> 00:12:08,800 寄れば 望まぬ闘争が起きると思い 160 00:12:08,866 --> 00:12:10,200 避けてきました 161 00:12:10,866 --> 00:12:12,500 それだけの理由か? 162 00:12:14,733 --> 00:12:17,633 (剣心) 京都は この手であやめた 163 00:12:17,700 --> 00:12:20,433 ここに 眠る者を思い出させる 164 00:12:20,500 --> 00:12:23,166 だから どうしても 避けてしまった 165 00:12:24,266 --> 00:12:25,100 けど… 166 00:12:27,233 --> 00:12:29,900 (薫) みんなで一緒に 東京へ帰ろうね 167 00:12:30,600 --> 00:12:31,433 けれど… 168 00:12:38,300 --> 00:12:42,766 やっと この墓に花を添える 決心がつきました 169 00:12:45,233 --> 00:12:48,733 フッ だったら さっさと 東京へ帰んな 170 00:12:48,800 --> 00:12:52,566 望まぬ闘争が 起きても 今度は 手を貸さないぜ 171 00:12:55,733 --> 00:12:57,366 また 来るよ… 172 00:12:58,800 --> 00:13:02,500 (恵) 剣さんは ホントは 戦いを好むような人じゃない 173 00:13:03,000 --> 00:13:06,100 (恵) けど 今度のようなことがあれば 174 00:13:06,166 --> 00:13:08,700 自分が どんな状態であろうと顧みず 175 00:13:08,766 --> 00:13:10,966 何度でも その渦中へ向かう 176 00:13:11,100 --> 00:13:12,500 そして いつかは… 177 00:13:15,366 --> 00:13:16,366 だから… 178 00:13:16,766 --> 00:13:17,600 “だから”? 179 00:13:20,466 --> 00:13:23,166 (恵) 自分の気持ちに 決着をつける時ね 180 00:13:25,366 --> 00:13:26,200 (恵)だから 181 00:13:27,000 --> 00:13:30,433 剣さんが 常に生きて帰ると 強く思えるよう 182 00:13:30,500 --> 00:13:33,300 あなたが もっと しっかりしなくちゃならないのよ 183 00:13:34,966 --> 00:13:38,866 人の生き死には 本来 どうしようもないことだけど 184 00:13:38,933 --> 00:13:42,433 強く生きると望んだほうが より 生き残るものよ 185 00:13:43,333 --> 00:13:44,633 もちろん 剣さんは 186 00:13:44,700 --> 00:13:47,566 そう簡単に 人生を諦めたりしないし 187 00:13:47,633 --> 00:13:49,800 なによりも 優しい人だから 188 00:13:49,866 --> 00:13:52,800 みんなのためにも 命を投げ出したりはしない 189 00:13:53,233 --> 00:13:57,300 けれど 剣さんを戦いの死地から 連れ戻せる人は 190 00:13:57,366 --> 00:13:59,000 他の誰でもない 191 00:13:59,066 --> 00:14:02,200 東京で ただ一人 剣さんが さよならを言った 192 00:14:02,266 --> 00:14:03,466 あなた なんだからね 193 00:14:04,366 --> 00:14:05,566 いいこと? 194 00:14:05,633 --> 00:14:08,633 また あの時のように 後ろ向きな姿なんか 見せたら 195 00:14:08,700 --> 00:14:10,633 今度こそ 承知しないわよ 196 00:14:11,133 --> 00:14:13,666 話は それだけ 分かった? 197 00:14:14,300 --> 00:14:16,633 (薫)ありがとう… ございます 198 00:14:17,133 --> 00:14:18,866 (恵)礼なんて いらないわよ 199 00:14:18,933 --> 00:14:21,366 あたしは 剣さんのために 言ってるんだから 200 00:14:22,200 --> 00:14:24,000 (薫)うん… (恵)なによ… 201 00:14:24,066 --> 00:14:25,733 (恵)また 泣いてるの? 202 00:14:26,166 --> 00:14:27,933 ホントに 泣き虫なんだから 203 00:14:28,433 --> 00:14:30,100 ごっ… ごめんなさい! 204 00:14:30,166 --> 00:14:31,733 (恵)はっ (薫)えっ? 205 00:14:31,933 --> 00:14:32,933 きれい… 206 00:14:50,833 --> 00:14:52,666 (左之助) やっぱ 超えるしかねえよな 207 00:14:52,733 --> 00:14:56,633 (弥彦) “超える”? 超えるって まさか 斎藤を? 208 00:14:56,900 --> 00:15:00,400 (左之助) ああ 強さだけでなく そのもの全てをな 209 00:15:00,966 --> 00:15:03,533 (弥彦) そうか 左之助は あそこに 210 00:15:03,600 --> 00:15:06,200 斎藤の生死を 確かめに 行ってたんじゃねえ 211 00:15:06,566 --> 00:15:09,833 失われた ヤツとの勝負に ケリをつけに 行ってたんだ 212 00:15:10,766 --> 00:15:12,633 そして “勝つ”に替わる 213 00:15:12,700 --> 00:15:14,633 “超える”という答えを 見つけたんだ 214 00:15:14,866 --> 00:15:17,066 そうだ! 超えるんだ! 215 00:15:17,133 --> 00:15:20,133 未熟なら それを乗り越えて 前へ進むんだ! 216 00:15:20,200 --> 00:15:23,900 後ろ向きな自分に ケリをつけて 少しでも 前へ! 217 00:15:24,066 --> 00:15:27,100 そうすれば 確実に 剣心たちに 218 00:15:27,166 --> 00:15:29,666 すごい男たちに 近づけるんだ! 219 00:15:49,700 --> 00:15:51,633 (左之助)京都は 広えなあ 220 00:15:52,500 --> 00:15:53,733 (弥彦)違うだろ 221 00:15:54,066 --> 00:15:56,766 京都は 任せろって言うからよ 222 00:15:56,833 --> 00:15:58,733 この坂だって もう 5度目だぜ 223 00:15:58,800 --> 00:16:00,566 が~! 黙れ! お子様っ! 224 00:16:00,633 --> 00:16:02,533 (弥彦)なにっ! (左之助)おお~! 225 00:16:02,600 --> 00:16:03,600 いいとこで 会ったぜ! 226 00:16:04,500 --> 00:16:06,500 弥彦が 道に迷っちまってよ 227 00:16:06,566 --> 00:16:08,800 ちょっくら 葵屋(あおいや)まで案内してくれや 228 00:16:09,366 --> 00:16:12,100 あのバカ 迷うくらいなら 出歩かなきゃいいのに 229 00:16:12,966 --> 00:16:16,600 (左之助) でも 嬢ちゃん 女狐と2人連れたあ 珍しいな 230 00:16:16,966 --> 00:16:18,433 (恵)誰が“女狐”よ 231 00:16:18,500 --> 00:16:21,433 (剣心) おろ? どうしたでござるか こんなところで… 232 00:16:21,800 --> 00:16:22,666 (薫)剣心! 233 00:16:23,333 --> 00:16:26,566 (左之助) どうもこうもねえわ このバカが 道に迷っちまってよ 234 00:16:26,633 --> 00:16:30,366 (弥彦) 誰が バカなんだよ! 道に迷ったのは お前だろ! 235 00:16:30,433 --> 00:16:33,666 (恵) 剣さん 朝 早くから どこへ行ってらしたんです? 236 00:16:33,766 --> 00:16:37,666 (剣心) おろ? 拙者は ちょっと 知人の墓に 参って… 237 00:16:38,166 --> 00:16:40,266 (薫)剣心 今 “おろ”って… 238 00:16:41,000 --> 00:16:42,300 (剣心)おろ? (薫)ほら また! 239 00:16:42,900 --> 00:16:44,033 確かに “おろ”って! 240 00:16:45,933 --> 00:16:46,533 (剣心)おろ? 241 00:16:46,900 --> 00:16:48,233 (弥彦・左之助)おお~! 242 00:16:48,433 --> 00:16:51,233 おい そのせりふ 随分 久しぶりじゃねえか! 243 00:16:51,300 --> 00:16:52,533 こら! 剣さんは 244 00:16:52,600 --> 00:16:55,333 まだ ケガが 治ってないんだから 手荒にしないで! 245 00:16:55,400 --> 00:16:58,266 (弥彦) なんか その言葉 もう 長いこと 聞いてなかった気がするぜ! 246 00:16:58,333 --> 00:17:02,666 (薫) やっと 剣心が 私たちのところへ 帰ってきた感じがする 247 00:17:02,733 --> 00:17:06,000 (剣心) いや ほんと左之… ちょ ちょっと… おろ~ 248 00:17:07,500 --> 00:17:08,433 翁殿 249 00:17:09,366 --> 00:17:11,400 ちょっと よろしいでござる… 250 00:17:12,200 --> 00:17:15,566 (柏崎) せっかく わしの 取って置きの… 251 00:17:16,333 --> 00:17:19,400 (剣心) 長い間 ありがとうございました 252 00:17:19,465 --> 00:17:21,066 (柏崎)なに いいんじゃよ 253 00:17:21,400 --> 00:17:23,133 (剣心)ところで 蒼紫は? 254 00:17:23,200 --> 00:17:25,866 相変わらず 人を寄せつけぬようじゃな 255 00:17:26,133 --> 00:17:27,598 さようでござるか 256 00:17:28,600 --> 00:17:30,200 (柏崎)なに 心配は要らん 257 00:17:30,633 --> 00:17:34,300 あやつは 今まで 走り続けてきたんじゃ 258 00:17:34,366 --> 00:17:36,066 いい休養じゃよ 259 00:17:36,133 --> 00:17:37,700 休むだけ 休んで 260 00:17:37,766 --> 00:17:40,833 そのうち また 走りたくなるじゃろうて 261 00:17:41,566 --> 00:17:42,366 (剣心)蒼紫 262 00:17:42,966 --> 00:17:45,733 拙者たちは これで おいとまするでござるよ 263 00:17:47,433 --> 00:17:50,866 機会があれば そのうち 酒でも飲み交わそう 264 00:17:50,933 --> 00:17:54,200 (四乃森蒼紫(しのもりあおし)) 俺は 下戸(げこ)だ 酒は飲めん 265 00:17:54,266 --> 00:17:55,300 そうか… 266 00:17:57,266 --> 00:18:00,633 (蒼紫) 茶の湯ならば いずれ つきあおう 267 00:18:00,700 --> 00:18:01,666 (薫)はあっ 268 00:18:02,933 --> 00:18:03,766 (操)はあ! 269 00:18:07,600 --> 00:18:10,100 (薫)操ちゃん 見送り ありがとう 270 00:18:10,166 --> 00:18:11,833 (操)ううん いいんだよ こんなの 271 00:18:12,400 --> 00:18:13,366 翁さんには 272 00:18:13,466 --> 00:18:16,133 切符をありがとうございました って 伝えてね 273 00:18:16,200 --> 00:18:18,333 (操)うん みんなも元気でね! 274 00:18:18,400 --> 00:18:21,700 (弥彦) ああ! 一人を除いては 大丈夫だぜ 275 00:18:21,766 --> 00:18:24,466 (左之助) やかんがよ… 勝手に走るはずがよ… 276 00:18:24,533 --> 00:18:25,933 (剣心)操殿 277 00:18:26,566 --> 00:18:29,566 蒼紫のことは 任せたでござるよ 278 00:18:30,233 --> 00:18:30,966 緋村… 279 00:18:31,300 --> 00:18:32,666 (汽笛) 280 00:18:35,066 --> 00:18:36,766 また 京都に来てね 281 00:18:36,833 --> 00:18:39,600 そしたら 今度は いっぱい いっぱい 遊ぼうね! 282 00:18:39,800 --> 00:18:41,666 操ちゃんも 東京に来てね! 283 00:18:42,066 --> 00:18:44,166 うん 行くよ! 284 00:18:44,633 --> 00:18:47,533 じゃあな 操! 必ず 来いよ! 285 00:18:48,666 --> 00:18:50,500 うん! 絶対に行く! 286 00:18:50,566 --> 00:18:53,966 操殿 いろいろと 世話になったでござる 287 00:18:54,033 --> 00:18:54,866 ありがとう 288 00:18:56,400 --> 00:18:57,100 緋村… 289 00:19:00,400 --> 00:19:03,000 操ちゃん 元気でね 待ってるわよ 290 00:19:03,166 --> 00:19:04,300 (弥彦)じゃあな~! 291 00:19:04,366 --> 00:19:06,666 みんな 元気でね~! 292 00:19:07,133 --> 00:19:10,666 ホントに ホントに ありがとう! 293 00:19:21,400 --> 00:19:22,800 いよ~し! 294 00:19:29,300 --> 00:19:31,033 (沢下条 張(さわげじょうちょう))よろしいんでっか? 295 00:19:31,100 --> 00:19:33,633 あんさんが 無事やっちゅうこと 言わんといて 296 00:19:33,700 --> 00:19:36,300 連中 結構 気にしてると思いまっせ 297 00:19:36,666 --> 00:19:39,600 (斎藤 一(さいとうはじめ)) 抜刀斎とは 一時的に 共闘しただけのこと 298 00:19:40,000 --> 00:19:42,233 任務が 完了すれば それまでだ 299 00:19:42,566 --> 00:19:44,666 (張)そんなもんすか? (斎藤)フンッ 300 00:19:45,300 --> 00:19:48,233 (斎藤) だが お互い戦いの中に 身を置く宿命 301 00:19:48,866 --> 00:19:50,366 機会があれば 302 00:19:50,433 --> 00:19:52,466 いずれ 鉢合わせをするだろう 303 00:19:52,733 --> 00:19:55,700 その時には 敵同士であれば 言うことはない 304 00:19:56,100 --> 00:19:59,166 (斎藤) さすれば 幕末からの勝負に 305 00:19:59,233 --> 00:20:01,666 今度こそ 決着をつけられる 306 00:20:07,333 --> 00:20:10,566 (柏崎) これから 少し 静かになるのう 307 00:20:10,633 --> 00:20:12,200 (お増)いい人たち でしたね 308 00:20:12,800 --> 00:20:15,366 うん 熱く 熱く 309 00:20:15,433 --> 00:20:18,466 それでいて 優しい連中じゃて 310 00:20:23,800 --> 00:20:25,300 あっ 風… 311 00:20:32,666 --> 00:20:34,900 (薫)いろいろ あったね (剣心)ああ 312 00:20:36,366 --> 00:20:37,366 (剣心) 師匠… 313 00:20:42,400 --> 00:20:44,400 フンッ バカ弟子が… 314 00:20:54,166 --> 00:20:56,666 (弥彦) すっげえ 久しぶりだな この道 315 00:20:56,733 --> 00:20:59,700 (左之助) 今まで 京都にいたんだ 当たり前だろバカ 316 00:21:00,100 --> 00:21:02,100 んなことより 腹 減らねえか 317 00:21:02,166 --> 00:21:03,900 (弥彦)ああ… (恵)玄斎(げんさい)先生や 妙(たえ)さんに 318 00:21:03,966 --> 00:21:05,900 今日 帰るって 手紙 出しといたから 319 00:21:05,966 --> 00:21:07,900 お食事の用意を してくれてるはずよ 320 00:21:07,966 --> 00:21:10,266 (弥彦)ホントか? やった~! 321 00:21:11,100 --> 00:21:12,766 みんなで こんなふうに 歩くのって 322 00:21:12,833 --> 00:21:15,100 久しぶりね 剣心 323 00:21:15,333 --> 00:21:17,400 うん? 剣心? 324 00:21:18,700 --> 00:21:20,100 どうしたの? 325 00:21:20,166 --> 00:21:22,900 (剣心) 自分の中の抜刀斎を恐れ 326 00:21:22,966 --> 00:21:25,533 みんなを危険に 巻き込むまいと 327 00:21:25,600 --> 00:21:29,366 本来の流浪人(るろうに)に 戻って 拙者は ここを後にしたのに 328 00:21:30,600 --> 00:21:31,433 なぜか 329 00:21:32,100 --> 00:21:35,466 当然のように みんなと一緒に 戻ってきたのが 330 00:21:35,533 --> 00:21:37,033 不思議な気がして… 331 00:21:38,200 --> 00:21:41,466 (薫)剣心 この場所 覚えてる? (剣心)えっ? 332 00:21:42,233 --> 00:21:43,433 ここは あの日 333 00:21:44,466 --> 00:21:46,466 剣心に さよならを言われた場所 334 00:21:47,900 --> 00:21:52,200 あの時 剣心に 何の言葉も かけられなかった 335 00:21:54,133 --> 00:21:57,266 だから 今度は 私が… 336 00:22:00,433 --> 00:22:01,833 剣心 337 00:22:04,766 --> 00:22:05,766 おかえりなさい 338 00:22:27,933 --> 00:22:29,900 (剣心)ただいまでござる 339 00:22:45,500 --> 00:22:51,500 ♪~ 340 00:24:58,200 --> 00:25:04,266 ~♪ 341 00:25:06,033 --> 00:25:08,566 (弥彦)あ~あ かったるい (薫)本当に 面倒ね 342 00:25:08,633 --> 00:25:10,766 (弥彦) なんで こんなことしなくちゃ ならねんだよ 343 00:25:10,833 --> 00:25:13,666 (薫) しょうがないでしょ 長い間 留守にしておいたんだから 344 00:25:13,733 --> 00:25:16,166 (弥彦) はあ~あ ところで剣心は? 345 00:25:16,233 --> 00:25:18,800 (薫)釣りに行ったわよ (弥彦)“釣り”? いいなあ 346 00:25:18,866 --> 00:25:21,500 (弥彦) こう 船の上でさ 釣り上げたキスを天ぷらにして 347 00:25:21,566 --> 00:25:24,066 塩で がっと食らいつく か~っ うめ~! 348 00:25:24,166 --> 00:25:25,566 (薫) 近くの川よ 349 00:25:25,633 --> 00:25:27,133 (弥彦) えっ?“近くの川”? 350 00:25:27,800 --> 00:25:28,500 (薫) 次回… 351 00:25:32,700 --> 00:25:33,900 ご期待ください