1 00:00:00,933 --> 00:00:06,933 ♪~ 2 00:01:39,200 --> 00:01:45,200 ~♪ 3 00:01:57,800 --> 00:01:59,000 (勝(かつ) 逸子(いつこ))はっ! (柴田(しばた))むっ! 4 00:01:59,200 --> 00:02:01,200 (大熊大五郎(おおくまだいごろう))あっ! くっ (逸子)ああ! 5 00:02:01,266 --> 00:02:03,066 (明神弥彦(みょうじんやひこ))あっ 大五郎! (相楽左之助(さがらさのすけ))ちっ 6 00:02:03,166 --> 00:02:05,100 (大五郎)逸子お嬢さ~ん! 7 00:02:05,166 --> 00:02:07,000 (大五郎)お嬢様~! (逸子)大五郎! 8 00:02:08,233 --> 00:02:09,333 た~っ! 9 00:02:09,400 --> 00:02:10,233 (柴田)むんっ! 10 00:02:10,333 --> 00:02:12,700 ああっ わあっ! うっ ぐっ! 11 00:02:14,966 --> 00:02:15,633 (緋村剣心(ひむらけんしん))あっ! 12 00:02:16,966 --> 00:02:19,433 (大五郎)ああ… あ… 13 00:02:23,600 --> 00:02:26,000 (逸子)大五郎~! 14 00:02:43,666 --> 00:02:44,500 (刀を抜く音) 15 00:02:48,166 --> 00:02:49,233 大五郎! 16 00:02:49,333 --> 00:02:52,266 はっ はあっ! うっ はあ… 17 00:02:53,233 --> 00:02:57,300 大五郎 大五郎! ウソよ ウソでしょ! 18 00:02:57,866 --> 00:02:59,966 起きて お願い! 19 00:03:01,666 --> 00:03:02,933 (神谷(かみや) 薫(かおる))そんな… 20 00:03:03,000 --> 00:03:03,633 (弥彦)大五郎! 21 00:03:04,200 --> 00:03:05,000 (左之助)くっ… 22 00:03:06,600 --> 00:03:10,100 ああ… ああ… 23 00:03:11,766 --> 00:03:14,633 (柴田) 命が惜しければ 関わるなと 言っておいただろう! 24 00:03:15,133 --> 00:03:17,200 (左之助)なんだと! はっ 25 00:03:19,166 --> 00:03:22,433 (剣心) 左之 ヤツは任せるでござる 26 00:03:22,500 --> 00:03:23,166 (左之助)おう 27 00:03:25,466 --> 00:03:26,133 (男たち)おお… 28 00:03:26,633 --> 00:03:28,166 臆するな! 斬れ! 29 00:03:28,233 --> 00:03:30,133 (男たち)でやあ~! 30 00:03:30,333 --> 00:03:32,966 うっ! うあ… 31 00:03:33,433 --> 00:03:34,100 (柴田)むっ! 32 00:03:35,433 --> 00:03:37,066 (逸子)うっ うっ… 33 00:03:37,933 --> 00:03:41,100 フッ なるほど 勝が頼りにするはずだ 34 00:03:41,933 --> 00:03:45,100 拙者は その信頼を 裏切ってしまったでござる 35 00:03:45,966 --> 00:03:47,600 (逸子)うっ うう… 36 00:03:48,133 --> 00:03:51,266 我々の計画は 誰にも邪魔させん! 37 00:03:51,333 --> 00:03:55,466 こいつの相手は 私がする お前たちは 他の連中を! 38 00:03:55,533 --> 00:03:56,566 (男1)おう! でやあ~! 39 00:03:56,966 --> 00:03:57,700 (男たち)でやあ~! 40 00:03:58,233 --> 00:04:01,033 (男2)だあ~! うおっ! (左之助)ふっ! 41 00:04:02,766 --> 00:04:06,033 てめえら ただで済むと思うなよ! 42 00:04:07,833 --> 00:04:08,900 おら! かかってこい! 43 00:04:11,700 --> 00:04:15,933 逸子さんを誘拐しただけでなく 大五郎さんまで… 44 00:04:16,000 --> 00:04:16,533 許さない! 45 00:04:17,233 --> 00:04:20,266 ちくしょう! ヤツの敵は 俺が取る! 46 00:04:20,333 --> 00:04:22,266 たあ~! たあ! とりゃ~! 47 00:04:23,666 --> 00:04:26,200 (剣心) お主たちの目的は 何でござる? 48 00:04:26,266 --> 00:04:28,000 なぜ 勝殿を狙う? 49 00:04:29,300 --> 00:04:30,533 ヤツを斬り 50 00:04:30,600 --> 00:04:33,666 我ら紅葵(べにあおい)の 計画の第一歩とするためだ 51 00:04:34,466 --> 00:04:36,266 なぜ そこまで 勝殿を憎む? 52 00:04:36,833 --> 00:04:38,133 ヤツのせいで 幕府は 53 00:04:38,200 --> 00:04:41,533 屈辱的な負けを 認めるしかなくなったからだ 54 00:04:41,600 --> 00:04:46,233 幕臣(ばくしん)たちは 武士の意地に懸けて 戦うことも許されず放り出され 55 00:04:46,300 --> 00:04:50,266 将軍 慶喜(よしのぶ)公は いまだ 明治政府に軟禁されたままだ 56 00:04:50,966 --> 00:04:53,966 それは 将軍 慶喜公の決めたこと 57 00:04:54,033 --> 00:04:56,500 何のために その決断がなされたか 58 00:04:56,566 --> 00:04:58,266 知らぬわけでは ないでござろう 59 00:04:59,733 --> 00:05:03,300 江戸を守るためか? きれい事だ! 60 00:05:03,366 --> 00:05:05,633 全ては 勝のたくらみだ 61 00:05:05,700 --> 00:05:08,633 ヤツは 維新後も のうのうと平穏に暮らしている 62 00:05:08,700 --> 00:05:11,666 徳川の ばく大な隠し金を 使ってな! 63 00:05:11,733 --> 00:05:12,833 とりゃ~! 64 00:05:23,966 --> 00:05:25,933 (柴田)それは 本当なのか? 65 00:05:30,066 --> 00:05:33,666 無血開城(むけつかいじょう)は慶喜公のお考え ではなかったのか? 66 00:05:35,066 --> 00:05:37,000 (謎の男)そればかりではない 67 00:05:37,066 --> 00:05:40,700 勝海舟は 将軍から預かるという名目で 68 00:05:40,766 --> 00:05:44,166 徳川の ばく大な財産を手に入れた 69 00:05:44,233 --> 00:05:46,466 だが 実際はどうだ? 70 00:05:46,533 --> 00:05:50,900 将軍は いまだ政府に軟禁され 自由のない身 71 00:05:50,966 --> 00:05:53,166 金は 勝の思いのままだ 72 00:05:54,133 --> 00:05:55,666 (柴田)うう… う… 73 00:06:00,533 --> 00:06:02,500 うっ 何だったのだ? 74 00:06:02,566 --> 00:06:06,900 この10年 屈辱に耐え忍んで 生きてきたのは 何のためだ! 75 00:06:06,966 --> 00:06:08,233 おのれ! 勝! 76 00:06:08,300 --> 00:06:13,966 (謎の男) 待て! 今 勝を斬ったところで 何にも なりはしまい 77 00:06:14,033 --> 00:06:18,033 それに 見たところ 刀も持ち合わせていない様子 78 00:06:19,533 --> 00:06:22,366 勝の裏切りの証拠もなく 79 00:06:22,433 --> 00:06:26,000 ただの私怨ゆえと思われるのは 本意ではないだろう 80 00:06:26,933 --> 00:06:29,133 私に考えがある 81 00:06:29,200 --> 00:06:32,100 勝への度重なる恨みを晴らし 82 00:06:32,166 --> 00:06:35,000 お前の未来を切り開いてやろう 83 00:06:41,233 --> 00:06:42,500 どうしろというのだ? 84 00:06:44,100 --> 00:06:46,933 私の言うとおりにすればいい 85 00:06:48,566 --> 00:06:50,000 あんたは いったい? 86 00:06:54,200 --> 00:06:55,933 (柴田)ふっ! ふっ! うっ… 87 00:06:56,000 --> 00:06:58,166 あの屈辱 二度と繰り返さぬ! 88 00:07:00,800 --> 00:07:03,000 (左之助)うっ! (男3)はあっ! うっ! 89 00:07:03,066 --> 00:07:04,033 たあ~! 90 00:07:04,466 --> 00:07:06,666 (男4)うっ… ああ… 91 00:07:07,433 --> 00:07:08,866 (薫)ふっ! はっ… 92 00:07:10,066 --> 00:07:11,033 逸子さん! 93 00:07:13,266 --> 00:07:15,033 おい! どうなんだよ? 94 00:07:16,033 --> 00:07:17,033 うっ… 95 00:07:23,500 --> 00:07:24,866 ホントに死んじまったのかよ 96 00:07:25,333 --> 00:07:26,600 (柴田)ふっ ふん! ふっ! 97 00:07:28,166 --> 00:07:29,200 (剣心)勝殿は 98 00:07:29,266 --> 00:07:31,366 お主が思っているような 人物ではござらん! 99 00:07:32,100 --> 00:07:34,633 あっ… はあ はあ… 100 00:07:34,700 --> 00:07:36,466 お前に 何が分かる? 101 00:07:36,533 --> 00:07:40,133 幕末の頃より これまで 我々が どんな思いで生きてきたか! 102 00:07:40,433 --> 00:07:42,000 (男5)どわっ! 103 00:07:42,966 --> 00:07:43,866 うう… ぐっ… 104 00:07:46,133 --> 00:07:47,900 生きるのが つらかったのが 105 00:07:47,966 --> 00:07:49,100 てめえだけだと思うなよ! 106 00:07:49,833 --> 00:07:50,533 左之… 107 00:07:50,600 --> 00:07:52,100 残ってるのは お前だけだぜ 108 00:07:55,566 --> 00:07:57,600 紅葵も これで しまいだ 109 00:07:58,000 --> 00:08:00,066 ううっ くっ… 110 00:08:02,033 --> 00:08:04,666 もはや 私には この道しかない 111 00:08:04,733 --> 00:08:06,833 うお~! 112 00:08:06,900 --> 00:08:09,033 (柴田)ぐっ… ぐあ~! 113 00:08:10,533 --> 00:08:12,033 あっ… 114 00:08:17,166 --> 00:08:18,033 (逸子)大五郎… 115 00:08:24,866 --> 00:08:25,866 うっ… 116 00:08:28,366 --> 00:08:28,866 はっ… 117 00:08:30,033 --> 00:08:30,633 (大五郎)あ… 118 00:08:37,832 --> 00:08:39,466 逸子お嬢さん…? 119 00:08:39,533 --> 00:08:40,765 大五郎! 120 00:08:40,832 --> 00:08:43,400 あれ? あっ… 121 00:08:43,466 --> 00:08:44,700 僕 どうしたんですか? 122 00:08:45,266 --> 00:08:47,466 おいおい ケガは大丈夫なのか? 123 00:08:48,333 --> 00:08:50,600 ケガって… あっ! 124 00:08:50,666 --> 00:08:52,466 (大五郎)あ痛ったった~! (逸子)ああ! 125 00:08:53,366 --> 00:08:54,000 うん? 126 00:08:55,866 --> 00:08:59,900 ああ! 先生にもらった大事な本が! 127 00:08:59,966 --> 00:09:00,800 もしかして? 128 00:09:00,866 --> 00:09:03,400 その本のおかげで助かったの? 129 00:09:03,466 --> 00:09:04,300 (弥彦)アハハ (薫)フフ… 130 00:09:04,366 --> 00:09:06,566 (弥彦)悪運の強いヤツだ! (薫)ホント! 131 00:09:07,300 --> 00:09:09,066 え? あっ そうか! 132 00:09:09,700 --> 00:09:11,033 僕… 133 00:09:12,500 --> 00:09:14,166 (大五郎)う… うう… (逸子)あっ! 134 00:09:15,100 --> 00:09:17,600 大熊殿 無事で何よりでござる 135 00:09:17,666 --> 00:09:19,900 ヒヤヒヤさせるなよ ったく… 136 00:09:19,966 --> 00:09:22,400 ほら しっかりしろよ 137 00:09:22,466 --> 00:09:24,033 はあ… 138 00:09:25,433 --> 00:09:27,033 逸子お嬢さん? 139 00:09:27,833 --> 00:09:29,533 心配したんだから! 140 00:09:29,600 --> 00:09:32,100 は はい すいません… 141 00:09:32,166 --> 00:09:36,266 でも ありがとう 助けに来てくれて! 142 00:09:36,333 --> 00:09:37,033 (大五郎)あ… 143 00:09:37,966 --> 00:09:39,033 え? 144 00:09:39,866 --> 00:09:41,033 あ… 145 00:09:45,166 --> 00:09:46,966 (足音) 146 00:09:47,033 --> 00:09:47,733 うん? 147 00:09:50,333 --> 00:09:51,233 何だ? 148 00:09:55,766 --> 00:09:57,766 (警察署長)緋村さん! (剣心)署長殿 149 00:09:57,833 --> 00:09:59,000 これは いったい? 150 00:10:00,366 --> 00:10:03,000 それは こちらが聞きたいくらいです 151 00:10:04,300 --> 00:10:06,366 警察に 通報がありまして 152 00:10:06,433 --> 00:10:07,966 誰が知らせたんだ? 153 00:10:08,033 --> 00:10:10,866 俺たちが せっかく 秘密で動いてたってのに 154 00:10:10,933 --> 00:10:13,100 その通報 誰からでござるか? 155 00:10:13,700 --> 00:10:15,566 それが 分からんのです 156 00:10:15,633 --> 00:10:16,966 ここに若い娘さんが 157 00:10:17,033 --> 00:10:20,700 監禁されているという旨の手紙が 届けられまして… 158 00:10:20,766 --> 00:10:21,633 それも2通も! 159 00:10:22,333 --> 00:10:23,666 “2通”? 160 00:10:23,733 --> 00:10:25,966 (柴田)フフフ ハハハ… 161 00:10:26,033 --> 00:10:29,166 自分は来ずに 警察に知らせるとはな 162 00:10:29,233 --> 00:10:33,733 娘の命より 自分の身と金が大事なのだ 163 00:10:33,800 --> 00:10:35,100 勝は そういう男だ! 164 00:10:38,466 --> 00:10:40,233 先生は そんな人ではありません! 165 00:10:41,066 --> 00:10:41,800 うん? 166 00:10:42,400 --> 00:10:44,666 (大五郎)先生は いつも おっしゃっています 167 00:10:44,733 --> 00:10:48,566 自分は 多くの命が失われた時代を 生き残った 168 00:10:48,633 --> 00:10:52,733 だからこそ これからの時代に 責任を持たなければ ならないと! 169 00:10:55,133 --> 00:10:55,933 (警官)おい! 170 00:11:01,800 --> 00:11:04,633 とにかく 後は警察に任せましょう 171 00:11:04,700 --> 00:11:06,800 でも 大丈夫なんでしょうか? 172 00:11:06,866 --> 00:11:10,233 ただでさえ 先生は 政府に にらまれていらっしゃるのに 173 00:11:10,300 --> 00:11:14,066 (左之助) そのぐらい あのじいさんなら なんとかするって 174 00:11:14,133 --> 00:11:15,966 剣心 どうしたの? 175 00:11:16,033 --> 00:11:18,300 そうだぜ これで 一件落着だろ? 176 00:11:19,933 --> 00:11:22,300 通報は 2通あったと言ったでござろう 177 00:11:22,833 --> 00:11:25,933 ええ 誰が知らせてくれたのでしょう? 178 00:11:26,000 --> 00:11:29,200 (左之助) まだ 来ねえとこみると 1通は じいさんだろ? 179 00:11:29,266 --> 00:11:31,400 じゃあ 残りの1通は? 180 00:11:32,533 --> 00:11:33,000 (剣心)はっ! 181 00:11:34,000 --> 00:11:34,933 剣心? 182 00:11:35,766 --> 00:11:36,933 勝殿! 183 00:11:59,266 --> 00:12:02,000 (勝 海舟) やっぱり お前さんだったのかい 184 00:12:02,733 --> 00:12:03,200 (大久保鉄馬(おおくぼてつま))あ! 185 00:12:14,466 --> 00:12:15,633 先生… 186 00:12:15,700 --> 00:12:18,333 (海舟) 探し物は そこには ないぜ 187 00:12:20,133 --> 00:12:23,766 おいらの性分は お前は よく分かってるもんな 188 00:12:24,666 --> 00:12:25,466 ふっ 189 00:12:27,100 --> 00:12:30,433 娘が人質にされようが おいらが そう簡単に 190 00:12:30,500 --> 00:12:33,600 隠し金の在りかを しゃべったりするはずがない 191 00:12:34,233 --> 00:12:35,933 だとすりゃ 残る手は 192 00:12:36,000 --> 00:12:38,800 どこかにあるだろう 在りかを記した地図だ 193 00:12:39,833 --> 00:12:43,633 そいつが ここにあることを お前は知っていたんだろう? 194 00:13:06,066 --> 00:13:08,866 (海舟)おいらが 逸子を助けに行ってる隙に 195 00:13:08,933 --> 00:13:11,966 うちの中を探せば 見つかると踏んだんだろうが 196 00:13:12,033 --> 00:13:15,100 頭の切れるお前にしちゃ マズいな 197 00:13:16,433 --> 00:13:22,266 う… お前の気概と才能を おいらは買ってた 198 00:13:22,333 --> 00:13:27,100 お前なら 今の迷走する政府を しょって立つことができるとな 199 00:13:27,966 --> 00:13:31,033 くっ… その政府を立て直し 200 00:13:31,100 --> 00:13:33,300 私が 実権を握るには 201 00:13:33,366 --> 00:13:35,466 どうしても 徳川の隠し金が要るんです! 202 00:13:36,766 --> 00:13:39,433 政府の役人に言われたのか? 203 00:13:39,500 --> 00:13:42,500 もうすぐ 政府内の人事が発表になります 204 00:13:42,566 --> 00:13:45,300 それまでに 徳川の隠し金を引き渡せば 205 00:13:45,366 --> 00:13:47,566 私の地位は更に上がる! 206 00:13:47,633 --> 00:13:49,700 政治に大きな影響力が 持てるのです! 207 00:13:50,500 --> 00:13:53,466 フッ 今の政府は そこまで 腐ってるのか 208 00:13:53,900 --> 00:13:55,833 だからこそ 私が! 209 00:13:56,966 --> 00:14:00,266 鉄馬 お前にも あの金は渡せねえ! 210 00:14:01,700 --> 00:14:03,133 先生に お話ししても 211 00:14:03,200 --> 00:14:05,766 絶対に渡してはもらえないことは 分かっていました 212 00:14:07,566 --> 00:14:08,766 それで どうする? 213 00:14:17,700 --> 00:14:20,766 力ずくでも 徳川の隠し金は 渡していただきます! 214 00:14:21,633 --> 00:14:24,500 それでも お前は おいらの弟子だ 215 00:14:24,566 --> 00:14:26,733 せめて おいらの手で…! 216 00:14:26,800 --> 00:14:29,733 先生 無駄なことはやめてください 217 00:14:29,800 --> 00:14:30,400 地図はどこです? 218 00:14:31,633 --> 00:14:33,433 どうしても 欲しければ 219 00:14:33,500 --> 00:14:36,633 この海舟の命を 取ってからにしろ! 220 00:14:57,366 --> 00:15:01,300 勝殿 あなたは その剣を 抜いては いけないでござる 221 00:15:01,366 --> 00:15:02,000 緋村殿! 222 00:15:02,066 --> 00:15:02,966 お前は…! 223 00:15:03,966 --> 00:15:06,066 (剣心)逸子殿は 無事でござる (海舟)うん? 224 00:15:07,100 --> 00:15:07,600 父上! 225 00:15:08,500 --> 00:15:10,100 逸子! はあ… 226 00:15:11,766 --> 00:15:14,466 これ以上 事を荒だてることもあるまい 227 00:15:14,533 --> 00:15:15,166 剣を引け 228 00:15:15,633 --> 00:15:17,000 ぐっ ぐ… 229 00:15:18,600 --> 00:15:19,233 鉄馬さん… 230 00:15:19,933 --> 00:15:21,733 は… くっ! 231 00:15:26,333 --> 00:15:27,000 はっ 232 00:15:29,266 --> 00:15:31,066 私は 間違っていない! 233 00:15:31,133 --> 00:15:34,733 私の理想のためには どうしても 金が必要なのだ! 234 00:15:34,800 --> 00:15:36,566 (海舟)鉄馬! (逸子)鉄馬さん! 235 00:15:41,600 --> 00:15:45,233 なぜ 勝殿が お主のたくらみに 気付いていながら 236 00:15:45,300 --> 00:15:47,266 一人 ここで お主を待っていたか 237 00:15:48,200 --> 00:15:51,333 勝殿の心が分からぬ お主ではあるまい 238 00:15:53,533 --> 00:15:54,633 黙れ! 239 00:15:55,000 --> 00:15:55,966 はあ~! 240 00:15:58,033 --> 00:15:58,966 (鉄馬)うっ… 241 00:16:03,566 --> 00:16:05,833 (鉄馬)はっ! ふっ! 242 00:16:05,900 --> 00:16:07,400 はっ! はっ! 243 00:16:07,466 --> 00:16:09,333 はっ! はあっ! ふっ! 244 00:16:09,900 --> 00:16:11,333 見たこともねえ 剣術だ! 245 00:16:11,400 --> 00:16:12,066 剣心! 246 00:16:12,500 --> 00:16:14,566 (鉄馬)はっ! ふっ! はっ! 247 00:16:16,033 --> 00:16:17,100 勝負あったな 248 00:16:17,166 --> 00:16:18,033 はあ~! 249 00:16:18,733 --> 00:16:20,033 ぐあ~ ああ! 250 00:16:27,300 --> 00:16:27,966 うん? 251 00:16:28,533 --> 00:16:30,000 はあっ はあっ… 252 00:16:31,600 --> 00:16:33,266 私は… 253 00:16:33,333 --> 00:16:36,000 こんな所で 終わる男ではない! 254 00:16:37,400 --> 00:16:38,466 (大五郎)はっ! 255 00:16:39,666 --> 00:16:42,000 それは 僕も よく知っています! 256 00:16:42,600 --> 00:16:46,366 だからこそ 鉄馬さんに こんなことしてほしくないんです 257 00:16:46,800 --> 00:16:48,066 どけ! 大五郎! 258 00:16:48,933 --> 00:16:50,133 (大五郎)どきません! (鉄馬)どけ! 259 00:16:50,833 --> 00:16:51,500 どきません! 260 00:16:52,033 --> 00:16:53,033 (銃声) 261 00:16:53,100 --> 00:16:53,533 (大五郎)くっ! 262 00:16:53,600 --> 00:16:55,700 (銃声) 263 00:16:58,500 --> 00:16:59,000 (鉄馬)はっ… 264 00:16:59,633 --> 00:17:02,833 お願いです やめてください 鉄馬さん 265 00:17:02,900 --> 00:17:05,233 あなたは こんなことをしては いけない 266 00:17:05,300 --> 00:17:06,066 いけないんです! 267 00:17:07,066 --> 00:17:10,566 (大五郎)あなたは 僕の目標であり 憧れなんです 268 00:17:10,633 --> 00:17:13,032 僕は知っています 鉄馬さん 269 00:17:13,098 --> 00:17:15,133 先生が教えてくださったことを 270 00:17:15,200 --> 00:17:17,800 誰よりも理解していたのは あなたです! 271 00:17:17,866 --> 00:17:19,800 そして 誰よりも大きな 272 00:17:19,866 --> 00:17:22,300 大きな理想を持っていたのも あなたです 273 00:17:22,366 --> 00:17:23,032 それは 決して 274 00:17:23,098 --> 00:17:26,032 お金に代えられるような ものではないはずです! 275 00:17:28,333 --> 00:17:32,533 それを一番よく知ってるのは やはり 鉄馬さん 276 00:17:32,600 --> 00:17:34,033 あなたじゃないですか! 277 00:17:34,100 --> 00:17:36,500 理想を捨てないでください! 278 00:17:36,566 --> 00:17:39,033 そして 先生を… 279 00:17:39,100 --> 00:17:41,566 逸子さんを 悲しませないでください… 280 00:17:43,666 --> 00:17:44,466 大五郎… 281 00:18:07,200 --> 00:18:10,366 (剣心) そうでござるか 鉄馬殿は… 282 00:18:10,433 --> 00:18:13,633 (逸子) ええ 罪を償ってやり直したいって 283 00:18:14,233 --> 00:18:17,533 (剣心) 鉄馬殿は 心のどこかでは 自分のやっていることが 284 00:18:17,600 --> 00:18:20,100 正しくないことは 分かっていたのでござろう 285 00:18:20,166 --> 00:18:24,966 それ故 そのことを 勝殿や逸子殿に知られるのを 286 00:18:25,033 --> 00:18:26,133 恐れたのでござる 287 00:18:27,000 --> 00:18:29,466 だから 紅葵を組織したり 288 00:18:29,533 --> 00:18:33,366 あんな面倒な計画を立ててまで 地図を盗もうとしていたのね 289 00:18:34,666 --> 00:18:38,133 誰よりも大きな理想を 持つがゆえの苦悩か 290 00:18:38,866 --> 00:18:40,500 理想は大きいが 291 00:18:40,566 --> 00:18:42,566 苦悩はなさそうなヤツもいるぜ 292 00:18:42,633 --> 00:18:45,600 (薫たち)うん? (弥彦)これ 面白そうな本だな 293 00:18:45,666 --> 00:18:49,000 でしょ? それは 地底を探検するお話なんですよ 294 00:18:49,066 --> 00:18:50,600 (弥彦)ふ~ん (逸子)ウフッ 295 00:18:50,666 --> 00:18:52,833 大五郎はあれでいいんです 296 00:18:52,900 --> 00:18:55,200 月へ行くなんて大きな理想 297 00:18:55,266 --> 00:18:58,133 あいつ一人くらい持ってたって いいんじゃないかと 298 00:18:58,200 --> 00:18:59,333 父上も言っていました 299 00:19:00,366 --> 00:19:02,933 なあ 剣心 ちょっと来いよ! 面白いんだぜ 300 00:19:03,533 --> 00:19:05,400 ほ~ どれどれ 301 00:19:07,266 --> 00:19:11,266 ところで 肝心の隠し金の地図は どこに行ったのかしら? 302 00:19:11,333 --> 00:19:13,700 (左之助)さあなあ (逸子)私も知りません 303 00:19:19,500 --> 00:19:22,066 (剣心)大熊殿 その懐の本は? 304 00:19:22,133 --> 00:19:23,766 ああ この本 305 00:19:24,433 --> 00:19:27,633 血で汚れて 読みづらく なってしまったのですが 306 00:19:28,466 --> 00:19:30,933 先生に頂いた本ですし 307 00:19:31,000 --> 00:19:33,400 僕の命を 救ってくれたものですから 308 00:19:33,466 --> 00:19:34,966 手放せなくって 309 00:19:35,033 --> 00:19:38,066 少し 見せてもらっても いいでござるか? 310 00:19:38,133 --> 00:19:39,400 ええ どうぞ 311 00:19:44,033 --> 00:19:44,700 うん? 312 00:19:53,200 --> 00:19:54,366 (剣心)大熊殿 313 00:19:55,533 --> 00:19:58,533 この本は 大切にするといいでござるよ 314 00:19:58,600 --> 00:20:00,933 勝殿の思いが こもっているのでござるから 315 00:20:03,533 --> 00:20:04,366 はい! 316 00:20:10,800 --> 00:20:11,900 (解錠する音) 317 00:20:13,433 --> 00:20:14,933 (警官)柴田 釈放だ! 318 00:20:15,000 --> 00:20:15,566 なんだと? 319 00:20:16,266 --> 00:20:18,300 (警官)首謀者が自首してきた 320 00:20:18,366 --> 00:20:20,033 全て そいつの計画で 321 00:20:20,100 --> 00:20:23,200 紅葵の連中は 何も知らないと証言したんだ 322 00:20:24,066 --> 00:20:26,433 勝家からも嘆願書が出ていてな 323 00:20:26,500 --> 00:20:27,966 特別な計らいだ 324 00:20:38,033 --> 00:20:39,966 (鉄馬)すまなかった… (柴田)う… 325 00:20:55,300 --> 00:20:56,833 ううっ うう… 326 00:21:09,366 --> 00:21:11,000 すまねえな 327 00:21:11,066 --> 00:21:14,100 今回のこと すべて おいらの責任だ 328 00:21:14,166 --> 00:21:15,633 あいつも許してやってくれ 329 00:21:16,466 --> 00:21:17,200 うっ 330 00:21:18,666 --> 00:21:24,300 だが 無血開城のことについては 謝らねえよ 331 00:21:24,366 --> 00:21:28,300 あの時は あれが おいらにできる最善のことだった 332 00:21:28,366 --> 00:21:31,766 今も それは 間違っちゃいねえと思ってる 333 00:21:33,566 --> 00:21:34,266 勝… 334 00:21:34,733 --> 00:21:38,300 だからこそ おいらに責任がある 335 00:21:38,366 --> 00:21:41,166 死ぬより先に やるべきことをやる 336 00:21:41,233 --> 00:21:44,900 それが この明治の世に対する おいらなりのけじめよ 337 00:21:49,033 --> 00:21:53,600 お前さんも そのうち 気が向いたら尋ねてきてくんな 338 00:21:53,666 --> 00:21:54,966 待ってるぜ 339 00:22:12,233 --> 00:22:13,900 (逸子)帰るわよ 大五郎 340 00:22:13,966 --> 00:22:16,933 あんまり 遅くなると また 父上に怒られるから 341 00:22:17,000 --> 00:22:18,000 (大五郎)は はい! 342 00:22:19,066 --> 00:22:20,500 (逸子)お邪魔しました 343 00:22:20,566 --> 00:22:22,300 勝殿に よろしく 344 00:22:22,366 --> 00:22:24,800 (大五郎) はい では… あっ 逸子お嬢さん! 345 00:22:24,866 --> 00:22:27,266 待ってください! ああ~ うわっ…! 346 00:22:27,333 --> 00:22:28,333 (弥彦)あ~あ… 347 00:22:45,633 --> 00:22:51,633 ♪~ 348 00:25:02,800 --> 00:25:08,800 ~♪ 349 00:25:13,866 --> 00:25:17,066 (薫) 道場に響く 真新しい竹刀の音 350 00:25:17,133 --> 00:25:20,300 医術の国から帰ってきた もう一人の門下生 351 00:25:20,366 --> 00:25:23,833 突然の再会 そして 新しい出会い 352 00:25:23,900 --> 00:25:25,166 だが その背後には 353 00:25:25,233 --> 00:25:28,166 世界をも なめ尽くす暗雲が 迫っていた 354 00:25:29,433 --> 00:25:30,133 次回… 355 00:25:33,800 --> 00:25:35,066 ご期待ください