1 00:00:10,634 --> 00:00:16,901 かつて光り輝く3人の英雄が 天から降り立った地 三璃紗 2 00:00:17,000 --> 00:00:19,367 神話に“三侯”と呼ばれる彼らは 3 00:00:19,467 --> 00:00:22,667 三位一体となって 世界を平定すると 4 00:00:23,033 --> 00:00:25,701 1人は太陽となって世界を照らし 5 00:00:26,200 --> 00:00:28,868 1人は月となって世界を癒し 6 00:00:29,567 --> 00:00:33,534 1人は海となって 世界を育んだのであった 7 00:00:35,567 --> 00:00:39,167 やがて 遥かな時が流れ… 8 00:00:40,767 --> 00:00:44,167 三璃紗 闇に包まれしとき 9 00:00:44,267 --> 00:00:47,834 三侯の魂やどりし輝けるガンダム 10 00:00:47,934 --> 00:00:50,434 聖印たる玉璽の導きを受け 11 00:00:50,534 --> 00:00:53,100 ここに闇を打ち払わん… 12 00:00:53,200 --> 00:00:55,801 三璃紗神話「G記」より 13 00:00:56,701 --> 00:01:01,167 後に“三国伝”と呼ばれる 風雲豪傑の時代 14 00:01:01,267 --> 00:01:05,467 その時代が今 三璃紗に訪れようとしていた… 15 00:01:22,934 --> 00:01:25,901 虎牢関をついに落としましたか 16 00:01:26,934 --> 00:01:30,868 その先にある運命は 果たして… 17 00:01:33,534 --> 00:01:35,934 「炎上! 光の都」 18 00:01:52,400 --> 00:01:52,767 んっ 19 00:02:00,167 --> 00:02:04,234 この都を覆っている 闇の正体は何なのか? 20 00:02:04,334 --> 00:02:05,834 頼みましたよ 21 00:02:10,267 --> 00:02:11,267 何っ? 22 00:02:11,701 --> 00:02:15,567 あの難攻不落の虎牢関が 突破されただと? 23 00:02:15,667 --> 00:02:16,467 はっ 24 00:02:16,501 --> 00:02:20,033 ええいっ 呂布は一体 何をしておったのじゃ? 25 00:02:20,167 --> 00:02:22,801 孫堅軍 曹操軍に加え 26 00:02:22,901 --> 00:02:26,334 劉備率いる幽州義勇軍なる者どもが現れ… 27 00:02:26,434 --> 00:02:27,701 徐晃よ 28 00:02:28,300 --> 00:02:30,667 それ以上の弁解は無用 29 00:02:30,767 --> 00:02:33,834 董卓様 次こそは必ずや 30 00:02:36,868 --> 00:02:39,567 ぬうっ 役立たずどもめが! 31 00:02:39,667 --> 00:02:41,801 ひゃー ひゃっひゃっひゃ 32 00:02:42,167 --> 00:02:45,868 戦慄の暴将も 大したことは ありませんな 33 00:02:46,167 --> 00:02:48,567 李儒殿 いかに軍師とはいえ 34 00:02:48,667 --> 00:02:51,767 そのような言葉 呂布将軍に無礼であろう! 35 00:02:51,968 --> 00:02:58,434 負け犬の事などどうでもよい 何か策はあるのか? 李儒よ 36 00:02:58,534 --> 00:03:00,634 ほっほっほっほっ… 37 00:03:00,734 --> 00:03:06,234 恐れながら董卓様 反乱軍はすでに虎牢関を突破して 38 00:03:06,334 --> 00:03:10,901 この雒陽まで すぐに 到達できる距離に迫っております 39 00:03:11,234 --> 00:03:16,767 こうなっては 何よりもまず 敵の攻撃に備えることが先決… 40 00:03:17,300 --> 00:03:21,801 ここは一旦 長安のそばの要塞 郿宇城まで退いて 41 00:03:21,901 --> 00:03:24,434 体勢を立て直すが賢明かと… 42 00:03:24,601 --> 00:03:27,434 何? 長安まで撤退するだと? 43 00:03:27,667 --> 00:03:32,701 李儒 みすみすこの雒陽を 明け渡せと言うのか? 44 00:03:32,934 --> 00:03:35,167 このような古くさい都は 45 00:03:35,167 --> 00:03:39,267 反乱軍の田舎者達に くれてやればよいのです 46 00:03:39,701 --> 00:03:42,834 綺麗さっぱり 焼き払った後で… 47 00:03:43,133 --> 00:03:45,467 焼き払う… だと…? 48 00:03:45,601 --> 00:03:49,801 そ そんなことをしたら 都に住んでいる民はどうなる? 49 00:03:49,901 --> 00:03:54,767 ぐはははっ 民などどうでもよいわっ! 50 00:03:56,467 --> 00:04:02,901 玉璽が我が手にある限り この董卓様がいるところこそが都よ 51 00:04:03,000 --> 00:04:06,100 雒陽の民もどうなってもかまわん! 52 00:04:06,200 --> 00:04:08,133 そうであろう 李儒よ 53 00:04:08,234 --> 00:04:13,000 ひゃっひゃっひゃっひゃ その通りでございます 董卓様! 54 00:04:14,067 --> 00:04:17,200 李儒殿… 董卓様… 55 00:04:17,601 --> 00:04:18,968 ん… 56 00:04:20,067 --> 00:04:23,901 董卓はまるで 何かに取り憑かれたかのようだ… 57 00:04:24,167 --> 00:04:28,167 このまま奴に付き従っていていいのか? 奉先! 58 00:04:28,434 --> 00:04:30,267 ふっ かまわん 59 00:04:30,367 --> 00:04:34,701 戦いで失った面目は 戦いで晴らすまでのことよ 60 00:04:34,834 --> 00:04:38,667 ふっ… あくまで修羅の道を突き進むか… 61 00:04:55,634 --> 00:05:01,901 聞け! 我が部下達よ 我らはこれより郿宇城へ移る 62 00:05:03,067 --> 00:05:07,100 その前に! 雒陽の都に火を放て! 63 00:05:07,200 --> 00:05:10,334 そこにある すべてを焼き払うのじゃ! 64 00:05:10,534 --> 00:05:13,334 おおー 65 00:05:28,968 --> 00:05:30,601 なるほど… 66 00:05:30,701 --> 00:05:34,200 この都を包んでいる黒い瘴気と闇の気配 67 00:05:34,300 --> 00:05:38,868 そのすべては董卓が手にした 玉璽のせいだったのですか… 68 00:05:38,968 --> 00:05:40,234 貴様 何者だ? 69 00:05:40,334 --> 00:05:40,901 なっ! 70 00:05:41,067 --> 00:05:43,501 怪しい奴だ! 名を名乗れ! 71 00:05:45,033 --> 00:05:47,667 私はただの旅人… 72 00:05:47,767 --> 00:05:51,367 残念ですが あなた方に名乗る名などありません 73 00:05:51,767 --> 00:05:53,400 ならば捕まえるまでだ! 74 00:05:53,501 --> 00:05:54,300 おおー 75 00:05:54,467 --> 00:05:55,267 やあー 76 00:05:59,234 --> 00:06:00,300 な なんだ? 77 00:06:00,701 --> 00:06:03,234 う 上だ! 飛んでる! 78 00:06:03,534 --> 00:06:06,534 受けるがいい 爆凰烈羽! 79 00:06:08,200 --> 00:06:09,734 ぐあっ 80 00:06:10,801 --> 00:06:11,434 うっ 81 00:06:12,534 --> 00:06:13,334 うっ 82 00:06:16,767 --> 00:06:21,467 ふっ… この都の闇の原因は分かりました 83 00:06:21,567 --> 00:06:24,000 となると次の一手は… 84 00:06:44,968 --> 00:06:49,534 つまり G記によれば 玉璽を手にしたものには 85 00:06:49,634 --> 00:06:53,067 この三璃紗を支配する力が宿る ということなのです! 86 00:06:53,200 --> 00:06:54,367 おおお! 87 00:06:54,467 --> 00:06:55,801 そうか そうか 88 00:06:56,067 --> 00:06:57,467 聞いたか 弟よ 89 00:06:57,567 --> 00:06:59,467 聞きましたか 兄上 90 00:06:59,567 --> 00:07:04,267 司馬懿よ! その玉璽は今 董卓の手にあるのだな? 91 00:07:04,567 --> 00:07:06,968 はい 間違いありません 92 00:07:07,167 --> 00:07:08,934 そうだったのですか 93 00:07:09,033 --> 00:07:13,534 つまり つまり 私達がその玉璽を手に入れたならば… 94 00:07:13,634 --> 00:07:16,968 この三璃紗は わしらが支配することになる 95 00:07:17,067 --> 00:07:19,033 そういうことだな 弟よ! 96 00:07:19,133 --> 00:07:20,701 はいっ 兄上! 97 00:07:21,100 --> 00:07:24,934 司馬懿 その玉璽は誰でも手にできるのか? 98 00:07:25,033 --> 00:07:30,200 いいえ 神話によれば 玉璽を手にする資格があるのは 99 00:07:30,300 --> 00:07:34,000 三侯の魂を受け継ぐ者のみ と伝えられています 100 00:07:34,567 --> 00:07:38,267 そして その英雄が玉璽を手にした時 101 00:07:38,367 --> 00:07:41,834 天より伝説の力が 舞い降りるとのことです 102 00:07:42,100 --> 00:07:43,934 伝説の力だって? 103 00:07:44,033 --> 00:07:47,601 はい その名は天玉鎧… 104 00:07:47,701 --> 00:07:51,868 天玉鎧… 名前は聞いたことがあるが… 105 00:07:52,467 --> 00:07:57,234 玉璽 光り輝く時 天より神器は降臨す 106 00:07:57,334 --> 00:08:01,033 すなわち三侯駆りたる天玉の鎧 107 00:08:02,167 --> 00:08:08,200 これこそ天玉鎧 G記に伝わる最大にして最強の力 108 00:08:08,300 --> 00:08:12,167 その力は国を滅ぼすほどだと 伝えられております 109 00:08:12,400 --> 00:08:14,767 そ そんな力が… 110 00:08:15,067 --> 00:08:17,801 玉璽の力はあまりに強大 111 00:08:17,901 --> 00:08:21,367 それゆえに その資格のない者に玉璽が渡れば 112 00:08:21,467 --> 00:08:23,934 大変な悲劇が起きる 113 00:08:24,033 --> 00:08:27,300 G記にはそのようなことも 書かれております 114 00:08:27,501 --> 00:08:30,701 ならば これ以上 一刻たりとも董卓の手に 115 00:08:30,801 --> 00:08:33,567 玉璽を握らせておくわけにはいかぬ 116 00:08:33,901 --> 00:08:36,067 天玉鎧の力が真なら 117 00:08:36,167 --> 00:08:39,167 絶対に悪用されることだけは 避けねばならん 118 00:08:39,267 --> 00:08:44,000 そうだ! 三璃紗の地に今以上の悲劇を 起すわけにはいかない! 119 00:08:44,100 --> 00:08:46,601 何をぐずぐずしているのだ お前達! 120 00:08:46,701 --> 00:08:48,501 さあ 出陣ですよ! 121 00:08:48,667 --> 00:08:52,501 今から雒陽を攻撃して董卓を倒すのだ! 122 00:08:52,601 --> 00:08:55,067 そして 玉璽を我が手に 123 00:08:55,200 --> 00:08:57,868 その通り! さあ 私の! 124 00:08:57,968 --> 00:08:59,033 わしの! 125 00:08:59,133 --> 00:09:03,467 素敵な未来へ 連合軍出撃! 126 00:09:21,100 --> 00:09:22,100 ふん… 127 00:09:25,300 --> 00:09:27,434 あの坂を超えれば雒陽だ 128 00:09:27,601 --> 00:09:29,534 な… えっ 129 00:09:30,601 --> 00:09:31,400 んん? 130 00:09:36,868 --> 00:09:38,200 ん… あれは…? 131 00:09:38,801 --> 00:09:40,534 どうした? なっ 132 00:09:40,901 --> 00:09:41,801 何? 133 00:09:45,901 --> 00:09:47,701 あっ あ… 134 00:09:48,367 --> 00:09:50,434 あー 135 00:09:50,534 --> 00:09:52,067 た… 助けてくれ… 136 00:09:52,467 --> 00:09:54,534 あ あ ああ… 137 00:09:56,267 --> 00:09:57,968 あ ああ… 138 00:09:58,067 --> 00:09:59,167 わあー 139 00:10:02,667 --> 00:10:05,334 空が… 紅い 140 00:10:05,834 --> 00:10:08,534 雒陽が… 燃えている! 141 00:10:08,767 --> 00:10:10,734 董卓がこれを… 142 00:10:10,834 --> 00:10:13,167 おのれ 非道なり! 143 00:10:13,400 --> 00:10:16,434 許さんぞ 董卓! 144 00:10:16,868 --> 00:10:18,400 ああ… 145 00:10:18,501 --> 00:10:20,033 わあ… 146 00:10:20,400 --> 00:10:22,167 燃えろ 燃えろ! 147 00:10:22,267 --> 00:10:25,834 都も民も すべて燃え尽きるのじゃ 148 00:10:26,000 --> 00:10:32,834 ぐははははは… ふははははは… 149 00:11:56,234 --> 00:11:58,133 江東の虎が吠える 150 00:11:58,234 --> 00:12:02,634 次回 SDガンダム三国伝 「孫堅死す」